JP4446905B2 - 軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン - Google Patents

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Description

本発明は、軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンに関するものである。
従来、燃料タンクとディーゼルエンジンとの間に気泡分離を行うリザーバを配設し、そのリザーバとエンジンとの間に潤滑系燃料循環回路と、燃焼系燃料循環回路とを構成した軽油潤滑式ディーゼルエンジンが開示されている(特許文献1)。このような軽油潤滑式ディーゼルエンジンでは、燃料となる軽油がエンジン各部の潤滑剤としても用いられ、エンジン各部を循環する。このため、潤滑専用のオイルは不要であり、オイル交換の手間も省くことができる。
図5は、特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100の主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、燃料タンク101、リザーバタンク102、オイルパン103を備えている。燃料タンク101とリザーバタンク102とは、セジメンタ(油水分離器)104、供給ポンプ(送油ポンプ)105を備えた油路106により連通している。
燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン各部107へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料循環回路108を有している。この潤滑系燃料供循環回路108には、冷却器112、フィルタ109、潤滑ポンプ110が配設されており、潤滑ポンプ110を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げてエンジン各部107へ供給している。エンジン各部107へ供給された後の燃料は、オイルパン103内へ流下し、スカベンジポンプ111により吸い上げられて再びリザーバタンク102へ戻されるようになっている。
また、燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、筒内へ燃料を噴射する噴射系114へ燃料を供給する燃焼系燃料循環回路113を有している。この燃焼系燃料循環回路113には、前記潤滑系燃料循環回路108と共通の冷却器112、フィルタ115、噴射ポンプ116が配設されており、噴射ポンプ116を駆動することにより燃料をリザーバタンク102から吸い上げて噴射系114へ供給している。噴射系114に供給された燃料のうち、燃焼に供されなかった燃料は再びリザーバタンク102へ戻される。
このように特許文献1に記載された燃料潤滑式ディーゼルエンジン100は、潤滑系燃料循環回路108と燃焼系燃料循環回路113の二系統の燃料循環回路を有している。
実開昭60−194112号公報
しかしながら、前記のような軽油潤滑式ディーゼルエンジン100では、燃料タンク101、リザーバタンク102、オイルパン103というように3つのタンクを具備している。さらに、供給ポンプ105、潤滑ポンプ110、噴射ポンプ116、スカベンジポンプ111というように4つのポンプを具備している。このため、軽油潤滑式ディーゼルエンジン100の構造は複雑なものとなっていた。
また、前記の軽油潤滑式ディーゼルエンジン100では、前記のように、リザーバタンク102から吸い上げられた燃料は一旦共通の冷却器112に供給され、その後、潤滑ポンプ110側、噴射ポンプ116側へ分岐している。ところが、潤滑ポンプ110と、噴射ポンプ116とでは吐出容量及び吐出圧力が大きく異なり、共通の供給口から燃料を供給しようとすると、噴射性能や潤滑性能に相互に悪影響を及ぼすことが懸念される。
また、昨今では噴射系114にコモンレールが装着される等、高圧噴射化が進み、これに伴って噴射系リターン燃料の温度が上昇し、ひいては噴射系、潤滑系部品の信頼性へ影響を及ぼすことも考えられる。
そこで、本発明は、部品点数が削減され、潤滑ポンプと噴射ポンプとが相互に影響し合うことがなく、さらに、噴射系の高圧噴射化に伴う、噴射系リターン燃料の高温化に対処することのできる軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンを提供することを課題とする。
かかる課題を達成するための、本発明の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンは、軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンであって、潤滑ポンプによりオイルパンからエンジン潤滑系へ燃料を供給する潤滑系燃料供給経路と、噴射ポンプによりオイルパンから噴射系へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路と、当該噴射系燃料供給経路に供給した後の噴射系リターン燃料をオイルパンへ戻す噴射系燃料リターン経路と、当該噴射系燃料リターン経路に配設した熱交換器と、を備えたことを特徴とする。このように高圧噴射により高温となった噴射系リターン燃料を冷却すれば、以後、再び噴射系リターン燃料が噴射系、クランク回りやヘッド回りといったエンジン潤滑系に供給される際の各部の部品に対する信頼性を向上させることができる。このような熱交換器としては、例えば、インタークーラのように外気を冷却媒体とするものや、その他、従来ある形式の熱交換器を採用することができる。
このような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、前記熱交換器の下流に三方弁を配設し、当該三方弁に流入した前記噴射系リターン燃料を前記オイルパン及び/又は前記噴射ポンプの上流へ戻す構成とすることもできる。このような構成とすれば、エンジンの運転条件、噴射系リターン燃料の温度を加味して三方弁を切り替えることができる。例えば、暖機完了前等で、走行条件が過酷なものでなく、噴射系リターン燃料の温度もそれ程上昇していないときには熱交換器を通過した噴射系リターン燃料を再び噴射系燃料供給経路へ供給する。一方、エンジンの暖機が完了した後等は三方弁を切り替え、高温となる噴射系リターン燃料を一旦オイルパンへ戻し、熱交換器の作用と相俟って噴射系リターン燃料を冷却する。これによりエンジン潤滑系の摩擦低減を図ることができる。特に、車両の加減速時や、連続高負荷運転時など噴射系リターン燃料がさらに高温となり、噴射系の信頼性に影響を及ぼすおそれがあるときには、噴射系リターン燃料を一旦オイルパンへ戻してその温度を低下させることが有効である。このような三方弁は、開閉状態を調節して、オイルパンへ戻す噴射系リターン燃料の量と、噴射系燃料供給経路へ戻す噴射系リターン燃料の量の割合を調節できるものが好ましい。
このように噴射系リターン燃料をオイルパンに戻すことなく直接噴射ポンプへ流入させることのある軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、前記三方弁と前記噴射ポンプとの間に消泡器を配設した構成とすることが望ましい。噴射系から戻された噴射系リターン燃料にはエアが混入しているおそれがある。このようにエアが混入した状態の燃料がそのまま噴射系に供給されるとエンジン燃焼制御にも影響を及ぼしかねない。そこで、噴射系リターン燃料をオイルパンに戻すことなく直接噴射ポンプへ流入させる経路に消泡器を配設すれば燃料のエアレーションの問題を解消することができる。このような消泡器としては、例えば、一旦容器に貯留して消泡するものや、回転体を用いて遠心力を利用して消泡する装置が考えられる。
さらに、このような軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンでは、前記噴射ポンプと前記消泡器との間にフィルタを配設した構成とすることが望ましい。このような構成とすれば、オイルパンから吸い上げられた燃料に混入していたゴミ等だけでなく、噴射系リターン燃料に含まれていたゴミ等も取り去ることができる。
本発明によれば、潤滑ポンプによりオイルパンからエンジン潤滑系へ燃料を供給する潤滑系燃料供給経路と、噴射ポンプによりオイルパンから噴射系へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路とを別個に設けたので、潤滑ポンプによる燃料の吸い上げと、噴射ポンプによる燃料の吸い上げとが互いに干渉することがなく、潤滑性能、噴射性能が低下するおそれがない。また、噴射系燃料供給経路に供給した後の噴射系リターン燃料をオイルパンへ戻す噴射系燃料リターン経路に熱交換器を配設したので高温となる噴射系リターン燃料を即座に冷却し、再び噴射系等に供給する際の各部品の損傷を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、実施例1の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」という)1の主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン1は、燃料タンク2、オイルパン3を備えている。燃料タンク2とオイルパン3とは燃料供給経路4によって連通している。この燃料供給経路4にはセジメンタ5、電動供給ポンプ6が配設されており、この電動供給ポンプ6により燃料タンク2からオイルパン3へ燃料が供給されるようになっている。ここで、オイルパン3は、シリンダブロックの下部に一体的に設けられたものを指すが、別置きのオイルタンクであってもよい。
エンジン1は、潤滑剤の供給を必要とするエンジン潤滑系7へ潤滑剤としての燃料を供給する潤滑系燃料供給経路8を有している。この潤滑系燃料供給経路8にはフィルタ9、50〜400kPa程度の圧力で燃料を圧送可能な潤滑ポンプ10が配設されており、潤滑ポンプ10を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げてエンジン各部7へ供給している。ここで、エンジン潤滑系7はエンジン1のシリンダヘッド周りやクランク軸周りなど、従来のエンジンにおいてエンジンオイルの供給を受ける箇所を指す。
また、エンジン1は、潤滑系燃料供給経路8を通じてエンジン潤滑系7へ供給された燃料をオイルパン3へ戻す潤滑系燃料リターン経路11を有している。
さらに、エンジン1は、筒内へ燃料を噴射する噴射系12へオイルパン3内の燃料を供給する噴射系燃料供給経路13を有している。この噴射系燃料供給経路13には、フィルタ14、10MPa以上の高圧で燃料を圧送可能な噴射ポンプ15が配設されており、噴射ポンプ15を駆動することにより燃料をオイルパン3から吸い上げて噴射系12へ供給している。この噴射系12には図示しないコモンレールが組み込まれており、この噴射系12に高圧で供給される燃料は高温となる。
また、エンジン1は噴射系燃料供給経路13を通じて噴射系12へ供給された後の噴射系リターン燃料をオイルパン3へ戻す噴射系燃料リターン経路16を有している。ここで、噴射系リターン燃料とは、噴射ポンプ15に一体的に設けられた供給ポンプ(低圧ポンプ)、コモンレールおよび燃料噴射弁(いずれも図示せず)の各々から戻されるリターン燃料を指す。噴射系燃料リターン経路16には、熱交換器18が配設されている。この熱交換器18は、インタークーラのように外気を冷却媒体とする燃料クーラである。さらに、噴射系燃料リターン経路16には、この熱交換器18の下流に三方弁19が配設されている。この三方弁19の第一取付口19aは熱交換器18からの配管が接続されており、第二取付口19bは噴射系リターン燃料を矢示aで示すようにオイルパン3へ戻す配管と接続され、第三取付口19cは噴射系リターン燃料を矢示bで示すように噴射系燃料供給経路13に配設したフィルタ14の上流、すなわち噴射ポンプ15の上流に戻す配管が接続されている。
なお、オイルパン3内に位置する噴射系燃料供給経路13の吸込口13aの位置は、潤滑系燃料供給経路8の吸込口8aの位置よりも高い位置に設定してある。また、オイルタンク3にはオイルレベルセンサ17が装着されている。
また、電動供給ポンプ6は図示しないECUが接続されている。このECUには、オイルレベルセンサ17やエンジンの各所のセンサが接続されており、このECUにより処理されたエンジン1のエンジン運転条件に基づく指令に基づいて電動供給ポンプ6の吐出量の制御がされている。
以上のように構成されるエンジン1は、潤滑系燃料供給経路8と噴射燃料供給経路13を、互いに独立した二系統としたので、吐出容量や吐出圧力が大きく異なる潤滑ポンプ10と噴射ポンプ15とが相互に影響を及ぼすことがなく、エンジン運転条件に応じた所望の潤滑性能、噴射性能を得ることができる。すなわち、潤滑ポンプ10は、50〜400kPaの圧力で連続的に圧送するのに対し、噴射ポンプ6は、10MPa以上の圧力で圧送するものであり、両者の性質は異なっている。そこで、本発明のエンジン1のように潤滑系燃料供給経路8と噴射燃料供給経路13とを互いに独立した二系統とすれば、エンジン運転条件に応じた所望の潤滑性能、噴射性能を得ることができる。
また、熱交換器18を配設したことにより、高圧で噴射系12へ供給され、高温となった燃料(噴射系リターン燃料)を効率よく冷却することができる。また、三方弁19を配設したことにより、熱交換器18により冷却された燃料を選択的にオイルパン3側、又は、噴射ポンプ15の上流へ戻すことができる。ここで、三方弁19の開度を調節すれば、オイルパン3側、噴射ポンプ15の上流側に戻す燃料の割合を適宜変更することができる。
なお、本実施例のエンジン1では、オイルタンク3内の燃料は、噴射系12で噴射され、また、エンジン各部に供給された燃料もブローバイガスによるオイルの持ち去りや、オイル上がり、オイル下がりに相当する現象によって消費される。そこで、オイルレベルセンサ17や他のセンサ検出値に基づき判定するエンジン運転条件に応じて電動供給ポンプ6を駆動し、燃料ポンプ2からオイルパン3へ燃料を供給することにより、オイルパン3内には常に適正量の燃料を貯留しておくことができる。
しかし、燃料タンク2内の燃料がエンプティ状態となると、これに伴ってオイルパン3もエンプティ状態となる。そこで、本実施例のエンジン1では、オイルパン3内に位置する噴射系燃料供給経路13の吸込口13aを、潤滑系燃料供給経路8の吸込口8aの位置よりも高い位置に設定しておくことにより、噴射燃料供給経路13への燃料の供給が、潤滑系燃料供給経路8への燃料供給よりも早期に停止させることができる。すなわち、エンジン1が停止した後も潤滑系燃料供給経路8には燃料が吸い上げられエンジン各部7には燃料が供給されるのでエンジン1の焼き付きを防止することができる。
次に、本発明の実施例2について図2を参照しつつ説明する。実施例2のエンジン20が、実施例1のエンジン1と異なる点は、実施例1における噴射系燃料リターン経路16に配設した三方弁19と噴射ポンプ15との間に消泡器21を追加、配設した点である。
このような構成とすることにより、エアを除去した噴射系リターン燃料を再び噴射ポンプ15により噴射系12に供給することができる。これにより、噴射系リターン燃料を再び噴射系12へ供給する際のエアレーションの問題を回避し、エンジン燃焼制御への影響を緩和することができる。
ここで、本実施例では、消泡器21は図3に拡大して示すようなタンク21aとした。オイルパン3から吸い上げられた燃料、及び、三方弁19を経由した噴射系リターン燃料は、入口21bからタンク21a内に流入し、このタンク21a内に一旦貯留される。気泡(エア)を含んだ燃料は、タンク21a内に貯留されている間にエアが分離される。エアが分離された後の燃料は出口21cから矢示22で示すように噴射ポンプ15側へ流出する。なお、分離されたエアは上方の排出口21dから排出され、オイルパン3又は燃料タンク2へ送られる。
消泡器21は、図3に示した形式のものに代えて図4に拡大して示した形式の消泡器23を用いることもできる。図4に示した消泡器23は、ケース23a内に分離羽根23bを備えており、入口23cから流入したエアを含んだ燃料は、分離羽根23bが回転する際の遠心力等の作用によりエアが分離される。エアが分離された後の燃料は出口23dから噴射ポンプ15側へ流出する。なお、分離されたエアは上方の排出口23eから排出され、オイルパン3又は燃料タンク2へ送られる。
なお、消泡器21はさらに他の形式のものを採用することができる。例えば、円錐状の容器の内部へ外周壁に沿ってエアを含む燃料を吹き込んで旋回させ、遠心力を利用して分離する形式のものを採用することもできる。
なお、他の構成については実施例1のエンジン1と同様であるので、共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
実施例1の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。 実施例2の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンの主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。 図2に示した軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンに配設した消泡器の構造を示す説明図である。 消泡器のその他の例を示した説明図である。 従来の燃料潤滑式ディーゼルエンジンの主として燃料供給部分の概略構成を示した説明図である。
符号の説明
1、20 エンジン
2 燃料タンク
3 オイルパン
4 燃料供給経路
5 セジメンタ
6 電動供給ポンプ
7 エンジン潤滑系
8 潤滑系燃料供給経路
9、14 フィルタ
10 潤滑ポンプ
11 潤滑系燃料リターン経路
12 噴射系
13 噴射系燃料供給経路
15 噴射ポンプ
16 噴射系燃料リターン経路
17 オイルレベルセンサ
18 熱交換器
19 三方弁
21、23 消泡器

Claims (4)

  1. 軽油等の燃料を潤滑油として兼用する軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンであって、
    潤滑ポンプによりオイルパンからエンジン潤滑系へ燃料を供給する潤滑系燃料供給経路と、
    噴射ポンプによりオイルパンから噴射系へ燃料を供給する噴射系燃料供給経路と、
    当該噴射系燃料供給経路に供給した後の噴射系リターン燃料をオイルパンへ戻す噴射系燃料リターン経路と、
    当該噴射系燃料リターン経路に配設した熱交換器と、
    を備え、
    前記熱交換器の下流に三方弁を配設し、当該三方弁に流入した前記噴射系リターン燃料を前記オイルパン及び/又は前記噴射系燃料供給経路における前記噴射ポンプの上流へ戻すことを特徴とした軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  2. 請求項1記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    エンジンの運転条件及び/又は噴射系リターン燃料の温度に基づいて前記三方弁が切り替えられることを特徴とした軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  3. 請求項1又は2記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    前記三方弁と前記噴射ポンプとの間に消泡器を配設したことを特徴とする軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
  4. 請求項3記載の軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジンにおいて、
    前記噴射ポンプと前記消泡器との間にフィルタを配設したことを特徴とした軽油等燃料潤滑ディーゼルエンジン。
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