JP4452664B2 - 発泡充填具 - Google Patents
発泡充填具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4452664B2 JP4452664B2 JP2005224282A JP2005224282A JP4452664B2 JP 4452664 B2 JP4452664 B2 JP 4452664B2 JP 2005224282 A JP2005224282 A JP 2005224282A JP 2005224282 A JP2005224282 A JP 2005224282A JP 4452664 B2 JP4452664 B2 JP 4452664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- support
- support member
- foaming
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
請求項2に記載の発明は、外部加熱により発泡する発泡部材と、同発泡部材を支持する支持部材とを備え、中空構造体を構成する構成部材に固定して使用され、前記発泡部材が発泡して形成される発泡体を前記中空構造体の内部に充填するための発泡充填具であって、前記支持部材は、対向する支持部と、該対向する支持部の両端部同士を連結するとともに同対向する支持部を接近させるべく弾性変形する弾性変形部とを備える不連続の環状に形成され、前記支持部材の末端部が、前記支持部に位置することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、外部加熱により発泡する発泡部材と、同発泡部材を支持する支持部材とを備え、中空構造体を構成する構成部材に固定して使用され、前記発泡部材が発泡して形成される発泡体を前記中空構造体の内部に充填するための発泡充填具であって、前記支持部材は、対向する支持部と、該対向する支持部の一端部同士を連結するとともに同対向する支持部を接近させるべく弾性変形する弾性変形部とを備える不連続の環状に形成され、前記対向する支持部は、末端部に近づくにつれて接近するように延びることを要旨とする。
図1(a)に示すように、発泡充填具11は外部加熱により発泡する発泡部材12と、この発泡部材12を支持する支持部材13とを備えている。この発泡充填具11は、発泡部材12が発泡して形成される発泡体によって中空構造体としての車両ピラーの内部を充填するものである。この発泡充填具11は、車両ピラーを構成する構成部材としてのインナピラー61に固定して使用される。このインナピラー61は、アウタピラーとともに中空構造体である車両ピラーを構成する。
(1) 支持部材13は、対向する支持部14を接近させるべく弾性変形する弾性変形部15を備えた環状に形成されている。このため、複数のインナピラー61に発泡充填具11を順次固定した後、それら複数のインナピラー61を重ね合わせるに際し、例えば構成部材の重量等による外力が支持部14に対して加わると、弾性変形部15の弾性変形によって、対向する支持部14が接近することになる。これにより、複数のインナピラー61同士の間隔は、発泡充填具11が固定された部分において狭まることになる。すなわち、対向する支持部14が接近した距離に応じて、複数のインナピラー61を接近させて収容することができるようになる。従って、所定の収容スペースに収容されるインナピラー61の数量を増加させることができるようになるため、インナピラー61の収容性を改善することができる。
なお、前記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記弾性変形部15の形状を変更してもよい。例えば、図7(a)に示す弾性変形部15では、その中間部分に屈曲部15aが形成されている。この屈曲部15aは、環状をなす支持部材13の内側方向に膨出するように屈曲形成されている。こうした屈曲部15aを有する弾性変形部15は、図8に示すように支持部材13の内側に折り畳まれるようにして弾性変形する。すなわち、屈曲部15aを有する弾性変形部15によっても、上記(1)に記載の作用効果と同じ作用効果を奏する。さらに、こうした屈曲部15aを有した弾性変形部15によれば、弾性変形部15が弾性変形する際に、支持部材13の外側方向に膨出することが抑制される。このため、弾性変形部15がインナピラー61の内面に干渉することで、弾性変形部15の弾性変形が妨げられることを抑制することができる。
・ 前記弾性変形部15は、支持部14の両端部同士を連結すべく、一対設けられているが、いずれか一方の弾性変形部15を省略することもできる。すなわち例えば、図11(a)に示す支持部材13の弾性変形部15は、対向する一対の支持部14における一端部同士を連結すべく、一つ設けられている。そして、これら支持部14の他端部には、弾性変形部15を設けずに構成されている。このように構成した場合であっても、図11(b)に示すように、複数のインナピラー61同士の間隔は、発泡充填具11が固定された部分において狭まることになるため、上記(1)に記載の作用効果と同じ作用効果を奏する。
・ 前記発泡部材12の全体形状は環状に限定されない。例えば、発泡部材12の全体形状はブロック状、板状等の形状に変更することもできる。
・ 支持部材13に対する発泡部材12の支持位置は、特に限定されない。例えば、支持部材13の内周壁面に発泡部材12を支持させてもよい。
・ 前記係合部16を設ける位置は、特に限定されない。例えば、弾性変形部15に係合部16を設けてもよい。なお、弾性変形部15が弾性変形するに際し、弾性変形部15と係合部16との干渉が抑制されることで、弾性変形部15の機能を十分に発揮させるという観点から、支持部14に係合部16を設けることが好ましい。
(イ) 前記環状をなす支持部材には、同支持部材の外周壁面と内周壁面とを連通する連通路が形成されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発泡充填具。この構成によれば、発泡体の形成過程において、発泡部材は支持部材に形成される連通路を通じて、支持部材の内側方向へ発泡(膨張)するようになるため、支持部材の内側部分における発泡体の充填が好適に行われるようになる。
Claims (4)
- 外部加熱により発泡する発泡部材と、同発泡部材を支持する支持部材とを備え、中空構造体を構成する構成部材に固定して使用され、前記発泡部材が発泡して形成される発泡体を前記中空構造体の内部に充填するための発泡充填具であって、
前記支持部材は、対向する支持部と、該対向する支持部の端部同士を連結するとともに同対向する支持部を接近させるべく弾性変形する弾性変形部とを備えた、連続の環状に形成されていることを特徴とする発泡充填具。 - 外部加熱により発泡する発泡部材と、同発泡部材を支持する支持部材とを備え、中空構造体を構成する構成部材に固定して使用され、前記発泡部材が発泡して形成される発泡体を前記中空構造体の内部に充填するための発泡充填具であって、
前記支持部材は、対向する支持部と、該対向する支持部の両端部同士を連結するとともに同対向する支持部を接近させるべく弾性変形する弾性変形部とを備える不連続の環状に形成され、前記支持部材の末端部が、前記支持部に位置することを特徴とする発泡充填具。 - 外部加熱により発泡する発泡部材と、同発泡部材を支持する支持部材とを備え、中空構造体を構成する構成部材に固定して使用され、前記発泡部材が発泡して形成される発泡体を前記中空構造体の内部に充填するための発泡充填具であって、
前記支持部材は、対向する支持部と、該対向する支持部の一端部同士を連結するとともに同対向する支持部を接近させるべく弾性変形する弾性変形部とを備える不連続の環状に形成され、前記対向する支持部は、末端部に近づくにつれて接近するように延びることを特徴とする発泡充填具。 - 前記発泡部材は、前記支持部材の外周壁面の少なくとも一部に支持され、前記支持部材において前記発泡部材が支持されている部分の軸線方向の長さは、前記発泡部材の軸線方向の長さと同じ又は前記発泡部材の軸線方向の長さよりも短く設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発泡充填具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224282A JP4452664B2 (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 発泡充填具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224282A JP4452664B2 (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 発泡充填具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007038491A JP2007038491A (ja) | 2007-02-15 |
JP4452664B2 true JP4452664B2 (ja) | 2010-04-21 |
Family
ID=37796916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005224282A Expired - Fee Related JP4452664B2 (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 発泡充填具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4452664B2 (ja) |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005224282A patent/JP4452664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007038491A (ja) | 2007-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10457238B2 (en) | Impact absorber | |
JP4472583B2 (ja) | 発泡具 | |
US9738241B2 (en) | Bumper absorber attachment structure | |
KR20170038948A (ko) | 자동차용 펜더 인슐레이션 | |
JP4809172B2 (ja) | 発泡充填具、及びそれを用いた発泡体の充填方法 | |
JP2007084015A (ja) | 発泡充填具 | |
JP4452664B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP4451273B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP4452606B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP5944190B2 (ja) | 発泡性部材の取付具、及び発泡充填具 | |
JP5848886B2 (ja) | 発泡充填具、それを用いて得られる構造体の製造方法、及び発泡体の充填方法 | |
JP2010234853A (ja) | 発泡充填具 | |
JP5897420B2 (ja) | 発泡性部材 | |
JP6155113B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP4799131B2 (ja) | 膨張性成形体及び充填具 | |
JP5184023B2 (ja) | 発泡充填具、及び長尺状中空構造体の補強方法 | |
JP5566985B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP5199046B2 (ja) | 発泡充填具 | |
JP5427096B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP3921465B2 (ja) | 空隙充填材 | |
JP2007099231A (ja) | 充填具 | |
JP5300704B2 (ja) | 発泡性充填材 | |
JP5486423B2 (ja) | 部材の取付構造 | |
JP2017019489A (ja) | 車両用緩衝部品 | |
KR100889227B1 (ko) | 자동차 도어용 충격흡수부재 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4452664 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |