JP7176262B2 - 経路制御装置,経路制御プログラム及び経路制御方法 - Google Patents

経路制御装置,経路制御プログラム及び経路制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、経路制御装置,経路制御プログラム及び経路制御方法に関する。
環境モニタリングや道路等のインフラ監視のために、屋外で構築される無線ネットワークが存在する。
このような無線ネットワークでは、通信機が固定位置に設置されていても、気象の変化や植生の変化、飛来物等の外乱によって通信機間の無線接続の状態が変動する場合がある。
国際公開第2010/016477号 特開2003-69620号公報
無線ネットワークにおいて無線機が広範囲に亘って設置されている場合には、通常は通信範囲にない通信機間において、外乱の影響によって通信品質が好転して、通信が可能になる可能性がある。しかしながら、通信品質が外乱の影響の発生前の状態に戻った際には、通信機間における通信は切断され、送信データの欠損が生じるおそれがある。
また、環境情報や履歴を活用して通信状態を常に予測しながら接続経路を選択する場合には、接続経路の選択のために常に演算が実施され、通信機における処理負荷が発生するおそれがある。更に、接続経路の選択のための演算の実施により、通信機の省電力化を行なうスリープモードへ遷移する契機が減少して消費電力が増加し、運用コストが増加するおそれがある。
1つの側面では、無線ネットワークにおける接続を安定化させることを目的とする。
経路制御装置は、気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御する経路制御装置であって、前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得する取得部と、前記取得部によって取得された気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である特定の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記特定の状態において接続が許可されている経路によって、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する制御部と、を備える。
1つの側面では、無線ネットワークにおける接続を安定化させることができる。
実施形態の一例における通信システムの構成の概要を示す図である。 図1に示した通信システムのシステム構成を模式的に示すブロック図である。 図2に示したサーバのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 図2に示した通信システムにおける接続状態の変化例を説明する図である。 図4に示した通信システムにおける各ノードの位置関係を説明する図である。 図4に示した通信システムにおける接続状態の変化例の詳細を説明する図である。 図4に示した通信システムにおける通信品質と到達データとの関係を例示するグラフである。 図4に示した通信システムにおける通信品質と降水量と気温との関係を例示するグラフである。 図4に示した通信システムにおける通信品質と土壌水分量と降水量との関係を例示するグラフである。 図4に示した通信システムにおける再グルーピング処理を例示する図である。 図2に示した通信システムにおけるノードの設置の際のネットワーク構築処理を説明するフローチャートである。 図2に示した通信システムにおける平静運用モードにおける処理を説明するフローチャートである。 図2に示した通信システムにおける外乱発生モードにおける処理を説明するフローチャートである。 図2に示した通信システムにおける外乱事後モードにおける処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して一実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
以下、図中において、同一の各符号は同様の部分を示しているので、その説明は省略する。
〔A〕実施形態の一例
〔A-1〕システム構成例
図1は、実施形態の一例における通信システム100の構成の概要を示す図である。
通信システム100は、集約機2(「ゲートウェイ2」と称されてもよい。)と複数(図示する例では、8つ)のノード3(「センサノード3」と称されてもよい。)とを備える。また、通信システム100は、集約機2及び複数のノード3に加えて、図2を用いて後述するサーバ1を備える。
以下、集約機2とノード3とを、まとめて「通信機」という場合がある。
各通信機は、近隣に設置された通信機と無線により通信可能に接続される。また、各通信機は、気象の変化や植生の変化、飛来物等の外乱が発生する可能性がある場所(例えば、屋外)に設置される。
図2は、図1に示した通信システム100のシステム構成を模式的に示すブロック図である。
通信システム100は、サーバ1(「経路制御装置」と称されてもよい。),集約機2,複数(図示する例では、6つ)のノード3(「ノード#1~#6」と称されてもよい。)を備える。
集約機2は、CPU21,LANカード22,I/Oアダプタ23,電源Ctrl24,IPルータ25,アンテナ26,RFモジュール27及びアンテナ28を備える。なお、CPUはCentral Processing Unitの略称であり、LANはLocal Area Networkの略称であり、I/OはInput/Outputの略称である。また、Ctrlはコントローラの略称であり、IPはInternet Protocolの略称である、RFはRadio Frequencyの略称である。
CPU21は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、コマンドやセンサデータ(「センシングデータ」と称されてもよい。)の送受信等の、種々の機能を実現する。
LANカード22は、集約機2をサーバ1と通信可能に接続するインタフェースである。
I/Oアダプタ23は、集約機2と各ノード3との間の入出力を制御する。
電源コントローラ24は、集約機2内の各ユニットに対する電源供給を制御する。
IPルータ25は、Transmission Control Protocol/Internet Protocol(TCP/IP)の規格を用いて、集約機2とネットワーク4との間の無線通信を中継する。
アンテナ26は、集約機2とネットワーク4との間において、無線信号の送受信を行なう。
RFモジュール27は、各ノード3の無線規格に応じて、集約機2と各ノード3との間における無線通信を中継する。
アンテナ28は、集約機2と各ノード3との間において、無線信号の送受信を行なう。
各ノード3は、CPU31,デジタルセンサ32,I/Oアダプタ33,RFモジュール34,アンテナ35,電源コントローラ(Ctrl)36,ソーラパネル37及びアナログセンサ38を備える。また、各ノード3は、不図示の記憶装置において、接続候補静的リスト301及び接続候補動的リスト302を保持する。
CPU31は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、センサデータの計測、及び、コマンドやセンサデータの送受信等の、種々の機能を実現する。
デジタルセンサ32は、デジタル方式により、ノード3の周囲の気温や降水量,土壌水分量等のセンサデータを取得する。
I/Oアダプタ33は、自ノード3と他ノード3との間、又は、自ノード3と集約機2との間における入出力を制御する。
RFモジュール34は、集約機2の無線規格に応じて、自ノード3と他ノード3との間、又は、自ノード3と集約機2との間における無線通信を中継する。また、RFモジュール34は、無線信号を増幅するためのアンプ(AMP)340を備える。
アンテナ35は、自ノード3と他ノード3との間、又は、自ノード3と集約機2との間において、無線信号の送受信を行なう。
電源コントローラ36は、ノード3内の各ユニットに対する電源供給を制御する。
ソーラパネル37は、ノード3内の各ユニットに対して供給されるための電力をソーラエネルギーにより取得する。
アナログセンサ38は、アナログ方式により、ノード3の周囲の気温や降水量,土壌水分量等のセンサデータを取得する。また、アナログセンサ38は、センシングした信号を増幅するためのアンプ(AMP)381を備える。
接続候補静的リスト301は、サーバ1によってグルーピングされた各ノード3に関する情報に基づき、各ノード3の接続候補となる他ノード3を示す静的なリストである。
接続候補動的リスト302は、外乱によって通信環境が変化した場合において、通信品質に応じて変化する各ノード3の接続候補となる他ノード3を示す動的なリストである。
各ノード3は、近隣に位置する他ノード3と直接に無線通信可能である。図2に示す例では、例えば、ノード#1は、ノード#2及び4と直接に無線通信可能である。
また、集約機2の近隣に位置する各ノード3は、集約機2と直接に無線通信可能である。図2に示す例では、ノード#1及び#2は、集約機2と直接に無線通信可能である。
集約機2の近隣に位置しない各ノード3は、1又は複数の他ノード3を介して、集約機2と無線通信可能である。図2に示す例では、例えば、ノード#3は、ノード#2を介して、集約機2と無線通信してよい。また、例えば、ノード#6は、ノード#2及び#5を介して、集約機2と無線通信してよい。
図2において、破線矢印はコマンド信号の送受信を示し、太実線矢印はセンサデータ信号の送受信を示す。集約機2は、ネットワーク4を介して、サーバ1からコマンド信号を受信する一方、サーバ1に対してセンサデータ信号を送信する。また、集約機2は、近隣に位置するノード3(図示する例では、ノード#1及び#2)に対してコマンド信号を送信する一方、近隣に位置するノード3(図示する例では、ノード#1及び#2)からセンサデータ信号を受信する。更に、各ノード3は、近隣に位置する他ノード3との間で、コマンド信号又はセンサデータ信号の送受信を行なう。
サーバ1は、各ノード3の間における接続経路を制御し、取得部111,抽出部112及び制御部113として機能する。また、サーバ1は、データベース140において、接続候補静的リスト301及びセンサデータを保持する。
取得部111は、複数のノード3の設置場所における気象状態を取得する。別言すれば、取得部111は、集約機2を介して各ノード3から取得されたセンサデータに基づき、各ノード3に対する外乱等の異常発生の前兆を検知する。
抽出部112は、取得部111によって取得されたセンサデータをデータベース140から抽出する。
制御部113は、抽出部112によって抽出されたセンサデータに基づき、各ノード3間における接続経路を制限するかを判定し、ネットワーク4及び集約機2を介して判定結果を各ノード3へ送信する。別言すれば、制御部113は、取得部111によって取得された気象状態に基づき、複数のノード3のそれぞれにおける接続候補先のノード3を制御する。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、各ノード3を平静運用モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、第1の状態において接続が許可されている経路によって、各ノード3についての接続候補先のノード3を制御する。
ここで、第1の状態において接続が許可されている経路は、接続候補静的リスト301によって定義される。
制御部113は、第1の状態において、複数のノード3間における或る経路について複数回測定された通信品質のうちの通信品質の最低値が閾値以上である場合に、当該経路を、第1の状態において接続が許可されている経路として決定する。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱が発生している第2の状態である場合に、各ノード3を外乱発生モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、各ノード3についての接続候補先のノード3を制御する。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱の発生後の所定の期間内である第3の状態である場合に、各ノード3を外乱事後モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、第3の状態において接続が許可されている経路によって、各ノード3についての接続候補先のノード3を制御する。
ここで、第3の状態において接続が許可されている経路は、接続候補静的リスト301によって定義される。
制御部113は、第3の状態において、複数のノード3間における或る経路について複数回測定された通信品質のうちの通信品質の最低値が閾値以上である場合に、当該経路を、第3の状態において接続が許可されている経路として決定する。
なお、サーバ1としての機能は、集約機2に組み入れられてもよい。
図3は、実施形態の一例におけるサーバ1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
サーバ1は、CPU11,メモリ12,表示制御部13,記憶装置14,入力Interface(I/F)15,読み書き処理部16及び通信I/F17を備える。
メモリ12は、例示的に、Read Only Memory(ROM)及びRandom Access Memory(RAM)を含む記憶装置である。メモリ12のROMには、Basic Input/Output System(BIOS)等のプログラムが書き込まれてよい。メモリ12のソフトウェアプログラムは、CPU11に適宜に読み込まれて実行されてよい。また、メモリ12のRAMは、一次記録メモリあるいはワーキングメモリとして利用されてよい。
表示制御部13は、表示装置130と接続され、表示装置130を制御する。表示装置130は、液晶ディスプレイやOrganic Light-Emitting Diode(OLED)ディスプレイ,Cathode Ray Tube(CRT),電子ペーパーディスプレイ等であり、オペレータ等に対する各種情報を表示する。表示装置130は、入力装置と組み合わされたものでもよく、例えば、タッチパネルでもよい。
記憶装置14は、例示的に、データを読み書き可能に記憶する装置であり、例えば、Hard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD),Storage Class Memory(SCM)が用いられてよい。記憶装置14は、図2に示したデータベース140を記憶する。
入力I/F15は、マウス151やキーボード152等の入力装置と接続され、マウス151やキーボード152等の入力装置を制御する。マウス151やキーボード152は、入力装置の一例であり、これらの入力装置を介して、オペレータが各種の入力操作を行なう。
読み書き処理部16は、記録媒体160が装着可能に構成される。読み書き処理部16は、記録媒体160が装着された状態において、記録媒体160に記録されている情報を読み取り可能に構成される。本例では、記録媒体160は、可搬性を有する。例えば、記録媒体160は、フレキシブルディスク、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、又は、半導体メモリ等である。
通信I/F17は、外部装置との通信を可能にするためのインタフェースである。通信I/F17は、図2に示したように、ネットワーク4を介して、集約機2と通信可能に接続する。
CPU11は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、メモリ12に格納されたOperating System(OS)やプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。すなわち、サーバ1のCPU11は、図2に示したように、取得部111,抽出部112及び制御部113として機能する。
なお、これらの取得部111,抽出部112及び制御部113としての機能を実現するためのプログラムは、例えば前述した記録媒体160に記録された形態で提供される。そして、コンピュータは読み書き処理部16を介してその記録媒体160からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。また、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供してもよい。
取得部111,抽出部112及び制御部113としての機能を実現する際には、内部記憶装置に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。このとき、記録媒体160に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行してもよい。なお、本実施形態において、内部記憶装置はメモリ12であり、マイクロプロセッサはCPU11である。
CPU11は、例示的に、サーバ1全体の動作を制御する。サーバ1全体の動作を制御するための装置は、CPU11に限定されず、例えば、MPUやDSP,ASIC,PLD,FPGAのいずれか1つであってもよい。また、サーバ1全体の動作を制御するための装置は、CPU,MPU,DSP,ASIC,PLD及びFPGAのうちの2種類以上の組み合わせであってもよい。なお、MPUはMicro Processing Unitの略称であり、DSPはDigital Signal Processorの略称であり、ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略称である。また、PLDはProgrammable Logic Deviceの略称であり、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略称である。
図4は、図2に示した通信システム100における接続状態の変化例を説明する図である。具体的には、図4の(1)は平静運用モードにおける接続状態を例示し、図4の(2)は外乱発生モードにおける接続状態を例示し、図4の(3)は外乱事後モードにおける接続状態を例示する。
図4の(1)において、降雨中でなく、湿潤環境でない平静状態で計測された通信品質により各ノード3のグルーピング(破線参照)が行なわれ、日周期変動等によってはパスリストの更新は行なわれない。また、隣接グループを超えた接続候補は選択されず、中継しないノード3は休眠状態に設定される。
図4の(1)において破線(グループ境界)で例示するように、ノード#1及び#2が同一グループに属し、ノード#3及び#4が同一グループに属し、ノード#5~#7が同一グループに属し、ノード#8及び#9が同一グループに属し、ノード#10~#13が同一グループに属する。
図4の(1)に示す例では、例えば、ノード#1は、同一グループに属するノード#2と、隣接する位置に存在する集約機2と、隣接グループに存在するノード#3及び#4と、直接に接続される。
図4の(2)において、降雨等の外乱発生の際には、図4の(1)に示したパスリストが破棄されて、全ての接続候補が選択可能に設定される。また、各ノード3からサーバ1へのセンサデータの収集タイミング毎に接続パスが形成し直され、全ノード3が中継可能状態に設定される。
図4の(2)に示す例では、例えば、ノード#1は、図4の(1)において接続可能だった集約機2及びノード#2~#4に加え、隣接グループに属さないノード#5~#7とも直接に接続される。
図4の(3)において、降雨後の1~2週間の湿潤状態では、グループ構成が変更されることで、通常時では直接に接続されなかったノード3についても、隣接グループに属するノード3として直接に接続可能に設定される。また、データを中継しないノードは、休眠状態に設定される。
図4の(3)において破線で例示するように、ノード#1~#4が同一グループに属し、ノード#5~#9が同一グループに属し、ノード#10~#13が同一グループに属する。
図4の(3)に示す例では、例えば、ノード#1は、同一グループに属するノード#2~#4と、隣接する位置に存在する集約機2と、隣接グループに存在するノード#5~#7と、直接に接続される。
ここで、図4の(3)に示す降雨後の状態において、降雨の検出や電波強度の低下が発生した場合には、パスリストは、図4の(2)に示した降雨中の状態に戻される。また、図4の(3)に示す降雨後の状態において、土壌水分量や湿度が平静化した場合には、パスリストは、図4の(1)に示した平静状態に戻される。
図5は、図4に示した通信システム100における各ノード3の位置関係を説明する図である。
集約機2及び各ノード3は、外乱の影響を受ける屋外に設置される。図5の破線(グループ境界)で示すように、ノード#1及び#2が同一グループに属し、ノード#3及び#4が同一グループに属し、ノード#5~#7が同一グループに属し、ノード#8及び#9が同一グループに属し、ノード#10~#13が同一グループに属する。また、集約機2は、ノード#1及び#2の近隣に位置する。
図6は、図4に示した通信システム100における接続状態の変化例の詳細を説明する図である。具体的には、図6の(1)は平静運用モードにおける接続状態を例示し、図6の(2)は外乱発生モードにおける接続状態を例示し、図6の(3)は外乱事後モードにおける接続状態を例示する。
図6の(1)において、平静状態におけるパスリストでは、例えば、集約機2からはノード#1及び#2と通信可能であり、ノード#1からはノード#3及び#4と通信可能であり、ノード#4からはノード#5~#7と通信可能である。
図6の(1)に示す状態において、降雨や飛来物との外乱により通信環境に変化が生じた場合には、一部のパスにおいての通信品質が劣化する。また、図6の(2)に示すように、一部のパスにおいての通信品質が向上して、ノード#1からノード#5~#7に接続可能になったり、ノード#7からノード#10及び#11に接続可能になったりする(太線参照)。
図6の(2)に示す状態において、最短経路のパスが選択されたり、通信品質が良好に転じていると判断されて新たなトポロジが構築されたりすることが想定される。
しかしながら、外乱発生状態から元の状態に戻ると、図6の(3)に示すように、図6の(1)において接続状態に無かった、ノード#1からノード#5~#7へのパスは不安定になり、ノード#7からノード#10及び#11へのパスも不安定になる(破線参照)。これにより、通信システム100における通信品質の低下が発生して、データ欠損等の通信エラーが誘発されるおそれがある。
図7の(1)は、図4に示した通信システム100における通信品質を例示するグラフである。図7の(2)は、図4に示した通信システム100における到達データの品質を例示するグラフである。
図7の(1)においては、図4に示したノード#7から観測される、周囲のノード3のLink Quality Indicator(LQI)が示されている。LQIは、およそ24時間毎の周期で、上昇と下降とが繰り返される。
図4等に示したように、ノード#7にとって、ノード#5及び#6は近傍に位置し、ノード#3,#4,#8,#9及び#12は隣接グループに位置し、ノード#1,#2,#10及び#11は隣接しないグループに位置する。
ここで、図6を用いて説明したように、通信品質の変化によって隣接しないグループに位置するノード#1,#2,#10及び#11のLQIが、接続可能となる閾値Lq0を超える場合がある(符号A1参照)。この場合には、ノード#7とノード#1,#2,#10及び#11とが接続される。
LQIが閾値Lq0を再び下回った場合には、図7の(2)に示すように、集約機2への到達データに欠損が生じる(符号A2参照)。
図8は、図4に示した通信システム100における通信品質と降水量と気温との関係を例示するグラフである。
外乱影響による通信品質の変化は、おもに天候の変化等の影響を受ける場合がある。
例えば、アンプ340(図2参照)のアナログ回路における温度ドリフトの影響により、気温が高いと、通信品質が低下する傾向がある(符号B1参照)。
また、例えば、大気中の水分による誘電率の変化の影響により、降雨時には、通信品質が大きく乱れる傾向がある(符号B2参照)。
更に、降雨後には、通信品質の乱れは小さいものの、通信品質の日周期的な変動幅が大きくなり、降雨後においてLQIが閾値Lq0を上回ることがある。
図7に示した例において、平静状態のLQIの最低値が、100以上(別言すれば、RSSI≒-50dBm以上)のノード3を同一グループとして定義し、15以上99以下(別言すれば、RSSI≒-80~-50dBm)のノード3を隣接グループとして定義する。また、接続許可の閾値をLq0=15(別言すれば、RSSI≒-80dBm)とした場合に、A,{1,2|3,4|5,6,7|8,9|10,11,12,13}というグループ分けが成立する。
この際に、グループ{1,2}から接続可能なノード3を示す接続候補静的リスト301は{3,4}に定義され、グループ{3,4}から接続可能なノード3を示す接続候補静的リスト301は{1,2}及び{5,6,7}に定義される。
ここで、グループ{1,2}からの通信品質が良好になった{5,6,7}のいずれかのノード3においてLQIが閾値Lq0を超えたとしても、接続候補静的リスト301における{3,4}で論理積をとることにより、{5,6,7}は接続候補から除外される。
また、最終的な接続パスが形成された後において、中継に関与しないノード3が存在する場合に、中継に関与しないノード3を非中継ノードと定義する。これにより、非中継ノードは自ノード3からのデータ送信に限って実施すればよいため、中継に必要な受信待機をしなくてもよく、消費電力を抑えることができる。
上述したように、降雨を検出する等した場合には、通信品質が大きく乱れる。この際に、その都度、状態予測を行ない、接続候補リストを変更すると、システム負荷が増加してしまう。そこで、本実施形態の一例においては、降雨等の外乱発生時においては、全てのノード3を中継可能状態に設定し、接続候補動的リスト302により、リアルタイムの通信品質情報に基づいて、都度、リンク構成を変更する。
図9は、図4に示した通信システム100における通信品質と土壌水分量と降水量との関係を例示するグラフである。
図9に示すように、日周期変動は、通常時では±2dBm程度(符号C1参照)であるのに対して、降雨後では±5dBm程度(符号C2参照)となる場合がある。このような場合には、降雨後の期間では、隣接しないグループにおけるノード3についても接続状態を維持可能であると考えられる。
しかしながら、このような隣接しないグループのノード3に接続可能な状態が継続するのは、図9に示すように、土壌水分量が一定値以上で、湿潤状態が観測されている期間に限られるため、各ノード3について、新たなグルーピングを実施する。
図10は、図4に示した通信システム100における再グルーピング処理を例示する図である。具体的には、図10の(1)は平静運用モードにおける再グルーピング前の接続パスを示し、図10の(2)は外乱事後モードにおける再グルーピング後の接続パスを示す。
図10において、太実線で示すパスは接続パスを示し、破線で示すパスは接続可能であるが選択されなかったパスを示し、曲線はグループ境界を示す。また、実線円は中継ノードを示し、破線円は非中継ノードを示す。
図10の(1)に示す平静運用モードにおいて、A,{1,2|3,4|5,6,7|8,9|10,11,12,13}というグループ分けが設定されている。また、ノード#1,#4,#6及び#8は、中継ノード3に設定されている。
図10の(2)に示す外乱事後モードにおいては、再グルーピングにより、A,{1,2|3,4,5,6,7|8,9,10,11,12,13}というグループ分けが設定されている。また、ノード#1及び#7は、中継ノード3に設定されている。
このように、再グルーピングが実施されることにより、集約機2から遠方に設置されているノード3から集約機2までのホップ数が減少する。また、非中継ノードの数が増加することにより、通信システム100における消費電力を低減できる。
〔A-2〕動作例
図2に示した通信システム100におけるノード3の設置の際のネットワーク構築処理を、図11に示すフローチャート(ステップS1~S8及びS11~S23)に従って説明する。図11の(1)には各ノード3におけるネットワーク構築処理(ステップS1~S8)を示し、図11の(2)にはサーバ1におけるネットワーク構築処理(S11~S23)を示す。
図11の(1)に示すように、ノード3は、現場へのセッティングが完了すると、サーバ1からのコマンドを待ち受ける(ステップS1)。
受信したコマンドがノード3の設置の際のネットワーク構築の開始を示すstartコマンドである場合には(ステップS1の“start”ルート参照)、ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS2)。
ノード3は、周辺ノード3との間のネットワークを構築する(ステップS3)。
ノード3は、周期動作を開始する(ステップS4)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS5)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質に関する情報をサーバ1へ送信する(ステップS6)。そして、処理はステップS1へ戻る。
ステップS1において、受信したコマンドがノード3の設置の際のネットワーク構築の停止を示すstopコマンドである場合には(ステップS1の“stop”ルート参照)、処理はステップS7へ移行する。すなわち、ノード3は、平静状態における接続候補静的リスト301を、各ノード3によって構成されるグループに関する情報(「群情報」と称されてもよい。)として、サーバ1から受信する。
ノード3は、受信した群情報に基づき、自ノード3において保持する接続候補静的リスト301を更新する(ステップS8)。そして、各ノード3におけるネットワーク構築処理が完了する。
図11の(2)に示すように、サーバ1の取得部111(図2参照)は、各ノード3の設置場所における気象情報141を取得する(ステップS11)。
取得部111は、気象情報141が晴天且つ降雨後2週間以内を示しているかを判定する(ステップS12)。
晴天又は降雨後2週間以内ではない場合には(ステップS12のNOルート参照)、処理はステップS11へ戻る。
一方、晴天且つ降雨後2週間以内である場合には(ステップS12のYESルート参照)、取得部111は、各ノード3に対して、ノード3の設置の際のネットワーク構築の開始を示すstartコマンドを発行する(ステップS13)。
取得部111は、各ノード3から、周辺ノード3との通信品質に関する情報(「データ」と称してもよい。)を受信して、データベース(DB)140に格納する(ステップS14)。
取得部111は、startコマンドの発行から24時間が経過したかを判定する(ステップS15)。
24時間経過していない場合には(ステップS15のNOルート参照)、処理はステップS11へ戻る。これにより、各ノード3から、同一パスについての通信品質を複数回取得できる。
一方、24時間経過した場合には(ステップS15のYESルート参照)、取得部111は、各ノード3に対して、ノード3の設置の際のネットワーク構築の停止を示すstopコマンドを発行する(ステップS16)。
抽出部112(図2参照)は、各ノード3のグルーピングを開始すべく、DB140を展開する(ステップS17)。
抽出部112は、展開したDB140から、各区間(別言すれば、「各パス」)おける最低の通信品質を抽出する(ステップS18)。
制御部113(図2参照)は、抽出した最低の通信品質と基準値とを比較する(ステップS19)。
最低の通信品質が-80dBm以上である場合には(ステップS19の“-80dBm以上”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を同一群に指定する(ステップS20)。
最低の通信品質が-90dBm以上且つ-80dBm未満である場合には(ステップS19の“-90~-80dBm”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を隣接群に指定する(ステップS21)。
最低の通信品質が-90dBm未満である場合には(ステップS19の“-90dBm未満”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を非隣接群に指定する(ステップS22)。
制御部113は、平静状態における接続候補静的リスト301を作成して、各ノード3へ送信する(ステップS23)。そして、サーバ1におけるネットワーク構築処理が完了する。
次に、図2に示した通信システム100における平静運用モードにおける処理を、図12に示すフローチャート(ステップS31~S39及びS41~S49)に従って説明する。図12の(1)には各ノード3における平静運用モードの処理(ステップS31~S39)を示し、図12の(2)にはサーバ1における平静運用モードの処理(S41~S49)を示す。
図12の(1)に示すように、ノード3は、サーバ1からのコマンドを待ち受ける(ステップS31)。
受信したコマンドが外乱発生モード又は外乱事後モードへの遷移を示すモード遷移コマンドである場合には(ステップS31の“モード遷移”参照)、ノード3は、外乱発生モード又は外乱事後モードへ遷移する(ステップS39)。そして、各ノード3における平静運用モードの処理は終了する。
一方、受信したコマンドが平静運用モードの開始を示すstartコマンドである場合には(ステップS31の“start”ルート参照)、ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS32)。そして、ノード3は、回収した通信品質に基づき、現在接続可能な周辺ノード3の一覧を、接続候補動的リスト302に登録する。
ノード3は、現在の接続候補動的リスト302と、保持している平静運用モードにおける接続候補静的リスト301との論理積をとる。そして、ノード3は、現在の接続候補動的リスト302から、平静運用モードにおける接続候補静的リスト301にないノード3への接続を抑止する(ステップS33)。
ノード3は、周辺ノード3との間におけるネットワークを構築する(ステップS34)。
ノード3は、子ノード3が存在しない場合には、自ノード3を非中継ノードに設定する(ステップS35)。すなわち、当該ノード3は、省電力モードに遷移する。ここで、子ノード3とは、或るノード3について、集約機2へ向かうパスとは反対側のパスに接続されているノード3である。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS36)。
ノード3は、センサデータを回収する(ステップS37)。
ノード3は、サーバ1に対して、回収したセンサデータ及び通信品質を送信する(ステップS38)。なお、データ送信の際には、通信品質の低下により、データ欠損が発生する可能性がある。そして、処理はステップS31へ戻る。
図12の(2)に示すように、サーバ1の取得部111(図2参照)は、各ノード3に対して、平静運用モードの開始を示すstartコマンドを発行する(ステップS41)。
取得部111は、ノード3の設置場所における気象情報141を取得する(ステップS42)。
取得部111は、各ノード3から、センサデータ及び通信品質を受信する(ステップS43)。
取得部111は、受信したセンサデータ及び通信品質をDB140に格納する(ステップS44)。
取得部111は、気象情報141に基づき、降雨が発生しているかを判定する(ステップS45)。
降雨が発生している場合には(ステップS45のYESルート参照)、取得部111は、各ノード3を外乱発生モードに遷移させるべく、各ノード3に対して、モード遷移コマンドを発行する(ステップS46)。そして、サーバ1における平静運用モードの処理は終了する。
一方、降雨が発生していない場合には(ステップS45のNOルート参照)、取得部111は、各ノード3から受信してDB140に格納したセンサデータにデータ欠損が発生しているかを判定する(ステップS47)。
データ欠損が発生している場合には(ステップS47のYESルート参照)、処理はステップS46へ移行する。
一方、データ欠損が発生していない場合には(ステップS47のNOルート参照)、取得部111は、気象情報141に基づき、気温,土壌水分量又は湿度が基準値よりも高いかを判定する(ステップS48)。
気温,土壌水分量又は湿度が基準値よりも高い場合には(ステップS48のYESルート参照)、取得部111は、各ノード3を外乱事後モードに遷移させるべく、各ノード3に対して、モード遷移コマンドを発行する(ステップS49)。そして、サーバ1における平静運用モードの処理は終了する。
一方、気温,土壌水分量及び湿度が基準値以下の場合には(ステップS48のNOルート参照)、処理はステップS41へ戻る。
次に、図2に示した通信システム100における外乱発生モードにおける処理を、図13に示すフローチャート(ステップS51~S58及びS61~S67)に従って説明する。図13の(1)には各ノード3における外乱発生モードの処理(ステップS51~S58)を示し、図13の(2)にはサーバ1における外乱発生モードの処理(S61~S67)を示す。
図13の(1)に示すように、ノード3は、サーバ1からのコマンドを待ち受ける(ステップS51)。
受信したコマンドが外乱事後モードへの遷移を示すモード遷移コマンドである場合には(ステップS51の“モード遷移”参照)、ノード3は、外乱事後モードへ遷移する(ステップS58)。そして、各ノード3における外乱発生モードの処理は終了する。
一方、受信したコマンドが外乱発生モードの開始を示すstartコマンドである場合には(ステップS51の“start”ルート参照)、全ノード3は、中継ノードとして機能するように、設定を変更する(ステップS52)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS53)。そして、ノード3は、回収した通信品質に基づき、接続可能なノード3の一覧を、接続候補動的リスト302に登録する。
ノード3は、接続候補動的リスト302に基づき、周辺ノード3との間のネットワークを再構築する(ステップS54)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS55)。
ノード3は、センサデータを回収する(ステップS56)。
ノード3は、サーバ1に対して、回収したセンサデータを送信する(ステップS57)。なお、データ送信の際には、通信品質の低下により、データ欠損が発生する可能性がある。そして、処理はステップS51へ戻る。
図13の(2)に示すように、サーバ1の取得部111(図2参照)は、各ノード3に対して、外乱発生モードの開始を示すstartコマンドを発行する(ステップS61)。
取得部111は、ノード3の設置場所における気象情報141を取得する(ステップS62)。
取得部111は、各ノード3から、センサデータを受信する(ステップS63)。
取得部111は、受信したセンサデータをDB140に格納する(ステップS64)。
取得部111は、気象情報141に基づき、降雨が発生しているかを判定する(ステップS65)。
降雨が発生している場合には(ステップS65のYESルート参照)、処理はステップS61へ戻る。
一方、降雨が発生していない場合には(ステップS65のNOルート参照)、取得部111は、各ノード3から受信してDB140に格納したセンサデータにデータ欠損が発生しているかを判定する(ステップS66)。
データ欠損が発生している場合には(ステップS66のYESルート参照)、処理はステップS61へ戻る。
一方、データ欠損が発生していない場合には(ステップS66のNOルート参照)、取得部111は、各ノード3を外乱事後モードに遷移させるべく、各ノード3に対して、モード遷移コマンドを発行する(ステップS67)。そして、サーバ1における外乱発生モードの処理は終了する。
次に、図2に示した通信システム100における外乱事後モードにおける処理を、図14に示すフローチャート(ステップS71~S78及びS81~S92)に従って説明する。図14の(1)には各ノード3における外乱事後モードの処理(ステップS71~S78)を示し、図14の(2)にはサーバ1における外乱事後モードの処理(S81~S92)を示す。
図14の(1)に示すように、ノード3は、サーバ1からのコマンドを待ち受ける(ステップS71)。
受信したコマンドが平静運用モード又は外乱発生モードへの遷移を示すモード遷移コマンドである場合には(ステップS71の“モード遷移”参照)、ノード3は、平静運用モード又は外乱発生モードへ遷移する(ステップS78)。そして、各ノード3における外乱事後モードの処理は終了する。
一方、受信したコマンドが外乱事後モードの開始を示すstartコマンドである場合には(ステップS71の“start”ルート参照)、ノード3は、平静状態における接続候補静的リスト301を群情報として、サーバ1から受信する(ステップS72)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS73)。そして、ノード3は、回収した通信品質に基づき、現在接続可能な周辺ノード3の一覧を、接続候補動的リスト302に登録する。
ノード3は、現在の接続候補動的リスト302と、保持している外乱事後モードにおける接続候補静的リスト301との論理積をとる。そして、ノード3は、現在の接続候補動的リスト302から、外乱事後モードにおける接続候補静的リスト301にないノード3への接続を抑止し、周辺ノード3との間におけるネットワークを構築する(ステップS74)。
ノード3は、周期動作を開始する(ステップS75)。
ノード3は、周辺ノード3の通信品質を回収する(ステップS76)。
ノード3は、サーバ1に対して、回収した通信品質及びセンサデータを送信する(ステップS77)。そして、処理はステップS71へ戻る。
図14の(2)に示すように、サーバ1の取得部111(図2参照)は、各ノード3の設置場所における気象情報141を取得する(ステップS81)。
取得部111は、気象情報141に基づき、気温,土壌水分量又は湿度が基準値よりも高いかを判定する(ステップS82)。
気温,土壌水分量又は湿度が基準値よりも高い場合には(ステップS82のYESルート参照)、取得部111は、各ノード3に対して、外乱事後モードの開始を示すstartコマンドを発行する(ステップS83)。
取得部111は、各ノード3から受信した通信品質及びセンサデータを受信して、DB140に格納する(ステップS84)。そして、処理はステップS81へ戻る。
ステップS82において、気温,土壌水分量及び湿度が基準値以下である場合には(ステップS82のNOルート参照)、取得部111は、startコマンドの発行から24時間が経過したかを判定する(ステップS85)。
24時間経過していない場合には(ステップS85のNOルート参照)、処理はステップS81へ戻る。これにより、各ノード3から、同一パスについての通信品質を複数回取得できる。
一方、24時間経過している場合には(ステップS85のYESルート参照)、抽出部112(図2参照)は、各ノード3のグルーピングを開始すべく、各ノード3間の通信品質を格納したDB140を展開する(ステップS86)。
抽出部112は、各ノード3間の各区間における最低の通信品質を抽出する(ステップS87)。
制御部113(図2参照)は、抽出した最低の通信品質と基準値とを比較する(ステップS88)。
最低の通信品質が-80dBm以上である場合には(ステップS88の“-80dBm以上”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を同一群に指定する(ステップS89)。
最低の通信品質が-90dBm以上且つ-80dBm未満である場合には(ステップS88の“-90~-80dBm”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を隣接群に指定する(ステップS90)。
最低の通信品質が-90dBm未満である場合には(ステップS88の“-90dBm未満”ルート参照)、制御部113は、当該区間を形成する2つのノード3を非隣接群に指定する(ステップS91)。
制御部113は、外乱事後モードにおける接続候補静的リスト301を作成して、各ノード3へ送信する(ステップS92)。そして、サーバ1における外乱事後モードの処理が完了する。
〔A-3〕効果
上述した実施形態の一例における通信システム100によれば、例えば、以下の作用効果を奏することができる。
取得部111は、複数のノード3の設置場所における気象状態を取得する。制御部113は、取得部111によって取得された気象状態に基づき、複数のノード3のそれぞれにおける接続候補先のノード3を制御する。
これにより、無線ネットワークにおける接続を安定化させることができる。具体的には、気象状況によって複数のノード3間における通信経路での通信品質が変化する場合においても、送信データが欠損する回数を減らせると共に、通信経路のホップ数を減らすことができる。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、各ノード3を平静運用モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、第1の状態において接続が許可されている経路によって、各ノード3についての接続候補先のノード3を制御する。
これにより、降水中でなく、湿潤環境でない場合の平静運用モードにおいて、通信品質を安定化させることができる。
制御部113は、第1の状態において、複数のノード3間における或る経路について複数回測定された通信品質のうちの通信品質の最低値が閾値以上である場合に、当該経路を、第1の状態において接続が許可されている経路として決定する。
これにより、平静運用モードにおける気象状態で通信品質が低下することがない経路に限って接続を許可することができる。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱が発生している第2の状態である場合に、各ノード3を外乱発生モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、各ノード3についての接続候補先のノード3を制御する。
これにより、降水中における外乱発生モードにおいて、外乱による通信品質の変化に追従して、接続経路を柔軟に変更できる。
制御部113は、気象状態が、複数のノード3に対する外乱の発生後の所定の期間内である第3の状態である場合に、各ノード3を外乱事後モードで動作させる。そして、制御部113は、各ノード3における通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、第3の状態において接続が許可されている経路によって、接続候補先のノード3を制御する。
これにより、降水後の湿潤環境である場合の外乱事後モードにおいて、通信品質を安定化させることができる。
制御部113は、第3の状態において、複数のノード3間における或る経路について複数回測定された通信品質のうちの通信品質の最低値が閾値以上である場合に、当該経路を、第3の状態において接続が許可されている経路として決定する。
これにより、外乱事後モードにおいて、集約機2から遠方に設置されているノード3から集約機2までのホップ数が減少する。また、非中継ノードの数が増加することにより、通信システム100における消費電力を低減できる。
〔B〕その他
開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
〔C〕付記
以上の実施形態及び変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御する経路制御装置であって、
前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された気象状態に基づき、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する制御部と、
を備える、経路制御装置。
(付記2)
前記制御部は、前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第1の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記1に記載の経路制御装置。
(付記3)
前記制御部は、前記第1の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第1の状態において接続が許可されている経路として決定する、
付記2に記載の経路制御装置。
(付記4)
前記制御部は、前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生している第2の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記1~3のいずれか1項に記載の経路制御装置。
(付記5)
前記制御部は、前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である第3の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第3の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記1~4のいずれか1項に記載の経路制御装置。
(付記6)
前記制御部は、前記第3の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第3の状態において接続が許可されている経路として決定する、
付記5に記載の経路制御装置。
(付記7)
気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御するコンピュータに、
前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得し、
前記取得された気象状態に基づき、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する、
処理を実行させる、経路制御プログラム。
(付記8)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第1の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記7に記載の経路制御プログラム。
(付記9)
前記第1の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第1の状態において接続が許可されている経路として決定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記8に記載の経路制御プログラム。
(付記10)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生している第2の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記7~9のいずれか1項に記載の経路制御プログラム。
(付記11)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である第3の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第3の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記7~10のいずれか1項に記載の経路制御プログラム。
(付記12)
前記第3の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第3の状態において接続が許可されている経路として決定する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記11に記載の経路制御プログラム。
(付記13)
気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御する経路制御方法であって、
前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得し、
前記取得された気象状態に基づき、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する、
経路制御方法。
(付記14)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第1の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記13に記載の経路制御方法。
(付記15)
前記第1の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第1の状態において接続が許可されている経路として決定する、
付記14に記載の経路制御方法。
(付記16)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生している第2の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記13~15のいずれか1項に記載の経路制御方法。
(付記17)
前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である第3の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第3の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
付記13~16のいずれか1項に記載の経路制御方法。
(付記18)
前記第3の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第3の状態において接続が許可されている経路として決定する、
付記17に記載の経路制御方法。
100 :通信システム
1 :サーバ
11,21,31:CPU
111 :取得部
112 :抽出部
113 :制御部
12 :メモリ
13 :表示制御部
130 :表示装置
14 :記憶装置
140 :データベース
141 :気象情報
15 :入力I/F
151 :マウス
152 :キーボード
16 :読み書き処理部
160 :記録媒体
17 :通信I/F
2 :集約機
22 :LANカード
23,33 :I/Oアダプタ
24,36 :電源コントローラ
25 :IPルータ
26,28,35:アンテナ
27,34 :RFモジュール
3 :ノード
301 :接続候補静的リスト
302 :接続候補動的リスト
32 :デジタルセンサ
340,381:アンプ
37 :ソーラパネル
38 :アナログセンサ
4 :ネットワーク

Claims (7)

  1. 気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御する経路制御装置であって、
    前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である特定の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記特定の状態において接続が許可されている経路によって、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する制御部と、
    を備える、経路制御装置。
  2. 前記制御部は、前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生していない第1の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記第1の状態において接続が許可されている経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
    請求項1に記載の経路制御装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記第1の状態において接続が許可されている経路として決定する、
    請求項2に記載の経路制御装置。
  4. 前記制御部は、前記気象状態が、前記複数のノードに対する外乱が発生している第2の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路によって、前記接続候補先のノードを制御する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の経路制御装置
  5. 前記制御部は、前記特定の状態において、前記複数のノード間の複数の経路のうちの第1の経路について複数回測定された通信品質のうち、前記第1の経路についての通信品質の最低値が閾値以上である場合に、前記第1の経路を、前記特定の状態において接続が許可されている経路として決定する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の経路制御装置。
  6. 気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御するコンピュータに、
    前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得し、
    前記取得された気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である特定の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記特定の状態において接続が許可されている経路によって、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する、
    処理を実行させる、経路制御プログラム。
  7. 気象状態によって通信品質が変化する複数のノード間における通信経路を制御する経路制御方法であって、
    前記複数のノードの設置場所における気象状態を取得し、
    前記取得された気象状態が、前記複数のノードに対する外乱の発生後の所定の期間内である特定の状態である場合に、通信品質の測定によって接続が可能であると判定された経路であり、且つ、前記特定の状態において接続が許可されている経路によって、前記複数のノードのそれぞれにおける接続候補先のノードを制御する、
    経路制御方法。
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