JP4450663B2 - 無線通信方式の自動検針システム - Google Patents

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Description

この発明は、無線パケット網を利用した通信方式により電気、ガス、水道等の被検針量の使用量を自動検針する無線通信方式の自動検針システムに関するものである。
従来の無線パケット網を利用した一般的なデータ伝送においては、例えば特開2002−152835号公報(特許文献1)等に見られるように、移動端末装置で受信電界強度の測定を行い、無線回線状況に応じてトランスポート層(TCP(Transmission ControlProtocol))による通信リンク制御を行う構成にしている。
また、当該特許文献1に示されているような従来の無線パケット網を利用した無線アクセスシステムでは、移動端末装置において、例えば受信電界強度の測定により無線回線状況を監視する機能を設け、トランスポート層(TCP)に対して無線回線状況に応じて通信維持、一時中断あるいは中止を判断する通信リンク制御を行う構成としている。無線回線状況が良好で安定した通信が保証されている間はそのままアクセスを維持し、無線回線状況の悪化が判断されるとTCPリンクのスループット(Throughput)を著しく低下させて擬似的に一時中断させるか、あるいは長い間無線回線状況が回復しない場合はTCPリンクを切断するように制御し、サーバからの到達し得ないパケットの送信を抑制し、ネットワーク全体のスループット向上を図っている。
特開2002−152835号公報(第7〜8欄、図1〜図8)
前記特許文献1に示されている無線パケット網を利用した無線アクセスシステムは、例えばインターネットサービス等の利用を目的とした移動端末装置とサーバ間で長時間回線を接続した状態で無線交信を行う場合に有効である。しかしながら、この無線アクセスシステムはTCPを利用しており、当該無線アクセスシステムを自動検針システムに適用しようとした場合、検針データの収集においては、検針データを収集管理するセンター装置と複数の通信端末装置による1対1の通信が必要であるが、検針頻度は、例えば1回/月であり、従って通信頻度も1回/月と少なく、また検針データの通信データ量も少ないことから、通信を行わない場合は通信網の負荷低減の目的から回線を切断することが望ましいため、前記センター装置から各通信端末装置に対して検針データの収集を行うごとにトランスポート層(TCP)のコネクションが発生する。そのため、自動検針システムにおいてセンター装置と複数の通信端末装置との無線通信を行う場合、当該コネクションの発生によりデータ収集時間が多くなってしまい、効率的なデータ収集ができないという課題があった。
また、前述のようにTCPを利用した従来の無線アクセスシステムを自動検針に適用しようとした場合、効率的なデータ収集できないので、前述のようなTCPを利用した従来の無線アクセスシステムに代えて、例えば、自動検針システムにおいては、トランスポート層にUDP(User Datagram Protocol)を利用することも考えられる。UDPはTCPに比較しデータ伝送効率がよいので、自動検針システムにおける通信端末装置が電波環境の良好な状態にある場合は、効率の良い検針データの収集を行うことができる。しかし、UDPはTCPに比較して通信信頼性に劣るので、アプリケーション層による複雑なリトライ処理が必要となり、自動検針システムにおける通信端末装置が電波環境の悪化した状態にある場合には、アプリケーション層でのリトライが多くなってしまうことになる。従
って、自動検針システムにおいては、トランスポート層にUDPを利用すると、電波環境の悪化した状態にある通信端末装置の割合が増えた場合、前述のTCPを利用した場合よりもデータ収集の効率が悪くなることもあり得るという課題があった。
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、効率的にデータ収集を行うことができる無線通信方式の自動検針システムを実現することを目的とするものである。
この発明に係る無線通信方式の自動検針システムは、被検針量を計測するメ−タから検針デ−タを収集する複数の通信端末装置、及びこれら複数の通信端末装置から検針データを無線パケット網を介して収集管理するセンタ−装置を備えた無線通信方式の自動検針システムにおいて、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信とで、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムであって、前記センタ−装置が、前記複数の通信端末装置の各々から受信した受信電界強度情報、及び各通信端末装置毎に前記受信電界強度情報を基に決定した前記通信プロトコルからなる電界強度情報テーブルを作成し、前記電界強度情報テーブルに基づいて電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルを、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルより前記検針データの収集効率が良い通信プロトコルとし、前記電界強度情報テーブルに過去の電波環境状態も記録しておき、当該記録に基づいて、電波環境が良好な状態でかつ電波環境の変化が新しく発生した通信端末装置から優先して、前記センター装置から前記複数の通信端末装置に対する検針データの収集を行うものである。
この発明は、被検針量を計測するメ−タから検針デ−タを収集する複数の通信端末装置、及びこれら複数の通信端末装置から検針データを無線パケット網を介して収集管理するセンタ−装置を備えた無線通信方式の自動検針システムにおいて、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信とで、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムであって、前記センタ−装置が、前記複数の通信端末装置の各々から受信した受信電界強度情報、及び各通信端末装置毎に前記受信電界強度情報を基に決定した前記通信プロトコルからなる電界強度情報テーブルを作成し、前記電界強度情報テーブルに基づいて電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルを、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルより前記検針データの収集効率が良い通信プロトコルとし、前記電界強度情報テーブルに過去の電波環境状態も記録しておき、当該記録に基づいて、電波環境が良好な状態でかつ電波環境の変化が新しく発生した通信端末装置から優先して、前記センター装置から前記複数の通信端末装置に対する検針データの収集を行うので、効率的にデータ収集を行うことができる無線通信方式の自動検針システムを実現することができる効果がある。
この発明の基礎となる改良された参考例1.
以下、この発明の基礎となる改良された参考例1を、図1〜図7によって説明する。図1は無線通信方式の自動検針システムのシステム構成の一例を示すブロック図、図2は図1における各通信端末装置の機能構成を示すブロック図、図3は図2の通信端末装置における受信電界強度測定方法の一例を示すフローチャート、図4は図1において通信端末装置から受信電界強度情報をセンター装置へ送信するシーケンスの一例を示す図、図5は図
1における電界強度情報テ−ブル作成部で作成した電界強度情報テーブルの一例を示す図、図6は図1においてUDPを使用してセンター装置が通信端末装置からデータ収集を行うシーケンスの一例を示す図、図7は図1においてTCPを使用してセンター装置が通信端末装置からデータ収集を行うシーケンスの一例を示す図である。
この発明の基礎となる改良された参考例1は、例えばDopa(NTT DOCOMOの登録商
標)網のような無線パケット網を利用した無線通信方式の自動検針システムであり、センター装置から複数の通信端末装置に対してデータ収集を行う場合に、データ収集時間を多くすることなく、効率的にデータ収集を行うことができるものである。
以下、この発明の基礎となる改良された参考例1について具体的に説明する。
図1に示してあるように、無線通信方式の自動検針システムは、電界強度情報作成部11を有するセンター装置1と、LAN2と、ル−タ3と、前記Dopa網のような無線パケット網4と、複数の基地局5と、それぞれアンテナ67を有する複数の通信端末装置6と、電気,ガス,水道などの被検針量を計測する複数のメ−タ7とを備えている。
なお、図1の場合、後述の電界強度情報テ−ブルの事例との関係で、前記メ−タ7が5個の場合を例示し、各メ−タ7,7,7,7,7に一対一で付設されている前記通信端末装置6は、「通信端末装置A」,「通信端末装置B」,「通信端末装置C」,「通信端末装置D」,「通信端末装置E」と、図に表記してある。
前記センター装置1は、前記無線パケット網4に接続されている前記ルータ3に、前記LAN2を介して接続されている。
前記複数の通信端末装置6「通信端末装置A」,「通信端末装置B」,「通信端末装置C」,「通信端末装置D」,「通信端末装置E」は、前記無線パケット網4に接続されている。
前記センター装置1は、前記各通信端末装置6と、前記無線パケット網4の前記基地局5を経由して、検針データを収集管理するための送受信を行う。
前記各通信端末装置6は、各々に接続された対応する前記メータ7の計量データ(前記被検針量のデ−タ)を収集する。
前記通信端末装置6は、図2に示してあるように、受信電界処理部611を有する無線部61と、無線I/F(インタ−フェ−ス(Interface))部62と、PPP(ポイント
・ツ−・ポイント・プロトコル(Point-to-PointProtcol))処理部63と、IP(イン
タ−ネット・プロトコル(Internet Protcol))処理部64と、TCP処理部651及びUDP処理部652を有したトランスポ−ト層65と、後述の電波環境判別機能部として機能するアプリケーション処理部66と、前記基地局5(図1参照)との無線通信用のアンテナ67と、を備えている。
前記通信端末装置6では、前記アンテナ67及び前記無線部61を介して前記基地局5(図1参照)と回線接続が行われる。
前記無線部61は、前記無線I/F部62を介して、上位層の前記PPP処理部63と接続され、該PPP処理部63は前記IP処理部64と接続され、該IP処理部64は前記トランスポート層65に接続されている。更に上位層として前記トランスポート層17は前記アプリケーション処理部14に接続されている。
前記無線部61内の前記受信電界処理部611は、前記基地局5(図1参照)から送信される信号(一斉呼出チャネル(PCH)や個別セル用シグナリングチャネル(SCCH)等)
のタイミングで行われる間欠受信動作にて受信電界強度測定を行う。
前記受信電界処理部611と前記アプリケーション処理部66が接続されており、前記受信電界処理部611から受信電界強度測定値を前記アプリケーション処理部14へ転送することができる。
前記通信端末装置6から前記センター装置1(図1参照)へ発呼を行う場合、前記無線I/F部62と接続された前記アプリケーション処理部66から、前記無線I/F部62へ、発呼要求を転送することができる。
以下、この発明の基礎となる改良された参考例1における動作について説明する。
前記通信端末装置6は、無線電波環境を監視するため、図3に示すように、アイドル状態において受信電界強度測定時刻(例えば1回/1時間)になると(ステップST201、ST202)、前記アプリケーション処理部66は受信電界強度測定値を前記受信電界処理部611から収集し(ステップST203)、
その収集した受信電界強度測定値と予め設定してある閾値との比較を行う(ステップST204)。
ここで、前記閾値は通信端末装置6と基地局5が無線通信を行うために十分な受信電界強度値とする。
前記受信電界処理部611で測定された前記受信電界強度測定値が前記閾値未満で、前回測定の受信電界強度測定値が前記閾値以上であれば、前記受信電界処理部611における受信電界測定タイミングを短縮し(例えば1回/時間から1回/10秒に短縮し)、
一定期間(例えば60秒)において受信電界強度測定を複数回(N回)行い、
その測定値が閾値未満であれば、電波環境が悪化したと判断する(ステップST204〜ST207)。
その後、受信電界測定タイミングは通常に戻す(例えば1回/時間に測定)。
このように、受信電界強度測定値が前記閾値未満で前回の受信電界強度測定値が前記閾値以上のとき、直ちに、受信電界測定タイミングを短縮してN回の測定をする(ステップ
ST204、ST205)ので、ノイズなどによる瞬間的な電界強度の低下の場合を判別することができる。
また、受信電界強度測定値が前記閾値以上で前回の受信電界強度測定値が前記閾値未満であり、一定期間(同様に受信電界強度測定を複数回行う。)前記閾値以上であれば、電波環境が良好な状態となったと判断する(ステップST204、ST209〜ST211)。
電波環境が悪化した場合、受信電界強度情報のフラグをONとして登録し(ステップST208)、電波環境が良好な状態となった場合、受信電界強度情報のフラグをOFFとして
登録する(ステップST212)。そして、その情報を前記センター装置1(図1参照)へ通知する(ステップST213、ST214)。
図4に示すように、前記通信端末装置6において、前記アプリケーション処理部66は、前記無線部61から収集した前記受信電界強度測定値S10を、図3にて説明した前記電波環境判別処理S11の結果により、前記センター装置1(図1参照)へ通知する必要がある場合は、前記無線I/F部62に対して発呼要求S12を送信し、前記無線パケット網(前記Dopa網)4(図1参照)と回線接続S13を行い、前記PPP処理部63によりPPPコネクションS14を行う。前記アプリケーション処理部66から受信電界強度情報S15を前記トランスポート層65の前記UDP処理部652を使用して前記センター装置1(図1参照)へ送信する。
このように、前記通信端末装置6は、電波環境が変化した際、直ちに前記センター装置1(図1参照)へ通知するので、検針時に電波環境の変化を通知する場合に比べ、検針データ収集時間を短縮できるとともに、網への通信負荷の集中を平準化できる。
前記センター装置1(図1参照)への受信電界情報(フラグON又はOFF)を送信する際、前記TCP処理部651を使用してもよいが、受信電界情報はフラグ(ON又はOFF)情報の通信でありデータパケット量が少いため、通信エラー(通信に失敗しアプリケーションでのリトライが多くなる)の問題も少なく、前記UDP処理部652により送信することがパケット料金や通信効率の観点から好ましい。
図4に示すように、前記センター装置1においては、前記通信端末装置6から、前記ルータ3(図1参照)を経由して前記センター装置1のトランスポート層(UDP)15を介して受信した受信電界強度情報S15を基に、前記センター装置1のアプリケーション処理部16において各通信端末装置6に対応した電界強度情報テーブルS16を作成する。
前記センター装置1の前記電界強度情報テーブルS16は、例えば図5に示すように、前記各通信端末装置A〜Eにおける受信電界強度情報S15、及びその受信電界強度情報S15を基に決定した通信プロトコル(トランスポート層)のテーブルである。前記センター装置1の前記トランスポート層15は、電波環境が悪化した状態にあると判断した通信端末装置(受信電界強度情報がON)に対してTCPを採用し、また、電波環境が良好な状態と判断した通信端末装置(受信電界強度情報がOFF)に対してはUDPを採用する。前記センター装置1は、各々の通信端末装置6に対して通信端末装置6またはメータ7の保持データの収集を行う場合は、各々の通信端末装置6が選択決定したトランスポート層(TCP或はUDP)を選択使用する。
図6(前記通信端末装置6が2台の場合の例を図示している)に示すように、前記センター装置1は、電波環境が良好であると判断した通信端末装置に対しては、自己の前記アプリケーション処理部16から自己の前記トランスポート層15に対し、プロトコル設定要求S20を送信し、UDPを設定する。
次に回線接続要求S21により、前記無線パケット網(Dopa網)4と前記通信端末装置6との間の回線を接続S22し、PPPコネクションS23を行う。
その後、前記アプリケーション処理部16から前記通信端末装置6に対し、メータ宛要求電文S24を送信し、通信端末装置6では、その電文S24を受信すると、保持データ又は前記メータ7と通信を行い、取得したデータを前記センター装置1に対してメータ宛応答電S25として送信する。
ここで、前記メータ宛要求電文S24およびメータ応答電文S25は、最大500バイトとし、それ以上のサイズのデータは分割して送信する。
なお、前記回線及び前記PPPの切断は、前記無線パケット網(Dopa網)4の切断
タイマのタイムアウト(通常10分後)により行うものとする。
また、図7(通信端末装置が1台の場合の例を図示している)に示すように、前記センター装置1は、電波環境が悪化した状態にあると判断した通信端末装置6に対しては、自己のアプリケーション処理部16から自己のトランスポート層15に対し、プロトコル設定要求S30を送信し、TCPを設定する。
次に回線接続要求S31により、前記無線パケット網(Dopa網)4と前記通信端末装置6との間の回線を接続S32し、PPPコネクションS33を行う。
次いで、前記センター装置1は前記通信端末装置6とのTCPコネクションS34を行い、メータ宛要求電文を送信し、前記通信端末装置6は、保持データ又は前記メータ7から取得したデータを、メータ宛応答電文として送信する(S35〜S36)。
なお、回線、PPP、及びTCPの切断は、前記無線パケット網(Dopa網)4の切断タイマのタイムアウト(通常10分後)により行うものとする。
前記センタ装置1は、複数の通信端末装置6から受信した各受信電界強度情報により作成した前記電界強度情報テーブルに従い、前記通信端末装置6に対して回線接続、およびPPPコネクションを行い、上記説明したようにそれぞれ選択決定した通信プロトコル(トランスポート層)を使用してメータ宛要求電文送信に対するメータ宛応答電文を受信し、同様に順次、各複数の通信端末装置6からデータ収集を行う。
以上のように、前記通信端末装置6に、前記受信電界強度を測定する機能と、前記電波環境判別機能を設け、前記複数の通信端末装置6から前記センター装置1に送信される受信電界強度情報を基に前記センター装置1は検針等を行う目的で前記複数の通信端末装置6に対するデータ収集を行う際にそれぞれ電波環境に応じた通信プロトコル(トランスポート層)を選択決定し、そのトランスポート層は、電波環境が悪化した状態にある通信端末装置に対してのみTCPを使用し、送信データに対するACK信号による確認や再送制御にて確実にデータ送受信が行われ、通信の高信頼性を確保する。また、電波環境の良好な通信端末装置に対しては、通信信頼性は低いが伝送効率の良いUDPを使用し、効率的なデータ収集を行うことができる。
例えば、1台の前記センター装置1に対して、前記通信端末装置6および前記メータ7が設置された需要家を6千軒とした場合のシステムを考えると、月1回の頻度で前記センター装置1から前記メータ宛要求電文(500バイト以下とする)を送信し、各通信端末装置6を介して前記メータ7の保持データ(10kバイト以下とする)の収集を行うものとすると、前記TCPを使用した場合、1軒あたりの通信時間は約25秒程度となるが、前記UDPを使用した場合は、前記TCPコネクションと送信データに対するACK信号とが無いため、通信時間を約3秒短縮できる。6千軒のうち電波環境が悪化した状態にある通信端末装置6が20%存在したとすると、全ての通信端末装置6からデータ収集を行う場合の通信時間は約38時間必要となる。従来の一般的なデ−タ伝送のように自動検針においても全てTCPを使用した場合は、約42時間もかかり、従って、全需要家に対する1回の検針で、従来のように全てTCPを使用した場合に比べ、約4時間程度短縮できることになる。
また、通信コスト面から、前記無線パケット網(Dopa網)4と前記通信端末装置6との間の無線パケット数について検討すると、前記センター装置1から送信される前記メータ宛要求電文を1電文とし、前記通信端末装置6からの前記メータ宛応答電文を20電文とした場合、前記TCPを使用した場合では、無線パケットは前記UDPを使用した場合に比べて1軒あたりの通信端末装置においてTCPコネクションのために必要な3パケットと各電文に対するACK信号(1パケット)による21パケットが余分に送信される[(21+3)パケット×48バイト/パケット=1152バイト;1パケットあたりPPPとTCPで48バイト]。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1のように、電波環境の悪化した状態の前記通信端末装置6において受信電界強度情報(1パケット)が1軒あたり月に5回の頻度でセンター装置1に送信され[1パケット×(48+4)バイト×5回=260バイト
;1パケットあたりPPPとTCP(48バイト)と電波環境悪化を表すアプリケーション層(4バイト)で52バイト]、6千軒のうち電波環境が悪化した状態にある前記通信端末装置6が20%存在したとすると[(1152+260)バイト×6000軒×20%/128バイト=13238パケット]、6千軒すべての通信端末装置6に対して従来の一般的なデ−タ伝送のように自動検針においても全てTCPを使用した場合[1152バイト/軒×6000軒/128バイト=54000パケット]と比べると1月あたり40762[=54000−13238]パケット分が低減でき、システム全体の通信コストを抑えることができる。ここで[ ]内はバイト数およびパケット数の計算を示す。また、パケット数は1ヶ月間に使用した全バイト数を128バイトで除したもので計算した(NTTの料金計算方法による)。
この発明の基礎となる改良された参考例1を整理すると、前述のように、前記通信端末装置6に受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを設け、電波環境判別機能により前記各通信端末装置6から送信される受信電界強度情報を基に前記センター装置1は前記複数の通信端末装置6に対してデータ収集を行う際にそれぞれ電波環境状態に応じた通信プロトコル(トランスポート層)を決定するものであり、トランスポート層は、電波環境が悪化した状態にある通信端末装置に対してのみ送信データに対するACK信号の応答や再送制御により確実なデータ送受信が行われる通信信頼性の高いTCPを使用し、電波環境の良好な通信端末装置に対しては通信信頼性は低いが、伝送効率の良いUDPを使用し、従って総合的に効率的なデータ収集を行うものである。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を観点を変えて整理すると、前記通信端末装置6は、受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを備え、電波環境判別機能により電波環境の変化があった場合に前記センター装置1へ受信電界強度情報を送信し、前記センター装置1は、前記複数の通信端末装置6から送信される受信電界強度情報により電界強度情報テーブル(図6に例示)を作成し、その電界強度情報テーブルを基に前記各通信端末装置6に対して電波環境に応じた通信プロトコル(トランスポート層)を使用する無線通信方式の自動検針システムとしたため、効率的なデータ収集を行うことができ、また、送信するパケット数も低減することができるため、データ収集時間の短縮とシステム全体の通信コストを抑えることができるものである。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を観点を更に変えて整理すると、前記センター装置1と前記通信端末装置6との間で、パケット量に応じて課金される無線パケット網を介してデータ通信を行う無線通信方式の自動検針システムであって、前記通信端末装置6へ受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを設け、前記通信端末装置6はその電波環境判別機能により電波環境に変化があった場合に前記センター装置1へ受信電界強度情報を送信し、前記センター装置1は前記複数の通信端末装置から受信した受信電界強度情報により電界強度情報テーブル(図6に例示)を作成し、その電界強度情報テーブルをもとにそれぞれ電波環境に応じたセンター装置と複数の通信端末装置間の通信プロトコル(トランスポート層)を決定する機能を備えた無線通信方式の自動検針システムであると言える。
また、当該システムにおいて、前記通信プロトコル(トランスポート層)は、前記センター装置1において、前記通信端末装置6から送信される受信電界強度情報を基に電波環境の悪化した状態にある通信端末装置6とデータ通信を行うときはTCPを採用し、電波環境が良好な状態にある通信端末装置6に対してはUDPを採用する機能を備えているものであると言える。
また、当該システムにおいて、前記通信端末装置6は、電波環境が変化があった場合、直ちに受信電界強度信号を送信するものであると言える。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を観点を更に変えて整理すると、前記センター装置1とパケット量に応じて課金される無線パケット網を介して検針データを無線通信する通信端末装置6であって、該通信端末装置6は複数の通信プロトコル(トランスポート層)を有し、受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを備え、かつ、その電波環境判別機能により、電波環境に変化があった場合にセンター装置へ受信電界強度情報を送信し、前記センター装置1からの検針データ要求時に該センター装置の指定した通信プロトコル(トランスポート層)を用いて検針データを該センター装置へ送信するものであると言える。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を上位概念で整理すると、被検針量を計測する前記メ−タ7から検針デ−タを収集する前記複数の通信端末装置6、及びこれら複数の通信端末装置6から検針データを無線パケット網4を介して収集管理する前記センタ−装置1を備えた無線通信方式の自動検針システムであって、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信とで、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムであると言える。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を、観点を変えて上位概念で整理すると、被検針量を計測する前記メ−タ7から検針デ−タを収集する前記複数の通信端末装置6、及びこれら複数の通信端末装置6から検針データを無線パケット網4を介して収集管理する前記センタ−装置1を備えた無線通信方式の自動検針システムであって、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信の通信プロトコルを、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信の通信プロトコルより前記検針データの収集効率が良い通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムであると言える。
また、当該システムにおいて、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信の通信プロトコルをUDPとし、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信の通信プロトコルをTCPとするものであると言える。
また、当該システムにおいて、前記複数の通信端末装置6の各々の受信電界強度の情報から作成された電界強度情報テーブル(図6に例示)に基づく前記各通信端末装置の電波環境状態の良し悪しを判別するものであると言える。
また、この発明の基礎となる改良された参考例1を、更に観点を変えて上位概念で整理すると、被検針量を計測する前記メ−タ7から検針デ−タを収集し、当該収集した検針データを、前記検針データを収集管理する前記センタ−装置1と無線パケット網4を介して送信する無線通信方式の通信端末装置6であって、前記センタ−装置1から電波環境の状態に応じて選択指定された通信プロトコルを用いて前記検針デ−タの前記送信を行う無線通信方式の通信端末装置であると言える。
この発明の基礎となる改良された参考例2.
以下、この発明の基礎となる改良された参考例2を、電界強度情報テーブルの他の一例を示す図8により説明する。なお、この発明の基礎となる改良された参考例2におけるシステム構成および通信端末装置の機能構成は図示してないが、前述のこの発明の基礎となる改良された参考例1における図1のシステム構成および図2の通信端末装置の機能構成と同じでよい。
前述のこの発明の基礎となる改良された参考例1では、前記センター装置1(図1参照)は、前記複数の通信端末装置6(図1参照)から送信される受信電界強度情報をもとに作成した電界強度情報テーブルに従い、通信プロトコル(トランスポート層)を決定し、前記複数の通信端末装置6に対してデータ収集を行う順序は、登録順に行う場合を例示したが、この発明の基礎となる改良された参考例2は、データ収集開始時点における電界強度情報テーブルから複数の通信端末装置に対するデータ収集順序を決定し、更に効率的なデータ収集を行うことができるようにしたものである。
図8に示してあるように、前記データ収集開始時点における受信電界強度情報においてOFFの状態(電波環境が良好な状態)にある通信端末装置A,通信端末装置C,通信端末装置Eに対して、前記UDPを使用して優先的にデータ収集を行う。前記受信電界強度情報においてONの状態(電波環境が悪化した状態)にある通信端末装置B,通信端末装置Dに対しては、前記OFFの状態にある通信端末装置A,通信端末装置C,通信端末装置Eのデータ収集がすべて完了してから、データ収集を行うようにする。
例えば、前述のこの発明の基礎となる改良された参考例1では前記センター装置1から6千軒を対象とした通信端末装置6のデータ収集を行うために要する時間は約38時間であり、1日あたり夜間に4〜5時間でデータ収集を行うものとすると、約8日程度必要となる。前記センター装置1から電波環境が良好な状態にある各通信端末装置6に対するデータ収集が完了するまでに約6日かかるが、その期間に電波環境の悪化した状態にある通信端末装置6において良好な状態に変化したとすると、前記センター装置1と前記通信端末装置6との間の通信プロトコル(トランスポート層)をUDPとして使用する軒数が増えることになり、更にデータ収集時間の短縮と送信パケットの低減ができることになる。
この発明の基礎となる改良された参考例2を整理すると、前述のように、前記通信端末装置6に受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを設け、電波環境判別機能により前記各通信端末装置6から送信される受信電界強度情報を基に前記センター装置1は前記複数の通信端末装置6に対してデータ収集を行う際にそれぞれ電波環境状態に応じた通信プロトコル(トランスポート層)を決定するものであり、トランスポート層は、電波環境が悪化した状態にある通信端末装置に対してのみ送信データに対するACK信号の応答や再送制御により確実なデータ送受信が行われる通信信頼性の高いTCPを使用し、電波環境の良好な通信端末装置に対しては通信信頼性は低いが、伝送効率の良いUDPを使用した無線通信方式の自動検針システムにおいて、前記センター装置1から複数の通信端末装置6に対するデータ収集順序は、前記電界強度情報テーブル(図8に例示)により電波環境の良好な状態にある通信端末装置を優先するものであると言える。
この発明の基礎となる改良された参考例2を、上位概念で整理すると、前述のように、被検針量を計測する前記メ−タ7から検針デ−タを収集する前記複数の通信端末装置6、及びこれら複数の通信端末装置6から検針データを無線パケット網4を介して収集管理する前記センタ−装置1を備えた無線通信方式の自動検針システムであって、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信と
で、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムにおいて、前記センター装置から前記複数の通信端末装置に対するデータ収集の順序は、電波環境の良好な状態にある通信端末装置を、電波環境の悪化した状態にある通信端末装置より優先するものであると言える。
実施の形態
以下、この発明の実施の形態を、電界強度情報テーブルの一例を示す図9により説明する。なお、この発明の実施の形態におけるシステム構成および通信端末装置の機能構成は図示してないが、前述のこの発明の基礎となる改良された参考例1における図1のシステム構成および図2の通信端末装置の機能構成と同じでよい。
前述のこの基礎となる改良された参考例2では、前記センター装置1(図1参照)から前記各通信端末装置6(図1参照)に対するデータ収集順序は、データ収集開始の時点における電界強度情報テーブルの状態において決定する場合について例示したが、この発明の実施の形態は、前記センター装置1(図1参照)において前記各通信端末装置6(図1参照)から送信される受信電界強度情報と受信した日を同時に電界強度情報テーブルに記録しておき、過去の電波環境の変動状況も考慮し、前記センター装置1から前記各通信端末装置6へのデータ収集順序の決定を行うようにして、更に効率的なデータ収集を行うことができるようにしたものである。
図9に示してあるように、前記センター装置1は、前記各通信端末装置6からの受信電界強度情報と受信した日を記録した電界強度情報テーブルを作成し、前記センター装置1から前記各通信端末装置6へのデータ収集順序は、電波環境に変動がある場合に安定した電波環境で通信を行うため、受信電界強度情報が現在、OFFの状態(電波環境が良好の状態)にあるもの中から、最も新しくONからOFFの状態に変化(電波環境が悪い状態から良好な状態に変化)したものを優先的に行うようにする。また、同じ日にONからOFFの状態に変化(電波環境が悪い状態から良好な状態に変化)したものあった場合は、ONの状態が長く続いたものを優先とする。
例えば、電界強度情報テーブルが図9のような場合では、現在を1日とすると、現在、OFFの状態にある通信端末装置は通信端末装置A、B、C及びEであり、その中で最も新しくONからOFFの状態に変化したのは、通信端末装置Eであるため、データ収集順序は通信端末装置Eが1番目となる。次に新しくONからOFFに変化したものは、20日に変化した通信端末装置BとCであるが、ONの期間が長いものは20日間ONの状態が続いた通信端末装置Bであるから、送信端末装置Bを2番目とし、11日間ONの状態が続いた送信端末装置Cを3番目とする。続いて13日にONからOFFの状態に変化した通信端末装置Aを4番目とし、最後にONの状態である通信端末装置Dを5番目とする。
前述のようにこの発明の実施の形態においては、前記各通信端末装置6における電波環境の過去の変動状況に応じて前記センター装置1から前記各通信端末装置6に対するデータ収集順序を決定することにより、電波環境が変動する通信端末装置6においても安定した電波環境状態でデータ収集ができ、結果的に前記センター装置1と前記通信端末装置6との間の通信プロトコル(トランスポート層)にUDPを使用する通信端末装置6の軒数が増えることになり、更に効率的にデータ収集を行うことができるようになる。
この発明の実施の形態を整理すると、前述のように、前記通信端末装置6に受信電界強度の測定機能と電波環境判別機能とを設け、電波環境判別機能により前記各通信端末装置6から送信される受信電界強度情報を基に前記センター装置1は前記複数の通信端末装置6に対してデータ収集を行う際にそれぞれ電波環境状態に応じた通信プロトコル(トラ
ンスポート層)を決定するものであり、トランスポート層は、電波環境が悪化した状態にある通信端末装置に対してのみ送信データに対するACK信号の応答や再送制御により確実なデータ送受信が行われる通信信頼性の高いTCPを使用し、電波環境の良好な通信端末装置に対しては通信信頼性は低いが、伝送効率の良いUDPを使用した無線通信方式の自動検針システムにおいて、前記センター装置1からの前記通信端末装置6に対するデータ収集順序は、前記電界強度情報テーブル(図9に例示)に過去の電波環境状態を記録し、前記センター装置から前記通信端末装置に対してデータ収集を行う際に電波環境が良好な状態でかつ電波環境の変化が最も新しく発生した通信端末装置6を優先するものであると言える。
この発明の実施の形態を、上位概念で整理すると、前述のように、被検針量を計測する前記メ−タ7から検針デ−タを収集する前記複数の通信端末装置6、及びこれら複数の通信端末装置6から検針データを無線パケット網4を介して収集管理する前記センタ−装置1を備えた無線通信方式の自動検針システムであって、電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置6と前記センタ−装置1との間の無線通信とで、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムにおいて、前記電界強度情報テーブルに過去の電波環境状態も記録しておき、当該記録に基づいて、電波環境が良好な状態でかつ電波環境の変化が新しく発生した通信端末装置6から優先して、前記センター装置1から前記複数の通信端末装置6に対する検針データの収集を行うものであると言える。
また、当該システムにおいて、前記電波環境の変化があった場合、当該変化があった通信端末装置6が前記受信電界強度信号を送信し、当該送信された受信電界強度信号に基づいて前記電界強度情報テーブル(図9に例示)に、当該変化後の受信電界強度の情報を記録するものであると言える。
この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、無線通信方式の自動検針システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図1における各通信端末装置の機能構成を示すブロック図である。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図2の通信端末装置における受信電界強度測定方法の一例を示すフローチャートである。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図1において通信端末装置から受信電界強度情報をセンター装置へ送信するシーケンスの一例を示す図である。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図1における電界強度情報テ−ブル作成部で作成した電界強度情報テーブルの一例を示す図ある。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図1においてUDPを使用してセンター装置が通信端末装置からデータ収集を行うシーケンスの一例を示す図である。 この発明の基礎となる改良された参考例1を示す図で、図1においてTCPを使用してセンター装置が通信端末装置からデータ収集を行うシーケンスの一例を示す図である。 この発明の基礎となる改良された参考例2を示す図で、センター装置における電界強度情報テーブルの他の一例を示す図である。 この発明の実施の形態を示す図で、センター装置における電界強度情報テーブルの一例を示す図である。
1 センター装置、
15 トランスポート層、
16 アプリケーション処理部、
2 LAN、
3 ルータ、
4 無線パケット網(Dopa網)、
5 基地局、
6 通信端末装置、
7 メータ、
61 無線部、
611 受信電界処理部、
62 無線I/F処理部、
63 PPP処理部、
64 IP処理部、
65 トランスポート層、
651 TCP処理部、
652 UDP処理部、
66 アプリケーション処理部、
67 アンテナ。

Claims (2)

  1. 被検針量を計測するメ−タから検針デ−タを収集する複数の通信端末装置、及びこれら複数の通信端末装置から検針データを無線パケット網を介して収集管理するセンタ−装置を備えた無線通信方式の自動検針システムにおいて、
    電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信と、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信とで、異なる通信プロトコルとする無線通信方式の自動検針システムであって、
    前記センタ−装置が、
    前記複数の通信端末装置の各々から受信した受信電界強度情報、及び各通信端末装置毎に前記受信電界強度情報を基に決定した前記通信プロトコルからなる電界強度情報テーブルを作成し、
    前記電界強度情報テーブルに基づいて電波環境が良好な状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルを、前記電波環境の悪化した状態にある前記通信端末装置と前記センタ−装置との間の無線通信の通信プロトコルより前記検針データの収集効率が良い通信プロトコルとし、
    前記電界強度情報テーブルに過去の電波環境状態も記録しておき、当該記録に基づいて、電波環境が良好な状態でかつ電波環境の変化が新しく発生した通信端末装置から優先して、前記センター装置から前記複数の通信端末装置に対する検針データの収集を行うことを特徴とする無線通信方式の自動検針システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信方式の自動検針システムにおいて、前記電波環境の変化があった場合、当該変化があった通信端末装置が前記受信電界強度情報を送信し、当該送信された受信電界強度情報に基づいて前記電界強度情報テーブルに、当該変化後の受信電界強度の情報を記録することを特徴とする無線通信方式の自動検針システム。
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