JP4446967B2 - マルチメディア情報の表示方法 - Google Patents

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本発明は、多量かつ多様なマルチメディア情報の中から利用者が自分の希望する情報を容易に探し出して選択することができる使い勝ってのよいマルチメディア情報の表示方法に関する。
近年、TV放送の技術分野において、CSディジタル放送の普及に加え、BS放送、地上波放送のディジタル化が開始されようとしている。
そして、多量かつ多様なコンテンツや各種情報が放送メディア或いは通信を介して家庭に送り込まれようとしている。
以下の説明ではコンテンツや各種情報をまとめてコンテンツと表現し、特許請求の範囲においても同様の扱いとする。
また、パーソナルコンピュータ(以下PCという。)の技術分野においてはネットワーク化が進み、インターネットによるWWWを始めとして世界中の情報の検索を行うことが可能となっている。
そして、TVとPCとは別々のユーザ、別々の目的のために使用されてきたが、今後TVあるいはPCが情報の窓として機能していくものと期待され、この場合、TVとPCとが融合された姿に移行していくものと予想される。
前述のような多量かつ多様なコンテンツを扱う従来技術として、TV放送においては数時間の映像保存手段を持ち、ニュース、天気予報等の時間と共に変更される情報を最新のものに自動更新して何時でも見ることができるようにするサービスが提案されている。
また、多量かつ多様なコンテンツの選択のためのインタフェースとしては番組表の表示、目次としてのメニューの表示、保存したコンテンツを提示するためにコンテンツ内容を表すコンテンツ情報としてアイコンと称されるキャラクターを使用する技術等が提案されている。
以下、アイコン等のキャラクターをコンテンツ情報と言い、特許請求の範囲においても同様の扱いとする。
前述したように、TVとPCとが融合され多量かつ多様なコンテンツが送り込まれてくるが、このような多量かつ多様なコンテンツを前にして利用者が自分の求める情報を自ら取捨選択していくことは極めて困難となることが予想される。
前述したインタフェースに関する従来技術は番組表の表示、目次としてのメニューの表示、コンテンツ情報(アイコン)によるコンテンツの表示であり、コンテンツが多量になればメニュー等を階層構造としなければ全てのコンテンツ情報を表示することができなくなり、利用者がこれらの中から所望のものを選択することが極めて困難になるという問題を有している。
更に、自動車においてはカーナビゲーションシステムや高度道路交通システムと呼ばれる自動車情報システムが導入されつつあり、道路の案内情報、交通情報や娯楽施設情報等の多様な情報が自動車情報システムに取り込まれるようになってきているが、これについても同じような問題を有している。
本発明の目的は、多量かつ多様なコンテンツから利用者が所望の情報を容易に選択することを可能とし、あるいは、利用者に代わって利用者の嗜好に応じた情報を選択して記録保存を行い、あるいは、取捨選択して記録保存したコンテンツを利用者にとって最適に表示することができる使い勝手のよいマルチメディア情報の表示方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、コンテンツを受信する手段と利用者の操作に基づく操作信号を受け付ける手段とを備えて操作信号に応じて表示情報を制御する処理装置により、表示部の画面に複数のメディアのコンテンツを表示するマルチメディア情報の表示方法であって、仮想的な三次元空間内で利用者を取り囲む円に複数のコンテンツ表示区域が配列された状態で、少なくとも複数のコンテンツ表示区域を含む円の一部が画面内の仮想的な三次元空間内に表示されて、コンテンツ表示区域毎に選ばれた複数のコンテンツに対応するコンテンツ情報が配置され、コンテンツ表示区域は夫々、円の中心から画面での奥行き方向に伸びるように設定され、コンテンツ情報の中から利用者の操作に応じて選ばれたコンテンツ情報が属するコンテンツ表示区域が、画面の長手方向の中央付近に表示されるように、配置されるとともに、利用者の操作に応じて、円が回転することにより、円に配列されるコンテンツ表示区域が移動して、画面の長手方向の中央付近に表示されるコンテンツ表示区域を変更可能とし、利用者が画面の長手方向の中央付近に表示されるコンテンツ表示区域でのコンテンツ情報の選択操作により、選択されたコンテンツ情報に関係するコンテンツの詳細情報を画面の一部に表示し、コンテンツ表示区域及びコンテンツ情報は、利用者の過去の視聴履歴に基づいて作成されたユーザプロファイル内のデータから選択された所定利用者に対応するデータを読み出して、当該利用者のユーザモードに従って表示されるものであり、画面でのコンテンツ表示区域の外のエリアにカーソルを移動させることにより、他のユーザモードの選択操作を受け付けて、ユーザプロファイル内のデータから選択された他の利用者に対するデータを読み出して、当該他のユーザモードに従って、仮想的な三次元空間内でコンテンツ情報が配置されているコンテンツ表示区域が配列された円の一部を表示することを特徴とするものである。
また、本発明は、ユーザプロファイルは、複数のメディアのコンテンツに対する利用者の過去の利用記録に基づいてコンテンツの利用度合いを表わす変数を付与したデータを有し、変数に応じてコンテンツ情報の表示の仕方を異ならせることを特徴とするものである。
また、本発明は、ユーザプロフイルは、利用者が利用したコンテンツの利用時間を加味した変数を付与して作成されることを特徴とするものである。
また、本発明は、複数のコンテンツ情報は、利用者の利用度合いに応じて表示の大きさが決められていることを特徴とするものである。
また、本発明は、複数のコンテンツ情報が、手前側が大きく表示され、奥行き方向に行くに従って小さく表示されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば提供される多量かつ多様なコンテンツから利用者が所望の情報を容易に選択することが可能とし、また、利用者に代わって利用者の嗜好に応じた情報を選択して記録保存を行い、あるいは、取捨選択して記録保存したコンテンツを利用者にとって最適に表示することができる使い勝手のよいマルチメディア情報の表示方法を提供することができる。
以下、本発明によるマルチメディア情報の表示方法の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1に示す本発明の一実施形態によるマルチメディア情報の処理装置100は、情報としてのメディアがTV放送等のような一方向通信によるメディアのみを対象とした処理装置であり、アンテナ200からの放送信号を受信し、リモコン装置400からの利用者による制御により利用者が選択した映像、音声をディスプレイ300に表示するものである。
そして、処理装置100は信号分離装置101、情報デコーダ102、情報バッファ103、比較部104、ユーザプロファイル105、A/Vデコーダ106、映像記録装置107、表示映像切り替え部108、ガイド画面作成部109、ファイリング装置110、時計カレンダー111、表示データ選定部112、コマンド受信部113を備えて構成されている。
前述において、信号分離装置101は放送信号を受信復調する機能を有し、送信されてくる映像、音声を含む情報とこの情報に付随する関連情報とを分離し、これらの情報のそれぞれをA/Vデコーダ106、情報デコーダ102に転送する。
情報デコーダ102に与えられる関連情報は例えばTV放送の場合は番組情報であり、タイトル、時間(開始時間〜終了時間)、ジャンル・サブジャンル、出演者・選手・監督・etc、紹介文、メディア・局名等のテキストデータであり、デコードされたデータは情報バッファ103に格納される。
なお、TV放送等では多数の番組が並列に放送されているが、信号分離装置101、情報デコーダ102は全ての番組の関連情報を分離してデコードすることが可能であり、それらの情報が情報バッファ103に格納される。
ユーザプロファイル105は処理装置100が家庭で使用される場合には家族の構成にあわせてそれぞれに複数備えられてよく、或いは個人に対して目的別に複数備えられていてもよい。
そして、このユーザプロファイル105は各個人が過去に放送メディアを利用した履歴、この場合は視聴した履歴により作成されるものである。
この履歴はジャンル・サブジャンルの得点、キーワード(タイトル、出演者、紹介文等)毎の得点、前述得点データの時間帯毎の得点等が記録されている。
尚、前述の得点は放送メディアを視聴したときの各ジャンル毎等の視聴頻度、視聴時間等に基づいて演算されるもので、これは各ジャンル毎の利用度合を表しており、上述した得点に限定されるものではなく要は利用度合を表す変数であれば良い。
比較部104は情報バッファ103に格納されたデータとユーザプロファイル105に格納されているデータとを比較して合致度を検出するもので、具体的には現在放送されている番組の番組情報の中にユーザプロファイル105内のデータで高得点を持っているものを検出し、そのデータをファイリング装置110に渡すようになっている。
ファイリング装置110はそのデータを個人対応に記録すると共にそのデータに基づいて映像記録装置107を制御する。
一方、信号分離装置101からの映像、音声を含む情報を受け取ったA/Vデコーダ106は放送されている番組の映像、音声を含む情報をデコードして映像記録装置107及び表示映像切り替え部108に転送している。
映像記録装置107はファイリング装置110からのデータに基づいてファイリング装置110により指定された番組の映像、音声の情報を記録する。
利用者は処理装置100を操作してTV放送、映像記録装置107に記録されている情報を視聴しようとする場合、リモコン装置400を操作して操作コマンドを順次処理装置100に送信する。
処理装置100のコマンド受信部113はリモコン装置400からのコマンドを受信し、そのコマンドを表示データ選定部112に渡すものである。
表示データ選定部112は受け取ったコマンドに従って、或いはコマンドに個人識別データが含まれる場合にはファイリング装置110の対応するものを選択してそのデータと共にコマンドをガイド画面作成部109に転送する。
ガイド画面作成部109は受け取ったコマンド、ファイリング装置内のデータ、映像記録装置107内に保存それている映像等の情報に基づいてガイド画面を作成する。
表示映像切り替え部108はA/Vデコーダ106、映像記録装置107、ガイド画面109からの映像を選択してディスプレイ300に表示する。尚、前述の利用者による操作、ガイド画面、映像の選択についての詳細は後述する。
図2に示すマルチメディア情報の処理装置100はTV放送による一方向通信メディアとCATV回線或いは電話(携帯電話機能を備えた通信装置も含む。)等の通信回線500を介してインターネット等から得られる双方向通信メディアとを対象とした処理装置である。
この図2に示す処理装置100は通信回線500からの情報を取り込むWWWブラウザ114と映像情報、音声信号を分離する信号分離装置101'及び最新情報バッファ115とを図1に示した処理装置100に加えて構成されている。
前述において、WWWブラウザ114からの情報含まれるその情報に関するデータはタイトル、ディレクトリ上のジャンル・サブジャンル、紹介文、キーワード等であり、例えば、ユーザが過去にアクセスしたことのあるホームページの最近の2ヶ月程度が最新情報バッファ115に格納され、図1により説明した情報バッファ103に格納されたデータの場合と同様に利用される。
また、WWWブラウザ114からの情報含まれる映像情報等は信号分離装置101'を介して分離され、A/Vデコーダ106に与えられる。
この信号分離装置101'からの信号も図1により説明した信号分離装置101からの信号の場合と同様に利用される。
図3に示すマルチメディア情報の処理システムはユーザプロファイルの作成、保存をサービス・プロバイタに行わせると共に、通信回線を介して得られる情報の処理を携帯端末、PC等に行わせるようにしたものである。
そして、図示処理システムは処理装置100とサービス・プロバイダ600及び携帯端末、PC等による処理装置700とにより構成される。
処理装置100は図1により説明した処理装置100からユーザプロファイル105を除いて構成され、サービス・プロバイダ600と通信回線により接続されている。
サービス・プロバイダ600は処理装置100からのコマンド情報、ファイリング装置100内のデータ等に基づいて利用者の各個人に対するユーザプロファイル601を作成して保持し、利用者が処理装置100を利用して映像情報等を視聴する場合に処理装置100の比較部103に送信する。
このユーザプロファイル601内の情報は図1により説明したユーザプロファイル105の内容の場合と同様に処理装置100により利用される。
サービス・プロバイダ600は著名人プロファイル602、プロバイダお薦め情報603を作成し、利用者が処理装置100を利用して映像情報等を視聴する場合の参考として提供する。
処理装置700は比較部701と、最新情報バッファ702と、携帯電話機等に接続されているWWWブラウザ703と、ファイリング装置704及び操作部705とを備えて構成され、図2により説明した通信回線を介してメディア情報に対する処理を行う。
利用者は処理装置700に接続されているディスプレイ800を使用してインターネット等からの情報を視聴することができる。
この場合、利用者は操作部705を使用してWWWブラウザ703を操作して所望の情報を取り出すが、この取り出しに当って過去の情報を格納している最新情報バッファ702内のデータ、サービス・プロバイダ600のユーザプロファイル601内のデータが比較部701を介して参照される。
処理装置700は携帯電話機900を接続してインターネット等からの情報を取り込み、また、サービス・プロバイダ600との間のデータ通信を行ってサービス・プロバイダ600内にユーザプロファイル601を作成させる。
また、処理装置700がPC等により構成される場合には携帯電話機900を接続する代わりに電話回線を接続してもよい。
次に、前述で説明した本発明の実施形態の処理装置100を操作するためのリモコン装置400の構成を図4を参照して説明する。
当然のことではあるが、処理装置100内にもリモコン装置400により操作することができると同等な操作を行うことのできる操作機構が備えられていてもよい。
リモコン装置400は本体部401と、図4(a)の上面図に示すように上面に設けられた電源スイッチ402と、メニュースイッチ403と、ズームアップ/ズームダウンスイッチ404と、回転ダイヤル405と、カーソルスイッチ406と詳細スイッチ407と、図4(b)の断面図に示すように内部に設けられる回線基板411と、該基板411上に設けられる接続IC414と、赤外線発光部410と、回転ダイヤル405に対する回転検出部413及び各スイッチを構成するタクトスイッチ412とを備えて構成される。
なお、前述したリモコン装置400における各スイッチ及び回転ダイヤル405の持つ機能、使用方法等については後述する。
また、図1乃至図3に示した処理装置100の操作は図4(a)、図4(b)に示した構成のリモコン装置により行うことができるが、映像記録装置107から映像を直接再生するという要求がある場合には、図4(c)に示すようにリモコン装置400に映像記録装置107を直接制御するためのスイッチ群409を設けることができる。
次に、多量かつ多様なコンテンツの中から利用者に自分が希望するコンテンツを選択させるためのガイド画面の例とその基本的な考え方について説明する。
図5は本発明による情報選択のためのガイド(インタフェース)画面例を説明する図であり、図6はその基本的な考え方を説明する図である。
一般に、インタフェースの評価は認知性(見易さ、判り易さ)と操作性(使い易さ)とによって行われる。
本発明はインタフェース画面の認知性の向上を図るために日常生活の場に近い仮想的な三次元空間をモデルとした「認知モデル」を設定している。
これにより、本発明の認知モデルによるインタフェース画面は利用者がインタフェース画面を見たときにも日常の行動様式に合った自然な勘を働かせることができ、初めてでも使いやすく、覚え易いものとなる。
すなわち、本発明の基本的な考え方は図6に示すように平面に立つ自分を取り囲むようにアイコンといったコンテンツを定義付けしたコンテンツ情報を並べ、このコンテンツ情報に関する詳細を見る場合には手元のノートに視線を落してノートの記載を見るようにしたことである。
また、他の選択方法(キーワード検索等)に移りたい場合には前方頭上に掲げてあるメニュー看板を見上げるようにするというものある。
このような表示を行わせることによって、日常の行動様式に近い形で画面の操作を行うことができるようにするというものである。
各種のコンテンツ情報は左右方向すなわち自分の立っている周囲に、ジャンル別、カテゴリー別に選択されて並べられている。
また、お薦め度が高い、或いは利用者の興味の大きい、或いは利用回数が多いといった利用度合が高いものが前方に配置され、利用度合が低くなるにしたがって奥行方向に向かって大きさが順次小さくなる順番で並べられている。尚、以下の説明ではお薦め度が高いもの、或いは利用者の興味の大きいもの、或いは利用回数が多いもの等をまとめて利用度合という表現を用い、特許請求の範囲においても同様の扱いとする。
このような表示を行うことにより、利用者は自分の視野を左右に変化させることにで周囲にあるコンテンツ情報を見渡すことができ、また、薦められているコンテンツ情報の全体像を見渡すことができる。
そして、利用者は近いところにある目立つコンテンツ情報が一番のお薦めのコンテンツ情報、或いは自分に興味のあるコンテンツ情報、或いは利用回数の多いコンテンツ情報といった利用度合の高いコンテンツ情報なので、目についたところからそのコンテンツ情報を選択して容易に利用或いは視聴することができる。
前述のような考え方に基づいて作成したインタフェース画面の具体例が図5に示されており、この例では利用者が立っている中心から前方のコンテンツ情報のみが見えているが、後方にもコンテンツ情報は配置されている。
そして、図5に示す例ではファッションに関するコンテンツジャンル(FA)、旅行に関するコンテンツジャンル(TR)、映画に関するコンテンツジャンル(MO)、生活時間であるモーニング、イブニングに配信されるお薦めのコンテンツジャンル(TI)というように複数のコンテンツ表示区域が設定されており、それぞれのコンテンツ表示区域にそれぞれに対応するコンテンツ情報が配置されている。
このコンテンツ表示区域は奥行方向に伸びており、奥に行くほど遠くなる印象を利用者に与えるように設定されている。
この場合のコンテンツ情報はFA1、TV1〜TV3、MO1〜MO6、TI1〜TI4で表示してあり、通常アイコンと称されているものに該当する。
尚、この図には見えない後方にも他のコンテンツ情報が配置されており、リモコン装置400の回転ダイヤル405を操作することによって視野を左右に変化させ画面内に呼び出すことができる。
そして、前述したように各コンテンツ表示区域にはお薦め度が高いもの、或いは、利用者の興味の大きいもの、或いは利用回数の多いものといった利用度合が高いものから奥行方向に向かって大きさが順次小さくなる順番で並べられている。
また、奥行方向は画面の上側に向かって伸びており、これにしたがってコンテンツ情報も画面の上側に行くに従って小さく表示されるように設定されている。
次に、利用者が立っているとしている中心点の周囲に配置するコンテンツ表示区域の分類は任意である。
例えば、各種の情報誌等で使用されているジャンル別によるお薦めコンテンツの集合、ライフスタイルに基づく各スタイル毎のお薦めコンテンツの集合、サブカテゴリーとしての利用者が興味を持つであろうキーワード(例えば、タレント名、番組名等)に関するコンテンツの集合などが考えられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の認知モデルによるインタフェース画面はよりリアルな表現を行うため、遠くにあるコンテンツ情報の大きさを小さく表示するだけでなく、空気遠近法の表現を利用してコンテンツ情報の明度、彩度、色味を変化したり、少しぼかして表示することができる。
図7〜図15は本発明の実施形態による処理装置の操作を説明するフローチャート、図16〜図19は操作に従って順次表示される画面例を示す図である。
以下、図16〜図19に示す画面例を参照して図7〜図15に示すフローを説明するが、以下に説明するフローは図2に示す処理装置に関するものである。ここで、図1及び図3の場合も同様の処理が行われるので説明は省略する。
(1).図7に示すフローにおいて、処理装置100の電源がオンとされると図16(a)に示すようなユーザ選択画面が表示される。(ステップ1001、1002)
(2).処理装置100の電源をオンとした利用者は自分が誰であるかをリモコン装置400のカーソルスイッチ406を上下左右に操作して表示されているユーザ名にカーソルを移動させることにより選択し、カーソルスイッチ406を押し下げることにより決定入力する。
このリモコン装置の操作はフロー内で丸で囲んだ「W」により示されており、以下の説明では操作Wとしてこの操作を説明する。(ステップ1003)
(3).ユーザ名が選択入力されると、選択されたユーザモードが処理装置に設定される。(ステップ1005)
(4).ステップ1003で所定時間(例えば5秒程度)の間にユーザ名の入力が行われない場合、この処理装置を共通に使用するのが家族であればファミリーモードが自動的に選択設定される。
また、この処理装置を共通に使用するのが家族でない場合、それらのユーザに共通な予め決められたモード、例えば前回最後に見ていた番組のチャネルモード、あるいは、システムでのお薦めチャネルモードが設定される。(ステップ1004)
(5).ステップ1004、1005で設定されたモードにより選択されたユーザのプロファイルに従ったオンエア中の番組が図16(b)に示すように表示される。(ステップ1006)
(6).図16(b)に示すような画面が表示されている状態で、利用者が他の番組あるいは情報の選択を行う場合、利用者はリモコン装置400のメニュースイッチ403を押す。
これにより、図16(c)に示すようにあたかも利用者自身の視線を上方に移したように画面の上部にメニューが表示される。(ステップ1007、1008)
(7).ステップ1008で表示されるメニューは、例えば「おすすめ」、「他メディアから選ぶ」、「キーワードから検索」、「メールコーナー」、[天気予報、NEWSのミニ情報]等であり、利用者はこれらの1つをカーソルスイッチの操作Wを行うことにより選択する。
これにより、それらのメニューに対応した画面が表示されるわけであるが、ここではメニューから「おすすめ」が選択されたものとする。(ステップ1009)
(8).図8のフローに移り、まず、図16(d)に示すようなお薦めのコンテンツを示すコンテンツ情報(アイコン)群が図5に示すようにお薦め度の高いものを手前として表示される。ここで選ばれたコンテンツ情報が属するコンテンツ表示区域が画面の長手方向の中央付近に表示される。(ステップ1100)
(9).ここで、薦められているコンテンツの詳細を知るために利用者がリモコン装置400の詳細スイッチ407を押すと、図16(e)に示すように本をかざして見るように画面の下方に最もお薦め度の高いコンテンツのタイトル(TL)が表示される。(ステップ1101、1106)
(10).利用者がそのコンテンツのさらに詳細な情報を知りたい場合、利用者が再度詳細スイッチ407を押すと図16(f)に示すようにそのコンテンツの詳細情報(DT)、例えば、お薦めがドラマ、映画等であった場合、出演者名、概略のストーリー等が表示される。
また、画面例には示していないがこの番組の操作パネルが表示されて操作メニューが表示される。
操作メニューは、例えば、「再生」、「停止」、「まき戻し」、「早送り」、「保存」、「削除」等であり、カーソルスイッチの操作Wにより選択される。
尚、各メニューを選択したときの動作は操作Wと共に示した通りである。(ステップ1108、1109)
(11).利用者がステップ1109の状態で再度詳細スイッチ407を押すと、ステップ1100に戻り別の操作を行うことができる。(ステップ1110)
(12).ステップ1106で図16(e)に示す画面が表示されている状態でリモコン装置の決定キーであるカーソルスイッチ406を押し下げると、後述するように番組操作パネルが表示されてその番組の視聴等を行うことができる。(ステップ1107)
(13).ステップ1100における表示の状態でリモコン装置の決定キーであるカーソルスイッチ406を押し下げると、選択可能なコンテンツとして最もお薦め度の高いコンテンツの視聴等を行うことができる。この場合の操作については後述する。(ステップ1102)
(14).ステップ1100における表示の状態で、メニューキー403を押すと図16(g)に示すようにおすすめ画面の上部にメニューが表示され、前述したステップ1008からの操作に戻ることができる。(ステップ1103、1111)
(15).ステップ1100における表示の状態で、利用者がカーソルによりコンテンツ情報を選択しようとする場合、利用者はカーソルスイッチ406の操作により画面内のカーソルを移動させて図16(h)に示すように画面に表示されているコンテンツ情報(アイコン)を指示していくことができる。
この場合、お薦めのコンテンツ情報が表示されているエリア内のみカーソルを移動させることができる。(ステップ1104)
(16).ステップ1104の操作でカーソルにより指示したコンテンツを視聴しようとする場合、決定キーを押すことによりその番組を見ることが可能となる。この場合の操作については後述する。(ステップ1112、1120)
(17).選択するコンテンツを変更したい場合、カーソルをさらに上に(遠くに)移動させることができ、図17(a)に示すようにカーソルをコンテンツ情報が配置されている円のエリア外に出すことができる。(ステップ1113、1116)
(18).ステップ1116のカーソルがコンテンツの配置されている円の外にある状態でカーソルスイッチの操作Wを行うと他のユーザモードが選択され、他のユーザのプロファイルに従ってコンテンツ情報が配置された図17(b)に示すような画面が表示され、その後ステップ1005からの操作に戻る。(ステップ1117、1121)
(19).ステップ1112で選択するコンテンツを変更したい場合の他の方法として、カーソルスイッチ406を左右に押してカーソルを隣のエリアに移動させる方法を使用することができる。
カーソルが図17(d)に示すように隣のエリアに移動すると、コンテンツ情報が配置されている円が図17(e)に示すように回転して隣のエリアが図17(f)に示すように中央に表示される。
この結果、お薦めのコンテンツ情報が配置されたエリアの隣の他のジャンル等のコンテンツ情報が配置された画面となり、この画面に対してステップ1100からの操作を行うことができる。(ステップ1115、1118、1119、1123)
(20).ステップ1112で選択するコンテンツ情報を変更したい場合のさらに他の方法として、ステップ1100における表示の状態で利用者がいま画面の中央に表示されているお薦め以外のジャンル等の中からコンテンツ情報を選択しようとする場合、利用者は図17(c)に示すようにリモコン装置400の回転ダイヤル405を回転させる。
これにより、表示画面は回転ダイヤル405の回転に従って回転させられて選択エリアが変更され、希望するジャンルのコンテンツ情報群が選択可能に中央部に表示される。(ステップ1105、1124)
(21).ステップ1124での表示画面の状態で、利用者はステップ1100からの操作を行うことができ、また、利用者が決定キーを押せば選択可能なコンテンツ情報の中の最もお薦め度が高いものの視聴を行うことができる。(ステップ1125、1126)。
(22).ステップ1112で選択するコンテンツを変更したい場合のさらに他の方法としてリモコン装置400のズームアップ/ズームダウンスイッチ404を押すことにより行う方法がある。
スイッチ404を押さずに決定キーを押せばその時カーソルが指示している番組を見ることが可能となる.(ステップ1114、1122)。
(23).図9に移って、いま、ズームアップスイッチが押されたとする。すると、図17(g)に示すように、カーソルのあたっているコンテンツ付近を中心に拡大表示されピントが合う。
ここで、決定キーを押せばこのときカーソルが指示しているコンテンツ情報の番組を見ることができる。(ステップ1201〜1203)
(24).ステップ1202の図17(g)に示す画像が表示されている状態で、ズームダウンキーが押されると元の状態に戻って図8のステップ1100からの操作を行うことができる(ステップ1204、1205)。
(25).ステップ1202の図17(g)に示す画像が表示されている状態で詳細スイッチを押すと、図17(h)に示すようにこのときカーソルが指示しているコンテンツ情報のタイトル等が表示され、図8のステップ1106または1108からの操作を行うことが可能となる。(ステップ1206、1207)
(26).ステップ1202の図17(g)に示す画像が表示されている状態でメニュースイッチ403を押すと、図18(a)に示すように現在表示されている画面の上部にメニューが表示され前述したステップ1008からの操作に戻ることができる。(ステップ1208、1209)
(27).ステップ1202の図17(g)に示す画像が表示されている状態で、カーソルキーを使用して図18(b)に示すようにコンテンツを選択することができる。
カーソルキーによりコンテンツを変更選択し決定キーを押す操作Wを行うことにより、カーソルが指示しているコンテンツの番組を見ることができる。(ステップ1210〜1212)
(28).ステップ1211でカーソルによりコンテンツを変更していくとき、カーソルスイッチを左右にさらに押すと図18(c)に示すようにカーソルが隣のエリアに移動すると同時に、そのエリアを中心にしてズームダウンした状態に戻って図8のステップ1100からの操作を行うことができる。(ステップ1213〜1215)
次に、前述までに説明したフローにおけるステップ1102、1120、1122、1126、1203で決定キーが押されたときの動作を図10に示すフローを参照して引き続いて説明する。
尚、すでに説明しているが決定キーを押すことはリモコン装置400の4方向カーソルスイッチ406を上下左右方向ではなく下方に押し下げることである。
(29).決定キーが押されると選択されたコンテンツの内容が表示される。コンテンツがTV放映中、TV録画済み、ホームページ、データ放送、電子出版である場合、利用者は決定キーを押すだけで直ちにそのコンテンツを利用することができる。(ステップ1301〜1304)
(30).ステップ1303でのコンテンツの鑑賞がTV放送中の番組であり、番組の終了まで見終わると図18(d)に示すようにそのコンテンツに対するアンケート調査表が表示される。
このアンケートは複数回答の1つを選択させる簡単な形式により行われ、カーソルスイイチにより選択して回答することができる。
利用者がこのアンケートに回答するとそれらの情報がプロファイルデータとして保存され、その後、ステップ1108に戻って次の操作を行うことができる。(ステップ1305〜1307)
(31).ステップ1303、1304でのコンテンツの鑑賞の途中で、利用者が鑑賞を中止して詳細スイッチ407を押すと前述と同様にそのコンテンツに対するアンケート調査表が表示される。
利用者がこのアンケートに回答すると、それらの情報がプロファイルデータとして保存され、その後ステップ1106または1108に戻って次の操作を行うことができる。(ステップ1308、1309、1307)
(32).ステップ1303、1304でのコンテンツの鑑賞の途中で、利用者が鑑賞を中止してメニュースイッチ403を押すと前述と同様にそのコンテンツに対するアンケート調査表が表示される。
利用者がこのアンケートに回答すると、それらの情報がプロファイルデータとして保存され、その後ステップ1008に戻って次の操作を行うことができる。(ステップ1310、1311、1307)
(33).ステップ1303でのコンテンツの鑑賞の途中で、利用者が再度決定キーを押すと図14に示すフローに移行する。
また、ステップ1304でのコンテンツの鑑賞の途中で利用者が再度決定キーを押すと、そのコンテンツが電子出版の場合には図12に示すフローに移行し、そのコンテンツがホームページの場合、図13に示すフローに移行する(ステップ1313、1314)。
(34).また、決定されたステップ1302のコンテンツがTV録画予定(放映中であり鑑賞を並行に行う場合も含む)のもの或いはTV録画済みのものであった場合、図11に示すフローに移行する。(ステップ1312)
(35).図11に示すフローに移って、ステップ1302で再度決定キーが押されると図19(a)に示すようにそのコンテンツの詳細情報が表示されると共に、カーソルスイッチ406に対応する番組操作パネルが表示される。
利用者は表示された番組操作パネルに従ってカーソルスイッチ406を操作することにより、その番組の「再生」、「保存」、「消去」等を行うことができる。
また、「戻る」、「終了」により、お薦め画面、TV画面に戻ることができる。(ステップ1401、1402)
(36).図12に示すフローに移って、前述のステップ1304でのコンテンツの鑑賞の途中で利用者により再度決定キーを押され、そのコンテンツが電子出版であった場合には図19(b)に示すようにそのコンテンツの詳細情報が表示されると共に、カーソルスイッチ406に対応する番組操作パネルが表示される。
利用者は表示された番組操作パネルに従ってカーソルスイッチ406を操作することにより、その出版物を「読む」、「消去する」、「保存する」等を行うことができる。
また、「戻る」、「終了」により、お薦め画面、TV画面に戻ることができる。(ステップ1501、1502)
(37).図13に示すフローに移って、前述のステップ1304でのコンテンツの鑑賞の途中で、利用者により再度決定キーを押されそのコンテンツがホームページであった場合には図19(c)に示すようにそのコンテンツの詳細情報が表示されると共に、カーソルスイッチ406に対応する番組操作パネルが表示される。
利用者は表示された番組操作パネルに従ってカーソルスイッチ406を操作することにより、そのホームページを「観る」、「消去する」、「保存する」等を行うことができる。また、「戻る」、「終了」により、お薦め画面、TV画面に戻ることができる。(ステップ1601、1602)
(38).図14に示すフローに移って、前述のステップ1303での放映中のTV、録画済みのコンテンツの鑑賞の途中で、利用者が再度決定キーを押すと図1919(d)に示すように、表示画面の中にカーソルスイッチ406に対応する番組操作パネルが表示される。
利用者は表示された番組操作パネルに従ってカーソルスイッチ406を操作することにより、その番組の一時停止、早送り巻き戻し等を行うことができる。
また、「戻る」、「終了」により、お薦め画面、TV画面に戻ることができる。(ステップ1701、1702)
(39).図12、図13に示すフローにより説明した電子出版物、ホームページを読んでいるときに、決定キーを押すと図15に示すフローに移り図18(e)に示すようにブラウザの操作パネルが表示される。
この操作パネルで終了を指示すればお薦め画面に戻り、その他のパネル内の操作指示に従った操作を行えばブラウザとしての専用の操作を行うことができる(ステップ1801、1802)。
図20は初期状態においてプロファイルデータにユーザの好みを設定する方法を説明する図、図21は前述の図10に示したフローにより作成されたプロファイルデータの具体例を説明する図、図22はコンテンツ・ガイド・データについて説明する図であり、以下、プロファイルデータについて説明する。
図20に示すように、初期状態において、利用者がプロファイルデータの初期登録を図示しない手段により指示すると、画面に多数のジャンル名とそれに対する点数付けのための数値ラインが表示される。
この数値ラインは左端が見たい(得点100)、右端が見たくない(得点0)と定義付けされており、初期設定を行おうとする利用者は、カーソルで1つのジャンルを選択した後、カーソルをライン上に自分の見たい程度を示す位置に移動させ、決定キーを押す操作を全てのジャンルに対して行い最後に、もう一度決定キーを押す。以上によりその利用者の初期データが設定されたプロファイルが作成される。
前述のように作成された利用者毎のプロファイルはその利用者が処理装置を使用してTV番組等の何らかのコンテンツを見たときに更新されていく。
ユーザ毎のプロファイルデータは図21に示すように、ジャンル別、時間帯別に得点の高い順にジャンルを並べて示すユーザ・ジャンル・プロファイル・テーブル、キーワードに対する得点をジャンル別に得点の他界順に並べたユーザ・キーワード・プロファイル・テーブル等により構成される。
図22に示すコンテンツ・ガイド・データは図22(a)乃至図22(c)に示すように、映像番組・データ放送、ホームページ、電子出版のそれぞれに属する複数のコンテンツについて作成されており、その内容は前述のフローの中で詳細スイッチが押されたときに表示される内容であってよい。
そして、このデータはプロファイル内の各コンテンツに対する得点を変更する際にも参照される。
すなわち、利用者がコンテンツを視聴したとき、あるいは保存したときにそのコンテンツのコンテンツ・ガイド・データが参照され、その利用者のプロファイルデータ内に同一のジャンル表記、キーワードがあればプロファイルデータのジャンル、キーワードに視聴時間に従った得点を加算していく。
前述のようにして作成されたプロファイルデータは前述で説明した操作フローの中でコンテンツを選択させる画面例においてその画面を表示するために参照され、その時点で最も手前側に最も得点の高いコンテンツ情報が配置されて表示される。
また、前述したフローの説明におけるお薦め画面の作成は前述した利用者毎のプロファイルデータの中のジャンル別、キーワード別、時間帯別の例えば得点ベスト6等を集めたものとして作成することができる。
図23は図3における処理装置700がオフィス等に置かれたPCである場合のプロファイルへのアクセスの処理を説明するフローチャートであり、以下これについて説明する。
図3における処理装置700がオフィス等に置かれたPCである場合、そのPCは他の人でも使用可能である場合が一般的であるので、個人のものであるプロファイルを他の人がアクセスすることができないようにする必要がある。
図23に示すフローはこのような場合のために個人の認証確認の処理行われた後にプロファイルへのアクセスを可能としたものである。
(1).PCの起動後、個人認証のためのパスワード等の入力が行われると、PCに接続されるサービス・プロバイダ600はこのパスワードが正しいものか否かチェックし、正しい場合にその利用者のプロファイルに対するアクセスを許可する。(ステップ1901、1902)
(2).その後、利用者はサービス・プロバイダ600内の自分のユーザプロファイル601からのデータに基づいてお薦め情報、あるいは他の希望する情報の視聴を行うことができ、視聴後に視聴データがユーザプロファイル内に学習される。(ステップ1903〜1905)
前述した本発明の実施形態によれば、複数のコンテンツ情報を三次元的に配置すると共に、種類の異なるコンテンツ情報を左右方向に表示し、利用者の利用度合が高いものほど手前側に表示するようにして奥行方向の表示を行っているので、利用者はあたかも自分が平面上に居て周囲にあるものを選択する感じで容易に情報の選択を行うことができる。
また、前述した本発明の実施形態によれば、複数のメディアの情報に対する利用者の過去の利用記録に基づいて前記情報に利用度合を表す変数を付与した複数種類のプロファイルを作成し、作成されたプロファイルの少なくとも1つに基づいてコンテンツ情報を表示するようにしているので、利用者が最も好むコンテンツ情報を即座に選択させることができる。
次に、図5及び図6に示した本発明の基本的な考え方をカーナビゲーションシステムや高度道路交通システムと呼ばれる自動車情報システムに導入した実施例を以下に説明する。
図24は自動車情報システムの構成図を示しており、自動車には各種の情報が取り込めるようになっている。
各種の情報にはGPS衛星からの自動車位置に関する情報、航空会社や鉄道の指定券予約や発券に関する情報、道路情報センタからの渋滞や交通規制に関する情報、銀行との取引に関する情報、観光案内・予約センタからのホテルやレストランの案内・予約或いは行楽に関する情報及びオフィスコンピュータやパソコンの呼出と作業処理に関する情報等が考えられる。
そして、これらの情報は自動車に搭載されているアンテナ、携帯電話或いは電話機能を有する携帯端末を介して取り込まれる。
ここで、GPS衛星からの自動車位置に関する情報、道路情報センタからの渋滞や交通規制に関する情報といった一方向通信はアンテナを介して受信される。
一方、航空会社や鉄道の指定券予約や発券に関する情報、銀行との取引に関する情報、観光案内・予約センタからのホテルやレストランの案内・予約或いは行楽に関する情報及びオフィスコンピュータやパソコンの呼出と作業処理に関する情報といった双方向通信は携帯電話や電話機能を有する携帯端末を介して受信及び送信される。
このような、自動車情報システムは図2に示す処理装置と同様の処理装置を用いて情報処理される。
すなわち、アンテナ200を介してGPS衛星からの自動車位置に関する情報、道路情報センタからの渋滞や交通規制に関する情報といった一方向通信が受信される。
また、電話回線500を携帯電話や電話機能を有する携帯端末と置き換えることによって、航空会社や鉄道の指定券予約や発券に関する情報、銀行との取引に関する情報、観光案内・予約センタからのホテルやレストランの案内・予約或いは行楽に関する情報及びオフィスコンピュータやパソコンの呼出と作業処理に関する情報といった双方向通信が受信及び送信される。
指定券の予約や発券或いは銀行取引等の金銭の授受がある場合にはICカード90による電子商取引システム80が処理装置100に搭載され、この電子商取引システム80はコマンド受信部113及びユーザプロファイル105から情報を受信する。
したがって、電子商取引システム80が起動されると、電子商取引システム80はディスプレイ300に詳細情報を表示してコマンド受信部部113からのコマンドに従い商取引を実行する。
このような自動車情報システムのインタフェース画面の具体例が図25に示されており、この例では利用者が立っている中心から前方のコンテンツ情報のみが見えているが、後方にもコンテンツ情報は配置されている。
そして、図25に示す例では双方向通信である行楽に関するコンテンツジャンル(VA)、パソコン等による書類、図面等の検索、編集といった情報処理に関するコンテンツジャンル(FL)、指定券の予約や発券に関するコンテンツジャンル(RV)、銀行取引に関するコンテンツジャンル(BA)及び一方向通信である交通情報に関するコンテンツジャンル(TR)というように複数のコンテンツ表示区域が設定されており、それぞれのコンテンツ表示区域にそれぞれに対応するコンテンツ情報が配置されている。
コンテンツ表示区域は図5にある通り各ジャンルに分けられているが、図25に示すものは少なくとも一方向通信によるコンテンツと双方向通信によるコンテンツの2つのジャンルに分け、更に双方向通信によるコンテンツは4つのジャンルに細分されている。
この場合のコンテンツ情報はVFA1、FL1〜FL3、RV1〜RV6、BA1〜BA34、TRA1等で表示してある。
尚、この図には見えない後方にも図5と同様に他のコンテンツ情報が配置されており、リモコン装置400の回転ダイヤル405を操作することによって視野を左右に変化させ画面内に呼び出すことができる。
そして、前述したように各コンテンツ情報表示区域にはお薦め度が高いもの、或いは、利用者の興味の大きいもの、或いは利用回数の多いものといった利用度合が高いものから奥行方向に向かって大きさが順次小さくなる順番で並べられている。
このような自動車情報システムによれば、複数のコンテンツ情報を三次元的に配置すると共に、種類の異なるコンテンツ情報を左右方向に表示し、利用者の利用度合が高いものほど手前側に表示するようにして奥行方向の表示を行っているので、利用者はあたかも自分が平面上に居て周囲にあるものを選択する感じで容易に情報の選択を行うことができる。
本発明の一実施形態によるマルチメディア情報の処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるマルチメディア情報の処理装置の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるマルチメディア情報の処理システムの構成例を示すブロック図である。 リモコン装置の構成例を示す図である。 本発明による情報選択のためのガイド画面例を説明する図である。 ガイド画面の基本的な考え方を説明する図である。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態による処理装置を使用して視聴する情報を選択する操作とそれによる動作とを説明するフローチャートである。 操作に従って順次表示される画面例を示す図である。 操作に従って順次表示される画面例を示す図である。 操作に従って順次表示される画面例を示す図である。 操作に従って順次表示される画面例を示す図である。 初期状態においてプロファイルデータにユーザの好みを設定する方法を説明する図である。 図10に示したフローにより作成されたプロファイルデータの具体例を説明する図である。 コンテンツ・ガイド・データについて説明する図である。 図3における処理装置700がオフィス等に置かれたPCである場合のプロファイルへのアクセスの処理を説明するフローチャートである。 自動車情報システムのシステム構成図である。 自動車情報システムに使用される表示装置の情報選択のためのガイド(インタフェース)画面例を説明する図である。
符号の説明
100…処理装置、101、101'…信号分離装置、102…情報デコーダ、103…情報バッファ、104…比較部、105…ユーザプロファイル、106…A/Vデコーダ、107…映像記録装置、108…表示映像切り替え部、109…ガイド画面作成部、110…ファイリング装置、111…時計カレンダー、112…表示データ選定部、113…コマンド受信部、114…WWWブラウザ、115…最新情報バッファ、200…アンテナ、300…ディスプレイ、400…リモコン装置、401…リモコン装置本体部、402…電源スイッチ、403…メニュースイッチ、404…ズームアップ/ズームダウンスイッチ、405…回転ダイヤル、406…カーソルスイッチ、407…詳細スイッチ、410…赤外線発光部、411…回線基板、412…タクトスイッチ、413…回転検出部、414…接続IC、500…通信回線、600…サービス・プロバイダ、700…処理装置、701…比較部、702…最新情報バッファ、703…WWWブラウザと、704…ファイリング装置、705…操作部、800…ディスプレイ、900…携帯電話機。

Claims (5)

  1. コンテンツを受信する手段と利用者の操作に基づく操作信号を受け付ける手段とを備えて該操作信号に応じて表示情報を制御する処理装置により、表示部の画面に複数のメディアのコンテンツを表示するマルチメディア情報の表示方法において、
    仮想的な三次元空間内で利用者を取り囲む円に複数のコンテンツ表示区域が配列された状態で、少なくとも複数の該コンテンツ表示区域を含む該円の一部が該画面内の仮想的な三次元空間内に表示されて、該コンテンツ表示区域毎に選ばれた複数のコンテンツに対応するコンテンツ情報が配置され、
    該コンテンツ表示区域は夫々、該円の中心から該画面での奥行き方向に伸びるように設定され、
    該コンテンツ情報の中から利用者の操作に応じて選ばれたコンテンツ情報が属するコンテンツ表示区域が、該画面の長手方向の中央付近に表示されるように、配置されるとともに、利用者の操作に応じて、該円が回転することにより、該円に配列される該コンテンツ表示区域が移動して、該画面の長手方向の中央付近に表示される該コンテンツ表示区域を変更可能とし、
    該利用者が該画面の長手方向の中央付近に表示される該コンテンツ表示区域での該コンテンツ情報の選択操作により、選択された該コンテンツ情報に関係するコンテンツの詳細情報を該画面の一部に表示し、
    該コンテンツ表示区域及び該コンテンツ情報は、利用者の過去の視聴履歴に基づいて作成されたユーザプロファイル内のデータから選択された所定利用者に対応するデータを読み出して、当該利用者のユーザモードに従って表示されるものであり、
    該画面での該コンテンツ表示区域の外のエリアにカーソルを移動させることにより、他のユーザモードの選択操作を受け付けて、該ユーザプロファイル内のデータから選択された他の利用者に対するデータを読み出して、当該他のユーザモードに従って、該仮想的な三次元空間内で該コンテンツ情報が配置されている該コンテンツ表示区域が配列された円の一部を表示する
    ことを特徴とするマルチメディア情報の表示方法。
  2. 前記ユーザプロファイルは、複数のメディアのコンテンツに対する利用者の過去の利用記録に基づいて前記コンテンツの利用度合いを表わす変数を付与したデータを有し、該変数に応じて前記コンテンツ情報の表示の仕方を異ならせることを特徴とする請求項1記載のマルチメディア情報の表示方法
  3. 前記ユーザプロフイルは、利用者が利用したコンテンツの利用時間を加味した変数を付与して作成されることを特徴とする請求項1または2記載のマルチメディア情報の表示方法
  4. 前記複数のコンテンツ情報は、利用者の利用度合いに応じて表示の大きさが決められていることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれかに1記載のマルチメディア情報の表示方法
  5. 前記複数のコンテンツ情報は、手前側が大きく表示され、奥行き方向に行くに従って小さく表示されることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに1記載のマルチメディア情報の表示方法。
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