JP4453262B2 - 伴奏スタイルデータ変換装置および伴奏スタイルデータ変換方法を実現するためのプログラム - Google Patents

伴奏スタイルデータ変換装置および伴奏スタイルデータ変換方法を実現するためのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データフォーマットの異なる伴奏スタイルデータの一方から他方に変換する伴奏スタイルデータ変換装置および伴奏スタイルデータ変換方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
データフォーマットの異なるデータの一方から他方に変換するデータ変換装置は、従来から知られている。
【0003】
このようなデータ変換装置として、自動演奏データに含まれる音色情報や効果情報などの解釈の仕方が電子楽器の種類に従って異なる点を考慮し、音色情報や効果情報に関する変換ルールを記憶しておき、この変換ルールに従って、一方の自動演奏データに含まれる音色情報や効果情報を他方の音色情報や効果情報に変換することにより、一方の自動演奏データを他方の自動演奏データに変換するように構成したものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−124046号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動伴奏に用いられるスタイルデータのデータフォーマットは、自動伴奏音生成アルゴリズムに依存したフォーマットになっているが、この自動伴奏音生成アルゴリズムは、自動伴奏装置によって異なるため、あるフォーマットの伴奏スタイルデータを他のフォーマットの伴奏スタイルデータに変換する場合には、上記従来のデータ変換装置によってなされる、音色情報や効果情報に関するデータ変換だけでは全く対応することができない。
【0006】
本発明は、この点に着目してなされたものであり、データフォーマットの異なる伴奏スタイルデータを適切に変換することができる伴奏スタイルデータ変換装置および伴奏スタイルデータ変換方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の伴奏スタイルデータ変換装置は、データフォーマットの異なる伴奏スタイルデータの一方から他方に変換する伴奏スタイルデータ変換装置であって、複数パートからなる第1伴奏スタイルデータであって、該複数パートのうち、少なくとも一部は、第1フォーマットによって作成された他の伴奏スタイルデータを参照する参照情報で構成されたものを入力する入力手段と、前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを、前記第1フォーマットと異なる第2フォーマットで作成したものを記憶する記憶手段と、前記入力手段によって入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換可能なパートとして予め定められたパートについて、当該第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換する変換手段とを有し、前記入力された第1伴奏スタイルデータに含まれる前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを変換するときには、前記変換手段は、前記記憶手段から、当該記憶された伴奏スタイルデータのうち、前記少なくとも一部のパートに対応するパートを読み出してそのままコピーすることを特徴とする。
【0008】
好ましくは、前記入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記少なくとも一部のパートを除いた後のパートに、前記第2フォーマットに変換可能なパートとして予め定められたパートが含まれているときには、前記変換手段は、当該パートに含まれる第1フォーマットのデータを第2のフォーマットに変換した後、対応するパートにコピーすることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態に係る伴奏スタイルデータ変換装置の概略構成を示すブロック図である。
【0012】
同図に示すように、本実施の形態の伴奏スタイルデータ変換装置は、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子1と、各種情報を入力するための複数のスイッチを含む設定操作子2と、演奏操作子1の操作状態を検出する検出回路3と、設定操作子2の操作状態を検出する検出回路4と、装置全体の制御を司るCPU5と、該CPU5が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM6と、演奏データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM7と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ8と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)若しくはCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置9と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置10と、外部からのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号を入力したり、MIDI信号を外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)11と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)12と、演奏操作子1から入力された演奏データや予め設定された演奏データ等を楽音信号に変換する音源回路13と、該音源回路13からの楽音信号に各種効果を付与するための効果回路14と、該効果回路14からの楽音信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム15とにより構成されている。
【0013】
上記構成要素3〜14は、バス16を介して相互に接続され、CPU5にはタイマ8が接続され、MIDII/F11には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F12には通信ネットワーク101が接続され、音源回路13には効果回路14が接続され、効果回路14にはサウンドシステム15が接続されている。
【0014】
外部記憶装置10としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置10には、前述のように、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置10に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
【0015】
MIDII/F11は、専用のものに限らず、RS−232CやUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインターフェースより構成してもよい。この場合、MIDIメッセージ以外のデータをも同時に送受信してもよい。
【0016】
通信I/F12は、上述のように、たとえばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101に接続されており、該通信ネットワーク101を介して、サーバコンピュータ102に接続される。外部記憶装置10に上記各プログラムや各種パラメータが記憶されていない場合には、通信I/F12は、サーバコンピュータ102からプログラムやパラメータをダウンロードするために用いられる。クライアントとなるコンピュータ(本実施の形態では、伴奏スタイルデータ変換装置)は、通信I/F12および通信ネットワーク101を介してサーバコンピュータ102へとプログラムやパラメータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピュータ102は、このコマンドを受け、要求されたプログラムやパラメータを、通信ネットワーク101を介してコンピュータへと配信し、コンピュータが通信I/F12を介して、これらプログラムやパラメータを受信して外部記憶装置10に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。
【0017】
なお、本実施の形態の伴奏スタイルデータ変換装置は、上述の構成から分かるように、汎用的なパーソナルコンピュータ上に構築されたものであるが、これに限らず、本発明を実施できる最小限要素のみから構成した専用装置上に構築してもよい。
【0018】
図2は、被変換側の基本伴奏スタイルデータおよびユーザ伴奏スタイルデータの各フォーマットの一例を示す図である。
【0019】
同図に示すように、基本伴奏スタイルデータは、たとえば工場設定等により予め用意された、ロック、ポップスおよびジャズ等の多数の基本伴奏スタイルからなり、各基本伴奏スタイルデータ21は、それぞれ、スタイル識別情報21a、複数の基本伴奏パートkデータ21bおよび基本リズムパートデータ21cによって構成されている。ただし、kは、1から、当該基本伴奏スタイルに含まれる最大パート数までの範囲の整数値である。
【0020】
スタイル識別情報21aは、たとえば、名称または番号等からなり、当該基本伴奏スタイルデータを一意的に識別するためのものである。
【0021】
各基本伴奏パートkデータ21bは、それぞれ、ノートデータ(ノートイベントデータおよびその発音タイミングを示すデータを含む)のシーケンスからなり、各ノートデータのノートイベントデータの音高は、前記鍵盤を介して入力された和音および第1の変換アルゴリズムに基づいて、変換されるように構成されている。
【0022】
基本リズムパートデータ21cは、発音すべき打楽器音を示すノートナンバおよび該打楽器音を発音するときの強弱を示す強弱データからなるノートデータと、そのノートデータの発音タイミングを示すデータとによって構成されている。
【0023】
ユーザ伴奏スタイルデータは、ユーザが自由に設定できる伴奏スタイルであり、各ユーザ伴奏スタイルデータ22は、それぞれ、スタイル識別情報22a、基本スタイル参照情報22d、ユーザ伴奏パートxデータ22bおよびユーザリズムパートデータ22cによって構成されている。ただし、xは、1から、当該基本伴奏スタイルに含まれる最大パート数までの範囲内の、少なくとも1つの整数値である。
【0024】
スタイル識別情報22aは、たとえば、名称または番号等からなり、当該ユーザ伴奏スタイルデータを一意的に識別するためのものである。
【0025】
基本スタイル参照情報22dは、前記複数の基本伴奏スタイルデータ21のうちのいずれかを参照する情報であり、たとえば、各基本伴奏スタイルデータ21が名称によって区別されている場合には、当該基本伴奏スタイルデータ21を示す名称である。
【0026】
ユーザ伴奏パートxデータ22bは、ノートデータを含まず、前記鍵盤を介して入力された和音を発音するタイミングおよび音量からなり、図3を用いて後述する第2フォーマットのユーザ伴奏パートデータ32bには変換できない種類のデータである。なお、和音は、入力されたものをそのまま発音せずに、入力された和音に基づいて、所定の方法により和音検出を行い、該検出された和音を発音するようにしてもよい。
【0027】
ユーザリズムパートデータ22cは、前記基本リズムパートデータ21cと同様のフォーマットによって構成されている。ただし、打楽器音とノートナンバの対応関係が異なる場合がある。
【0028】
図3は、変換側の基本伴奏スタイルデータおよびユーザ伴奏スタイルデータの各フォーマットの一例を示す図である。なお、同図には、前記ユーザ伴奏スタイルデータ22を、第2フォーマットに変換するためのシミュレートデータ33も図示されている。
【0029】
同図に示すように、基本伴奏スタイルデータ31は、前記基本伴奏スタイルデータ21と同様に、たとえば工場設定等により予め用意された、ロック、ポップスおよびジャズ等の多数の基本伴奏スタイルからなり、各基本伴奏スタイルデータ31は、それぞれ、スタイル識別情報31a、複数の基本伴奏パートmデータ31bおよび基本リズムパートデータ31cによって構成されている。ただし、mは、1から、当該基本伴奏スタイルに含まれる最大パート数までの範囲の整数値である。
【0030】
スタイル識別情報31aは、たとえば、名称または番号等からなり、当該基本伴奏スタイルデータを一意的に識別するためのものである。
【0031】
各基本伴奏パートmデータ31bは、それぞれ、ノートデータ(ノートイベントデータおよびその発音タイミングを示すデータを含む)のシーケンスからなり、各ノートデータのノートイベントデータの音高は、前記鍵盤を介して入力された和音および第2の変換アルゴリズムに基づいて、変換されるように構成されている。ここで、第2の変換アルゴリズムは、前記第1の変換アルゴリズムと異なるため、ノートデータの内容は、基本伴奏パートkデータ21bおよび基本伴奏パートmデータ31b間で、異なっている。ただし、ノートデータのフォーマットは、基本伴奏パートkデータ21bおよび基本伴奏パートmデータ31b間で、同じでもよいし、異なっていてもよい。
【0032】
基本リズムパートデータ31cは、前記基本リズムパートデータ21cと同様に、発音すべき打楽器音を示すノートナンバおよび該打楽器音を発音するときの強弱を示す強弱データからなるノートデータと、そのノートデータの発音タイミングを示すデータとによって構成されている。ただし、基本伴奏スタイルデータ21および31の両伴奏スタイルが同じ名称(たとえば、両者とも「ロック」)であっても、基本リズムパートデータ21cおよび31cの両データ内容が同じであるとは限らない。このため、基本リズムパートデータ21cについても、第1フォーマットから第2フォーマットに変換するようにしている。
【0033】
ユーザ伴奏スタイルデータは、ユーザが自由に設定できる伴奏スタイルであり、各ユーザ伴奏スタイルデータ32は、それぞれ、スタイル識別情報32a、複数のユーザ伴奏パートnデータ32bおよびユーザリズムパートデータ32cによって構成されている。ただし、nは、1から、当該ユーザ伴奏スタイルに含まれる最大パート数までの範囲の整数値である。
【0034】
スタイル識別情報32aは、たとえば、名称または番号等からなり、当該ユーザ伴奏スタイルデータを一意的に識別するためのものである。
【0035】
各ユーザ伴奏パートnデータ32bは、それぞれ、前記基本伴奏パートmデータ31bと同様のフォーマットによって構成されている。
【0036】
ユーザリズムパートデータ32cは、前記基本リズムパートデータ31cと同様のフォーマットによって構成されている。
【0037】
第1フォーマット基本伴奏スタイルシミュレートデータ(以下、「シミュレートデータ」と略す)33は、前記基本伴奏スタイルデータ21の、特に基本スタイル参照情報22dを、第2フォーマットに変換するときに使用するものであり、少なくとも、基本スタイル参照情報22dによって参照される数の基本伴奏スタイルからなり、各シミュレートデータ33は、それぞれ、スタイル識別情報33a、複数の基本伴奏パートkデータ33bおよび基本リズムパートデータ33cによって構成されている。
【0038】
スタイル識別情報33aは、当該シミュレートデータ33に対応する基本伴奏スタイルデータ21のスタイル識別情報21aと同様に構成されている。これにより、第1フォーマットのユーザ伴奏パートデータを第2フォーマットに変換するときに、参照すべき基本伴奏スタイルデータが得られる。
【0039】
基本伴奏パートkデータ33bは、当該シミュレートデータ33に対応する基本伴奏スタイルデータ21の基本伴奏パートkデータ21b、すなわち第1フォーマットの基本伴奏パートkデータ21bを第2フォーマットで書き換えたものである。言い換えると、第1フォーマットの基本伴奏パートkデータ21bを第1の変換アルゴリズムで変換した結果の演奏内容と、この第2フォーマットの基本伴奏パートkデータ33bを第2の変換アルゴリズムで変換した結果の演奏内容が略同一になるように作成されたものである。
【0040】
基本リズムパートデータ33cは、当該シミュレートデータ33に対応する基本伴奏スタイルデータ21の基本リズムパートデータ21c、すなわち第1フォーマットの基本リズムパートデータ21cを第2フォーマットで書き換えたものである。
【0041】
なお、シミュレートデータ33の使用方法については、後述する。
【0042】
以上のように構成された伴奏スタイルデータ変換装置が実行する制御処理を、図4および図5を参照して詳細に説明する。
【0043】
図4は、第1フォーマットのユーザ伴奏スタイルデータを第2フォーマットのデータに変換する方法を説明するための図であり、図5は、本実施の形態の伴奏スタイルデータ変換装置、特にCPU5が実行する変換処理の手順を示すフローチャートである。
【0044】
まず、第1フォーマットの複数のユーザ伴奏スタイルデータ22が記憶されている外部記憶媒体(図示せず)を前記外部記憶装置10に挿入し、ユーザが、該複数のユーザ伴奏スタイルデータ22からいずれかを選択すると、該選択されたユーザ伴奏スタイルデータ22が上記記憶媒体から読み出されて、前記RAM7の所定位置に確保された伴奏スタイル記憶領域に格納される(図5のステップS1)。
【0045】
次に、図4に示すように、ユーザ伴奏スタイルデータ22の基本スタイル参照情報22dの内容(たとえば、参照している基本伴奏スタイルデータの名称)に基づいて、複数のシミュレートデータ33の各スタイル識別情報3aを検索することにより、対応するスタイル識別情報3aを含むシミュレートデータ33を検出し、該シミュレートデータ33に含まれる複数の基本伴奏パートkデータ33bをそのまま、前記RAM7の所定位置に確保された変換データ記憶領域内の、対応する領域に格納(コピー)する(ステップS2)。
【0046】
次に、図4のユーザ伴奏スタイルデータ22には、ユーザリズムパートデータ22cが含まれているので、この第1フォーマットのユーザリズムパートデータ22cを第2フォーマットに変換した後、ユーザリズムパートデータ22c′として、上記変換データ記憶領域内の、対応する領域に格納する(ステップS3→S4)。なお、ユーザ伴奏スタイルデータ22によっては、ユーザリズムパートデータ22cを含まない(ユーザがリズムパートを変更しない場合には、ユーザリズムパートデータ22cは生成されない)ものもあり、このときには、シミュレートデータ33の基本リズムパートデータ33cをそのまま、上記変換データ記憶領域内の、対応する領域に格納(コピー)する(ステップS3→S5)。
【0047】
最後に、ユーザ伴奏スタイルデータ22のスタイル識別情報22aに基づいて、第2フォーマット用のスタイル識別情報22a′を生成して、上記変換データ記憶領域内の、対応する領域に格納する(ステップS6)。
【0048】
このようにして、第1フォーマットのユーザ伴奏スタイルデータ22は、第2フォーマットに適切に変換されて、上記変換データ記憶領域に格納される。ただし、ユーザ伴奏パートxデータ22bは、前述のように、第2フォーマットのユーザ伴奏パートデータ32bには変換できない種類のデータとしているので、第2フォーマットに変換せずに、捨てるようにしている。しかし、ユーザ伴奏パートxデータ22bを、何らかの方法によって第2フォーマットに変換できるのであれば、変換して、xパートのユーザ伴奏パートxデータ33bとした方が好ましい。
【0049】
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0050】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0051】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
【0052】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または3に記載の発明によれば、複数パートからなる第1伴奏スタイルデータであって、該複数パートのうち、少なくとも一部は、第1フォーマットによって作成された他の伴奏スタイルデータを参照する参照情報で構成されたものを第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換する場合には、前記参照される伴奏スタイルデータを、前記第1フォーマットと異なる第2フォーマットで作成したものを記憶手段に記憶しておき、入力された第1伴奏スタイルデータに含まれる前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを変換するときには、前記記憶手段から、当該記憶された伴奏スタイルデータのうち、前記少なくとも一部のパートに対応するパートを読み出してそのままコピーするようにしたので、自動伴奏音生成アルゴリズムが異なる自動伴奏装置用の伴奏スタイルデータであっても、第1フォーマットの伴奏スタイルデータの大部分を生かしつつ、第2フォーマットへと変換することができる。
【0055】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記少なくとも一部のパートを除いた後のパートに、前記第2フォーマットに変換可能なパートとして予め定められたパートが含まれているときには、当該パートに含まれる第1フォーマットのデータを第2のフォーマットに変換した後、対応するパートにコピーするようにしたので、できるだけ多くのパートのデータを第2フォーマットへと変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る伴奏スタイルデータ変換装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 被変換側の基本伴奏スタイルデータおよびユーザ伴奏スタイルデータの各フォーマットの一例を示す図である。
【図3】 変換側の基本伴奏スタイルデータおよびユーザ伴奏スタイルデータの各フォーマットの一例を示す図である。
【図4】 第1フォーマットのユーザ伴奏スタイルデータを第2フォーマットのデータに変換する方法を説明するための図である。
【図5】 図1の伴奏スタイルデータ変換装置、特にCPUが実行する変換処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5…CPU(入力手段、変換手段)、7…RAM(入力手段、変換手段)、10…外部記憶装置(入力手段、記憶手段)

Claims (3)

  1. データフォーマットの異なる伴奏スタイルデータの一方から他方に変換する伴奏スタイルデータ変換装置であって、
    複数パートからなる第1伴奏スタイルデータであって、該複数パートのうち、少なくとも一部は、第1フォーマットによって作成された他の伴奏スタイルデータを参照する参照情報で構成されたものを入力する入力手段と、
    前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを、前記第1フォーマットと異なる第2フォーマットで作成したものを記憶する記憶手段と、
    前記入力手段によって入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換可能なパートとして予め定められたパートについて、当該第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換する変換手段と
    を有し、
    前記入力された第1伴奏スタイルデータに含まれる前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを変換するときには、前記変換手段は、前記記憶手段から、当該記憶された伴奏スタイルデータのうち、前記少なくとも一部のパートに対応するパートを読み出してそのままコピーすることを特徴とする伴奏スタイルデータ変換装置。
  2. 前記入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記少なくとも一部のパートを除いた後のパートに、前記第2フォーマットに変換可能なパートとして予め定められたパートが含まれているときには、前記変換手段は、当該パートに含まれる第1フォーマットのデータを第2のフォーマットに変換した後、対応するパートにコピーすることを特徴とする請求項1に記載の伴奏スタイルデータ変換装置。
  3. データフォーマットの異なる伴奏スタイルデータの一方から他方に変換する伴奏スタイルデータ変換方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記伴奏スタイルデータ変換方法は、
    複数パートからなる第1伴奏スタイルデータであって、該複数パートのうち、少なくとも一部は、第1フォーマットによって作成された他の伴奏スタイルデータを参照する参照情報で構成されたものを入力する入力ステップと、
    前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを、前記第1フォーマットと異なる第2フォーマットで作成したものを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記入力ステップによって入力された第1伴奏スタイルデータの前記複数のパートのうち、前記第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換可能なパートとして予め定められたパートについて、当該第2フォーマットの伴奏スタイルデータに変換する変換ステップと
    を有し、
    前記入力された第1伴奏スタイルデータに含まれる前記参照情報によって参照される伴奏スタイルデータを変換するときには、前記変換ステップでは、前記記憶手段から、当該記憶された伴奏スタイルデータのうち、前記少なくとも一部のパートに対応するパートを読み出してそのままコピーすることを特徴とするプログラム。
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