JP4454472B2 - シャッタ式雨戸装置 - Google Patents
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Description
特に、本発明のシャッタ式雨戸装置に於いては、上記各スラットとして、アルミニウム合金或いは合成樹脂の押出型材製で、屋内側面の幅方向2個所位置に、それぞれがシャッタの移動方向に開口した係止凹溝が、互いの開口を逆方向に向けた状態で設けられたものを使用する。更に、上記シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面で、少なくともこのシャッタを閉鎖位置に移動させた状態で屋外側から見えない部分に、このシャッタを上記上枠及び下枠に沿って移動させる際の手掛かりとなる移動框を結合固定する。特に、本発明のシャッタ式雨戸装置に於いては、この移動框として、押出型材製で、屋外側端部の2個所位置に第一、第二の係止突条を形成したものを使用し、上記第一、第二の係止突条のうちの一方の係止突条を、シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面に形成した1対の係止凹溝のうちの先端側の係止凹溝に係止する。又、他方の係止突条を、シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの隣に位置する第二のスラットの屋内側面に形成した1対の係止凹溝のうち、このシャッタの引き出し方向先端に位置するスラットから遠い側に存在する係止凹溝に係止する。これにより、上記引き出し方向先端に位置する2枚のスラットの屋内側面に結合固定する。
更に、本発明によれば、上記移動框に手を掛けて、上記シャッタの巻き取り軸への巻き取り及びこの巻き取り軸からの引き出しを行なう際に於ける、上記移動框の移動に対する抵抗を大きくなりにくくできる。即ち、上記各スラットの上下両端縁部が係合している上部ガイド溝及び下部ガイド溝の幅寸法は、上記シャッタの移動を可能とすべく、上記各スラットの上下両端部でこれら各ガイド溝に係合している部分の厚さ寸法よりも少し大きくしている。従って、上記移動框に手を掛けて上記引き出し方向先端に位置するスラットを押し引きすると、このスラットの幅方向が上記両ガイド溝の長さ方向に対し傾斜する傾向になる。そして、この傾斜角度が大きくなると、上記スラットの上下両端部と上記両ガイド溝との間に作用する摩擦が大きくなり、上記移動框を移動させる為に要する力が大きくなる。これに対して、本発明は、隣り合う2枚のスラット同士を結合し、これら両スラット同士が折れ曲がらない様にしているので、上記傾斜角度が大きくならず、上記移動框を移動させる為に要する力が徒に大きくなる事を防止できる。
この様に構成すれば、上記2枚のスラット同士の結合部が上記移動框から離れる方向に変位する事を防止して、上記シャッタの先端部の剛性を向上させられる。
この様に構成すれば、第一、第二の係止突条(請求項2に記載した発明の場合には更に第三の係止突条)を係止凹溝に係合させる作業を容易に行なえる。即ち、これら各係止突条を形成した移動框を一体としても、これら各係止突条を上記各係止凹溝に、スラットの長さ方向端部から滑り込ませる事で、係合させる事は可能である。但し、係合作業が面倒になり、特に、シャッタ式雨戸装置を窓開口部分に建て込んだままの状態で上記移動框の着脱作業を行なう事はできない。
これに対して、上述の様に、上記移動框を主体と補助体とから構成すれば、上記各係止突条と上記各係止凹溝との係合作業が容易になり、シャッタ式雨戸装置を窓開口部分に建て込んだままの状態で上記移動框の着脱作業を行なう事も可能になる。
この様な両開き式のシャッタ式雨戸装置で本発明を実施する場合には、上記両シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面で、これら両シャッタを閉鎖位置に移動させた状態で屋外側から見えない部分に、それぞれ移動框を結合固定する。
先ず、図14の上半部に示す様に、左右1対の戸袋ケース部2、2と、上枠5と、下枠6とを組み立てる。但し、これら両戸袋ケース部2、2のうちで、屋外側を覆うカバー50(図2、17、18参照)は未だ装着しないでおく。そして、この様に組み立てた、上記各部材2、5、6を、壁3の外壁面のうちで窓開口4(図2、4参照)を囲む部分にねじ止め固定する。その後、前記1対の軸素子13a、13bとドラムチューブ55とにより構成される巻き取り軸13にシャッタ1を巻き付けたものを、上記両戸袋ケース部2、2内に組み込む。
次いで、図17に示す様に、上記両戸袋ケース部2、2の屋外側の開口部に上記カバー50をねじ止め固定し、この開口部を覆う。このカバー50をねじ止め固定する為のねじを螺合させるナット部材は、上記両戸袋ケース部2、2を構成する天板の下面及び底板部の上面に固定している。
そして最後に、図18に示す様に、上記カバー50の先端部(図2の左上端部)を覆う補助カバー51を装着する。この補助カバー51は、その基端縁部(図2の右端縁部)を上記カバー50の先端部に形成した係止溝に係合させると共に、その先端寄り部分の屋内側面に形成した突壁の上下両端部のうちの少なくとも上端部を上記上枠5及び上記下枠6に対し、アタッチメント52(図2参照)とねじ53とにより結合固定する。
以上の組立作業により、本実施例のシャッタ式雨戸装置を、上記壁3の外壁面のうちで窓開口4を囲む部分に組み付けられる。
2 戸袋ケース部
3 壁
4 窓開口
5 上枠
6 下枠
7 スラット
8 上部ガイド切り欠き
9 下部ガイド切り欠き
10a、10b 折れ曲がり板部
11 屋外側係合湾曲部
12 屋内側係合湾曲部
13 巻き取り軸
13a、13b 軸素子
14 ねじ
15 ゼンマイ
16 フランジ部
17 ラジアル転がり軸受
18 スラスト転がり軸受
19 上部ガイド溝
20 上部ガイド突条
21 上部シール材
22 下部ガイド溝
23 下部ガイド突条
24 下部シール材
25 移動框
26a、26b 係止凹溝
27 主体
28 補助体
29 ねじ
30 第一の係止突条
31 第二の係止突条
32 第三の係止突条
33 上部ストッパ機構
34 下部ストッパ機構
35 上部ホルダ
36 下部ホルダ
37 上部ストッパローラ
38 下部ストッパローラ
39 上部支持ブラケット
40 下部支持ブラケット
41 圧縮ばね
42 上部止めブロック
43 下部止めブロック
44 上部止め壁
45 下部止め壁
46 上部保持凹部
47 下部保持凹部
48 上部ガイド傾斜面
49 下部ガイド傾斜面
50 カバー
51 補助カバー
52 アタッチメント
53 ねじ
54 案内ローラ
55 ドラムチューブ
56 係止スリット
Claims (4)
- 建造物の外壁面のうちでこの建造物に設けられた開口部の側方部分に、鉛直方向に亙って配置された巻き取り軸と、それぞれが縦方向に長い短冊状に形成された複数枚のスラットの幅方向端縁同士を揺動変位自在に結合して成り、上記巻き取り軸への巻き取り及びこの巻き取り軸からの引き出しを自在とされたシャッタと、上記外壁面の一部に上記開口部の上辺に沿って設けられた、下面にこのシャッタの上端部を案内する為の上部ガイド溝を設けた上枠と、上記外壁面の一部に上記開口部の下辺に沿って設けられた、上面に上記シャッタの下端部を案内する為の下部ガイド溝を設けた下枠とを備えたシャッタ式雨戸装置に於いて、上記各スラットは、押出型材製で、屋内側面の幅方向2個所位置に、それぞれが上記シャッタの移動方向に開口した係止凹溝が、互いの開口を逆方向に向けた状態で設けられたものであり、上記シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面で、少なくともこのシャッタを閉鎖位置に移動させた状態で屋外側から見えない部分に、このシャッタを上記上枠及び下枠に沿って移動させる際の手掛かりとなる移動框が結合固定されており、この移動框は、押出型材製で、屋外側端部の2個所位置に第一、第二の係止突条を形成したものであって、このうちの第一の係止突条を、上記シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面に形成した1対の係止凹溝のうちの先端側の係止凹溝に、第二の係止突条を、上記シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの隣に位置する第二のスラットの屋内側面に形成した1対の係止凹溝のうち、このシャッタの引き出し方向先端に位置するスラットから遠い側に存在する係止凹溝に、それぞれ係止する事により、上記引き出し方向先端に位置する2枚のスラットの屋内側面に結合固定されている事を特徴とするシャッタ式雨戸装置。
- 移動框の屋外側端部で第一、第二の係止突条の間部分に第三の係止突条を形成し、この第三の係止突条を、これら第一、第二の係止突条を係止した1対の係止凹溝の間に存在する別の係止凹溝に係合させた、請求項1に記載したシャッタ式雨戸装置。
- 移動框が、それぞれが押出型材製である主体と補助体とをねじにより結合固定して成るものであり、このうちの主体の屋外側端部に第一の係止突条と第二の係止突条とのうちの一方の係止突条を、補助体の屋外側端部に同じく他方の係止突条を、それぞれ形成している、請求項1〜2の何れか1項に記載したシャッタ式雨戸装置。
- 巻き取り軸が開口部の両側方部分に設けられており、この開口部を閉鎖する状態で、これら両巻き取り軸から引き出した1対のシャッタの先端縁同士がこの開口部の水平方向中間部で突き合わせられ、これら両シャッタの引き出し方向先端に位置するスラットの屋内側面で、これら両シャッタを閉鎖位置に移動させた状態で屋外側から見えない部分に、それぞれ移動框を結合固定している、請求項1〜3の何れか1項に記載したシャッタ式雨戸装置。
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JP2004325318A JP4454472B2 (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | シャッタ式雨戸装置 |
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JP2006132268A JP2006132268A (ja) | 2006-05-25 |
JP4454472B2 true JP4454472B2 (ja) | 2010-04-21 |
Family
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JP2004325318A Active JP4454472B2 (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | シャッタ式雨戸装置 |
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JP (1) | JP4454472B2 (ja) |
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2004
- 2004-11-09 JP JP2004325318A patent/JP4454472B2/ja active Active
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JP2006132268A (ja) | 2006-05-25 |
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