JP4444486B2 - 半導体ウェハの周縁微小領域におけるマーク読取方法 - Google Patents

半導体ウェハの周縁微小領域におけるマーク読取方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェハの周縁面取り部に形成された微小マークの光学的な読取方法に関し、特にウェハキャリア内に収容された状態で複数枚の半導体ウェハのうち任意のウェハに対する前記微小マークの形成領域を効率的に検出して位置決めし、同マークの正確な光学的読取りを可能にする各種の微小マークの読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から半導体素子の製造装置におけるウェハの露光転写工程などにおいてウェハを所定の位置に位置決めするための位置決め装置が多数提案されてきており、近年では位置決め精度を更に高めると共に高速位置決めを達成すべく、例えば特開平4−212436号公報や特開平6−45226号公報による提案が多数なされている。
【0003】
ところで、これらの公報に開示されたウェハの位置決め装置をも含めて、従来のこの種の位置決め装置にあっては、すべからくウェハの周縁に形成されたオリエンテーションフラットやVノッチ部のような基準マークの形成位置を検出するとともに、その検出位置と予め設定された位置決め設定位置とを合致させるようにウェハを三軸方向に補正移動させて位置決めをしている。
【0004】
一方、ウェハの製造工程或いは半導体製造工程における多様な処理履歴やロット毎の履歴特性などの加工履歴情報を、ドットマークをウェハの例えばオリフラ部分の表面やウェハ裏面に形成して表示することにより行われている。更に近年では、本出願人が特願平10−334009号により先に提案したごとく、例えば上下寸法が0.01〜5μm、最大幅が1〜15μmの極めて微小で且つ視認性にも優れた特異な形態を有するドットマークを形成することが可能となったがために、そのマーキング領域も一挙に拡大され、例えば半導体チップ単位に切断するための切断線領域であるスクライブラインや、ウェハ周縁の面取り部、果てはウェハ周縁に形成される位置決めのための基準マークである上記Vノッチの面取り部などの微小領域にマーキングがなされるようになってきている。
【0005】
半導体ウェハWの周縁の表裏面との境界領域とVノッチの内面には、それぞれに面取りがなされている。これらの面取りは、図1に示すように、ウェハWの周縁及びVノッチ1の上下中央部分の垂直面領域1aを挟んで、その上下の面取り領域1b及び1cに形成される。前記Vノッチ1の中央奥底部1dと入口隅部1eとは、それぞれがアール部分を介して隣り合う側面に略S字状に連続している。
【0006】
従って、上記Vノッチ1の上下面取り領域1b,1cに形成される面取りも、ウェハWの周面からアール部分を介して直線的に内側に入り込んだ後、再びアール部分を介して直線的に外側に切り出されて、アール部分を介して更にウェハWの周面へと連続している。そのため、Vノッチ1の上下面取り領域1b,1cは裁頭円錐面1b’,1c’を挟んで左右に平坦面1b″,1c″を有することになる。
【0007】
因みに、前記中央奥底部1dの内面屈曲角度はほぼ90°であり、同中央奥底部1dからウェハ周縁までの半径上の寸法は略1mm〜1.2mm程度である。また、前記上下の面取り領域1b,1cの平坦面1b″,1c″は、中央奥底部1dの方向に略0.6mm、上下方向に略0.08mmの細長い微小な矩形状を呈しており、その面取り角度は20°〜30°の間である。
【0008】
この平坦面1b″,1c″に本出願人による先の出願に係る特願平10−334009号に開示されたドットマーキング方法により、上下寸法が0.01μm〜5μm、最大幅が1μm〜15μmで、中央部が前記上下の平坦面1b″,1c″に隆起する微小形態のドットマークが形成される。これらのドットマークによる各種情報のうち、横一直線に描かれる12文字分に要する領域は、縦0.04mm、横0.32mmの微小な平坦面領域となる。
【0009】
しかして、かかる微小で視認性に優れ且つ特異な形態をもつ微小なドットマークは上記出願により初めて実現されたものである。従って、上述のごとくウェハの単にオリフラやVノッチ部を位置決め用の基準マークとして検出するために開発された多様な技術を、Vノッチの面取り部平坦面にそのまま適用することはできず、ウェハの前記周縁面取り部やVノッチ面取り部の極めて微小な平坦面にまで着眼する技術の開発がなされていないのも当然である。
【0010】
ところで、例えば上記特開平6−45226号公報にも開示されているように、従来の一般的な半導体ウェハの各種の処理にあたっては、ウェハキャリヤに収納されたウェハの裏面を個別に搬送アームに吸着支持させて前記キャリヤ内から搬出し、位置決め装置のターンテーブル上に受け渡し、同テーブル上に吸着固定して光学的な処理を行う、いわゆる枚葉処理が中心となっている。
【0011】
一方、半導体素子の製造工程では高いクリーン度が要求されており、特にウェハに対してはその特性に影響をもたらすことから、ウェハの製造から半導体製造工場への搬入に到る間はいわずもがな、半導体素子の製造工程にあっても他部材との接触を極力回避して、ウェハの表面に微小な傷や埃がつくこと、或いはコンタミ等が発生しないように心掛けている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、マークの光学的読取りにあたって、半導体ウェハの位置決めには、投光器及び受光器をドットマークの読取装置の光学系とは別にVノッチに近接して配さなければならない。しかるに、読取り面が微小領域に形成された極めて微小なマークを読み取ろうとする場合、これらの機器の配設空間も自ずと制限されることになる。こうした狭小な空間に設置される機器の点数は可能な限り少なくすることが望ましい。
【0013】
一方、既述したごとき従来の半導体ウェハの一般的な位置決め操作にあっては、その位置決めを行うに際してウェハキャリヤに収納された複数枚のウェハのうちから、一枚のウェハを同キャリヤからロボットなどを使ってハンドリングにより抜き出し、位置決め装置まで搬送したのち、同位置決め装置に移載して吸着固定し、位置決めを実行するものである。しかも、この位置決め装置上における位置決め後には、同装置から各種のマーキング装置、検査装置、或いは露光装置などの各種半導体製造装置上に改めて搬送されて移載しなければならない。
【0014】
このように、従来ではウェハをウェハキャリヤから抜き取り、次工程に移送するまでに数回のハンドリングが行われ、その度にウェハの裏面とはいえ搬送部材との接触を余儀なくされる。その結果、ウェハがウェハキャリヤ以外の機器類と接触することにより、ウェハ表面に不純物が付着しやすくなり、或いは傷付く機会が増え、コンタミを発生させる機会も多くなり、半導体素子製造工程の汚染による製品の歩留りが低下するばかりでなく、数回の搬送と装置へのセットの繰り返しにより時間が浪費され、半導体素子製造におけるウェハの品質を低下させると共に高速化を阻害する要因ともなっている。しかも、一般の製造設備に組み込めず、位置決め専用設備となるがため、その設置スペースをも必要とする。
【0015】
本発明は、こうした状況を踏まえて開発されたものであり、マークの読取方法にあって、半導体ウェハの周辺から余分な機器を排除して専有空間を減少させると共に、半導体ウェハに対する他部材との接触の機会を減じ、簡易な構成をもって微小で局部的な平坦面領域を迅速に且つ正確に検出し得る微小領域における微小マークの光学的読取方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
本発明は、ウェハキャリアに収容された複数枚の半導体ウェハの周縁面取り部、特にVノッチの面取り部に形成された各微小マークを、キャリアに収容した状態で順次光学的に読み取るために好適な微小マークの読取り方法にある。
【0017】
請求項1に係る発明は、半導体ウェハの周縁部の各微小マーク形成領域を光学的に検出し、同領域に形成された微小マークを光学的に読み取る方法であって、半導体ウェハの周縁部にマーク読取り光学系を対峙させること、照明手段により前記半導体ウェハの周縁をマーク読取り時よりも高い照明強度をもって照明すること、前記半導体ウェハを、その中心軸線を中心に回転させること、回転する前記半導体ウェハの周縁の反射光を、前記マーク読取り光学系にて検出すること、その検出の間に、反射光の強度変化に基づき検出される一部の連続する高輝度領域をマーク形成領域であると判断すること、この判断時に、同ウェハの回転を停止させること、前記照明手段の照明強度を通常の読取り時の照明強度に切り換えること、及び前記マーク読取り光学系の焦点を前記高輝度領域の表面に合わせてマークを読み取ること、を含んでなることを特徴とする半導体ウェハの周縁微小領域におけるマーク読取方法にある。
【0018】
本発明における特徴は、従来のごとく半導体ウェハのマーク形成領域の近傍に配するマーク形成領域を検出するための投受光器を配し、単一の読取り光学系と単一の照射手段とをマーク形成領域の近傍に配するようにしている。つまり、本発明では、マーク形成領域の照明には単一の照明手段を採用すると共に、単一のマーク読取り光学系に本来のマーク読取り機能と、前記照明手段及びマーク読取り光学系にマーク形成領域を検出するための投受光器としての機能をももたせて、半導体ウェハの周辺に配される機器の点数を少なくする。
【0019】
本発明にあっては、マーク読取りに先立って、マーク読取りに使われる機器をもって半導体ウェハのマーク形成領域を予め検出する。これは、既述したごとくマーク形成領域が微小であることと、特にウェハキャリア内に収容される半導体ウェハは変位しやすく、ウェハキャリア内で正確に同一方向を向いて配されているという保障はなく、キャリア内に収容された状態で半導体ウェハの周縁領域に形成された微小形態のマークを読み取るためには、マークの読取りごとに改めて正確な位置決めをする必要があることとから、先ずは各半導体ウェハごとのマーク形成領域を検出して位置決めをする必要があるためである。
【0020】
本発明者等による様々の実験の結果、マーク形成領域の検出にあたって、マーク読取り時の照明強度よりも高い照明強度をもってマークの非形成領域を照射すると、同マーク形成表面における反射光はマークの非形成領域における反射光と比較すると、マーク形成表面の全域にわたり極めて輝度が高くハレーション状態にある明るい画像が得られることを知った。この現象を利用すれば、どんなに微小なマーク形成領域であっても、その領域を簡単に検出することが可能となり、結果的に微小な形態をもつマーク、特にドット状のマークに対する読取り効率を向上させることができる。
【0021】
なお、マーク形成領域の検出時における照明強度は、必ずしも一律ではなく、例えばマーク形成面における刻印深さやマーク密度などによって、最適な照明強度が選択される。この照明強度は、通常のマーク読取り時における照明強度の略3〜5倍である。
【0022】
本発明では、例えばウェハキャリア内に収容されている複数枚の半導体ウェハのうち、マークを読み取ろうとするマーク形成領域を含むウェハの周縁面取り部に光軸を直交させて読取り光学系を対峙させる。投光器の光軸はウェハの周縁面取り部と読取り光学系の光軸との交差部に向けられる。ここで、照明電源を入れて、投光器により通常のマーク読取り時の照明強度よりも高い照明強度をもつ照射光を前記交差部に向けて投光する。次いで、ウェハキャリアをウェハの中心軸線を中心に回転させる。
【0023】
このキャリアの回転時には、前記照明光の反射光は読取り光学系を介して、同光学系に接続された画像処理部に画像信号として入力される。ウェハの周縁面取り部のマーク形成領域から外れた平坦面領域では反射して読取り光学系により捕らえられる光量が少ないが、マーク形成領域の反射光は、その表面に形成されたマークの凹凸面で乱反射してハレーション状態となって高輝度で反射するようになり、その反射光が読取り光学系に入り、画像処理部に入力される画像信号も一気に増加する。このときのハレーション状態の画像は、マーク形成領域で連続して発生しており、この間、前記画像処理部の画像信号も平坦領域における反射光量による画像信号と比較すると大幅に増加する。
【0024】
前記画像処理部では、ハレーション状態にあるときの入力信号の範囲内にある所定の値を基準値として設定すると共に、同基準値を越える入力信号の継続時間を設定しておき、その継続時間を入力信号の値が前記基準値を連続して越えるとき、その領域をマーク形成領域であると判断して、ウェハキャリアの回転を停止させる。ただ、単にマーク形成領域を検出するだけであれば、オペレータによる直接の観察によっても視認することは可能である。次いで、半導体ウェハのオーバランの分だけウェハキャリアを微速で逆転させ、前記継続時間帯のほぼ中央部で逆転を停止させて、ハレーション画像を画面上の中心位置へと移動させて位置決めを終了する。この位置決めもマニュアル操作で行うことができる。
【0025】
なお、本発明にあっては、半導体ウェハのマーク読取りをウェハキャリアに収容した状態で順次行う場合に限らず、枚葉でマークの読取りを行ってもよい。
【0026】
本発明にあっては、更に前記照明手段の照明強度を通常の読取り時の照明強度に切り換えること、及び前記マーク読取り光学系の焦点を前記高輝度領域の表面に合わせてマークを読み取るものである。
【0027】
上述のごとく位置決めが終了すると、照明強度を通常のマーク読取り時の強度まで低下させると共に、マーク読取り光学系の焦点をマーク形成面に合わせる。この焦点の位置合わせがなされると、マーク形成面上に形成されたマーク画像がマーク読取り光学系により明瞭に捉えられ、同マーク読取り光学系に接続された画像処理部において同マークの読取り処理がなされる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照しながら具体的に説明する。以下の説明では、ウェハキャリアに収容された複数枚の半導体ウェハを、同キャリアに収容したまま、各ウェハに形成されたマークを順次読み取る場合について説明するが、本発明は個々の半導体ウェハを、例えば回転テーブル上で回転させて、一枚ずつそのマークを読み取る、いわゆる枚葉読取りにも適用できる。
【0029】
図1は半導体ウェハのマーク読取部であるVノッチの一般的な形態を示す部分拡大図、図2は本発明に実施形態に適用されるウェハキャリヤの代表的な形状例を示す裏面側から見た斜視図、図4は本発明の代表的な実施形態であるウェハキャリアに収容された複数枚の半導体ウェハの外周面やVノッチの面取り部の平坦面1b″,1c″に形成された微小形態をもつドット状のマークをウェハキャリアに収容した状態で順次読み取る方法を実施するための代表的なマーク読取装置の概略構成を示している。この実施形態にあって、前記読取装置により検出される平坦面領域を、前記ドットマークが形成されたVノッチ1の上面取り部1bにおける極めて微小な領域である平坦面1b″としている。
【0030】
ここで、前記平坦面に形成されるドットマークは、既述したとおり上下寸法が0.01μm〜5.00μm、最大幅が1μm〜15μmと極めて微小な寸法を有している。その代表的な形態は、マーク中央部が平坦面1b″の表面から隆起した視認性に優れた形態である。このドットマーク形態としては、従来から広く知られた凹穴形状であってもよい。マーク中央部が隆起する形態の微小な前記ドットマークの形成方法は、本件発明者等により特願平10−334009号として先に提案されており、その詳細は同出願明細書に記載されているため、ここではそれらの説明は省略する。
【0031】
しかして、図1に示すように、例えば上記ドットマークの読取りにあたっては、前記平坦面1b″に対向してドットマーク読取装置の読取り光学系102bの入光部を接近させて設置する必要があり、本実施形態にあっては同平坦面1b″に近接させて、傾斜する前記平坦面1b″のマーキング領域を検出すると共に、そこに形成されたドットマークの読取りを行うには、読取り光学系を含めてドットマーク読取装置を可能な限り不動とすることが望ましい。そこで本実施形態では、ドットマーク読取装置を一旦設置したのちは大きく動かす必要がないように、被測定物でありマーク読取り形成領域をもつ半導体ウェハWの方を動かすようにしている。
【0032】
近年のウェハは径が200mmから300mmへと大型化してきており、こうした大型化に伴いウェハを収納する搬送容器であるウェハキャリヤの形態や剛性も大きく変化している。図2(a)は従来の200mmの径をもつウェハを収納するためのウェハキャリヤの代表的な形態を示しており、同図(b)は同じく300mmの径をもつウェハを収容するためのウェハキャリヤの代表的な形態を示している。
【0033】
図2(a)に示すウェハキャリヤ10にあっては、ウェハWの略半周縁部を嵌合支持する多数の支持溝11aをもつ第1及び第2の円弧状周壁11,12と、その周壁を挟んで表裏に配される平板状壁部13,14とからなり、一端にウェハWの抜き差し口15を有する容器からなり、前記各支持溝11aにはそれぞれに前記抜き差し口15から挿入される半導体ウェハWが嵌合して支持される。表裏に配される平板状壁部13,14のうち、裏面側に配される壁部14の外面にはウェハキャリヤを正確に位置決めするための略H字状に突出するクロスバー10aが一体に形成されている。また、同図(b)に示す300mm用のウェハキャリヤ20にあっても、その裏面側に配される平板状壁部14の外面周縁部の3箇所に断面が略M字状の突出片からなるウェハキャリヤ位置決め部21が一体に形成されている。
【0034】
これらのウェハキャリヤ10,20は、内部に複数枚のウェハWを収容した状態で半導体製造工程間を搬送し、或いは図示せぬ蓋体により上記抜き差し口15を閉塞すると共に、同蓋体をもって内部に収容されたウェハの周縁の一部を弾性的に支持してウェハ製造工場から半導体製造工場へと輸送するときの搬送或いは輸送容器として使われる。ウェハキャリヤ10,20に収納されるウェハWは、図3に示すように一部の周面が外部に露出した状態で上記各支持溝11aに嵌合支持されている。
【0035】
このウェハキャリヤ10,20に収容されるウェハWは、例えばシリコンウェハやガラス材からなるガラスウエハからなり、その周縁の一部には位置決め基準マークとなるオリフラやノッチが形成されている。従来のウェハに対する位置決めは、先ずロボット等のハンドリングによりウェハキャリヤ10,20から個々のウェハWを抜き出し、ウェハ専用の位置決め装置まで搬送して、各ウェハWごとに位置決めを行っている。
【0036】
本実施形態にあっては、マーク読取り時のウェハWの位置決めを、各ウェハWをウェハキャリヤ10,20から抜き出すことをしないで、ウェハキャリヤ10,20に収納された状態で各ウェハWの位置決めを行う。つまり、ウェハキャリヤ10,20に多段に収納された複数枚の各ウェハWの外部露出面に向けて読取り装置を相対的に上下に移動させて、個々のウェハWの位置決めを行いながら、順次マークの読取りを行う。
【0037】
図4は、本実施例によるウェハ位置決め機能を備えたマーク読取り装置の典型的な例を示しており、同図によれば基台100に回転テーブル101が設置されており、同回転テーブル101の上面には、上記ウェハキャリヤ10,20の平板状壁部に形成されたウェハキャリヤ位置決め用のクロスバー10a或いはウェハキャリヤ位置決め部21を嵌着する嵌着部101aが形成されている。従って、ウェハキャリヤ10,20のクロスバー10a或いはウェハキャリヤ位置決め部21を回転テーブル101の前記嵌着部101aに嵌着させて、前記回転テーブル101の上面にウェハキャリヤ10,20を載置すると、ウェハキャリヤ10,20が回転テーブル101の回転と共に回転する。
【0038】
回転テーブル101の回転駆動機構は、例えば特開平4−212436号公報に記載され、従来から知られている一般的な機構を採用することができ、例えばその駆動源としてステッピングモータや各種のサーボモータを使って、コントローラ105により、その回転角度θを高精度に制御する。
【0039】
一方、本実施形態にあっては、前記基台100には前記回転テーブル101の他に、ウェハWの周縁面取り部に形成された微小なドットマークを検出して読み取るマーク読取装置102を支持して上下に案内する支柱103が立設されている。前記マーク読取装置102は、例えばVノッチの上面側の面取り部の平坦面1b″に向けて斜めに微小スポット光を照射するための平行光束を発生する光照射器102aと、前記平坦面1b″に直交する光軸上に配されるマーク読取り光学系102bであるCCDカメラとを一体に組合せて構成され、前記支柱103に沿って上下方向(z軸方向)に制御移動可能なアーム104の先端に取り付けられている。前記支柱103は前記Vノッチの奥底部中心に向かう直線上(y軸方向)を制御移動可能とされている。前記支柱103及び前記アーム104の駆動制御はコントローラ105により行われる。
【0040】
前記マーク読取装置102は、高輝度LEDからなる光照射器102aと通常のマーク読取り光学系102bであるCCDカメラとから構成されると共に、図4及び図5に示すごとく、画像処理部111に接続され、ウェハ周縁に沿って光照射器102aと共に相対的に移動させ、その移動時の画像処理部111に入力される画像信号の変化に基づき位置決め情報を演算する。
【0041】
また、本実施形態では回転テーブル101を制御回転させると共に、上記支柱103に沿ってマーク読取装置102を上下に制御移動させると共に、マーク形成領域に向けてy軸方向に制御移動させているが、回転テーブル101を制御回転させると共にy軸方向に制御移動させることもでき、この場合には前記支柱103は不動とする。更には、マーク読取装置102を上記アーム104の軸中心回りに制御回動させることも可能である。
【0042】
いずれにしても、本実施形態にとって重要な点は、ウェハキャリヤ10,20に多段に収納された各ウェハWのウェハ抜き差し口15から外部に露呈する部分に向けて、マーク読取装置102を相対的に移動させると共に、ウェハWの周縁に沿って相対的に移動させ、次位のウェハWの位置決めにあたってはウェハキャリヤ10,20とマーク読取装置102との上下方向(z軸方向)の相対位置を変更して、マーク読取装置102のマーク読取り光学系102bを次位のウェハWに向けることにより、ウェハキャリヤ10,20に収納された多数のウェハWを、同キャリヤ10,20に収納されたままで順次位置決めして、マークを読み取る点にある。
【0043】
上記光照射器102aは高輝度LEDからなり、投入電流を変化させることにより、照射面の輝度が変化する。本発明にあって、前記マーク読取り光学系102bによる位置決めのためのマーク形成領域の検出とマークの読取りは、前記光照射器102aに対する投入電流値を変えて照明強度を変化させることにより行われる。
【0044】
すなわち、マーク形成領域の検出にあたっては、前記光照射器102aの照明強度を、通常のマーク読取り時に必要な照明強度よりも高く設定して照射面に照射する。このときの照明強度は、一般的には通常のマーク読取り時の照明強度の略3〜5倍とすることが好ましいが、マーク形成領域におけるマークの形態、寸法などにより適正な照明強度が選択される。
【0045】
図5は上記マーク読取装置102の全体的な制御ブロック図を示している。この実施形態では、前記回転テーブル101が左右(x軸方向)、前後(y軸方向)及び上下方向(z軸方向)の3軸座標系に制御移動を可能とされており、更に前記z軸回りの制御回転を可能としている。これらの制御動作は、画像処理部111に接続された主制御部110からの信号によりステージ制御部(コントローラ)105を経てモータドライバ部112を駆動することにより行われる。
【0046】
前記ウェハキャリヤ10,20に収納された複数枚の半導体ウェハWのうち任意の一枚のウェハWの露呈周縁の一点に向けて照明手段である光照射器102aとマーク読取り光学系であるCCDカメラ(受像器)102bとが所定の位置関係をもって固定して配置されている。光照射器102aの照明強度などは上記画像処理部111の照明制御部111aからの信号に基づいて照明電源115を制御することにより行われる。また、前記CCDカメラ102bの焦点などは同じく画像処理部111の画像入力部111bからの信号を受けてカメラ制御部114aにより制御される。
【0047】
本実施例にあっては光の照射面であるVノッチの読取り面に対してカメラ102bの光軸はほぼ垂直に向けられており、そのカメラ102bの光軸とVノッチの読み取り面との交点に対して光照射器102aは所望の対向角をもって斜め上方に配される。このカメラ102bと光照射器102aとの配置関係は逆になってもよい。しかして、本発明にあっては光照射器102aから発せられる光は、コヒーレント光よりも、自然光による照射と同様にインコヒーレント光による照射であることが好ましいが、勿論コヒーレント光によってもよい。本実施例による、カメラ102bによる受光は平行光による均一な方向性をもつ平行な反射光ではなく、照射面から乱反射される所定領域内の乱反射光束となる。
【0048】
かかる照明と受光の関係は、光照射器102aとカメラ102bとの配置に関して厳しい位置決め精度が要求されず、様々な配置を設定できるため有利であり、しかも半導体ウェハWのVノッチに形成されるドットマークが隆起形態をもつ場合には、ドットマークとその周辺の照射面とを比較したとき、カメラ102bで受光する乱反射光の殆どがドットマーク表面でなされたものとなり、これを例えば図示せぬ集束レンズを介して受光すれば、周辺との輝度差が大きくなり、ドットマークの認識が確実になされる。
【0049】
本実施形態によれば、マーク形成領域の検出時に照射される光照射器102aの投入電流値を20mAとしている。そのときのマーク形成面における輝度は8000mcd/m2 であってハレーション状態となり、他のマーク非形成領域における輝度は一段と低くなる。一方、前記投入電流値にてマーク形成領域を照射して焦点を合わせたとしても、輝度が高すぎてマークを画像として捉えることができない。そこで、本発明にあっては、マークの読取り時には、上記光照射器102aに対する投入電流値を通常の読取り時における電流値である5〜10mAに切り換える。
【0050】
いま、前記マーク読取装置102をz軸及びy軸方向に相対的に移動させて、同装置102の光照射器102aをウェハキャリア10,20に多段に収容された半導体ウェハWのうち、マークを読み取ろうとする特定のウェハWの周縁面取り部に対して斜めに照射光軸を合わせると共に、CCDカメラ102bの光軸をマーク形成領域の平坦面1b″と直交するように位置合わせして対峙させる。
【0051】
次いで、光照射器102aに対する投入電流値を上述のごとく高くして、電源を入れて、前記ウェハWの周円面取り部に向けて斜めに照明光を照射する。ここで、回転テーブル101を制御回転させて、ウェハキャリア10,20と共に内部に収容された半導体ウェハWを相対回転させる。この回転の途中で、前記CCDカメラ102bの光軸がマーク形成領域に入ると、図6の(a)に示すように、それまでの輝度の低い反射光がハレーション状態にある極めて輝度の高い反射光となって、その大きな値を示す画像信号が画像処理部111に入力される。前記CCDカメラ102bの光軸がマーク形成領域に達しない間は、輝度の低い反射光がCCDカメラ102bにより捉えられ、画像処理部111にも低い画像信号が入力される。前記ハレーション状態にある反射光は、マークが形成されている限り連続画像として画像処理部に入力され続ける。
【0052】
図7は、このときのCCDカメラ102bを介して画像処理部111に送られる画像信号のレベル変動を示している。同図において、(a)はCCDカメラ102bの光軸がマーク形成領域にないときの画像信号のレベル変動状態を示しており、(b)はCCDカメラ102bの光軸がマーク形成領域にかかったときの画像信号のレベル変動状態を示している。
【0053】
いま、回転テーブル101が回転すると、ウェハキャリヤ10,20に収容されたウェハWも一緒に回転する。マーク形成領域であるVノッチの上記面取り部分の平坦面が前記CCDカメラ102bの光軸の前面を通過する。面取り部分の奥底部中心以外の面は平坦面からなり、その平坦面に微小なマークが形成されている。前記中心位置では僅かなR(アール)を介して90°に屈曲している。
【0054】
CCDカメラ102bの光軸がVノッチの上記平坦面以外の領域に対向しているときは、図7(a)に示すように、画像処理部111に入力される画像信号は低い値で推移する。Vノッチの屈曲点である中心位置では僅かなR(アール)面であるため、光照射器102aからの平行光は設定された反射角と異なる反射角をもって反射するため、CCDカメラ102bに達する光量が極端に減少し、画像信号の出力も比例して減少する。一方、CCDカメラ102bの光軸がVノッチの上記平坦面にあるマーク形成領域に達すると、同図(b)に示すように、マーク形成領域に形成されたマークの凹凸により乱射光となり、CCDカメラ102bは高輝度の反射光を受けて、ハレーション状態にあるときの極めて大きな画像信号を画像処理部に出力する。
【0055】
画像処理部111においては、入力される画像信号が予め設定された基準値aを越えると共に、その基準値aを越える入力画像信号が予め設定された基準時間帯tを継続して入力されているか否か図示せぬ判断部において判断する。すなわち、前記判断部において設定基準値aを越える前記ハレーション状態にある極めて大きな画像信号が設定時間t以上を連続して入力され続ける。ここで、前記判断部はその画像領域がマークの形成されている領域であると判断して、コントローラ105に回転テーブル101の回転を停止するように信号が送られ、ウェハキャリア10,20と共に内部に収容された半導体ウェハWの回転も停止する。
【0056】
しかるに、前記判断部がマーク形成領域であると判断して、コントローラ105を介してウェハキャリア10,20とマーク読取装置102との間の相対的な回転を停止させるとき、回転テーブル101、つまりウェハキャリア10,20が慣性によりオーバランする場合があり、或いは停止タイミングがずれて、前記マーク形成領域の中心がモニタの中心からずれる場合がある。こうしたときは、前記ウェハキャリア10,20とマーク読取装置102との間の相対的な回転速度を緩やかにして逆転させると共に、画像を上下に調整してモニタ中心へと移動させる。因みに、前記ハレーション状態にあるときの反射光の強度は、マーク非形成領域の反射光の強度の数倍(3倍以上)となっている。
【0057】
こうして、ウェハキャリヤ10,20に収納された複数枚のウェハWのうちの一枚について、その位置決めがなされると、主制御部110から光照射器102aに対して照明強度切換え信号が出力されて、光照射器102aに対する投入電流が、通常のマーク読取り時における電流値である5〜10mAまで下げられ、前記マーク形成領域を低い照明強度をもって照明する。ここで、CCDカメラ102bの焦点がマーク形成面に合わせられると、同形成面上のマークが鮮明な画像となってCCDカメラ102bに捉えられ、その画像信号が画像処理部111に入力処理されて、そのデータが主制御部110に記憶されると共に、モニター上には図6の(b)に示すようなマーク画像が鮮明に表示される。
【0058】
前記ウェハWのマーク読取りが終了すると、コントローラ105を介して、次回のウェハWの検出のための信号が、y軸方向、z軸方向及びテーブル回転用の各制御駆動モータに送られ、各制御駆動モータを駆動して、マーク読取り装置102を次位のウェハWに向けて、上述の検出・位置決め操作及びマークの読取りを行い、これをウェハキャリヤ10,20に収納された複数枚のウェハWについて、それぞれ順次繰り返して、ウェハキャリヤ10,20ごとの各ウェハWの位置決め及びマークの読取りデータを逐次主制御部110に記憶させる。
【0059】
ウェハキャリヤ10,20に収納された全てのウェハWの位置決めデータが主制御部110に記憶されたのち、同ウェハキャリヤ10,20は例えば半導体製造工程のうちの露光工程に搬送される。同露光工程ではロボットにより前記ウェハキャリヤ10,20からウェハWを順次抜き取り露光装置上の露光位置に移載する。このとき、主制御部110からはウェハWごとの上記位置決めデータがロボットに送られ、必要な補正を行いながら各ウェハWを露光装置にセットする。
【0060】
以上は、本発明の典型的な実施形態について述べたものであるが、本発明は、当然に上記請求項に記載した範囲において多様な変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の読取装置による半導体ウェハのマーク読取領域を示す部分拡大図である。
【図2】ウェハキャリヤの典型的な形態例を示す立体図である。
【図3】ウェハが収納されたウェハキャリヤを示す立体図である。
【図4】本発明のマーク読取方法を実施するための代表的な読取装置の代表的な構成例を示す概略斜視図である。
【図5】前記マーク読み取り装置における信号処理系の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明方法により検出されるマーク形成領域とその周辺の画像を概略で示す説明図である。
【図7】前記画像の輝度変化に基づく画像処理部における画像信号の対応変動図である。
【符号の説明】
1 Vノッチ
1a 垂直面領域
1b,1c 上下面取り領域
1b’,1c’ 裁頭円錐面
1b″,1c″ 平坦面
1d 中央奥底部
1e 入口隅部
10 ウェハキャリヤ
10a クロスバー
11 第1円弧状周壁
11a 支持溝
12 第2円弧状周壁
13,14 平板状壁部
15 抜き差し口
20 ウェハキャリヤ
21 ウェハキャリヤ位置決め部
100 基台
101 回転テーブル
102 マーク読取装置
102a 光照射器
102b CCDカメラ(マーク読取り光学系)
103 支柱
104 アーム
105 コントローラ(ステージ制御部)
110 主制御部
111 画像処理部
111a 照明制御部
111b 画像入力部
112 モータドライバ部
114a カメラ制御部
115 照明電源
W (半導体)ウェハ
a 基準電流値
t 連続画像の基準時間

Claims (1)

  1. 半導体ウェハの周縁部の各微小マーク形成領域を光学的に検出し、同領域に形成された微小マークを光学的に読み取る方法であって、
    半導体ウェハの周縁部にマーク読取り光学系を対峙させること、
    照明手段により前記半導体ウェハの周縁をマーク読取り時よりも高い照明強度をもって照明すること、
    前記半導体ウェハを、その中心軸線を中心に回転させること、
    回転する前記半導体ウェハの周縁の反射光を、前記マーク読取り光学系にて検出すること、
    その検出の間に、反射光の強度変化に基づき検出される一部の連続する高輝度領域をマーク形成領域であると判断すること
    この判断時に、同ウェハの回転を停止させること、
    前記照明手段の照明強度を通常の読取り時の照明強度に切り換えること、及び
    前記マーク読取り光学系の焦点を前記高輝度領域の表面に合わせてマークを読み取ること、
    を含んでなることを特徴とする半導体ウェハの周縁微小領域におけるマーク読取方法。
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