JP4454138B2 - アキュムレータ付四方切換弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アキュムレータ付四方切換弁に係り、特に、コンパクトな構成を有し、主弁に吐出圧力の逃がし弁を副弁として備えたアキュムレータ付四方切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ルームエアコン等に用いられる空気調和機は、冷媒の流れる方向を切換えて、冷房運転又は暖房運転を季節に応じて行うことができ、前記冷媒の流れ方向の切換えは、切換弁によって行われている。
図11は、前記切換弁を用いた空気調和機の冷暖房サイクルの一例を示したものである。該サイクルには、圧縮機Cと、切換弁SVと、熱交換器Eと、電子リニア制御弁Tとが接続され、冷房運転時の冷媒は、実線矢印で示すように、圧縮機C、切換弁SV、室外熱交換器E1、電子リニア制御弁T、室内熱交換器E2の順に流れ、切換弁SVを経て、再び圧縮機Cに戻って循環する。一方、暖房運転時の冷媒は、一点鎖線矢印で示すように、圧縮機C、切換弁SV、室内熱交換器E2、電子リニア制御弁T、室外熱交換器E1の順に流れ、切換弁SVを経て、再び圧縮機Cに戻って循環するものである。
【0003】
ここで、前記切換弁の一例として、四方切換弁の技術が提案されている(例えば、実用新案登録第2523031号公報参照)。該提案の技術は、弁本体の上部に配設された電磁石と、該弁本体の下端に取付けられた弁座と、前記弁本体内に回動可能に配設された弁体とからなり、前記弁座は、圧縮機の吐出圧力を導入する吐出圧力導通孔及び吸入圧力を導入する吸入圧力導通孔、並びに熱交換器に連通される室外熱交換器用導通孔及び室内熱交換器用導通孔とをそれぞれ所要の角度間隔で設け、前記弁体は、プラスチックマグネットで形成され、前記吐出圧力導通孔と前記二つの導通孔のうちいずれかと交互に連通させ得るガイド孔が穿設されるとともに、前記吸入圧力導通孔と前記二つの導通孔のうちいずれかと交互に連通させ得る連結溝が形成され、前記吐出圧力導通孔には、先端を前記ガイド孔の端部に突出させた導入管が取付けられ、該導入管の突出部を前記ガイド孔の端部に当接させて前記弁体の回動を制限するストッパとしたものである。
【0004】
また、前記と同様な四方切換弁の他の一例としては、吐出圧力導通孔及び吸入圧力導通孔と、室外交換器用導通孔及び室内交換器用導通孔とを弁座に設けて該導通孔を切換える摺動自在の主弁と、該主弁によって前記導通孔のすべてを覆って弁本体内を区画した弁室と、前記吸入圧力導通孔を電磁力により開閉する補助弁と、該補助弁と前記主弁とを連結するばねとを備え、前記吐出圧力導通孔の径が前記吸入圧力導通孔の径よりも小径である四方切換弁の技術が提案されている(例えば、特公平1−32389号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の技術のうち、実用新案登録第2523031号公報記載の四方切換弁の技術は、前記弁本体内において前記吐出圧力導通孔及び前記導通孔、前記吸入圧力導通孔及び前記導通孔における相互間の冷媒流路の切換えを前記主弁の内側と外側とで行っているが、前記主弁の内側では低圧の前記吸入圧力が生じ、前記主弁の外側では高圧の前記吐出圧力が生じているので、該主弁を挟んで圧力差があることから切換え動作が重くなる傾向があり、前記四方切換弁は、冷媒流路の切換え動作の容易性・敏捷性については特に考慮がなされていないものである。
また、前記従来の技術のうち、特公平1−32389号公報記載の四方切換弁の技術は、前記弁本体の圧力差をなくした後に前記主弁による冷媒通路の切換え動作が行われるものであるが、弾性部材の伸縮により主弁の回動を行っているので、冷媒流路の切換え動作の敏捷性、及び四方切換弁の信頼性については格別の配慮がなされていない。
また、四方切換弁とアキュムレータを組み合わせたものは、例えば、特開2000−161819号公報、特開平7−83543号公報、特開平8−226730号公報に開示されている。
【0006】
本発明は、アキュムレータ付四方切換弁の性能向上を図るもので、冷媒流路の切換え動作の容易性及び敏捷性の向上を図るとともに、切換弁の信頼性の向上を図り、さらに、切換弁の構成の簡素化が可能で製品コストの低減を達成することができるアキュムレータ付四方切換弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のアキュムレータ付四方切換弁は、空調装置の冷媒が貯溜される筒状の本体と、本体の開口部に固着されて外表面が弁座を形成するヘッダを有するアキュムレータと、ステータ及びロータからなるモータ部と、ケースと、ケース内の弁室に配置された主弁を備え、前記ヘッダは、前記弁座を形成する面に前記空調装置の圧縮機からの高圧の冷媒が導入される吐出圧力導通孔と、前記空調装置の室側の熱交換器に連通される導通孔と、空調装置の室側の熱交換器に連通される導通孔と、前記アキュムレータ本体に連通され前記圧縮機へ戻る低圧の冷媒が導出される吸入圧力導通孔を備えるものであることをもって発明の前提とした上で、前記主弁は、前記吸入圧力導通孔と前記二つの導通孔のいずれかとを選択的に連通する連通部と、該連通部と前記弁室とを連通する均圧孔とを備えるとともに、前記ロータを構成するロータスリーブは、前記均圧孔を開閉して圧力の移動を図る副弁と、前記主弁の位置を移動させる作動ピンとを備え、前記モータ部の前記ロータの回転によって、前記副弁を前記主弁上で回動させるとともに、前記作動ピンを介して前記主弁を前記弁座上で摺動させるようにしたことをもって発明の第1の特徴とするものである。
【0008】
また、前記ヘッダは、該ヘッダの一つの側面には、前記吐出圧力導通孔に連通する高圧冷媒の入口ポートと、前記吸入圧力導通孔に連通する低圧冷媒の出口ポートとが設けられるとともに、前記一つの側面に直交する左及び右の各側面には、それぞれ室内の熱交換器側への入口ポート及び室外の熱交換器側への入口ポートとが設けられていることをもって発明の第2の特徴とし、さらに、前記アキュムレータの本体は、前記圧縮機へ戻る低圧の冷媒が通過する二重構造のパイプと、冷媒中の水分を除去するドライヤとを備えていることをもって発明の第3の特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のアキュムレータ付四方切換弁の縦断面図、図2は右側面図、図3は図1のA−A矢視図、図4は図1のB−B矢視図である。
全体を符号100で示すアキュムレータ付四方切換弁は、アキュムレータ400と、アキュムレータ400の頭部に装備される四方切換弁200を備える。
【0010】
アキュムレータ400は、円筒状の本体410を有し、本体410の開口部にヘッダ460が溶接手段Wにより固着される。このヘッダ460の四方切換弁200側の上面は、後述する四方切換弁200の弁座80を構成する。
アキュムレータ400の本体410の内部には傘状のデフレクタ422がヘッダ460の開口部462に挿入される構造で取付けられる。
【0011】
本体410内に配設されるアウターパイプ420は、図4に示すように支持部424,425,426によって、本体410の内壁部により支持される。アウターパイプ420の上端部は、デフレクタ422の切込部に挿入され、アウターパイプ420の下端部は、フィルタ430に係合される。
【0012】
アウターパイプ420の内側には、インナーパイプ428が配設される。インナーパイプ428は、その上端部がデフレクタ422の内径部に圧入される構成でヘッダ460の下部に吊り下げられる。
フィルタ430は、アキュムレータ本体410の下部に貯溜される液冷媒を濾過するためのもので、オイル穴432を有する。
【0013】
ドライヤ450は、周囲を縫い目部440により縫い合わせて内部の乾燥剤(例えばゼオライト)が出ないようになっており、本体410の下部内周に沿って置かれている。このドライヤ450は、液冷媒中の水分を吸収除去する機能を有する。
【0014】
四方切換弁200により切り換えられる弁座80の導通孔82から導入される冷媒L1は気液混合相のもので、気相冷媒は分離されたデフレクタ422の内側からアウターパイプ420とインナーパイプ428の間に導入される。この気相冷媒は、インナーパイプ428を通り、ヘッダ460のポート82aを介して圧縮機の吸入側へ送られる。液相冷媒は、本体410の下部に貯溜され、ドライヤ450により水分が除去される。
【0015】
図3に示すように、ヘッダ460の四方切換弁200側の面は弁座を形成し、後述される4個の導通孔82,83,84,85が設けられる、ヘッダ460の側面には、圧縮機の吸入側へ連通される低圧冷媒の出口ポート82aと、圧縮機からの高圧冷媒の入口ポート83aが設けられるとともに、前記一つの側面と直交する左及び右の各側面には、それぞれ室内の熱交換器E側への入口ポート85aと、室外の熱交換器E への入口ポート84aが設けられる。
【0016】
次に、本発明に使用されるの四方切換弁の実施形態について説明する。図5乃至図10は、本発明の四方切換弁の一実施形態を示すもので、図5はその外観を示す斜視図、図6はその分解斜視図、図7はその縦断面図、図8は図7の各断面図である。
【0017】
図示の実施形態の四方切換弁200は、ステッピングモータを備えたモータ部10と、主弁70を備えた本体部50とからなり、本実施形態の四方切換弁200は、主弁70が、前記ステッピングモータの通電に伴って弁座80上を回動し、冷媒流路の切換えが行われる。
【0018】
前記モータ部10は、ステータ20と、ロータ40とから構成され、前記ステータ20は、上下に格納されたステータコイル21及びヨーク22を備え、ステータコイル21にはリード線が束ねられたケーブル23及びステータ20の外周に設けられたコネクタ24が接続されている。
【0019】
前記ステータ20の上面には、所定高さの取付台25が突設されており、該取付台25には、板金製の押圧係止具26がビス27で固定され、該押圧係止具26に突設された比較的薄い球冠状の係止凸部26aが、後述するケース30の細径円筒部31の外周側面に所定角度間隔(90度)で設けられた四個の係合凹部32のいずれかと係合し、前記細径円筒部31に対するステータ20の回り止め及び抜け止めが図られている。なお、前記係合凹部32は、前記係止凸部26aと同一平面上において嵌合される比較的浅い球冠状の窪みである。
ロータ40を支持する支持軸140は、1本のシャフトで構成される。支持軸140は、弁座80の圧入孔81に圧入されて固定され支持軸140とロータスリーブ41間には、ロータスリーブ41の上部及び下部の2個所にてベアリング148が介在している。
【0020】
支持軸140の弁座80側とは反対側の端部には、スナップリング141が装着され、押しばね142が取付けられる。押しばね142は、ばね受リング143を介してロータ140を弁座80側に向けて付勢する。
支持軸140のロータスリーブ41と主弁70の間にも、スナップリング145が取付けられ、押しばね146が装備される。押しばね146は、ばね受リング147を介して主弁70を弁座80に向けて付勢する。
【0021】
前記本体部50は、キャンであるケース30と、主弁70と、弁座80と、導管群90とから構成される。本実施形態のケース30は、頂部が球状をなす細径円筒部31と、該細径円筒部31の下端で一体接合された太径円筒部33と、該太径円筒部33の下端から外方向に延びたフランジ部35とからなり、細径円筒部31には、前記ステータ20が外嵌されるとともに、前記ロータ40が内嵌される。また、太径円筒部33には、下部にフランジ部89を有する弁座80が内嵌され、フランジ部35とフランジ部89とをボルト69により締結することによりケース30と弁座80とを一体に固定する。また、前記主弁70は、前記ケース30の太径円筒部33内に収容され、弁座80の上面に摺動可能に載置されている。そして、前記太径円筒部33の内側部分が弁室73として形成される。
【0022】
前記主弁70の上面には、副弁61と、略円柱状の作動ピン64とがあり、前記副弁61は、主弁70の均圧孔77を開閉して前記主弁70の連通部74と前記ケース30内の弁室73との間の連通及び閉鎖を行って圧力の移動を図る。前記作動ピン64は、前記ロータ40と一体に回転し、主弁70を摺動移動させる。さらに、前記副弁61及び前記作動ピン64は、前記ロータ40の下面側支持軸43の軸心を通る直線から適宜離れた位置にそれぞれ圧入固定され、ケーブル23及びコネクタ24を通じてステータコイル21を通電励磁させることにより、ロータ40を介して主弁70が前記作動ピン64によって弁座80上を回動し、後述する冷媒流れの切換えが図られるとともに、ロータ40を介して前記副弁61が主弁70上を回動して前記均圧孔77を開閉する。
前記主弁70は、支持軸140に係合される中央部分72と、該中央部分72の外方向に延伸する外周部分75とからなる略扇形状をなし、前記中央部分72には、前記下面側支持軸43に係合される係合孔71が形成されている。
【0023】
前記略扇形状の主弁70の両外側には、前記作動ピン64に当接されるピン当接部78A、79Aが、対称的に設けられるとともに、前記弁座80に設けられた主弁ストッパ86に当接されるストッパ当接部78a、79aが、前記ピン当接部78A、79Aの下端部にそれぞれ設けられている。前記ストッパ当接部78a、79aは、主弁70が、前記作動ピン64を介して前記ステッピングモータの単位パルス当りの回転角度に応じて回動され、前記主弁ストッパ86に当接してその動きが規制されるべく最適な制御曲線又は制御直線等の制御形状に形成されている。
【0024】
また、本実施形態の主弁70及び弁座80は、前記構成のほか、前記ストッパ当接部78a、79aを例えばフェライト磁石等の磁石で構成させ、前記主弁ストッパ86を例えば鉄等の磁性体で構成させることもでき、この場合の該ストッパ当接部78a、79aと前記主弁ストッパ86との当接状態は磁力で維持される。これにより、主弁70による流路の切換え位置が磁力でより確実に保持され、四方切換弁200の耐振動性の一層の向上を図ることができる。なお、前記磁力の強さは、モータ部10の回動力よりも適宜小さく設定されることは勿論である。
そして、この場合の前記ストッパ当接部78a、79aは、主弁70の前記中央部分72及び前記外周部分75が樹脂からなる場合には、インサート成形で成形され、或いは、前記中央部分72及び前記外周部分75が例えばアルミニウム等の金属からなるときには、接着剤で接着してもよい。なお、前記ストッパ当接部78a、79aが磁性体であって前記主弁ストッパ86が磁石であってもよいものである。
【0025】
一方、前記略扇形の主弁70の内側は、弁座80の吸入圧力導通孔82、及び前記室外熱交換器用導通孔84若しくは室内熱交換器用導通孔85のいずれか一方を連通する連通部74と、該連通部74と前記弁室73とを連通する均圧孔77とを備えている。
前記副弁61は、ロータ圧入部62と均圧孔閉塞部63とから構成されており、前記ロータ圧入部62がロータ40の下面側に圧入固定され、前記均圧孔閉塞部63が主弁70の上面と接し、弁室73内の冷媒圧力と連通室74内の冷媒圧力の両圧力をその上下面に受けている。
【0026】
前記弁座80の上面は、平面状をなし、その上面で前記主弁70の下端面と接するとともに、その下端のフランジ部89のボルト穴87と前記ケース30のフランジ部35のボルト穴34とにボルト69を挿入して締結されるものであり、図4(a)(b)に示すように、その中央部には、前記下面側支持軸43が圧入固定される圧入孔81を有し、前記支持軸140の中心から半径方向に離れた所定位置に、圧縮機の吸入圧力を導入する吸入圧力導通孔82及び吐出圧力を導入する吐出圧力導通孔83、並びに室内及び室外の熱交換器に連通される室外熱交換器用導通孔84及び室内熱交換器用導通孔85が穿設されているとともに、前記主弁70の回動位置を規制する略円柱状の主弁ストッパ86が固定されている。なお、前記ケース30と前記弁座80とは、Oリング88を介して嵌合固定され、前記弁室73内を密閉状態としている。
【0027】
前記吸入圧力導通孔82及び前記吐出圧力導通孔83は、図8に示されているように、前記支持軸140を中心としてその対称位置に設けられているとともに、前記室外熱交換器用導通孔84及び前記室内熱交換器用導通孔85は、前記支持軸140を中心としてその対称位置で前記吸入圧力導通孔82と前記吐出圧力導通孔83とから所定角度位置を異にしてそれぞれ設けられている。また、前記主弁ストッパ86は、前記吸入圧力導通孔82と前記吐出圧力導通孔83とを結ぶ直線上であって、前記支持軸140と前記吐出圧力導通孔83との間の適宜位置に一つ設けられている。
前記導管群90は、前記吸入圧力導通孔82に接続される吸入圧力導通管92と、前記吐出圧力導通孔83に接続される吐出圧力導通管93と、前記室外熱交換器用導通孔84に接続される室外熱交換器用導通管94と、前記室内熱交換器用導通孔85に接続される室内交換機用導通管95の四本からなり、前記弁座80の下端側にそれぞれ接続固定される。
【0028】
さらに、本実施形態の主弁70、副弁61及び弁座80は、これらの少なくとも一方を潤滑性アルマイト処理により構成することもできる。上記潤滑性アルマイト処理は、例えば、「カシマコート」(商品名:株式会社ミヤキ)が用いられ、次のようにして行われる。即ち、主弁70をアルミニウム製とし、このアルミニウムに陽極酸化処理を行って生成させた硬質アルミナ層に、二硫化モリブデンを電解析出させることによって行われる。この潤滑性アルマイト処理により、主弁70の潤滑性を向上することができる。
【0029】
しかも、主弁70に限らず、副弁61の均圧孔閉塞部63さらには弁座80をアルミニウム製とし、これらに上記潤滑性アルマイト処理を実施することにより、副弁61と主弁70間、主弁70と弁座80間の潤滑性を一層向上することが可能となる。
【0030】
なお、潤滑性アルマイト処理については、上記「カシマコート」以外に、「ユニマイト」(商品名:植田アルマイト工業株式会社)又は「タフマイト」(商品名:植田アルマイト工業株式会社)を同様に主弁、副弁及び弁座の少なくとも一方に用いることもできる。
かかる潤滑性アルマイト処理により、副弁と主弁間及び主弁と弁座間のそれぞれの摺動摩擦を低下させ、動作が安定することとなる。しかも、潤滑性が向上することにより、四方切換弁の動作が低トルクにて可能となり、したがって上記モータ部の小型化を達成することができる。
【0031】
次に、前記四方切換弁200の作動について説明する。
図9の(a)乃至(d)及び図10の(a)乃至(d)は、四方切換弁200の動作を説明するための内部構造に基づく動作説明図であり、図9の(a)乃至(d)の各々が図10の(a)乃至(d)の各々と同じ作動状態を示している。
【0032】
(a)は、冷房運転時のセット状態を示しており、吸入圧力導通管92と室内熱交換器用導通管95とが主弁70の連通部74を介して連通し、吐出圧力導通管93と室外熱交換器用導通管94とが主弁70の外側、すなわち弁室73に連通している。この状態では、弁室73内の圧力と連通部74内の圧力との間に大きな圧力差があり、主弁70はこの圧力差によって弁座80に押え付けられていて容易には移動しない。そこで、本実施形態の四方切換弁200は、この状態から冷媒流路の切換えを行う場合に、逃がし弁である副弁61を用いることで弁室73と連通部74の各圧力の均衡を図り、主弁70を押え付ける力を除いた後に主弁70の回動動作を行うようにしている。
【0033】
まず、(a)の状態において、ステッピングモータに対するパルス入力により、ロータ40を介して回動される作動ピン64及び副弁61が、図の時針方向(図10の(b))に回動することで、副弁61の均圧孔閉塞部63によって閉塞されていた主弁70の均圧孔77が解放され、弁室73の冷媒が均圧孔77を介して連通部74内に導入されて弁室73内の圧力と連通部74内の圧力との均衡が図られる。
【0034】
(b)の状態の如く、弁室73と連通部74との圧力均衡が図られた後、主弁70のピン当接部79Aに当接した前記作動ピン64で、前記主弁70を押して弁座80上を時針方向に回動・摺動させ、ストッパ当接部79aが主弁ストッパ86から離れ、他のストッパ当接部78aが前記主弁ストッパ86と接するまで回動させる(図10の(c))。この動作により、主弁70による吸入圧力導通管92と室内熱交換器用導通管95との連通が、該吸入圧力導通管92と室外熱交換器用導通管94との連通に切換わり、同時に、弁室73を介した吐出圧力導通管93と室外熱交換器用導通管94との連通が、該吐出圧力導通管93と室内熱交換器用導通管95との連通に切換わる。なお、前記ストッパ当接部78a及び前記主弁ストッパ86がそれ自身の磁力によってその当接状態が維持される場合には、主弁70はその位置により確実に保持される。
【0035】
(c)の状態の如く、吸入圧力導通管92と室外熱交換器用導通管94とが連通部74内で連通後、ステッピングモータを反対の方向に回動作動させることで、前記作動ピン64及び副弁61が、図の反時針方向(図10の(d))に、副弁61の均圧孔閉塞部63によって主弁70の均圧孔77が閉塞されるまで回動される。この動作により、暖房運転時のセット状態、すなわち、吸入圧力導通管92と室外熱交換器用導通管94とが主弁70の連通部74内を介して連通し、吐出圧力導通管93と室内熱交換器用導通管95とが弁室73内を介して連通することになる。なお、(d)の状態から(a)の冷房運転時のセット状態に切換える場合には、例えば、前記副弁61の均圧孔閉塞部63による前記均圧孔77の閉塞を解き、前記作動ピン64がピン当接部78Aに当接し、ストッパ当接部79aが主弁ストッパ86と接するまで主弁70を回動させることになる。
【0036】
以上のように、本発明の前記実施形態は、前記構成によって次の機能を奏するものである。
すなわち、前記実施形態の四方切換弁200は、前記モータ部10の入力パルスによって、前記副弁61が前記主弁70上を回動させた後、前記主弁70が前記弁座80上を回動するので、弁室73と連通部74との圧力の均衡を図った後に冷媒の流れの切換えを行うことができるので、弾性部材を用いて主弁を回動させる場合に比して冷媒の流路の切換え動作を容易、かつ、迅速に行うことができ、さらに、四方切換弁100の信頼性の向上を図ることができる。
【0037】
また、前記副弁61は、前記ロータ40と前記主弁70との間に位置し、該主弁70上に載置され、前記上面側押しばね142によって、前記主弁70方向に付勢されるとともに、前記ロータ40と一体に回転し、前記連通部74と前記弁室73との圧力差をなくす逃がし弁として機能するので、冷媒流路の切換え動作を迅速に行うことができ、さらに、可動部品点数を減らして四方切換弁200の製品コストの低減を図ることができる。
【0038】
さらに、前記ストッパ当接部78a、79a及び主弁ストッパ86が、それ自身の磁力によってその当接状態が保持される場合には、前記弁座80に対する前記主弁70の切換え位置を振動に対しても確実に保持することができ、四方切換弁100に対する信頼性の一層の向上を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳説したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、また、空気調和機に限られず、流路の切換えを行うすべての機器に利用できるものである。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明のアキュムレータ付四方切換弁は、主弁の上面に副弁を設け、該副弁によって弁室と主弁の連通部との圧力の均衡を図った後に主弁の位置切換え動作を行うので、冷媒流路の切換え動作の容易性及び敏捷性の向上を図ることができるとともに、切換え弁の製品コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態におけるアキュムレータ付四方切換弁の縦断面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1のA−A矢視図。
【図4】図1のB−B矢視図。
【図5】四方切換弁の斜視図。
【図6】四方切換弁の分解斜視図。
【図7】アキュムレータ付四方切換弁の要部の断面図。
【図8】四方切換弁の断面図。
【図9】(a)乃至(d)はアキュムレータ付四方切換弁の動作を示す平面図。
【図10】(a)乃至(d)はアキュムレータ付四方切換弁の動作の縦断面図。
【図11】冷暖房運転時のサイクル構成図。
【符号の説明】
10 モータ部
20 ステータ
30 ケース
41 ロータスリーブ
42 支持軸
43 支持軸
44 弾性部材(上面側押しばね)
46 弾性部材(下面側押しばね)
50 本体部
61 副弁(逃がし弁)
64 作動ピン
70 主弁
73 弁室
74 連通部
77 均圧孔
78a ストッパ当接部
79a ストッパ当接部
80 弁座
82 吸入圧力導通孔
83 吐出圧力導通孔
84 導通孔
85 導通孔
86 主弁ストッパ
200 四方切換弁
400 アキュムレータ
410 本体
420 アウターパイプ
428 インターパイプ
430 フィルタ
450 ドライヤ
460 ヘッダ

Claims (3)

  1. 空調装置の冷媒が貯溜される筒状の本体と、本体の開口部に固着されて外表面が弁座を形成するヘッダを有するアキュムレータと、ステータ及びロータからなるモータ部と、ケースと、ケース内の弁室に配置された主弁を備え、前記ヘッダは、前記弁座を形成する面に前記空調装置の圧縮機からの高圧の冷媒が導入される吐出圧力導通孔と、前記空調装置の室側の熱交換器に連通される導通孔と、前記空調装置の室側の熱交換器に連通される導通孔と、前記アキュムレータ本体に連通され前記圧縮機へ戻る低圧の冷媒が導出される吸入圧力導通孔を備えてなるアキュムレータ付四方切換弁において、
    前記主弁は、前記吸入圧力導通孔と前記二つの導通孔のいずれかとを選択的に連通する連通部と、該連通部と前記弁室とを連通する均圧孔とを備えるとともに、前記ロータを構成するロータスリーブは、前記均圧孔を開閉して圧力の移動を図る副弁と、前記主弁の位置を移動させる作動ピンとを備え、前記モータ部の前記ロータの回転によって、前記副弁を前記主弁上で回動させるとともに、前記作動ピンを介して前記主弁を前記弁座上で摺動させるようにしたことを特徴とするアキュムレータ付四方切換弁。
  2. 前記ヘッダは、該ヘッダの一つの側面には、前記吐出圧力導通孔に連通する高圧冷媒の入口ポートと、前記吸入圧力導通孔に連通する低圧冷媒の出口ポートとが設けられるとともに、前記一つの側面に直交する左及び右の各側面には、それぞれ室内の熱交換器側への入口ポート及び室外の熱交換器側への入口ポートが設けられていることを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ付四方切換弁。
  3. 前記アキュムレータの本体は、前記圧縮機へ戻る低圧の冷媒が通過する二重構造のパイプと、冷媒中の水分を除去するドライヤを備えていることを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ付四方切換弁。
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