JP4444703B2 - 二重床の遮音構造、二重床の遮音部材取付け工法、及び間仕切り位置変更方法 - Google Patents

二重床の遮音構造、二重床の遮音部材取付け工法、及び間仕切り位置変更方法 Download PDF

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本発明は、二重床の遮音構造、二重床の遮音部材取付け工法、及び間仕切り位置変更方法に関する。
従来より、床施工の後に居室を仕切るための間仕切り壁を構築する床先行工法により構築される二重床に遮音材を設置する際には、その取合工事が煩雑なことから遮音材と上部床との間に隙間ができる等十分な施工精度を得られず、これに伴い二重床に十分な遮音効果を付加することが困難であった。
このような中、特許文献1に示すように、上部床上に居室を仕切るための間仕切り壁が設置される場合において、間仕切り壁を支持する壁支持部材の上面に弾性部材を配置し、該弾性部材を介して上部床及び間仕切り壁を支持することで、防音(遮音)・防振効果を得る構成が考案されている。
特願2001−218596公報(図1参照)
しかし、上述する構成は、上部床上に間仕切り壁を設置する場合に適用されるものであるから、必ずしも上部床上に間仕切り壁を配置しないような二重床であっても高い精度で遮音効果を付与できるような構成が望まれていた。
上記事情に鑑み、本発明は、施工性が良く、簡略な構成で高い精度の遮音効果を有する上部床の遮音構造、二重床の遮音部材取付け工法、及び間仕切り位置変更方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の二重床の遮音構造は、床施工の後に居室を仕切るための間仕切り壁を構築する床先行工法により構築され、下部床、上部床、及び該下部床上に複数配置されて前記上部床を支持する床支持部材とを備える二重床の遮音構造であって、前記上部床の床下には、遮音部材が上部床の振動を抑制できる押圧力をもって該上部床に当接するよう配置されており、該遮音部材は、袋体と、該袋体が上部床の床下に位置する状態でその内方に成形されるウレタン発泡体を備えるとともに、前記袋体に備えられた発泡硬化によりウレタン発泡体となるウレタン発泡液材を注入するための注入口が、前記上部床に備えられた床上と床下とを連通する連通孔に配置されることを特徴としている。
請求項2に記載の二重床の遮音構造は、前記遮音部材を構成するウレタン発泡体に、居室を仕切るための間仕切り壁を支持できる支持耐力が備えられることを特徴としている。
請求項3に記載の二重床の遮音部材取付け工法は、二重床を構成する上部床の所定位置に形成されている床上と床下を連通する連通孔から袋体を床下に挿入した後、該袋体の注入口を前記連通孔に固定する第1の工程と、前記袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともに発泡硬化させてウレタン発泡体を成形することにより遮音部材を構築する第2の工程により構成されることを特徴としている。
請求項4に記載の二重床の遮音部材取付け工法は、第2の工程で、ウレタン発泡液材の注入作業を制御できる注入装置を用いて前記袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入することを特徴としている。
請求項5に記載の間仕切り位置変更方法は、二重床を構成する上部床の新たな間仕切り位置に、床上と床下を連通する連通孔を削孔するとともに、該連通孔から袋体を上部床の床下に挿入した後、該袋体の注入口を前記連通孔に固定する第1の工程と、該袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともに発泡硬化させてウレタン発泡体を成形し新たな遮音部材を構築する第2の工程と、新たな間仕切り位置に間仕切り壁を構築する第3の工程により構成されることを特徴としている。
請求項1記載の二重床の遮音構造によれば、上部床と遮音部材の取り合い構造が、上部床の振動を抑制できる押圧力をもって遮音部材を上部床に当接させるのみの簡略な構成であるため、作業性が良く施工性を大幅に向上することが可能となる。
また、上部床の床下に設置されている遮音部材が、上部床の床下で構築される部材であるから、上部床との間に隙間を生じることがないとともに、精度良く上部床の振動を抑制できる押圧力を上部部材に作用させることができる構成であるため、簡略な構成で遮音部材の有する遮音性能を確実に発現させることが可能となる。
さらに、上部床の床下で構築される遮音部材を上部床の床下に設置する構成は、遮音部材が常に二重床に適合した形状をもって配置される形状に成形されていることとなるため、高い汎用性をもって確実に二重床に遮音性能を付与することが可能となる。
請求項2記載の二重床の遮音構造によれば、遮音部材を居室を仕切る際に用いる間仕切り壁の壁支持部材として流用することもできることから、一般に間仕切り壁を構築する際に床下に備えられる壁床支持部材を用いる必要がなく、材料費とともに施工費を大幅に削減できるため、工費削減に大きく寄与することが可能になる。
請求項3記載の二重床の遮音部材取付け工法によれば、床先行工法を適用して二重床を構築した後、遮音部材の取付け施工を実施できることから、二重床自身の施工には遮音部材の設置等の施工に影響されることがないため材料のロスを大幅に削減できるとともに、従来の床先行工法を踏襲し効率よく作業を行うことが可能となる。
また、遮音部材の構築に係る作業は、上部床の床上から実施できることから、作業性を大幅に向上することができ、工費削減及び工期短縮に大きく寄与することが可能となる。
請求項4記載の二重床の遮音部材取付け工法によれば、ウレタン発泡液材の注入に係る作業を制御できる注入装置を適用することから、熟練した技術を要することなく注入量や発泡時間等を適宜調整することができるため、遮音部材による床上の押圧力を簡便に調整することが可能となる。
このため、押圧力過剰により上部床を押し上げるような現象を抑制する等、遮音部材と上部床との取合い構造をより精度良く施工することが可能となり、ひいては高い遮音性能を二重床に付与することが可能となる。
さらに、材料のロス等を生じることなく高い汎用性を有するむらのない高品質な遮音部材を、容易に二重床に取り付けることが可能となる。
請求項5記載の間仕切り位置変更方法によれば、間仕切り壁を支持する部材として機能させる遮音部材を、上部床上より簡略な方法で所望位置に構築できることから、従来実施されていたような上部床を取り外した上で下部床上に壁支持部材を構築した後、間仕切り壁を構築するといった煩雑な作業を実施する必要がない。
このため、間仕切り位置の変更に係る作業性を大幅に向上することができ、迅速な居室のレイアウト変更が可能になるとともに、間仕切り壁の構築に際し何ら制約を受けることなく、自由な計画をもってレイアウト変更を実施することが可能となる。
本発明の二重床の遮音構造、二重床の遮音部材取付け工法及び間仕切り位置変更方法を図1から図3に示す。本発明は、床先行工法により構築済みの二重床に対して、上部床の床下で構築される遮音部材を設置することにより、上部床と遮音部材との間に確実な取合い構造を形成し、遮音性能の高い二重床の遮音構造を構築するものである。
図1に示すように、二重床1には、遮音部材6が配置されている。ここで、二重床1は床施工後に居室を仕切るための間仕切り壁5を構築する床先行工法により構築されるもので、下部床3と、該下部床3上に所定の離間間隔をもって複数設置される床支持部材4と、該床支持部材4に支持される上部床2により構成され、該上部床2上には、フローリング等の床表面仕上げ材が設置されている。
該二重床1を構成する上部床2の床下には、間仕切り壁5の下方となる位置に遮音部材6が設置されている。該遮音部材6は、ビニールシート等の変形が自在な材料により形成した袋体7と、該袋体7の内方に封入されたウレタン発泡体8により構成されている。
該ウレタン発泡体8は、一般に遮音材として利用されている弾性部材であり、液状のウレタン発泡液材を発泡硬化させることで成形されるものである。本実施の形態では、ウレタン発泡体8を立体状に成形することを目的に、前記袋体7の内方にウレタン発泡液材を充填することとし、ウレタン発泡液材の水平方向の流動に制限を与えている。
なお、遮音部材6には必ずしも袋体7を用いる必要はなく、ウレタン発泡液材の流動を抑制して立体状のウレタン発泡体8を成形できる構成であれば何れを用いても良い。
このような構成の遮音部材6を備えた二重床1の遮音構造は、少なくとも上部床2に生じる振動を抑制できる押圧力をもって前記上部床2に当接するように遮音部材6を前記上部床2の床下に設置する構成を有している。このような構成は、上部床2に生じる振動を遮音部材6、つまり弾性部材であるウレタン発泡体8で吸収するものであり、これにより前記床支持部材4を介して下部床3に伝達される振動を抑制して遮音効果を発揮するものである。
なお、本実施の形態では遮音部材6を、上部床2上に構築されている前記間仕切り壁5を支持するに十分な押圧力を上部床2に作用できるよう成形している。これにより、遮音部材6は間仕切り壁5を支持できる支持耐力を有し、遮音機能のみでなく間仕切り壁5を支持する壁支持機能をも有する構成となっている。
このように、遮音部材6は上部床2への押圧力を適宜調整することにより、間仕切り壁5がない場合には遮音機能を有する部材として、また間仕切り壁5が存在する場合には遮音機能及び壁支持機能を有する部材として利用することができるものである。
また、該遮音部材6は、あらかじめ床先行工法により構築された二重床1に設置されるものであり、前記上部床2の床下において前記袋体7の内方でウレタン発泡液材を発泡硬化させて前記ウレタン発泡体8を成形させた部材である。したがって、上部床2が前記下部床3に対して何れの高さに位置する構成であっても、遮音部材6は上部床2に生じる振動を抑制するに十分な押圧力を上部床2に作用することができる構成となっている。
上述する構成の遮音部材6を用いた二重床1の遮音部材取付け工法を以下に示す。
(第1の工程)
図2(a)に示すように第1の工程では、床先行工法で構築した二重床1を構成する上部床2の所定位置に床上と床下を連通する連通孔2aを形成するとともに、図2(b)に示すように前記遮音部材6を構成する袋体7を該連通孔2aから床下に挿入し、該袋体7の注入口7aを前記連通孔2aに固定する。
なお、前記連通孔2aは、必ずしも二重床1の構築後に削孔する必要はなく、前記上部床2の所定位置にあらかじめ設けておく構成としても良い。
また、本実施の形態では遮音部材6の構築作業時に生じやすい連通孔2aの開口縁の破損を防止することを目的に、連通孔2aの開口縁に塩化ビニル製のアングル2bを設置しているが、必ずしも適用する必要はない。
(第2の工程)
図2(c)に示すように第2の工程では、前記袋体7の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともにこれを発泡硬化させてウレタン発泡体8を形成することにより遮音部材6を構築する。
このとき、前記遮音部材6が、上部床2に生じる振動を抑制するに十分な押圧力を上部床2に対して作用できるよう、発泡硬化によりウレタン発泡体8となるウレタン発泡液材の注入量や発泡時間を適宜調整する。また、設置後の遮音部材6に間仕切り壁5を支持させたい場合には、前記遮音部材6が、間仕切り壁5を支持するに十分な押圧力を上部床2に作用できるよう、発泡硬化によりウレタン発泡体8となるウレタン発泡液材の注入量や発泡時間を適宜調整すればよい。
なお、ウレタン発泡液材の注入作業の際には、注入量や注入時間等ウレタン発泡液材の注入に係る作業を制御できる注入装置9を用いており、これにより、上部床2に対して過剰な押圧力を作用させるような現象を抑制し、所定の押圧力をもって袋体7に内包されたウレタン発泡体8を遮音部材6に当接できるものである。
このような工程により、二重床1には高い取合い精度をもって遮音部材6を取り付けた二重床1の遮音構造が構築され、二重床1に対して高性能な遮音性能を付与することができるものである。
ところで、先にも述べたように遮音部材6は、上部床2に作用させる押圧力を調整することで間仕切り壁5の支持部材としても機能するものである。そこで、居室のレイアウト変更等により居室の間仕切り位置を変更する必要が生じた際の、遮音部材6を利用した間仕切り位置変更方法を以下に示す。
(第1の工程)
図3に示すように、前記上部床2の変更したい間仕切り位置に、床上と床下を連通する連通孔2cを削孔するとともに、該連通孔2cから袋体7を上部床2の床下に挿入し、該袋体7の注入口を前記連通孔2cに固定する。
(第2の工程)
次に、二重床1の遮音構造の構築方法と同様に、該袋体7の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともに発泡硬化させてウレタン発泡体8を成形し、新たな遮音部材6aを構築する。
このとき、新たな遮音部材6aに、新たな間仕切り壁5aを支持するに十分な押圧力を上部床2に作用できるよう、発泡硬化によりウレタン発泡体8となるウレタン発泡液材の注入量や発泡時間を調整する。
(第3の工程)
この後、既存の間仕切り壁5を撤去するとともに、変更したい間仕切り位置に新たな間仕切り壁5aを構築する。
上述する構成によれば、二重床1の遮音構造は、上部床2と遮音部材6の取り合い構造が、上部床2の振動を抑制できる押圧力をもって遮音部材6を上部床2に当接させるのみの簡略な構成であるため、作業性が良く施工性を大幅に向上することが可能となる。
また、上部床2の床下に設置されている遮音部材6が、上部床2の床下で構築される部材であるから、上部床2との間に隙間を生じることがないとともに、遮音部材6が精度良く上部床2の振動を抑制できる押圧力を上部部材2に作用できる構成であるため、簡略な構成で遮音部材6の有する遮音性能を確実に発現させることが可能となる。
さらに、上部床2の床下に位置する状態で構築される遮音部材6が上部床の床下に設置される構成は、遮音部材6が常に二重床1に適合した形状をもって配置される形状に成形されていることとなるため、高い汎用性をもって確実に二重床1に遮音性能を付与することが可能となる。
一方で、遮音部材6を間仕切り壁5を支持するに十分な押圧力を上部床2に作用できる構成とすることにより、遮音部材6を間仕切り壁5の壁支持部材として流用することもできることから、一般に間仕切り壁5を構築する際に上部床2の床下に備えられる壁床支持部材を用いる必要がなく、材料費とともに施工費を大幅に削減できるため、工費削減に大きく寄与することが可能になる。
前記二重床1の遮音部材取付け工法は、床先行工法を適用して二重床1を構築した後、遮音部材6の取付け施工を実施できることから、二重床1自身の施工には遮音部材6の設置等の施工に影響されることがないため材料のロスを大幅に削減できるとともに、従来の床先行工法を踏襲し効率よく作業を行うことが可能となる。
また、遮音部材6の構築に係る作業は、上部床2の床上から実施できることから、作業性を大幅に向上することができ、工費削減及び工期短縮に大きく寄与することが可能となる。
また、ウレタン発泡液材の注入に際し、ウレタン発泡液材の注入に係る作業を制御できる注入装置9を適用することから、熟練した技術を要することなく注入量や発泡時間等を適宜調整することができるため、遮音部材6による床上の押圧力を簡便に調整することが可能となる。
このため、押圧力過剰により上部床2を押し上げるような現象を抑制する等、遮音部材6と上部床2との取合い構造をより精度良く施工することが可能となり、ひいては高い遮音性能6を二重床に付与することが可能となる。
さらに、材料のロス等を生じることなく高い汎用性を有するむらのない高品質な遮音部材を、容易に二重床1に取り付けることが可能となる。
前記遮音部材6を用いた間仕切り位置変更方法によれば、間仕切り壁5を支持する部材として機能させる遮音部材6を、上部床2上より簡略な方法で所望位置に構築できることから、従来実施されていたような上部床2を取り外した上で下部床3上に壁支持部材を構築した後、新たな間仕切り壁5aを構築するといった煩雑な作業を実施する必要がない。
このため、間仕切り位置の変更に係る作業性を大幅に向上することができ、迅速な居室のレイアウト変更が可能になるとともに、間仕切り壁5の構築に際し何ら制約を受けることなく、自由な計画をもってレイアウト変更を実施することが可能となる。
本発明に係る二重床の遮音構造の詳細を示す図である。 本発明に係る二重床の遮音部材取付け工法を示す図である。 本発明に係る遮音部材を用いた間仕切り位置の変更方法を示す図である。
符号の説明
1 二重床
2 上部床
3 下部床
4 床支持部材
5 間仕切り壁
6 遮音部材
7 袋体
8 ウレタン発泡体
9 注入装置



Claims (5)

  1. 床施工の後に居室を仕切るための間仕切り壁を構築する床先行工法により構築され、下部床、上部床、及び該下部床上に複数配置されて前記上部床を支持する床支持部材とを備える二重床の遮音構造であって、
    前記上部床の床下には、遮音部材が上部床の振動を抑制できる押圧力をもって該上部床に当接するよう配置されており、
    該遮音部材は、袋体と、該袋体が上部床の床下に位置する状態でその内方に成形されるウレタン発泡体を備えるとともに、
    前記袋体に備えられた発泡硬化によりウレタン発泡体となるウレタン発泡液材を注入するための注入口が、前記上部床に備えられた床上と床下とを連通する連通孔に配置されることを特徴とする二重床の遮音構造。
  2. 請求項1に記載の二重床の遮音構造において、
    前記遮音部材に、居室を仕切るための間仕切り壁を支持できる支持耐力が備えられることを特徴とする二重床の遮音構造。
  3. 二重床を構成する上部床の所定位置に形成されている床上と床下を連通する連通孔から袋体を床下に挿入した後、該袋体の注入口を前記連通孔に固定する第1の工程と、
    前記袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともに発泡硬化させてウレタン発泡体を成形することにより遮音部材を構築する第2の工程により構成されることを特徴とする二重床の遮音部材取付け工法。
  4. 請求項3に記載の二重床の遮音部材取付け工法において、
    第2の工程で、ウレタン発泡液材の注入作業を制御できる注入装置を用いて前記袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入することを特徴とする二重床の遮音部材取付け工法。
  5. 二重床を構成する上部床の新たな間仕切り位置に、床上と床下を連通する連通孔を削孔するとともに、該連通孔から袋体を上部床の床下に挿入した後、該袋体の注入口を前記連通孔に固定する第1の工程と、
    該袋体の注入口からウレタン発泡液材を注入するとともに発泡硬化させてウレタン発泡体を成形し新たな遮音部材を構築する第2の工程と、
    新たな間仕切り位置に間仕切り壁を構築する第3の工程により構成されることを特徴とする間仕切り位置変更方法。
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