JP4446761B2 - 超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド - Google Patents

超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド Download PDF

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Description

本発明は、被検査体を破壊せずに検査する非破壊検査装置に関し、特に超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドに関する。
金属材料を使用して機械や構造物などを製造する方法には、塑性加工によって製造された板材を互いに溶接する方法がある。このような溶接構造物の信頼性が特に要求される場合には、非破壊検査によって溶接部の健全性を確認することがある。
非破壊検査装置としては、超音波の送受信を行う超音波振動子を被検査体に接触媒体を介して押圧させて、超音波振動子による受信波形により被検査体の健全性を検査する超音波非破壊検査装置が知られている。この超音波非破壊検査装置による被検査体の非破壊検査方法としては、ウェット式とドライ式の2種類がある。
ウェット式超音波非破壊検査方法は、例えば、図5に要部を模式的に示すように、被検査体101となる板材102と板材103をスポット溶接した溶接部104の良否、即ち健全性の確認のために溶接部104のナゲット径Dを検査する際に、板材102の表面に超音波伝播材として、水やオイル等の液体の接触媒体105を塗布し、超音波振動子106を押圧して液体状の接触媒体105の膜により板材102と超音波振動子106を密着させて超音波振動子106による超音波の受信波形により行うものである。
この種のウェット式超音波非破壊検査方法は、被検査体101と超音波振動子106との間に液体の接触媒体105による薄い膜を形成して密着させるため、超音波振動子106の押圧力が比較的小さくとも安定した大きい受信波形を得ることができる。しかし、検査に先立って被検査体101の表面に液体の接触媒体105を塗布し、かつ検査後に接触媒体105を除去しなければならずその作業が厄介である。また、除去しきれなかった残存する接触媒体105が被検査体101を汚すと共に、被検査体101の発錆を誘発することが懸念される。
一方、ドライ式超音波非破壊検査方法に使用される超音波非破壊検査装置としては、例えば図6に要部断面を模式的に示すように、被検査体101となる板材102と板材103の溶接部104のナゲット径Dを検査するにあたり、超音波振動子111の先端に、先端112aが薄いゴム膜等の柔軟な接触媒質によって形成された有底の筒体112を延設してその筒体112内に超音波伝播材として水、オイル等の液体の接触媒体113が充填された超音波センサヘッド110を備え、その超音波センサヘッド110に設けられた筒体112の先端112aを被検査体101に密着されて超音波により検査するものが知られている。
また、ドライ式超音波非破壊検査方法としては、図7(a)に示すように、超音波伝播材として柔軟性及び復元性に優れたゲル状物質であるシリコーンゴム122の表面がポリエチレン製の網123で覆われた接触媒体121を被検査体120の表面上に載置して、超音波振動子124と被検査体120との間に接触媒体121を配置する。そして、超音波振動子124の下降に伴って、接触媒体121が押圧されて網123とシリコーンゴム122が変形して図7(b)に示すように超音波振動子124と接触媒体121及び接触媒体121と被検査体120が密着する。この状態で、超音波振動子124を通しての受信波形により被検査体120を検査する。検査が終了すると、超音波振動子124が上昇する。この超音波振動子124の上昇に伴って接触媒体121はシリコーンゴム122と網123の弾性復帰力により検査前の形状に復帰する。
また、図8(a)に示すように接触媒体121におけるシリコーンゴム122の超音波振動子124と接触する部分122aを超音波振動子124の先端形状と略同じ形状にし、シリコーンゴム122が超音波振動子124と接触する部分122aは網123で覆われておらず、超音波振動子124との密着状態を維持している。超音波振動子124と接触していないシリコーンゴム122の表面は網123で覆われている。そして、図8(b)に示すように超音波振動子124の押圧動作により接触媒体121が変形して接触媒体121と被検査体120が密着状態となり、この状態で超音波による検査が行われる。検査が終了して超音波振動子124が上昇すると、密着している接触媒体121も一緒に上昇する。そして、図8(c)に示すようにシリコーンゴム122と網123の弾性復帰力により被検査体120の表面と接触媒体121との密着が容易に解除されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−181796号公報
上記図6に示す超音波非破壊検査装置によると、被検査体101に圧接する超音波センサヘッド110の筒体112の先端112aが薄いゴム膜等によって形成されることから、検査の際の押圧によって筒体112の先端112aが大きく変形して被検査体101との接触範囲が変化し、この接触範囲の変化に伴って超音波振動子111から被検査体101への超音波の伝搬範囲が広く分散して検査精度に影響を及ぼすと共に、薄いゴム膜等によって形成された筒体112の先端112aの耐久性を確保することが困難である。また、筒体112内に液状の接触媒体113を充填する作業は厄介でその作業性は良好なものではない。
また、上記図7に示す特許文献1に開示の超音波非破壊検査方法によると、シリコーンゴム122の表面がポリエチレン製の網123で覆われた接触媒体121を被検査体120の上に載置して、超音波振動子124と被検査体120との間に接触媒体121を配置することによって、超音波振動子124により接触媒体121が押圧されて変形して超音波振動子124と接触媒体121及び接触媒体121と被検査体120が密着状態となり、検査後に接触媒体121の弾性復帰力により検査前の形状に復帰することから、超音波振動子124及び被検査体120から接触媒体121が容易に剥離し、かつシリコーンゴム122の表面が網123によって保護されて接触媒体121の繰り返し使用が可能になる。
しかし、検査毎に接触媒体121を被検査体120の検査位置に載置し、検査後に接触媒体121を回収する作業は厄介で検査作業に多くのコストを要すると共に、接触媒体121が大きく変形することによって接触媒体121と被検査体120との接触範囲が変化し、この接触範囲の変化に伴って超音波振動子124から被検査体120への超音波の伝搬範囲が広く分散して検査精度に影響を及ぼすと共に、シリコーンゴム122を覆う網123によって超音波振動子124と接触媒体121及び接触媒体121と被検査体120の密着が阻害されて検査精度に影響及ぼすこともが懸念される。
図8に示す特許文献1に開示の超音波非破壊検査装置によると、超音波振動子124の先端に接触媒体121が常時密着状態に維持されて超音波振動子124と被検査体120の間に接触媒体121を配置する作業を省略することができる。しかし、接触媒体121が大きく変形することによって接触媒体121と被検査体120との接触範囲が変化し、接触範囲の変化に伴って超音波振動子124から被検査体120への超音波の伝搬範囲が広く分散して検査精度に影響を及ぼすと共に、シリコーンゴム122を覆う網123によって接触媒体121と被検査体120の密着が妨げられて検査精度に影響することが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、構成の簡素化及び耐久性に優れ、かつ安定した検査精度が確保できる超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドを提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドの発明は、超音波振動子及び該超音波振動子を被検査体に接触させる接触媒体を備えた超音波センサヘッドを有し、上記超音波振動子による超音波の受信波形により被検査体を非破壊検査する超音波非破壊検査装置において、上記超音波センサヘッドは、超音波の送受信を行う超音波振動子と、該超音波振動子と同軸上に配置されて基端が超音波振動子の先端に接続されると共に先端開口部の内径を調整する集束径機構を備えた筒状のホルダと、基端部が上記超音波振動子の先端に対向しかつ先端部が上記先端開口部から突出した状態で上記ホルダ内に配置された軟質ゲル状物質の接触媒体とを備え、上記接触媒体の先端部を被検査体への押圧によって上記超音波振動子の先端と接触媒体の基端部が密着すると共に接触媒体の先端部と被検査体が密着することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドにおいて、上記ホルダは、内周面が基端側から先端開口部側へ移行するに従って縮径される略円錐面形状であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドにおいて、上記ホルダは、該基端が上記超音波振動子に取り外し可能に接続されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドにおいて、上記軟質ゲル状物質が、シリコーンゴムであることを特徴とする。
請求項1の発明によると、超音波の送受信を行う超音波振動子の先端に筒状のホルダを接続し、ホルダ内に基端部が超音波振動子の先端に対向しかつ先端部がホルダの先端開口部から突出した状態で軟質ゲル状物質の接触媒体を配置して超音波センサヘッドを構成することによって、簡単な構成にもかかわらず、超音波センサヘッドの押圧動作により接触媒体の先端部を被検査体に押圧すると接触媒体がホルダ内で圧縮変形して超音波振動子と接触媒体が密着しかつ接触媒体と被検査体が密着すると共に、ホルダの先端開口部の内径を集束径機構により種々調整することで検査対象範囲の異なる種々の被検査体の非破壊検査が適切に行え、安定した検査精度が確保できる。また、ホルダによって接触媒体が保持されて過度の変形が抑制され、耐久性が確保できる。
請求項2の発明によると、接触媒体を保持するホルダの内周面を基端側から先端開口部側へ移行するに従って縮径される略円錐面形状に形成することから、軟質ゲル状の接触媒体が安定した状態に保持でき、かつ超音波振動子から接触媒体を介して被検査体に伝搬する超音波を内周面によって集束される。
請求項の発明によると、超音波振動子にホルダを取り外し可能に接続することによって、高価な超音波振動子を替えることなく、被検査体に対応してホルダを替えることで種々の検査が可能になり、汎用性が得られる。
請求項の発明によると、接触媒体を柔軟性及び密着性に優れたシリコーンゴムによって形成することによって、超音波センサヘッドによる小さな押圧力で容易に変形して超音波振動子と接触媒体及び接触媒体と被検査体と密着が良好になる。
以下、本発明による超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドの実施の形態を、板材をスポット溶接した被検査体の溶接部の健全性をナゲット径の検査判定により行う場合を例に図を参照して説明する。
本発明による超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドの説明に先立って参考例を説明する。
参考例1
音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドの参考例1を図1及び図2を参照して説明する。
図1は、超音波非破壊検査装置1の概要を示す説明図であり、図2は超音波センサヘッド10の断面図である。
超音波非破壊検査装置1は、超音波振動子11を備えた超音波センサヘッド10が操作制御部2からの制御信号により機構装置3を移動させて被検査体50の表面に押圧させる。そして、超音波探傷器4から超音波センサヘッド10の超音波振動子11に超音波が送信され、被検査体50の非破壊検査を行い、反射エコーが超音波振動子11に受信される。受信された反射エコー、即ち超音波の受信波形は、超音波探傷器4の信号処理部5、演算処理部6を経由して図形として表示部7に表示する。
ここで、被検査体50は、図2に断面図を示すように、板材51と板材52がスポット溶接された溶接構造物であって、溶接部53のナゲット径Dを判定することによって溶接部53の良否、即ち健全性を判断する。
超音波センサヘッド10は、円柱状で先端11aが平坦な超音波振動子11と、この超音波振動子11と同軸a上に配置されて基端12aが超音波振動子11の先端11aに接続された筒状のホルダ12を有し、ホルダ12は、超音波が透過しにくい材質からなり先端開口部12bの内径dが、検査対象範囲である溶接部53における通常のナケット径Dと略同径に形成されている。
ホルダ12内に、その内周面12cと略同径の円柱状で平面状の基端部13aが超音波振動子11の先端11aに対向し、かつ平面状の先端部13bがホルダ12の先端開口部12bから若干突出した状態となる軟質ゲル状物質の接触媒体13が配置され、超音波センサヘッド10の押圧動作により接触媒体13の先端部13bを被検査体50に押圧することによって接触媒体13がホルダ12内で圧縮変形して超音波振動子11の先端11aと接触媒体13の基端部13aが密着し、かつ接触媒体13の先端部13bと板材51が密着する。また、ホルダ12によって接触媒体13の先端部13bの拡径変形が抑制されて先端部13bの径が略ホルダ12の先端開口部12bの内径d、即ち検査対象範囲となる通常のナゲット径Dと略同径に維持される。
この接触媒体13は、例えば、軟質ゲル状で柔軟性及び密着性に優れたシリコーンゴムによって形成され、超音波センサヘッド10による小さな押圧力で容易に変形して超音波振動子11の先端11aと接触媒体13の基端部13aとの密着状態及び接触媒体13の先端部13bと被検査体50との密着状態を得ることができる。
このような超音波センサヘッド10を備えた超音波非破壊検査装置1による被検査体50の溶接部53の非破壊検査について説明する。
予め設定されたプログラムに従って、操作制御部2からの制御信号により機構装置3を移動させて超音波センサヘッド10のホルダ12の先端開口部12bから突出した接触媒体13の先端部13bを被検査体50における溶接部53と対応する板材51の表面部位に図2に示すように押圧する。この押圧によって、接触媒体13はホルダ12内で圧縮変形が付与されて超音波振動子11の先端11aと接触媒体13の基端部13aが密着し、かつ接触媒体13の先端部13bと板材51が密着する。この状態において接触媒体13の先端部13bはその拡径変形がホルダ12の先端開口部12bによって抑制されてホルダ12の先端開口部12bの内径dと略同径に維持され、接触媒体13の先端部13bは溶接部53の通常のナケット径Dと略同径に保持される。
接触媒体13の先端部13bが板材51に押圧された状態で超音波探傷器4から超音波センサヘッド10の超音波振動子11に超音波が送信され、基端部13aが超音波振動子11の先端11aに密着しかつ先端部13bが板材51に密着した接触媒体13を介して超音波振動子11と被検査体50との間で超音波が伝搬され、反射エコーが超音波振動子11に受信される。
この際、接触媒体13の先端部13bがホルダ12の先端開口部12bの内径dと略同径に維持されて、板材51に密着する接触媒体13の先端部13bが溶接部53の通常のナケット径Dと略同径に保持されて超音波振動子11から被検査体50への超音波の伝搬範囲が調査対象範囲である通常のナゲット径Dの範囲に集束される。よって、超音波振動子11から被検査体50への超音波の伝搬範囲が過剰に広がることなく広範囲に分散されることが回避される。
受信された反射エコー、即ち受信波形は超音波探傷器4の信号処理部5及び演算処理部6を経由して溶接部53を図形として表示部7に表示する。表示部7に表示された溶接部53の状態によるナゲット径Dから溶接部53の健全性を判定することができる。
例えば、溶接部53のナゲット径Dが所期のナゲット径より小さい場合には、溶接部53による板材51と板材52との十分な結合強度が確保できていないことが懸念される。また、ナゲットの形状に不連続部分がある場合には溶接部53に散り現象等が発生して結合強度の低下を起こすことが懸念される。
検査が終了すると、超音波探傷器4から超音波振動子11への超音波の送信を停止し、しかる後、機構装置3を移動させて超音波センサ10を上昇させると、接触媒体13も共に上昇して接触媒体13に付与されていた圧縮変形が解除される。圧縮変形が解除された接触媒体13は、それ自体の弾性復帰力により板材51の表面と接触媒体13の先端部13bとの密着が容易に解除されて剥離される。また、同様に接触媒体13の弾性復帰力により超音波振動子11の先端11aと接触媒体13の基端部13aとの密着が解除される。
このように形成された超音波センサヘッド10によると、超音波振動子11の先端11aに設けられたホルダ12内に、その先端開口部12bから先端部13bが突出した状態で硬質ゲル状物質の接触媒体13を配設する簡単な構成にもかかわらず、超音波センサヘッド10の押圧動作により接触媒体13がホルダ12内で圧縮変形して超音波振動子11と接触媒体13が密着しかつ接触媒体13と被検査体50が密着状態になる。更に、接触媒体13の先端部13bがホルダ12の先端開口部12bの内径dと略同径に維持されて、板材51に密着する接触媒体13の先端部13bが溶接部53の通常のナケット径Dと略同径に保持されて超音波振動子11から被検査体101への超音波の伝搬範囲が検査対象範囲である通常のナゲット径Dの範囲に集束されて超音波振動子11から被検査体50への超音波の伝搬範囲が過剰に分散されることがなく、安定した検査精度が確保できる。また、接触媒体13がホルダ12に保持されて過度の変形が抑制されて耐久性に優れ、繰り返し使用が可能になり、製造コスト及びランニングコストの低減が期待できる。
参考例2
図3は参考例2の概要を示す超音波センサヘッドの断面説明図である。なお図3において図2と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
本参考例における超音波センサヘッド20は、参考例1と同様に円柱状で先端11aが平坦な超音波振動子11を有し、この超音波振動子11と同軸a上で超音波振動子11の先端11aの外周に取り外し可能に嵌合するホルダ22が設けられ、ホルダ22によって上記第1実施の形態と同様にシリコーンゴム等のゲル状物質からなる接触媒体25が保持されている。
ホルダ22は、超音波が透過しにくい材質によって形成され比較的大径で超音波振動子11の先端11aの外周に取り外し可能に嵌合する内面23aが形成された環状の基端23と、この基端23に連続形成されて先端開口部24a側に移行するに従って次第に縮径される略円錐面状の内周面24bを備えた円錐状の筒部24とによって形成され、先端開口部24aの内径dは、被検査体50における溶接部53の通常のナケット径Dと略同径に形成されている。
接触媒体25は、平面状の基端部25aが超音波振動子11の先端11aに対向すると共に平面状の先端部25bがホルダ22の先端開口部24aから若干突出し、かつ外周が内周面24bに嵌合する略円錐台形であって、先端部25bがホルダ24の先端開口部24aから突出した状態でホルダ22内に配置されている。
このように構成された超音波センサヘッド20を備えた超音非破壊検査装置により上記第1実施の形態と同様に被検査体50における溶接部53を非破壊検査する。即ち、予め設定されたプログラムに従って、超音波センサヘッド20のホルダ24の先端開口部24aから突出した接触媒体25の先端部25bを被検査体50における溶接部53の位置に対応する板材51の表面に図3に示すように押圧する。この押圧によって、接触媒体25は、ホルダ22内において容易に変形して超音波振動子11の先端11aと接触媒体25の基端部25a及び接触媒体25の先端部25bと被検査体50との密着状態を得ることができ、かつ板材51に圧接する接触媒体25の先端部25bの変形が筒部24の先端開口部24aによって抑制されて筒部24の先端開口部24aの内径dと略同径に維持される。即ち接触媒体25の先端部25bが溶接部53の通常のナケット径Dと略同径に維持される。
この接触媒体25の先端部25bが板材51に押圧された状態で超音波センサヘッド20の超音波振動子11に超音波が送信されると、基端部25aが超音波振動子11の先端11aに密着しかつ先端部25bが板材51に密着した接触媒体25を介して超音波振動子11と被検査体50との間で超音波が伝搬される。このとき超音波振動子11から接触媒体25を介して被検査体50に伝搬される超音波は、内周面24aが円錐面状に形成されたホルダ22の筒部24によって先端開口部24aの内径d、即ち検査対象範囲となる通常の溶接部53のナゲット径Dに集束され、検出径が調整される。そして、被検査体50からに反射エコーが超音波振動子11に受信される。受信された反射エコーに基づいて第1実施の形態と同様に溶接部53のナゲット径Dに基づいて溶接部53の健全性が判定できる。
このように構成された超音波センサヘッド20によると、ホルダ22の内周面24bを超音波振動子11側から先端開口部24aに移行するに従って縮径する円錐面状に形成することによって、軟質ゲル状の接触媒体25がより安定した状態に保持できる。更に、参考例1に加え、超音波振動子11の先端に装着するホルダ22を種々の溶接部53のナゲット径Dに対応する先端開口部24aの内径dを有するホルダ22と替えることによって、溶接部53のナゲット径Dが異なる種々の被検査体50の健全性検査が可能になり、高価な種々のサイズの超音波振動子11を揃える必要がなく超音波振動子11の汎用性が得られ設備コストの削減が期待できる。
なお、上記参考例では、超音波振動子11の先端11aの外周に、装着部23の内面23aを嵌合することによって、超音波振動子11にホルダ22を取り外し可能に装着したが、超音波振動子11とホルダ22をクランプ装置や、ネジ機構等の適宜手段によって取り外し可能に超音波振動子11にホルダ22を装着することもできる。
実施の形態
図4は、本発明による実施の形態の概要を示す超音波センサヘッドの説明図であり、(a)は超音波センサヘッドの断面図、(b)は(a)のA矢視図である。なお図4において図2及び図3と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
本実施形態における超音波センサヘッド30は、参考例1と同様に円柱状で先端11aが平坦な超音波振動子11を有し、超音波振動子11に集束径機構35を備えたホルダ32が超音波振動子11と同軸a上に設けられ、このホルダ32によって参考例1及び参考例2と同様にシリコーンゴム等のゲル状物質からなる接触媒体40が保持される。
ホルダ32は、超音波が透過しにくい材質によって形成され比較的大径で超音波振動子11の先端11aの外周に取り外し可能に嵌合する内面33aが形成された環状の基端33と、この基端33に連続形成されて先端開口部34a側に移行するに従って次第に縮径される円錐面状の内周面34bを備えた円錐状の筒部34とによって形成され、筒部34にはその先端開口部34aから軸方向に複数のスリット34cが形成されている。
一方、ホルダ32の基端33の外周に形成されたネジ部33bに螺合するネジ孔37aが形成された環状の基部37及び、この基部37と一体形成されて筒部35の外周に沿って当接する周面38aを有する環状部38とを備えた略円筒状の操作部36を備えている。操作部36の基部37を回転することによってネジ部33bとネジ孔37aによって形成されるネジ機構により筒部35の外周に当接する環状部38の周面38aを先端開口部34a方向に移動させることによってスリット34cによって複数に分断された筒部35の先端開口部34aが拡開して先端開口部34aの内径dが拡径される。
一方、操作部36を逆回転することによってネジ部33bとネジ孔37aによるネジ機構に従って筒部35の外周に当接する環状部38の周面38aを先端開口部34aから離れる方向に移動してスリット34cによって複数に分断された筒部35の先端開口部34aが閉じて先端開口部34aの内径dが縮径される。これら筒部34の先端開口部34aを分断するスリット34c及びホルダ32の装着部33に形成されたネジ部33bに螺合するネジ孔37aが形成された基部37及び筒部35の外周に当接する周面38aが形成された環状部38を備えた操作部36によって筒部34の先端開口部34aに形成される内径dを拡径及び縮径させる集束径機構35が形成される。
このように構成された集束径機構35によってホルダ32の筒部35の先端開口部34aの内径dを被検査体50の検査対象範囲となる溶接部53の通常のナゲット径Dと略同径となるように調整する。
一方、接触媒体40は、平面状の基端部40aが超音波振動子11の先端11aに対向すると共に平面状の先端部40bがホルダ32の先端開口部34aから若干突出し、かつ外周が内周面34bに嵌合する略円錐台形であって、先端部40bがホルダ32の先端開口部34aから突出した状態でホルダ32内に配置されている。
このように形成された超音波センサヘッド30によると、上記参考例1に加え、集束径機構35によって、ホルダ32の内周面34bが超音波振動子11側から先端開口部34aに移行するに従って縮径する円錐状に形成することによって、軟質ゲル状の接触媒体40をより安定した状態に保持できると共に、検査しようとする被検査体の溶接部における通常のナゲット径と略同径となるように予め集束径機構35によってホルダ32を先端開口部34aの内径dを調整することによって、溶接部のナゲット径が異なる種々の被検査体の非破壊検査が可能になり、超音波センサヘッド30の汎用性が確保できる。
また、ホルダ32の筒部35の先端開口部34aの内径dを調節する集束径機構35は、上記機構に限定されることなく、スリットによって分断された筒部35の外周に環状のクランプを配置し、クランプの伸縮によって行う等種々変更することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では溶接部のナゲット径を判定することによって、溶接部の健全性を判定する場合について説明したが、種々の構造物の欠陥検査、即ち種々の構造物等を非破壊検査する超音波センサとして使用することができる。
音波非破壊検査装置の超音波センサヘッドの参考例1の概要を示す超音波非破壊検査装置の説明図である。 超音波センサヘッドの断面説明図である。 参考例2の概要を示す超音波センサヘッドの断面説明図である。 本発明による実施の形態の概要を示す超音波センサヘッドの説明図であって、(a)は断面説明図、(b)は(a)のA矢視図である。 従来の超音波被破壊検査装置の概要を示す説明図である。 同じく、従来の超音波被破壊検査装置の概要を示す説明図である。 同じく、従来の超音波被破壊検査装置の概要を示す説明図である。 同じく、従来の超音波被破壊検査装置の概要を示す説明図である。
1 超音波非破壊検査装置
10 超音波センサヘッド
11 超音波振動子
11a 先端
12 ホルダ
12a 基端
12b 先端開口部
12c 内周面
13 接触媒体
13a 基端部
13b 先端部
20 超音波センサヘッド
22 ホルダ
24a 先端開口部
24b 内周面
25 接触媒体
25a 基端部
25b 先端部
30 超音波センサヘッド
32 ホルダ
33 基端
34a 先端開口部
35 集束径機構
40 接触媒体
50 被検査体
51 板材
52 板材
54 溶接部

Claims (4)

  1. 超音波振動子及び該超音波振動子を被検査体に接触させる接触媒体を備えた超音波センサヘッドを有し、上記超音波振動子による超音波の受信波形により被検査体を非破壊検査する超音波非破壊検査装置において、
    上記超音波センサヘッドは、
    超音波の送受信を行う超音波振動子と、
    該超音波振動子と同軸上に配置されて基端が超音波振動子の先端に接続されると共に先端開口部の内径を調整する集束径機構を備えた筒状のホルダと、
    基端部が上記超音波振動子の先端に対向しかつ先端部が上記先端開口部から突出した状態で上記ホルダ内に配置された軟質ゲル状物質の接触媒体とを備え、
    上記接触媒体の先端部を被検査体への押圧によって上記超音波振動子の先端と接触媒体の基端部が密着すると共に接触媒体の先端部と被検査体が密着することを特徴とする超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド。
  2. 上記ホルダは、内周面が基端側から先端開口部側へ移行するに従って縮径される略円錐面形状であることを特徴とする請求項1に記載の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド。
  3. 上記ホルダは、該基端が上記超音波振動子に取り外し可能に接続されたことを特徴とする請求項1または2に記載の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド。
  4. 上記軟質ゲル状物質が、シリコーンゴムであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の超音波非破壊検査装置の超音波センサヘッド。
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