JP4456799B2

JP4456799B2 - solenoid valve

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Publication number: JP4456799B2
Application number: JP2002210496A
Authority: JP
Inventors: 正幸今井; 仁志木船
Original assignee: Fujikoki Corp
Current assignee: Fujikoki Corp
Priority date: 2001-11-01
Filing date: 2002-07-19
Publication date: 2010-04-28
Anticipated expiration: 2022-07-19
Also published as: CN1301379C; CN1432746A; JP2004092664A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁コイルの磁力により弁体を弁座に対して離接して弁の開閉を行う電磁弁に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、弁本体に設けたプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを設け、プランジャチューブ内において弁本体側に可動吸引子、他側にプランジャを設け、可動吸引子とプランジャ間に弁開きばねで付勢された状態で、プランジャと弁体をカシメにより結合して収納した通電時閉型電磁弁が特開２００１−１０８１３６号公報に開示されている。
【０００３】
ところが、特開２００１−１０８１３６号公報に開示されているような従来の通電時閉型電磁弁は、弁本体の材質として真鍮を用いていることから弁本体の重量が大となるばかりでなく、更に、弁本体のプランジャチューブ及び弁座を切削加工により形成していることから、プランジャチューブ及び弁座の加工工数を要し、その結果、弁本体の製造コストが高価となっていた。
また、弁本体のプランジャチューブの周囲にソレノイドコイルを配置するに当って、ソレノイドコイルを囲む磁性材からなる外函を、磁性材のボルトを用いて磁性ガイド（吸引子）に取付・固定することから、その取付には工具を用いる必要があり、簡単に行えないものであった。
【０００４】
また、弁本体と出入口銅パイプの溶接は、溶接部にフラックスを塗布しバーナ加熱により銀ろう付けする手段を採用しているが、このフラックスを除去するのに湯洗いを行い、さらにバ一ナ加熱した後に付く炭化物や変色を取り除くため酸洗いを行う必要がある。また、この酸洗い後の廃液は、環境に有害で処理が難しく、特別な管理が必要であった。
更に、弁本体のプランジャチューブと磁性ガイドは、プランジャやコイルばね等を組み込んだ後、磁性ガイド溶接部に銀ろうにフラックスを塗布して高周波溶接による銀ろう付けしているので、湯洗いや酸洗いができずブラッシング等で処理することとなるが、フラックスが残ると腐蝕の原因となったり、フラックスが弁内部に流れ込みプランジャの動作不良や冷房システムのコンタミでつまりの原因となる恐れを生じるという問題点があった。
更に、筒状部と吸引子との間は固定手段が施されていることから、この間を流体が流通し難く、プランジャの動作遅れや動作不良につながるという問題もあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
かかる問題点に鑑み本発明は、弁本体の簡素化を図り、組立を容易にし、かつ弁本体へのソレノイドコイルの組付を容易にした電磁弁を提供すると共に環境に配慮した製法を採用し、リサイクル化に適した電磁弁を提供することを目的とする。また、電磁弁内の流体の流動性を向上させ、プランジャの動作遅れや動作不良をなくすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の電磁弁は、弁室部と一端を閉塞するとともに他端を前記弁室部に連通させた筒状部とを有する弁本体と、前記筒状部の外周に装備された電磁コイルと、前記筒状部の内部に固定されるとともに前記筒状部の一端側にプランジャ室を画成する吸引子と、前記吸引子を前記筒状部の軸方向に往復動自在に貫通する棒状の弁体と、前記プランジャ室内に前記筒状部の軸方向に往復動自在に設けられるとともに前記弁体に連結されたプランジャと、前記弁本体の開口端に設けた弁座シート部材と、前記吸引子と前記プランジャとの間に配設され、前記弁体を前記弁座シート部材と反対方向の開弁方向に向けて付勢する開弁用付勢手段とを備え、前記吸引子と前記筒状部とを部分カシメによって固定することにより、前記吸引子の外周面と前記筒状部の内周面との間に前記弁室部と前記プランジャ室とを連通する外クリアランスを形成するとともに、前記吸引子の内周面と前記棒状の弁体との間に内クリアランスを形成することを特徴としている。
【０００７】
また、本発明の電磁弁では、前記弁本体は、プレス加工により前記弁座シート部材と別体に形成されるとともに、パイプを接続する嵌合孔を有し、前記弁座シート部材は、プレス加工により形成され、パイプが接続されるパイプ嵌合部を備えるとともに、前記弁体が接離する弁座を前記弁室部に臨むように一体に立ち曲げてあり、前記弁本体と前記弁座シート部材とが溶着されていることを特徴としている。
【０００８】
更に、本発明の電磁弁は、プレス加工により形成される前記弁本体と前記弁座シート部材とは、ステンレススチール材料よりなることを特徴としている。
また、本発明の電磁弁の前記弁座シート部材は、前記弁本体にＴＩＧ溶接により溶着されていることを特徴としている。
【０００９】
更に、本発明の電磁弁の前記弁室部は、プレス絞り加工により前記筒状部よりも拡径に形成することを特徴としている。
【００１０】
特に、上記実施態様において筒状部と吸引子との間を部分カシメ、例えば、スポット的に三箇所のみカシメをしてクリアランスを確保することで、流体、例えば、冷媒が、ガス状、液状、或いはガス液混合状態である場合、或いは、オイルが混入した状態など、どんな条件であっても適度にクリアランスを通して流体の流通が得られることで、プランジャの動きが制限されずに、スムースに動作する。
また、流体のクリアランスを大きくしたことで、流体のダンパー作用を小さくする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
【実施例１】
図１は、本発明の第１の実施の形態における電磁弁を示す断面図、図２は同第１の実施の形態における電磁弁を示す斜視図、図３は図２の平面図、図４は図１の要部拡大図である。
第１の実施形態の電磁弁は、図１に示すように、弁室部１０を有すると共に、一端を閉塞したパイプ等の筒状部１５を有する弁本体１と、弁本体１の筒状部１５の外周に装備された電磁コイル２と、弁本体１の筒状部１５の内部に固定された吸引子３と、吸引子３に弁本体１の筒状部１５の長手方向に摺動自在に設けた棒状の弁体４と、弁体４に連結されたプランジャ５と、弁本体１の開口端に設けた弁座シート部材６と、吸引子３とプランジャ５との間に配設された弁体４を弁座シート部材６と反対方向の開弁方向に向って付勢する開弁用付勢手段であるコイルスプリング７とを備えている。
【００１２】
弁座シート部材６には、図１に示すように、弁本体１の弁室１１の内部に臨んで弁体４の離接する弁座６１が形成され、弁座シート部材６が弁本体１に溶接により固着されている。弁本体１と弁座シート部材６はステンレススチール材料よりなり、プレス加工により成形されている。
【００１３】
弁本体１の筒状部１５は、図１、図２及び図３に示すように、電磁コイル２を収容するコイルケース８を装備し、該コイルケース８は押圧係止部材９を介して弁本体１の筒状部１５に固定されている。
【００１４】
弁本体１の円筒状の弁室部１０の内部には、図１に示すように、弁室１１が形成されると共に、弁室部１０には垂直な中心軸線と直交する方向に嵌合孔１２が設けられている。また、弁室部１０の下端には外方に向って張出したフランジ１３が形成され、弁室部１０の上端には段部１４を介して同一中心軸線上に上方に向って小径の筒状部１５が形成されている。更に、弁本体１の筒状部１５の上端部の外周には係止凹部１６が形成され、弁本体１の筒状部１５の上端は閉塞されている。
【００１５】
また、上記弁室部１０には、図１及び図４に示すように、垂直な中心軸線と直交する方向に銅パイプ１００が接続され、更に、弁室部１０の嵌合孔１２には、側方より銅パイプ１００の一端部が嵌入され、水素炉中での銅ろう付けにより溶着されている。
【００１６】
筒状部１５の内部には、図１に示すように、弁本体１の弁室１１の上側に円筒状の吸引子３が所定の隙間（外クリアランス）１７をもって配設され、吸引子３の外周面には全周にカシメ用凹溝３０が形成されている。そして、前記カシメ用凹溝３０に対応する筒状部１５の部分を該カシメ用凹溝３０に対してカシメ加工する（カシメ部２０）ことにより、吸引子３を筒状部１５の内部に固定する。上記構成により、筒状部１５の内面と吸引子３の外周面との間の隙間、即ち外クリアランス１７のカシメ部２０以外は、上下に連通していることになる。
【００１７】
吸引子３には、図１に示すように、これを貫通する棒状の弁体４が筒状部１５の長手方向に沿って摺動自在に設けられる。上記吸引子３と弁体４との間は、所定の隙間、即ち内クリアランス１８が形成される。また、弁体４の先端部には弁座シート部材６の弁座６１に離接する弁部４０が形成され、弁体４の上端寄りには小径部４１が形成されている。弁体４の材質は真鍮である。
【００１８】
筒状部１５の上端寄りの内部には、図１及び図４に示すように円筒状のプランジャ５が移動自在に配設され、プランジャ５の端壁には中心軸線上に沿って弁体４の小径部４１を固定するための固定用孔５０が設けられている。
【００１９】
プランジャ５の端壁に形成された固定用孔５０には、図１及び図４に示すように、下方より弁体４の小径部４１が嵌入されている。そして、プランジャ５は、弁体４の小径部４１の先端にカシメ止め加工Ｋ１を施すことにより、弁体４の小径部４１に連結されている。
【００２０】
弁体４の外側において、図１に示すように、吸引子３とプランジャ５との間に開弁用のコイルスブリング７が配設され、プランジャ５はコイルスブリング７の付勢力により吸引子３と離間する方向に常時付勢されている。
【００２１】
弁座シート部材６は、図１に示すように、弁本体１と同一中心軸線上に円筒状のシート本体６０を有し、弁座シート部材６のシート本体６０の上端には弁座６１が形成されている。また、弁座シート部材６のシート本体６０の下端には、段部を介してパイプ嵌合部６２が形成され、弁座シート部材６のパイプ嵌合部６２の端縁には外方に向って張出したフランジ６３が形成されている。
【００２２】
弁本体１の弁室１１には、図１に示すように、弁体４の弁部４０に臨んで弁座シート部材６が配置され、弁本体１のフランジ１３には弁座シート部材６のフランジ６３が当接されている。また、フランジ１３と弁座シート部材６のフランジ６３とはＴＩＧ溶接手段Ｗ１により溶着されている。
【００２３】
弁座シート部材６には、図１に示すように、銅パイプ１００が接続され、弁座シート部材６のパイプ嵌合部６２には下方より銅パイプ１１０の一端部が嵌入され、銅パイプ１１０は弁座シート部材６のパイプ嵌合部６２に水素炉中銅ろう付け手段により溶着されている。
【００２４】
弁本体１の筒状部１５の外側には、図１に示すように、ボビン１２０が嵌合装着され、ボビン１２０の周囲には電磁コイル２が巻回され、ボビン１２０はコイルケース８の内部に収容されている。
【００２５】
ボビン１２０には、図１に示すように、２個のタ一ミナル１３０を介して２本のリード線１４０，１４０が接続され、電磁コイル２にはリード線１４０，１４０を介して通電される。
【００２６】
更に、筒状部１５には、図１，図２及び図３に示すように、電磁コイル２を収容するコイルケース８が装着され、コイルケース８の互いに対向する水平な上壁８０及び下壁８１には同一中心軸線上に沿って貫通孔８２及び貫通孔８３がそれぞれ設けられている。
【００２７】
コイルケース８の上壁８０の上部には、図１、図２及び図３に示すように、板金製の押圧係止部材９が配設されている。また、押圧係止部材９の本体９０の他端には上方に向って直角に折曲した折曲げ部９４が形成され、該折曲げ部９４には弁本体１の筒状部１５の係止凹部１６に係合する突起９５が形成されている。なお、本体９０はリベット１５０によりコイルケース８に固定される。
【００２８】
コイルケース８の上壁８０の貫通孔８２，下壁８１の貫通孔８３及びボビン１２０には、図１に示すように、下方より弁本体１の筒状部１５が挿通され、弁本体１の筒状部１５の係止凹部１６には、図４に示すように、押圧係止部材９の立上り部９４の突起９５が係合され、コイルケース８は押圧係止部材９を介して弁本体１の筒状部１５に着脱自在に係止されている。
【００２９】
次に、第１の実施形態の作用について説明する。
【００３０】
この電磁弁は、電磁コイル２に通電すると、吸引子３に磁力が発生し、吸引子３がプランジャ５を下方に向って吸引する。そして、該吸引子３の吸引により、プランジャ５が弁本体１の筒状部１５の内部をコイルスプリング７の付勢力に抗して下方に向って移動すると同時に、弁体４が吸引子３に案内されながらプランジャ５と共に弁座シート部材６の弁座６１に向って下方に移動し、弁体４の弁部４０が弁座シート部材６の弁座６１に密接し、電磁弁は閉弁状態となる。
【００３１】
また、電磁コイル２への通電を遮断すると、電磁コイル２に磁力が発生せず、吸引子３は吸引力を失い、プランジャ５が弁本体１の筒状部１５の内部をコイルスプリング７の付勢力により吸引子３と反対方向の上方に向って移動すると同時に、弁体４が吸引子３に案内されながらプランジャ５と共に上方に向って移動し、図１に示すように、弁体４の弁部４０が弁座シート部材６の弁座６１から離間し、電磁弁は開弁を行う。
上記の弁の開閉作用に伴い、流体は銅パイプ１００から銅パイプ１１０に流動し、又は、流動を停止する。このとき弁体４の上下動に伴って弁室１１内の流体は吸引子３をこえてプランジャ室５ａに流入するが、内外クリアランス１７，１８の形成により、弁本体内における流体の流動が円滑になる。また、流体のダンパー作用も抑制される。
【００３２】
なお、上述した第１の実施の形態においては、弁体４の材質を真鍮としたが、弁体４はステンレススチール材とすることも可能であり、銅パイプ１００，１１０はステンレススチール材としても良い。また、本発明は、他の電磁弁に用いてもよい。
【００３３】
【実施例２】
次に、本発明における第２の実施の形態について、図５及び図６を用いて説明する。第２の実施の形態は、図４で例示した電磁弁の銅パイプ１００を屈曲する手段に関するものであり、図５は電磁弁１６３の加工前の縦断面図、図６はその加工後の縦断面図である。なお、図５及び図６は、図４と左右逆に示されている。
電磁弁１６３は、例えば、空調機の冷凍サイクルに配置させる場合には、図６に示すように、一方の銅パイプ１１０に対して、他方の銅パイプ１００を図５に示す直線状態から屈曲させて用いられる場合が多い（なお、図１及び図２に示す場合は、銅パイプ１１０側が屈曲されている）。
【００３４】
そして、この銅パイプ１００の屈曲に当たっては、空調機器内の省スぺース化を図るために電磁弁１６３に設けられた一方の直線状の銅パイプ１１０に対して、他方の銅パイプ１００を屈曲させる場合に、図６に示すように銅パイプ１１０と銅パイプ１００との間の距離ａ（配管ピッチ）を、可能な限り小さくすることが望ましい。
【００３５】
ところで、図５に示す電磁弁１６３は、図４に示す電磁弁同様に、パイプ状の弁本体１に対して吸引子３が固定され、該吸引子３を貫通する弁体４がプランジャ５と共に長手方向に沿って摺動自在に設けられている。そして、この弁本体１下部に形成された弁室１１に開口されて銅パイプ１１０と銅パイプ１００とが設けられている。
そして、このタイプの電磁弁１６３は、弁本体１が真鍮で銅パイプ１００，１１０は銅合金を素材として構成されており、弁本体１とはロウ付けなどにより気密状態とされ、強度を確保する固定がなされている。しかし、真鍮の強度上弁本体１のロウ付け代（しろ）を長く取る必要がある。
【００３６】
また、弁室１１の内容積を確保するため、中繰り加工などにより弁室１１の内径を拡大する必要があり、弁本体１の外形が大きくなる傾向がある。そして銅パイプ１１０と銅パイプ１００とは、製造工程の作業上の都合から直管のまま作業し、最終でユーザ仕様に合わせ曲げるのが一般的である。
【００３７】
この曲げ加工の場合、銅パイプ１００が曲げ部においてつぶれることなく規定の通過断面積を確保するための許容最小曲げ形状（曲げ角度）Ｒが決まっているため、上記のように弁本体１の弁室１１の外形が大きくなると、その分、配管を曲げるためのクランプ固定冶具が入らず、その結果、ピッチを小さくすることができないという不都合がある。また、固定冶具のホールド代（支持代）を短くすると、銅パイプ１００が十分に固定されず、銅パイプ１００がホールド部分でつぶれたり、銅パイプ１００の根本から曲がったり、つぶれてしまうという可能性もある。
【００３８】
また、曲げ形状Ｒを規定以上に小さくしてピッチを小さく抑えようとすると、曲げ部がつぶれ、銅パイプ１００の断面積が確保でできないため、曲げ部で圧力損失を生じ冷房・暖房能力の低下に繋がる可能性がある。
そこで、この実施の形態では、弁本体１の成形をプレス絞りタイプとすることで、電磁弁１６３の内容積を確保し、また、外形を小さく抑えることでパイプ固定冶具のホールド代を確保し、規定の曲げ形状Ｒの範囲内で曲げることで、上記問題点が生じないようにするものである。
【００３９】
具体的には、図５に示すように、銅パイプ１００の曲げ加工として、曲げ加工する銅パイプ１００に芯棒２０２を挿入する。この芯棒２０２は、銅パイプ１００の曲げ加工時において、銅パイプ１００のパイプ内形状を保たせるものであり、そのために銅パイプ１００の内径より若干小さい断面形状の金属素材の棒状物からなり、先端は略球面形状としている。
【００４０】
また、その弁本体１側の銅パイプ１００の根元を、こま２０３とパイプ押え２００とからなる固定冶具により固定する。こま２０３は、銅パイプ１００の下部に沿う所定長さＡの水平支持部と円曲面とからなる形状を具備する。また、パイプ押え２００はその下面に銅パイプ１００に沿う水平な押え面を有する板状体からなる。また、図５に示すように、屈曲開始に当たっては、パイプ押え２００に隣接して銅パイプ１００上にパイプ曲げ板２０１が配置される。
更に、他方の銅パイプ１１０を支持枠２０４にて固定する。該支持枠２０４は銅パイプ１１０が内挿可能な断面リング状の筒状体、或いは２枚の板状体等種々の形状がものが考えられる。
【００４１】
そして、屈曲に当たっては、図６に示すように、こま２０３の円曲面に沿ってパイプ曲げ板２０１を回転させて銅パイプ１００を押し圧すると共に、芯棒２０２を徐々に銅パイプ１００から引き抜きながら銅パイプ１００を曲げる。この曲げの条件として、曲げ部変形率（内径ｂの減少率）を１２％以下とすることが望ましい。また、その曲げ手段として、パイプ押え２００の巾とこま２０３の水平部分の巾Ａを同じ長さとすることが好ましい。
図５に示すように、上記巾Ａは、例えば、銅パイプ１００の直径が８ｍｍ程度のもので５ｍｍ以上必要であり、この固定冶具が十分でない場合には、銅パイプ１００が弁本体１の根元から変形する可能性がある。
なお、上記第２の実施の形態として銅パイプ１００の屈曲について説明したが、銅パイプ１００に代えて、銅パイプ１１０を屈曲させる場合にも適用できることは言うまでもない。
【００４２】
【実施例３】
次に第３の実施の形態について、図７乃至図１０を参照して説明する。第３の実施の形態は、図２及び図３に示すコイルケース８の別の実施の形態に関するものである。
図７は、本発明の第３の実施の形態に係る電磁弁１６３の空調室内機１６１への取付状態を示す平面図、図８は作用説明図で、（Ａ）は、図２及び図３に示すコイルケース８の場合、（Ｂ）は第３の実施の形態の電磁弁１６３の場合を示す。また、図９は同第３の実施の形態における電磁弁１６３の斜視図、図１０は図９の電磁弁１６３の平面図である。なお、図９及び至図１０において、図２及び図３に示す構成部分と同一構成については、同一符号を付して説明を省略する。
【００４３】
電磁弁１６３を、図７に示すように、空調室内機１６１に配置する場合にその限られたスペース内に配置するとき、周辺機器、例えば、熱交換器１６２と壁１６０の間隔が非常に狭く、図８（Ａ）に示すように、熱交換器１６２に対して電磁弁の固定角度が傾くと、そのコイルケース８のコーナー角部８０ｂが熱交換器１６２ばかりでなく、冷媒配管、電源ボックス、内装パネルなどと接触することがあり、例えば、熱交換器１６２とコイルケース８が接触した場合、ルームエアコンの運転振動等で異音が発生する可能性がある。
【００４４】
また、熱交換器１６２は、冷房・除湿運転時に発生する凝縮水がコイルケースやコイルと接触してコイルの絶縁性を低下させる可能性もある。
【００４５】
そこで、第３の実施の形態では、図９及び図１０に示すように、コイルケース８’の上壁８０’及び下壁８１’のカド部を落として、コーナー切欠部８０ａ，８１ａを形成し、図８（Ｂ）に示すように、電磁弁１６３に多少の角度ずれが生じても、コイルケース８’が上記周辺部品と接触せず、不具合が発生しないようにしたものである。上記構成とすることにより、作業時において取付角度を考慮する必要がなく、カド部を落とした分、省スペース化と軽量化を図ることができる。
【００４６】
【実施例４】
更に第４の実施の形態について、図１１乃至図１３を参照して説明する。第４の実施の形態は、図９及び図１０に示す押圧係止部材９の別の実施の形態に関するものである。
【００４７】
図１１は、本発明の第４の実施の形態に係る電磁弁１６３の正面図、図１２は図１１を矢印Ｒ１方向から見た平面図、図１３は図１１を矢印Ｒ２方向から見た側面図、図１４は図１２に示す押圧係止部材のＡ−Ａ断面図、図１５は図１４に示す押圧係止部材のＢ方向矢視図である。なお、図１１乃至図１５に示す第４の実施の形態においては、図９乃至図１０に示す第３の実施の形態とは押圧係止部材の構成が異なるのみであり、他の構成は同一であるので、第３の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【００４８】
図１１乃至図１５において、押圧係止部材９’は、例えばプレス成形品であり、取付板部となる横辺部９１と、その一端が逆Ｕ字形状に形成された折り返しバネ部９２と、横辺部９１の他端に一体に形成された縦辺部９３と、からなり、縦辺部９３の両端は折曲げ部９６が形成される。また、折曲げ部９６がコーナー切欠部８０ａに安定的に係合するように、コーナー切欠部８０ａの形状を、更に、切り欠いてもよい。而して、折り返しバネ部９２には、内側面部９２ｂと共にバネ部を構成する外側面部９２ａの略中央に球冠状の突起９５’が突設されている。
【００４９】
かかる押圧係止部材９’の構成において、横辺部９１はその略中央部においてリベット１５０によりコイルケース８’の上壁８０’に固定されると共に縦辺部９３の折り曲げ部９６は上壁８０’のコーナー切欠部８０ａに係止されることにより押圧係止部材９’の回転が防止され、押圧係止部材９’はコイルケース８’に対して強固に固定される。
この際、コイルケース８’を弁本体１に組み込むには、折り返しバネ部９２の突起９５’が筒状部１５に形成された複数個の係止凹部１６の適宜の１つに嵌合するようコイルケース８’を回転しながら筒状部１５に押し込むのである。
【００５０】
そして、筒状部１５に押し込んだ後、筒状部１５に対し突起９５’が適正に嵌合しているか確認する。これにより、折り返しバネ部９２の弾性により選定された係合凹部１６に突起９５’が弾発的に圧接されて嵌合できることとなる。この結果、押圧係止部材９’は上記係止凹部１６に係止され、コイルケース８’の固定を容易に行えると共にその固定を確実に行うことができるのである。
【００５１】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の電磁弁によれば、電磁コイルに通電するのみで、吸引子に電磁コイルの通電による磁力が発生するので、プランジャを付勢手段の付勢力に抗しながら吸引子に向って移動させることができる。
また、弁体が吸引子に案内されながらプランジャと共に弁座シート部材の弁座に向って移動するので、弁体を弁座シート部材の弁座に密接させることができる。また、弁座シート部材を弁本体とは別体にしたので、弁本体の小型化が図れ、組立性を向上した電磁弁を実現できる。
【００５２】
更に、本発明の電磁弁によれば、弁本体及び弁座シート部材がステンレススチール材料を素材とするので、弁本体及び弁座シート部材の重量の軽量化を図ることができ、更に、弁本体及び弁座シート部材をプレス加工により成形したので、弁本体及び弁座シート部材の製造を容易に行え、弁本体及び弁座シート部材の製造コストの低減化を図ることができる。
【００５３】
本発明の電磁弁によれば、コイルケースに固定された押圧係止部材を弁本体の筒状部に形成した係止凹部に係止するのみで、コイルケースが押圧係止部材を介して弁本体の筒状部に固定されるので、電磁コイルを収容したコイルケースを弁本体の筒状部に対して押圧係止部材によりワンタッチで簡単に取付けることができ、電磁弁の組立性の向上を図れる。
【００５４】
本発明の電磁弁によれば、弁座シート部材を弁本体にＴＩＧ溶接により溶着したので、従来のような人体に有害なカドミウム入り銀ろう材の使用を廃止することができる。
【００５５】
本発明の電磁弁によれば、弁本体と出入口パイプを水素炉中ろう付けすることで、ろう付け後の湯洗い、酸洗いが不要となり、製造コストの低減化が図れる。
本発明の電磁弁によれば、弁本体内における流体の流動性を円滑にすることで、プランジャの動作遅れや動作不良がなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態における電磁弁の縦断面図。
【図２】本発明の第１の実施の形態における電磁弁の斜視図。
【図３】図２の平面図。
【図４】図１の要部拡大図。
【図５】本発明の第２の実施の形態における電磁弁の加工前の縦断面図。
【図６】同第２の実施の形態における電磁弁の加工後の縦断面図。
【図７】本発明の第３の実施の形態における電磁弁の空調室内機への取付状態を示す平面図。
【図８】同第３の実施の形態の作用説明図で、（Ａ）は第１の実施の形態、（Ｂ）は第３の実施の形態の場合を示す。
【図９】同第３の実施の形態における電磁弁の斜視図。
【図１０】図９の電磁弁の平面図。
【図１１】同第４の実施の形態における電磁弁の正面図。
【図１２】図１１に示す電磁弁の平面図。
【図１３】図１１に示す電磁弁の側面図。
【図１４】図１２に示す電磁弁の押圧係止部材のＡ−Ａ断面図。
【図１５】図１４に示す押圧係止部材のＢ方向矢視図。
【符号の説明】
１・・・弁本体２・・・電磁コイル３・・・吸引子
４・・・弁体５・・・プランジャ５ａ・・・プランジャ室
６・・・弁座シート部材７・・・コイルスプリング
８、８’・・・コイルケース９・・・押圧係止部材
９、９’・・・押圧係止部材
１０・・弁室部
１１・・弁室１２・・嵌合孔１３・・フランジ
１４・・段部１５・・筒状部１６・・係止凹部
１７・・外クリアランス（外隙間）１８・・内クリアランス（内隙間）
２０・・カシメ部３０・・カシメ用凹溝４０・・弁部
４１・・小径部５０・・固定用孔６０・・シート本体
６１・・弁座６２・・パイプ嵌合部６３・・フランジ
８０、８０’・・上壁８０ａ・・コーナー切欠部
８０ｂ・・コーナー角部８１、８１’・・下壁
８１ａ・・コーナー切欠部８２・・貫通孔
８３・・貫通孔９０・・本体９１・・横辺部
９２・・・折り返しバネ部９２ａ・・外側面部
９２ｂ・・内側面部９３・・縦辺部
９４・・立ち上がり部９５、９５’・・・突起
９６・・折曲げ部１００・銅パイプ１１０・銅パイプ
１２０・ボビン１３０・タ一ミナル１４０・リード線
１５０・リベット１５１・頭部
１６０・壁１６１・空調室内機１６２・熱交換器
１６３・電磁弁１６４・電源ボックス
２００・パイプ押え２０１・パイプ曲げ板２０２・芯棒
２０３・こま２０４・支持枠[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to an electromagnetic valve that opens and closes a valve by separating a valve body from a valve seat by the magnetic force of an electromagnetic coil.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, a solenoid coil is provided around the plunger tube provided in the valve body, a movable suction element is provided in the plunger tube on the valve body side, and a plunger is provided on the other side. The plunger is biased by a valve opening spring between the movable suction element and the plunger. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-108136 discloses a closed solenoid valve when energized in which a plunger and a valve body are coupled and accommodated by caulking.
[0003]
  However, the conventional energized solenoid valve as disclosed in JP 2001-108136 A uses not only the weight of the valve body because it uses brass as the material of the valve body, Furthermore, since the plunger tube and the valve seat of the valve body are formed by cutting, man-hours for processing the plunger tube and the valve seat are required. As a result, the manufacturing cost of the valve body is expensive.
  Also, when placing the solenoid coil around the plunger tube of the valve body, attach and fix the outer casing made of magnetic material surrounding the solenoid coil to the magnetic guide (attractor) using magnetic material bolts. Therefore, it was necessary to use a tool for the attachment, which could not be easily performed.
[0004]
  In addition, welding of the valve body and the inlet / outlet copper pipe employs a means of applying a flux to the welded portion and brazing the silver by heating with a burner. It is necessary to perform pickling to remove carbides and discoloration attached after heating. In addition, the waste liquid after pickling was harmful to the environment and difficult to treat, requiring special management.
  Furthermore, since the plunger tube and magnetic guide of the valve body are assembled with a plunger, coil spring, etc., flux is applied to the magnetic guide welded part and silver brazing is performed by high frequency welding. It cannot be washed and will be processed by brushing, etc., but if flux remains, it may cause corrosion, or flux may flow into the valve and cause malfunction of the plunger or contamination of the cooling system. There was a problem.
  Furthermore, since a fixing means is provided between the cylindrical portion and the suction element, there is a problem that fluid does not easily flow between the cylindrical portion and the plunger, resulting in a delay in operation or malfunction of the plunger.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  In view of such problems, the present invention provides a solenoid valve that simplifies the valve body, facilitates assembly, and facilitates assembly of the solenoid coil to the valve body, and adopts an environmentally friendly manufacturing method. An object is to provide a solenoid valve suitable for recycling. It is another object of the present invention to improve the fluidity of the fluid in the solenoid valve and eliminate the operation delay and malfunction of the plunger.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  The solenoid valve of the present invention closes the valve chamber and one end.And the other end communicated with the valve chamber.A valve body having a cylindrical part, an electromagnetic coil provided on the outer periphery of the cylindrical part, and fixed inside the cylindrical partAnd a plunger chamber is defined at one end of the cylindrical portion.Suction element and said suction elementTheIn the axial direction of the tubular partround tripFreelyPenetrateA rod-shaped disc,While being provided in the plunger chamber so as to be capable of reciprocating in the axial direction of the cylindrical portion,The plunger connected to the valve body, the valve seat member provided at the open end of the valve body, and the suction element and the plunger are disposed between the plunger and the plunger.,A valve opening urging means for urging the valve body in a valve opening direction opposite to the valve seat member;By fixing the suction element and the cylindrical part by partial caulking, the valve chamber part and the plunger chamber are communicated between the outer peripheral surface of the suction element and the inner peripheral surface of the cylindrical part. A clearance is formed, and an inner clearance is formed between the inner peripheral surface of the suction element and the rod-shaped valve body.It is characterized by that.
[0007]
  Also,Solenoid valve of the present inventionThen, the valve body isBy press workingThe valve seat member is formed separately from the valve seat member, and has a fitting hole for connecting a pipe. The valve seat member is formed by pressing and includes a pipe fitting portion to which the pipe is connected. The valve seat that contacts and separates the valve body is integrally bent so as to face the valve chamber portion, and the valve body and the valve seat sheet member areIt is characterized by being welded.
[0008]
  Furthermore, the solenoid valve of the present invention isThe valve body and the valve seat member formed by pressing are made of a stainless steel material.
  Further, the valve seat member of the solenoid valve of the present invention is welded to the valve body by TIG welding.It is characterized by that.
[0009]
  Furthermore,The valve chamber portion of the electromagnetic valve according to the present invention is characterized in that the diameter is larger than that of the cylindrical portion by press drawing.
[0010]
  In particular, in the above embodimentTube and suctionBy partially caulking between, for example, three spots in a spot to ensure clearance, the fluid, for example, the refrigerant is in a gaseous, liquid, or gas-liquid mixed state, or oil The flow of the fluid can be obtained through the clearance moderately under any conditions such as the state of mixing, so that the plunger moves smoothly without being restricted.
  Also, the fluid damper action is reduced by increasing the fluid clearance..
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Example 1]
  1 is a cross-sectional view showing a solenoid valve according to the first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing the solenoid valve according to the first embodiment, FIG. 3 is a plan view of FIG. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 1.
  As shown in FIG. 1, the solenoid valve of the first embodiment has a valve chamber.Part 10Pipe with one end closedSuch as a cylindrical part 15Of the valve body 1 and the valve body 1Cylindrical part15 of the electromagnetic coil 2 installed on the outer periphery of the valve body 1Cylindrical part15 and the suction element 3 fixed in the interior of the valve body 1TubularA rod-like valve body 4 slidably provided in the longitudinal direction of the portion 15, a plunger 5 connected to the valve body 4, a valve seat member 6 provided at the open end of the valve body 1, and a suction element 3 A coil spring 7 is provided as a valve opening urging means for urging the valve body 4 disposed between the plunger 5 and the valve seat member 6 in a valve opening direction opposite to the valve seat member 6.
[0012]
  As shown in FIG. 1, the valve seat member 6 is formed with a valve seat 61 that faces the inside of the valve chamber 11 of the valve body 1 and separates the valve body 4, and the valve seat member 6 is attached to the valve body 1. It is fixed by welding. The valve body 1 and the valve seat member 6 are made of stainless steel material,TheMolded by less processing.
[0013]
  Of valve body 1Cylindrical part15 is equipped with a coil case 8 that accommodates the electromagnetic coil 2 as shown in FIGS.The coil case 8 isThe valve main body 1 isCylindrical part15 is fixed.
[0014]
  Cylindrical shape of valve body 1Valve chamber10 is formed with a valve chamber 11 as shown in FIG.Valve chamber10 is provided with a fitting hole 12 in a direction perpendicular to the vertical central axis. Also,Valve chamberA flange 13 projecting outward is formed at the lower end of 10,Valve chamberThe upper end of 10 has a small diameter upward on the same central axis via a step 14.Cylindrical part15 is formed. Furthermore, the valve body 1Cylindrical partA locking recess 16 is formed on the outer periphery of the upper end portion of 15,Cylindrical partThe upper end of 15 is closed.
[0015]
  Also, aboveValve chamber10 includes FIG.And FIG.As shown in FIG. 4, a copper pipe 100 is connected in a direction perpendicular to the vertical center axis,Valve chamberOne end of the copper pipe 100 is fitted into the fitting hole 12 from the side and welded by copper brazing in a hydrogen furnace.
[0016]
  Cylindrical partAs shown in FIG. 1, a cylindrical suction element 3 is disposed inside the valve body 11 of the valve body 1 with a predetermined gap (outer clearance) 17 on the outer peripheral surface of the suction element 3. A caulking concave groove 30 is formed on the entire circumference. And it corresponds to the concave groove 30 for caulkingCylindrical part15 is caulked with respect to the caulking concave groove 30 (caulking portion 20), so that the suction element 3 isCylindrical part15 is fixed inside. With the above configuration,Cylindrical partThe clearance between the inner surface of 15 and the outer peripheral surface of the suction element 3, that is, the caulking portion 20 of the outer clearance 17, communicates vertically.
[0017]
  As shown in FIG. 1, the suction element 3 has a rod-shaped valve body 4 penetrating therethrough.Cylindrical part15 is slidable along the longitudinal direction. A predetermined gap, that is, an inner clearance 18 is formed between the suction element 3 and the valve body 4. Further, a valve portion 40 that is separated from and contacting the valve seat 61 of the valve seat member 6 is formed at the distal end portion of the valve body 4, and a small diameter portion 41 is formed near the upper end of the valve body 4. The material of the valve body 4 is brass.
[0018]
  Cylindrical partAs shown in FIGS. 1 and 4, a cylindrical plunger 5 is movably disposed inside the upper end of 15, and a small-diameter portion of the valve body 4 extends along the central axis on the end wall of the plunger 5. A fixing hole 50 for fixing 41 is provided.
[0019]
  As shown in FIGS. 1 and 4, a small-diameter portion 41 of the valve body 4 is fitted into the fixing hole 50 formed in the end wall of the plunger 5 from below. The plunger 5 is connected to the small diameter portion 41 of the valve body 4 by applying a crimping process K1 to the tip of the small diameter portion 41 of the valve body 4.
[0020]
  As shown in FIG. 1, on the outside of the valve body 4, a coil opening stub ring 7 is disposed between the suction element 3 and the plunger 5, and the plunger 5 is connected to the suction element 3 by the urging force of the coil sbling 7. Always energized in the direction of separation.
[0021]
  As shown in FIG. 1, the valve seat member 6 has a cylindrical seat body 60 on the same central axis as the valve body 1, and a valve seat 61 is formed at the upper end of the seat body 60 of the valve seat member 6. Is formed. Further, a pipe fitting portion 62 is formed at the lower end of the seat body 60 of the valve seat member 6 via a stepped portion, and the end of the pipe fitting portion 62 of the valve seat member 6 faces outward. An overhanging flange 63 is formed.
[0022]
  As shown in FIG. 1, a valve seat member 6 is disposed in the valve chamber 11 of the valve body 1 so as to face the valve portion 40 of the valve body 4, and the valve seat sheet member 6 is disposed on the flange 13 of the valve body 1. The flange 63 is abutted. The flange 13 and the flange 63 of the valve seat member 6 are welded by TIG welding means W1.
[0023]
  As shown in FIG. 1, a copper pipe 100 is connected to the valve seat member 6, and one end portion of the copper pipe 110 is inserted into the pipe fitting portion 62 of the valve seat member 6 from below. Is welded to the pipe fitting portion 62 of the valve seat member 6 by copper brazing means in a hydrogen furnace.
[0024]
  Of valve body 1Cylindrical partAs shown in FIG. 1, a bobbin 120 is fitted and attached to the outside of 15, the electromagnetic coil 2 is wound around the bobbin 120, and the bobbin 120 is accommodated inside the coil case 8.
[0025]
  As shown in FIG. 1, two lead wires 140 and 140 are connected to the bobbin 120 via two terminals 130, and the electromagnetic coil 2 is energized via the lead wires 140 and 140. .
[0026]
  Furthermore,Cylindrical part1, 2, and 3, a coil case 8 that accommodates the electromagnetic coil 2 is attached to the coil 15, and the horizontal upper wall 80 and the lower wall 81 that face each other of the coil case 8 have the same center. A through hole 82 and a through hole 83 are provided along the axis.
[0027]
  As shown in FIGS. 1, 2, and 3, a sheet metal pressing and engaging member 9 is disposed on the upper wall 80 of the coil case 8. Further, a bent portion 94 that is bent at a right angle upward is formed at the other end of the main body 90 of the press locking member 9, and the bent portion 94 has a bent portion 94.Cylindrical partA protrusion 95 that engages with the 15 locking recesses 16 is formed. The main body 90 is fixed to the coil case 8 with a rivet 150.
[0028]
  As shown in FIG. 1, the through hole 82 of the upper wall 80 of the coil case 8, the through hole 83 of the lower wall 81, and the bobbin 120 have the valve body 1 from below.Cylindrical part15 is inserted and the valve body 1Cylindrical partAs shown in FIG. 4, a protrusion 95 of the rising portion 94 of the press locking member 9 is engaged with the locking recess 16 of 15, and the coil case 8 is connected to the valve body 1 via the press locking member 9.Cylindrical part15 is detachably locked.
[0029]
  Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0030]
  When the electromagnetic coil 2 is energized, this solenoid valve generates a magnetic force in the attractor 3, and the attractor 3 attracts the plunger 5 downward. Then, by the suction of the suction element 3, the plunger 5 is moved to the valve body 1.Cylindrical partThe valve body 4 is guided downward by the suction element 3 at the same time as it moves downwardly against the biasing force of the coil spring 7.TheIt moves downward along with the ranger 5 toward the valve seat 61 of the valve seat member 6, the valve portion 40 of the valve body 4 comes into close contact with the valve seat 61 of the valve seat member 6, and the electromagnetic valve is closed.
[0031]
  Further, when the energization to the electromagnetic coil 2 is cut off, no magnetic force is generated in the electromagnetic coil 2, the attractor 3 loses the attractive force, and the plunger 5 is connected to the valve body 1.Cylindrical part15 is moved upward in the direction opposite to the attractor 3 by the biasing force of the coil spring 7, and at the same time, the valve body 4 is moved upward together with the plunger 5 while being guided by the attractor 3. FIG. As shown, the valve portion 40 of the valve body 4 is separated from the valve seat 61 of the valve seat member 6, and the electromagnetic valveOpenI do.
  The fluid flows from the copper pipe 100 to the copper pipe 110 or flows along with the opening / closing action of the valve.TheStop. At this time, the fluid in the valve chamber 11 flows into the plunger chamber 5a over the suction element 3 as the valve body 4 moves up and down. become. Further, the damper action of the fluid is also suppressed.
[0032]
  In the first embodiment described above, the valve body 4 is made of brass. However, the valve body 4 can be made of stainless steel, and the copper pipes 100 and 110 can be made of stainless steel. good. Moreover, you may use this invention for another solenoid valve.
[0033]
[Example 2]
  Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The second embodiment relates to means for bending the copper pipe 100 of the electromagnetic valve illustrated in FIG. 4, FIG. 5 is a longitudinal sectional view before processing the electromagnetic valve 163, and FIG. 6 is a longitudinal section after the processing. FIG. 5 and 6 are shown opposite to the left and right in FIG.
For example, when the electromagnetic valve 163 is arranged in a refrigeration cycle of an air conditioner, as shown in FIG. 6, the other copper pipe 100 is bent from the linear state shown in FIG. 5 with respect to one copper pipe 110. (In the case shown in FIGS. 1 and 2, the copper pipe 110 side is bent).
[0034]
  In bending the copper pipe 100, the other copper pipe 100 is bent with respect to one straight copper pipe 110 provided in the electromagnetic valve 163 in order to save space in the air conditioner. In this case, it is desirable to make the distance a (pipe pitch) between the copper pipe 110 and the copper pipe 100 as small as possible as shown in FIG.
[0035]
  By the way, the solenoid valve 163 shown in FIG. 5 is similar to the solenoid valve shown in FIG. 4, and the suction element 3 is fixed to the pipe-shaped valve main body 1, and the valve body 4 penetrating the suction element 3 together with the plunger 5. It is slidable along the longitudinal direction. A copper pipe 110 and a copper pipe 100 are provided in the valve chamber 11 formed in the lower portion of the valve body 1.
  In this type of solenoid valve 163, the valve body 1 is made of brass and the copper pipes 100 and 110 are made of a copper alloy. The valve body 1 is made airtight by brazing or the like to ensure strength. Fixed. However, it is necessary to increase the brazing margin of the valve main body 1 due to the strength of brass.
[0036]
  Moreover, in order to ensure the internal volume of the valve chamber 11, it is necessary to enlarge the internal diameter of the valve chamber 11 by an intermediate processing etc., and the external shape of the valve main body 1 tends to become large. The copper pipe 110 and the copper pipe 100 are generally operated as straight pipes for the convenience of the manufacturing process, and are finally bent according to user specifications.
[0037]
  In the case of this bending process, since the allowable minimum bending shape (bending angle) R for ensuring a prescribed passing cross-sectional area without the copper pipe 100 being crushed at the bent portion is determined, the valve of the valve body 1 as described above. When the outer shape of the chamber 11 is increased, there is an inconvenience that a clamp fixing jig for bending the pipe does not enter, and as a result, the pitch cannot be reduced. Moreover, if the holding allowance (supporting allowance) of the fixing jig is shortened, the copper pipe 100 may not be sufficiently fixed, and the copper pipe 100 may be crushed at the holding portion, bent from the base of the copper pipe 100, or crushed. There is also.
[0038]
  Also, if the bent shape R is made smaller than the specified value to keep the pitch small, the bent part will be crushed and the cross-sectional area of the copper pipe 100 cannot be secured, resulting in a pressure loss at the bent part and a decrease in cooling / heating capacity. May lead to
  Therefore, in this embodiment, by forming the valve body 1 as a press drawing type, the inner volume of the electromagnetic valve 163 is ensured, and the holding allowance of the pipe fixing jig is ensured by keeping the outer shape small. By bending within the range of the prescribed bending shape R, the above-mentioned problem is prevented.
[0039]
  Specifically, as shown in FIG. 5, as a bending process for the copper pipe 100, a core rod 202 is inserted into the copper pipe 100 to be bent. The core rod 202 is to keep the inner shape of the copper pipe 100 during bending of the copper pipe 100, and is therefore made of a metal rod having a cross-sectional shape slightly smaller than the inner diameter of the copper pipe 100, The tip has a substantially spherical shape.
[0040]
  Further, the base of the copper pipe 100 on the valve body 1 side is fixed by a fixing jig composed of a top 203 and a pipe presser 200. The top 203 has a shape including a horizontal support portion having a predetermined length A along the lower portion of the copper pipe 100 and a circular curved surface. The pipe presser 200 is a plate-like body having a horizontal presser surface along the copper pipe 100 on the lower surface thereof. Further, as shown in FIG. 5, a pipe bending plate 201 is disposed on the copper pipe 100 adjacent to the pipe presser 200 at the start of bending.
  Further, the other copper pipe 110 is fixed by the support frame 204. The support frame 204 may have various shapes such as a cylindrical body having a ring-shaped cross section into which the copper pipe 110 can be inserted, or two plate-like bodies.
[0041]
  In bending, as shown in FIG. 6, the pipe bending plate 201 is rotated along the circular curved surface of the top 203 to press the copper pipe 100, and the core rod 202 is gradually pulled out from the copper pipe 100. The pipe 100 is bent. As a condition for this bending, it is desirable that the bending portion deformation rate (reduction rate of the inner diameter b) is 12% or less. Further, as the bending means, it is preferable that the width of the pipe presser 200 and the width A of the horizontal portion of the top 203 are the same length.
  As shown in FIG. 5, the width A is, for example, that the copper pipe 100 has a diameter of about 8 mm and needs to be 5 mm or more. If this fixing jig is not sufficient, the copper pipe 100 is the root of the valve body 1. There is a possibility of deformation from.
  In addition, although bending of the copper pipe 100 was demonstrated as said 2nd Embodiment, it cannot be overemphasized that it replaces with the copper pipe 100 and can apply also when bending the copper pipe 110. FIG.
[0042]
[Example 3]
  Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. The third embodiment relates to another embodiment of the coil case 8 shown in FIGS.
  FIG. 7 is a plan view showing a state in which the electromagnetic valve 163 according to the third embodiment of the present invention is attached to the air conditioning indoor unit 161, FIG. 8 is an operation explanatory view, and FIG. (B) shows the case of the electromagnetic valve 163 of the third embodiment. FIG. 9 is a perspective view of the electromagnetic valve 163 in the third embodiment, and FIG. 10 is a plan view of the electromagnetic valve 163 in FIG. 9 and FIG. 10, the same components as those shown in FIG. 2 and FIG.
[0043]
  As shown in FIG. 7, when the electromagnetic valve 163 is arranged in the limited space when it is arranged in the air conditioning indoor unit 161, the distance between the peripheral device, for example, the heat exchanger 162 and the wall 160 is very narrow. As shown in FIG. 8A, when the fixed angle of the solenoid valve is inclined with respect to the heat exchanger 162, the corner corner portion 80b of the coil case 8 is not only the heat exchanger 162 but also the refrigerant pipe, the power supply box For example, when the heat exchanger 162 and the coil case 8 are in contact with each other, there is a possibility that abnormal noise may be generated due to operation vibration of the room air conditioner.
[0044]
  In the heat exchanger 162, the condensed water generated during the cooling / dehumidifying operation may come into contact with the coil case or the coil to reduce the insulation of the coil.
[0045]
  Therefore, in the third embodiment, as shown in FIGS. 9 and 10, the corner portions 80a and 81a are formed by dropping the upper wall 80 ′ and the lower wall 81 ′ of the coil case 8 ′. As shown in FIG. 8B, the coil case 8 'does not come into contact with the peripheral parts even if a slight angular deviation occurs in the electromagnetic valve 163, so that no trouble occurs. By adopting the above-described configuration, it is not necessary to consider the mounting angle at the time of work, and space saving and weight reduction can be achieved as much as the quadruple portion is dropped.
[0046]
[Example 4]
  Further, a fourth embodiment will be described with reference to FIGS. 4th Embodiment is related with another embodiment of the press latching member 9 shown in FIG.9 and FIG.10.
[0047]
  11 is a front view of an electromagnetic valve 163 according to a fourth embodiment of the present invention, FIG. 12 is a plan view of FIG. 11 viewed from the direction of arrow R1, and FIG. 13 is a side view of FIG. 11 viewed from the direction of arrow R2. FIG. 14 is a cross-sectional view taken along line AA of the press locking member shown in FIG. 12, and FIG. 15 is a view in the direction of arrow B of the press locking member shown in FIG. The fourth embodiment shown in FIGS. 11 to 15 differs from the third embodiment shown in FIGS. 9 to 10 only in the configuration of the press locking member, and the other configurations are the same. Therefore, the same parts as those in the third embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0048]
  In FIG. 11 to FIG. 15, the press locking member 9 ′ is, for example, a press-formed product, and includes a lateral side portion 91 serving as a mounting plate portion, a folding spring portion 92 having one end formed in an inverted U shape, A vertical side portion 93 integrally formed at the other end of the horizontal side portion 91, and bent portions 96 are formed at both ends of the vertical side portion 93. Further, the shape of the corner cutout portion 80a may be further cut out so that the bent portion 96 is stably engaged with the corner cutout portion 80a. Thus, the folding spring portion 92 is provided with a spherical crown-shaped projection 95 ′ substantially at the center of the outer surface portion 92 a that constitutes the spring portion together with the inner surface portion 92 b.
[0049]
  In the configuration of the pressing locking member 9 ′, the lateral side portion 91 is fixed to the upper wall 80 ′ of the coil case 8 ′ by the rivet 150 at the substantially central portion, and the bent portion 96 of the longitudinal side portion 93 is the upper wall 80. By being locked in the corner cutout portion 80a, the rotation of the press locking member 9 'is prevented, and the press locking member 9' is firmly fixed to the coil case 8 '.
  At this time, in order to incorporate the coil case 8 ′ into the valve body 1, the projection 95 ′ of the folding spring portion 92 isCylindrical partWhile rotating the coil case 8 ′ so as to fit into an appropriate one of the plurality of locking recesses 16 formed in 15.Cylindrical part15 is pushed.
[0050]
  AndCylindrical partAfter pushing into 15,Cylindrical part15, it is confirmed whether or not the protrusion 95 ′ is properly fitted. As a result, the projection 95 ′ is elastically pressed into the engagement recess 16 selected by the elasticity of the folding spring portion 92 and can be fitted. As a result, the pressing locking member 9 'is locked in the locking recess 16, so that the coil case 8' can be fixed easily and can be fixed securely.
[0051]
【The invention's effect】
  As described above, according to the solenoid valve of the present invention, since the magnetic force generated by the energization of the electromagnetic coil is generated in the attractor only by energizing the electromagnetic coil, the plunger is resisted against the energizing force of the energizing means. It can be moved toward the suction element.
  Moreover, since the valve body moves toward the valve seat of the valve seat sheet member together with the plunger while being guided by the suction element, the valve body can be brought into close contact with the valve seat of the valve seat sheet member. Further, since the valve seat member is separated from the valve body, the valve body can be miniaturized and an electromagnetic valve with improved assembly can be realized.
[0052]
  Furthermore, according to the solenoid valve of the present invention, the valve body and the valve seat member are made of stainless steel material, so that the weight of the valve body and the valve seat member can be reduced. Since the valve seat member is formed by press working, the valve body and the valve seat member can be easily manufactured, and the manufacturing cost of the valve body and the valve seat member can be reduced.
[0053]
  According to the solenoid valve of the present invention, the press locking member fixed to the coil case is attached to the valve body.Cylindrical partThe coil case can be connected to the valve body via the press locking member.Cylindrical partThe coil case that houses the electromagnetic coil is attached to the valve body.Cylindrical partOn the other hand, it can be easily attached by a one-touch operation with the pressing locking member, and the assemblability of the solenoid valve can be improved.
[0054]
  According to the electromagnetic valve of the present invention, since the valve seat member is welded to the valve body by TIG welding, it is possible to eliminate the use of a cadmium-containing silver brazing material that is harmful to the human body.
[0055]
  According to the solenoid valve of the present invention, the valve main body and the inlet / outlet pipe are brazed in a hydrogen furnace, so that hot water washing and pickling after brazing are unnecessary, and the manufacturing cost can be reduced.
  According to the solenoid valve of the present invention, the fluidity of the fluid in the valve body can be made smooth, so that the operation delay or malfunction of the plunger can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a solenoid valve according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a solenoid valve according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of FIG. 2;
4 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view before machining of a solenoid valve according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view after machining the solenoid valve according to the second embodiment.
FIG. 7 is a plan view showing a state in which a solenoid valve is attached to an air conditioning indoor unit according to a third embodiment of the present invention.
8A and 8B are operation explanatory views of the third embodiment, in which FIG. 8A shows the case of the first embodiment, and FIG. 8B shows the case of the third embodiment.
FIG. 9 is a perspective view of a solenoid valve according to the third embodiment.
10 is a plan view of the solenoid valve of FIG. 9;
FIG. 11 is a front view of a solenoid valve according to the fourth embodiment.
12 is a plan view of the electromagnetic valve shown in FIG.
13 is a side view of the solenoid valve shown in FIG.
14 is a cross-sectional view taken along line AA of the pressing locking member of the electromagnetic valve shown in FIG.
15 is a view in the direction of arrow B of the pressing locking member shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Valve body 2 ... Electromagnetic coil 3 ... Suction element
4 ... Valve body 5 ... Plunger 5a ... Plunger chamber
6 ... Valve seat member 7 ... Coil spring
8, 8 '... Coil case 9 ... Press locking member
9, 9 '... Pressing locking member
10.Valve chamber
11. ・ Valve chamber 12. ・ Fitting hole 13. ・ Flange
14 .... Step 15 ...TubularPart 16 ・・ Locking recess
17. Outer clearance (outer clearance) 18. Inner clearance (inner clearance)
20 .... Caulking part 30 ... Caulking groove 40 ... Valve part
41 .. Small diameter part 50 .. Fixing hole 60 .. Seat body
61 .. Valve seat 62 .. Pipe fitting part 63 .. Flange
80, 80 '... Upper wall 80a ... Corner cutout
80b .. Corner corner 81, 81 '.. Lower wall
81a ・・ Corner cutout part 82 ・・ Through hole
83..Through hole 90..Main body 91..Horizontal side
92 ... Folding spring part 92a .... Outer surface part
92b..Inner side surface 93..Vertical side portion
94 .. Rising part 95, 95 '... projection
96 ·· Bending part 100 · Copper pipe 110 · Copper pipe
120, bobbin 130, terminal 140, lead wire
150, rivet 151, head
160 / wall 161 / air conditioner indoor unit 162 / heat exchanger
163 Solenoid valve 164 Power box
200-Pipe presser 201-Pipe bending plate 202-Core rod
203 ・ Koma 204 ・ Support frame

Claims

A valve body having a valve chamber and a cylindrical portion having one end closed and the other end communicating with the valve chamber; an electromagnetic coil provided on an outer periphery of the cylindrical portion; and an interior of the cylindrical portion in the attractor defining a plunger chamber at one end of the tubular portion is fixed, and the valve body of the rod-shaped through said suction element reciprocably in the axial direction of the tubular portion, said plunger chamber Between the plunger, the plunger connected to the valve body, the valve seat member provided at the opening end of the valve body, and the suction element and the plunger. to be arranged, the valve element and a biasing valve opening means for urging the valve opening direction of the opposite direction to the valve seat sheet member,
By fixing the suction element and the cylindrical part by partial caulking, the valve chamber part and the plunger chamber are communicated between the outer peripheral surface of the suction element and the inner peripheral surface of the cylindrical part. An electromagnetic valve characterized by forming a clearance and forming an inner clearance between an inner peripheral surface of the suction element and the rod-shaped valve body .

The valve body is formed separately from the valve seat member by pressing and has a fitting hole for connecting a pipe. The valve seat member is formed by pressing and connected to the pipe. And a valve seat to which the valve body contacts and separates is integrally bent so as to face the valve chamber portion, and the valve body and the valve seat sheet member are welded together. The electromagnetic valve according to claim 1.

3. The electromagnetic valve according to claim 1, wherein the valve body and the valve seat member formed by pressing are made of a stainless steel material.

The solenoid valve according to any one of claims 1 to 3 , wherein the valve seat member is welded to the valve body by TIG welding.

The valve chamber portion, the solenoid valve according to claim 1, any one of 4, characterized in that to form the diameter than the cylindrical portion by press drawing.