JP4457705B2 - サービス処理装置及び文書処理システム - Google Patents

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本発明は、サービス処理装置及び文書処理システムに係り、特に、様々な機器をネットワークで相互に接続して、各機器により提供されるサービスを連携して文書を処理する文書処理ネットワークシステムに適用するのに好適なサービス処理装置及び文書処理システムに関する。
ネットワーク上に分散したプログラムやサービス(機能)を連携して一連の処理を実行する分散処理システムがある。このような分散処理システムには、ネットワークに接続された各機器上で動作する入出力機能及びプログラムを個々の利用者の利用方法に応じて組み合せて連携処理する場合に、処理順序に従って連携処理データを各連携機器間で伝達するネットワーク装置があり、その一例が下記特許文献1に開示されている。
このようなネットワーク装置には、スキャナ、ファクシミリ装置、複写機、又はこれらを複合した複合機、パーソナルコンピュータ、メールサーバ等をネットワークで相互に接続し、各機器により提供されるサービスを連携して文書データを処理する分散処理型の文書処理ネットワークシステムがある。このような分散処理型の文書処理ネットワークシステムでは、サービスを提供する機器間で各サービスの連携関係や入出力情報等を含む連携情報が順次伝達され、上記サービスを提供する機器の各々が連携して所定の処理が行われる。
特開2001−306534号公報
しかしながら、このような文書処理ネットワークシステムでは、利用者が望んでいる処理を実行するには、その処理毎に連携情報を作成する必要がある。このため、例えば、異なる利用者が共に複写機による印刷処理等、同様の処理を望んでいるような場合であっても、各利用者のニーズに合わせて各処理毎に処理(デフォルト)パラメータ(例えば、フォントサイズや拡大・縮小倍率等)を変更しなければならないことがある。このようなときには、各利用者のニーズに合わせて各処理毎に連携情報を作成するか、あるいは各処理実行時に処理パラメータを変更する必要がある。
例えば、各利用者のニーズに合わせて各処理毎に連携情報を作成する場合には、画像処理装置等の機器内では、大量の連携情報が作成され、その管理が困難となる可能性がある。
また、各処理実行時に処理パラメータを変更する場合には、利用者自身が処理実行時に処理パラメータを変更する必要があるため、連携情報に基づいてシステムが運転することで利用者の作業負担を軽減できる、という利点が損なわれてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑み、利用者のニーズに柔軟に対応することができると共に、管理する情報の量を大幅に減らすことができるサービス処理装置及び文書処理システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るサービス処理装置は、文書データについて所定のサービスを処理するサービス処理装置を指定するためのサービス処理装置指定情報及び前記所定のサービスの処理内容が記述された、複数の前記サービスを連携させるために複数の前記サービス処理装置間で伝達される指示書情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記指示書情報、及び前記処理内容に対して付加する付加処理内容が記述された付加指示書情報を登録する登録手段と、前記処理の実行時に前記指示書情報と前記付加指示書情報との両方を指示するか否かを選択する選択手段と、前記選択手段によって前記指示書情報と前記付加指示書情報との両方の指示が選択された場合に、前記指示書情報の処理内容と前記付加指示書情報の付加処理内容とを併合させた併合指示書情報を作成する併合手段と、前記併合指示書情報が作成された場合には、前記指示書情報に代えて前記併合指示書情報に基づいて前記サービスを処理する処理手段と、を含んで構成されている。
請求項1に記載の発明に係るサービス処理装置によれば、通常は、文書データについて所定のサービスを処理するサービス処理装置を指定するためのサービス処理装置指定情報及び所定のサービスの処理内容が記述された指示書情報に基づいて上記サービスを処理する。受信手段は、指示書情報を受信する。
このような本サービス処理装置の登録手段では、受信手段で受信した上記の指示書情報と、指示書情報の処理内容に対して付加する付加処理内容が記述された付加指示書情報とが登録される。
以上述べたような指示書の処理情報と付加指示書の付加処理情報とは、例えば、項目とその項目に対応する指示内容とで表される。
次いで、上記サービスの処理の実行時になると、選択手段によって、指示書情報と付加指示書情報との両方を指示するか否かが選択される。
次いで、選択手段によって指示書情報と付加指示書情報との両方の指示が選択された場合には、併合手段によって、指示書情報の処理内容と付加指示書情報の付加処理内容とを併合させた併合指示書情報が作成される。
ここで、指示書の処理情報と付加指示書の付加処理情報とが、上記のように、項目とその項目に対応する指示内容とで表されていれば、前記併合手段は、例えば、請求項2に記載の発明のように、前記指示書情報と前記付加指示書情報との同じ項目の指示内容を併合することによって前記併合指示書情報を作成することができる。またさらに、請求項3に記載の発明のように、前記併合手段は、前記付加指示書情報の項目が前記指示書情報に記述されていない場合には、前記指示書情報に記述されていない付加指示書情報の項目及び前記項目の指示内容を前記指示書の処理内容と併合することによって前記併合指示書情報を作成することができる。
このようにして併合指示書情報が作成されると、処理手段によって、上記の指示書情報に代えて併合指示書情報に基づいて上記のサービスが処理される。
このように、本請求項1に記載のサービス処理装置では、指示書情報に記述された処理内容に対して付加処理内容を付加できるようになっているので、利用者のニーズに柔軟に対応することができる。
また、上記のように、本サービス処理装置は、指示書情報と、この指示書情報に記述された処理内容に対して付加する処理内容のみが記述された付加指示書情報とを管理するので、管理する情報の量を大幅に減らすことができる。また、請求項4に記載の発明に係る文書処理システムは、(1)文書データについて所定のサービスを処理するサービス処理装置を指定するためのサービス処理装置指定情報及び前記サービスの処理内容が記述された、複数の前記サービスを連携させるために複数の前記サービス処理装置間で伝達される指示書情報を生成する指示書生成手段と、(2)前記指示書生成手段で生成された前記指示書を送信する送信手段と、を備えた指示書生成装置と、前記指示書情報を受信し、受信した前記指示書情報の前記サービス処理装置指定情報によりサービス処理装置として指定されている場合は、前記指示書情報に基づいて前記サービスを処理する、複数の前記請求項1から前記請求項3のいずれか1項に記載のサービス処理装置と、を備えて構成されている。
以上説明したように、本発明に係るサービス処理装置及び文書処理システムは、サービスの処理が実行される際に、指示書情報と、この指示書情報に記述された処理内容に対して付加する処理内容のみが記述された付加指示書情報との両方が指示されることにより、上記の指示書情報に記述された処理内容と付加指示書情報に記述された付加処理内容とを併合させた併合指示書情報に基づいて上記サービスの処理を実行するので、利用者のニーズに柔軟に対応することができると共に、管理する情報の量を大幅に減らすことができる、という効果が得られる。
図1には、本実施の形態に係る文書処理システム10の概略が示されている。図1(A)に示されるように、文書処理システム10は、1つあるいは複数のサービスを提供する複数のサービス処理装置20a、20b、20c、20dと、後述する指示書26(本発明の指示書情報に相当する。図2(A)及び図3(A)参照)を生成する指示書生成装置40と、を備えている。文書処理システム10では、サービス処理装置20a、20b、20c、20dと、指示書生成装置40とが、ネットワーク12を介して接続されており、これらの装置が単独で、あるいは協働して、様々なサービスやアプリケーションを実行する。
ここで、サービスとは、利用者が利用可能な機能であって文書に関するものをいい、例えば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送受信、メール配信、OCR(Optical Character Recognition)処理、ノイズ除去処理等がこれに該当する。
以下、本実施の形態では、説明の便宜上、サービス処理装置20a、20b、20c、20dが画像形成装置とされた場合を例に取り説明する。なお、サービス処理装置20a、20b、20c、20dを特に区別しない場合には、これらのサービス処理装置を単にサービス処理装置20という。
文書処理システム10では、指示書生成装置40で生成された指示書26には、所定のサービスを処理する装置を指定するためのサービス処理装置指定情報(図示省略)が記述されており、このサービス処理装置指定情報に基づいて指示書26が各サービスを提供するサービス処理装置20間で順次伝達される(図1(B)参照)。このため、各サービス処理装置20では指示書26に基づいたサービスが順次実行されて、一連のサービスの連携処理が行われる。
ここで、連携とは、所定のサービスの結果が以降に起動されるサービスを決定したり、あるいは以降のサービスの動作に影響を与える等、サービス間の関係を有することをいい、例えば、原稿をスキャンした後にプリントすること等がこれに該当する。
また、指示書26とは、各サービスを連携させるための各種情報により構成されたデータをいい、例えば、サービスの指定、処理対象とされる文書データの指定、サービスを実現するための処理内容の指定、サービスを処理する装置の指定等で構成されたデータがこれに該当する。図2(A)及び図3(A)に示されるように、指示書26には、所定のサービスの処理内容が記述されている。この処理内容は、項目分けされており、例えば、後述するサービス処理装置20のグラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)52で表示される文字のサイズ(ui−font−size)や、サービス処理装置20で印刷される画像の拡大・縮小倍率(copy mag)等の項目が記述されている。各項目欄には、項目に対応する指示内容が記載されており、例えば、上記文字のサイズの指示内容が12ポイント、上記拡大・縮小倍率の指示内容が100%等と記述されている。なお、指示書26には、各指示書26に固有のID(図示省略)が付されており、各サービス処理装置20は、このIDを基にして各指示書26を識別することができる。
図4には、サービス処理装置20の構成の概略がブロック図にて示されている。サービス処理装置20は、制御部50を備えている。この制御部50には、グラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)52と、通信制御部54と、サービス処理部56と、指示書記憶部58とが接続されている。
このようなサービス処理装置20では、通信制御部54が、上記のネットワーク12(図1(A)参照)に接続されており、他のサービス処理装置20や指示書生成装置40との間で指示書26や各種データの送受信を行う。
また、指示書記憶部58には、上記の通信制御部54で受信した指示書26及び処理対象の文書データが保存(登録)される。なお、これらの指示書26及び処理対象の文書データは、次のサービスが異常停止した場合等に備えて上記次のサービスが正常に停止するまで保存され、上記次のサービスの正常終了通知が受信されたり、自身の装置で上記次のサービスの処理が正常に終了した時点で、制御部50によって消去される。
また、この指示書記憶部58には、指示書26に対応した付加指示書28(本発明の付加指示書情報に相当する)も保存(登録)される。付加指示書28には、指示書26に記述された処理内容に対して付加する処理内容が記述されている。付加指示書28の処理内容は、指示書26と同様に項目分けされて記述されており、さらに各項目欄には、項目に対応する指示内容が記述されている。
例えば、図2(A)に示される例では、付加指示書28には、GUI52で表示される文字のサイズをさらに10ポイント大きくする指示(ui−font−size=+10p)と、サービス処理装置20で印刷される画像の拡大・縮小倍率をさらに50%大きくする指示(copy mag=+50%)とが記述されている。このように、図2(A)に示される付加指示書28には、指示書26の処理内容に対して付加する処理内容が差分情報(指示書26に記述された所定の項目の指示内容を基準として、この基準から変更される量が+や−の符号を用いて表された情報)で記述されている。
また、図3(A)に示される例では、付加指示書28には、電子メールを送信する項目(mail−adress)が記述されており、その項目欄には、電子メールの送信先を外部機器Aとする指示(mail−adress=外部機器A)が記述されている。なお、外部機器Aは、本文書処理システム10を構成する装置のうち電子メールの送信元を除いた何れかの装置を示す。
また、制御部50は、図示しないCPU及びROMを含むマイクロコンピュータで構成されており、サービス処理装置20全体の動作を制御する。制御部50のROMには、実行順序に従ってサービスを実行するための処理ルーチンと、他の装置から指示書26及び処理対象の文書データを受信したときに実行される割込み処理ルーチンのプログラムが記憶されている。また、制御部50は、通信制御部54から指示書26を取得したり、指示書記憶部58から指示書26及び付加指示書28を取得したり、あるいは指示書26や付加指示書28の一覧を生成する等、指示書26及び付加指示書28の管理を行う。
また、GUI52は、例えばタッチパネルディスプレイ等で構成されており、制御部50によって生成された指示書26や付加指示書28の一覧を表示したり、指示書26や付加指示書28に記述された処理内容を表示する等、利用者に指示書26や付加指示書28に関する情報を報知する。これと共に、GUI52は、利用者によって操作されることでこの利用者からの所定の指示(指示書26や付加指示書28の選択等の指示、サービスの処理開始の指示等)を入力する。
また、サービス処理部56は、基本的には指示書26に基づいて、利用者に提供可能なサービスの処理を実行する。この他、サービス処理部56は、利用者がGUI56を操作して指示書26と付加指示書28との両方を指示した場合に、指示書26の処理内容と付加指示書28の処理内容とが併合されたマージ指示書30(本発明の併合指示書情報に相当する)を作成する。
例えば、図2(A)に示されるように、指示書26に記述されている項目の中に付加指示書28に記述されている項目と同じもの(ここでは、項目「ui−font−size」、「copy mag」)がある場合には、サービス処理部56は、指示書26に記述されている項目のうち付加指示書28に記述されている項目と同じ項目の指示内容を、付加指示書28の当該同じ項目の指示内容に応じて修正した処理内容のマージ指示書30を作成する。この結果、マージ指示書30は、図2(B)に示されるように、GUI52で表示される文字のサイズの指示内容が12ポイントよりも10ポイント大きい22ポイントと記述されると共に、サービス処理装置20で印刷される画像の拡大・縮小倍率の指示内容が100%よりも50%大きい150%と記述されたものになる。
また、図3(A)に示されるように、付加指示書28に記述されている項目が指示書26に記述されていない場合には、サービス処理部56は、指示書26に記述されていない付加指示書28の項目及びこの記述されていない項目の指示内容を指示書26の処理内容に追加した処理内容のマージ指示書30を作成する。この結果、マージ指示書30の処理内容は、図3(B)に示されるように、指示書26の処理内容に対して項目「mail−adress」が追加されたものになり、その項目欄には、電子メールを外部機器Aに送信する指示が記述される。
このようなサービス処理部56では、上記の指示書26やマージ指示書30に基づいて、例えば、文書データに応じてプリントする等といった処理が行われる。
また、このようなサービス処理装置20には、原稿に記載されている内容をスキャニングする原稿読取部59が設けられており、制御部50に接続されている。これにより、例えば、原稿読取部59によってスキャンした原稿の内容をサービス処理部56によってプリントする等といった処理を行うことができる。なお、サービス処理装置20において原稿の読取りが不要とされる場合には、この原稿読取部59を省略した構成としてもよい。
一方、指示書生成装置40は、図5に示されるように、制御部70と、GUI72と、通信制御部74と、指示書記憶部78とを備えている。
指示書生成装置40の制御部70は、図示しないCPU及びROMを含むマイクロコンピュータで構成されており、指示書生成装置40の各構成部を制御する。さらに、制御部70は指示書生成部76を備えており、この指示書生成部76は、制御部70のROMに記憶された指示書生成処理ルーチンのプログラムを実行することで指示書26を生成する。
また、通信制御部74は、上記のネットワーク12に接続されており、指示書生成部76によって生成された指示書26をサービス処理装置20に送信する。
なお、指示書記憶部78には、指示書生成部76によって生成された指示書26が記憶される。また、GUI72は、例えばタッチパネルディスプレイ等で構成されており、指示書26の処理内容を表示することができる。
次に、本発明の実施の形態の作用について説明する。
図6には、サービス処理装置20がサービスの処理を実行する際の処理ルーチンが示されている。
この処理ルーチンでは、サービス処理装置20で所定のサービスの処理が実行される際に、まず、制御部50によって、指示書記憶部58から指示書26の読込みが行われる(ステップ100)。この場合において、指示書記憶部58に登録されている付加指示書28も指示書26と共に読み込まれる。このような読込み処理が終了すると、ステップ102に移行する。
ステップ102では、制御部50によって、指示書26の一覧がGUI52のタッチパネルディスプレイに表示される。
次いで、ステップ104に移行し、利用者がGUI52を操作することでGUI52に表示された指示書26の一覧の中から何れか1つの指示書26が選択されたか否かが、制御部50によって判断される。この判断が肯定されるとステップ106に移行する。なお、所定時間内に指示書26の選択が行われない場合には、このステップ104での判断が否定され、本処理ルーチンを終了する。
ステップ104での判断が肯定されてステップ106に移行すると、付加指示書28の一覧がGUI52のタッチパネルディスプレイに表示される。
次いで、ステップ108に移行し、利用者がGUI52を操作することでGUI52に表示された付加指示書28の一覧の中から所定の付加指示書28が選択されたか否かが、制御部50によって判断される。このステップ108で付加指示書28を選択する際には、選択される付加指示書28を必ずしも1つに限る必要はなく、付加指示書28を複数選択してもよい。付加指示書28が選択されると、ステップ110に移行する。なお、所定時間内に付加指示書28が1つも選択されない場合には、このステップ108での判断が否定され、後述するステップ114に移行する。
ステップ108での判断が肯定されてステップ110に移行すると、利用者がGUI52を操作することで上記所定のサービスの開始指示がGUI52に入力されたか否かが、制御部50によって判断される。この判断が肯定されると、ステップ112に移行する。なお、所定時間内に上記サービスの開始指示がなかった場合には、このステップ110での判断が否定され、本処理ルーチンを終了する。
ステップ110での判断が肯定されてステップ112に移行すると、ステップ104で選択された指示書26の処理内容と、ステップ108で選択された付加指示書28の処理内容とが併合されたマージ指示書30がサービス処理部56によって作成される。
この場合において、指示書26に記述されている項目の中に付加指示書28に記述されている項目と同じものがある場合には、指示書26の処理内容を基準とし、指示書26の上記同じ項目の指示内容が付加指示書28の上記同じ項目の指示内容に応じて修正された処理内容のマージ指示書30が作成される。
例えば、図2(A)に示されるように、指示書26と付加指示書28との間で項目「ui−font−size」及び「copy mag」が同じ項目である場合には、マージ指示書30の処理内容は、基本的には指示書26の処理内容と同じであるが、項目「ui−font−size」及び「copy mag」の指示内容については付加指示書28の同項目の指示内容に応じて修正されたものとなる。この結果、マージ指示書30の処理内容は、GUI52で表示される文字のサイズの指示内容については12ポイントよりもさらに10ポイント大きい22ポイントとされると共に、サービス処理装置20で印刷される画像の拡大・縮小倍率の指示内容については100%よりも50%大きい150%とされる(以上、図2(B)参照)。
また、付加指示書28に記述されている項目が指示書26に記述されている項目と異なる場合には、指示書26の処理内容を基準とし、上記付加指示書28の指示書26とは異なる項目及びこの異なる項目に対応する指示内容が指示書26の処理内容に追加された処理内容のマージ指示書30が作成される。
例えば、図3(A)に示されるように、付加指示書28に記述されている項目「mail−adress」が指示書26の処理内容に記述されていない場合には、マージ指示書30の処理内容は、基本的には指示書26の処理内容と同じであるが、指示書26に記述されている処理内容に、付加指示書28に記述されている項目及びこの項目の指示内容(mail−adress=外部機器A)が追加されたものとなる。すなわち、マージ指示書30の処理内容は、指示書26の処理内容に対して電子メールを外部機器Aに送信する処理が追加されたものとなる。このように、サービス処理装置20で実行されるサービスの処理内容(ここでは、機能)が追加される(以上、図3(B)参照)。
このように、指示書26の処理内容と付加指示書28の処理内容とが併合されたマージ指示書30が作成されると、ステップ114に移行する。
ステップ108での判断が否定された場合、あるいはステップ112での処理が終了した場合には、ステップ114に移行する。ステップ114では、サービス処理部56によって、指示書26又はマージ指示書30に基づいて所定のサービスが実行される。ステップ108での判断が否定されてステップ114に移行した場合には、指示書26に基づいて所定のサービスの処理が実行される。一方、ステップ112からステップ114に移行した場合には、マージ指示書30が作成されているため、指示書26に代えて、上記のステップ112で作成されたマージ指示書30に基づいて所定のサービスの処理が実行される。このようにして、所定のサービスが処理されると、本処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、文書処理システム10のサービス処理装置20は、利用者のニーズに応じて、指示書26に記述された処理内容と、付加指示書28に記述された処理内容とが併合されたマージ指示書30に基づいてサービスの処理を実行することができる。このため、指示書26の処理内容に対して所定の処理内容が付加(修正、追加)されたサービスの処理を実行することができる。従って、利用者のニーズに柔軟に対応することができる。
また、上記のように、サービス処理装置20は、指示書26と、この指示書26に記述された処理内容に対して付加する処理内容のみが記述された付加指示書29とを管理するので、管理する情報の量を大幅に減らすことができる。
また特に、図2(A)に示されるような付加指示書28の処理内容がサービス処理装置20に登録されていれば、例えば、弱視者等の利用者がサービス処理装置20、ひいては文書処理システム10を利用するような場合に、快適な操作が可能になる。すなわち、ステップ108において、GUI52で表示される文字のサイズをより大きくすると共に、サービス処理部56によって印刷される画像をより大きく印刷するように指示することができるので、より一層快適なサービスを利用者に提供することができる。
なお、本実施の形態の文書処理システム10では、サービス処理装置20と指示書生成装置40とが異なる装置として構成されるものとしたが、指示書生成装置40の機能を各サービス処理装置20が有する構成とすることもできる。
また、上述のように、本実施の形態では、付加指示書28の項目の指示内容を差分情報で記述したが、この指示内容を必ずしも差分情報で記述しなくてもよい。付加指示書28の指示内容を指示書26の指示内容と同様に+や−の符号を用いずに記述して、付加指示書28の項目及びこの項目の指示内容を、指示書26の上記同じ項目及びこの項目の指示内容と差し換えるようにしてもよい(この場合には、付加指示書28の上記同じ項目及びこの同じ項目の指示内容を、例えば、ui−font−size=22p、copy mag=150%等と記述すればよい)。
またさらに、付加指示書28の処理内容には、指示書26に記述されている項目と、指示書26に記述されていない項目とが混在していてもよい。この場合には、指示書26と付加指示書28との共通の項目については、図2に示される例のように、その項目の指示内容の修正を行い、異なる項目については、図3に示される例のように、上記異なる項目及びこの異なる項目の指示内容を追加した処理内容のマージ指示書30を作成すればよい。このような付加指示書28をサービス処理装置20に登録しても、上述した本実施の形態と同様の作用・効果を奏することができる。
本発明の実施の形態に係る文書処理システムの概略を示すブロック図であり、(A)は、本文書処理システムの構成を示す図であり、(B)は、本文書処理システムを構成する各サービス処理装置の連携状態を示す図である。 指示書、付加指示書、マージ指示書の概念図であり、(A)は、指示書及び付加指示書の一例を示す図、(B)は、マージ指示書の一例を示す図である。 指示書、付加指示書、マージ指示書の他の例を示す概念図であり、図2に対応する図である。 サービス処理装置の構成を示すブロック図である。 指示書生成装置の構成を示すブロック図である。 サービス処理装置内で、サービスを実行する際の処理ルーチンを示す流れ図である。
符号の説明
10 文書処理システム
20 サービス処理装置
26 指示書
28 付加指示書
30 マージ指示書
50 制御部
52 グラフィック・ユーザ・インタフェース
54 通信制御部
56 サービス処理部
58 指示書記憶部

Claims (4)

  1. 文書データについて所定のサービスを処理するサービス処理装置を指定するためのサービス処理装置指定情報及び前記所定のサービスの処理内容が記述された、複数の前記サービスを連携させるために複数の前記サービス処理装置間で伝達される指示書情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記指示書情報、及び前記処理内容に対して付加する付加処理内容が記述された付加指示書情報を登録する登録手段と、
    前記処理の実行時に前記指示書情報と前記付加指示書情報との両方を指示するか否かを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって前記指示書情報と前記付加指示書情報との両方の指示が選択された場合に、前記指示書情報の処理内容と前記付加指示書情報の付加処理内容とを併合させた併合指示書情報を作成する併合手段と、
    前記併合指示書情報が作成された場合には、前記指示書情報に代えて前記併合指示書情報に基づいて前記サービスを処理する処理手段と、
    を含むサービス処理装置。
  2. 前記指示書情報の処理内容と前記付加指示書情報の付加処理内容とは項目と前記項目に対応する指示内容とで表わされており、前記選択手段によって前記指示書情報と前記付加指示書情報との両方の指示が選択された場合に、前記併合手段は、前記指示書情報と前記付加指示書情報との同じ項目の指示内容を併合することによって前記併合指示書情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項1記載のサービス処理装置。
  3. 前記併合手段は、前記付加指示書情報の項目が前記指示書情報に記述されていない場合には、前記指示書情報に記述されていない付加指示書情報の項目及び前記項目の指示内容を前記指示書の処理内容と併合することによって前記併合指示書情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項2記載のサービス処理装置。
  4. (1)文書データについて所定のサービスを処理するサービス処理装置を指定するためのサービス処理装置指定情報及び前記サービスの処理内容が記述された、複数の前記サービスを連携させるために複数の前記サービス処理装置間で伝達される指示書情報を生成する指示書生成手段と、(2)前記指示書生成手段で生成された前記指示書を送信する送信手段と、を備えた指示書生成装置と、
    前記指示書情報を受信し、受信した前記指示書情報の前記サービス処理装置指定情報によりサービス処理装置として指定されている場合は、前記指示書情報に基づいて前記サービスを処理する、複数の前記請求項1から前記請求項3のいずれか1項に記載のサービス処理装置と、
    を備えた文書処理システム。
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