JP4454740B2 - 情報処理装置及びその方法、記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを管理する情報処理装置及びその方法、記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像データの表示が可能な情報処理装置で画像データの一覧表示を行う場合、情報処理装置で管理されている画像データのサムネイル画像を、撮影された日時にあわせて時系列順で連続的に表示を行うような方法が一般的に行われている。例えば、画像の撮影、再生が可能なデジタルカメラなどではこのような方法で、サムネイル画像の一覧表示を行っていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような表示方法では、管理される画像データの数が増えてくると、すべてのサムネイル画像が1画面の中では表示しきれなくなる。そのため、目的の画像データを探しだし選択するには、何度も画面スクロールしながら表示画像データを切り替えていかなければならず、操作が煩雑になる上、時間もかかるという問題点があった。
【0004】
これを解決する手段として、管理されている画像データを目的や種類ごとにフォルダなどで分類し、階層をたどっていきながら画像データを検索するという方法も考えられる。すでにコンピュータなどでは、複数のファイルをディレクトリ構造で管理しており、ファイル一覧または検索用のツールなどでは、そのディレクトリ構造をビジュアル的に見られるような処理を行っている。
【0005】
しかしながら、ディレクトリ構造の表示においては、フォルダ名やファイル名、あるいは簡単なアイコンの表示のみしか行わず、特に、画像データのファイルに関しては、その画像がどういう内容なのかわからないという問題点がある。また、表示されるファイルは、選択されているフォルダの直下に格納されているファイルのみであり、例えば、その下にサブフォルダが存在していてもそこに格納されているファイルについては表示されないので、あるフォルダ以下の階層に格納されているすべての画像データを一覧したいと思っても不可能であった。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像データを使用目的や種別によってフォルダで階層構造に分類するときに、フォルダの相関関係が視覚的に確認でき、画像データの検索が行いやすくなる情報処理装置及びその方法、記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、
複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理装置であって、
前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示手段と、
前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示手段と、
前記選択手段で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択手段により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択手段により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示手段と
を備える。
【0009】
また、好ましくは、前記選択手段で選択されたフォルダの階層より下位階層に存在するフォルダに含まれる画像を前記表示画面の画像表示領域に一覧表示する第4の表示手段を更に備える。
【0015】
上記の目的を達成するための本発明による情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、
複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理装置における情報処理方法であって、
前記情報処理装置の第1の表示手段が、前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示工程と、
前記情報処理装置の選択手段が、前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択工程と、
前記情報処理装置の第2の表示手段が、前記選択工程で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示工程と、
前記情報処理装置の第3の表示手段が、前記選択工程で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示工程と
を備える。
【0016】
上記の目的を達成するための本発明による記録媒体は以下の構成を備える。即ち、
複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体であって、
前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示工程と、
前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示工程と、
前記選択工程で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示工程と
をコンピュータに実行させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
実施形態1では、画像の撮影が可能なカメラモジュールと、撮影画像をフォルダに分類して格納できるメモリ、および撮影した画像の表示が可能な表示部が一体となった情報処理装置を例にあげて説明する。
【0018】
図1は実施形態1の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、101はCPU(中央演算処理装置)であり、本情報処理装置の動作は、このCPU101により制御される。CPU101には、制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、データ格納部104、画像処理部108、タブレットコントロール部109、表示コントロール部111、シャッタスイッチ(SW)114、制御キー群115、電源を供給するためのDC/DCコンバータ117、音声入出力コントロール部119がそれぞれ接続される。
【0020】
画像処理部108には、CCDコントロール部107、さらにCCD(光電変換素子)106が接続されている。タブレットコントロール部109には、手書きタブレット110が接続されている。表示コントロール部111には表示駆動部112、さらに表示部(例えば、TFTカラー液晶等のLCD、CRT等)113が接続されている。また、DC/DCコンバータ117には、電池116から電源が供給されている。
【0021】
表示部113と手書きタブレット110は、表示部113の上部に透明タブレットが積層された一体構造となっており、表示部113に表示されているグラフィックデータを参照しながら、対応する位置をペンタッチすることにより制御操作ができるようになっている。また、音声入出力コントロール部119には、マイク120、スピーカ121がそれぞれ接続されている。
【0022】
CPU101は、ROM102内の制御プログラム102aに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、画像処理部108から出力されたデジタル画像データを読み込み、RAM103へDMA転送する処理、同様にRAM103より表示コントロール部111へデータをDMA転送する処理、また、画像データをJPEG圧縮しファイル形式でデータ格納部104へ格納する処理、さらに、手書きタブレット110から入力された情報に従った各種アプリケーションの実行、および、シャッタSW114の操作に伴う撮影動作の指示、アプリケーション実行中の制御キー群115による制御指示により、対応する制御処理の実行、さらに、音声入出力コントロール部119から転送されたデジタル音声データを、データ格納部104へ格納する処理、および、データ格納部104からデジタル音声データを読み出し、音声入出力コントロール部119へ転送する処理、また、各構成要素への電源の供給をコントロールするための制御信号を、DC/DCコンバータ117に対して出力する処理等が含まれる。
【0023】
RAM103は、画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備えている。画像展開エリア103aは、画像処理部108より送られてきたデジタル画像データ(YUVデジタル画像データ)やデータ格納部104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして、また、画像圧縮処理/解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア103bは、各種プログラムの処理を実行するためのワークエリアである。VRAM103cは、表示部113へ表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。また、一時退避エリア103dは、各種データを一時退避させるためのエリアである。
【0024】
データ格納部104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、サムネイル画像データ、あるいはアプリケーションより参照される各種付属データ等のファイル、および、フォルダなどを格納しておくためのメモリであり、実施形態1では、フラッシュメモリで構成される。
【0025】
レンズ群105は、被写体像を光学的にCCD105へ投影するために複数枚のレンズで構成されている。CCD106は、レンズ群105によって投影された撮影画像をアナログ信号に変換するための素子である。CCDコントロール部107は、CCD106に転送クロック信号やシャッタ信号を供給するためのタイミングジェネレータ、出力信号のノイズ除去、ゲイン処理を行うための回路、さらに、アナログ信号を10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路などを含んでいる。また、画像処理部108は、CCDコントロール部107より出力された10ビットデジタル信号をガンマ変換、色空間変換、また、ホワイトバランス、AE、フラッシュ補正等の画像処理を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行う。これらのレンズ群105、CCD106、CCDコントロール部107、画像処理部108を合わせて、以下、カメラモジュールと呼ぶことにする。
【0026】
タブレットコントロール部109は、手書きタブレット110の駆動制御とペンタッチにより入力された各種情報をデジタル信号へ変換してCPU101へ転送するための制御を行う。
【0027】
表示コントロール部111は、画像処理部108から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納部104中のJPEG圧縮画像データをJPEG解凍して得られるYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル画像データへ変換したあと表示駆動部112へ出力する処理、あるいは、VRAM103cに格納されているRGBデジタル画像データを同様に表示駆動部112へ出力する処理を行う。表示駆動部112は、表示部113を駆動するための制御を行う。表示部113は画像を表示するための表示器であり、例えば、VGA規格(640×480ドット)TFT液晶で構成される。
【0028】
シャッタSW(スイッチ)114は、撮影動作の開始を指示するためのシャッタである。このシャッタSW114は、スイッチの押下圧によって2段階のスイッチポジションが有り、1段目のポジション(弱押下圧−以下「半押しポジション」と呼ぶ)の検出で、ホワイトバランス、AE等のカメラ設定のロック動作が行われる。また、2段目のポジション(強押下圧−以下「シャッタONポジション」と呼ぶ)の検出で、キャプチャー信号の取り込み動作が行われる。
【0029】
制御キー群115は、アプリケーション実行中におけるオペレーションをタブレットからのペン入力に限定せずに、簡単な機能の制御が行えるようにした補助的キーであり、例えば、カーソルキー、スクロールキー、決定キー、キャンセルキーなどを含んでいる。
【0030】
電池116は、リチャージャブルの2次電池あるいは乾電池である。また、DC/DCコンバータ117は、電池116からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101を初めとする各素子に必要な電圧の電源を供給している。このDC/DCコンバータ117は、CPU101からの制御信号118により、各々の電圧の供給の開始、停止を制御できる。
【0031】
音声入出力コントロール部119は、マイク120から入力された音声信号をデジタル音声データへ変換し、CPU101へ転送する処理、および、CPU101から転送されたデジタル音声データを、アナログ音声データへ変換してスピーカ121へ出力する処理を行う。
【0032】
図2は実施形態1のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【0033】
実施形態1における「フォルダ」とは、複数の画像データ、またはデータファイルをグルーピングした、ひとつひとつのグループのことである。また、フォルダをグルーピングしてフォルダを作成することもできる。つまり、これらのフォルダは再帰的に階層構造の形成が可能である。
【0034】
図2において、201は付属情報表示領域であり、日付/時間情報202、タイトル文203、音声204、メモ205等、選択されている画像データに付属している各種付加情報を表示する。音声アイコン204、メモアイコン205はそれぞれの情報が存在していることを示し、情報の中身はそれぞれのアイコンをペンタッチすることによって再生あるいは表示される。
【0035】
206〜208の領域は、フォルダ構造を表示するフォルダ表示領域である。206は第1階層フォルダ表示領域、207は第2階層フォルダ表示領域、208は第3階層フォルダ表示領域である。これらのフォルダ表示領域にはそれぞれの階層のフォルダ(階層フォルダ)が、フォルダタイトルの文字列とともにフォルダアイコンとして表示される。このフォルダアイコンにおいて、例えば、白抜きのアイコン表示209は非選択フォルダを示し、例えば、塗りつぶしアイコン表示210は選択フォルダを示す。選択フォルダは、おのおのの上位階層フォルダ(フォルダ)を示すフォルダ連結矢印211によって結ばれている。212はスクロールアイコンであり、各階層フォルダがそれぞれのフォルダ表示領域に表示しきれない場合、表示されていない残りのフォルダの表示のスクロールを指示するアイコンである。
【0036】
213はサムネイル画像データを表示するサムネイル画像表示領域である。このサムネイル画像表示領域213には、選択フォルダの階層より下位階層フォルダに含まれるすべての画像のサムネイル画像データが連続的に表示される。ここで表示されるサムネイル画像データのサイズは、80×60dotである。このサムネイル画像表示領域213の中で、214に示すようにフォーカスが選択されていない画像データは、非選択サムネイル画像データを示す。また、215で示すようにフォーカスが選択されている画像は、選択サムネイル画像データを示す。また、216、217はスクロールアイコンであり、このサムネイル画像表示領域213にすべてのサムネイル画像データが表示しきれない場合に、表示されていない残りのサムネイル画像データの表示のスクロールを指示するアイコンである。
【0037】
218、219は機能ボタンを表わすアイコンである。218は撮影ボタンであり、この撮影ボタン218をペンタッチすると撮影モードに入り、ビューファインダ処理が開始される。また、219は拡張ボタンであり、この拡張ボタン219をペンタッチすると、フォルダ操作、ファイル操作、モード変更等の拡張機能のメニューが表示され、メニュー選択によってそれぞれの機能を実行することができる。
【0038】
次に、実施形態1の情報処理装置の制御処理手順の概要について、図3を用いて説明する。
【0039】
図3は実施形態1の情報処理装置の制御処理手順の概要を示すフローチャートである。
【0040】
尚、図3は、本体の電源を投入して実行されるメイン処理を示している。
【0041】
本体の電源が投入されると、ステップS302において、フォルダ構造・画像一覧表示処理が行われる。このフォルダ構造・画像一覧表示処理での表示画面は、図2で説明したように、オペレータによって作成された各フォルダ一体系の構造を表示するフォルダ表示領域と、選択フォルダ以下に含まれるすべての画像データのサムネイル画像データの一覧を表示するサムネイル画像表示領域が、1画面上に同時に表示されている。尚、フォルダ構造・画像一覧表示処理の詳細については、後述する。
【0042】
次に、ステップS303において、オペレータからの操作アクション、つまり、ペンによるタブレット110へのペンタッチがあるか否かを判定する。ペンタッチがない場合(ステップS303でNO)、ペンタッチがあるまで待機する。一方、ペンタッチがある場合(ステップS303でYES)、ステップS304に進む。尚、表示画面中には、各種制御機能に対応したボタンが表示されており、これらのボタンをペンタッチすることによって、以下に説明するような機能が実行される。
【0043】
まず、ステップS304において、ペンによって表示中のフォルダのどれか一つが指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS304でYES)、ステップS305に進み、指定されたフォルダを選択フォルダ(図2、210)とする選択フォルダの切替処理を行い、再びステップS302に戻る。一方、指定されていない場合(ステップS304でNO)、ステップS306に進む。尚、選択フォルダの切替処理の詳細については、後述する。
【0044】
ステップS306において、ペンによって、サムネイル画像表示領域内のサムネイル画像データの一つが指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS306でYES)、ステップS307に進み、指定画像の選択処理、つまり、指定されたサムネイル画像データにフォーカス位置を切替表示(図2、215)する指定ポインタの変更処理、または、そのサムネイル画像データをフルサイズ(640×480dot)で表示する処理を行い、再びステップS302に戻る。一方、指定されていない場合(ステップS306でNO)、ステップS308に進む。尚、指定画像の選択処理の詳細については、後述する。
【0045】
ステップS308において、撮影ボタン218がペンタッチ、あるいはシャッタSW114が半押しされたか否か、つまり、撮影動作が指示されたか否かを判定する。撮影動作が指示された場合(ステップS308でYES)、ステップS309に進み、撮影モードに移行し、撮影動作を行い、再びステップS302に戻る。一方、撮影動作が指示されていない場合(ステップS308でNO)、ステップS310に進む。尚、撮影動作の詳細については、後述する。
【0046】
ステップS310において、フォルダ表示領域のスクロールアイコン(図2、212)あるいはサムネイル画像表示領域のスクロールアイコン(図2、216、217)がペンタッチされたか否か、つまり、スクロールが指示された否かを判定する。スクロールが指示された場合(ステップS310でYES)、ステップS311に進み、それぞれ対象となるフォルダ表示領域内のフォルダ、または、サムネイル画像表示領域内のサムネイル画像データのスクロール動作を行い、再びステップS302へ戻る。一方、スクロールが指示されていない場合(ステップS310でNO)、ステップS312へ進む。尚、フォルダ/画像のスクロール動作の詳細については、後述する。
【0047】
ステップS312において、拡張機能などを含むその他の処理が実行される。尚、その他の処理の詳細については、後述する。
【0048】
次に、図3のステップS302のフォルダ構造・画像一覧表示処理の詳細について、図4を用いて説明する。
【0049】
図4は実施形態1の図3のステップS302のフォルダ構造・一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【0050】
まず、ステップS401において、ラインや枠組み、背景、各種ボタン、アイコンなどの画面を構成する基本フォーマットの表示を行う。次に、ステップS402において、上位階層より順次フォルダ構造の表示を行う最初のステップとして、フォルダの数、名称、選択状況などをチェックするフォルダチェックポインタを最上位階層位置へセットする。以下、説明するフォルダチェックは、セットされているフォルダチェックポインタを参照し、そのフォルダチェックポインタが示している階層に対して行われることになる。
【0051】
次に、ステップS403において、セットされたフォルダチェックポインタ位置のフォルダを、所定の階層フォルダ表示領域(図2、206〜208のいずれか)に並べて表示するフォルダ表示処理を行う。このフォルダ表示処理では、まだ、すべての非選択フォルダ(図2、209)として表示される。次に、ステップS404において、フォルダチェックポインタ位置の階層に含まれるフォルダの選択状態のチェックを行う。
【0052】
次に、ステップS405において、選択フォルダがあるか否かを判定する。選択フォルダがない場合(ステップS405でNO)、ステップS406に進み、選択フォルダの階層の下位階層フォルダに格納されているすべての画像データのサムネイル画像データ(80×60dot固定)を、サムネイル画像表示領域(図2、213)に並べて表示する。同時に、サムネイル画像データの選択状態をチェックし、ペンタッチによってすでに選択サムネイル画像データがある場合、選択サムネイル画像データにフォーカス表示(図2、215)を行う。そして、ステップS407において、日付/時間、タイトル、付加情報アイコン等、フォルダ、サムネイル画像データ以外のデータの表示処理を行い、すべての表示が完了する。
【0053】
一方、ステップS405において、選択フォルダがある場合(ステップS405でYES)、ステップS408に進み、選択フォルダに対して、選択状態(図2、210)へ表示を切り替える。次に、ステップS409において、選択フォルダの階層の上位階層フォルダ(親フォルダ)を示すために、親フォルダと選択フォルダをフォルダ連結矢印(図2、211)で結ぶ表示を行う。次に、ステップS410において、選択フォルダに対する下位階層フォルダの存在の有無をチェックする。ステップS411において、下位階層フォルダがあるか否かを判定する。下位階層フォルダがない場合(ステップS411でNO)、ステップS406に進む。一方、下位階層フォルダがある場合(ステップS411でYES)、ステップS412に進み、フォルダチェックポインタを一つ下の下位階層へ移動し、ステップS403に戻る。
【0054】
次に、図3のステップS305の選択フォルダの切替処理の詳細について、図5を用いて説明する。
【0055】
図5は実施形態1の図3のステップS305の選択フォルダの切替処理の詳細を示すフローチャートである。
【0056】
まず、ステップS501において、ペンタッチ等によって指定されたフォルダを、内部的に選択状態(選択フォルダ)に切り替える。次に、ステップS502において、その選択フォルダの上位階層フォルダがあるか否かを判定する。上位階層フォルダがある場合(ステップS502でYES)、ステップS504に進み、選択フォルダの上位階層フォルダ、つまり、親フォルダを選択状態に切り替える。その後、ステップS502に戻る。そして、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了するまで、この処理を繰り返す。
【0057】
一方、ステップS502において、上位階層フォルダがない場合(ステップS502でNO)、つまり、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了した場合、ステップS503に進み、最初に指定されたフォルダの階層の位置にフォルダチェックポインタをセットする。
【0058】
次に、図3のステップS307の指定画像の選択処理の詳細について、図6を用いて説明する。
【0059】
図6は実施形態1の図3のステップS307の指定画像の選択処理の詳細を示すフローチャートである。
【0060】
まず、ステップS601において、指定画像を含んでいるフォルダを、内部的に選択状態(選択フォルダ)に切り替える。次に、ステップS602において、その選択フォルダの上位階層フォルダがあるか否かを判定する。上位階層フォルダがある場合(ステップS602でYES)、ステップS603に進み、選択フォルダの上位階層フォルダ、つまり、親フォルダを選択状態に切り替える。その後、ステップS602に戻る。そして、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了するまで、この処理を繰り返す。
【0061】
一方、ステップS602において、上位階層フォルダがない場合(ステップS602でNO)、つまり、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了した場合、ステップS604に進み、最初に指定されたフォルダの階層の位置に、フォルダチェックポインタをセットする。
【0062】
次に、ステップS605において、指定画像がすでに選択されているか否かを判定する。つまり、フォーカス表示されている画像か否かを判定する。指定画像がすでに選択されている場合(ステップS605でYES)、ステップS607に進み、指定画像の詳細表示、すなわち、フルスクリーン表示を行うフルスクリーン表示処理モードへ移行する。このフルスクリーン表示処理モードでは、いくつかの画像表示モード(フルサイズ表示、1/4サイズ表示等)の切替や、付属データ(タイトル文、コメント文、マーク、その他付加情報等)の同時表示、さらには、フォトレタッチ機能などの付加機能の実行などが行われる。また、このフルスクリーン表示処理モードから終了指示がなされると、処理を終了する。一方、ステップS605において、指定画像が選択されていない場合(ステップS605でNO)、ステップS606に進み、指定画像を内部的に選択状態に切り替える。
【0063】
以上の処理によって、フォーカス表示されていない画像の指定は、画像の選択のみが行われる。また、フォーカス表示されている画像の指定は、その画像のフルスクリーン表示が実行される。
【0064】
また、指定画像の選択処理が行われる直前には、画面上に、選択画像が含まれるすべての下位階層フォルダが表示されているとは限らない場合(非選択状態)でも、これらの処理を行うことによって、処理の終了後、再び実行される図3のステップS302のフォルダ構造・画像一覧表示処理において、選択画像が含まれるすべての下位階層フォルダが表示され、画像の分類状態が確認できるようになる。
【0065】
次に、図3のステップS309の撮影動作の詳細について、図7、図8を用いて説明する。
【0066】
尚、図7は撮影動作の中のビューファインダ処理を示し、図8は撮影動作中のキー操作による割込処理を示す。
【0067】
図7、図8は実施形態1の図3のステップS309の撮影動作の詳細を示すフローチャートである。
【0068】
まず、ステップS701において、CCD106、CCDコントロール部107を含むCCDモジュールを動作可能な状態(enable)にする。
【0069】
次に、ステップS702以降に、カメラモジュールより取り込んだ映像が表示部113によって表示されるまでの連続処理を説明する。
【0070】
ステップS702において、カメラレンズ群105から取り込んだ被写体の光情報をCCD106によって電気信号に変換する。この電気信号は、ノンインターレスアナログ信号で、処理速度を上げるために、640×480dotの総画素ではなく、間引き処理により、320×240dotの縮小サイズのアナログ信号を出力する。
【0071】
ステップS702で生成されたアナログ信号は、ステップS703において、CCDコントロール部107によるノイズ除去処理、ゲイン処理を経て、10ビットデジタル信号へA/D変換された後、画像処理部108へ送られる。画像処理部108では、ステップS704において、オートホワイトバランス、AE、また、ストロボ撮影時の補正等の処理、あるいはYUV(4:2:2)フォーマットへの信号変換等の画像処理を行う。このYUV変換されたYUVデジタル画像データは、CPU101により、表示画像データを格納するVRAM103cへ書き込まれ、DMAを使用して定常的に表示コントロール部111に出力されている。
【0072】
表示コントロール部111は、ステップS705において、YUVデジタル画像データをRGBデジタル画像データに変換する変換処理を行う。次に、ステップS706において、表示駆動部112へRGBデジタル画像データを出力する。この表示駆動部112から出力されるRGBデジタル画像データを受けて、ステップS707において、表示部113による被写体映像の表示を行う。
【0073】
以上、ステップS702からステップS707までの処理を、30分の1秒のサイクルで連続的にループすることにより、被写体映像が表示部113上に常にモニタされる。
【0074】
さて、この被写体映像をモニタしているループの間で撮影者によるキー操作が検出された場合は、検出信号によって割り込みイベントが発生し、図8に示す割込処理へ処理が移行する。
【0075】
このキー操作が発生した段階では、内部的には2種類のモードのどちらかの状態となっている。ひとつは、通常モードであり、図7で説明したビューファインダ処理が電源投入から連続的に行われているモードである。もうひとつは、半押しモードであり、いったんシャッタSW114が半押しされ、各種カメラ設定がロックされた状態で、ビューファインダ処理が行われているモードである。図8では、処理の開始位置を通常モードからの処理と半押しモードからの処理の2通りの場合で分けて説明している。
【0076】
[通常モードからの処理]
ステップS801において、キー操作をチェックするためのキーステータス読込を行う。次に、ステップS802において、シャッタSW114が押されたか否かを判定する。押された場合(ステップS802でYES)、ステップS803に進み、オートホワイトバランス、AE、ストロボ撮影の場合のストロボ補正等、画像処理部108内で制御される各種カメラ設定を現在の設定値でロックする。次に、ステップS815において、CPU10による処理の負荷を低減するために表示駆動部112、表示部113の表示駆動動作を停止する。
【0077】
図7で説明したように、ビューファインダ処理では、処理速度を上げるために撮影画像の間引画像信号の取り込みしか行わなかったが、撮影画像としては、VGA規格(640×480dot)のフル画像が必要である。従って、ステップS816において、VGA画素数のキャプチャ信号の取り込みを行う。そして、画像処理部108における所定処理後に得られるYUVデジタル画像データを、RAM103中の画像展開エリア103aへ書き込む。このYUVデジタル画像データに大使、ステップS817において、JPEG規格に準拠したJPEG圧縮処理を行う。次に、ステップS818において、圧縮されたJPEG圧縮画像データをデータ格納部104へ画像ファイルとして書き込む。
【0078】
次に、ステップS819において、停止していた表示駆動部112、表示部113の表示駆動動作を再開する。次に、ステップS820において、撮影画像を確認するために、表示部113へ画像の表示を一定時間行った後、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。
【0079】
一方、ステップS802において、シャッタSW114が押されていない場合(ステップS802でNO)、ステップS804に進み、シャッタSW114が半押しされたか否かを判定する。半押しされた場合(ステップS804でYES)、ステップS805に進み、まず、内部の状態設定を半押しモードに設定する。次に、ステップS806において、ステップS803と同様に、オートホワイトバランス、AE、ストロボ撮影の場合のストロボ補正等、画像処理部108内で制御される各種カメラ設定を現在の設定値でロックする。その後、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。
【0080】
一方、シャッタSW114が半押しされていない場合(ステップS804でNO)、ステップS808に進み、撮影条件の変更を行うキーが押されたか否かを判定する。キーが押された場合(ステップS808でYES)、ステップS809において、オートホワイトバランス、AE、ストロボ撮影の場合のストロボ補正等、画像処理部108内で制御される各種カメラ設定を条件変更に合わせた補正を行う。その後、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。
【0081】
一方、撮影条件の変更を行うキーが押されていない場合(ステップS808でNO)、ステップS810に進み、撮影モードの終了を指示するキーが押されたか否かを判定する。キーが押された場合(ステップS810でYES)、ステップS811に進み、CCDモジュールの動作の終了を行い、その他の撮影動作の終了処理を行った後、撮影モードを終了する。一方、キーが押されていない場合(ステップS810でNO)、有効なキーやスイッチが検出されなかったということで、何も処理を行わず、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。
【0082】
[半押しモードからの処理]
ステップS813において、半押しモードからの割込処理において、どのキー操作をチェックするためのキーステータス読込を行う。次に、ステップS814において、シャッタSW114が押されたか否かを判定する。シャッタSW114が押された場合(ステップS814でYES)、シャッタSW114の半押しの検出(ステップS804)で、ロックされた画像処理部108内で制御される各種カメラ設定(ステップS806)を有効にしたまま、ステップS815以降の処理へ進む。
【0083】
一方、シャッタSW114が押されていない場合(ステップS814でNO)、ステップS822に進み、半押し解除キーが押されたか否かを判定する。半押し解除キーが押された場合(ステップS822でYES)、ステップS823に進み、内部の状態設定を半押しモードから解除し、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。一方、半押し解除キーが押されていない場合(ステップS822でNO)、有効なキーやスイッチが検出されなかったということで、何も処理を行わず、割込処理を終了し、再び、図7へ戻り、ビューファインダ処理を再開する。
【0084】
次に、データ格納部104に格納された画像データの再生表示処理について、図9を用いて説明する。尚、この処理は、図4のステップS406のサムネイル画像データの表示、あるいは図6のステップS606の指定画像の選択表示において実行される。
【0085】
図9は実施形態1の画像データの再生表示処理を示すフローチャートである。
【0086】
まず、ステップS901において、図8のステップS818でJPEG圧縮画像データをデータ格納部104から読み出し、RAM103中の画像展開エリア103aに書き込む。次に、ステップS902において、JPEG圧縮画像データの解凍処理、つまり、JPEG圧縮画像データを元データ(YUVデジタル画像データ)へ変換する処理を実行する。次に、そのYUVデジタル画像データを、ステップS903において、VRAM103cへ書き込む。以降、図7のステップS705からステップS707の処理と同様に、まず、ステップS904において、YUVデジタル画像データをRGBデジタル画像データに変換する変換処理を行う。次に、ステップS905において、表示駆動部112へRGBデジタル画像データを出力する。この表示駆動部112から出力されるRGBデジタル画像データを受けて、ステップS906において、表示部113による被写体映像の表示を行う。
【0087】
次に、図3のステップS312のその他の処理の詳細について、図10を用いて説明する。
【0088】
図10は実施形態1の図3のステップS312のその他の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0089】
まず、ステップS1001において、ペンタッチで拡張ボタン219が指定されたか否かを判定する。拡張ボタン219が指定された場合(ステップS1001でYES)、ステップS1002において、拡張メニュー表示を行う。この拡張メニュー表示の画面に表示されているメニュー内容(例えばアイコン、ボタン)をペンタッチすることによって、各機能の処理が実行される。ステップS1003において、メニュー内容に対してペンタッチが行われたか否かを判定する。ペンタッチが行われない場合(ステップS1003でNO)、ペンタッチが行われるまで待機する。一方、ペンタッチが行われた場合(ステップS1003でYES)、ステップS1004に進む。
【0090】
次に、ステップS1004において、新規フォルダの作成処理が指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS1004でYES)、ステップS1009に進み、新規フォルダ作成処理を実行する。この新規フォルダは、選択フォルダの下に作成され、選択フォルダが親フォルダとなる。そして、新規フォルダ作成処理完了後、処理を終了する。一方、指定されていない場合(ステップS1004でNO)、ステップS1005に進む。
【0091】
次に、ステップS1005において、削除処理が指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS1005でYES)、ステップS1010に進み、フォルダ削除処理、あるいは画像データを削除する画像削除処理を実行する。対象となる削除アイテムは、削除指定の段階で画像の選択がなく選択フォルダのみがある場合は、フォルダ削除処理となり、画像データが指定されている状態、つまり画像データがフォーカス表示されている場合には画像データ単体の削除処理を実行する。また、フォルダ削除処理の場合には、そのフォルダに含まれている下位階層フォルダおよび画像データも同時に削除されてしまうが、削除処理を実行する直前にオペレータに対して警告を発し、誤って大量の画像データの削除が行われないしている。フォルダ削除処理、あるいは画像削除処理の完了後、処理を終了する。一方、指定されていない場合(ステップS1005でNO)、ステップS1006に進む。
【0092】
次に、ステップS1006において、画像選択モードの変更が指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS1006でYES)、ステップS1011に進み、画像選択モード変更処理を行う。画像選択モードとは、画像データの選択操作が行われたときの処理の内容を切り替えるモードであり、ここでは、3つ存在する。一つ目は、図6で説明したように、あらかじめ選択されていない画像データに対してペンタッチによる指定を行った場合に、画像データの選択のみを行って、指定画像にフォーカス表示を行う第1画像選択モードである。二つ目は、選択されている画像データに対してペンタッチによる指定を行った場合に、画像データのフルスクリーン表示処理モードを実行する第2画像選択モードである。三つ目は、後述するが、あらかじめ選択フォルダがあるか否かで、画像選択の表示処理を切り替えるモードを実行する第3画像選択モードである。画像選択モード変更処理の完了後、処理を終了する。一方、指定されていない場合(ステップS1006でNO)、ステップS1007に進む。
【0093】
次に、ステップS1007において、サムネイル画像データのサイズの最適化表示を行うモード切替が指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS1007でYES)、ステップS1012に進み、サムネイル画像データのサイズの最適化表示を行うサムネイルサイズ最適表示モード変更処理を行う。このサムネイルサイズ最適表示モードとは、2種類ある。一つは、図2に示したフォルダ表示領域、サムネイル画像表示領域において、フォルダに格納されているサムネイル画像データの数に関係なく固定サイズでサムネイル画像データを表示する第1最適表示モードである。もう一つは、後述するが、フォルダに格納されているサムネイル画像データの数に応じて、サムネイル画像データの表示サイズを可変にし、常にサムネイル画像表示領域の有効表示領域いっぱいにサムネイル画像データを表示する第2最適表示モードである。サムネイルサイズ最適表示モード変更処理の完了後、処理をする。一方、指定されていない場合(ステップS1007でNO)、ステップS1008に進む。
【0094】
ステップS1008において、フォルダ連結矢印(図2、211)の表示モードの変更が指定されたか否かを判定する。指定された場合(ステップS1008でYES)、ステップS1013に進み、フォルダ連結矢印表示モード変更処理を行う。このフォルダ連結矢印表示モードとは、2種類ある。一つは、図2に示したフォルダ連結矢印211のように、選択フォルダがない場合には自分の親フォルダからの矢印表示は行わず、フォルダが選択された時点で、親フォルダを示す矢印表示を行う第1矢印表示モードである。もう一つは、後述するが、選択フォルダがない場合には、すべてのフォルダに対して複数の矢印表示を行い、フォルダが選択された時点で、親フォルダを示す矢印表示を行う第2矢印表示モードである。フォルダ連結矢印表示モード変更処理の完了後、処理を終了する。一方、指定されていない場合(ステップS1008でNO)、有効なペンタッチが行われなかったと判断し、再び、ステップS1002に戻る。
【0095】
一方、ステップS1001において、拡張ボタン219が指定されていない場合(ステップS1001でNO)、ステップS1014に進み、音声アイコン204が指定されたか否かを判定する。音声アイコン204が指定された場合(ステップS1014でYES)、ステップS1015に進み、音声再生処理を行う。この音声再生処理では、指定されている画像データに付加されているデジタル音声データがCPU101によって読み出され、音声入出力コントロール部119に転送され、アナログ変換された後、スピーカ121によって音声出力が行われる。これらの音声データは、画像の撮影時に同時に背景音や音声アノテーション等がマイク120から録音され、デジタル音声データに変換されて格納されたものなどを含んでいる。音声再生処理の完了後、処理を終了する。一方、音声アイコン204が指定されていない場合(ステップS1014でNO)、ステップS1016に進む。
【0096】
ステップS1016において、メモアイコン205が指定されたか否かを判定する。メモアイコン205が指定された場合(ステップS1016でYES)、ステップS1017に進み、メモ内容表示処理を行う。メモデータは、画像の撮影時に同時あるいは後に付加された画像の説明やコメントなどのテキストデータであり、手書きタブレット110に対してペンで直接文字入力/文字認識処理、あるいは表示部114上に表示される仮想キーボードを使用したかな漢字変換などによって入力されるものである。これらの音声データ、メモデータは、図3のステップS307の指定画像の選択処理を行った後の表示モードにおいても再生することができる。メモ内容表示処理の完了後、処理を終了する。一方、メモアイコン205が指定されていない場合(ステップS1016でNO)、有効なペンタッチが行われなかったということで、処理を終了する。
【0097】
次に、実施形態1における情報処理装置の表示画面例について説明する。
【0098】
図11は実施形態1の図5のペンタッチによる選択フォルダの移動処理を実行する場合の画面表示例を示す図である。
【0099】
図11(a)は、第1階層フォルダ表示領域内のフォルダが選択された状態で、それ以下の階層のフォルダが選択されていない場合の状態を示している。この場合は、第1階層フォルダ表示領域には、そこに含まれるすべてのフォルダが表示され、フォルダ1101aは選択状態として表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域には、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダに含まれるフォルダがすべて表示されるが、第2階層フォルダ表示領域内の選択フォルダはないので、すべてのフォルダが非選択状態として表示されている。また、サムネイル画像表示領域1102には、選択フォルダの最下位階層フォルダ以下に含まれるすべての画像データ、つまり、第1階層の選択フォルダ1101a(旅行)に含まれるすべての画像データのサムネイル画像データが一覧表示されている。ここでは、画像選択は行われておらず、どのサムネイル画像データもフォーカス表示されていない。
【0100】
また、図11(b)は、第1階層フォルダ表示領域、第2階層フォルダ表示領域内のフォルダがそれぞれ選択状態にある場合、つまり、図11(a)の表示例から第2階層表示領域内のフォルダが選択された場合の状態を示している。ここで、第1階層フォルダ表示領域の表示は、図11(a)で説明した表示例と同様にフォルダ1103aのみが選択状態として表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域では、フォルダ1103bが選択状態、それ以外のフォルダは非選択状態として表示されている。そして、第3階層フォルダ表示領域には、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダに含まれるフォルダがすべて、非選択状態として表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1103bが第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1103aに含まれる、つまり、選択フォルダ1103aは選択フォルダ1103bの親フォルダである。そのため、選択フォルダ1103aが選択フォルダ1103bの親フォルダことを示すために、フォルダ連結矢印1104が表示されている。サムネイル画像表示領域1105には、選択フォルダのうち最下位階層のフォルダ以下に含まれるすべての画像データ、つまり、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1103b(温泉)に含まれるすべての画像データのサムネイル画像データが一覧表示されている。つまり、図11(a)で表示したサムネイル画像データからさらに絞り込まれたサムネイル画像データが表示されることになる。この場合も、画像選択は行われておらず、どのサムネイル画像データにもフォーカス表示されていない。
【0101】
図12は実施形態1の図6の指定画像の選択処理を実行した場合の画面表示例でを示す図である。
【0102】
図12(a)は、フルサイズ(640×480dot)で画像を表示した場合の表示例(フルサイズ画像表示画面)であり、図2で示したフォルダ構造・サムネイル画像表示画面から、画像選択が行われると、このように画面いっぱいに画像データが全表示され、画像の一部を隠すような付属の情報やアイコンなどは表示されない。ここで、画像の一部をペンタッチすると、図12(b)に示すような表示に切り替わる。
【0103】
図12(b)は、画像データとコメント、メモなどの付属情報、各種制御指示用のアイコンなどが一画面に表示された表示例である。図12(b)において、1202は図2の201と同様、付属情報表示領域であり、日付/時間情報、タイトル文、音声アイコン1203、メモアイコン1204など、選択されている画像データに付属している各種付加情報を表示する。1205、1206は、図2の218、219と同様、機能ボタンを表わすアイコンである。1205は撮影ボタンであり、この撮影ボタン1205をペンタッチすると撮影モードに入り、ビューファインダ処理が開始される。また、1206は拡張ボタンであり、この拡張ボタン1206をペンタッチすると、画像の編集、メモの編集、表示モードの変更など、画像選択画面の中で有効な拡張機能のメニューが表示され、メニュー選択によってそれぞれの機能を実行することができる。1207は画像データであり、面積比1/4サイズとなる320×240dotのサイズで表示されている。また、1208はメモデータ表示領域であり、画像データに対する説明、コメントなどのテキストデータの表示を行っている。このメモデータ表示領域1208には、テキストデータのスクロール処理を指示するスクロールアイコン1209、1210が表示されている。このスクロールアイコン1209、1210をペンタッチすることによって、メモデータ表示領域1208に表示しきれないテキストデータを上下スクロールさせて表示させることができる。1211はこの画面の表示の切替を指示する戻るボタンであり、この戻るボタン1211をペンタッチすることにより、図2に示した「フォルダ構造・サムネイル画像表示画面」の表示に戻る。また、この画面で、画像データ1207をペンタッチすると、再び、図12(a)に示したフルサイズ画像表示画面に切り替わる。
【0104】
図13は実施形態1の図7、図8の撮影動作を実行した場合の画面表示例を示す図である。
【0105】
図13(a)は、撮影アイコン1302のペンタッチ、あるいはシャッタSW114の半押し操作が行われた時に表示されるファインダ表示画面の一例である。1301はファインダ表示領域であり、このファインダ表示領域1301にカメラモジュールから取り込まれた画像データが常にモニタ表示される。処理速度を向上させるために、ファインダ表示領域1301のサイズは、VGA規格の面積に対し面積比1/4の320×240dotである。1302は撮影アイコンであり、この撮影アイコン1302のペンタッチをトリガーに画像の撮影(キャプチャー)が実行される。もちろん、撮影は、シャッタSW114でも行うことができる。
【0106】
1303は、撮影モードを選択する選択メニュー表示領域である。この選択メニュー表示領域1303の各項目も、ペンタッチによって選択することができ、選択されているモードの左端には、選択マーク1303aが表示される。撮影アイコン1302のペンタッチ、あるいはシャッタSW114の押下によって撮影動作が実行されると、撮影画像は所定の選択フォルダに格納された後、撮影動作を終了する。そして、図3のステップS302へ進み、撮影画像の追加が反映された状態のフォルダ構造・画像一覧表示処理が実行される。
【0107】
図13(b)は、撮影画像が追加された場合の「フォルダ構造・サムネイル画像表示画面」の表示例である。図13(b)において、選択フォルダは「旅行」→「温泉」→「伊豆1」となっているので、撮影画像は「伊豆1」フォルダに追加される。そして、1304で示すように撮影画像のサムネイル画像データがサムネイル画像表示領域1310の一番最後に追加されて表示されている。また、付加情報表示領域1305には、撮影画像の付加情報として日付データ1306が自動的に付加される。また、タイトル表示領域には、入力用のカーソル1307が表示され、タイトルの書き込みが可能となっている。また、音声アイコン1308をペンタッチすることによって、音声アノテーションなどの録音処理が実行可能となる。さらに、メモアイコン1309をペンタッチすることによって、コメントや説明文を入力するためのエディターが起動して、テキストデータの入力が可能となる。
【0108】
次に、図10で説明した「その他の処理」の各ステップの処理の詳細について説明して行く。
【0109】
図14は実施形態1の図10のステップS1011の画像選択モード変更処理における第3画像選択モードの詳細を示すフローチャートである。
【0110】
尚、第1、第2画像選択モードついては、図6で説明した通りである。
【0111】
まず、ステップS1401において、指定画像が含まれているフォルダがすでに選択されているか否かを判定する。選択されていない場合(ステップS1401でNO)、ステップS1402に進み、指定画像を含んでいる最終フォルダを、内部的に選択状態(選択フォルダ)に切り替える。次に、ステップS1403において、その選択フォルダの上位階層フォルダがあるか否かを判定する。上位階層フォルダがある場合(ステップS1403でYES)、ステップS1404に進み、選択フォルダの上位階層フォルダを含んでいるフォルダ、つまり、親フォルダを選択状態に切り替える。そして、再び、ステップS1403に戻り、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了するまで、この処理を繰り返す。
【0112】
一方、ステップS1403において、上位階層フォルダがない場合(ステップS1403でNO)、つまり、最上位階層フォルダの選択状態への切替が終了した場合は、ステップS1405に進み、最初に指定されたフォルダの階層の位置に、フォルダチェックポインタをセットする。
【0113】
次に、ステップS1406において、指定画像がすでに選択されている否かを判定する。つまり、フォーカス表示されている画像であるか否かを判定する。指定画像がすでに選択されている場合(ステップS1406でYES)、処理を終了する。一方、指定画像が選択されていない場合(ステップS1406でNO)、ステップS1407に進み、指定画像を内部的に選択状態に切り替える。
【0114】
一方、ステップS1401において、指定画像が含まれているフォルダが存在選択されている場合(ステップS1401でYES)、ステップS1408に進み、ステップS1406と同様、指定画像がすでに選択されている画像であるか否かを判定する。指定画像がすでに選択されている場合(ステップS1408でYES)、ステップS1409に進み、、指定画像の詳細表示、すなわち、フルスクリーンを行うフルスクリーン表示処理モードへ移行する。このフルスクリーン表示処理モードは、図6のステップS607と同様に、いくつかの画像表示モードの切替や、付属データの同時表示、付加機能の実行などが行われる。また、このフルスクリーン表示モードから終了指示がなされると、処理を終了する。
【0115】
一方、指定画像が選択されていない場合(ステップS1408でNO)、ステップS1407に進み、指定画像を内部的に選択状態に切り替える。
【0116】
以上説明したように、選択されている画像を指定した場合においては、指定画像を含んでいるフォルダがすべて選択されていない場合は、選択画像を含むすべてのフォルダの選択のみが実行され、指定画像を含んでいるフォルダがすべて選択されている場合は、選択画像のフルスクリーン表示が実行される。
【0117】
また、選択されていない画像を指定した場合においては、第1画像選択モードと同様に、画像の選択と、必要に応じてフォルダの選択が行われるのみであり、選択画像のフルスクリーン表示処理は実行されない。
【0118】
図15は実施形態1の図10のステップS1012のサムネイルサイズ最適表示モード変更処理における第2最適表示モードの詳細を示すフローチャートである。
【0119】
尚、第1最適表示モードは、図4のステップS406で説明したとおり、常に固定サイズのサムネイル画像データ(80×60dot)をサムネイル画像表示領域213に表示する。
【0120】
まず、ステップS1501において、選択フォルダの最下位階層フォルダに含まれるすべての画像データ(表示対象画像データ)の数をカウントする。ステップS1502において、画像データの数が1であるか否かを判定する。1である場合(ステップS1502でYES)、ステップS1503に進み、サムネイル画像データのサイズを、サムネイル画像表示領域213に最大で表示可能な320×240dotに設定する。次に、ステップS1504において、サムネイル画像表示領域213に対する表示配列を設定する。この場合には、表示対象画像データが一つなので1コマに設定する。そして、ステップS1505において、選択フォルダの下位階層フォルダに格納されているすべての画像データに対して、設定されたサイズでサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像表示領域213に設定された配列で並べて表示を行う。同時に、画像の選択状態をチェックし、もし、ペンタッチによってすでに選択されている画像がある場合には、選択画像をフォーカス表示(図2、215)する。
【0121】
一方、ステップS1502において、画像データの数が1でない場合(ステップS1502でNO)、ステップS1506に進み、画像データの数が6以下であるか否かを判定する。6以下である場合(ステップS1506でYES)、ステップS1507に進み、サムネイル画像データのサイズを、サムネイル画像表示領域213に最大限に表示可能な160×120dotに設定する。次に、ステップS1508において、サムネイル画像表示領域213に対する表示配列を横2コマ、縦3コマに設定する。そして、ステップS1505へ進む。
【0122】
一方、ステップS1506において、画像データの数が6以下でない場合(ステップS1506でNO)、ステップS1509に進み、画像データの数が15以下であるか否かを判定する。15以下である場合(ステップS1509でYES)、ステップS1510に進み、サムネイル画像データのサイズを、サムネイル画像表示領域213に最大限に表示可能な100×75dotに設定する。次に、ステップS1511において、サムネイル画像表示領域213に対する表示配列を横3コマ、縦5コマに設定する。そして、ステップS1505へ進む。
【0123】
一方、ステップS1509において、画像データの数が16以上である場合(ステップS1509でNO)、ステップS1512に進み、サムネイル画像データのサイズを、サムネイル画像表示領域213に最大限に表示可能な80×60dotに設定する。次に、ステップS1513において、サムネイル画像表示領域213に対する表示配列を横4コマ、縦7コマに設定する。そして、ステップS1505へ進む。
【0124】
図16は実施形態1のサムネイル最適表示モードを第2最適表示モードに設定した場合のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【0125】
図16(a)は、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1601と第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1602を示している。第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1602(「温泉」)以下に含まれているすべての画像データは27枚であるので、サムネイル画像表示領域1603には、4列×7行の配列で、80×60dotで作成されたサムネイル画像データが並べて表示される。
【0126】
また、図16(b)は、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1601と第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1602に加えて、第3階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1604を示している。第3階層フォルダ領域の選択フォルダ1604(「伊豆1」)以下に含まれているすべての画像データは、画像の絞り込みによって、10枚となったので、サムネイル画像表示領域1605には、3列×5行の配列で、100×75dotで作成されたサムネイル画像データが並べて表示される。
【0127】
以上説明したように、サムネイル画像表示の対象となる画像データの数によって、1枚のサムネイル画像データのサイズと表示配列を可変にして表示することができる。
【0128】
図17は実施形態1の図10のステップS1013のフォルダ連結矢印表示モード変更処理における第2矢印表示モードを適用した場合のフォルダ構造・一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【0129】
尚、第1矢印表示モードは、図4で説明したとおり、選択フォルダがない場合には親フォルダからの矢印表示は行わず、選択された時点で、親フォルダを示す矢印表示を行う。
【0130】
まず、ステップS1701において、ラインや枠組み、背景、各種ボタン、アイコンなどの画面を構成する基本フォーマットの表示を行う。次に、ステップS1702において、フォルダの数、名称、選択状況などをチェックするためのフォルダチェックポインタを、最上位階層位置へセットする。これらのステップS1701、ステップS1702は、図4のステップS401、ステップS402と同様の処理である。
【0131】
次に、ステップS1703において、セットされたフォルダチェックポインタ位置のフォルダを、所定の階層のフォルダ表示領域に並べて表示するフォルダ表示処理を行う。このフォルダ表示処理では、まだ、すべてのフォルダが非選択状態(図2、209)として表示される。次に、ステップS1704において、フォルダチェックポインタ位置の階層に含まれるフォルダの選択状態のチェックを行う。ステップS1703、ステップS1704の処理も、図4のステップS404、ステップS404と同様の処理である。
【0132】
次に、ステップS1705において、選択フォルダがあるか否かを判定する。選択フォルダがない場合(ステップS1705でYES)、ステップS1706に進み、一つ上位の上位階層フォルダ(親フォルダ)を示すために、現在フォルダチェックポインタが設定されている階層に含まれるすべての表示フォルダに対して、親フォルダと表示フォルダをフォルダ連結矢印で結ぶ表示(後述)を行う。次に、図4のステップS406と同様、ステップS1707において、選択フォルダの階層の下位階層フォルダに格納されているすべての画像のサムネイル画像データを、サムネイル画像表示領域に並べて表示する。同時に、画像の選択状態をチェックし、すでに選択画像がある場合には、選択画像をフォーカス表示する。そして、図4のステップS407と同様、ステップS1708において、日付/時間、タイトル、付加情報アイコン等、フォルダ、サムネイル画像データ以外のデータの表示処理を行い、すべての表示が完成する。
【0133】
一方、ステップS1705において、選択フォルダがある場合(ステップS1705でYES)、ステップS1709に進み、選択フォルダに対して、選択状態へ表示を切り替える。次に、ステップS1710において、選択フォルダが含まれている階層の一つ上位の上位階層のフォルダ(親フォルダ)を示すために、現在フォルダチェックポインタが設定されている階層の中で、選択フォルダに対してのみ、親フォルダと選択フォルダをフォルダ連結矢印で結ぶ表示を行う。以下、ステップS1711からステップS1713までの処理は、図4のステップS410からS412までの処理と同様である。
【0134】
次に、ステップS1711において、選択フォルダに対する下位階層フォルダの存在の有無をチェックする。ステップS1712において、下位階層フォルダがあるか否かを判定する。下位階層フォルダがない場合(ステップS1712でNO)、ステップS1707に進む。一方、下位階層フォルダがある場合(ステップS1712でYES)、ステップS1713に進み、フォルダチェックポインタを一つ下の下位階層へ移動し、ステップS1703に戻る。
【0135】
以上のようにして、選択フォルダの階層表示が再帰的に行われる。
【0136】
図18は実施形態1のフォルダ連結矢印表示モードを第2矢印表示モードに設定した場合のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【0137】
図18(a)は、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1801と、それ以下の非選択フォルダを示している。この場合は、第1階層フォルダ表示領域には、そこに含まれる選択フォルダ1801を含むすべてのフォルダが表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域には、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1801に含まれるフォルダがすべて表示されているが、第2階層フォルダ表示領域には選択フォルダがないので、すべてのフォルダが非選択状態として表示されている。さらに、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1801が、第2階層フォルダ表示領域で表示されているすべてのフォルダを含んでいることを示すために、すべての表示フォルダに対して複数のフォルダ連結矢印表示1802が表示されている。また、サムネイル画像表示領域1807には、選択フォルダのうち最下位階層のフォルダ以下に含まれるすべての画像データ、つまり、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1801(旅行)に含まれるすべての画像データのサムネイル画像データが一覧表示されている。ここでは、画像選択は行われておらず、どのサムネイル画像データにもフォーカス表示されていない。
【0138】
また、図18(b)は、図18(a)の表示例から第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1804が追加された状態を示している。ここで、第1階層フォルダ表示領域の表示は、図18(a)で示した表示例と同様に選択フォルダ1803が表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域では、選択フォルダ1804と、それ以外の非選択フォルダが表示されている。そして、第3階層フォルダ表示領域には、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダに含まれるフォルダがすべて非選択状態として表示されている。また、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1804が、第1階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1803に含まれる、つまり、選択フォルダ1803は選択フォルダ1804の親フォルダであること、さらには、複数のフォルダのうち一つが選択されたことを示すために、選択フォルダ以外のフォルダに対して表示していたフォルダ連結矢印表示1802が消え、選択フォルダに対してのみフォルダ連結矢印表示1805が表示される。さらに、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1804が、第3階層フォルダ表示領域のすべてのフォルダを含んでいることを示すために、すべてのフォルダに対して複数のフォルダ連結矢印表示1806が表示される。そして、サムネイル画像表示領域1807には、選択フォルダのうち最下位階層のフォルダ以下に含まれるすべての画像データ、つまり、第2階層フォルダ表示領域の選択フォルダ1804(温泉)に含まれるすべての画像データのサムネイル画像データが一覧表示されている。
【0139】
以上説明したように、実施形態1によれば、使用目的や種別によってフォルダで階層構造に分類された画像データをサムネイル画像データとして一覧表示できるとともに、これら画像データとフォルダとの相関関係が視覚的に確認できるような表示制御を行うことによって、おのおののフォルダに格納されている画像データが容易に確認でき、画像データの検索などを行いやすくなる。
[実施形態2]
実施形態1では、画面左側において、複数階層のフォルダ表示領域を左側から右に向かってそれぞれ上位から下位に向かって表示し、また、画面右側において、サムネイル画像表示領域を配置して表示する画面構成を有するフォルダ構造・サムネイル画像表示画面を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。実施形態1で説明した画面構成では、フォルダ表示領域が横方向に狭く、縦方向に広いため、フォルダの数が多く、かつ階層の数が少ない場合にはバランスよく配置され、スクロールを行って表示しきれないフォルダを探すような事態も少なくなる。これに対し、フォルダの数が少なく、階層の数が多い場合には、フォルダ構造が画面に入りきれない場合が頻繁に発生し、スクロール操作が増えることも考えられる。本発明においては、フォルダ表示領域、サムネイル画像表示領域それぞれの表示領域を限定する必要もなく、さまざまなパターンの配置で表示を行っても有効であることは言うまでもない。
【0140】
そこで、実施形態2では、フォルダ表示領域を画面の上部に、サムネイル画像表示領域を画面の下部に配置する場合を例に挙げて説明する。
【0141】
図19は実施形態2のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【0142】
図19において、1901は付属情報表示領域であり、日付/時間情報1902、タイトル文1903、音声1904、メモ1905など、選択されている画像データに付属している各種付加情報を表示する。音声アイコン1904、メモアイコン1905はそれぞれの情報が存在していることを示し、情報の中身はそれぞれのアイコンをペンタッチすることによって再生あるいは表示される。
【0143】
1906〜1911の領域は、フォルダ構造を表示するフォルダ表示領域である。1906は第1階層フォルダ表示領域、1907は第2階層フォルダ表示領域、1908は第3階層フォルダ表示領域、1909は第4階層フォルダ表示領域、1910は第5階層フォルダ表示領域、1911は第6階層フォルダ表示領域であり、これらのフォルダ表示領域にはそれぞれの階層に付属するフォルダが、フォルダタイトルの文字列とともにフォルダアイコンとして表示される。このフォルダアイコンにおいて、白抜きのアイコン表示1912は非選択フォルダを示し、塗りつぶしアイコン表示1913は選択フォルダを示している。これらの選択フォルダは、おのおのの親フォルダを示すフォルダ連結矢印1914によって結ばれている。1915は、各階層に含まれるフォルダがそれぞれのフォルダ表示領域に表示しきれない場合、表示されていない残りのフォルダの表示のスクロールを指示するアイコンである。
【0144】
1916はサムネイル画像表示領域である。このサムネイル画像表示領域には、選択フォルダより下位階層フォルダに含まれるすべての画像のサムネイル画像データが連続的に表示される。ここで、表示されるサムネイル画像データのサイズは、80×60dotである。このサムネイル画像表示領域1916の中で、1917に示すようにフォーカスが選択されていないサムネイル画像データは、非選択サムネイル画像データを示し、1918で示すようにフォーカスが選択されている画像は、選択サムネイル画像データを示す。また、1919、1920は、このサムネイル画像表示領域213にすべてのサムネイル画像データが表示きれない場合に、表示されていない残りのサムネイル画像データの表示のスクロールを指示するアイコンである。
【0145】
1921、1922は、機能ボタンを表わすアイコンである。1921は撮影ボタンであり、この撮影ボタン1921をペンタッチすると撮影モードに入り、ビューファインダ処理が開始される。また、1922は拡張ボタンであり、この拡張ボタン1922をペンタッチすると、フォルダ操作、ファイル操作、モード変更等の拡張機能のメニューが表示され、メニュー選択によってそれぞれの機能を実行することができる。
【0146】
以上説明したように、実施形態2によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、階層の数が多いフォルダでも、容易に格納されている画像データを確認することができる。
[実施形態3]
実施形態1では、フォルダ構造が3階層の範囲に収まる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0147】
実施形態3では、3階層以上のフォルダが作成でき、フォルダ表示領域を超えるようなフォルダ階層の構造となった場合には、フォルダ表示領域が階層ごとにスクロールする場合を例に挙げて説明する。
【0148】
図20は実施形態3のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【0149】
図20は、図2とほぼ同様な表示構成であり、付属情報表示領域には、選択されている画像データに付属している各種付加情報の表示、フォルダ表示領域には、第1階層から第3階層のそれぞれに付属するフォルダが、フォルダタイトルの文字列とともにアイコンとして表示されている。また、選択フォルダはおのおのの親フォルダがわかるようにフォルダ連結矢印が表示、さらに、各階層のフォルダのスクロールを指示するスクロールアイコンも表示されている。
【0150】
また、サムネイル画像表示領域には、選択フォルダより下位階層に含まれるすべての画像のサムネイル画像データが連続的に表示され、このサムネイル画像表示領域にすべてのサムネイル画像データが表示しきれない場合に、サムネイル画像表示領域のスクロールを指示するスクロールアイコンも表示されている。さらに、撮影ボタン、拡張ボタン等の機能ボタンも表示されている。
【0151】
更に、図20で示したフォルダ表示領域には、3階層分のフォルダ階層のみしか同じ画面に表示できない。従って、フォルダの深さが3階層以上になっている場合には、フォルダ階層のスクロールを実行する。2001、2002はフォルダ階層の階層間のスクロールを指示するスクロールアイコンである。2001は上位階層へのスクロールアイコンである。尚、本表示例では、これ以上、上位階層が存在していないので、そのことを示す白抜きのスクロールアイコンで表示されている。また、2002は下位階層へのスクロールアイコンであり、本表示例では、下位階層が存在しているので、そのことを示す黒塗りのスクロールアイコンで表示されている。このスクロールアイコンに対してペンタッチを行うことにより、階層フォルダのスクロールが実行される。
【0152】
次に、実施形態3のフォルダ構造・一覧表示処理の詳細について、図21を用いて説明する。
【0153】
図21は実施形態3のフォルダ構造・サムネイル画像一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【0154】
まず、ステップS2101において、図4のステップS401と同様、ラインや枠組み、背景、各種ボタン、アイコンなどの画面を構成する基本フォーマットの表示を行う。次に、ステップS2102において、上位階層より順次フォルダ構造の表示を行うための最初のステップとして、フォルダの数、名称、選択状況などをチェックするためのフォルダチェックポインタをセットする。セットする位置は、フォルダ表示領域への表示対象となっている階層(実施形態3では、3階層の範囲)の中で、もっとも上位階層にセットする。以下、説明するフォルダチェックは、セットされているフォルダチェックポインタを参照し、それが示している階層に対して行われることになる。
【0155】
次に、図4のステップS403、ステップS404と同様に、ステップS2103においては、セットされたフォルダチェックポインタ位置のフォルダを、所定の階層フォルダ表示領域に非選択状態として並べて表示する処理を行う。次に、ステップS2104において、フォルダチェックポインタ位置の階層に含まれるフォルダの選択状態のチェックを行う。
【0156】
次に、ステップS2105において、選択フォルダがあるか否かを判定する。選択フォルダがない場合(ステップS2105でNO)、ステップS2106に進み、選択フォルダの階層の下位階層フォルダに格納されているすべての画像データに対するサムネイル画像データのサムネイル画像表示領域への表示、また画像の選択状態をチェックし、必要に応じてフォーカス表示を行う。次に、ステップS2107において、日付/時間、タイトル、付加情報アイコン等、フォルダ、サムネイル画像以外のデータの表示処理を行い、すべての表示が完成する。尚、ステップS2106、S2107は、図4のステップS406、S407と同様の処理である。
【0157】
一方、ステップS2105において、選択フォルダがある場合(ステップS2105でYES)、ステップS2108に進み、選択フォルダに対して、選択状態へ表示を切り替える。次に、ステップS2109において、親フォルダと選択フォルダをフォルダ連結矢印で結ぶ表示を行う。次に、ステップS2110において、選択フォルダに対する下位階層フォルダの存在の有無をチェックする。
【0158】
次に、ステップS2111において、下位階層フォルダがあるか否かを判定する。下位階層フォルダがない場合(ステップS2111でNO)、ステップS2106へ進む。一方、下位階層フォルダがある場合(ステップS2111でYES)、ステップS2112に進み、下位階層フォルダがフォルダ表示領域への表示対象となっている階層であるか否かを判定する。表示対象となっている階層でない場合(ステップS2112でNO)、ステップS2106へ進む。一方、表示対象となっている階層である場合(ステップS2112でYES)、ステップS2113に進み、フォルダチェックポインタを一つ下の下位階層へ移動し、ステップS2103へ戻る。
【0159】
以上のようにして、選択フォルダの階層表示が、フォルダ表示領域への表示対象となる階層の範囲内で再帰的に行われる。
【0160】
以上説明したように、実施形態3によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、フォルダ表示領域の各階層を任意に表示することができる。
[実施形態4]
実施形態1では、オペレータの操作のためのインタフェースとして、手書きタブレットを使ったペン入力を採用した構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0161】
実施形態4では、ペン入力ではなくキー入力によってオペレーションを行う構成について説明する。
【0162】
図22は実施形態4の情報処理装置の外観図である。
【0163】
図22において、2201は情報処理装置本体である。2202はTFTカラーLCDであり、画像データを含む各種データの表示を行う。2203はカメラモジュールであり、レンズ部2204、CCD、画像信号処理部などを内蔵している。また、カメラモジュール2203は、撮影角度を調整するために、水平軸を中心として回転可能な機構となっている。2205はアルファベットキー群を有するキーボードであり、このキーによってコメント、メモなどのテキスト入力を行う。
【0164】
2206は十字カーソルキーであり、上下、左右方向に接点を持っており、このキーの操作によって、カーソルの移動、フォーカスの移動等の表示器上で2次元の移動処理などを行う。2207は上スクロールキー、2208は下スクロールキーであり、画面のスクロール処理などの操作に使用する。2209は決定キー、2210はキャンセルキーであり、オペレーションの確定、または、キャンセルを行う場合に使用する。2211はシャッタSW(スイッチ)であり、カメラモジュール2203による撮影に使用する。2212はスピーカであり、録音された音声データの再生、または、各種警告音の出力などに使用する。2213はマイクロフォンであり、写真の撮影時の背景音の録音、あるいは、音声アノテーション付加のための録音に使用される。
【0165】
図23は実施形態4の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0166】
図23において、図1と同様の構成要素については、同一の参照番号を付加し、その詳細については省略する。
【0167】
2301はアルファベットキー群を有するキーボードである。このアルファベットキー群からのアルファベット文字入力、またはローマ字かな変換、かな漢字変換などを使用した日本語文字入力を行うことにより、データにタイトルを付加したり、画像にコメントを付けたり、フォルダ名の入力を行うなどのテキスト入力が可能になる。制御キー群2302は、アプリケーション実行中において、文字入力以外のオペレーションを行うような制御キーで、この制御キーには上下左右カーソルキー、上下スクロールキー、決定キー、キャンセルキーなどが含まれる。操作手順の例を挙げると、例えば、まず、フォルダ表示領域にフォーカスが表示され、左右カーソルキーで目的の階層のフォルダにフォーカス移動、全部のフォルダが表示されていない場合は、上下スクロールキーでスクロール操作、それから、決定キーでサムネイル画像表示領域にフォーカスが移動、上下左右カーソルキーで目的の画像の位置にフォーカスを移動、隠れている画像を見るには上下スクロールキーを操作、そして、決定キーで画像の選択が行える。また、シャッタSWを半押しポジションに操作すると、撮影モードへ移行し、ビューファインダ処理が実行される。キャンセルキーは、あらゆる操作モードにおいて操作をキャンセルする場合に使用する。
【0168】
以上説明したように、実施形態4によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、フォルダ構造・サムネイル画像表示画面に対する操作の専用の操作キーを構成することで、装置の操作性を向上することができる。
[実施形態5]
実施形態1では、フォルダ情報、画像データおよびそれに付属するデータを、本体に内蔵されたフラッシュメモリへ格納する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0169】
実施形態5では、例えば、CF(Compact Frash)カード等の外部メモリカードによって各種データの供給、あるいは保存ができる構成について説明する。
【0170】
図24は実施形態5の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0171】
尚、図1と同様の構成要素については、同一の参照番号を付加し、その詳細については省略する。
【0172】
CPU101に、PCMCIAインタフェース2401が接続されている。このPCMCIAインタフェース部2401は、PCMCIA規格準拠の外部ICカードとCPU101とのインタフェースをとり、PCMCIA外部コネクタ2402を経由してデータ入出力やコントロールを行う。尚、実施形態5では、外部ICカードとして、CFカード等のフラッシュメモリカードを想定しており、この外部メモリカード2403は、PCMCIA外部コネクタ2402に対して装着され、接続される。
【0173】
以上説明したようなハード構成によって、本体で撮影された画像データ、付加されている音声データ、テキストデータなどは、PCMCIA外部コネクタ2402に装着されている外部メモリカード2403の中に格納され、管理することになる。また、これらのデータは、すべて本体に内蔵されているカメラモジュールやマイク、テキスト入力手段などで作成する必要はなく、例えば、デジタルカメラやパーソナルコンピュータ等、外部機器で作成、収集された各種データを、外部メモリカード2403に保存しておき、これを媒体として供給することも可能である。
【0174】
また、実施形態5では、外部メモリカード2403のインタフェースとして、PCMCIA規格に準拠したインタフェースモジュール(2401、2402)を搭載した例を挙げたが、これに限定されるものではなく、それ以外の標準規格でもよく、また独自のインタフェースを採用しても問題無いことは言うまでもない。
【0175】
また、外部メモリカード2403も、CFカードなどのフラッシュメモリカードに限定することもなく、例えば、同じインタフェースを持つハードディスクユニットやフロッピーディスク、光磁気ディスク等、さまざまな記憶媒体に置き換えることができることは言うまでもない。
【0176】
以上説明したように、実施形態5によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、着脱可能で記憶媒体を構成することで、装置に対するデータの授受を容易に行うことができる。
[実施形態6]
実施形態1では、画像データは本体付属のカメラモジュールによる撮影によって作成され、テキストデータは手書きタブレットからの手書き文字入力、あるいは仮想キーボードによって作成され、また、音声データについては本体付属のマイクロフォンによって収集されるような、カメラ、オーディオ一体型の構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0177】
実施形態6では、本体には画像データや音声データの作成機能はなく、ビューアーとしての機能に特化したような構成について説明する。従って、実施形態6では、これらの表示対象データは、外部との通信手段(例えば、PCとの通信、PHSによるサーバーとの通信など)によって供給されるものとする。
【0178】
図25は実施形態6の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0179】
尚、図1と同様の構成要素については、同一の参照番号を付加し、その詳細については省略する。また、実施形態6では、実施形態1で構成されていたカメラモジュールであるレンズ群105、CCD106、CCDコントロール部107、画像処理部108、シャッタSW114、マイク120は構成されていない。
【0180】
実施形態6では、CPU101に、IrDAインタフェース部2502、UARTインタフェース部2504、USBインタフェース部2506、PHSモジュール2508が接続されている。IrDAインタフェース部2502には、IrDA受発光素子2501が接続されている。また、UARTインタフェース部2504には、RS232Cコネクタ2503が接続されている。USBインタフェース部2506には、USBコネクタ2505が接続されている。
【0181】
以下、IrDAによるデータの送受信について説明する。
【0182】
IrDAによるデータの受信の場合、IrDA受発光素子2501は受光した赤外線信号を電気信号へ変換し、IrDAインタフェース部2502へ転送する。IrDAインタフェース部2502は転送された電気信号を復調し、デジタルデータに変換した後、CPU101へ転送する。また、IrDAによるデータの送信の場合には、CPUからIrDAインタフェース部2502に対してデジタルデータの転送が行われ、IrDAインタフェース部2502は転送されたデジタルデータを変調して電気信号に変換し、IrDA受発光素子2501へ転送する。それからIrDA受発光素子2501は、転送された電気信号を赤外線信号に変換して出力する。
【0183】
次に、UART、USBによるデータの送受信について説明する。
【0184】
UARTによるデータ受信では、まず、RS232Cコネクタ2503にケーブルを装着し、通信相手の機器との接続が確立される。通信データはケーブルを通じて、UARTインタフェース部2504に転送され、所定のタイミングでCPU101によって読み込まれる。また、データ送信では、通信データは所定のタイミングで、CPU101からUARTインタフェース部2504に書き出され、ケーブルを通じて送信を行う。
【0185】
また、USBによるデータ送受信もUARTによる送受信の処理手順と同様であり、まず、データ受信では、USBコネクタ2505にケーブルを装着し、通信相手の機器との接続が確立される。通信データはケーブルを通じて、USBインタフェース部2506に転送され、所定のタイミングでCPU101によって読み込まれる。また、データ送信の場合は、通信データは所定のタイミングで、CPU101からUSBインタフェース部2506に書き出され、ケーブルを通じて送信を行う。
【0186】
次に、PHS通信によるデータの送受信について説明する。
【0187】
PHS通信を利用してのデータ受信では、まず、電話回線が接続された時点で、PHSアンテナ2507において受信されたデータ信号が、PHSモジュール2508へ送られる。PHSモジュール2508では、信号の増幅処理、復調処理、デジタルデータ化が行われ、データはCPU101へ転送される。また、PHSモジュール2508はその他に、電話回線を接続するための各種手続き、通信プロトコルの調停などの処理も行う。
【0188】
また、PHS通信によるデータの送信の場合は、PHSモジュール2508において、CPU101から転送されたデジタルデータを変調し、PHSアンテナ2507を通じて出力する。
【0189】
これらの通信手段によって取り込まれたデータ(画像データ、音声データ、テキストデータなど)は、データ格納部104の所定の領域に格納される。格納される領域は、すでに本体内に作成されているユーザフォルダの中の一つでもよいし、あらかじめ決められたテンポラリーフォルダの中でもよく、データの受信を行う前に、オペレータによってあらかじめ指定されている領域である。
【0190】
以上説明したように、実施形態6によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、外部との通信手段を構成することで、画像や音声、テキストデータなど各種データを容易に取り込むことができる。
【0191】
尚、実施形態6では、通信が可能な情報機器、例えば、PDAや電子アルバムなどにおいても、本発明が有効であることは言うまでもない。
【0192】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0193】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0194】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0195】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0196】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0197】
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0198】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図3〜図10、図14、図15、図17、図21に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0199】
【発明の効果】
以上説明したように、画像データを使用目的や種別によってフォルダで階層構造に分類するときに、フォルダの相関関係が視覚的に確認でき、画像データの検索が行いやすくなる情報処理装置及びその方法、記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【図3】実施形態1の情報処理装置の制御処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図4】実施形態1の図3のステップS302のフォルダ構造・一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図5】実施形態1の図3のステップS305の選択フォルダの切替処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】実施形態1の図3のステップS307の指定画像の選択処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】実施形態1の図3のステップS309の撮影動作の詳細を示すフローチャートである。
【図8】実施形態1の図3のステップS309の撮影動作の詳細を示すフローチャートである。
【図9】実施形態1の画像データの再生表示処理を示すフローチャートである。
【図10】実施形態1の図3のステップS312のその他の処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】実施形態1の図5のペンタッチによる選択フォルダの移動処理を実行する場合の画面表示例を示す図である。
【図12】実施形態1の図6の指定画像の選択処理を実行した場合の画面表示例でを示す図である。
【図13】実施形態1の図7、図8の撮影動作を実行した場合の画面表示例を示す図である。
【図14】実施形態1の図10のステップS1011の画像選択モード変更処理における第3画像選択モードの詳細を示すフローチャートである。
【図15】実施形態1の図10のステップS1012のサムネイルサイズ最適表示モード変更処理における第2最適表示モードの詳細を示すフローチャートである。
【図16】実施形態1のサムネイル最適表示モードを第2最適表示モードに設定した場合のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【図17】実施形態1の図10のステップS1013のフォルダ連結矢印表示モード変更処理における第2矢印表示モードを適用した場合のフォルダ構造・一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図18】実施形態1のフォルダ連結矢印表示モードを第2矢印表示モードに設定した場合のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【図19】実施形態2のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【図20】実施形態3のフォルダ構造とサムネイル画像データ一覧の表示例(フォルダ構造・サムネイル画像表示画面)を示す図である。
【図21】実施形態3のフォルダ構造・サムネイル画像一覧表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図22】実施形態4の情報処理装置の外観図である。
【図23】実施形態4の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図24】実施形態5の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図25】実施形態6の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 データ格納部
105 レンズ群
106 CCD
107 CCDコントロール部
108 画像処理部
109 タブレットコントロール部
110 手書きタブレット
111 表示コントロール部
112 表示駆動部
113 表示部
114 シャッタSW
115 制御キー群
116 電池
117 DC/DCコンバータ
118 電源制御信号
119 音声入出力コントロール部
120 マイク
121 スピーカ
Claims (4)
- 複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理装置であって、
前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示手段と、
前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示手段と、
前記選択手段で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択手段により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択手段により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記選択手段で選択されたフォルダの階層より下位階層に存在するフォルダに含まれる画像を前記表示画面の画像表示領域に一覧表示する第4の表示手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理装置における情報処理方法であって、
前記情報処理装置の第1の表示手段が、前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示工程と、
前記情報処理装置の選択手段が、前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択工程と、
前記情報処理装置の第2の表示手段が、前記選択工程で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示工程と、
前記情報処理装置の第3の表示手段が、前記選択工程で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 複数の画像を階層構造のフォルダに分類して格納する情報処理をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体であって、
前記階層構造の階層毎の階層表示領域を表示する表示画面に、前記階層構造の第1の階層に存在する複数のフォルダを第1の階層表示領域に並べて表示する第1の表示工程と、
前記第1の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つを選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された第1のフォルダの下位階層に存在する複数のフォルダを、前記第1の階層表示領域と隣り合う第2の階層表示領域に並べて表示する第2の表示工程と、
前記選択工程で更に前記第2の階層表示領域に表示された複数のフォルダの中からいずれか1つが選択された場合、前記第1の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された前記第1のフォルダ、前記第2の階層表示領域に表示される前記選択工程により選択された第2のフォルダとを結ぶ前記第1のフォルダから前記第2のフォルダへ向かうフォルダ連結矢印であって、前記第1のフォルダが前記第2のフォルダの親フォルダであることを示す前記フォルダ連結矢印を表示する第3の表示工程と
をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された記録媒体。
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