JP4454702B2 - 光波導体用コンタクトコネクタ - Google Patents

Description

本発明は、その接続端がそれぞれ差し込み部分によって形成された国際標準のＳＣ型コネクタの光波導体用コンタクトコネクタに関する。
差し込みコネクタについて、その取扱を可能にするために、光波導体の高感度の接続端が、既にプラグ及びソケット接続部として製造されている。このために光波導体は、それぞれ１つの抗屈曲部を経て差し込み部分によって取り囲まれた収縮スリーブ及び金輪で終わっている。
しかし、そのような差し込み部分（メイルコネクタ）は、ＲＪ４５又はＲＪ１１のような、今日多くの通常の電気的モジュールコネクタシステムに直ちに使用されることが見い出され得ないことは問題である。そのわけは差し込み部分の横断面は、電気的コネクタシステムの差し込み開口（プラグ−イン開口）と一致しないからである。
従って本発明の課題は、横断面寸法が、ＲＪ４５又はＲＪ１１のような電気的モジュールコネクタシステムの横断面寸法を有する各差し込み部分によって形成された接続端を備えた国際標準のＳＣ型コネクタの光波導体用コンタクトコネクタを創造することである。
このことは、本発明によれば、少なくとも２つの差し込み部分を収容し、差し込み過程の手動操作に役立つコネクタハウジングであって、カップリング手段を介して電気的コネクタシステムＲＪ４５又はＲＪ１１等の予め特定された差し込み開口と形状一体的に係合する前記ハウジングによって達成される。
この措置によって、差し込み部分として製造された光波導体の接続端を、ＲＪ４５又はＲＪ１１のような電気的モジュールコネクタシステムに直接組み合わせることが可能であり、その際本発明によるカップリングの中間接続はコンパクトな構造を与える。
本発明によるコンタクトコネクタの有利な構成は、ハウジング部分が予め特定された差し込み開口に形状一体的に形成され、更にハウジング部分が光波導体の端の差し込み部分と共にコネクタハウジングの分解可能な挿入に役立ち、ハウジング部分に案内溝がかつコネクタハウジングに案内突起が配設されかつコネクタハウジングが爪止手段を介して該当するハウジング部分と係合する場合に、カップリング手段が本質的に等しい２つのハウジング部分を有し、ハウジング部分はフランジ手段等を介して結合されかつハウジングは、ラッチ及び差し込みスリーブ（プラグソケット）のような接触に役立つ手段を有することに見られ得る。
本発明の目的物の実施形態を次に図面に基づいて詳しく説明する。即ち
図１は、光波導体用コンタクトコネクタの概略図、そして図２は図１による構成の縮尺でかつ分解して示す図である。
光波導体用コンタクトコネクタは、ここでは例えば国際標準のＳＣ型コネクタの２つの光波導体１及び２用として設けられ、その接続端は、それぞれ抗屈曲部３を経て収縮スリーブ４及び金輪５で終わり、これらは差し込み部分６によって取り囲まれている。
本発明によれば、少なくとも１つのかつここでは２つの差し込み部分６を収容する、差し込み過程の手動操作に役立つコネクタハウジング７が設けられており、コネクタハウジングは、カップリング手段８を介して、ＲＪ４５又はＲＪ１１のような電気的コンタクトコネクタの予め特定された国際標準の差し込み開口（図示しない）と形状一体的に係合する。
カップリング手段は、その際実質的に等しい２つのハウジング部分９、９′を有し、これらは、フランジ手段１０又は爪止手段等を介して結合しておりかつ接触に役立つラッチ１１及び差し込みスリーブ１２のような手段を有する。
その際ハウジング部分９、９′は前記差し込み開口に形状一体的に形成されている。
更にそのようなハウジング部分９、９′は、光波導体１及び２の端の差し込み部分６と共にコネクタハウジング７の分解可能な挿入に役立つ。このためにハウジング部分９、９′に案内溝１３が、そしてコネクタハウジング７には案内突起１４が設けられることができる。更にコネクタハウジング７は爪止手段１５を介しても該当するハウジング部分９又は９′と係合する。
この措置によって、差し込み部分として製造された光波導体の接続端を直接ＲＪ４５又はＲＪ１１のような電気的モジュールコネクタシステム用として使用することが可能であり、その際カップリング手段の本発明による中間接続は、コンパクトな構成を与える。
次のように保護を請求する。

Claims (3)

1. 互いの側方に並べて配置された２つの差し込みスリーブ（１２）と、該各差し込みスリーブを包囲するラッチ（１１）と、該ラッチを収容するハウジング部分（９，９’）とを含んで構成されたカップリング手段（８）を備えて成る国際標準のＳＣ型コネクタの光波導体用コンタクトコネクタ装置において、
   前記ハウジング部分（９，９’）によって前記２つの差し込みスリーブ（１２）及び前記ラッチ（１１）を１つの収容空間内で包囲し、
   前記ハウジング部分（９，９’）の２つの互いに対向する壁面に、前記ＳＣ型コネクタの各案内突起（１４）を収容する第１の案内溝（１３）を、前記壁面の間に配置された前記差し込みスリーブ（１２）と共に設け、
   前記カップリング手段（８）の外面を電気的コネクタシステムＲＪ４５の所定の差し込み開口に嵌入可能とした
   ことを特徴とする光波導体用のコンタクトコネクタ装置。
2. 前記ハウジング部分（９、９′）にフランジ手段（１０）を設けたことを特徴とする請求項１に記載の光波導体用のコンタクトコネクタ装置。
3. 前記壁面の間における前記ハウジング部分（９，９’）の底面中央部に第２の案内溝（１３）を設けたことを特徴とする請求項１又は２に記載の光波導体用のコンタクトコネクタ装置。

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