JP4445452B2 - ガス検知装置 - Google Patents

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本発明は、例えば生ゴミや糞尿などを原料とし、この原料と希釈水との化学反応によりメタン発酵してバイオガス(メタンガス)を生成するガスプラントシステム等の各種配管やチャンバー等の容器に着脱可能に装着され、配管や容器内部を流れるガスの濃度をリアルタイムに安定して検知することができるガス検知装置に関するものである。
近年、地球温暖化の対応策の一つとして、図10に示すように、例えば生ゴミや糞尿などを原料とし、この原料と希釈水との化学反応によってメタン発酵し、メタンガスなどのバイオガスを生成するガスプラントシステムの開発が進められている。このガスプラントシステムによって生成されたバイオガスは、例えばエンジン、発電、燃料など幅広く利用することができる。
しかし、この種のガスプラントシステムにおいて、バイオガスの発酵量を適正な値に制御するためには、配管内部を流れるガスの濃度をリアルタイムに安定して正確に検知することが望まれていた。
ところで、半導体レーザを光源とし、光の吸収を利用して光学的にガス濃度を測定する装置としては、例えば下記特許文献1に開示されるガス検知装置が知られている。
この特許文献1に開示されるガス検知装置では、発振波長が測定波長(検知対象となるガスの吸収線波長)に制御されて周波数変調されたレーザ光をガス雰囲気に向けて出射し、このレーザ光がガス雰囲気を通過して戻ってくる反射光を受光している。そして、受光した反射光による出力信号から検出される変調周波数の基本波敏感検波信号(1f信号)と2倍波位相敏感検波信号(2f信号)を位相敏感検波し、その比(2f/1f)に基づいてガス雰囲気中の測定対象ガスのガス濃度を演算することでガス濃度の検知を行っている。
しかし、上述した従来のガス検知装置では、ガス雰囲気にレーザ光を出射し、このレーザ光がガス雰囲気を通過して反射してくる光を受光する構成であり、図10に示すようなガスプラントシステムにおける配管内部を流れるガスの濃度を直接検知する場合、測定光路長が一定に定まらないため、安定した正確なガス濃度を検知することができなかった。このため、従来は、例えば吸引方式等によって測定箇所の配管からガスを吸引して採取し、その採取したガスの濃度を測定していた。
特開2005−106521号
上述したガスプラントシステムにおいて、ガス濃度の検知に使用される吸引方式のガスセンサは、試料であるガスの吸引に手間と時間がかかるだけでなく、前処理やメンテナンスが面倒であるという課題があった。
このように、特許文献1に開示される従来のガス検知装置を含め、従来の構成では、配管内部を流れるガスの濃度をリアルタイムに安定して正確に直接検知することができなかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、例えばガスプラントシステム等の各種配管やチャンバー等の容器内部を流れる対象ガスの濃度をリアルタイムに安定して直接検知することができるガス検知装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたガス検知装置は、発振中心波長が測定ガスの吸収波長に制御されて周波数変調されたレーザ光を出射する光源部5と、該光源部からのレーザ光の出射に伴って配管12内部の酸性またはアルカリ性のガスを含んだ前記測定ガスのガス雰囲気を通過したレーザ光を受光する受光部6と、該受光部が受光したレーザ光による検出信号に基づいて前記配管内部の前記酸性またはアルカリ性のガスを含んだ前記測定ガスのガス濃度を演算する演算部9とを備えたガス検知装置1であって、
前記光源部からのレーザ光を前記ガス雰囲気中に出射する出射部52と、前記ガス雰囲気を通過したレーザ光を入射させ前記受光部に導く入射部53とが前記配管内部に装着され、前記ガス雰囲気中に既知の長さの光路を形成し、前記出射部から出射されたレーザ光を前記既知の長さの光路を通過させて前記入射部に導く検知部3を具備し、
前記検知部は、前記出射部からのレーザ光を前記ガス雰囲気中の既知の長さの光路を通過させて前記入射部に導くように前記ガス雰囲気中に臨んで配置された複数のプリズム51a,51bを含む検知用光路形成部51を備え、
前記検知用光路形成部は、前記出射部からのレーザ光の、前記入射部までの経路上の前記複数のプリズムの入射面に対する入射角度が、前記出射部からのレーザ光が前記入射面で不要に反射され、反射された光が前記出射部に戻らないように、前記プリズムの前記入射面に対して垂直から外れた角度に設定されることを特徴とする。
請求項に記載されたガス検知装置は、請求項1のガス検知装置において、
前記検知部3、前記配管12または容器内部のガス温度よりも高い温度に維持する加熱手段61を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、検知用光路形成部によって常に一定の光路長をガス雰囲気中に形成して配管内を流れる対象ガスの濃度を直接検知するので、従来のような例えばガス配管内のガス濃度を試験吸引することなく、リアルタイムに安定して高速かつ正確に配管内のガス濃度を検知することができる。
ガス検知対象となる配管に直接装着できるので、従来の吸引方式のような前処理が不要となり、ガス濃度の測定作業が簡略化され、メンテナンスも容易に行え、ガス検知の作業効率が向上する。
検知用光路形成部にプリズムを用いた場合、プリズムの入射面への垂直入射(入射角0°)に対して入射角度を所定角度傾斜させれば、反射(迷光)による測定ノイズ成分を排除し、より高精度なガス濃度検知を行うことができる。
加熱手段によって検知部を配管内のガス温度よりも高い温度に維持すれば、例えばガス温度より外気温度が低い場合でも、検知部を結露させることなく常に一定の光路を形成するように機能させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係るガス検知装置の全体構成の概略を示すブロック図、図2〜図4は本発明に係るガス検知装置の光源部の各例を示す図、図5は本発明に係るガス検知装置の検知部の側断面図、図6は図5におけるA−A線断面図、図7(a)〜(e)は光学部が有する検知用光路形成部の各例を示す図、図8(a),(b)は本発明に係るガス検知装置の反射防止構造及び気密構造の具体例を示す光学部の断面図、図9(a),(b)は本発明に係るガス検知装置の結露防止構造の具体例を示す光学部の断面図、図10は本発明に係るガス検知装置を採用したガスプラントシステムの概略構成図である。
本発明のガス検知装置は、例えばガスプラントシステム等の各種配管内に既知の長さの光路を形成し、配管内を流れる検知対象のガスの濃度をリアルタイムに安定して正確に検知するものである。図1に示すガス検知装置1は、装置本体としての計測部2と、センサヘッドをなす検知部3とを備え、計測部2と検知部3との間が伝送手段としての光ファイバ4で接続されている。光ファイバ4は、単一モードファイバからなり、送信用及び受信用の一対のファイバ4a,4bで構成される。
まず、装置本体としての計測部2の構成について説明する。図1に示すように、計測部2は、光源部5、受光部6、測定光増幅部7、受光信号検出部8、演算部9、表示部10、波長安定化回路11を具備している。
光源部5は、配管内部を流れる検知対象のガスの測定波長(測定対象ガスの吸収線波長)に発振中心波長が制御されて周波数変調されたレーザ光を出射するもので、例えば図2や図3に示すような構成が採用される。
図2に示す光源部5(5A)は、複数対の電極を有する箱型のバタフライ型ケース本体21を基部とし、半導体レーザモジュールを構成している。バタフライ型ケース本体21の一面には、不図示の貫通穴が形成され、貫通穴には例えばガラスなどの出射窓22が設けられている。出射窓22には、レーザ光を検知部3に伝播するための光ファイバ4aがコネクタ接続されており、出射窓22からのレーザ光が集光レンズ23によって光ファイバ4aの入射端面に集光されて入射される。光源部5Aは、半導体レーザ24、コリメートレンズ25、光アイソレータ26、温度制御素子としてのペルチェ素子27、参照ガスセル28、受光器としてのフォトダイオード29、不図示の温度計測素子としてのサーミスタなどがバタフライ型ケース本体21内に収容されており、各光学部品間の光軸調整がなされて気密封止されている。
半導体レーザ24は、発振中心波長が測定ガスの吸収波長に制御されて周波数変調されたレーザ光を前後両面から発光しており、前方の面から出射されるレーザ光を測定光とし、後方の面から出射されるレーザ光を参照光としている。
コリメートレンズ25は、半導体レーザ24の前方の出射窓22側に配置され、半導体レーザ24から出射した測定光を平行光にコリメートしている。
光アイソレータ26は、コリメートレンズ25と出射窓22との間に配置される。この光アイソレータ26は、90°の偏波面のレーザ光のみを通す偏光子と、45°の偏波面のレーザ光のみを通す検光子との間に配置された結晶に磁力を印加して、結晶中を透過するレーザ光の偏波面を回転させて偏光子での反射光の通過を阻止している。これにより、半導体レーザ24からのレーザ光の出射に伴う半導体レーザ24への反射光の戻りを抑圧している。そして、コリメートレンズ25により平行光にされた測定光は、光アイソレータ26を介して出射窓22から集光レンズ23により集光されて光ファイバ4aに入射される。
温度制御素子としてのペルチェ素子27は、半導体レーザ24の温度を制御している。参照ガスセル28は、半導体レーザ24の後方に配置され、波長安定化用ガスが封入されており、測定光の発振波長の周波数安定化に用いられる。フォトダイオード29は、参照ガスセル28の後方に配置され、参照ガスセル28を通過した半導体レーザ24からの参照光を受光検出している。尚、不図示のサーミスタは、半導体レーザ24の温度を検出している。
また、図3に示す光源部5(5B)は、金属パッケージからなる箱型形状のケース本体31の内部に、半導体レーザモジュール32、参照ガスセル33、受光器としてのフォトダイオード34が収容されている。尚、図示はしないが、半導体レーザモジュール32のケース(バタフライモジュール)内には、発振中心波長が測定ガスの吸収波長に制御されて周波数変調されたレーザ光を両面から出射する半導体レーザ(レーザダイオード)が設けられている。ケース本体31からはコネクタを備えた光ファイバ4aが延出されている。ケース本体31の底面には、冷却用フィン35が取り付けられた温度制御素子(ペルチェ素子)36が設けられている。半導体レーザは、動作温度、動作電流により発振波長が変化する性質があるため、ケース本体31内部のLDチップキャリア下に設置された温度制御素子により動作温度を一定温度に制御することにより発振波長が制御される。
尚、光源部5は、検知対象となるガスの吸収線を少なくとも含む波長に周波数変調されたレーザ光を出射する構成であれば良い。従って、光源部5としては、図2や図2の構成に限定されず、例えば特許文献1に開示される光源ユニット(同文献公報に開示される図22の構成)を含め、様々なものを用いることができる。
また、本例のガス検知装置1は、図示の例において計測部2と検知部3とを別体の構成としているが、計測部2と検知部3とを一体化して配管12に装着して検知対象となるガスの濃度を検知する構成とすることもできる。この場合には、光ファイバ4aが不要な構成として、例えば図4に示す光源部5(5C)を採用することができる。尚、図4において、図2と同一の構成要素には同一番号を付し、その説明を省略している。
図4に示す光源部5(5C)は、複数対の電極を有する箱型のバタフライ型ケース本体21を基部とし、半導体レーザモジュールを構成している。バタフライ型ケース本体21の一面には、不図示の貫通穴が形成され、貫通穴には例えばガラスなどの出射窓22が設けられる。この出射窓22から出射されたレーザ光は検知部3に入射される。光源部5Aは、半導体レーザ24、コリメートレンズ25、光アイソレータ26、温度制御素子としてのペルチェ素子27、参照ガスセル28、受光器としてのフォトダイオード29、温度計測素子としてのサーミスタ30がバタフライ型ケース本体21内に収容されており、各光学部品間の光軸調整がなされて気密封止されている。尚、特に説明はしないが、バタフライ型ケース本体21内の各部品は図2の光源部5Aと略同等に機能する。
また、上述した各光源部5における参照ガスセル28,33は、例えば特許文献1に開示される構成(同文献公報に開示される図10〜図14の構成)を採用することができる。これにより、参照ガスセル28,33を超小型に構成して光源部5全体の小型化を図ることができ、特に計測部2と検知部3とを一体化してコンパクトなガス検知装置1を構成する場合に有効である。
受光部6は、光源部3から光ファイバ4a、検知部3を介して配管12のガス雰囲気にレーザ光が入射されたときに、対象ガスを含むガス雰囲気を通過して検知部3、光ファイバ4bを介して入射されるレーザ光を受光している。尚、光ファイバ4a,4bが不要な光源部5を採用した場合には、光源部5から検知部3を介して配管12のガス雰囲気にレーザ光が入射されたときに、ガス雰囲気を通過して検知部3を介して入射されるレーザ光を受光している。
測定光増幅部7は、例えばプリアンプで構成され、受光信号検出部8で検出する1f信号、2f信号が測定対象ガス濃度範囲で同等の検出レベルになるように、増幅度が1f信号、2f信号それぞれ最適な値に設定されている。この測定光増幅部7では、受光部6から検出出力される測定光信号の受光電流を受光電圧に変換し、さらに設定された増幅度で測定光信号(受光電圧)を増幅して出力している。
受光信号検出部8は、測定光増幅部7で増幅された測定光信号(受光電圧)を信号処理し、1f信号と2f信号を位相敏感検波している。
演算部9は、一定の測定光路長において受光検出された受光信号検出部8からの1f信号、2f信号を入力とし、その比(2f/1f)に基づいて測定対象ガスのガス濃度を演算している。
表示部10は、ガス濃度測定に関する各種条件を表示する他、演算部9の処理によって得られる配管内部のガス濃度の測定結果などを表示している。
波長安定化回路11は、設定温度の検索、初期設定、2倍波ピーク安定化、信号同期検出、2倍波歪抑圧動作に関する処理を行っている。尚、その処理内容は特開2001−235420号公報と同様であり、ここでの説明を省略する。
尚、特に図示はしないが、装置本体としての計測部2は、ガス濃度測定に関する各種条件を設定するため、例えば複数のキーやスイッチなどの入力部も備えている。
次に、センサヘッドをなす検知部3の構成について説明する。図5及び図6に示すように、検知部3は、ガス濃度の検知を行う配管12に対して着脱可能に装着される。
図5及び図6に示すように、検知部3は、光学部41と、光学部41を収容する光学部収容体42と、光学部41を収容した光学部収容体42を配管12の所定位置に取付固定するための取付部材43とを備えて概略構成される。
光学部41は、中途位置に段付き部を有する筒型中空状の光学部収容体42の先端に設けられ、後述する既知の長さの光路をガス雰囲気中に形成するための検知用光路形成部51を有している。
取付部材43は、取付フランジ部43a、受け部43b、固定手段43cを備えている。取付フランジ部43aは、中心部に貫通穴を有する平板状に形成され、光学部収容体42の段付き部の小径外周部分に挿通して取り付けられる。尚、取付フランジ部43aは、光学部収容体42と一体に構成しても良い。受け部43bは、中心部に貫通穴を有するとともに取付フランジ部43aの裏面部と接合する平面部を有し、予めJIS規格に基づいて配管12の所定箇所(ガス検知位置)に形成された所定径の取付管12aに溶接して固定される。取付フランジ部43aは、例えばボルトとナットなどの固定手段43cによって受け部43bに固定される。これにより、検知部3が配管12の取付管12aに位置決め固定され、光学部41が配管12内のガス雰囲気に望んで配置される。
次に、光学部41に有する検知用光路形成部51の構成について説明する。検知用光路形成部51は、光源部5からのレーザ光をガス雰囲気中に出射する出射部52と、ガス雰囲気中を通過してくるレーザ光が入射される入射部53とが光学部本体41aに一体に並設されて構成される。この検知用光路形成部51では、ガス雰囲気中に既知の長さの光路を形成し、出射部52から出射されたレーザ光を既知の長さの光路を通過させて入射部53に導いている。尚、本例では、配管12の中心軸と直交する管径方向(配管12内のガスの流れと直交する方向:図6中の矢印a方向)に既知の長さの光路が形成される。これにより、出射部52から出射されてレーザ光は、常に一定の測定光路長となる既知の長さの光路を通過して入射部53に入射される。
以下、検知用光路形成部51の具体的な構成例について図7(a)〜(e)を参照しながら説明する。尚、図7(a)〜(d)では、光学部本体41aにおいて一対の光ファイバ4a,4bが挿通される貫通穴端面(配管12内のガス雰囲気に晒される端面)を出射部52(光ファイバ4a側)、入射部53(光ファイバ4b側)としている。
図7(a)に示す検知用光路形成部51(51A)では、出射部52と入射部53とが配管12の中心軸と直交して光学部本体41aに並設される。また、光学部本体41aの下部に固定された位置決め部材44には、一対のプリズム51a,51bが配置される。この一対のプリズム51a,51bは、ガス雰囲気中に晒された状態で出射部52と入射部53の直下に対向して位置決め配置される。そして、一方のプリズム51aの出射面から他方のプリズム51bの入射面との間の距離が既知の長さの光路(測定光路長)を形成する。
図7(b)に示す検知用光路形成部51(51B)では、出射部52と入射部53とが各々の中心軸が配管12内のガス雰囲気の所定位置で交差するように傾斜して光学部本体41aに並設される。また、光学部本体41aの下部に固定された位置決め部材44には、出射部52及び入射部53の中心軸が交差する位置に単一のミラー51cが位置決め配置される。このミラー51cは、反射面が配管12の中心軸と平行をなしてガス雰囲気中に晒された状態で配置される。そして、出射部52、ミラー51c、入射部53の各々の中心軸を結んだ距離が既知の長さの光路(測定光路長)を形成する。尚、ミラー51cの反射面には、耐アルカリ性に強い金によって反射膜を形成するのが好ましい。
図7(c)に示す検知用光路形成部51(51C)では、出射部52と入射部53とが配管12の中心軸と直交して光学部本体41aに並設される。また、光学部本体41aの下部に固定された位置決め部材44には、単一のプリズム51aが配置される。このプリズム51aは、出射部52からのレーザ光をガス雰囲気を通過させて入射部53に導くようにガス雰囲気中に晒された状態で出射部52と入射部53の直下に位置決め配置される。そして、プリズム51aの入射面と反射面との間の距離が既知の長さの光路(測定光路長)を形成する。
図7(d)に示す検知用光路形成部51(51D)では、出射部52と入射部53とが配管12の中心軸と直交して光学部本体41aに並設される。また、光学部本体41aの下部に固定された位置決め部材44には、一対のミラー51c,51dが配置される。この一対のミラー51c,51dは、出射部52からのレーザ光を反射させて入射部53に導くように反射面がガス雰囲気中に晒された状態で出射部52と入射部53の直下に対向して位置決め配置される。そして、出射部52、一対のミラー51c,51d、入射部53の各々の中心軸を結んだ距離が既知の長さの光路(測定光路長)を形成する。尚、ミラー51c,51dの反射面には、耐アルカリ性に強い金によって反射膜を形成するのが好ましい。
図7(e)に示す検知用光路形成部51(51E)では、一対の光ファイバ4a,4bが各々の端面をガス雰囲気に晒した状態で光学部本体41aに対向して位置決め配置される。この場合、一方の光ファイバ4aの端面が出射部52となり、また他方の光ファイバ4bの端面が入射部53となる。そして、一対の光ファイバ4a,4bの出射部52と入射部53との間の距離が既知の長さの光路(測定光路長)を形成する。
尚、上述した図7(a)において、一対のプリズム51a,51bのうち何れか一方を反射ミラーで構成することもできる。すなわち、プリズムや反射ミラーを用いた場合には、1つもしくは複数のプリズムおよび1つもしくは複数の反射ミラーからなる群のうちの少なくとも1つを含んで検知用光路形成部51を構成することができる。また、上述した図7(a)〜(e)の検知用光路形成部51において、プリズム51a,51b、ミラー51c,51dなどの光学部品を位置決め配置するために光学部本体41aに固定される位置決め部材44は、上記光学部品とともにガス雰囲気中に晒されるので、耐酸性や耐アルカリ性に対して強い材料で構成するのが好ましい。
また、図7(a)〜(e)に示す検知用光路形成部51(51A〜51E)では、送信側の光ファイバ4a及び受信側の光ファイバ4bをコリメータ付きファイバ(先端が斜め研磨されたファイバとコリメートレンズとを組み合わせたファイバ)で構成する他、送信側の光ファイバ4aをコリメータ付きファイバ、受信側の光ファイバ4bをTECファイバ(Thermally-diffused Expanded Core Fiberの略で、熱拡散技術により光ファイバのモードフィールド径を拡大させたコア拡大ファイバ)で構成したり、送信側の光ファイバ4aをTECファイバ、受信側の光ファイバ4bをコリメータ付きファイバで構成することができる。また、送信側の光ファイバ4a及び受信側の光ファイバ4bをTECファイバで構成することができる。
さらに、図7(a)〜(d)に示す検知用光路形成部51(51D)では、送信側及び受信側に光ファイバ4a,4bを用いた構成であるが、計測部2と検知部3とを一体化して構成し、光源部5からのレーザ光を直接検知用光形成部51に入射し、ガス雰囲気中を通過して反射してくるレーザ光を直接受光する構成としても良い。この場合には、送信側及び受信側の光ファイバ4a,4bが不要となり、構成部品を減らして構成が簡略化され、装置全体のコンパクト化を図ることができる。
ところで、本例で取り扱われる配管12内の測定ガスには、硫化水素、アンモニア等の酸、アルカリ性のガスも含まれることがある。このため、これらのガス雰囲気中において図7(a),(c)に示す検知用光路形成部51(51A,51C)の構成を採用した場合、SiO2 とTiO2 の組み合わせで構成される反射防止コート(ARコート)が耐アルカリ性に対して非常に弱いので、プリズム51a,51bの光路面(入射面、反射面、出射面)に反射防止コートを使用することができない。
そこで、本例のガス検知装置1において、検知部3には、出射部52から入射部53までの経路上の通過面に対するレーザ光の入射角度を、出射部52からのレーザ光が通過面で不要に反射されて出射部52に戻らない角度に設定する反射防止対策が施されている。この反射防止対策を施した検知部3としては、図8(a),(b)に示すような光学部41を採用することができる。
図8(a),(b)の光学部41A,41Bでは、例えば接合可能なCANタイプLDモジュール用の窓付きキャップ55を利用している。この窓付きキャップ55は、貫通窓55aにガラス板56が融着されたもので、安価で気密度に関しても1×10-6atm・cc/sec程度が得られる。そして、光学部本体41aと窓付きキャップ55との間の接合面55bを抵抗溶接によって溶接し、プリズム51a,51bのみがガス雰囲気中に晒されるように窓付きキャップ55内の光路との気密をとっている。
また、図8(a),(b)の光学部41A,41Bでは、光学部収容体42との間の気密にシール部材としてのOリング57を使用している。
そして、図8(a),(b)に示す光学部41A,41Bでは、反射防止対策として、プリズム51aの入射面への垂直入射(入射角0°)に対して入射角度を所定角度(例えば4°程度)傾斜させている。その際、プリズム51bの反射面に対する出射角度は入射角度と同一角であり、プリズム51aに入射されるレーザ光と、プリズム51bから出射されるレーザ光とが平行になる。これにより、反射(迷光)による測定ノイズ成分を排除し、より高精度なガス濃度検知を行うことができる。
尚、図8(a)に示す光学部41Aでは、上述した窓付きキャップ55を1つ用い、ガス雰囲気に晒されるガラス板56の表面に一対のプリズム51a,51bを対向配置し、オプティカルコンタクト後、補強のために温度をかけて溶着している。なお、オプティカルコンタクトとは、高精度に研磨された2つの基板表面同士を、接着剤等を使わずに接合する技術である。
また、図8(b)に示す光学部41Bでは、上述した窓付きキャップ55を2つ用い、ガス雰囲気に晒される各々のガラス板56の表面にプリズム51a,51bをオプティカルコンタクト後、温度をかけて溶着している。
ところで、本例のガス検知装置1で取り扱われる配管12内の測定ガスは高湿度の状態もあり得る。例えばガス温度より外気温度が低い場合には、光学部41も熱伝導によりガス温度より低温になる可能性がある。従って、この場合には、検知部3の検知用光路形成部51が結露しないような対策が必要となる。
そこで、本例のガス検知装置1では、光学部41を配管12内のガス温度より高温に維持し、結露防止を行うための加熱手段61を備えた構成とすることができる。図9(a),(b)は加熱手段61を備えた光学部41の各構成例を示している。
図9(a)に示す光学部41(41C)では、キャップ55のガラス板56の内面(ガス雰囲気に晒されない面)に、加熱手段として例えばフィルム状のヒーター61が取り付けられ、計測部2に配線接続される。
図9(b)に示す光学部41(41D)では、例えばシースタイプのヒーター61が光学部本体41aに埋設され、計測部2に配線接続される。
そして、上述した加熱手段としてのヒーター61は、検知用光路形成部51の周辺温度が配管12内のガス温度よりも高くなるように計測部2によって温度制御される。具体的には、配管12内のガス温度を計測するガス温度センサを配管12の所定箇所に設置し、検知用光路形成部51の周辺温度を計測する周辺温度センサを光学部41の所定箇所に設置しておき、これら温度センサによる検出温度を計測部2に入力させる。計測部2は、これら温度センサからの検出温度の比較を行い、その温度差に基づいてヒーター61の温度を制御する。これにより、検知部3の検知用光路形成部51におけるプリズム51a,51b、ミラー51c,51d、光ファイバ4a,4bの入射面及び反射面が温度差によって結露することなく、常に一定の光路を形成するように機能させることができる。
以上のように構成される本例のガス検知装置1では、発振中心波長が測定ガスの吸収波長(検知対象となるガスの吸収線波長)に制御されて周波数変調されたレーザ光が計測部2の光源部4から光ファイバ4aを介して検知部3に入射される。検知部3では、光ファイバ4aからのレーザ光が出射部52から検知用光路形成部51によるガス雰囲気中の既知の長さの光路を通過し、この光路のガス雰囲気中に存在する対象ガスの吸収を受けたレーザ光が入射部53に入射される。入射部53に入射されたレーザ光は、さらに光ファイバ4bを介して計測部2の受光部6に受光される。そして、受光部6が受光した反射光による出力信号から検出される変調周波数の基本波敏感検波信号(1f信号)と2倍波位相敏感検波信号(2f信号)とを位相敏感検波し、その比(2f/1f)に基づいてガス雰囲気中の測定対象ガスのガス濃度を演算部9が演算する。尚、ここでは、変調周波数の基本波敏感検波信号(1f信号)には、強度変調に起因する大きなオフセットが生じるため、1f信号に比べてオフセットのかなり小さい2倍波位相敏感検波信号を用いている。その際の測定結果は表示部10に表示される。
このように、本例のガス検知装置1では、検知用光路形成部51によってガス雰囲気中に既知の長さの光路を形成し、常に一定の測定光路長を維持して配管12内を流れる対象ガスの濃度を直接検知している。これにより、従来のような例えばガス配管やチャンバー(容器)内部等のガス濃度を試験吸引することなく、リアルタイムに安定かつ正確にガス濃度を高速に検知することができる。
しかも、本例のガス検知装置1は、ガス検知対象となる配管12に直接装着でき、例えばボルトとナットにより着脱も容易に行えるので、従来の吸引方式のような前処理が不要となり、ガス濃度の測定作業が簡単に行え、メンテナンスも容易に行うことができる。その結果、ガス検知の作業効率も向上する。
そして、本例のガス検知装置1は、図10に示すような例えば生ゴミや糞尿などを原料とし、この原料と希釈水との化学反応によりメタン発酵してバイオガス(メタンガス)を生成するガスプラントシステム71に採用することができる。
このガスプラントシステム71では、生ゴミや糞尿などの原料バイオマス72が分別機73の受入ホッパ74に投入されると、原料バイオマス72から異物75が除去され、スラリータンク76に所定量づつ原料バイオマス72が送り込まれる。そして、スラリータンク76からは、原料バイオマス72のスラリーが所定量づつバイオガス発酵槽77に供給される。バイオマス発酵槽77では、供給された原料バイオマス72のスラリーと、希釈水78との化学反応によってメタン発酵する。このバイオマス発酵槽77で生成されたメタンガス79は、配管12を通じて所要箇所に排出され、例えばエンジン、発電、燃料などに利用される。
そして、配管12の必要箇所に本例のガス検知装置1を装着すれば、システムを稼働させたままの状態で配管12内のメタン濃度を常時自動監視し、処理工程毎にガス濃度の検知を行うことができ、しかも水蒸気を含む実際の正確な濃度値を測定することができる。そして、前処理プロセスの制御装置80に対し、正確なメタン濃度値をリアルタイムにフィードバックすることによりバイオガスの発酵量を制御することができる。これにより、安定したメタン発酵が可能となり、安定したエネルギー生成を行うことができる。その結果、人件費の削減、ガスプラントシステムの安定性の向上を図ることができる。
本発明に係るガス検知装置の全体構成の概略を示すブロック図である。 本発明に係るガス検知装置の光源部の一例を示す図である。 本発明に係るガス検知装置の光源部の他の例を示す図である。 本発明に係るガス検知装置の光源部の他の例を示す図である。 本発明に係るガス検知装置の検知部の側断面図である。 図5におけるA−A線断面図である。 (a)〜(e) 光学部が有する検知用光路形成部の各例を示す図である。 (a),(b) 本発明に係るガス検知装置の反射防止構造及び気密構造の具体例を示す光学部の断面図である。 (a),(b) 本発明に係るガス検知装置の結露防止構造の具体例を示す光学部の断面図である。 本発明に係るガス検知装置を採用したガスプラントシステムの概略構成図である。
符号の説明
1 ガス検知装置
2 計測部
3 検知部
4(4a,4b) 伝送手段(光ファイバ)
5(5A〜5C) 光源部
6 受光部
7 測定光増幅部
8 受光信号検出部
9 演算部
10 表示部
11 波長安定化回路
12 配管
12a 取付管
21 バタフライ型ケース本体
22 出射窓
23 集光レンズ
24 半導体レーザ
25 コリメートレンズ
26 光アイソレータ
27 温度制御素子(ペルチェ素子)
28,33 参照ガスセル
29 受光器(フォトダイオード)
30 温度計測素子(サーミスタ)
31 ケース本体
32 半導体レーザモジュール
34 受光器(フォトダイオード)
41(41A〜41D) 光学部
41a 光学部本体
42 光学部収容体
43 取付部材
43a 取付フランジ部
43b 受け部
43c 固定手段
44 位置決め部材
51(51A〜51E) 検知用光路形成部
52 出射部
53 入射部
55 キャップ
55a 貫通窓
55b 接合面
56 ガラス板
57 シール部材(Oリング)
61 加熱手段(ヒーター)
71 ガスプラントシステム
72 原料バイオマス
73 分別機
74 受入ホッパ
75 異物
76 スラリータンク
77 バイオマス発酵槽
78 希釈水
79 メタンガス
80 制御装置

Claims (2)

  1. 発振中心波長が測定ガスの吸収波長に制御されて周波数変調されたレーザ光を出射する光源部(5)と、該光源部からのレーザ光の出射に伴って配管(12)内部の酸性またはアルカリ性のガスを含んだ前記測定ガスのガス雰囲気を通過したレーザ光を受光する受光部(6)と、該受光部が受光したレーザ光による検出信号に基づいて前記配管内部の前記酸性またはアルカリ性のガスを含んだ前記測定ガスのガス濃度を演算する演算部(9)とを備えたガス検知装置(1)であって、
    前記光源部からのレーザ光を前記ガス雰囲気中に出射する出射部(52)と、前記ガス雰囲気を通過したレーザ光を入射させ前記受光部に導く入射部(53)とが前記配管内部に装着され、前記ガス雰囲気中に既知の長さの光路を形成し、前記出射部から出射されたレーザ光を前記既知の長さの光路を通過させて前記入射部に導く検知部(3)を具備し、
    前記検知部は、前記出射部からのレーザ光を前記ガス雰囲気中の既知の長さの光路を通過させて前記入射部に導くように前記ガス雰囲気中に臨んで配置された複数のプリズム(51a,51b)を含む検知用光路形成部(51)を備え、
    前記検知用光路形成部は、前記出射部からのレーザ光の、前記入射部までの経路上の前記複数のプリズムの入射面に対する入射角度が、前記出射部からのレーザ光が前記入射面で不要に反射され、反射された光が前記出射部に戻らないように、前記プリズムの前記入射面に対して垂直から外れた角度に設定されることを特徴とするガス検知装置。
  2. 前記検知部(3)、前記配管(12)または容器内部のガス温度よりも高い温度に維持する加熱手段(61)を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガス検知装置。
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