JP4451123B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野上下方向に対して回動して、この開口部から突出された処置具を該観察視野の下方向から上方向に動作させる起上台を配置し、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野左右方向に対して回動して、この開口部から突出された処置具を前記観察視野の左右方向に動作させる揺動台を配置した内視鏡において、
前記起上台が配置される第1処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記光学窓を正面視して該光学窓の一側方側に設け、前記揺動台が配置される第2処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記光学窓を正面視して該光学窓の下方側に設け、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部から突出される処置具が前記先端部先端面の前方側で前記観察光学系の左右方向中心線を含む平面を通過するように、前記観察光学系の光軸に対して傾斜させて形成するとともに、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された動作開始前の起上台を介して突出される処置具の突出方向と、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された揺動台を介して突出される処置具の突出方向とが同一水平面内に位置するように、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部の下端面形成位置と前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部の下端面形成位置とを設定している。
さらに、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部を前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部よりも上方側に設け、当該第1処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野上下方向に対して回動し、この開口部から突出された処置具を該光学窓の上方向及び下方向に動作させる揺動台を配置し、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置されて下方向に揺動された起上台を介して突出される処置具が、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された動作開始前の揺動台を介して突出される処置具の突出線上を通過するように下方向の揺動角度を設定している。
図1ないし図9は本発明の第1実施形態に係り、図1は内視鏡の構成を説明する図、図2は先端硬質部の先端面側の構成を説明する図、図3は先端硬質部を上方向から見たときの図、図4は先端硬質部を側方から見たときの図、図5は観察窓を通して観察光学系でとらえた開口部から処置具を突出させた状態の内視鏡画像を説明する図、図6は表示装置の画面上に表示される把持鉗子の画像を示す図、図7は把持鉗子の先端面からの突出距離と距離Lとの関係を示す図、図8は処置具を先端面から突出させて処置を行う状態を示す図、図9は観察窓を通してとらえた図8の処置状態の内視鏡画像を説明する図である。
図2に示すように前記観察窓25は、前記先端面2dの例えば略中央に配置されている。前記第1開口部21は、前記観察窓25に向かってこの観察窓25の側方である例えば右側に配置され、前記第2開口部22は前記観察窓25に向かってこの観察窓25の下方に配置されている。
まず、内視鏡1の観察窓25の対向する位置に病変部71を含む切除したい粘膜組織70を配置させ、この粘膜組織70に焦点を合わせる。このことによって、表示画面10の中央に切除したい粘膜組織70が表示される。
図10に示すように前記第1開口部21aの一部が、前記第2開口部22の一端側に配置されている。そして、前記第1開口部21aを形成する際、前記第1開口部21aに配置される起上台23から突出させた把持鉗子12と、前記第2開口部22に配置される揺動台24から突出された電気メス11とが同一水平面内に位置するように、前記第1開口部21aの下端面21bの位置と前記第2開口部22の下端面22aの位置とが所定位置になるように設定されている。
まず、内視鏡1Aの観察窓25の対向する位置に切除したい粘膜組織70を配置させ、この粘膜組織70に焦点を合わせる。このとき、表示画面10の中央に切除したい粘膜組織70が表示される。
このことによって、前記第2実施形態と同様の作用及び効果を得られる。
図16に示すように前記第1開口部21cを観察窓25の上方に設けている。また、図17及び図18に示すように前記第1開口部21cに配置される起上台を兼ねる揺動台23aを介して突出される把持鉗子12が観察光学系の観察視野の略中央を通過して電気メス11の突出方向延長線前方近傍に到達する。そして、前記揺動台23aを動作させたとき、前記把持鉗子12は前記観察窓25の左右方向中心線を含む先端側平面内を実線の位置から破線の位置までを揺動するように構成されている。
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野上下方向に対して回動して、この開口部から突出された処置具を上下方向に動作させる起上台を配置した内視鏡において、
前記起上台が配置される第1処置具挿通用チャンネルの開口部を、この開口部から突出される処置具が、前記先端部先端面の前方側で、前記観察光学系の左右方向中心線を含む平面を通過するように、前記観察光学系の光軸に対して傾斜させて形成した内視鏡。
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部は、前記観察窓を正面視してこの観察窓の一側方側に備えられ、この開口部から突出される処置具が前記先端部先端面の前方側で前記観察光学系の左右方向中心線を含む平面を通過するように、前記観察光学系の光軸に対して傾斜して形成され、
前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部は、前記観察窓を正面視してこの観察窓の下方側に備えられ、前記観察光学系の光軸に対して並行に形成された内視鏡。
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された動作開始前の起上台を介して突出される処置具の突出方向と、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された揺動台を介して突出される処置具の突出方向とが同一水平面内に位置するように、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部下端面形成位置と前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部下端面形成位置とを設定した付記3に記載の内視鏡。
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部より上方に設け、この第1処置具挿通用チャンネルの開口部から突出される処置具の突出方向を前記第2の処置具挿通用チャンネルの開口部前方側に設定した内視鏡。
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記観察窓の上方であって、この開口部内に配置された起上台によって移動される処置具が前記観察窓の左右方向中心線を含む略平面内を移動する位置に設けた内視鏡。
前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記観察光学系の観察窓より前方側に設けた付記1ないし付記7のいずれかに記載の内視鏡。
2a…先端部
2d…先端面
21…第1開口部
22…第2開口部
23…起上台
24…揺動台
25…観察窓
25A…左右方向中心線を含む平面
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (7)
- 挿入部の先端部先端面に、観察光学系の光学窓と、第1処置具挿通用チャンネルの開口部と、第2処置具挿通用チャンネルの開口部とを有し、
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野上下方向に対して回動して、この開口部から突出された処置具を該観察視野の下方向から上方向に動作させる起上台を配置し、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野左右方向に対して回動して、この開口部から突出された処置具を前記観察視野の左右方向に動作させる揺動台を配置した内視鏡において、
前記起上台が配置される第1処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記光学窓を正面視して該光学窓の一側方側に設け、前記揺動台が配置される第2処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記光学窓を正面視して該光学窓の下方側に設け、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部から突出される処置具が前記先端部先端面の前方側で前記観察光学系の左右方向中心線を含む平面を通過するように、前記観察光学系の光軸に対して傾斜させて形成するとともに、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された動作開始前の起上台を介して突出される処置具の突出方向と、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された揺動台を介して突出される処置具の突出方向とが同一水平面内に位置するように、前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部の下端面形成位置と前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部の下端面形成位置とを設定したことを特徴とする内視鏡。 - 前記先端部先端面から、動作開始前の下方向に位置する前記起上台を介して前記開口部から前記先端部先端面の前方に突出される処置具が前記観察光学系の左右方向中心線を含む平面を通過する地点までの距離を、前記観察光学系の観察深度を基に設定することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部を前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部よりも上方側に設け、当該第1処置具挿通用チャンネルの開口部内に、前記観察光学系の観察視野上下方向に対して回動し、この開口部から突出された処置具を該光学窓の上方向及び下方向に動作させる揺動台を配置し、
前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置されて下方向に揺動された起上台を介して突出される処置具が、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部に配置された動作開始前の揺動台を介して突出される処置具の突出線上を通過するように下方向の揺動角度を設定したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置されて下方向に揺動された起上台を介して突出される処置具が前記処置具の突出線上を通過地点から前記先端部先端面までの距離を、前記観察光学系の観察深度に設定することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
- 前記第1処置具挿通用チャンネルの揺動台を介して開口部から突出される処置具が前記光学窓の左右方向中心線を含む略平面内を移動するように、前記処置具の突出方向が正面前方に向かうように開口を形成したことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
- 前記第1処置具挿通用チャンネルの開口部に配置されて上方向に揺動された起上台を介して突出される処置具が、前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部より少なくとも上方まで移動するように上方向の揺動角度を設定したことを特徴とする請求項3−5の何れか1項に記載の内視鏡。
- 前記第2処置具挿通用チャンネルの開口部を、前記観察光学系の光学窓より前方側に設けたことを特徴とする請求項1−6のいずれか1項に記載の内視鏡。
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