JP4457473B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャンプー、洗剤等の液状物を充填する包装袋、さらに詳しくは、シャンプー、洗剤等の液状物を充填し、必要に応じてシリンダー内のピストンの往復運動によりノズル先端から液状物を流出させるディスペンサー容器に補充する液状物を充填しておく詰め替え用の包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャンプー、リンス、食器用洗剤、衣料用洗剤等の液状物をシリンダー内のピストンの往復運動により吸い上げ、加圧し、その適量をノズル先端から流出させるタイプのディスペンサー容器が種々の分野で使われている。
また、最近では資源の節約や経済的な側面から、充填されていた液状物が無くなった場合、その都度新しいディスペンサー容器を買い求めず、詰め替え用の包装袋に充填されている液状物を空になったディスペンサー容器に詰め替えることにより、容器を再利用することがよく行われようになっている。
【0003】
この詰め替え用の包装袋としては、プラスチックフィルム等の軟包装材料の周縁を溶融・接着等してなるスタンディングパウチやガゼット袋や三方シール袋等の袋が利用されている。
【0004】
これらの詰め替え用の包装袋は、単品で売られていたり、図3のbや図4のbに示すように、ディスペンサー容器に一体的に装着して展示、販売されている。
図3は従来の詰め替え用の包装袋とトリガータイプディスペンサー容器にこの詰め替え用の包装袋が装着されているときの様子を示している。すなわち、この従来例においては、例えば図3のaに示すような、ヒートシール性を有する表裏2枚のプラスチックフィルムの周縁部をヒートシールして得られる充填部1とそれに連設する係合部2とを具備する詰め替え用の包装袋3を、図3のbに示すように、その係合部2の一側端の挿入口4からディスペンサー容器7のディスペンサーの頂部8を挿入した後、頂部8を係合部2で包み込むことで、容器7に一体的に装着するようになっている。
この包装袋3は図からも明らかなように、係合部2のシール部5の一部に半島状に融着されてなる、一対の突起6が形成されており、容器7のディスペンサーの頂部8を係合部2の開口された挿入口4から挿入させると、ここにディスペンサーの頂部8の長手方向両側端部が引っかかり、係止できるようになっている。
【0005】
しかし、このようにして容器に一体的に装着するタイプの包装袋は、ディスペンサーの頂部に係合部を単に被せて融着部の半島状の突起で止めるだけの構造であるため、容器から外れやすく、しかも容器に対するホールド性に欠けていた。
【0006】
一方、図4は、詰め替え用の包装袋とこの包装袋がポンプディスペンサー容器に一体的に装着されている、いわゆる「首掛けパック方式」と言われる詰め替え用の包装袋の装着状態を示している。この包装袋10は図4のaに示すように、ヒートシール性を有する表裏2枚のプラスチックフィルムの周縁部をヒートシールして得られる充填部11と、ディスペンサー容器14の首部15に嵌合させるための嵌合用の穴13を1個設けた嵌合部12を前記充填部11に連設させた構成となっている。
【0007】
このような構成の包装袋10は図4のbに示すように、嵌合部13に容器の首部15を嵌合させた後、充填部11を容器14の肩部と側壁に沿って垂れ下げるようにして容器14に一体的に装着するようになっている。
【0008】
しかし、このような包装袋10は装着時に首部15を中心として不用意に回転してしまい、装着時の安定性に欠けていた。また、包装袋10の容器14への装着に際しては、ディスペンサーを容器14から一旦外した後、嵌合部13に首部15を嵌合させてからディスペンサーを容器に再セットする必要があり、簡便性、迅速性に欠けていた。
【0009】
また、充填部11の高さは構造上容器14の首部15の高さまでの範囲で設定することになる。従って、容器への詰め替えに必要な充填量は、充填部11の高さが前記した範囲に制限されるため、充填部の厚みや横幅を調整することにより確保することになる。
例えば、充填部の横幅を容器のと同じようにして体裁良く、しかも幅狭のスペースで展示できるようにしょうとすると、厚みの方は容器と略同じかそれ以上に設定せざるを得ず、容器への装着時の一体性や展示時の見栄えが良くなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、ディスペンサー容器に装着して使用される詰め替え用の包装袋であって、容器に一体的に、かつ簡便、迅速に装着でき、しかも容器上部に広告、宣伝部分を設定しつつディスペンサーの頂部の汚れをも防止することが可能な包装袋を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、少なくとも表裏2枚のフィルムの周縁をシールして成る充填部とこの充填部に連設する係合部とを具備し、ディスペンサー容器のディスペンサーの頂部を係合部に挿入、係合させ、容器に一体的に装着するようにした詰め替え用の包装袋であって、係合部は連設用シール部を介して充填部の上方に連設されていると共に、この連設用シール部に対峙する上辺シール部に沿った箇所にはディスペンサーの頂部を挿入するためのスリットが設けられ、この部分で開口されてポケット状になっており、かつ両側の側辺シール部の中央部近辺には挿入されたディスペンサーの頂部の両側端部を係止するための突起が一対設けられていることを特徴とする包装袋である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による一実施形態につき図面を参照にして説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施形態による包装袋の概略の構成を示す説明図、図2はこの包装袋のトリガータイプディスペンサー容器への装着状態を示す説明図である。
本実施形態による包装袋20は、図1に示すように、基本的には、表裏2枚のフィルムの周縁をシールして成る充填部21とこの充填部21の上方に連設用シール部23を介して係合部22が連設されている共に、連設用シール部23に対峙する上辺シール部27に沿った箇所にはディスペンサーの頂部を挿入するためのスリット24が設けられ、この部分で開口されてポケット状になっており、かつ係合部両側の側辺シール部25の中央近辺に設けられた突起26、26とを少なくとも具備する。
【0014】
包装袋に使用されるフィルムは、溶融接着可能な公知のものを使用することができる。具体的には、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム等の各種フィルムを基材とし、これらに線状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニール共重合体等のポリオレフィン系の熱接着性樹脂をシーラント層として積層した複合フィルム等が使用できる。
【0015】
これらのフィルムにはガスバリアー性を向上させるために、珪素、アルミニウム、チタン等の無機化合物蒸着層を設けたりしてもよい。
【0016】
包装袋はこれらのフィルムを用いてインパルスシールや熱板シール等の熱溶融接着手段により周縁等を溶融接着することにより製袋する。
本実施形態においては、図にも示すように、これらの熱溶融接着手段により側辺シール部25並びに連設用シール部23等で接着することにより、充填部21とそれに連設される係合部22とを具備する包装袋20としている。
【0017】
係合部22はこの包装袋20をトリガータイプディスペンサー容器30に一体的に装着するための部分であり、上辺シール部27に沿って設けられた、ディスペンサーの頂部32を挿入させるためのスリット24を有すると共に、側辺シール部25、25の中央近辺にはこのスリット24からポケット状の係合部22内に挿入したディスペンサーの頂部32の両側端部33、34を係止させるための突起26,26が一対設けられている。
【0018】
図2にはこの様な構成の包装袋20をトリガータイプディスペンサー容器30に装着するときの様子を示している。装着に際しては、まず包装袋20の上辺部、すなわちスリット24の形成してある部分を下向きにし(図2のa参照)、スリット部分で開口した後、開口部29からポケット状になっている係合部22の中に挿入する。ディスペンサーの頂部32を包装袋20の係合部22に強く挿入すると、一対の突起26、26でディスペンサーの頂部32の両側端部33、34がしっかりと係止される。この様な状態にした後、包装袋20をその連結用シール部23近辺で下向きに折り曲げてトリガータイプディスペンサー容器30の側壁に充填部21を沿わせれば、包装袋20が容器30に一体的に装着される。(図2のb参照)
【0019】
この様に、この包装袋はポケット状の係合部内にディスペンサーの頂部をスリットから挿入し、被せるだけの簡便な操作で迅速にかつ確実に容器に装着することができる。容器への装着をより一体的にするため、包装袋の充填部側面が容器の側壁に密着して装着されるような形状、すなわち容器の側面に合致するような形状、例えば包装袋の水平方向での断面形状が三日月状の形状になるようにしておいても良い。
また、包装袋を装着後はディスペンサーの頂部全体が係合部のポケットの部分で包まれることになるので頂部の汚れを防ぐことができる。
【0020】
更に、充填部の高さはディスペンサーの天面と略同じ高さまでに設定できる。従って、従来の容器首部までの低い高さでしか充填部の高さを設定できなかったものに比べれば、同じ容量の液状物を充填した場合、本発明によるものは充填部の高さを高くできるようになった分、袋の幅を狭くしたり厚みを少なくすることが可能となるため、容器へのより一体的な装着が可能となる。
【0021】
一方、この包装袋20は係合部22が表示部にもなっている。この部分は広告文面等を表示してあるところである。この部分は容器への装着時にディスペンサーの頂部に位置するようになり、広告、表示が的確に行われるようになる。
【0022】
また、充填部の上部には、液状物を容器に詰め替える時に充填し易いようにした注出口やこの注出口を開口し易くするための切り欠き等(図示せず)を適宜必要に応じて設けておく。
【0023】
以上、本発明の一実施形態をトリガータイプディスペンサー容器に適用した例で説明したが、トリガータイプディスペンサー容器以外のプッシュタイプディスペンサー容器等のその他各種ディスペンサー容器にも本発明の包装袋は適用可能である。要するに、ディスペンサーの頂部の両側端部が包装袋の係合部の突起で係止できる程度に出っ張っているディスペンサー容器であれば装着対象となる。
また、袋は上述した構成を具備していればその形態には特に限定されず、スタンディングパウチやガゼット袋や三方シール袋等の種々の形態の袋が適用可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明の詰め替え用の包装袋によれば、ディスペンサー容器に一体的に、かつ簡便で迅速に装着でき、しかも容器上部に広告、宣伝等のための表示部分を位置させつつディスペンサーの頂部の汚れをも防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による包装袋の概略を示す説明図である。
【図2】本発明の包装袋をトリガータイプディスペンサー容器に装着する際の様子を示す説明図である。
【図3】従来の詰め替え用の包装袋とトリガータイプディスペンサー容器にこの詰め替え用の包装袋が装着される時の状態を示す説明図である。
【図4】従来の他の詰め替え用の包装袋と押圧タイプディスペンサー容器にこの詰め替え用の包装袋が装着される時の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、11、20 充填部
2、22 係合部
3、10、20 包装袋
5 シール部
7、30 トリガータイプディスペンサー容器
8、32 頂部
33、34 両側端部
23 連設用シール部
1 スリット
37 側辺シール部
26 突起
27 上辺シール部

Claims (1)

  1. 少なくとも表裏2枚のフィルムの周縁をシールして成る充填部とこの充填部に連設する係合部とを具備し、ディスペンサー容器のディスペンサーの頂部を係合部に挿入、係合させ、容器に一体的に装着するようにした詰め替え用の包装袋であって、係合部は連設用シール部を介して充填部の上方に連設されていると共に、この連設用シール部に対峙する上辺シール部に沿った箇所にはディスペンサーの頂部を挿入するためのスリットが設けられ、この部分で開口されてポケット状になっており、かつ両側の側辺シール部の中央部近辺には挿入されたディスペンサーの頂部の両側端部を係止するための突起が一対設けられていることを特徴とする包装袋。
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