JP4457724B2 - 合成画像生成方法及び合成画像生成装置並びに合成画像生成プログラム - Google Patents

合成画像生成方法及び合成画像生成装置並びに合成画像生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル写真アルバム等のように、任意に選択した複数の素材画像を背景画像上にレイアウトして1つの合成画像を生成するための合成画像生成方法及び合成画像生成装置並びに合成画像生成プログラムに関するものである。
近年、デジタルスチルカメラ(以下、適宜「デジカメ」と称す)が広く普及し、気軽に撮影することが多くなった。また、メモリカード等のデジカメ用の画像記憶媒体の大容量化が進み、ユーザは多くの画像を撮影し、保持できるようになってきた。
また、パソコン(PC)やプリンタの高性能・低価格化に伴い、一般ユーザであってもデジカメ等で撮影したデジタル画像の保存、加工、印刷等も簡単に楽しめるようになってきている。
さらに、パソコン上で起動する画像編集ソフトウェアのなかには、ユーザ等がパソコン等に保存しておいた複数の素材画像のなかからいくつかの画像を任意に選択し、選択した画像を所定の背景画像上に自由にレイアウトした、いわゆるデジタル写真アルバム等のような合成画像を容易に作成できるようなものも提供されてきている。
また、このように複数の画像を1つの背景画像上にレイアウトするには、ユーザが一定のデザインコンセプトに基づいて行うのが通常であるが、このレイアウトを自動的に決定するような提案がなされている。
例えば、以下の特許文献1では、遺伝的アルゴリズムを用いて、複数ページに複数の画像をレイアウトするものであり、レイアウトする画像のバランス、間隔、年代等のプレファレンスなどを評価し、遺伝的アルゴリズムを用いてレイアウトを自動的に決定するようにしている。
特開2002−288669号公報
ところで、このように複数の画像を1つの背景画像上にレイアウトして合成画像を作成した合成画像として、「ウォーリー氏を探せ(登録商標)」等のように、似通った容姿をした多数のキャラクタが1つの背景画像上に所狭しと登場し、この中からある特定のキャラクタ(「ウォーリー氏」)を探し出すといった、ゲーム性や楽しみを付加した合成画像が提案されている。
このような合成画像で優れたゲーム性や楽しみを発揮するには、多くの経験や優れたレイアウト(デザイン)センスが要求され、誰でも簡単にある一定以上のゲーム性や楽しみを付加した合成画像を作成するのは容易ではない。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、画像ごとの誘目度を利用して特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも容易に生成できる新規な合成画像生成方法及び合成画像生成装置並びに合成画像生成プログラムを提供するものである。
〔発明1〕上記課題を解決するために発明1の合成画像生成方法は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出し、その誘目度に基づいて前記各素材画像を前記背景画像上に配置してから当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とするものである。
このように本発明は、「誘目度」という、いわゆる、通常の人間の視線が自然と集まる注目の度合いのパラメータを用い、各素材画像ごとに算出した誘目度に基づいてそれら各素材画像を前記背景画像上に配置して合成画像を生成するようにしたものである。
従って、例えば、前記のようにある特定の素材画像の誘目度を算出し、その特定の素材画像の周囲に、その特定の画像の誘目度と同じような誘目度をもつ画像や、その特定の画像の誘目度よりも高い誘目度を有する素材画像を選択して配置するようにすれば、その特定の画像を目立たなくするといったことが簡単にできる。
これによって、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。
ここで本発明でいう「誘目度」とは、人間の主観にあったパラメータをいう(以下の合成画像生成方法及び合成画像生成装置並びに合成画像生成装置、実施の形態において同じ)。そして、その算出方法は、例えば、「特開2001−126070号公報(注目領域抽出装置及びそれを用いた自動構図決定装置)」等に詳細に開示されており、ここでは、その概要について説明する。
「注目領域」の算出のために、原画像の物理的特徴に従って「誘目度」を評価する。「注目領域」の算出は、評価結果から一番目立つ領域を「注目領域」として抽出する。つまり、「注目領域」の評価の際は、物理的特徴に従って人間の主観にあった評価をするので、人間の主観に適合した「注目領域」を抽出することができる。
例えば、物理的特徴が色の異質度を含む場合、各領域の色の違いに基づいて「誘目度」を評価することができる。
また、物理的特徴が色の異質度に加えて形の異質度、面積の異質度及びテクスチャ(模様)の異質度をさらに含むので、この4つの異質度の少なくとも1つの異質度に基づいて「誘目度」を評価すれば、原画像の特徴に応じて的確に「誘目度」を評価することができる。
また、色の3要素(色相、彩度、明度)についても評価する場合であれば、人間の主観による目立つ色(赤色)に近い領域を最も目立つ領域と評価することができる。
さらに、空間周波数や原画像における各領域の面積についても評価すれば、最も目立つ領域の評価をさらに的確に判断することができる。
そして、この「誘目度」の評価は、以下の手順により行う。
(1)先ず最初に対象となる原画像を領域分割する。この場合、原画像を図領域と絵領域とに分割する。この分割の方法には、1997IEEEにおいてW.Y.MaやB.S.Manjunathらが「EdgeFlow:A Framework of Boundary Detection and Image Segmentation」に記載した“edgeflow”に基づく境界検出方法が適用される。
(2)次に、このようにして分割した図領域を抽出し、領域の「誘目度」を評価する。
この「誘目度」の評価は、概略以下のようにして行う。
a.最初に各領域の「異質性誘目度」を求める。この場合、色の異質度、テクスチャの異質度、形の異質度及び面積の異質度を各々求め、それぞれに重み係数を付与して線形結合し、各領域の「異質性誘目度」を求める。
b.次に各領域における「特徴誘目度」を求める。この場合、色の誘目度、空間周波数の誘目度、面積の誘目度を求め、それぞれに重み係数を付与して線形結合し、各領域の「特徴誘目度」を求める。
c.そして最後に、各領域の「異質性誘目度」と「特徴誘目度」を加算し、特徴量統合値を求め、この特徴量統合値を所定のベータ関数により評価して、目的の「誘目度」を算出する。
〔発明2〕また、発明2の合成画像生成方法は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、当該各素材画像のなかから特定の素材画像を選択し、その特定の素材画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置してから、当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、ある特定の画像がその周囲に配置される素材画像に紛れて目立たなくすることが簡単にできるため、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。
〔発明3〕また、発明3の合成画像生成方法は、
発明1又は2に記載に合成画像生成方法において、前記誘目度をテンプレートトリミングマスクを用いて調節するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、前記発明1及び2は、各素材画像本来の「誘目度」に基づいてレイアウトを行うようにしたものであるが、この「誘目度」は、その素材画像に施すトリミング処理によってある程度自由に調節(コントロール)できることが知られている。
従って、本発明は前記各素材画像の全て又はいずれか、あるいは特定の素材画像のみに所定のトリミング処理を行うことで特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。
〔発明4〕また、発明4の合成画像生成方法は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択しておき、その特定の画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上にランダムに配置してから、それら各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、その誘目度に基づいた順位付けを行った後、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるように前記複数の素材画像を繰り返しランダムに配置し直し、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となったときに、当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明は前記発明のように、レイアウト前に予め各素材画像ごとの誘目度を算出しておくのではなく、先ず、特定の画像とこれを含む全ての素材画像をランダムに背景画像上に配置してからそれらの誘目度と順位とを算出し、その特定の画像の周囲に誘目度順位が上位でない、つまり、あまり目立たない素材画像が集まるように配置を繰り返して実行するようにしたものである。
これによって、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、単に各素材画像をランダムに配置することを繰り返し行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、客観性や意外性に優れた斬新な合成画像が得られることになる。
〔発明5〕また、発明5の合成画像生成方法は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択しておき、その特定の画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上にランダムに配置してから、それら各素材画像ごとに、複数のトリミング処理をランダムに行ってから当該各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、その誘目度に基づいた順位付けを行い、その後、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるように前記複数の素材画像を繰り返しランダムに配置し直し、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となったときに、当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明は、発明4の方法に加えて、発明3のようにトリミング処理を用いて、各素材画像や特定の画像の誘目度を人工的にコントロールするようにしたものである。
これによって、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、発明4と同様に、トリミング処理と各素材画像の配置をランダムに繰り返して行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、客観性や意外性により優れた斬新な合成画像が得られることになる。
〔発明6〕また、発明6の合成画像生成方法は、
発明1〜5のいずれかに記載の合成画像生成方法において、前記素材画像は、予め蓄積された複数の画像群のなかから所定の基準に基づいて選択されるようになっていることを特徴とするものである。
このように前記各素材画像をランダムに選択するのではなく、ハードディスク(HDD)等のデータベースに予め蓄積された複数の画像群のなかから所定の基準に基づいて選択すれば、各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
〔発明7〕また、発明7の合成画像生成方法は、
発明1〜6のいずれかに記載の合成画像生成方法において、前記素材画像は、予め蓄積された複数の画像群のなかで、人物顔に相当するもの存在する顔画像であることを特徴とするものである。
これによって、発明6と同様に、人物顔を中心として各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
ここで、予め蓄積された複数の画像群のなかで、「顔画像領域」が存在するか画像を検出するための手法としては、公知の顔画像領域の検出手法をそのまま適用することができる。
例えば、非特許文献「H.A.Rowley、S.Baluja,and T.Kanade、“Neural network−based face detection”IEEE Transactions on Pattern Analysisand Machine Intelligence、vol.20、no.1、pp.23−38、1998」では、顔画像によりニューラルネットを訓練し、顔画像を検出する技術が開示されている。また、「特開平9−171560号公報」では、ある入力画像について、先ず、人物肌色領域の有無を判定し、人物肌色領域に対して自動的にモザイクサイズを決定し、候補領域をモザイク化し、人物顔辞書との距離を計算することにより、人物顔の有無を判定し、人物顔の切り出しを行うことによって背景等の影響による誤抽出を減らし、効率的に画像中から人間の顔を自動的に見つけるようにしている。
また、技術文献「背景と顔の方向に依存しない顔の検出と顔方向の推定(信学技報、PRMU2001−217、pp.87−94(2002−01)、荒木佑一、島田伸敬、白井良明)」に記載の技術を用いれば、顔領域の検出ばかりでなく、顔の向きの方向の推定も可能である。
〔発明8〕また、発明8の合成画像生成装置は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に、ある特定の素材画像の誘目度を算出し、その特定の素材画像の周囲に、その特定の画像の誘目度と同じような誘目度をもつ画像や、その特定の画像の誘目度よりも高い誘目度を有する素材画像を選択して配置することで、その特定の画像を目立たなくするといったことができるため、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を簡単に生成することができる。
〔発明9〕また、発明9の合成画像生成装置は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、前記各素材画像のなかから特定の素材画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、発明2と同様にある特定の画像がその周囲に配置される素材画像に紛れて目立たなくすることが簡単にできるため、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を簡単に生成することができる。
〔発明10〕また、発明10の合成画像生成装置は、
発明8又は9に記載に合成画像生成装置において、前記誘目度算出手段は、前記誘目度をテンプレートトリミングマスクを用いて調節するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、前記各素材画像の全て又はいずれか、あるいは特定の素材画像のみに所定のトリミング処理を行うことで特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像が簡単に得られる。
〔発明11〕また、発明11の合成画像生成装置は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、単に各素材画像をランダムに配置することを繰り返し行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、客観性や意外性に優れた斬新な合成画像が得られることになる。
〔発明12〕また、発明12の合成画像生成装置は、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段でランダムに配置された各素材画像ごとに、複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を実施するトリミング手段と、当該トリミング手段でトリミング処理された各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、発明4と同様に、トリミング処理と各素材画像の配置をランダムに繰り返して行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、客観性や意外性により優れた斬新な合成画像が得られることになる。
〔発明13〕また、発明13の合成画像生成装置は、
発明8〜12のいずれかに記載の合成画像生成装置において、前記素材画像を予め蓄積された複数の画像群のなかから所定の基準に基づいて選択する素材画像選択手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、発明6と同様に、各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
〔発明14〕また、発明14の合成画像生成装置は、
発明8〜12のいずれかに記載の合成画像生成装置において、前記素材画像として、予め蓄積された複数の画像群のなかで、人物顔に相当するもの存在する顔画像を選択する素材画像選択手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、発明6と同様に、人物顔を中心として各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
〔発明15〕また、発明15の合成画像生成プログラムは、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、をコンピュータに機能させることを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に、ある特定の素材画像の誘目度を算出し、その特定の素材画像の周囲に、その特定の画像の誘目度と同じような誘目度をもつ画像や、その特定の画像の誘目度よりも高い誘目度を有する素材画像を選択して配置することで、その特定の画像を目立たなくするといったことができるため、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。
また、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明16〕また、発明16の合成画像生成プログラムは、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、前記各素材画像のなかから特定の素材画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、をコンピュータに機能させることを特徴とするものである。
これによって、発明2と同様にある特定の画像がその周囲に配置される素材画像に紛れて目立たなくすることが簡単にできるため、各素材画像のレイアウトの決定が容易に行うことができ、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を簡単に生成することができる。
また、発明15と同様に、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明17〕また、発明17の合成画像生成プログラムは、
発明15又は16に記載に合成画像生成プログラムにおいて、前記誘目度算出手段は、前記誘目度をテンプレートトリミングマスクを用いて調節するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、前記各素材画像の全て又はいずれか、あるいは特定の素材画像のみに所定のトリミング処理を行うことで特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像が簡単に得られる。
また、発明15と同様に、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明18〕また、発明18の合成画像生成プログラムは、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、をコンピュータに機能させることを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、単に各素材画像をランダムに配置することを繰り返し行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、客観性や意外性に優れた斬新な合成画像が得られることになる。
また、発明15と同様に、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明19〕また、発明19の合成画像生成プログラムは、
複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像ごとに、複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を実施するトリミング手段と、当該トリミング手段でトリミング処理された各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、コンピュータに機能させることを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、特定の素材画像を目立たなくすることが簡単にできるため、特定の画像を探し出すといったゲーム性や楽しみを付加した合成画像を誰でも簡単に生成できる。また、発明4と同様に、トリミング処理と各素材画像の配置をランダムに繰り返して行うようにしたことから、デザイナ等の癖や主観性が排除されて、さらに客観性や意外性に優れた斬新な合成画像が得られることになる。
また、発明15と同様に、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明20〕また、発明13の合成画像生成プログラムは、
発明15〜19のいずれかに記載の合成画像生成プログラムにおいて、前記素材画像を予め蓄積された複数の画像群のなかから所定の基準に基づいて選択する素材画像選択をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明6と同様に、各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
また、発明15と同様に、パソコン(PC)等の汎用のコンピュータ(ハードウェア)を用いてソフトウェア上でその機能を実現することが可能となるため、専用の装置を作成して実現する場合に比べて経済的且つ容易に実現することができる。さらに、多くの場合、プログラムの一部の書き換えだけでその機能の変更、改良等のバージョンアップを容易に達成することが可能となる。
〔発明21〕また、発明21の合成画像生成プログラムは、
発明15〜19のいずれかに記載の合成画像生成プログラムにおいて、前記素材画像として、予め蓄積された複数の画像群のなかで、人物顔に相当するもの存在する顔画像を選択する素材画像選択をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、発明6と同様に、人物顔を中心として各素材画像間や背景画像間にデザインやテーマ等の統一性を発揮することができ、ゲーム性や娯楽性等をより向上させた合成画像を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明に係る合成画像生成装置100の実施の形態を示したものである。
図示するように、この合成画像生成装置100は、画像入力手段10と、画像保存手段12と、素材画像選択手段14と、トリミング手段16と、誘目度算出手段18と、特定画像選択手段20と、画像レイアウト手段22と、画像合成手段24と、合成画像出力手段26とから主に構成されている。
先ず、画像入力手段10は、本システム100で合成対象候補となる素材画像Sと背景画像Bとを読み取って取り込む機能を提供するものであり、例えば、画像入力素子であるCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像センサを利用して、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれの画素データからなるデジタル画像データとして読み取って取り込むようになっている。
具体的には、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等のCCD、CMOSカメラやビジコンカメラ、イメージスキャナ、ドラムスキャナ等であり、前記撮像センサ光学的に読み込んだ素材画像Sや背景画像BをA/D変換してそのデジタル画像データを画像保存手段12に保存すると共にトリミング手段14へ順次送る機能を提供するようになっている。
この画像保存手段12は、素材画像入力手段10で取り込んだ素材画像Sと背景画像Bとの画像データをハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶装置やDVD−ROM等の記憶媒体等に適宜読み出し可能に保存する機能を提供するようになっている。また、入力対象の素材画像SがLANやインターネット等のネットワークや、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等の記憶媒体等を介してデジタル画像データとして直接取り込まれる場合には、この画像入力手段10は、不要となるか、あるいはDCE(Data Circuit Terminating Equipment)やCCU(Communication Control Unit)、CCP(Communication Control Processor)等の通信手段や、CD−ROMドライブ、DVD−ROMドライブ、メモリリーダ、USBインターフェース(I/F)等のデジタルデータ取込手段として機能することになる。
次に、素材画像選択手段14は、前記画像入力手段10で取り入れた素材画像Sのうち、所定の基準に従っていくつかの素材画像Sを選択する機能を提供するようになっている。例えば、前記素材画像Sが、風景写真や建物の写真、人物が写っているスナップ写真等、多種多様である場合に、そのなかから人物が写っている画像のみを選択して抽出するようになっている。なお、このように多種多様の画像のなかから人物顔が写っている顔画像を選択することは、前述したような公知の顔検出手法を用いることで容易に達成することができる。
トリミング手段16は、この素材画像選択手段14で選択された素材画像Sに対して、例えば、図4に示すような様々なテンプレートトリミングマスクMを用いてトリミング処理を行って図5に示すようなトリミング画像を作成する機能を提供するようになっている。なお、図5のトリミング画像は、複数の人物が写っている素材画像Sと、図4に示す4つのテンプレートトリミングマスクA(楕円型)、B(ハート型)、C(星形)、D(矩形型)のうち、テンプレートトリミングマスクA(楕円型)を用いて得られたトリミング画像の一例である。
次に、誘目度算出手段18は、このようにしてトリミング処理された各素材画像Sごとの誘目度を算出する機能を提供するようになっている。なお、この「誘目度」とは、前述した通り、通常の人間の視線が自然と集まる注目の度合いのパラメータであり、前述したような公知の誘目度評価手法を利用することによって、画像の大きさや内容等に応じて各素材画像Sごとに異なった値が算出されるようになっている。
特定画像選択手段20は、前記素材画像選択手段14で選択された各素材画像Sのなかから、1つ又は複数の特定の素材画像(以下、特定画像Pという)を、ユーザの指定に応じて、あるいはランダムに選択する機能を提供するようになっている。例えば、前記素材画像選択手段14で選択された素材画像Sが、あるグループの顔写真である場合、ある特定の人物のみが写っている写真をユーザの指定に応じてあるいはランダムに選択して、これを特定画像Pとして決定するようになっている。
次に、画像レイアウト手段22は、前記素材画像選択手段14で選択された各素材画像Sを前記画像入力手段10で取り込まれた背景画像B上に配置してレイアウトする機能を提供するようになっている。また、この画像レイアウト手段22による各素材画像Sのレイアウトは、各素材画像Sをランダムにレイアウトする他、前記誘目度算出手段18で算出された各素材画像Sの誘目度に基づいてレイアウトを実施できるようになっている。
例えば、前記特定画像選択手段20で選択された特定画像Pをその背景画像B上の所定の位置に配置するに際し、その特定画像Pの近傍に、その特定画像Pの誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が集まるようにその各素材画像Sを配置するようになっている。
画像合成手段24は、この画像レイアウト手段22でレイアウト処理された各素材画像Sと背景画像Bとを合成して1つの合成画像Gを生成する機能を提供するようになっている。
そして、合成画像出力手段26は、この画像合成手段24で合成された合成画像GをCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やLCD(液晶ディスプレイ)、プリンタ等の画像表示装置を用いてユーザ等に視覚的に提示するようになっている。
なお、このような本発明の合成画像生成装置100を構成する画像入力手段10や画像保存手段12、素材画像選択手段14、トリミング手段16、誘目度算出手段18、特定画像選択手段20、画像レイアウト手段22、画像合成手段24、合成画像出力手段26、及び後述する誘目度順位決定手段28、誘目度順位判断手段30等の各手段は、実際には、図2に示すようにCPUやRAM等からなるハードウェアと、図3等に示すようなアルゴリズムを記述した専用のコンピュータプログラム(ソフトウェア)とからなるパソコン(PC)等のコンピュータシステムによって具体的に実現されるようになっている。
すなわち、この合成画像生成装置100を実現するためのハードウェア構成は、図2に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)40と、主記憶装置(Main Storage)に用いられるRAM(Random Access Memory)41と、読み出し専用の記憶装置であるROM(Read Only Memory)42と、ハードディスクドライブ装置(HDD)や半導体メモリ等の補助記憶装置(Secondary Storage)43、及びモニタ(LCDやCRT、プリンタ)等からなる出力装置44、イメージスキャナやキーボード、マウス、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像センサ等からなる入力装置45と、これらの入出力インターフェース(I/F)46等との間を、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture;アイサ)バス等からなるプロセッサバス、メモリバス、システムバス、入出力バス等の各種内外バス47によってバス接続したものである。
そして、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等の記憶媒体、あるいは通信ネットワーク(LAN、WAN、インターネット等)Nを介して供給される各種制御用プログラムやデータを補助記憶装置43等にインストールすると共にそのプログラムやデータを必要に応じて主記憶装置41にロードし、その主記憶装置41にロードされたプログラムに従ってCPU40が各種リソースを駆使して所定の制御及び演算処理を行い、その処理結果(処理データ)をバス47を介して出力装置44に出力して表示すると共に、そのデータを必要に応じて補助記憶装置43によって形成されるデータベースに適宜記憶、保存(更新)処理するようにしたものである。従って、本発明の合成画像生成装置100は、記憶媒体等を介して供給されるソフトウェアによる情報処理がこれらハードウェア資源を用いて具体的に実現されるようになっている。
次に、このような構成をした本発明の合成画像生成装置100を用いた合成画像生成方法の一例を主に図3のフローチャート図を参照しながら説明する。
図3は、本発明の合成画像生成方法に関する処理の流れの一例を示したものである。
先ず、最初のステップS100に示すように、画像入力手段10を用いて合成画像Gの素材となる複数の素材画像Sを直接あるいは、既に画像保存手段12から取り込んでこれらをPCのメモリ等に一時的に蓄積する。
次に、ステップ102に移行してこのようにして一時的に蓄積した複数の素材画像Sのうち、先頭の素材画像から順に読み込んでから次のステップ104、S106に移行して素材画像選択手段14によってその素材画像Sが選択条件に合致した素材画像Sであるか否かを判断する。
例えば、素材画像選択手段14における選択条件として、人物顔が写っている(存在している)顔画像である場合は、次のステップS104にてその素材画像S中に人物顔が存在する素材画像Sであるか否かを検出する。
そして、ステップS106に移行して顔画像が検出されないと判断したとき(No)は、要求する素材画像でないと判断してその素材画像Sを破棄すると共に、ステップS120に移行して次の素材画像を読み込んでくることになるが、顔画像が存在すると判断したとき(Yes)は、その素材画像Sは選択条件を満たしていると判断できることから、その素材画像Sを選択して次のステップS108に移行することになる。
ステップS108では、ステップS100で蓄積された全ての素材画像Sについての選択処理が終了したか否かを判断し、終了していないと判断したときは、ステップS120に移行して次の素材画像Sを読み込んで同様な処理を繰り返す。なお、この例では、人物顔が存在するか否かを素材画像Sの選択基準としたが、その他の選択基準、例えば、撮影時期や画像の色調等に基づいて選択しても良いことは勿論である。
次に、このようにして所定の選択条件を満たした素材画像Sが所定数選択されたならば、次のステップS110に移行してその素材画像Sのなかから少なくとも1つの特定画像Pを選択する。なお、この選択基準は特に限定するものでなく、例えば、ユーザの指定によってあるいは、ランダムに決定するようにしても良い。また、選択される特定画像Pは、1つに限られるものでなく、2つ又はそれ以上同時に選択しても良い。
そして、ステップS112に移行してこのようにしてレイアウトする複数の素材画像S及びそのなかから選択された特定画像Pを前記画像入力手段10で取り込まれた所定の背景画像B中にランダムに配置してから次のステップS114に移行する。
ステップS114では、このようにランダムに配置された特定画像Pを含む全ての素材画像Sに対して、例えば、図4に示すような複数種類のテンプレートトリミングマスクMを用いてトリミング処理を施す。なお、灰色で示されるフレーム部分についてはランダムで色が決定される。選択される色については予め選択され得る色範囲を決めておいても良い(例えば、白、黒、灰色等の無彩色は、合成画像として見栄えが良くないから最初から除外する等)。
その後、このようにして全ての素材画像Sに対するトリミング処理が終了したならば、各素材画像の誘目度を算出してから、各素材画像Sごとの誘目度の順位付けを行う。
そして、このようにして各素材画像Sごとの誘目度の順位付けが終了したならば、次のステップS118に移行して前記特定画像Pの誘目度順位が下位数位以内に収まっているか否かを判断し、下位数位以内に収まっている(Yes)と判断したときはそのまま処理を終了することになるが、下位数位以内に収まっていない(No)と判断したときは前記ステップS114まで戻って所定の条件を満たすまで同様の処理を繰り返すことになる。
例えば、選択された素材画像Sの数が「30」であった場合、前記ステップS116においてそれら「30」の素材画像Sについて誘目度の順位付けが行われた結果、特定画像の誘目度順位が、例えば下位5位以内である、「(上位から)27位」であった場合は、そのまま処理を終了することになるが、「(上位から)15位」である場合は、条件を満たさないことから、ステップS114に戻って再びその特定画像Pを含む全ての素材画像Sに対してトリミング処理を実行し、その特定画像の誘目度順位が下位数位以内に収まるまで繰り返すことになる。
このような処理の流れを図示したのが図6である。
先ず、同図(a)に示すように、前記画像入力手段10によって複数の素材画像Sが取り込まれたならば、素材画像選択手段14によってそれら素材画像Sのなかから所定条件に見合ったいくつかの素材画像Sを選択する。図では、雑多な種類の素材画像Sのなかから、一人又は複数の人物顔が存在する顔画像のみを選択したものとする。
次に、このようにして所定条件に見合ったいくつかの素材画像Sが選択されたならば、そのなかから特定の画像Pを選択してから、同図(c)に示すようにその素材画像Sを選択画像Pと共に所定の背景画像B上にランダムに配置する。
その後、同図(d)に示すように配置された全ての素材画像Sに対して複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を行ってから全ての素材画像Sの誘目度を算出してその特定画像Pの誘目度順位が全体の誘目度順位に対して下位数位以内に収まっているか否かを判断する。
なお、この誘目度の算出としては、例えば、以下のようにして行われる。
先ず、最初に各素材画像Sの異質性誘目度を求める。この場合、色の異質度、テクスチャ(模様)の異質度、形の異質度及び面積の異質度を求め、それぞれに重み係数を付与して線形結合し、各素材画像Sの異質性誘目度を求める。次に、このようにして各素材画像Sの異質性誘目度を求めたならば、各素材画像Sの特徴誘目度を求める。この場合、色の誘目度、空間周波数の誘目度、面積の誘目度を求め、それぞれに重み係数を付与して線形結合し、各素材画像Sの特徴量誘目度を求める。そして、これら異質性誘目度と特徴量誘目度を加算し、特徴量統合値を求め、この特徴量統合値を所定のベータ関数により評価して誘目度を算出することになる。
そして、その特定画像Pの誘目度順位が下位数位以内に収まっていない場合は、全ての素材画像Sに対して再度トリミング処理をやり直すことになるが、その特定画像Pの誘目度順位が下位数位以内に収まっている場合はそのままのレイアウト状態を保持して全ての素材画像Sとその背景画像Bとを合成して1つの合成画像Gを生成し、これを図1に示すように合成画像出力手段26によってCRTやLCD等の画面上に表示したり、プリンタを用いて印刷用紙上に印刷することでユーザ等に視覚的に提示することになる。
すなわち、この「誘目度」は、一般に空間周波数が高いテンプレートトリミングマスクMを用いた方が高くなる傾向があり、また、テンプレートトリミングマスクMの縁に施された色との組み合わせ等によっても様々に変化することが知られている。そのため、素材画像S自体は同一であってもこれをトリミング処理する際に用いるテンプレートトリミングマスクMの組み合わせによって「誘目度」が様々に変化することから、様々な組み合わせを施行することによって、その選択画像Pの誘目度をある程度自由にコントロールできることを利用したものである。
従って、このようにしてある特定画像Pの誘目度をテンプレートトリミングマスクMを用いて低くなるように調整してレイアウトを実行すれば、多数の素材画像Sを単にレイアウトするだけでなく、それら多数の素材画像Sのなかからその特定画像Pを探し出すといったゲーム性や娯楽性を付与した合成画像を容易に生成することができる。
なお、本実施の形態では、画像入力手段10で取り込まれた素材画像Sのなかから素材画像選択手段14をいくつかの素材画像Pを選択するようにしたが、画像入力手段10で取り込まれた素材画像Sを全てをそのまま利用する場合は、この素材画像選択手段14は省略しても良い。そして、この場合は、図1の破線矢印に示すように画像入力手段10で取り込まれた素材画像Pは、そのまま直接トリミング手段16や画像レイアウト手段22等へ送られることになる。
一方、前記実施の形態では、特定画像Pのみの誘目度順位を考慮し、その特定画像Pの誘目度順位下位数位以内に収まっているか否かで画像の合成の判断を行うようにしているが、図7に示すように、さらに、その特定画像Pの近傍(周囲)に配置される他の素材画像Pの誘目度順位をも考慮して画像の合成を行っても良い。
すなわち、前記実施の形態のように特定の画像Pに対してトリミング処理を行った結果、図7に示すように、その誘目度順位が下位から3位(図の例では、素材画像Sは特定画像Pを含めて合計24個であり、特定画像Pの誘目度順位は上位から22位とする)であって合成の条件を満たしているが、本実施の形態では、その特定画像Pの近傍(周囲)に誘目度順位が比較的上位の素材画像S、例えば、特定画像Pの右上に誘目度順位が5位の素材画像Sが存在している。
従って、この特定画像Pの右上の素材画像Sに引き寄せされてその特定画像Pが見つかってしまうことが考えられることから、このように特定画像Pの周囲に誘目度順位が高い素材画像Sが配置された場合は、その特定画像Pの周囲に誘目度順位が高い素材画像Sが配置されなくなるまで、再度、レイアウトやトリミング処理を繰り返すことになる。
これによって、特定画像Pをさらに目立たなくすることが可能となるため、よりゲーム性や娯楽性に優れた合成画像を得ることができる。
なお、このように特定画像Pの近傍(周囲)にその特定画像Pの誘目度順位と近似する誘目度順位の特定画像Pを配置してその特定画像Pを目立たなくするような方法の場合には、それら各特定画像Pのみの誘目度をそのまま利用することができるため、トリミング処理(を実行するトリミング手段16)を省略しても良い。
本発明に係る合成画像生成装置の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の合成画像生成装置を実現するハードウェア構成を示す図である。 本発明の合成画像生成方法の処理の流れを示すフローチャート図である。 テンプレートトリミングマスクの例を示す図である。 トリミング処理によって得られたトリミング画像の一例を示す図である。 本発明の合成画像生成方法の処理の流れを示す説明図である。 本発明の合成画像生成方法の他の例を示す説明図である。
符号の説明
100…合成画像生成装置、10…画像入力手段、12…画像保存手段、14…素材画像選択手段、16…トリミング手段、18…誘目度算出手段、20…特定画像選択手段、22…画像レイアウト手段、24…画像合成手段、26…合成画像出力手段、40…CPU、41…RAM、42…ROM、43…補助記憶部、44…出力装置、45…入力装置、46…インターフェース、47…バス、B…背景画像、G…合成画像、M…テンプレートトリミングマスク、S…素材画像、P…特定画像。

Claims (12)

  1. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、
    前記各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、当該各素材画像のなかから特定の素材画像を選択し、
    その特定の素材画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置してから、
    当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とする合成画像生成方法。
  2. 請求項1に記載に合成画像生成方法において、
    前記誘目度をテンプレートトリミングマスクを用いて調節するようにしたことを特徴とする合成画像生成方法。
  3. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択しておき、
    その特定の画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置してから、それら各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、その誘目度に基づいた順位付けを行った後、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるように前記複数の素材画像を繰り返し配置し直し、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定順位以下となったときに、
    当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とする合成画像生成方法。
  4. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する方法であって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択しておき、
    その特定の画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置してから、それら各素材画像ごとに、複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を行ってから当該各素材画像ごとの誘目度を算出すると共に、その誘目度に基づいた順位付けを行い、
    その後、前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるように前記複数の素材画像を繰り返し配置し直し、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となったときに、
    当該各素材画像と背景画像とを合成して合成画像を生成するようにしたことを特徴とする合成画像生成方法。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の合成画像生成方法において、
    前記素材画像は、予め蓄積された複数の画像群のなかから所定の基準に基づいて選択されるようになっていることを特徴とする合成画像生成方法。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の合成画像生成方法において、
    前記素材画像は、予め蓄積された複数の画像群のなかで人物顔が存在する顔画像であることを特徴とする合成画像生成方法。
  7. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、
    前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    前記各素材画像のなかから特定の素材画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とする合成画像生成装置。
  8. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、 を備えたことを特徴とする合成画像生成装置。
  9. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成する装置であって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像ごとに、複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を実施するトリミング手段と、
    当該トリミング手段でトリミング処理された各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、 を備えたことを特徴とする合成画像生成装置。
  10. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、
    前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    前記各素材画像のなかから特定の素材画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を前記背景画像上の所定の位置に配置すると共に、配置された当該特定の画像の近傍に、その特定の画像の誘目度と近似する誘目度を有する素材画像が位置するように前記各素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、をコンピュータに機能させることを特徴とする合成画像生成プログラム。
  11. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    前記各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、 をコンピュータに機能させることを特徴とする合成画像生成プログラム。
  12. 複数の素材画像を所定の背景画像上に配置して合成画像を生成するプログラムであって、
    前記複数の素材画像のなかから特定の画像を選択する特定画像選択手段と、
    当該特定画像選択手段で選択された特定画像を含む前記複数の素材画像を前記背景画像上に配置する画像レイアウト手段と、
    当該画像レイアウト手段で配置された各素材画像ごとに、複数のテンプレートトリミングマスクを用いてトリミング処理を実施するトリミング手段と、
    当該トリミング手段でトリミング処理された各素材画像ごとの誘目度を算出する誘目度算出手段と、
    当該誘目度算出手段で算出された誘目度に基づいて順位付けを行う誘目度順位決定手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下となるか否かを判断する誘目度順位判断手段と、
    前記特定の画像を含むその近傍の領域に配置された素材画像のなかで誘目度が最上位の素材画像の誘目度が、前記背景画像上に配置しようとする素材画像全てを対象とした誘目度の順位のなかで所定の順位以下のときに、当該各素材画像と背景画像とを合成する画像合成手段と、 をコンピュータに機能させることを特徴とする合成画像生成プログラム。
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