JP4451353B2 - 複眼撮像装置及び複眼撮像システム及び複眼撮像装置の制御プログラム - Google Patents

複眼撮像装置及び複眼撮像システム及び複眼撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の撮像部により画像を取得する複眼撮像装置に関する。
撮影レンズ及び固体撮像素子などからなる複数の撮像部を配置した複眼撮像装置が実用化されており、この複眼撮像装置の中でも、一対の撮像部によって被写体に対して異なる角度から同時に撮像を行って、視差のある2つの画像データを取得することにより、立体画像の撮影を行う立体撮像装置が知られている。このような立体撮像装置では、視差のある2つの画像の双方に映り込んだ被写体は、いわゆるステレオ法によって三次元的な解析を行うことができる。このため、近年では、顔などの形状を特定する生体認証(バイオメトリクス)用のカメラや、監視区域に入り込んだ人数などを正確に把握する監視カメラなどに立体撮像装置が利用され始めている。
認証用のカメラや、監視カメラとして複眼撮像装置を使用する場合、被写体を撮影可能な位置に複眼撮像装置を設置するとともに、被写体とは離れた位置に制御装置を設置して、この制御装置からの制御信号によって複眼撮像装置を動作させることが多い。このような認証用のカメラや、監視カメラとして使用されるものとしては、特許文献1,2に記載されているネットワーク対応カメラ、遠隔地撮影装置などがある。特許文献1に記載されているネットワーク対応カメラでは、複数のカメラヘッド(撮像部)を有し、各カメラヘッドの撮影条件を外部のコントローラ(制御手段)から操作可能とする構成となっており、各カメラヘッドの映像信号がネットワークを介してコントーラ(制御手段)に送信されるとともに、カメラヘッドの各部を駆動させるアクチュエータ、モータなどの制御量がコントローラへ送信される。そして、これらの制御量に応じて撮影条件の調整を行うように、コントローラからネットワークを介して各カメラヘッドへ制御信号を送信して各部の制御を行なう。
また、特許文献2に記載されている遠隔地撮影装置では、遠隔地に設置されたCCDカメラ、画像処理装置、CCDカメラの露出を調整する露出調整装置、監視側に設置された画像表示装置、この画像表示装置に対応したポインティング装置、遠隔地側と監視側と間で通信を行なう通信装置などを備えている。この撮影装置では、CCDカメラで撮影された画像が画像表示装置に表示され、オペレータが画像表示装置の画面内の位置をポインティング装置で指示すると、この指示した位置の輝度値が予め設定されている輝度値となるように露出調整装置が自動露出調整を行なう。
特開2001−242521号公報 特開平11−271849号公報
しかしながら、外部に設置した制御装置から上述のような複眼撮像装置を制御する場合、被写体をより鮮明に且つ精度良く撮影するためには、複眼撮像装置の撮像部で撮影する際の露出情報を取得し、この露出情報に応じて撮像部の制御を精密に行うことが必要である。これに対して上記特許文献1記載のネットワーク対応カメラでは、カメラヘッド(撮像部)の各制御量はコントローラへ送信されているが、露出情報については考慮されていない。さらに、この特許文献1記載のネットワーク対応カメラで露出調整を行う場合には、各カメラヘッドに対して個別に調整を行わなければならず、手間が掛かってしまう。
また特許文献2に記載されている撮影装置では、予め設定された輝度値となるように露出調整を行うのみであり、露出情報を取得することについては考慮されておらず、露出情報に応じた精密な露出調整を行うことはできない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、撮像部から効率良く且つ高い精度で露出情報を取得して外部制御装置へ送信することが可能な複眼撮像装置及び複眼撮像システム及び複眼撮像装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の複眼撮像装置は、撮像レンズ、撮像素子、及びこの撮像素子から出力される撮像信号に基づいて露出演算を行なって露出情報を算出する露出情報演算部をそれぞれ備えた複数の撮像部と、これら複数の撮像部を保持する筐体と、通信手段を介して外部制御装置と接続され、前記外部制御装置と電気信号の送受信を行なう通信処理部と、少なくとも前記複数の撮像部を含む各部の制御を行なう撮像部制御手段と、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記複数の撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を記憶する記憶手段とを備えており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信することを特徴とする。
なお、前記複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記カメラIDを付加した露出情報を使用することが好ましい。
また、前記撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成し、前記外部制御手段へ送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を受信するまで前記動画データストリームを前記外部制御装置へ繰り返し送信することが好ましい
さらにまた、前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出した切出画像データを作成する切出処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記切出処理部により切出画像データを作成し、前記露出情報演算部により前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成し、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することが好ましい。
あるいは、前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを記憶した不揮発性メモリと、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理部とを備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記不揮発性メモリから前記重み付けテーブルを読み出し、前記重み付け処理部で画像データに重み付け処理を行ない、前記外部制御装置へ送信する露出情報として、前記重み付け処理した画像データに基づいて露出演算した露出情報を使用することが好ましい。
なお、前記露出情報は、前記撮像部で撮像された画像データの各画素の輝度レベルの積算値であること、また前記露出情報は、EV値、TV値、又はAV値であること、あるいは、前記露出情報は、前記撮像部で撮像された画像データのR,G,B各色毎の輝度レベルの積算値であることが好ましい。
また、請求項に記載の複眼撮像システムは、撮像レンズ、撮像素子、及びこの撮像素子から出力される撮像信号に基づいて露出演算を行なって露出情報を算出する露出情報演算部をそれぞれ備えた複数の撮像部と、これら複数の撮像部を保持する筐体と、電気信号の送受信を行なう通信処理部と、少なくとも前記複数の撮像部を含む各部の制御を行なう撮像部制御手段と、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を記憶する記憶手段とを備えた複眼撮像装置と、この複眼撮像装置の動作を外部から制御する外部制御装置と、これら複眼制御装置及び外部制御装置を接続する通信手段とからなり、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信することを特徴とする。また、前記複眼撮像装置は、前記複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記カメラIDを付加した露出情報を使用することが好ましい。
さらにまた、前記複眼撮像装置は、前記撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理部を備えており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成し、前記外部制御手段へ送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を受信するまで前記動画データストリームを前記外部制御装置へ繰り返し送信することが好ましい
あるいは、前記複眼撮像装置は、前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出した切出画像データを作成する切出処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記切出処理部により切出画像データを作成し、前記露出情報演算部により前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成し、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することが好ましい
また、前記複眼撮像装置は、前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを記憶した不揮発性メモリと、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理部とを備え、前記撮像部制御手段は、前記不揮発性メモリから前記重み付けテーブルを読み出し、前記重み付け処理部で画像データに重み付け処理を行ない、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記外部制御装置へ送信する露出情報として、前記重み付け処理した画像データに基づいて露出演算した露出情報を使用することが好ましい
請求項14に記載の発明は、複数の撮像部を有し、通信手段を介して外部制御装置に接続された複眼撮像装置の制御プログラムであって、前記外部制御装置から送信された制御信号を受信する制御信号受信処理と、前記撮像部で撮像された撮像信号に基づいて露出演算を行なう露出演算処理と、前記外部制御装置から制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記複数の撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を読み出す読み出し処理と、読み出した前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信する露出情報送り出し処理とを前記複眼撮像装置に実行させることを特徴とする。また、複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加するID付加処理を前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として、前記カメラIDを付加した前記露出情報を使用することが好ましい。
前記撮像部で撮像された撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理と、前記撮像部で撮像された撮像信号に基づいて露出演算を行なって露出情報を算出する露出演算処理と、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成する動画データストリーム作成処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を前記複眼撮像装置が受信するまで前記動画データストリームの送信を繰り返すことが好ましい
前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出して切出画像データを作成する切出処理と、前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成する露出演算処理と、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成する切出画像ファイル作成処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することが好ましい
前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを読み出す重み付けテーブル読み出し処理と、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出演算処理で露出演算する画像データとして前記重み付け処理した画像データを使用することが好ましい
本発明の複眼撮像装置及び複眼撮像システム及び複眼撮像装置の制御プログラムによれば、複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した露出情報、または複数の撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した露出情報のいずれかを外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定に応じた露出情報を外部制御装置へ送信しているので、撮像部から効率良く且つ高い精度で露出情報を取得して外部制御装置へ送信することができる。
また、外部制御装置からの制御信号を複眼撮像装置が受けたとき、動画データに露出情報を添付した動画データストリームを作成し、外部制御手段へ送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、外部制御装置から終了を要求する制御信号を受信するまで動画データストリームを外部制御装置へ繰り返し送信しているので、さらに効率良く且つ高い精度で露出情報を取得して外部制御装置へ送信することができる。
さらにまた、前記切出処理部により切出画像データを作成し、前記露出情報演算部により前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成し、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用しているので、さらに効率良く且つ高い精度で露出情報を取得して外部制御装置へ送信することができる。
あるいは、外部制御装置からの制御信号を複眼撮像装置が受けたとき、前記不揮発性メモリから前記重み付けテーブルを読み出し、前記重み付け処理部で画像データに重み付け処理を行ない、前記外部制御装置へ送信する露出情報として、前記重み付け処理した画像データに基づいて露出演算した露出情報を使用しているので、撮像部から効率良く且つ高い精度で露出情報を取得して外部制御装置へ送信することができる。
さらにまた、露出情報としては、撮像部で撮像された画像データの各画素の輝度レベルの積算値、またEV値、TV値、又はAV値、あるいは、画像データのR,G,B各色毎の輝度レベルの積算値を算出して送信しているので、より精度の高い露出情報を外部制御装置に送信することができる。
図1に、本発明の第1実施形態を適用した立体撮像システム(複眼撮像システム)2の構成図を示す。立体撮像システム2は、第1撮像部10と第2撮像部11とが所定の間隔を開けて設けられた立体撮像装置3と、この立体撮像装置3の動作を制御するコントローラ(外部制御装置)4と、これらを接続する通信ケーブル5とからなる。通信ケーブル5には、例えば、USBやIEEE1394などが用いられ、立体撮像装置3とコントローラ4との相互通信を可能にするとともに、コントローラ4から立体撮像装置3に電力供給(いわゆる、バスパワー)を行なう。
図2は、立体撮像装置3の外観斜視図である。立体撮像装置3は、第1撮像部10、第2撮像部11、及びこれらの各撮像部10、11を保持する筐体12とから構成されている。第1撮像部10は、第1撮像レンズ13と、この第1撮像レンズ13を保持する第1レンズ鏡筒14とを有している。また、第2撮像部11も第1撮像部10と同様に、第2撮像レンズ15と、この第2撮像レンズ15を保持する第2レンズ鏡筒16とを有している。
各撮像部10、11は、それぞれの光軸P1、P2が輻輳するように、わずかに内側に傾けられた状態で筐体12に取り付けられる。筐体12の前面には、各撮像部10、11を露呈させるための開口12aと、立体撮像装置3を専用のブラケットやステー、及び他の装置などに取り付けるためのネジ穴17が形成されている。さらにまた、筐体12の側面には、通信ケーブル5を接続するための接続コネクタ18が設けられている。
図3は、立体撮像装置3の電気的構成を示すブロック図である。第1撮像部10は、第1レンズ鏡筒14、第1フォーカスモータ20、第1絞り駆動モータ21、第1モータドライバ22、第1CCD(撮像素子)23、第1タイミングジェネレータ24、第1CDS25、第1AMP26、及び第1A/D変換器27、第1AF/AE積算回路28で構成されている。
第1レンズ鏡筒14には、第1撮像レンズ13としてズームレンズ13a、フォーカスレンズ13b、及び絞り13cなどが組み込まれている。ズームレンズ13aや、フォーカスレンズ13bの光軸方向への進退移動は、第1フォーカスモータ20の駆動によって行われる。また、絞り13aは、第1絞り駆動モータ21によって駆動されてその絞り径が切り替えられる。第1フォーカスモータ20及び第1絞り駆動モータ21は、ともに第1モータドライバ22に接続されており、第1モータドライバ22は、立体撮像装置3の全体的な制御を行うCPU40とデータバス42を介して接続されている。CPU40は、第1モータドライバ22を制御することで、第1フォーカスモータ20及び第1絞り駆動モータ21を駆動させる。
第1撮像レンズ13の背後には、第1CCD23が配置されている。第1撮像レンズ13は、この第1CCD23の受光面に被写体像を結像させる。第1CCD23は、第1タイミングジェネレータ24に接続され、第1タイミングジェネレータ24はデータバス42を介してCPU40に接続されている。そして、CPU40が第1タイミングジェネレータ24を制御することにより、タイミング信号(クロックパルス)を発生させる。第1CCD23は、このタイミング信号が入力されることにより駆動する。
また、第1CCD23は、光電変換により被写体像を電気信号に変換し、この画像信号を相関二重サンプリング回路である第1CDS25に送信する。第1CDS25は、第1CCD23から画像信号を取得して、第1CCD23の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力する。第1CDS25から出力された画像データは、第1AMP26で増幅されて、さらに第1A/D変換器27でデジタルデータに変換される。このデジタル化された画像データ(撮像信号)は、第1A/D変換器27から右眼画像データとしてデータバス42を経由してシステムメモリ43に出力されるとともに、第1AF/AE積算回路28に出力される。
第1AF/AE積算回路28は、撮像素子から出力される右眼画像データに基づいて露出演算及び焦点位置演算を行う。本実施形態では、第1AF/AE積算回路28が露出演算を行なう際、A/D変換器27から出力された画像データの輝度レベルを1画面分積算し、この積算値を露出情報として、第1モータドライバ22に出力するとともに、後述するコントローラ4の制御信号に応じて送り出す。
また、この第1AF/AE積算回路28が自動焦点位置検出をする際には、例えば撮像信号から輝度レベルの高域成分のみを抽出して積算し、この積算値を焦点評価値として、第1モータドライバ22に出力する。
そして、第1モータドライバ22は、第1AF/AE積算回路28から送られた焦点評価値及び露出情報に基づいて制御され、第1フォーカスモータ20を駆動させることによりフォーカスレンズ13bを最適な位置に移動させて焦点調整するととともに、第1絞り駆動モータ21を駆動させて最適な値に絞り13cを調節する。
第2撮像部11は、第1撮像部10と同様の構成であり、第2レンズ鏡筒16、第2フォーカスモータ30、第2絞り駆動モータ31、第2モータドライバ32、第2CCD(撮像素子)33、第2タイミングジェネレータ34、第2CDS35、第2AMP36、及び第2A/D変換器37、第2AF/AE積算回路38で構成されている。さらに、第2レンズ鏡筒16には、第2撮像レンズ15としてズームレンズ15a、フォーカスレンズ15b、及び絞り15cなどが組み込まれている。第2A/D変換器37でデジタル変換された左眼画像データは、データバス42を経由してシステムメモリ43に出力されるとともに、第2AF/AE積算回路38に出力される。
第2AF/AE積算回路38では、左眼画像データに基づいて露出演算及び焦点位置演算を行う。そして、この第2AF/AE積算回路38は、第1AF/AE積算回路28と同様に露出情報及び焦点評価値を算出して第2モータドライバ32に出力するとともに、後述するコントローラ4からの制御信号に応じて露出情報を送り出す。
また、第2モータドライバ32は、第2AF/AE積算回路38から送られた焦点評価値及び露出情報に基づいて制御され、第2フォーカスモータ30を駆動させることによりフォーカスレンズ15bを最適な位置に移動させて焦点調整するととともに、第2絞り駆動モータ31を駆動させて最適な値に絞り15cを調節する。
CPU40は、各画像データをシステムメモリ43の所定の領域に一時的に格納する。システムメモリ43は、ROMやRAMなどからなり、立体撮像装置3を制御するための各種のプログラムや設定情報などを格納するとともに、CPU40が読み出したプログラムや、取得した各画像データなどを一時的に記憶するバッファとして機能する。
さらに、本実施形態においては、コントローラ4からの制御信号を受けたとき、撮像部10,11の全てからそれぞれ取得した露出情報を送信する場合と、撮像部10,11のうち、予め指定した一方からのみ取得した露出情報を送信する場合とがあり、この選択設定、すなわち、全撮像部からの露出情報送信、又は指定撮像部からの露出情報送信かという設定がシステムメモリ43に記憶されている。
また、CPU40には、データバス42を介して画像信号処理回路46が接続されている。画像信号処理回路46は、システムメモリ43から各画像データを読み出して、例えば、階調変換、ホワイトバランス処理、ガンマ補正処理などの各種の画像処理を施し、この画像データを再度システムメモリ43に格納する。
さらに、CPU40には、データバス42を介して通信I/F(通信手段)48が接続される。通信I/F48には、接続コネクタ18を介して通信ケーブル5が接続され、この通信ケーブル5の規格に準拠した回路が形成されている。CPU40は、通信I/F48と通信ケーブル5とを介してコントローラ4を含む外部機器との通信を行う。また、通信I/F48には、電源制御回路49が接続されている。電源制御回路49は、例えば、電源ノイズを除去するためのフィルタや過電流を防止するためのリミッタなどからなり、通信ケーブル5を介して供給されるバスパワーを、DC/DCコンバータ50を通して立体撮像装置3の各部に供給する。また、各種の画像処理が施された後、システムメモリ43に再度格納された各画像データは、通信I/F48に出力され、通信ケーブル5を介して外部機器に送信される。
本実施形態においては、後述するコントローラ4からの制御信号を通信I/F48及び通信ケーブル5を介してCPU40が受信したとき、この制御信号を受けたCPU40は、上述した露出情報をシステムメモリから読み出し、この露出情報を通信I/F48及び通信ケーブル5を介してコントローラ4へと送り出す。
図4は、コントローラ4の電気的構成を示すブロック図である。コントローラ4の各部は、CPU60によって統括的に制御される。データバス61を介してCPU60に接続されるシステムメモリ62は、ROMやRAMなどからなり、コントローラ4を制御するための各種のプログラムや設定情報などを格納するとともに、CPU60が読み出したプログラムなどを一時的に記憶するバッファとして機能する。
コントローラ4の前面には、LCDパネル63が設けられており(図1参照)、システムメモリ62に格納された各種のプログラムに応じて、様々な画像が表示される。このLCDパネル63は、LCDドライバ64とデータバス61とを介してCPU60に接続されており、CPU60の制御の下に各種の画像を表示する。また、LCDパネル63の上には、タッチスクリーン65が設けられている。タッチスクリーン65は、タッチスクリーンドライバ66とデータバス61とを介してCPU60に接続されており、表面を押圧操作された際に、その座標点をCPU60に伝える。CPU60は、LCDパネル63上にアイコンやチェックボックスなどをGUI表示して、それらが押圧されたことをタッチスクリーン65で感知し、オペレータからの操作指示を受け付ける。
また、CPU60には、データバス61を介して通信I/F67と電源制御回路68とが接続されている。通信I/F67には、接続コネクタ70を介して通信ケーブル5が接続される。CPU60は、この通信I/F67と通信ケーブル5とを介して立体撮像装置3との通信を行う。電源制御回路68は、例えば、電源ノイズを除去するためのフィルタや過電流を防止するためのリミッタなどからなる。電源制御回路68には、バッテリ69とコントローラ4の外面に露呈した電源スイッチ70とが接続され、電源スイッチ70のON/OFFに応じて、バッテリ69からの電力をDC/DCコンバータ71に送る。DC/DCコンバータ71は、電源制御回路68からの電力を所定の電圧に変換するなどして、変換後の電力をコントローラ4の各部に供給する。また、DC/DCコンバータ71からの電力は、通信I/F67にも供給され、バスパワーとして立体撮像装置3に送られる。なお、立体撮像装置3の電源のON/OFFは、コントローラ4を含む外部機器からのバスパワーが供給されるか否かで制御される。
次に、図5及び図6に示すフローチャートを参照しながら、上記構成による立体撮像システム2の作用について説明する。先ず、立体撮像装置3を、例えば認証用カメラとして使用する際には、ネジ穴17を使用して立体撮像装置3を他の装置内にネジ止めする。また、監視カメラとして立体撮像装置3を使用する際には、立体撮像装置3を専用のブラケットやステーなどにネジ止めして、それを柱や天井などに取り付ける。
そして、立体撮像装置3を使用するときには、立体撮像装置3とコントローラ4とを通信ケーブル5で接続して立体撮像システム2を構築し、コントローラ4に設けられた電源スイッチ70をONにする。電源スイッチ70をONにすると、バッテリ69の電力が電源制御回路68とDC/DCコンバータ71とを介してコントローラ4の各部に供給される。電力が供給されたCPU60は、通信ケーブル5を介して立体撮像装置3にバスパワーを供給し、立体撮像装置3を起動させる。
上述のようにして、起動状態となった立体撮像装置3が監視カメラ、又は認証用カメラなどとして使用され、コントローラ4のLCDパネル63に表示された操作メニューに応じてタッチスクリーン65が押圧操作されたときに立体撮像装置3へ露出情報を要求する制御信号を送信する。通信I/F67、通信ケーブル5、及び通信I/F48を介して立体撮像装置3へ送信された制御信号を受信したCPU40は、システムメモリ43から選択設定、すなわち露出情報の送信の対象が全撮像部か、指定撮像部かを読み出す。
そして、選択設定が全撮像部からの送信となっている場合には、AF/AE積算回路28,38の両方で積算された露出情報をシステムメモリ43に一時的に格納する。そして、CPU40は、システムメモリ43に格納されたこれらの露出情報を読み出して、図7に示すような露出情報ファイル75を作成する。この露出情報ファイル75は、第1撮像部10から取得した露出情報76aに、第1撮像部10を示すカメラID76bを付加したものと、第2撮像部11から取得した露出情報77aに、第2撮像部11を示すカメラID77bを付加したものと、全撮像部か指定撮像部かの選択設定を含めた立体撮像装置3の設定などからなるヘッダ情報78とが1つのファイルになっている。そして露出情報ファイル75を通信I/F48、通信ケーブル5、及び通信I/F67を介してコントローラ4へ送り出す。
一方、選択設定が指定撮像部、例えば第1撮像部10からの送信となっている場合には、AF/AE積算回路28で積算された露出情報のみがシステムメモリ43に一時的に格納される。そして、CPU40は、システムメモリ43に格納されたこの露出情報を読み出して図8に示すような露出情報ファイル80を作成する。この露出情報ファイル80は、第1撮像部10から取得した露出情報81aに、第1撮像部10を示すカメラID81bを付加したものと、全撮像部か指定撮像部かの選択設定を含めた立体撮像装置3の設定などからなるヘッダ情報82とが1つのファイルになっている。そして露出情報ファイル80を通信I/F48、通信ケーブル5、及び通信I/F67を介してコントローラ4へ送り出す。このようにして立体撮像装置3の露出情報を容易に取得してコントローラ4へ送信することができる。さらに、露出情報を受け取ったコントローラ4では、これらの露出情報に基づいて、立体撮像装置3の各部について精密な制御を行なうこともできる。また、選択設定によって、全撮像部の露出情報が設定されているときは、より高い精度の露出情報を送信することが可能となり、指定撮像部のみの露出情報が設定されているときは、効率良く露出情報を送信することができる。
なお、上記実施形態においては、コントローラ(外部制御装置)4の制御信号に応じて送信する情報としては、露出情報に関するものだけを送信するようにしているが、本発明はこれに限るものではなく、立体撮像装置で撮像した動画データなどとともに露出情報を送信するようにしてもよい。以下で説明する本発明の第2実施形態では、コントローラからの制御信号に応じて立体撮像装置から動画データに露出情報を添付して送り出す構成を例に上げている。本実施形態を適用した立体撮像装置は、図9に示す構成となっている。なお、この立体撮像装置85は、上記実施形態と同様にコントローラ(外部制御装置)4と通信ケーブル5を介して接続されている。
この立体撮像装置85は、上記第1の実施形態と同様に第1及び第2撮像部10,11を備えており、さらに、画像信号処理部(動画作成処理部)86と、立体撮像装置85の各部を制御するCPU87とを備えている。その他の構成として上記第1実施形態と同様の部品を用いているものについては同符号を付して説明を省略する。
画像信号処理部(動画作成処理部)86は、第1及び第2撮像部10,11で所定時間撮像された画像を合成して1つの動画データを作成し、システムメモリ43に一時的に格納する。なお、この動画データは、コントローラ4からの制御信号をCPU87が受けたとき、露出情報が添付されて後述する動画データストリームとなりコントローラ4へ送り出される。
次に、図10及び図11に示すフローチャートを参照しながら、上記構成の作用について説明する。なお、立体撮像装置85の取り付け、起動状態にするまでの操作などについては上記第1実施形態と同様である。そして、コントローラ4のタッチスクリーン65を押圧操作して立体撮像装置85に動画データを要求する制御信号を送信する。通信I/F67、通信ケーブル5、及び通信I/F48を介して立体撮像装置3へ送信された制御信号を受信したCPU87は、システムメモリ43から動画データを読み出す。
そして、CPU87は、動画データをシステムメモリ43から読み出した後、第1及び第2撮像部10,11から露出情報を取得し、図12に示すような動画データストリーム90を作成する。この動画データストリーム90は、第1及び第2撮像部10,11で所定時間撮像された画像から作成された動画データ91と、この画像を撮像したときに取得された露出情報92と、カメラID93と、ヘッダ情報94とが1つのファイルになっている。そして動画データストリーム90を通信I/F48、通信ケーブル5、及び通信I/F67を介してコントローラ4へ送り出す。
そして一回目の動画データストリーム90の送信が終了すると、CPU87は、新たに第1及び第2撮像部10,11で所定時間撮像した画像から作成した動画データ91をシステムメモリ43から読み出すとともに、露出情報を取得して次の動画データストリーム90を作成し、コントローラ4へと送信する。このようにして立体撮像装置85は、露出情報を添付した動画データストリーム90の送信を繰り返し、コントローラ4から動画の終了を要求する制御信号を受けたときに動画データストリーム90の作成及び送信を終了する。このようにして立体撮像装置85で取得した露出情報を動画データとともに、コントローラ4へ容易に送信することができる。
なお、上記第1及び第2実施形態では、撮像部で撮像した画像の画面全体から取得した露出情報をコントローラへ送信しているが、本発明はこれに限るものではない。以下で説明する本発明の第3の実施形態では、撮像部の一部を切り出し(トリミング)した画像から露出情報を取得してコントローラへ送り出す構成を説明する。本実施形態を適用した立体撮像装置は、図13に示す構成となっている。なお、この立体撮像装置100は、上記実施形態と同様にコントローラ(外部制御装置)4と通信ケーブル5を介して接続されている。
この立体撮像装置100は、上記第1の実施形態と同様に第1及び第2撮像部10,11を備えており、さらに、画像信号処理部(切出処理部)101と、フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)102と、立体撮像装置100の各部を制御するCPU103とを備えている。その他の構成として上記第1実施形態と同様の部品を用いているものについては同符号を付して説明を省略する。
画像信号処理部(切出処理部)101は、第1及び第2撮像部10,11で撮像された画像データから予め決められた各切り出しエリアに対応した部分を切り出し(トリミング)する切出処理を行ない、この切出処理された切出画像データをシステムメモリ43に一時的に格納させる。なお、フラッシュメモリ102には、各画像データ上での各切出エリアの位置を示す切出位置データが記憶されており、この切出位置データに基づいて画像信号処理部101は、切出処理を行なう。切出位置データとしては、例えば図14に示すように、画像データの撮像画面105における座標(X,Y)が設定され、撮像画面105に対する切出領域106の原点位置のシフト量(X0,Y0)と、切出領域106の範囲(X1,Y1)とが設定されている。
第1及び第2AF/AE積算回路28,38は、上述した画像信号処理部101で切出処理された切出画像データに基づいて露出演算を行なう。本実施形態では、第1及び第2AF/AE積算回路28,38で切出画像データの露出演算を行なう際、システムメモリ43から読み出された切出画像データの輝度レベルを切出領域106の分積算し、この積算値を切出領域露出情報としてシステムメモリ43に一時的に格納する。なお、この切出領域露出情報は、コントローラ4からの制御信号をCPU103が受けたとき、切出画像データに添付されて後述する切出画像ファイルとなりコントローラ4へ送り出される。
次に、図15及び図16に示すフローチャートを参照しながら、上記構成の作用について説明する。なお、立体撮像装置100の取り付け、起動状態にするまでの操作などについては上記第1実施形態と同様である。そして、コントローラ4のタッチスクリーン65を押圧操作して立体撮像装置100に切出画像を要求する制御信号を送信する。通信I/F67、通信ケーブル5、及び通信I/F48を介して立体撮像装置3へ送信された制御信号を受信したCPU103は、システムメモリ43から第1及び第2撮像部で撮像された画像データを読み出す。
次にCPU103は、フラッシュメモリ102から切出位置データを読み出し、これらの画像データ及び切出位置データから画像信号処理部101によって、切出画像データを作成する。画像信号処理部101で作成された切出画像データは、システムメモリ43に一時的に格納されるとともに、第1及び第2AF/AE積算回路28、38に出力される。
第1及び第2AF/AE積算回路28,38では、切出画像データに基づいて露出演算を行い切出領域露出情報を作成する。CPU103は、切出画像データ及び切出領域露出情報から、図17に示す切出画像ファイルを作成する。この切出画像ファイル110は、切出画像データ111と、この切出画像データ111に基づいて演算された切出領域露出情報112と、カメラID113と、ヘッダ情報114とが1つのファイルになっている。そして、切出画像ファイル110を通信I/F48、通信ケーブル5、及び通信I/F67を介してコントローラ4へ送り出す。このようにして、コントローラ4の制御信号を受けたとき、立体撮像装置100で取得した切出画像データ及びこの切出画像データから算出した切出領域露出情報を、コントローラ4へ容易に送信することができる。
なお、上記第1〜3実施形態では、画像データの輝度レベルを1画面分積算した積算値を露出情報として第1及び第2AF/AE積算回路28,38で作成しているが、本発明はこれに限るものではない。以下で説明する本発明の第4実施形態では、画像データを複数のエリアに分割して重み付けし、この重み付けを適用した露出演算で露出情報を取得する構成を例に上げている。本実施形態を適用した立体撮像装置は、図18に示す構成となっている。なお、この立体撮像装置120は、上記実施形態と同様にコントローラ(外部制御装置)4と通信ケーブル5を介して接続されている。
この立体撮像装置120は、上記第1の実施形態と同様に第1および第2撮像部10,11を備えており、さらに、画像信号処理部(重み付け処理部)121と、フラッシュメモリ122と、立体撮像装置120の各部を制御するCPU123とを備えている。その他の構成として上記第1実施形態と同様の部品を用いているものについては同符号を付して説明を省略する。
画像信号処理部(重み付け処理部)121は、第1及び第2撮像部10,11で撮像された画像データから予め設定された重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行ない、この重み付け処理された画像データをシステムメモリ43に一時的に格納させる。なお、フラッシュメモリ122には、画像データの画面内を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルが記憶されている。重み付けテーブルとしては、例えば図19に示すように、画像の所定領域125を5×5=25分割したエリア125a〜125yを設定し、このエリア125a〜125yのそれぞれに係数(図中括弧内に示す数字)を定義しており、中央のエリア125mが最も係数が高く、外側に行くに従って徐々に係数が低くなるように設定している。なお、この重み付けを行なう所定領域125の大きさは、図20で示す元の画像の撮像範囲126の一部分で、元の画像の撮像範囲126を8×8=64分割したうちの二重線の矩形で囲んだ5×5=25の領域で定義される。なお、この重み付けを行なう領域125の位置は、領域125の中心位置の座標(Xc,Yc)が、上述した係数とともに記憶されている。また、画像の領域の分割及び重み付けを行なう領域の大きさ、重み付け係数はこれらに限るものではない。
第1及び第2AF/AE積算回路28,38は、上述した重み付け処理部121で重み付け処理された画像データに基づいて露出演算を行なう。本実施形態では、第1及び第2AF/AE積算回路28,38で露出演算を行なう際、システムメモリ43から読み出された画像データの各画素の輝度レベルに上述した重み付けテーブルの係数を乗算し、その係数が乗算された輝度レベルの値を所定領域125の分積算し、この積算値を露出情報としてシステムメモリ43に一時的に格納する。
次に、図21及び図22に示すフローチャートを参照しながら、上記構成の作用について説明する。なお、なお、立体撮像装置120の取り付け、起動状態にするまでの操作などについては上記第1実施形態と同様である。そして、コントローラ4のタッチスクリーン65を押圧操作して立体撮像装置120に露出情報を要求する制御信号を送信する。通信I/F67、通信ケーブル5、及び通信I/F48を介して立体撮像装置3へ送信された制御信号を受信したCPU123は、システムメモリ43から第1及び第2撮像部で撮像された画像データを読み出す。
次にCPU123は、フラッシュメモリ122から重み付けテーブルを読み出し、これらの画像データ及び重み付けテーブルから画像信号処理部121によって、重み付け処理した画像データを作成する。画像信号処理部121で重み付け処理された画像データは、第1及び第2AF/AE積算回路28、38に出力される。
第1及び第2AF/AE積算回路28、38では、重み付け処理が適用された画像データに基づいて露出演算を行ない露出情報を作成する。CPU123は、この露出情報を通信I/F48、通信ケーブル5、及び通信I/F67を介してコントローラ4へ送り出す。このようにして、コントローラ4の制御信号を受けたとき、重み付け処理を適用した露出情報を容易に送信することができる。
なお、上記第1〜4の実施形態では、露出情報として輝度レベルの積算値をそのまま送信しているが、この積算値からEV(イクスポージャーバリュー)値や、TV(タイムバリュー)値、AV(アパーチャーバリュー)やGN(ガイドナンバー)など他の露出情報の値に変換して送信するようにしてもよい。また、各画素の輝度レベルの値を積算するのではなく、R,G,Bの各色毎の輝度レベルの積算値をそれぞれ演算して送信するようにしてもよい。また、画面全体の露出情報ではなく、撮像画面を複数のエリアに分割してその各エリア毎に露出情報を演算して送信するようにしてもよい。
複眼撮像システムの構成図である。 複眼撮像装置の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態を適用した複眼撮像装置の電気的構成を示すブロック図である。 外部制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 露出情報要求から露出情報送り出しまでのシーケンスを示すフローチャートである。 複眼撮像装置が露出情報要求を受信してから露出情報を送り出すまでのシーケンスを示すフローチャートである。 全撮像部の露出情報を含む露出情報ファイルの構成を示す説明図である。 指定撮像部露出情報のみを含む露出情報ファイルの構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態を適用した複眼撮像装置の電気的構成を示すブロック図である。 動画データ開始要求から露出情報を添付した動画データストリーム送り出しまでのシーケンスを示すフローチャートである。 複眼撮像装置が動画データ開始要求を受信してから露出情報を添付した動画データストリームを送り出すまでのシーケンスを示すフローチャートである。 露出情報を添付した動画データストリームの構成を示す説明図である。 本発明の第3実施形態を適用した複眼撮像装置の電気的構成を示すブロック図である。 予め設定された画像の切出領域を示す切出位置データの説明図である。 切出画像及び露出情報要求から切出画像及び露出情報送り出しまでのシーケンスを示すフローチャートである。 複眼撮像装置が切出画像及び露出情報要求を受信してから露出情報を添付した切出画像ファイルを送り出すまでのシーケンスを示すフローチャートである。 露出情報を添付した切出画像ファイルの構成を示す説明図である。 本発明の第4実施形態を適用した複眼撮像装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像に重み付け処理を行なうための重み付けテーブルを示す説明図である。 重み付け処理が行なわれる画像の所定範囲を示す説明図である。 露出情報要求から重み付け処理及び露出情報送り出しまでのシーケンスを示すフローチャートである。 複眼撮像装置が露出情報要求を受信してから重み付け処理を行なった露出情報を送り出すまでのシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
2 立体撮像システム(複眼撮像システム)
3 立体撮像装置(複眼撮像装置)
4 コントローラ(外部制御装置)
5 通信ケーブル
10 第1撮像部
11 第2撮像部
12 筐体
13 第1撮像レンズ
15 第2撮像レンズ
23 第1CCD(撮像素子)
33 第2CCD(撮像素子)
40,87,103,123 CPU(撮像部制御手段)
47 フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)
67 通信I/F(通信手段)
86 画像信号処理部(動画作成処理部)
90 動画データストリーム
101 画像信号処理部(切出処理部)
102,122 フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)
110 切出画像ファイル
121 画像信号処理部(重み付け処理部)
125 重み付けテーブル

Claims (18)

  1. 撮像レンズ、撮像素子、及びこの撮像素子から出力される撮像信号に基づいて露出演算を行なって露出情報を算出する露出情報演算部をそれぞれ備えた複数の撮像部と、これら複数の撮像部を保持する筐体と、通信手段を介して外部制御装置と接続され、前記外部制御装置と電気信号の送受信を行なう通信処理部と、少なくとも前記複数の撮像部を含む各部の制御を行なう撮像部制御手段と、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記複数の撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を記憶する記憶手段とを備えており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信することを特徴とする複眼撮像装置。
  2. 前記複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記カメラIDを付加した露出情報を使用することを特徴とする請求項1記載の複眼撮像装置。
  3. 前記撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成し、前記外部制御手段へ送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を受信するまで前記動画データストリームを前記外部制御装置へ繰り返し送信することを特徴とする請求項1または2記載の複眼撮像装置。
  4. 前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出した切出画像データを作成する切出処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記切出処理部により切出画像データを作成し、前記露出情報演算部により前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成し、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することを特徴とする請求項1または2記載の複眼撮像装置。
  5. 前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを記憶した不揮発性メモリと、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理部とを備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記不揮発性メモリから前記重み付けテーブルを読み出し、前記重み付け処理部で画像データに重み付け処理を行ない、前記外部制御装置へ送信する露出情報として、前記重み付け処理した画像データに基づいて露出演算した露出情報を使用することを特徴とする請求項1または2記載の複眼撮像装置。
  6. 前記露出情報は、前記撮像部で撮像された画像データの各画素の輝度レベルの積算値であることを特徴とする請求項1ないしいずれか記載の複眼撮像装置。
  7. 前記露出情報は、EV値、TV値、又はAV値であることを特徴とする請求項1ないしいずれか記載の複眼撮像装置。
  8. 前記露出情報は、前記撮像部で撮像された画像データのR,G,B各色毎の輝度レベルの積算値であることを特徴とする請求項1ないしいずれか記載の複眼撮像装置。
  9. 撮像レンズ、撮像素子、及びこの撮像素子から出力される撮像信号に基づいて露出演算を行なって露出情報を算出する露出情報演算部をそれぞれ備えた複数の撮像部と、これら複数の撮像部を保持する筐体と、電気信号の送受信を行なう通信処理部と、少なくとも前記複数の撮像部を含む各部の制御を行なう撮像部制御手段と、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を記憶する記憶手段とを備えた複眼撮像装置と、
    この複眼撮像装置の動作を外部から制御する外部制御装置と、
    これら複眼制御装置及び外部制御装置を接続する通信手段とからなり、
    前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信することを特徴とする複眼撮像システム。
  10. 前記複眼撮像装置は、前記複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記カメラIDを付加した露出情報を使用することを特徴とする請求項9記載の複眼撮像システム。
  11. 前記複眼撮像装置は、前記撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理部を備えており、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成し、前記外部制御手段へ送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を受信するまで前記動画データストリームを前記外部制御装置へ繰り返し送信することを特徴とする請求項9または10記載の複眼撮像システム。
  12. 前記複眼撮像装置は、前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出した切出画像データを作成する切出処理部を備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記切出処理部により切出画像データを作成し、前記露出情報演算部により前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成し、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成し、前記外部制御装置へ送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することを特徴とする請求項9または10記載の複眼撮像システム。
  13. 前記複眼撮像装置は、前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを記憶した不揮発性メモリと、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理部とを備え、前記撮像部制御手段は、前記外部制御装置からの制御信号を受けたとき、前記不揮発性メモリから前記重み付けテーブルを読み出し、前記重み付け処理部で画像データに重み付け処理を行ない、前記外部制御装置へ送信する露出情報として、前記重み付け処理した画像データに基づいて露出演算した露出情報を使用することを特徴とする請求項9または10記載の複眼撮像システム。
  14. 複数の撮像部を有し、通信手段を介して外部制御装置に接続された複眼撮像装置の制御プログラムであって、
    前記外部制御装置から送信された制御信号を受信する制御信号受信処理と、前記撮像部で撮像された撮像信号に基づいて露出演算を行なう露出演算処理と、前記外部制御装置から制御信号を受けたとき、前記複数の撮像部の全てからそれぞれ取得した前記露出情報、または前記複数の撮像部のうち予め指定された1つの指定撮像部からのみ取得した前記露出情報のいずれかを前記外部制御装置への送信対象とするように選択された選択設定を読み出す読み出し処理と、読み出した前記選択設定に応じた前記露出情報を前記外部制御装置へ送信する露出情報送り出し処理とを前記複眼撮像装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  15. 前記複数の撮像部をそれぞれ示すカメラIDが設定されており、前記複数の撮像部で取得された前記露出情報に、それぞれの撮像部を示す前記カメラIDを付加するID付加処理を前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として前記カメラIDを付加した前記露出情報を使用することを特徴とする請求項14記載の制御プログラム。
  16. 前記撮像部で撮像された撮像信号に各種信号処理を施して動画データを作成する動画作成処理と、前記動画データに前記露出情報を添付した動画データストリームを作成する動画データストリーム作成処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として前記動画データストリームを使用し、前記外部制御装置から終了を要求する制御信号を前記複眼撮像装置が受信するまで前記動画データストリームの送信を繰り返すことを特徴とする請求項14又は15記載の制御プログラム。
  17. 前記撮像信号から画像の一部の領域を切り出した切出画像データを作成する切出処理と、前記切出画像データの領域内における露出演算を行なって切出領域露出情報を作成する露出演算処理と、前記切出画像データに前記切出領域露出情報を添付した切出画像ファイルを作成する切出画像ファイル作成処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出情報送り出し処理で送信する露出情報として前記切出画像ファイルを使用することを特徴とする請求項14又は15記載の制御プログラム。
  18. 前記撮像部で撮像される画像データの画面を複数のエリアに分割して各エリア毎に重み付けを行なうための重み付けテーブルを読み出す重み付けテーブル読み出し処理と、前記画像データに前記重み付けテーブルを適用して重み付け処理を行なう重み付け処理とを前記複眼撮像装置に実行させ、前記露出演算処理で露出演算する画像データとして前記重み付け処理した画像データを使用することを特徴とする請求項14又は15記載の制御プログラム。
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