JP4448625B2 - 誘導装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可聴音によって人を誘導する誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
駅や建物の中において視覚障害者を誘導するために様々な方法が採られている。例えば床に点字ブロックを設けたり、可聴音による案内を行ったりされている。音声による案内の方法としては、特定の場所に案内音を鳴らすものがある。例えば、トイレや階段などがあることを示すために、これらの付近にチャイム音を一定間隔で継続して、鳴らすものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この方法では、例えば一定間隔でチャイム音を継続して鳴らしているので、チャイム音を必要とする視覚障害者が、その場所にいないときにもチャイム音を鳴らすので、周辺への騒音問題を生じる。また、チャイム音を鳴らすためには、階段やトイレ等の設置場所に、個別の装置であるスピーカ、増幅器、音源機器を、それぞれ設置する必要があり、その設置作業やメンテナンスが面倒であった。
【0004】
本発明は、周囲環境に応じて適切に可聴音を発生することができる誘導装置を提供することを目的とする。また、本発明は、設置やメンテナンスが容易な誘導装置を提供することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による誘導装置は、時間帯によって通行量の変わる場所で通行人を誘導するための装置であって、音源を有している。この音源は、異なる誘導用可聴音信号のうち選択された選択可聴音信号を出力可能である。この音源から出力された可聴音信号を増幅する増幅手段と、この増幅手段からの出力信号が供給されるスピーカとが、設けられている。予め設定された時間が経過するごとに経過信号を出力するタイマと、予め設定された領域で物体を検出したとき、物体検知信号を生成するセンサも、設けられている。前記タイマから前記経過信号と、前記センサから前記物体検知信号とが、制御手段に入力される。制御手段は、前記経過信号または前記物体検知信号のうち予め選択されたものが入力されたとき、選択可聴音信号を前記音源に出力させる。前記誘導用可聴音信号は、アナウンス音信号と、音サイン信号とであり、前記制御手段は、時間帯に応じて、前記アナウンス音信号と前記音サイン信号とを選択的に、所定時間間隔で前記音源に出力させ、通行量が多くなると予想される第1の時間帯で前記経過信号が予め選択されている間、前記経過信号に基づいて、前記所定時間間隔として第1所定時間間隔を使用して、前記音源に前記アナウンス信号を出力させ、通行量が少なくなると予想される第2の時間帯で前記経過信号が予め選択されている間、前記経過信号に基づいて、前記所定時間間隔として前記第1所定時間間隔よりも短い第2所定時間間隔を使用して、前記音源に前記音サイン信号を出力させる。
【0006】
第1の時間帯の後に、第2の時間帯を設定することもできるし、逆に第2の時間帯の後に、第1の時間帯を設定することもできる。また、第1及び第2の時間帯は、いずれも複数設けることができ、複数の第1及び第2の時間帯の組合せのパターンは任意である。例えば1つの第2の時間帯の後に、1つの第1の時間帯を、続いて別の第1の時間帯、これの後に更に別の第2の時間帯をそれぞれ配置することや、1つの第1の時間帯の後に、1つの第2の時間帯を、続いて別の第2の時間帯を、これに後に更に別の第1の時間帯を配置することもできる。
【0007】
前記センサが前記物体検知信号を発生するごとに、それを発生した時刻と共に記憶し、集計して、当該集計結果に基づいて前記音サイン信号の運用パターンを前記制御手段が決定することもできる。
【0008】
アナウンス音信号は、前記誘導装置の設置場所に応じて、当該設置場所を示す音声信号とすることができる。
【0012】
前記センサは、点字ブロック上を通過する通行人を検出する位置に配置することもできる。また、前記誘導装置は、駅に設置されており、前記制御手段は、始発時刻から終電時刻間際までは、時間帯に応じて前記アナウンス音信号と前記音サイン信号とを選択的に前記音源から出力し、前記終電時刻間際には、前記音サイン信号と異なる終電時刻間際であることを示す音サイン信号を前記音源から出力することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態の誘導装置は、例えば駅の構内において使用されるもので、図1に示すように、1つの筐体2を有している。この筐体2内に、音源4が配置されている。この音源4は、音源メモリ4aを有している。これには、複数の可聴音信号、例えば互いに異なる複数のチャイム音等の音サイン信号及び、互いに異なる複数のアナウンス音信号を発生させるための複数のデジタル可聴音データが記憶されている。音サイン信号としては、例えばトイレ、エレベータ、階段及び出入口といった駅に備えられている設備をそれぞれ異なるチャイムで表すものが使用される。また、アナウンス信号としては、例えば上述した駅に備えられている複数の設備にまもなく接近する旨の音声信号である。これらデジタル可聴音データのうち選択されたものが、音源4の音声合成LSI4bによってアナログの選択可聴音信号(音サイン信号またはアナウンス信号)に変換され、出力される。
【0014】
この選択可聴音信号は、筐体2内に設けられているレベル調整手段、例えば電子ボリューム6を介して筐体2内に設けられている増幅手段、例えば低周波増幅器8に供給される。この低周波増幅器8の出力信号は、筐体2内に設けられているスピーカ10に供給され、放音される。スピーカ10としては、例えば高域用及び低域用の2ウエイスピーカを使用することができる。電子ボリューム6は、例えば大、中、小の3段階に音量を制御することができる。
【0015】
筐体2内には、制御手段、例えばマイクロプロセッサユニット12も設けられている。このマイクロプロセッサユニット12は、内蔵するEEPROM12aに記憶されているプログラムに従って、音源4及び電子ボリューム6を制御する。例えば、音源4が発生する選択可聴音信号の選択及びスピーカ10から放音される音量の制御がマイクロプロセッサユニット12によって行われている。
【0016】
筐体2内にはクロック回路14も設けられている。このクロック回路14からのクロック信号は、マイクロプロセッサ12に供給されている。マイクロプロセッサ12は、このクロック信号を利用して、時刻の計時を行っている。さらにマイクロプロセッサ12は、クロック信号に基づいて、予め設定された時間が経過するごとに経過信号を発生したり、計時している時刻が予め設定された時刻になると設定時刻経過信号を発生するタイマとしても機能する。このタイマからの経過信号や設定時刻経過信号に基づいても、マイクロプロセッサユニット12は、後述するように、音源4を制御する。
【0017】
さらに、筐体2の外部にはセンサ部16が設けられている。このセンサ部16には、センサ、例えば焦電センサ18が設けられている。この焦電センサ18は、予め定めた監視領域内に人体等の物体が存在しているとき、物体検知信号を発生する。この物体検知信号は、マイクロプロセッサユニット12に供給され、マイクロプロセッサ12は、この物体検知信号に基づいても音源4を制御可能である。
【0018】
センサ部16には、さらにこの誘導装置を遠隔制御するための遠隔制御送信機20から送信される遠隔制御光信号を受光する受光部22が設けられ、この受光部22からの受光信号がマイクロプロセッサユニット12に供給され、この受光信号に基づいてマイクロプロセッサ12が制御を行う。
【0019】
さらに、センサ部16には、LED等の発光素子を備えた表示部24が設けられており、マイクロプロセッサユニット12から点灯信号を受けて、この誘導装置の動作状況を表示している。なお、センサ部16は、筐体2と一体に形成することもできる。
【0020】
筐体2内には、電源26も設けられている。この電源26は、筐体2の外部に設けられた商用交流電源(図示せず)にコンセント28を接続することによって、動作し、商用交流電源から直流電圧を生成し、音源4、電子ボリューム6、低周波増幅器8、マイクロプロセッサユニット12、クロック回路14にこれら直流電圧を供給する。更に、図示していないが、電源26からセンサ部16の焦電センサ18、受光部22及び表示部24にも直流電圧が供給されている。なお、このような誘導装置を設置場所の近辺には、避難誘導灯などが既に設置されていることが多く、避難誘導灯用に商用交流電源が既に布設されていることが多いので、新たに商用交流電源を布設する必要性は非常に少ない。
【0021】
例えば音源4、低周波増幅器8、マイクロプロセッサ12等が個別の筐体内に収容され、各筐体内に電源が設けられている場合、各電源を商用交流電源に接続しなければならず、その作業が面倒である。しかし、この実施の形態では、筐体2内に、音源4、低周波増幅器8、マイクロプロセッサ12等が収容され、これらに共通の電源26から動作電源が供給されているので、この電源26を商用交流電源に接続するだけで、全ての機器に動作電源を供給することができ、設置作業が容易である。
【0022】
なお、遠隔送信機20は、この電源26のオン、オフ、電子ボリューム6での音量、マイクロプロセッサユニット12によって計時している時刻の補正、この誘導装置の試験動作の開始の制御を指示する。このように遠隔制御送信機20による制御とし、制御を行わないとき、遠隔制御送信機20を誘導装置から離れた場所、例えば管理室に保管しておけば、悪戯によって設定が変更されることを防止できる。
【0023】
この誘導装置の筐体2は、例えば駅の構内の所定場所、例えば階段、トイレ、エレベータ、出入口等の付近に設置されている。センサ部16も、筐体2の近辺に配置され、焦電センサ18が階段、トイレ、エレベータ、出入口等に向かってくる通行者を検知できるように配置されている。
【0024】
そして、音源4がその設置場所に応じて音サインまたはアナウンス、例えば階段用の音サインまたはアナウンス音を発生するようにマイクロプロセッサ12に対して設定が行われる。
【0025】
さらに、焦電センサ18が通行者を検知したとき、上記の音サインまたはアナウンス音を発生するようにセンサモードに設定を行う。これによって、階段に向かう通行者があるときには、階段用の音サインまたはアナウンスが放音される。この通行者が視覚障害者である場合には、まもなく階段、トイレ、エレベータ、出入口等があることを知ることができる。
【0026】
なお、音サインとアナウンス音とを比較した場合、周辺への騒音を考慮すると、音サインの方が望ましい。音サインの場合、慣れない環境では、音サインが何を表しているか視覚障害者に判らない可能性がある。しかし、視覚障害者が定期的に利用する駅では、事前に周辺地域の視覚障害者にいずれの音サインが何を表すか周知徹底することによって、視覚障害者も音サインの意味を学習することが可能であるので、音サインもアナウンス音と同様な効果を奏する。
【0027】
このように、センサモードでは、通行者が通行したときのみ、音サインやアナウンス音が発生し、継続して音サインまたはアナウンス音が放音されないので、駅周辺への騒音問題を生じない。
【0028】
或いは、マイクロプロセッサ12によるタイマに予め定めた時間ごとに経過信号を発生し、この経過信号の発生に応じて、予め選択した音サインまたはアナウンス音を発生するタイマモードに設定を行う。これによって、比較的多くの通行者があるような場合には、音サインまたはアナウンス音を一定時間間隔ごとに繰り返し発生することによって、視覚障害者にも確実に音サインまたはアナウンス音を伝達できる。
【0029】
従って、この誘導装置によれば、状況に応じて、タイマモード及びセンサもーどのいずれかによって、誘導を行うことができる。
【0030】
なお、駅においては通行者の通行量は時間帯によって変化することがある。このような場合、時間帯に応じてセンサモードと、タイマモードとを、使い分けることができる。
【0031】
例えば、図2は、この誘導装置において行われる時間帯によるモードの切換を示したもので、同時に音量及び選択可聴音の制御も行われている。
【0032】
通行量が少ない始発から7時20分までの時間帯では、焦電センサ18が通行者を検出するごとに予め定めた音サイン1を音量「小」で発音させる。音サイン1は、視覚障害者に対して、この誘導装置が設置されている場所の近辺にどのような設備があるかを表した、例えばチャイム音である。音量「小」とするのは、通行者が少なく、視覚障害者が歩行していても、その周囲騒音も少ないので、音量「小」でも視覚障害者に音サイン1が充分に聞き取れ、また駅の周辺に対して騒音となることを抑えるためである。
【0033】
通行者がかなり多くなると予想される朝の通勤時間帯である7時20分から9時までの時間帯には、タイマによって120秒が計時されるごとに、アナウンス1を音量「大」で発音させる。アナウンス音1は、視覚障害者に対して、この誘導装置が設置されている場所の近辺にどのような設備があるかを表した、アナウンス音である。通行量が多い場合、センサモードでは、常に通行者を検出するので、継続してアナウンス音1が放音され、駅周辺に対して騒音となる可能性がある。そこで、タイマモードによって、一定時間ごとにアナウンス音1を放音している。但し、通行量が多いので、視覚障害者がいる場合、その周囲の騒音も多く、視覚障害者に聞き取りにくいと思われるので、音量「大」としている。しかも、アナウンス音の方が直接的にどのような設備があるのか視覚障害者に理解されるので、アナウンス音を使用している。但し、頻繁にアナウンス音を放音すると、駅の周辺に対して騒音となるので、放音の間隔が長くなるように、120秒間隔ごとにアナウンスしている。
【0034】
通行者が朝の通勤時間帯よりは少ないが、始発時よりも多いと思われる9時から17時までの時間帯には、タイマによって60秒が計時されるごとに、音サイン1を音量「中」で発音させる。通行量が朝の通勤時間帯よりも少ないので、視覚障害者が歩行していても、その周囲の騒音は通勤時間帯より少ないと考えられる。よって、音量「中」でも視覚障害者が充分に聞き取れると考えられる。但し、音量「中」であり、かつアナウンス音ではなく音サイン1であるので、駅周辺に対して騒音となりにくいと考えられるので、放音の間隔は、朝の通勤時間帯よりも短くしてある。
【0035】
17時から19時30分の夜の通勤時間帯には、朝の通勤時間帯と同様に、タイマによって120秒が計時されるごとに、音サイン1を音量「大」で発音させる。但し、朝の通勤時間帯にはアナウンス音1としたが、これに代えて音サイン1を使用している。これは、朝の通勤時間帯よりも通行量が少ないと考えられるので、駅周辺に対して騒音となることを考慮してあるからである。
【0036】
夜の通勤時間帯よりも通行量が減る19時30分から22時の時間帯までは、タイマによって60秒が計時されるごとに、音サイン1を音量「中」で発音させる。通行量が減っているので、視覚障害者が歩行していても、その周囲の騒音が少なく、音量「中」でも視覚障害者が音サイン1を聞き取れると考えられる。但し、音量「中」であるので、視覚障害者が確実に聞き取れるように、発音間隔を夜の通勤時間帯よりも短くしてある。
【0037】
通行量が非常に少なくなる22時から終電までの時間帯には、再び焦電センサ18が通行者を検知したときのみ、音量「小」で音サイン1を発音させる。通行量が非常に少なく、視覚障害者が歩行していても、その周囲騒音が少ないと考えられるので、視覚障害者が通行したときのみに、音量「小」で放音しても、視覚障害者が充分に聞き取れると考えられる。
【0038】
終電から始発までの時間帯には通行者は零であるので、この誘導装置を停止させる。
【0039】
このように時間帯によってセンサモードとタイマモードとに切り換えるために、マイクロプロセッサユニット12は、計時されている時刻が、予め設定されている始発時刻、7時20分、9時、17時、19時30分、22時、終電時刻、即ち時間帯の境界時刻になるたびに、設定時刻経過信号を発生し、これに基づいて、制御を切り換えている。
【0040】
また、例えば朝の通勤時間帯にアナウンス音1を使用し、残りの時間帯には音サイン1を使用して、時間帯に応じて使用する選択可聴音信号を異ならせている。なお、朝の通勤時間帯以外の時間帯には、音サイン1を使用したが、例えば、終電間際には、まもなく終電であることを表す音サインを一定の時間間隔ごとにタイマモードで放音することもできる。即ち、異なる時間帯に、異なる音サインを使用することもできる。
【0041】
上記の実施の形態では、センサとして焦電センサ18を使用したが、これに限ったものではなく、例えば発光素子と受光素子とからなり、発光素子からの光線が通行者等の物体によって遮断されたときに物体検知信号を発生する光電センサを使用することもできる。また、焦電センサ18は筐体2内またはその近傍に設けたが、例えば視覚障害者が利用する点字ブロック上を通行者があるか検出するようにセンサを設ければ、視覚障害者に向けた更に精度の高い検知が可能となる。なお、音源メモリ4aには、音サインやアナウンス音のデータを予め記憶させたが、これらは外部から書き換えも可能であり、マイクロプロセッサ12をネットワークに接続すれば、遠隔地からこれらデータを書き換えることも可能であり、メンテナンス性を高めることができる。
【0042】
また、焦電センサ18が物体検知信号を発生するごとに、その発生時刻と共に記憶し、それを集計することによって時間帯による通過人数を知ることができる。これに基づいて音サインの運用パターンをマイクロプロセッサユニット12が決定するようにすれば、常に通行者の通行量に応じた運用が可能となり、騒音の問題を解決できる。
【0043】
上記の実施の形態では、駅に誘導装置を設置した場合について説明したが、例えばビルディング等に設置することもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の誘導装置によれば、この誘導装置の設置場所の通行者の通行量等に応じてタイマによる制御または通行者の検出による制御のうちいずれかによって、適切に可聴音を発生することができる。また、本発明による誘導装置では、この誘導装置を構成する大部分の装置が1つの筐体内に収容されているので、設置作業やメンテナンスが容易に行え、更に筐体内に誘導装置を構成する全ての装置用の電源部が設けられているので、それぞれの機器を個別に商用交流電源に接続する必要がなく、設置作業が容易になる。また、本発明による誘導装置では、タイマによる制御とセンサによる制御とを、時間帯に応じて選択的に行うことができるので、この誘導装置を設置した場所での通行者の通行量の変化に応じて適切な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の誘導装置のブロック図である。
【図2】図1の誘導装置の再生タイミングを示す図である。
【符号の説明】
2 筐体
4 音源
8 増幅器(増幅手段)
10 スピーカ
12 マイクロプロセッサユニット(制御手段、タイマ)
18 焦電センサ(センサ)

Claims (5)

  1. 時間帯によって通行量の変わる場所で通行人を誘導するための装置であって、
    異なる誘導用可聴音信号のうち選択された選択可聴音信号を出力可能な音源と、
    この音源から出力された前記選択可聴音信号を増幅する増幅手段と、
    この増幅手段からの出力信号が供給されるスピーカと、
    予め設定された時間が経過するごとに経過信号を出力するタイマと、
    予め設定された領域で物体を検出したとき、物体検知信号を生成するセンサと、
    前記タイマから前記経過信号が、前記センサから前記物体検知信号が、入力され、前記経過信号又は前記物体検知信号のうち予め選択されたものが入力されたとき、前記選択可聴音信号を前記音源に出力させる制御手段とを、
    具備し、
    前記誘導用可聴音信号は、アナウンス音信号と、音サイン信号とであり、
    前記制御手段は、時間帯に応じて、前記アナウンス音信号と前記音サイン信号とを選択的に、所定時間間隔で前記音源に出力させ、通行量が多くなると予想される第1の時間帯で前記経過信号が予め選択されている間、前記経過信号に基づいて、前記所定時間間隔として第1所定時間間隔を使用して、前記音源に前記アナウンス信号を出力させ、通行量が少なくなると予想される第2の時間帯で前記経過信号が予め選択されている間、前記経過信号に基づいて、前記所定時間間隔として前記第1所定時間間隔よりも短い第2所定時間間隔を使用して、前記音源に前記音サイン信号を出力させる
    誘導装置。
  2. 請求項1記載の誘導装置において、前記センサが前記物体検知信号を発生するごとに、それを発生した時刻と共に記憶し、集計して、当該集計結果に基づいて前記音サイン信号の運用パターンを前記制御手段が決定する誘導装置。
  3. 請求項1記載の誘導装置において、前記アナウンス音信号は、前記誘導装置の設置場所に応じて、当該設置場所を示す音声信号である誘導装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載の誘導装置において、前記センサは、点字ブロック上を通過する通行人を検出する位置に配置されている誘導装置。
  5. 請求項3記載の誘導装置において、前記誘導装置は、駅に設置されており、前記制御手段は、始発時刻から終電時刻間際までは、時間帯に応じて前記アナウンス音信号と前記音サイン信号とを選択的に前記音源から出力し、前記終電時刻間際には、前記音サイン信号と異なる終電時刻間際であることを示す音サイン信号を前記音源から出力する誘導装置。
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