JP4454376B2 - 駐車場予約プログラム及び駐車場予約装置 - Google Patents

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Description

本発明は駐車場予約プログラム、及び駐車場予約装置に関し、特に、複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約プログラム及び駐車場予約装置に関する。
身体に障害を有する障害者が車の乗り降りをする際、広いスペースが必要となる場合がある。そこで、公共の駐車場では、通常比較的広い障害者専用スペースを数台分確保している。
また、従来、駐車場に予約がされているか否かを記録した駐車場予約要求を基に、駐車場に駐車する車の管理を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の技術では、管理サーバが、駐車場を予約するユーザから通知された情報を基に、複数車両の予約要求を管理する。また、駐車場に設けられた制御装置が、管理サーバから取得した当該駐車場の予約要求を基に、その駐車場が予約されているかどうかを判断する。そして、予約されている場合は、駐車場に設けられた警告装置を介して車両の搭乗者に警告を通知する。
特開2002−342898号公報(段落番号〔0026〕〜〔0028〕、図6)
ところで、上記のように、一般者用の駐車エリアと障害者用の駐車エリアとを分けた駐車場構成では、障害者用の駐車エリアが満車になっている場合、新たに入場してきた障害者の車が駐車できない。かといって、障害者が一般者用の駐車エリアに駐車してしまうと、隣に車が駐車されてしまった場合に不都合が生じてしまう。
そこで、上記のような問題を回避する方法として、駐車スペースを予め予約するようにし、障害者の予約に対しては、車を止める駐車用スペースに加え、乗り降りに使用する乗降用スペースを予約しておく方法が考えられる。しかしながら、障害者の予約に応じて乗降用スペースを確保するようにした場合、障害者毎に乗降用スペースが別個に用意されてしまう。従って、予約された時間内の全てで各乗降スペースが占有されてしまい、駐車効率の低下が懸念される。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、駐車場を利用する障害者への利便性を向上しつつ、駐車効率の低下を抑制することが可能な駐車場予約プログラム、及び駐車場予約装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すように、複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約プログラムにおいて、コンピュータを、利用者が利用する利用者端末2a,2b,...から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段1b、前記予約受付手段1bが前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブル1aを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段1c、障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段1cにより前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段1d、として機能させることを特徴とする駐車場予約プログラムが提供される。
上記のようにコンピュータを機能させることで、予約受付手段1bが、利用者端末2a,2b,...から予約要求を取得すると、先行障害者予約検出手段1cが、予約テーブル1aを参照し、予約受付手段1bが取得した予約要求での予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す先行予約情報を検出する。そして、駐車スペース決定手段1dが、障害者予約を示す予約要求に応じて先行障害者予約検出手段1cにより先行予約情報が検出された場合、その先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの予約希望時間帯の予約の有無を判断し、隣接する駐車スペースが空いている場合、上記先行予約情報で予約された乗降用スペースを上記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、隣接する駐車スペースを上記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する。
また、本発明では上記課題を解決するために、図1に示すように、複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約装置1において、利用者が利用する利用者端末2a,2b,...から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段1bと、前記予約受付手段1bが前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブル1aを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段1cと、障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段1cにより前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段1dと、を有することを特徴とする駐車場予約装置が提供される。
上記の構成によれば、予約受付手段1bが、利用者端末2a,2b,...から予約要求を取得すると、先行障害者予約検出手段1cが、予約テーブル1aを参照し、予約受付手段1bが取得した予約要求での予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す先行予約情報を検出する。そして、駐車スペース決定手段1dが、障害者予約を示す予約要求に応じて先行障害者予約検出手段1cにより先行予約情報が検出された場合、その先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの予約希望時間帯の予約の有無を判断し、隣接する駐車スペースが空いている場合、上記先行予約情報で予約された乗降用スペースを上記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、隣接する駐車スペースを上記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する。
本発明によれば、予約テーブルに先行予約情報を登録しておき、障害者予約を示す予約要求に応じて、検出された先行予約情報での乗降用スペース及びこれに隣接する駐車スペースを、上記予約要求に対する乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約することで、障害者予約に対して駐車用スペースと乗降用スペースとを予約することが可能となり、障害者への利便性を向上させることができる。また、乗降用スペースを共用することが可能となるので、駐車効率の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の駐車場予約装置の原理を示す原理構成図である。以下、この図1を用いて本実施の形態の概要について説明する。
図1に示す駐車場予約装置1は、複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う機能を有する。この駐車場予約装置1に対しては、例えばインターネットなどのネットワークを介して、利用者端末2a,2b,...が接続されている。
利用者端末2a,2b,...は、駐車場予約装置1を用いて駐車場を予約する利用者が利用する端末であり、例えばパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)などを用いることができる。
利用者端末2a,2b,...を利用する利用者は、駐車場予約装置1を通じて駐車場の予約を行う。この際、利用者端末2a,2b,...から駐車場予約装置1に対して、予約要求が送信される。この予約要求には、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と、予約希望時間帯とが含まれる。
駐車場予約装置1は、予約テーブル1a、予約受付手段1b、先行障害者予約検出手段1c、及び駐車スペース決定手段1dによって構成される。
予約テーブル1aには、現在の駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録されている。先行予約情報には、例えば、障害者予約か否かの情報や、予約された駐車スペースなどが含まれる。
予約受付手段1bは、多数の利用者端末2a,2b.,,,から駐車場の予約を受け付け、予約要求を取得する。
先行障害者予約検出手段1cは、予約受付手段1bが予約要求を取得した場合、予約テーブル1aを参照し、上記予約要求の予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す先行予約情報を検出する。
駐車スペース決定手段1dは、予約受付手段1bが取得した予約要求が障害者予約を示し、さらに先行障害者予約検出手段1cにより先行予約情報が検出された場合、その先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースに対して、上記予約要求の予約希望時間帯での予約の有無を判断する。そして、そのスペースが空いている場合には、上記先行予約情報で予約された乗降用スペースを上記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、上記隣接する駐車スペースを上記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する。
次に、上記のように構成される駐車場予約装置1の動作を説明する。なお、以下では、利用者端末2aの利用者が障害者であるとし、利用者端末2aから障害者予約を示す予約要求4が送信されたものとして説明を行う。
まず、予約受付手段1bが、利用者端末2aから送信された予約要求4を取得する。
そして、先行障害者予約検出手段1cが、予約テーブル1aを参照し、予約要求4の予約希望時間帯に含まれる時間帯での障害者予約を示す先行予約情報5を検出したものとする。
その後、駐車スペース決定手段1dが、先行予約情報5で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースに対して、予約要求4の予約希望時間帯での予約の有無を判断する。そのスペースが空いている場合には、先行予約情報5で予約された乗降用スペースを予約要求4に対する乗降用スペースとして予約し、上記隣接する駐車スペースを予約要求4に対する駐車用スペースとして予約する。
このように、予約テーブル1aに先行予約情報を登録しておき、障害者予約を示す予約要求に応じて、検出された先行予約情報での乗降用スペース及びこれに隣接する駐車スペースを、上記予約要求に対する乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約するようにした。これにより、障害者予約に対して駐車用スペースと乗降用スペースとを予約することができるので、障害者への利便性を向上させることが可能となる。また、乗降用スペースを共用することが可能となるので、駐車効率の低下を抑制することができる。
次に、本実施の形態を具体的に説明する。
図2は、本実施の形態の駐車場予約サーバを用いた駐車場予約サービスのシステム構成を示す図である。
図2に示すように、本実施の形態の駐車場予約サービスでは、駐車場300の予約を行う駐車場予約サーバ100と、利用者端末210,220,230とが、インターネット900を介して接続された構成をなしている。なお、実際には、利用者の数に応じた利用者端末がインターネット900に接続されている。
利用者端末210,220,230は、駐車場予約サーバ100を用いて駐車場300を予約する利用者が利用する端末であり、本実施の形態では、パーソナルコンピュータを用いた。なお、利用者端末210,220は障害者61,62が使用し、利用者端末230は一般者63が使用しているものとする。
これらの端末は、インターネット900を介して駐車場予約サーバ100と通信する機能や、駐車場予約サーバ100から受信した画面情報を画面に表示する機能などを備えている。駐車場予約サーバ100が送信する画面情報は、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)などの構造化言語によって記述されている。利用者端末は、内部の記憶装置などに予めインストールされているブラウザなどによって、駐車場予約サーバ100から受信した画面情報を画面に表示する。
駐車場予約サーバ100は、クライアントとなる多数の利用者端末からの予約を受け付ける。そして、その予約が、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か、それとも1つの駐車スペースを駐車用スペースとして予約する一般予約かどうかを判断する。また、取得した予約要求の予約希望時間帯を含む時間帯に、先行して予約された障害者予約を示す先行障害者予約情報があるか否かの検出を行う。そして、障害者予約の場合と一般予約の場合とに対して、先行障害者予約情報の有無に応じた駐車スペースの予約を行う。
図3は、本実施の形態に用いる駐車場の構成例を示す図である。
図3に示すように、駐車場予約サーバ100は、本実施の形態では、互いに隣接する4つの駐車スペースA〜Dにより構成される駐車場300の予約を行う。この際、内部に保持される予約テーブル111及び連続スペースマスタ112を使用する。
図2の説明に戻り、予約テーブル111には、本実施の形態では、駐車場300を構成する各駐車スペースと30分毎に区分された時間帯とにより、マトリクス状の登録欄が構成されている。なお、区分する時間帯は30分に限らず、柔軟に設定することができる。予約テーブル111では、利用者からの予約要求に応じて予約が行われる毎に、予約された駐車スペースの予約希望時間帯に該当する登録欄に、障害者予約か否かなどが区別されて登録される。なお、この予約テーブル111は、駐車場予約サーバ100内部の記憶装置などに保持されている。
連続スペースマスタ112には、隣接する2つの駐車スペースを連続スペースとすると、駐車場300内の連続スペース毎に、連続スペース内の1つの駐車スペースを共通とする他の連続スペースが、連続スペースを構成する各々の駐車スペースに対して登録されている。なお、この連続スペースマスタ112に登録される情報は、駐車場予約サーバ100の運営者側によって予め登録されているものとする。
次に、上記のような構成で、利用者が駐車場300を予約した際に実行される処理について、具体例を用いて説明する。以下の説明では、障害者61,62、及び一般者63が予約を行うものとする。また、予約テーブル111は初期状態(予約が全くなされていない状態)になっているものとする。
まず、障害者61が、利用者端末210により駐車場予約サーバ100にアクセスし、駐車場300の予約を行う。これにより、利用者端末210からは、障害者61が希望する予約希望時間帯や障害者予約か否かなどの内容を含む予約要求51が送信される。
駐車場予約サーバ100は、インターネット900を介して予約要求51を受信する。駐車場予約サーバ100は、予約要求51が障害者予約と判定する。その後、予約テーブル111を参照し、予約要求51の予約希望時間帯を含む時間帯に先行障害者予約情報があるか否かの検出を行う。ここでは、予約テーブル111が初期状態なので、先行障害者予約情報は検出されない。
このような場合、予約テーブル111から空いている連続スペースを検索し、予約要求51の予約希望時間帯の間で、検出された連続スペースの一方の駐車スペースを駐車用スペース、他方の駐車スペースを乗降用スペースとして予約する。
次に、障害者62が、利用者端末220を用いて駐車場予約サーバ100にアクセスし、利用者端末220からは予約要求52が送信される。
駐車場予約サーバ100は、受信した予約要求52を障害者予約と判定する。そして、予約テーブル111を参照し、先行障害者予約情報の検出を行う。ここでは、予約要求51による障害者予約が、先行障害者予約情報として検出されたものとする。
このような場合、連続スペースマスタ112を参照する。そして、先行障害者予約情報で予約された連続スペースの乗降用スペースを共通とする連続スペースを特定する。その後、特定された連続スペースのうち、先行障害者予約情報で予約された乗降用スペースではない方の駐車スペースに対して、予約要求52の予約希望時間帯の間で空いている場合には、当該駐車スペースを予約要求52に対する駐車用スペースとして予約し、先行障害者予約情報での乗降用スペースを予約要求52に対する乗降用スペースとして予約する。
今度は、一般者63が、利用者端末230を用いて駐車場予約サーバ100にアクセスし、利用者端末230からは予約要求53が送信される。
駐車場予約サーバ100は、受信した予約要求53を一般予約と判定する。そして、予約テーブル111を参照し、先行障害者予約情報の検出を行う。ここでは、予約要求51及び予約要求52による障害者予約が、先行障害者予約情報として検出されたものとする。
このような場合、検出された先行障害者予約情報の乗降用スペースが予約された時間帯から、障害者61,62が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた時間帯を予約可能時間帯とする。そして、予約要求53が上記予約可能時間帯の間に予約可能であれば、予約要求53の予約希望時間帯に上記乗降用スペースを予約する。
予約ができない場合は、上記予約希望時間帯から、上記予約希望時間帯に含まれる上記乗降用時間帯を除いた時間帯を制限予約時間帯とする。そして、この制限予約時間帯の間に予約要求53が予約可能であれば、予約テーブル111を参照し、予約要求53の予約希望時間帯に空いている駐車スペースを検索する。また、上記制限予約時間帯を含む推薦情報を生成する。この推薦情報には、上記制限予約時間帯に時間帯が制限された制限予約に対する報奨として、本実施の形態では、駐車料金の割引が示されている。
その後、利用者端末230に、上記推薦情報を提示するための推薦情報提供画面を表示させる。この画面には、上記推薦情報に含まれる制限予約時間帯及び制限予約に対する割引などと共に、制限予約の受入可否を選択する選択項目が表示される。そして、一般者63が受入可否を選択すると、その選択結果が駐車場予約サーバ100に送信される。
これを受けて、駐車場予約サーバ100は、受入可否が可であった場合には、予約要求53に対して、上記制限予約時間帯の間で、上記先行障害者予約情報の乗降用スペースを制限予約スペースとして予約する。また、受入可否が否であった場合には、予約要求53の予約希望時間帯に、上記検索により検出された駐車スペースを予約する。
このようにして、駐車場300を利用する障害者への利便性を向上させると共に、駐車場300の駐車効率の低下を抑制することが可能となる。
以下、図2に示す処理の実現方法について具体的に説明する。
図4は、本実施の形態の駐車場予約サーバのハードウェア構成例を示す図である。
図4に示すように、駐車場予約サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介して、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)104、グラフィック処理装置105、入力インターフェース106、及び通信インターフェース107が接続されている。
ROM102には、CPU101が実行する基本的なプログラムやデータが格納される。RAM103には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM103には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD104には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置105には、表示装置11が接続されている。グラフィック処理装置105は、CPU101からの命令に従って、画像を表示装置11の画面に表示させる。入力インターフェース106は、マウス12やキーボード13から送られてくる信号を、バス108を介してCPU101に送信する。通信インターフェース107は、インターネット900を介して、他の装置とのデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、利用者端末210,220,230についても、上記と同様のハードウェア構成で本実施の形態の処理機能を実現することができる。
次に、本実施の形態を実施するために駐車場予約サーバ100が備える機能について説明する。
図5は、本実施の形態の駐車場予約サーバの機能を示す機能ブロック図である。
駐車場予約サーバ100は、予約テーブル111、連続スペースマスタ112、予約受付部113、予約判定部114、先行障害者予約検出部115、駐車スペース決定部116、推薦情報処理部117、予約テーブル更新部118、及び予約結果通知部119を有している。
予約テーブル111には、上記で説明したように、マトリクス状の登録欄が構成されている。この登録欄では、障害者予約の場合の駐車用スペース及び乗降用スペースと、一般予約の場合と、さらに、制限予約の場合の制限予約スペースとが区別される。なお、詳細なデータ構成例については後述する。
連続スペースマスタ112には、駐車場300内の連続スペース毎に、連続スペース内の1つの駐車スペースを共通とする他の連続スペースが登録されている。以後、このように、ある連続スペースに対して、その中の1つの駐車スペースを共通とする他の連続スペースを隣接連続スペースと称す。例えば、図3での駐車スペースA,Bからなる連続スペースABに対しては、駐車スペースBを共通とする隣接連続スペースBCが登録されている。なお、この場合、駐車スペースAを共通とする隣接連続スペースは存在しないため、連続スペースマスタ112には登録されていない。なお、この連続スペースマスタ112の詳細なデータ構成例については後述する。
予約受付部113は、多数の利用者端末から駐車場300の予約を受け付け、利用者端末の画面に予約受付画面を表示させる。
図6は、予約受付画面の画面構成例を示す図である。
図6に示すように、予約受付部113により利用者端末の画面に表示される予約受付画面には、予約希望時間帯を含む予約日時を指定する欄と、一般予約か障害者予約かを指定する予約形態の欄と、これらの各欄に指定された情報を駐車場予約サーバ100に送信する送信ボタンとが含まれる。
上記のように構成される予約受付画面に対して、利用者が希望の予約日時と予約形態とを指定して送信ボタンを押下する。これにより、上記各欄に指定された情報を含む予約要求が駐車場予約サーバ100に送信される。予約受付部113は、利用者端末から送信された予約要求を、インターネット900を介して取得する。
図5の説明に戻り、予約判定部114は、予約受付部113が取得した予約要求を用いて、その予約が障害者予約か一般予約かを判定する。この判定には、予約要求に含まれる予約形態が用いられる。
先行障害者予約検出部115は、予約判定部114の取得した予約要求に対して、予約テーブル111を参照し、上記予約要求での予約希望時間帯を含む時間帯の先行障害者予約情報を検出する。
駐車スペース決定部116は、予約判定部114による予約要求の判定結果及び先行障害者予約検出部115の検出結果に応じて、以下の処理を行う。
障害者予約と判定され、かつ先行障害者予約情報が検出されなかった場合、予約テーブル111から空いている連続スペースを検索する。そして、上記予約要求の予約希望時間帯の間で、検出された連続スペースの一方の駐車スペースを駐車用スペース、他方の駐車スペースを乗降用スペースとして予約する。なお、本実施の形態では、検出された連続スペースでの駐車用スペース及び乗降用スペースの決定は、駐車スペース決定部116により自動的に行われる。例えば、連続スペースBCが検出された場合、駐車スペースDが予約済みで駐車スペースAが空いていれば、駐車スペースCを駐車用スペースとして決定する。
障害者予約と判定され、かつ先行障害者予約情報が検出された場合、連続スペースマスタ112を参照する。そして、先行障害者予約情報で予約された連続スペースの乗降用スペースを共通とする隣接連続スペースを特定する。そして、予約テーブル111を参照し、特定された隣接連続スペースのうち、先行障害者予約情報で予約された乗降用スペースではない方の駐車スペースに対して、上記予約要求の予約希望時間帯での予約の有無を判断する。その駐車スペースが空いている場合には、当該駐車スペースを上記予約要求に対する駐車用スペースとして予約し、先行障害者予約情報での乗降用スペースを上記予約要求に対する乗降用スペースとして予約する。
一般予約と判定され、かつ先行障害者予約情報が検出されなかった場合、予約テーブル111から空いている駐車スペースを検索する。そして、上記予約要求の予約希望時間帯の間で、検出された駐車スペースを予約する。
一般予約と判定され、かつ先行障害者予約情報が検出された場合、その先行障害者予約情報の乗降用スペースが予約された時間帯から、上記先行障害者予約情報での障害者が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた時間帯を予約可能時間帯とする。この予約可能時間帯は、先行障害者予約情報で予約された乗降用スペースに対して、一般者が予約可能な時間帯を示す。そして、上記予約要求の予約希望時間帯がこの予約可能時間帯に含まれていれば、上記予約希望時間帯に上記乗降用スペースを予約する。上記予約可能時間帯に含まれていなければ、上記予約希望時間帯から、上記予約希望時間帯に含まれる上記乗降用時間帯を除いた時間帯を制限予約時間帯とする。
そして、この制限予約時間帯が上記予約可能時間帯に含まれる場合、予約テーブル111を参照し、上記予約希望時間帯に空いている駐車スペースを検索すると共に、上記制限予約時間帯を含み、上記制限予約時間帯での制限予約に対する割引が示された推薦情報を生成する。
その後、この推薦情報が提示された一般者からの受入可否を取得する。そして、その受入可否が可であれば、上記制限予約時間帯の間で、上記先行障害者予約情報の乗降用スペースを制限予約スペースとして予約する。また、上記受入可否が否であれば、上記検索により検出された駐車スペースを上記予約希望時間帯の間で予約する。
また、上記制限予約時間帯が上記予約可能時間帯に含まれない場合、予約テーブル111を参照し、上記予約希望時間帯に空いている駐車スペースを検索する。そして、検出された駐車スペースを上記予約希望時間帯の間で予約する。
推薦情報処理部117は、駐車スペース決定部116により生成された推薦情報を受けて、利用者端末に、この推薦情報を提示するための推薦情報提供画面を表示させる。そして、利用者が上記画面を通じて上記推薦情報の受入可否を選択すると、推薦情報処理部117は、その受入可否を示す推薦受入可否情報をインターネット900を介して取得する。
予約テーブル更新部118は、駐車スペース決定部116による予約結果を反映して予約テーブル111を更新する。
予約結果通知部119は、予約テーブル更新部118による予約テーブル111の更新後、予約結果を通知するための予約結果通知画面を利用者端末に表示させる。
次に、駐車場予約サーバ100に保持される各データのデータ構造例について説明する。
図7は、予約テーブルのデータ構造例を示す図である。
図7に示すように、予約テーブル111は、マトリクス状の登録欄により構成される。この登録欄は、駐車スペースと時間帯とを指定することで確定される。なお、この指定には、実際には予約された日付も用いられる。
ここで、登録欄での予約内容の区別は、以下のように表すものとする。
障害者予約の場合、図7に示すように、駐車用スペースに対しては「◎」、乗降用スペースに対しては「○」が登録される。また、図示していないが、一般予約の場合、制限予約スペースではないものに対しては「△」が登録され、制限予約スペースに対しては「●」が登録される。なお、空いている駐車スペース(以後、空きスペースと称す)には「−」が登録されている。これらの登録は、駐車スペース決定部116の予約結果を反映して、予約テーブル更新部118によりなされる。
このように、マトリクス状の登録欄により構成することで、現在の予約状況が判別し易くなるという利点がある。なお、予約要求毎に一意となる予約番号などを発行し、当該予約要求で予約された駐車スペースや障害者予約か否かなどの予約内容を、発行された予約番号と対応付けて登録するような構成にしてもよい。
図8は、連続スペースマスタのデータ構成例を示す図である。
図8に示すように、連続スペースマスタ112は、「連続スペースNo.」、「連続スペース」、「甲側隣接連続スペースNo.」、及び「乙側隣接連続スペースNo.」の各項目によって構成される。
「連続スペースNo.」には、駐車場300内の各連続スペースに割り振られた番号が登録される。
「連続スペース」には、駐車場300内の各連続スペースが登録される。この「連続スペース」は、さらに「スペース甲」と「スペース乙」とに分けられる。
「スペース甲」には、連続スペースを構成する駐車スペースのうち、左側の駐車スペースが登録され、「スペース乙」には右側の駐車スペースが登録される。なお、ここでの左右とは、上述した図3での左右を示す。例えば、連続スペースABに対しては、「スペース甲」として駐車スペースAが登録され、「スペース乙」として駐車スペースBが登録される。
「甲側隣接連続スペースNo.」には、当該連続スペースのスペース甲を共通とする隣接連続スペースに対応する連続スペースNo.が登録される。また、「乙側隣接連続スペースNo.」には、当該連続スペースのスペース乙を共通とする隣接連続スペースに対応する連続スペースNo.が登録される。例えば、連続スペースABの場合、スペース甲(駐車スペースA)を共通とする隣接連続スペースは存在しないので、「甲側隣接連続スペースNo.」には何も登録されない。一方、スペース乙(駐車スペースB)側には、これを共通とする隣接連続スペースBCが存在するので、「乙側隣接連続スペースNo.」には、隣接連続スペースBCに対応する連続スペースNo.として「2」が登録される。
このように、駐車場内の構成に応じて、連続スペースと隣接連続スペースとを予め対応付けて連続スペースマスタ112に登録しておくことで、例えば室内の駐車場のように、隣り合う駐車スペースの間に柱などの構造物が存在するような場合でも対応することが可能となる。
以上のように構成される駐車場予約サーバ100によって、本実施の形態の駐車場予約サービスに対し、駐車効率の低下を抑制しつつ、障害者への利便性の向上を図ることが可能となる。
次に、本実施の形態の駐車場予約サービスの実現に際し、駐車場予約サーバ100の行う処理動作について説明する。
本実施の形態の駐車場予約サーバ100が行う処理は、メインルーチンとして機能する駐車場予約処理と、メインルーチンから呼び出され、駐車スペースの検索や予約を行う駐車スペース検索処理と、駐車スペース検索処理のサブルーチンとして機能し、先行障害者予約情報での連続スペースに隣接する連続スペースを検索する隣接連続スペース検索処理とに分けられる。
以下、これらの各処理について順に説明する。
図9は、駐車場予約処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]予約受付部113は、利用者端末からのアクセスを受け付け、その利用者端末の画面に、上述の図6に示したような予約受付画面を表示させる。そして、ステップS12に処理を進める。
[ステップS12]予約受付部113は、インターネット900を介して、利用者端末から送信された予約要求を取得する。そして、ステップS13に処理を進める。
[ステップS13]このステップでは、駐車スペース検索処理が行われる。
駐車スペース検索処理では、ステップS12で取得された予約要求に対して、予約判定部114が障害者予約か一般予約かを判定し、先行障害者予約検出部115が先行障害者予約情報の検出を行う。そして、これらの結果に応じて、駐車スペース決定部116が以下の処理を行う。
障害者予約である場合は、先行障害者予約情報の有無に応じて、空いている連続スペースか、あるいは先行障害者予約情報での乗降用スペース側の隣接連続スペースを予約する。
一般予約である場合は、先行障害者予約情報の有無に応じて、空いている駐車スペースを予約するか、あるいは、予約可能時間帯または制限予約時間帯の間で、先行障害者予約情報での乗降用スペースを予約可能かどうか判断する。制限予約時間帯に対して予約可能であれば、空いている駐車スペースを検索すると共に、上記制限予約時間帯での上記乗降用スペースを制限予約スペースとして検出する。さらに、上記制限予約時間帯を含む推薦情報を生成する。
駐車スペース検索処理の概略は以上のようになるが、詳細な処理内容については後述する。
[ステップS14]駐車スペース決定部116は、ステップS13の駐車スペース検索処理の結果、推薦情報が生成されていれば、その推薦情報を推薦情報処理部117に渡し、ステップS15に処理を進める。推薦情報が生成されていなければ、ステップS18に処理を進める。
[ステップS15]推薦情報処理部117は、渡された推薦情報を用いて、ステップS11で駐車場予約サーバ100にアクセスした利用者端末の画面に、上記推薦情報の内容を示す推薦情報提供画面を表示させる。そして、ステップS16に処理を進める。
[ステップS16]利用者が上記推薦情報提供画面を通じて制限予約の受入可否を選択すると、その受入可否を示す推薦受入可否情報が、上記利用者端末から駐車場予約サーバ100に送信される。推薦情報処理部117は、上記推薦受入可否情報をインターネット900を介して取得する。その後、推薦情報処理部117は、取得した推薦受入可否情報を駐車スペース決定部116に渡し、ステップS17に処理を進める。
[ステップS17]駐車スペース決定部116は、渡された推薦受入可否情報が可であれば、上記制限予約時間帯の間で制限予約スペースを予約する。また、推薦受入可否情報が否であれば、ステップS12で取得された予約要求の予約希望時間帯の間で、上記検索により検出された空きスペースを予約する。そして、ステップS18に処理を進める。
[ステップS18]予約テーブル更新部118は、駐車スペース決定部116による予約結果を反映して、予約テーブル111を更新する。具体的には、障害者予約に対しては、駐車用スペースには「◎」を登録し、乗降用スペースには「○」を登録するなど、予約結果に応じた登録を行う。そして、ステップS19に処理を進める。
[ステップS19]予約結果通知部119は、予約テーブル更新部118による予約テーブル111の更新後、予約結果を通知するための予約結果通知画面を、ステップS11で駐車場予約サーバ100にアクセスした利用者端末の画面に表示させる。
以上が、駐車場予約処理の処理内容である。上記のように、推薦受入可否情報に応じて、制限予約スペースか空きスペースかを決定することで、利用者の選択肢が増えて利便性が向上するという利点がある。
次に、上述したステップS13の駐車スペース検索処理について説明する。
図10は、駐車スペース検索処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]予約判定部114は、上述のステップS12で取得された予約要求の予約形態を参照し、その予約要求による予約が障害者予約か一般予約かを判定する。判定の結果、障害者予約であればステップS22に処理を進め、一般予約であればステップS25に処理を進める。
[ステップS22]先行障害者予約検出部115は、予約テーブル111を参照し、上記予約要求の予約希望時間帯を含む時間帯に対して、先行障害者予約情報の有無を検出する。なお、ここでは、「◎○−」あるいは「−○◎」の組み合わせを検出した場合、先行障害者予約情報が有るものと判断する。また、「◎○◎」のような組み合わせの場合には、先行障害者予約情報は無いものと判断する。
このような検出の結果、先行障害者予約情報が検出されなければステップS23に処理を進め、検出されればステップS24に処理を進める。
[ステップS23]駐車スペース決定部116は、連続スペースマスタ112を参照し、1つのレコードを選択する。そして、選択されたレコードの連続スペースを用いて予約テーブル111を参照し、当該連続スペースを構成する駐車スペースが、上記予約希望時間帯に対して共に空きスペース(「−」)となっているかどうか調べる。その後、上記と同様の処理を連続スペースマスタ112の各レコードについて行い、上記予約希望時間帯に空いている連続スペースを検索する。
そして、検出された連続スペースの各駐車スペースに対して、予め定められた割り当てに従って、駐車用スペース及び乗降用スペースを決定し、上記予約希望時間帯の間で予約する。その後、駐車スペース検索処理を終了する。
[ステップS24]駐車スペース決定部116は、隣接連続スペース検索処理として、先行障害者予約情報での連続スペースに対する隣接連続スペースを検索する。その後、駐車スペース検索処理を終了する。なお、この処理の詳細な内容については後述する。
[ステップS25]先行障害者予約検出部115は、予約テーブル111を参照し、上記予約要求の予約希望時間帯を含む時間帯に対して、先行障害者予約情報の有無を検出する。なお、ここでは、「◎○−」、「−○◎」、「◎○◎」のいずれかを検出したら、先行障害者予約情報が有るものと判断する。
このような検出の結果、先行障害者予約情報が検出されなければステップS26に処理を進め、検出されればステップS27に処理を進める。
[ステップS26]駐車スペース決定部116は、予約テーブル111を参照し、上記予約希望時間帯の空きスペースを検索する。そして、検出された空きスペースを上記予約希望時間帯の間で予約する。その後、駐車スペース検索処理を終了する。
[ステップS27]駐車スペース決定部116は、ステップS25で検出された先行障害者予約情報の駐車用スペースが予約された時間帯の最初と最後の時間帯を、上記先行障害者情報での障害者が乗降車に要する乗降用時間帯とする。本実施の形態では、最初と最後の30分間が該当する時間帯となる。そして、上記先行障害者予約情報の乗降用スペースが予約された時間帯から、上記乗降用時間帯を除いた時間帯を予約可能時間帯とする。
その後、上記予約希望時間帯が上記予約可能時間帯に含まれるか否かを判断する。含まれていればステップS28に処理を進め、含まれていなければステップS29に処理を進める。
[ステップS28]駐車スペース決定部116は、上記先行障害者予約情報の乗降用スペースを上記予約希望時間帯の間で予約し、駐車スペース検索処理を終了する。
[ステップS29]駐車スペース決定部116は、上記予約希望時間帯から、上記予約希望時間帯に含まれる上記乗降用時間帯を除いた時間帯を制限予約時間帯とする。なお、「◎○◎」のように、先行障害者予約情報が2つの障害者予約からなる場合、各々の障害者予約に対して該当する乗降用時間帯のうち、予約希望時間帯に含まれる乗降用時間帯を除くようにする。
そして、上記制限予約時間帯が上記予約可能時間帯に含まれるか否かを判断する。含まれていればステップS30に処理を進め、含まれていなければステップS26に処理を進める。
[ステップS30]駐車スペース決定部116は、予約テーブル111を参照し、上記予約希望時間帯の空きスペースを検索すると共に、上記制限予約時間帯に対する上記先行障害者予約情報の乗降用スペースを制限予約スペースとして検出する。そして、上記制限予約時間帯を含み、上記制限予約時間帯での制限予約に対する割引が示された推薦情報を生成する。その後、駐車スペース検索処理を終了する。
以上が、駐車スペース検索処理の処理内容である。
次に、上述したステップS24の隣接連続スペース検索処理について説明する。
図11は、隣接連続スペース検索処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]駐車スペース決定部116は、連続スペースマスタ112を参照し、先行障害者予約情報で予約された連続スペースに該当するレコードを先約レコードとして選択する。そして、ステップS32に処理を進める。
[ステップS32]駐車スペース決定部116は、予約テーブル111を参照し、先行障害者予約情報で予約された連続スペースのうち、乗降用スペースを選択する。そして、上記先約レコード上において、上記で選択された乗降用スペースがスペース甲であれば、当該先約レコードの甲側隣接連続スペースNo.を参照する。また、上記乗降用スペースがスペース乙であれば、当該先約レコードの乙側隣接連続スペースNo.を参照する。そして、ステップS33に処理を進める。
[ステップS33]駐車スペース決定部116は、ステップS32で参照された甲側隣接連続スペースNo.あるいは乙側隣接連続スペースNo.の値に該当するレコードを、候補レコードとする。そして、候補レコード上の連続スペースを用いて再度予約テーブルを参照し、ステップS34に処理を進める。
[ステップS34]駐車スペース決定部116は、予約テーブル111の上記候補レコードに該当する連続スペースのうち、乗降用スペースではない方の駐車スペースを参照する。そして、その駐車スペースが、上述したステップS12で取得された予約要求の予約希望時間帯に対して空きスペース(「−」)になっているかどうか調べる。空きスペースであれば、上記候補レコード上の連続スペースのうち、上記乗降用スペースを上記予約希望時間帯の間で乗降用スペースとして予約し、上記空きスペースを同時間帯の間で駐車用スペースとして予約する。なお、空きスペースではない場合は、別の先行障害者予約情報に対して、上記と同様の処理(ステップS31〜S34)を行う。その後、隣接連続スペース検索処理を終了する。
以上が、隣接連続スペース検索処理の処理内容である。上記のように、先行障害者予約情報で予約された連続スペースのうち、乗降用スペース側の隣接連続スペースを選択することで、駐車用スペースに対する処理が不要となる利点がある。
以下、上述の図2に示した例を用いて、上記で説明した各処理の内容を具体的に説明する。
まず、利用者端末210を利用する障害者61が、「12:00〜14:00」を予約希望時間帯とし、予約形態を障害者予約として予約を希望したものとすると、このような内容を含む予約要求51が駐車場予約サーバ100に送信される。
これに対して、駐車場予約サーバ100は、上述した図7に示すような内容で、予約テーブル111を更新する。なお、この予約テーブル111は10:00現在の内容を示す。その後、利用者端末210には上記予約結果が通知される。
図12は、障害者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の一例を示す図である。
この図は、予約要求51に対する予約結果通知画面を示し、予約された日時、及び予約された駐車用スペースと乗降用スペースとが表示される。なお、図示しないが、駐車場の全体構成図は別画面などに表示される。
また、利用者端末220を利用する障害者62が、「12:00〜15:00」を予約希望時間帯とし、予約形態を障害者予約として予約を希望したものとすると、このような内容を含む予約要求52が駐車場予約サーバ100に送信される。
これに対して、駐車場予約サーバ100は、予約テーブル111を参照し、「12:00〜14:00」の時間帯に登録された予約要求51の障害者予約を、先行障害者予約情報として検出する。その後、以下のように予約テーブル111を更新し、予約結果を利用者端末220に通知する。
図13は、先行障害者予約情報が検出された場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。
この図は、予約要求52に対する更新内容として、10:30現在の予約テーブル111の内容を示している。このように、予約要求52に対しては、予約要求51で予約された乗降用スペース(駐車スペースB)側の隣接連続スペースBCが予約され、予約要求51の乗降用スペースと予約要求52の乗降用スペースとを共用することができる。
図14は、障害者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の別の一例を示す図である。
上記のように予約テーブル111が更新された後、図14に示すように、利用者端末220には、予約要求52に対する予約通知結果画面として、予約された日時、及び予約された駐車用スペースと乗降用スペースとが表示される。
今度は、利用者端末230を利用する一般者63が、「12:00〜14:00」を予約希望時間帯とし、予約形態を一般予約として予約を希望したものとすると、このような内容を含む予約要求53が駐車場予約サーバ100に送信される。
これに対して、駐車場予約サーバ100は、予約要求51及び予約要求52による障害者予約を先行障害者予約情報として検出する。
そして、上記先行障害者予約情報の駐車用スペース(駐車スペースA,C)が予約された時間帯の最初と最後の時間帯を乗降用時間帯「12:00〜12:30,13:30〜14:00,14:30〜15:00」とする。その後、上記先行障害者予約情報の乗降用スペース(駐車スペースB)が予約された時間帯から上記乗降用時間帯を除き、予約可能時間帯「12:30〜13:30,14:00〜14:30」とする。
ここでは、上記予約可能時間帯に予約要求53の予約希望時間帯が含まれていないので、さらに、この予約希望時間帯から、この予約希望時間帯に含まれる上記乗降用時間帯「12:00〜12:30,13:30〜14:00」を除き、制限予約時間帯「12:30〜13:30」とする。
そして、上記先行障害者予約情報での乗降用スペース(駐車スペースB)に対して、上記制限予約時間帯の間を制限予約スペースとして検出し、上記制限予約時間帯を含む推薦情報を生成する。
その後、駐車場予約サーバ100は、利用者端末230に対して、上記推薦情報の内容を示す推薦情報提供画面を表示させる。
図15は、一般者の利用者端末に表示される推薦情報提供画面の構成例を示す図である。
この図は、予約要求53に対する推薦情報提供画面を示している。このように、利用者端末230に表示される推薦情報提供画面では、上記制限予約時間帯とその日時、制限予約に対する割引、及び予約時間を変更するか否かの選択項目が提示される。そして、一般者63が上記選択項目を選択し、画面内の送信ボタンを押下すると、その選択結果が推薦受入可否情報として駐車場予約サーバ100に送信される。
その後、上記推薦受入可否情報が可だった場合(「変更する」が選択された場合)、駐車場予約サーバ100は、以下のように予約テーブル111を更新し、予約結果を利用者端末230に通知する。
図16は、推薦受入可否情報が可だった場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。
この図は、上記推薦受入可否情報が可だった場合の更新内容として、11:00現在の予約テーブル111の内容を示している。このように、制限予約時間帯「12:30〜13:30」に対して制限予約スペース(「●」)が予約される。
図17は、一般者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の一例を示す図である。
上記のように予約テーブル111が更新された後、図17に示すように、利用者端末230には、予約された日時と予約された駐車用スペースとが表示される。
なお、上記のように制限予約スペースが予約された後、本実施の形態では、駐車場予約サーバ100とは別に動作している利用料金の管理システムに対して、一般者63を識別する識別情報などと共に、制限予約に対する割引を行うためのパラメータなどが渡される。その後、一般者63の駐車場300の利用料金の精算時に、上記管理システムにより割引が実施される。
また、上記推薦受入可否情報が否だった場合(「変更しない」が選択された場合)、駐車場予約サーバ100は、以下のように予約テーブル111を更新し、予約結果を利用者端末230に通知する。
図18は、推薦受入可否情報が否だった場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。
この図は、上記推薦受入可否情報が否だった場合の更新内容として、11:00現在の予約テーブル111の内容を示している。このように、推薦受入可否情報が否だった場合、制限予約ではない駐車スペース(「△」)として、この例では駐車スペースDが、予約希望時間帯「12:00〜14:00」に対して予約される。
図19は、一般者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の別の一例を示す図である。
上記の予約テーブル111が更新された後、図19に示すように、利用者端末230の画面には、予約された日時と予約された駐車用スペースとが表示される。
このようにして、障害者61,62からの予約に対して、駐車用スペースと乗降用スペースとを予約すると共に、駐車スペースBを乗降用スペースとして共用することができる。
また、一般者63からの予約に対しては、制限予約時間帯に対して予約可能であって、推薦受入可否情報が可であれば、障害者61,62間で共用されている駐車スペースBを、さらに一般者63の駐車用スペースとして予約することができる。その際、制限予約を行った一般者63に対して割引を実施することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、予約テーブル111に予約された内容を登録しておき、予約要求に応じて先行障害者予約情報が検出された場合、その先行障害者予約情報で予約された乗降用スペース及びこれに隣接する駐車スペースを、上記予約要求の乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約するようにした。これにより、障害者からの予約に対して駐車用スペースと乗降用スペースとを予約することが可能となるので、障害者への利便性を向上させることができる。また、乗降用スペースを共用することが可能となるので、駐車効率の低下を抑制することができる。
また、一般者からの予約に対して、その予約希望時間帯が先行障害者予約情報での予約可能時間帯に含まれていれば、上記予約希望時間帯に対して上記先行障害者予約情報の乗降用スペースを予約することで、空いている乗降用スペースを有効に活用することが可能となり、駐車効率の低下の更なる抑制が可能となる。
また、一般者からの予約に対して、その制限予約時間帯が先行障害者予約情報での予約可能時間帯に含まれていれば、制限予約時間帯の間で制限可能スペースを予約することで、空いている乗降用スペースをより一層有効に活用することが可能となり、駐車効率の低下の更なる抑制が可能となる。さらに、この時、制限予約を行った一般者に対して割引を実施することで、制限予約に対する促進を図ることができる。
なお、上記の説明では、利用者端末の画面に直接表示することで予約結果などを通知したが、電子メールを用いて予約結果などを通知するようにしてもよい。
また、上記の説明では、障害者予約に応じて先行障害者予約情報が検出されなかった場合、検出された連続スペースに対する駐車用スペース及び乗降用スペースの割り当てを駐車場予約サーバ100が自動的に決定するとしたが、障害者からの希望に応じて決定するようにしてもよい。
また、上記の説明では、一般者が行った制限予約に対して、利用料金の管理システムにより割引を実施するとしたが、割引適用の旨を利用者端末の画面に表示させて、その画面の提示により割引を実施するようにしてもよい。
図20は、制限予約に対する割引を実施するための画面の構成例を示す図である。
この図は、一般者63が、上述の図15に示す制限予約を行った場合に対して、利用者端末230に表示される予約結果通知画面を示している。このように、制限予約が行われた場合、例えば予約結果通知画面に対して、予約内容と併せて割引適用の旨を表示させる。そして、一般者63が駐車場300を利用する際に、上記予約結果通知画面を提示することで、表示された割引が実施される。
また、上記の処理機能は、サーバコンピュータによって実現することができる。その場合、駐車場予約サーバが有すべき機能の処理内容を記述した駐車場予約プログラムが提供される。サーバコンピュータは、クライアントコンピュータからの要求に応答して、駐車場予約プログラムを実行する。これにより、上記処理機能がサーバコンピュータ上で実現され、処理結果がクライアントコンピュータに提供される。
処理内容を記述した駐車場予約プログラムは、サーバコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。サーバコンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
駐車場予約プログラムを流通させる場合には、例えば、その駐車場予約プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。
駐車場予約プログラムを実行するサーバコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録された駐車場予約プログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピュータは、自己の記憶装置から駐車場予約プログラムを読み取り、駐車場予約プログラムに従った処理を実行する。なお、サーバコンピュータは、可搬型記録媒体から直接駐車場予約プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約プログラムにおいて、
コンピュータを、
利用者が利用する利用者端末から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段、
前記予約受付手段が前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブルを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段、
障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段、
として機能させることを特徴とする駐車場予約プログラム。
(付記2) 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約ではない前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、前記先行予約情報の前記乗降用スペースが予約された時間帯から前記先行予約情報において障害者が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた予約可能時間帯と前記予約希望時間帯とを比較し、前記予約希望時間帯が前記予約可能時間帯に含まれる場合、前記予約要求に対して、前記予約希望時間帯の間で前記乗降用スペースを予約することを特徴とする付記1記載の駐車場予約プログラム。
(付記3) 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約ではない前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、前記先行予約情報の前記乗降用スペースが予約された時間帯から前記先行予約情報において障害者が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた予約可能時間帯と、前記予約希望時間帯から前記予約希望時間帯に含まれる前記障害者の乗降用時間帯を除いた制限予約時間帯とを比較し、前記制限予約時間帯が前記予約可能時間帯に含まれる場合、前記予約要求に対して、前記制限予約時間帯の間で前記乗降用スペースを予約することを特徴とする付記1記載の駐車場予約プログラム。
(付記4) 前記駐車スペース決定手段は、前記制限予約時間帯を含み、前記制限予約時間帯での制限予約に対する報奨が示された推薦情報を生成し、前記推薦情報の前記利用者への提示に対する前記制限予約の受入可否を受けて、前記受入可否が可であれば、前記予約要求に対して前記制限予約時間帯の間で前記乗降用スペースを予約することを特徴とする付記3記載の駐車場予約プログラム。
(付記5) 前記駐車スペース決定手段は、前記予約テーブルを参照して空いている駐車スペースを検索し、前記受入可否が否であれば、前記検索により検出された駐車スペースを前記予約希望時間帯の間で予約することを特徴とする付記4記載の駐車場予約プログラム。
(付記6) 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出されなかった場合、前記予約テーブルを参照し、連続する2つの駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記連続する2つの駐車スペースが空いている場合、一方の前記駐車スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、他方の前記駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約することを特徴とする付記1記載の駐車場予約プログラム。
(付記7) 前記駐車スペース決定手段は、前記利用者端末を通じて前記予約要求を行った障害者からの指定に応じて、前記連続する2つの駐車スペースにおける前記乗降用スペースと前記駐車用スペースとを決定することを特徴とする付記6記載の駐車場予約プログラム。
(付記8) 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、前記駐車場内の連続する2つの駐車スペースからなる連続スペース毎に、連続スペース内の1つの駐車スペースを共通とする他の連続スペースが登録されている連続スペースマスタを参照し、前記先行予約情報で予約された連続スペースの前記乗降用スペースを共通とする連続スペースを取得し、取得した前記連続スペースのうち、共通されていない方の駐車スペースが空いている場合、取得した前記連続スペースを前記予約要求に対して予約することを特徴とする付記1記載の駐車場予約プログラム。
(付記9) 前記予約テーブルは、前記駐車場を構成する各々の前記駐車スペースと、所定時間毎に区分された複数の時間帯とによりマトリクス状に構成されていることを特徴とする付記1記載の駐車場予約プログラム。
(付記10) 複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約装置において、
利用者が利用する利用者端末から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段と、
前記予約受付手段が前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブルを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段と、
障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段と、
を有することを特徴とする駐車場予約装置。
(付記11) 複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行うプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータを、
利用者が利用する利用者端末から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段、
前記予約受付手段が前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブルを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段、
障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段、
として機能させるプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の駐車場予約装置の原理を示す原理構成図である。 本実施の形態の駐車場予約サーバを用いたシステム構成を示す図である。 本実施の形態に用いる駐車場の構成例を示す図である。 本実施の形態の駐車場予約サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態の駐車場予約サーバの機能を示す機能ブロック図である。 予約受付画面の画面構成例を示す図である。 予約テーブルのデータ構造例を示す図である。 連続スペースマスタのデータ構成例を示す図である。 駐車場予約処理の処理手順を示すフローチャートである。 駐車スペース検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 隣接連続スペース検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 障害者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の一例を示す図である。 先行障害者予約情報が検出された場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。 障害者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の別の一例を示す図である。 一般者の利用者端末に表示される推薦情報提供画面の構成例を示す図である。 推薦受入可否情報が可だった場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。 一般者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の一例を示す図である。 推薦受入可否情報が否だった場合の予約テーブルの更新内容例を示す図である。 一般者が利用する利用者端末への予約結果通知画面の別の一例を示す図である。 制限予約に対する割引を実施するための画面の構成例を示す図である。
符号の説明
1 駐車場予約装置
1a,111 予約テーブル
1b 予約受付手段
1c 先行障害者予約検出手段
1d 駐車スペース決定手段
2a,2b,...,210,220,230 利用者端末
100 駐車場予約サーバ
112 連続スペースマスタ
113 予約受付部
114 予約判定部
115 先行障害者予約検出部
116 駐車スペース決定部
117 推薦情報処理部
118 予約テーブル更新部
119 予約結果通知部

Claims (5)

  1. 複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    利用者が利用する利用者端末から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段、
    前記予約受付手段が前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブルを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段、
    障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段、
    として機能させることを特徴とする駐車場予約プログラム。
  2. 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約ではない前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合であって、かつ、前記先行予約情報の前記乗降用スペースが予約された時間帯から前記先行予約情報において障害者が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた予約可能時間帯と前記障害者予約ではない前記予約要求に含まれる予約希望時間帯とを比較し、前記予約希望時間帯が前記予約可能時間帯に含まれるときには、前記予約要求に対して、前記予約希望時間帯の間で前記乗降用スペースを予約することを特徴とする請求項1記載の駐車場予約プログラム。
  3. 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約ではない前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合であって、かつ、前記先行予約情報の前記乗降用スペースが予約された時間帯から前記先行予約情報において障害者が乗降車に要する乗降用時間帯を除いた予約可能時間帯と、前記障害者予約ではない前記予約要求に含まれる予約希望時間帯から前記予約希望時間帯に含まれる前記障害者の乗降用時間帯を除いた制限予約時間帯とを比較し、前記制限予約時間帯が前記予約可能時間帯に含まれるときには、前記予約要求に対して、前記制限予約時間帯の間で前記乗降用スペースを予約することを特徴とする請求項1記載の駐車場予約プログラム。
  4. 前記駐車スペース決定手段は、障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合であって、かつ、前記駐車場内の連続する2つの駐車スペースからなる連続スペース毎に、連続スペース内の1つの駐車スペースを共通とする他の連続スペースが登録されている連続スペースマスタを参照し、前記先行予約情報で予約された連続スペースの前記乗降用スペースを共通とする連続スペースを取得し、取得した前記連続スペースのうち、共通されていない方の駐車スペースが空いているときには、取得した前記連続スペースを前記予約要求に対して予約することを特徴とする請求項1記載の駐車場予約プログラム。
  5. 複数の駐車スペースからなる駐車場の予約を行う駐車場予約装置において、
    利用者が利用する利用者端末から、連続する2つの駐車スペースを乗降用スペース及び駐車用スペースとして予約する障害者予約か否かを示す予約種別と予約希望時間帯とを含む予約要求を取得する予約受付手段と、
    前記予約受付手段が前記予約要求を取得した場合、現在の前記駐車場内の駐車スペースの予約状況を示す先行予約情報が登録された予約テーブルを参照し、前記予約希望時間帯を含む時間帯の障害者予約を示す前記先行予約情報を検出する先行障害者予約検出手段と、
    障害者予約を示す前記予約要求に応じて前記先行障害者予約検出手段により前記先行予約情報が検出された場合、検出された前記先行予約情報で予約された乗降用スペースに隣接する駐車スペースの前記予約希望時間帯の予約の有無を判断し、前記隣接する駐車スペースが空いている場合、前記先行予約情報で予約された乗降用スペースを前記予約要求に対する乗降用スペースとして予約し、前記隣接する駐車スペースを前記予約要求に対する駐車用スペースとして予約する駐車スペース決定手段と、
    を有することを特徴とする駐車場予約装置。

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