JP4444685B2 - 移動信号出力装置、光学機器、光学機器制御装置および映像生成システム - Google Patents

移動信号出力装置、光学機器、光学機器制御装置および映像生成システム Download PDF

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Description

本発明は、テレビカメラシステムなどの光学機器に備えられている光学調節手段の移動に関わる信号を出力する装置に関し、さらに実写映像とコンピュータグラフィックスとを合成するバーチャルシステム等の映像生成システムに適用が可能な移動信号出力装置に関するものである。
従来、テレビレンズでは、ズーム、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の光学調節手段が電動あるいは手動で操作されることで、被写体像に光学的変化を及ぼす。これにより、所望の映像シーンを作り出すことができる。また、これらの光学調節手段には、ポテンショメータやロータリーエンコーダが連結され、光学調節手段の位置検出結果は、該光学調節手段のサーボ駆動を行ったり位置を表示したりすることに使用されている。
テレビレンズにあっては、スタジオ等で使用される高精度の大型レンズと、可搬性に優れ屋外での使用や肩担ぎでの運用を考えたハンディレンズとがある。大型レンズには、光学調節手段の位置検出器として、2相のデジタル信号を出力するエンコーダが使用され、ハンディレンズには、アナログ信号を出力するポテンショメータが一般的に使用されている。
また、昨今、バーチャルシステムと呼ばれ、実写映像と実写映像に連動させたコンピュータグラッフィクスによる映像とを合成するシステムが運用されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおいて、上記大型レンズやハンディレンズといったテレビレンズが使用されている。
このようなバーチャルシステムにおいて、テレビレンズの光学調節手段に連動した位置検出器からの信号(ズーム位置やフォーカス位置等)をシステムに入力することにより、システム内のコンピュータで、実写の大きさと焦点位置に合致したコンピュータグラッフィクス画像の生成を可能とし、ズーム、フォーカス等をリアルタイムに操作しても違和感の無い合成映像が得られる。
図9には、大型レンズのバーチャルシステム運用時における主としてズーム系の構成を示す。図9において、100はテレビレンズ、101はテレビレンズの制御を司るCPU、102はCPU101からズーム駆動を行う際に指令値を書き込むDAコンバータ、103はDAコンバータからの指令を電力増幅する電力増幅器である。
104は電力増幅器103により駆動するモータ、105はモータ104に連結されて光軸方向に移動することにより変倍作用を行うズームレンズ、109はズームレンズ105に連動されたズーム位置検出器としてのズームデジタルエンコーダである。120はズームデジタルエンコーダの2相のパルス信号をカウントしてズーム位置とするカウンタである。
なお同図は、テレビレンズのズームについての構成であるが、フォーカス、アイリス、エクステンダについてもズーム系と同一構成になっている。
このような構成により、テレビレンズ100が接続された不図示の指令装置(デマンド)からズーム駆動指令信号が入力されると、CPU101は、該ズーム駆動指令信号とカウンタ120から取り込んだズーム現在位置とを用いて新たなズーム指令位置を演算し、その結果をDAコンバータ102に書き込むことで、ズーム位置制御が可能となる。
また、ズームデジタルエンコーダ109からの2相パルス信号はズーム位置信号301として、次に説明するバーチャルシステム200に入力される。
バーチャルシステム200には、テレビレンズ100からのズーム位置信号である2相パルス信号301が入力される。202は該ズーム位置信号301からズームレンズ105の位置を算出するカウンタ、201はカウンタ202からのズーム位置の他、不図示のフォーカスカウンタからのフォーカス位置、アイリス位置、エクステンダ位置を取り込むシステムCPUである。システムCPU201は、テレビレンズ100に接続された不図示のテレビカメラからの映像信号と、バーチャルシステム200内で作成したコンピュータグラフィックス画像とを合成処理する。この際、テレビレンズ100から2相パルス信号として入力されるズーム、フォーカス、アイリスおよびエクステンダ位置信号に基づいて、コンピュータグラッフィクス画像がテレビカメラからの映像信号と合致するように加工され、その後、両映像を合成することで違和感のないバーチャル映像が完成する。
図10には、テレビレンズ100とバーチャルシステム200とを繋ぐ2相パルス信号としてのズーム位置信号(インターフェース信号)301の詳細を示す。
2相のデジタル信号C,Dにより、図示した通りのズームレンズ105の相対位置データと絶対位置データとが算出される。
図9および図10おけるバーチャルシステムは、大型テレビレンズにて使用されるが、デジタル化された2相パルス信号としてのインターフェース信号301を持つことで、テレビレンズ100とバーチャルシステム200とが離れていても、ノイズの影響を受けることなく、確実にズーム位置情報を伝送することができる。また、テレビレンズ100のデジタルエンコーダ109とを高分解能化することで、テレビカメラの映像信号とグラッフィクス画像との合成精度を高めることが可能となる。
特開平06−121280号公報(段落0027〜0030、図8等)
しかしながら、図9に示す構成では、ズームレンズ105に連動したデジタルエンコーダ109から2相のパルス信号を出力するため、ズームレンズ105の駆動スピードに応じて2相デジタル信号の出力周期が、図10に示すT1とT2のように変化することになる。このことは、高分解能のデジタルエンコーダ109を使用して高速駆動した場合、2相のパルス信号の周期が短くなりすぎて、バーチャルシステム側で応答できなくなる。
また、図11には、ハンディレンズを用いたバーチャルシステム運用時のズーム系の構成を示す。同図において、110はテレビレンズ、150は該テレビレンズ110に装着されたドライブユニットである。なお、図11において、図9と共通する構成要素には図11中と同符号を付す。
図9においては、デジタルエンコーダ109とカウンタ120とによるデジタル位置検出系が構成されているのに対し、図11の構成では、ズームレンズ105の位置検出器がアナログ信号を出力するポテンショメータ106になっている。また、これに伴い、バーチャルシステム200側には、演算増幅器107とADコンバータ108とが搭載されている。その他、図示していないが、フォーカス、アイリスおよびエクステンダも同様の構成である。
また、バーチャルシステム200側には、カウンタ202に変えて、インターフェース整合用の演算増幅器203とADコンバータ204とが構成されている。このような構成において、テレビレンズ100からバーチャルシステム200に入力されるインターフェース信号としてのズーム位置信号302は、図12に示すアナログ位置信号となる。
このようにハンディレンズを使用した構成においては、インターフェース信号としてのズーム位置信号302はアナログの位置信号であり、外来ノイズの影響を受けやすく、テレビレンズのズーム,フォーカス等の位置情報を正確に伝えられないおそれがある。また、常在的なノイズ成分により、映像の合成精度を上げることが難しいという問題がある。
さらに、インターフェース信号302はレンズ側で規定された信号であり、2相パルス信号に比べて、バーチャルシステム200側の受信回路も専用の演算増幅器とADコンバータが必要となるため、コストアップにつながったり、汎用化が制限されたりする。
本発明は、光学調節手段のアナログ位置信号を、該光学調節手段の移動量および移動方向を示すデジタル信号に変換して出力することができるようにした移動情報出力装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の1つの観点は、光学調節手段の移動を表す信号を出力する移動信号出力装置であって、光学調節手段の位置に応じたアナログ信号を出力するアナログ信号出力手段と、該アナログ信号に基づいて光学調節手段の移動量および移動方向に応じた2つのデジタル信号を生成し出力するデジタル信号生成手段とを有し、上記2つのデジタル信号は、互いに位相差を有する2相の信号であり、該位相差の方向は上記移動方向に対応しているとともに、上記移動量に対応した数のパルス成分を有しており、各デジタル信号は、光学調節手段の移動速度にかかわらず、光学調節手段を用いて取得される映像信号の同期周期の1/N倍(Nは自然数)の周期ごとに出力され、かつパルス成分は一定のパルス幅を有する。
以上説明したように、本発明によれば、ズーム、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の光学調節手段の位置に対応したアナログ位置信号に基づいて、光学調節手段の移動量および移動方向に対応した2つのデジタル信号を生成して出力することができる。これにより、外来ノイズの影響を受けにくい光学調節手段の位置検出系を構成することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1であるバーチャル映像合成システムの構成を示している。図1において、110はテレビレンズであり、光軸方向に移動可能なズームレンズ105や、不図示のフォーカスレンズ、アイリス、エクステンダ等の光学調節手段が搭載されている。
160は該テレビレンズ110に装着されたドライブユニットである。161はドライブユニット160の制御を司るコントローラとしてのドライブユニットCPU、162はドライブユニットCPU161からズーム駆動を行う際に指令値が書き込まれるDAコンバータである。
163はDAコンバータ162からの指令を電力増幅する電力増幅器、164は電力増幅器163により駆動されるモータである。モータ164の駆動力は、不図示の駆動伝達機構を介してズームレンズ105に伝達される。これにより、ズームレンズ105が光軸方向に駆動され、変倍が行われる。
166はズームレンズ105に連動し、ズームレンズ105の位置に応じたアナログ信号(アナログ位置信号)を出力するズーム位置検出器としてのズームポテンショメータである。167はズームポテンショメータ166からのアナログ信号をドライブユニットCPU161に取り込み可能とするために回路整合する演算増幅器、168は回路整合されたアナログ信号であるズーム位置信号をデジタル信号化するADコンバータである。
170はドライブユニットCPU161内に設けられたアナログ位置/デジタルパルス変換部(移動信号生成装置)である。このアナログ位置/デジタルパルス変換部170では、ドライブユニットCPU161内の不図示のメモリに格納されたコンピュータプログラムとしてのアナログ位置/デジタルパルス変換プログラムを実行して、ADコンバータ168から読み込んだズーム位置を示すデジタル信号を、後述する2相のデジタルパルス列信号(以下、単に2相パルス列信号という)に変換する。
なお、このアナログ位置/デジタルパルス変換部170は、ドライブユニットCPU161又はドライブユニット160に対して外付けされる単体の装置として構成してもよい。
また、図1においては、テレビレンズ110のズーム系の構成について示したが、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の各種光学調節手段についてもズーム系と同様の構成を有する。
このような構成において、テレビレンズ110に接続された不図示の指令装置(デマンド)からズーム駆動指令信号が入力されると、ドライブユニットCPU161は、該ズーム駆動指令信号とADコンバータ168から取り込んだズーム現在位置とを用いて新たなズーム指令位置を演算し、その結果をDAコンバータ162に書き込む。これにより、新たなズーム指令位置へのズーム位置制御が可能となる。
また、アナログ位置/デジタルパルス変換部170にて生成された2相パルス列信号は、ズーム位置信号300として、次に説明するバーチャルシステム200に入力される。
バーチャルシステム200には、ドライブユニット160からのズーム位置信号である2相パルス列信号300が入力される。この2相パルス列信号300は、ドライブユニット160とバーチャルシステム200とを繋ぐインターフェース信号となる。
201はバーチャルシステム200における信号取り込みや後述する映像合成処理等の制御を司るシステムCPUである。
202は2相パルス列信号300からズーム位置を算出するカウンタである。システムCPU201はカウンタ202からのズーム位置(不図示のフォーカスカウンタからのフォーカス位置、アイリスカウンタからのアイリス位置、エクステンダカウンタからのエクステンダ位置)を取り込み、テレビレンズ110に接続された(すなわちズームレンズ110や不図示のフォーカスレンズ、アイリス、エクステンダ等の光学素子を通して)テレビカメラ180で撮影された映像信号TVIと、バーチャルシステム200内で作成した(若しくはバーチャルシステム200に取り込まれた)コンピュータグラフィックス画像CGIとを合成処理する。
この際、システムCPU201は、ドライブユニット160からの2相パルス列信号300を用いて計算したズーム、フォーカス、アイリスおよびエクステンダ位置に基づいて、コンピュータグラッフィクス画像CGIを、テレビカメラ180からの映像信号TVIと合致するように加工する。そして加工後のコンピュータグラッフィクス画像CGIを、テレビカメラ180の映像信号TVIと合成する。これにより、バーチャル映像が完成する。
図2には、ドライブユニットCPU161内のアナログ位置/デジタルパルス変換プログラムとしての2相パルス列出力処理プログラムを示している。
まず、ステップ(図には「S」と略記する)100で、該処理ルーチンが起動されると、ステップ101において、予め設定された一定のパルス列送信周期(T_const )が経過したか否かを判断する。なお、パルス列送信周期(T_const )は、不図示の処理プログラム(サブルーチン)により、その時間が管理されている。パルス列送信周期(T_const )が経過した場合はステップ103へ、経過していない場合はステップ102に進む。ステップ102のリターン・ルーチンでは、他の処理が実行され、再びステップ100へ戻る。
ステップ103では、ADコンバータ168においてポテンショメータ166からのアナログ位置信号が変換されたデジタル位置データを読み込み、2相パルス列信号を生成する。具体的には、現在に対して1回前のルーチンで取り込んで不図示のメモリに記憶しておいたデジタル位置データ(Dposi_new)を、前回のデジタル位置データとして再度メモリに記憶するとともに、現在取り込んだデジタル位置データ(Dposi_new)をメモリに記憶する。そして、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、前回のデジタル位置データ(Dposi_old )と現在のデジタル位置データ(Dposi_new )との差分を計算し、その差分値を出力パルス数(OutPulse)とし、ステップ105へ移行する。ここで、出力パルス数(OutPulse)は、2相パルス列信号を構成する第1相パルス列信号Aと第2相パルス列信号Bのそれぞれに含まれることとなるパルス成分の符号付きの数であり、0又はプラス(例えば、テレ側)若しくはマイナス(例えば、ワイド側)の値をとる。
ステップ105では、出力パルス数(OutPulse)と0とを比較し、比較結果が0となった場合は、ステップ102のリターン・ルーチンへ進む。
また、ステップ105で、出力パルス数(OutPulse)が0でない場合は、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、予め設定されている2相パルス列信号のデータ更新周期(T_pls) が経過したか否かを判断する。データ更新周期(T_pls)は、各パルス成分のパルス幅をT_widthとしたとき、T_width/2に設定されている。ここで、各パルス成分のパルス幅であるT_width(つまりはデータ更新周期(T_pls))は、一定かつ第1相と第2相とで同一に設定されている。データ更新周期(T_pls) が経過した場合はS107に進み、経過していない場合は再びS106へ戻る。2相パルス列信号のデータ更新周期は不図示の処理プログラム(サブルーチン)によってその時間が管理されている。
ステップ107では、出力パルス数(OutPulse)の符号がプラスかマイナスかを判定し、プラスの場合はステップ108へ、マイナスの場合はステップ110へ移行する。
ステップ108では、出力パルス数(OutPulse)の符号がプラスであるときに、第1および第2相パルス列信号のそれぞれの出力値である2相出力値を決定する。具体的には、図(S108)中に示したテーブルからの選択処理により、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))に対する新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))を求めて、ステップ109へ移行する。例えば、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))が(L,L)の場合、新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))は(H,L)となり、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))が(H,H)の場合、新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))は(L,H)となる。
ステップ109では、ステップ108で決定した2相出力値(Outport_new(A,B))を実際に出力するとともに、出力パルス数(OutPulse)を1つ減算してステップ112へ移行する。
一方、ステップ107で出力パルス数(OutPulse)の符号がマイナスのときは、ステップ110で、図(S110)中に示したテーブルからの選択処理により、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))に対する新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))を求めて、ステップ111へ移行する。例えば、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))が(L,L)の場合、新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))は(L,H)となり、現在の2相出力値(OutPort_old(A,B))が(H,H)の場合、新たな2相出力値(OutPort_new(A,B))は(L,H)となる。
そして、ステップ111では、ステップ110で決定した2相出力値(Outport_new(A,B))を実際に出力するとともに、出力パルス数(OutPulse)を1つ減算してステップ112へ移行する。
ステップ112では、次回の2相出力値を決めるため、出力値の更新(OutPort_old(A,B)←OutPort_new(A,B)))を行い、ステップ105へ戻る。
次に、図3の処理プログラムによって生成された2相パルス列信号が、ドライブユニット160からバーチャルシステム200に出力されるインターフェース信号としての2相パルス列信号300の例を図3に示す。
ズームレンズ105の位置が更新(移動)した場合、パルス列送信周期(T_const) ごとに、前回のズーム位置との差分に応じたパルス成分数(出力パルス数OutPulse)を有し、かつデータ更新周期(T_pls) ごとに決定される2相出力値を持った2相パルス列信号(第1および第2相パルス列信号A,B)が出力される。
図3において、左側のパルス列送信周期(T_const) 内で出力される第1および第2相パルス列信号A,Bはそれぞれ3つのパルス成分を有し、第2相パルス列信号Bは第1相パルス列信号Aに対して1データ更新周期(T_pls) 分の遅れ(遅れ方向の位相差)を有する。この場合、2相パルス列信号を受け取ったバーチャルシステム200のカウンタ202は、データ更新周期(T_pls) ごとに、ズーム位置の相対位置データとしての+1を生成し、ズーム位置の絶対位置データを1つインクリメントする。そして、システムCPU201は、この絶対位置データを取り込み、ズーム位置(絶対位置+1からパルス成分数12プラス側の+12の位置)を検出する。
一方、図3において、右側のパルス列送信周期(T_const) 内で出力される第1および第2相パルス列信号A,Bはそれぞれ2つのパルス成分を有し、第2相パルス列信号Bは第1相パルス列信号Aに対して1データ更新周期(T_pls) 分の進み(進み方向の位相差)を有する。この場合、2相パルス列信号を受け取ったバーチャルシステム200のカウンタ202は、データ更新周期(T_pls) ごとに、ズーム位置の相対位置データとしての−1を生成し、ズーム位置の絶対位置データを1つデクリメントする。そして、システムCPU201は、この絶対位置データを取り込み、ズーム位置(絶対位置+11からパルス成分数8マイナス側の+4の位置)を検出する。
なお、ここではズーム位置に関する2相パルス列信号について示したが、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の各種光学調節手段についても同様な2相パルス列信号生成される。
本実施例で説明したアナログ位置/デジタルパルス変換部170を含むドライブユニット160を用いることにより、ポテンショメータ166がアナログ位置信号を出力しても、ドライブユニット160を含むカメラシステム(110、180)側からバーチャルシステム200側に出力されるインターフェース信号をデジタル信号としての2相パルス列信号にすることが可能となる。このため、周辺ノイズの影響を受けにくく、高精度なバーチャル映像合成を行うことができる。
また、一定のパルス幅(T_width) を有する2相パルス列信号を出力することにより、ズームレンズ105や他の光学調節手段の移動速度が速くてバーチャルシステム200が応答できなくなるような事態の発生を防止することができる。
さらに、バーチャルシステム200側の受信回路も、アナログ位置信号がインターフェース信号である場合には、演算増幅器やADコンバータが必要であったのに対し、本実施例では、それらが不要なデジタル受信回路とすることができるので、バーチャルシステム200の汎用化が図れるとともに、バーチャルシステム200のコストダウンを図ることができる。
図4には、本発明の実施例2であるバーチャル映像合成システムの構成を示している。なお、図4において、実施例1と共通する構成要素には図1と同符号を付して説明に代える。
実施例1では、ドライブユニット160に搭載されるズーム位置検出器としてポテンショメータ166を用いていたが、本実施例では、ズーム位置検出器として、2相の正弦波信号(アナログ位置信号)を出力するアナログエンコーダ(A-ENC)191を用いている。
図4において、アナログエンコーダ191は、図5に示す通り、A相信号としてのサイン(sin)信号と、B相信号としてのコサイン(cos)信号からなる2相アナログ信号を出力するエンコーダである。アナログエンコーダは、デジタルエンコーダの最小分解能が1/4周期であるのに対して、デジタルエンコーダの1/4周期相当の期間のサイン信号とコサイン信号とをADコンバータで読込むことが可能となり、高分解能化が可能な位置センサーである。
図4において、アナログエンコーダ191から出力された2相アナログ信号は、アナログ信号値の整合を行う演算増幅器167を通り、ADコンバータ168で2相のデジタル信号に変換され、ドライブユニットCPU161に取り込まれる。
ドライブユニットCPU161のアナログ位置/デジタルパルス変換部170では、図2に示したアナログ位置/デジタルパルス変換プログラムにより、図4に示すドライブユニット190からバーチャルシステム200へのインターフェース信号としての2相パルス列信号が生成される。
なお、このアナログ位置/デジタルパルス変換部170は、ドライブユニットCPU161又はドライブユニット190に対して外付けされる単体の装置として構成してもよい。
また、図4においては、テレビレンズ110のズーム系の構成について示したが、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の各種光学調節手段についてもズーム系と同様の構成を有する。
本実施例によれば、アナログ位置検出器としてアナログエンコーダ(A-ENC)191 を用いても、実施例1と同様に、デジタル位置/デジタルパルス変換部170によって、ドライブユニット190とバーチャルシステム200とのインターフェース信号をデジタル化された2相パルス列信号にすることが可能となるため、周辺ノイズの影響を受けにくく、高精度でバーチャル映像の合成を行うことができる。
図6Aには、上述した実施例1に示したバーチャル映像合成システムのドライブユニットCPU161に設定入力部169を追加するとともに、ドライブユニット160に、カメラマンによる操作が可能な設定操作ユニット169aを追加した実施例を示している。
設定入力部169は、バーチャルシステム200が要求する位置分解能および応答周波数に応じたドライブユニット160側でのズーム全域パルス数(ズームレンズ105がテレ端からワイド端まで移動した際に出力される2相パルス列信号のパルス成分数)および2相パルス列信号のパルス幅(T_width:以下、2相信号パルス幅という) を、設定操作ユニット169aでのスイッチ操作に応じた操作信号に応じて可変設定する。なお、設定操作ユニット169aに代えて、パーソナルコンピュータをドライブユニット160に接続し、該コンピュータからの入力信号に基づいて、ズームレンズ105の全域駆動パルス数および2相信号パルス幅を可変設定できるようにしてもよい。また、不図示のテレビカメラ又はバーチャルシステム200から、既設のシリアルインターフェース等の通信手段を用いて可変設定できるようにしてもよい。
図6Bには、ドライブユニットCPU161内に設けられた設定入力部169で実行される設定処理プログラムを示している。
ステップ200において、設定処理が開始されると、ステップ201では、バーチャルシステム200側に応答可能なパルス幅(T_width) の制限があるか否かを判断し、制限がある場合はステップ202へ移行し、無い場合はS205へ移行する。パルス幅の制限があるか否かは、予めカメラマンにより入力された又はバーチャルシステム200から取り込んだ情報により判断することができる。
ステップ202では、上述した設定操作ユニット169aでのスイッチ操作等に応じて2相信号パルス幅(T_width) を設定する。そして、ステップ203へ移行する。
ステップ203では、設定操作ユニット169aでのスイッチ操作等に応じて、ズームレンズ105の全域駆動最速時間(T_maxspeed)の設定を行い、ステップ204へ移行する。
ステップ204では、設定された全域駆動最速時間(T_maxspeed) と2相信号パルス幅(T_width)とにより、全域パルス数(All_pulse=T_maxspeed/T_width) を算出し、ステップ208へ移行する。
一方、ステップ201で、2相信号パルス幅(T_width) に制限が無いと判断した場合は、ステップ205に移行し、バーチャルシステム200が必要とする全域パルス数(All_pulse)を設定し、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、ドライブユニット160の全域駆動最速時間(T_maxspeed)の設定を行い、ステップ207へ移行する。
ステップ207では、設定された全域パルス数(All_pulse)と全域駆動最速時間(T_maxspeed)とにより、2相信号パルス幅(T_width=T_maxspeed/All_pulse) を算出し、ステップ208へ移行する。ステップ208では、パルス列送信周期(T_const) の入力を行い、ステップ209へ移行する。
ステップ209では、入力されたパルス列送信周期(T_const) と映像フィールド周期(例えば、垂直同期周期で、NTSC方式では1/60秒、PAL方式では1/50秒)とを比較する。パルス列送信周期(T_const) の方が長い場合はステップ208に戻り、パルス列送信周期(T_const)を再入力する。そして、パルス列送信周期(T_const)の方が短い場合はステップ210へ移行する。なお、同期周期として、水平同期周期を用いてもよい。
ステップ210では、2相パルス列信号のデータ更新周期(T_pls=T_width/2) を算出し、ステップ211へ移行する。ステップ211では、算出された上記パラメータ(All_pulse,T_maxspeed,T_width,T_pls,T_const)を設定し、ステップ212のリターン・ルーチンへ進み、本処理プログラムを終了する。
以上説明した設定処理プログラムを実行した後に、図2に示したアナログ位置/デジタルパルス変換プログラムを実行することにより、ドライブユニット160から出力されたインターフェース信号としての2相パルス列信号のパルス幅(T_width) やパルス列送信周期(T_const) 等の任意設定が可能となり、バーチャルシステム200の要求に合致した位置分解能や応答周波数の2相パルス列信号をバーチャルシステム200に対して出力することができる。したがって、ドライブユニット160からの2相パルス列信号に対してバーチャルシステム200が応答できない状況を回避することができる。
また、パルス列送信周期(T_const) が映像フィールド周期より短くなければ、映像フィールド周期に対して実際の2相パルス列信号の出力タイミングが遅れてしまうことになるが、本実施例では、ステップ209でその確認を行うので、該出力タイミングの遅れを回避できる。なお、パルス列送信周期(T_const) を映像フィールド周期の1/N倍(Nは自然数)とすることで、映像フィールド周期に同期したズームレンズ105等の位置検出が可能となり、高精度のバーチャル映像合成が可能となる。
図7には、本発明の実施例4であるバーチャル映像合成システムを構成するドライブユニットのアナログ位置/デジタルパルス変換部において実行されるアナログ位置/デジタルパルス変換プログラムとしてのUp/Downパルス列出力処理プログラムを示している。以下、図1に示した構成と同様の構成を有するバーチャル映像システムを前提として説明する。すなわち、図1に示した構成要素と共通する構成要素には、同図と同符号を付して説明に代える。
本実施例は、実施例1でドライブユニット160から出力されたインターフェース信号としての2相パルス列信号を、UPパルス列信号(例えば、ズームレンズ105のテレ側への移動を示す信号)とDOWNパルス列信号(例えば、ズームレンズ105のワイド側への移動を示す信号)の2つのデジタル信号に変更したものである。
図7において、ステップ100〜ステップ107までは、実施例1において図2に示したステップ100〜ステップ107と同じである。
そして、ステップ121〜ステップ124において、UP/DOWNパルス列信号の出力処理を行う。
ステップ107において、出力パルス数(OutPulse)の符号がプラスの場合はステップ121へ移行する。
ステップ121では、アナログ位置/デジタルパルス変換部170に設けられたUPパルス列の出力ポートの値をL→H→Lと変更することで、UPパルス成分を1パルス分送出し、ステップ122へ移行する。
ステップ122では、出力パルス数(OutPulse)を1つデクリメントした後、ステップ105へ戻る。
一方、ステップ107において、出力パルス数(OutPulse)の符号がマイナスの場合は、ステップ123へ移行する。
ステップ123では、アナログ位置/デジタルパルス変換部170に設けられたDOWNパルス列の出力ポートの値をL→H→Lと変更することで、DOWNパルス成分を1パルス分送出し、ステップ124へ移行する。
ステップ124では、出力パルス数(OutPulse)を1つデクリメントした後、ステップ105へ戻る。
図8には、上記UP/DOWNパルス列信号の例を示している。ズームレンズ105の位置が更新(移動)した場合、パルス列送信周期(T_const) ごとに、前回のズーム位置との差分に応じたパルス成分数(出力パルス数OutPulse)を有するとともに、該パルス成分がデータ更新周期(T_pls) ごとに存在し、かつ該差分の方向に応じたUPパルス列信号又はDOWNパルス列信号が出力される。
図8において、左側のパルス列送信周期(T_const) 内で出力されるUPパルス列信号は、12のパルス成分を有する。これに対し、DOWNパルス列信号はパルス成分を持たない。この場合、UPパルス列信号を受け取ったバーチャルシステム200のカウンタ202は、データ更新周期(T_pls) ごとに、ズーム位置の相対位置データとしての+1を生成し、ズーム位置の絶対位置データを1つインクリメントする。そして、システムCPU201は、この絶対位置データを取り込み、ズーム位置(絶対位置+1からパルス成分数12プラス側の+12の位置)を検出する。
一方、図8において、右側のパルス列送信周期(T_const) 内で出力されるDOWNパルス列信号は8つのパルス成分を有する。これに対し、UPパルス列信号はパルス成分を持たない。この場合、DOWNパルス列信号を受け取ったバーチャルシステム200のカウンタ202は、データ更新周期(T_pls) ごとに、ズーム位置の相対位置データとしての−1を生成し、ズーム位置の絶対位置データを1つデクリメントする。そして、システムCPU201は、この絶対位置データを取り込み、ズーム位置(絶対位置+11からパルス成分数8マイナス側の+4の位置)を検出する。
なお、ここではズーム位置に関する2相パルス列信号について示したが、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の各種光学調節手段についても同様な2相パルス列信号生成される。
本実施例においても、実施例1と同様に、ポテンショメータ166がアナログ位置信号を出力しても、ドライブユニット160を含むカメラシステム(110、180)側からバーチャルシステム200側に出力されるインターフェース信号をデジタル信号としてのUP/DOWNパルス列信号にすることが可能となる。このため、周辺ノイズの影響を受けにくく、高精度なバーチャル映像合成を行うことができる。
また、一定のパルス幅(T_width) を有するUP/DOWNパルス列信号を出力することにより、ズームレンズ105や他の光学調節手段の移動速度が速くてバーチャルシステム200が応答できなくなるような事態の発生を防止することができる。
さらに、バーチャルシステム200側の受信回路も、アナログ位置信号がインターフェース信号である場合には、演算増幅器やADコンバータが必要であったのに対し、本実施例では、それらが不要なデジタル受信回路とすることができるので、バーチャルシステム200の汎用化が図れるとともに、バーチャルシステム200のコストダウンを図ることができる。
なお、以上説明した各実施例では、テレビレンズにドライブユニットを装着するハンディタイプのレンズシステムについて説明したが、本発明は、ドライブユニットの機能をテレビレンズに一体化したいわゆる大型テレビレンズについても適用することができる。さらに、本発明は、上記のような業務用のテレビレンズのみならず、民生用のビデオカメラ若しくは交換レンズ装置にも適用することができる。
以上説明したように、上記各実施例によれば、ズーム、フォーカス、アイリス、エクステンダ等の光学調節手段の位置に対応したアナログ位置信号に基づいて、光学調節手段の移動量および移動方向に対応した2つのデジタル信号を生成して出力することができる。これにより、外来ノイズの影響を受けにくい光学調節手段の位置検出系を構成することが可能となる。したがって、光学調節手段を用いて取得(撮影)された映像と他の映像(例えば、コンピュータグラフィックス画像)とを高精度に合成することが可能となる。すなわち、合成精度の高いバーチャル映像システムを構成することが可能となる。
しかも、上記2つのデジタル信号を受信する側の装置(映像合成装置)をデジタル信号受信用として汎用化させることができる。
また、デジタル信号を一定周期ごとに、一定パルス幅で出力するようにすることで、受信側の装置が応答できなくなるような事態の発生を防止することができる。
さらに、デジタル信号の出力周期およびパルス幅を可変設定できるようにすることで、画像合成精度を向上させることができる。また、パルス幅に制限を設けることで、バーチャルシステム側が応答できずに、画像合成の精度が低くなる可能性を少なくすることができる。また、バーチャルシステムの要求性能に合致した位置分解能や応答スピードを得ることができる。
さらに、デジタル信号の出力周期を、テレビカメラにより撮影取得された映像信号の同期周期の1/N倍とすることにより、映像信号の同期周期を基準に画像合成を行うバーチャルシステムにおいて、画像ずれのほとんどない高精度の画像合成を行うことができる。
本発明の実施例1であるバーチャル映像合成システムのブロック図。 実施例1における2相パルス列出力処理プログラムのフローチャート。 実施例1におけるテレビレンズ(ドライブユニット)とバーチャルシステム間のインターフェース信号を示す詳細図。 本発明の実施例2であるバーチャル映像合成システムのブロック図。 実施例2におけるアナログエンコーダの出力信号を示す詳細図。 本発明の実施例3であるバーチャル映像合成システムのブロック図。 実施例3における設定入力処理プログラムのフローチャート。 本発明の実施例4におけるUP/DOWNパルス列出力処理プログラムのフローチャート。 実施例4におけるテレビレンズ(ドライブユニット)とバーチャルシステム間のインターフェース信号を示す詳細図。 従来のバーチャル映像合成システムのブロック図。 従来におけるテレビレンズ(ドライブユニット)とバーチャルシステム間のインターフェース信号を示す詳細図。 従来のバーチャル映像合成システムのブロック図。 従来におけるテレビレンズ(ドライブユニット)とバーチャルシステム間のインターフェース信号を示す詳細図。
符号の説明
110 テレビレンズ
161 ドライブユニットCPU
162 DAコンバータ
163 電力増幅器
164 モータ
105 ズームレンズ
166 ポテンショメータ
167 演算増幅器
168 ADコンバータ
191 アナログエンコーダ
200 バーチャルシステム
201 システムCPU
202 カウンタ
300,301,302 インターフェース信号

Claims (9)

  1. 光学調節手段の移動を表す信号を生成する移動信号生成装置であって、
    前記光学調節手段の位置に応じたアナログ信号を出力するアナログ信号出力手段と、
    該アナログ信号に基づいて前記光学調節手段の移動量および移動方向に応じた2つのデジタル信号を生成するデジタル信号生成手段とを有し、
    前記2つのデジタル信号は、互いに位相差を有する2相の信号であり、該位相差の方向は前記移動方向に対応しているとともに、前記移動量に対応した数のパルス成分を有しており、
    前記各デジタル信号は、前記光学調節手段の移動速度にかかわらず、前記光学調節手段を用いて取得される映像信号の同期周期の1/N倍(Nは自然数)の周期ごとに出力され、かつ前記パルス成分は一定のパルス幅を有することを特徴とする移動信号生成装置。
  2. 光学調節手段の移動を表す信号を生成する移動信号生成装置であって、
    前記光学調節手段の位置に応じたアナログ信号を出力するアナログ信号出力手段と、
    該アナログ信号に基づいて、前記光学調節手段の移動量および移動方向に応じた2つのデジタル信号を生成するデジタル信号生成手段とを有し、
    前記2つのデジタル信号は、前記光学調節手段の第1の移動方向に対応して該移動量に対応した数のパルス成分を含むよう生成される第1のデジタル信号と、前記光学調節手段の第2の移動方向に対応して該移動量に対応したパルス成分を含むよう生成される第2のデジタル信号であり、
    前記各デジタル信号は、前記光学調節手段の移動速度にかかわらず、前記光学調節手段を用いて取得される映像信号の同期周期の1/N倍(Nは自然数)の周期ごとに出力され、かつ前記パルス成分は一定のパルス幅を有することを特徴とする移動信号生成装置。
  3. 前記デジタル信号生成手段は、前記アナログ信号出力手段から入力された第1のアナログ信号と該第1のアナログ信号の後に入力された第2のアナログ信号との差に基づいて前記2つのデジタル信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動信号生成装置。
  4. 前記アナログ信号出力手段は、位相差を持った2相のアナログ信号を出力し、
    前記デジタル信号生成手段は、前記2相のアナログ信号に基づいて前記2つのデジタル信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動信号生成装置。
  5. 前記デジタル信号が生成される周期および前記パルス成分のパルス幅のうち少なくとも一方を可変設定する設定手段を有することを特徴とする請求項からのいずれか1つに記載の移動信号生成装置。
  6. 前記2つのデジタル信号は、前記光学調節手段を用いて取得された第1の映像信号と、該第1の映像信号とは別に取得された第2の映像信号との合成処理を行う映像合成装置に出力されることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の移動信号生成装置。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の移動信号生成装置と、
    前記光学調節手段とを有することを特徴とする光学機器。
  8. 請求項1からのいずれか1つに記載の移動信号生成装置と、
    前記光学調節手段を駆動する駆動手段とを有することを特徴とする光学機器制御装置。
  9. 請求項1からのいずれか1つに記載の移動信号生成装置と、
    前記2つのデジタル信号に基づいて、前記光学調節手段を用いて取得された第1の映像信号と、該第1の映像信号とは別に取得された第2の映像信号との合成処理を行う映像合成装置とを有することを特徴とする映像生成システム。
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