JP4444078B2 - 使い捨てパンツおよび使い捨てパンツにおける付着片の着脱方法 - Google Patents
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<概略説明>
図1ないし図7を参照して、本発明の実施形態に係る使い捨てパンツ1について説明する。この使い捨てパンツ1は、図1ないし図7に示すように、略環状に連なる前腹部2および後背部3と、その前腹部2および後背部3間に連なって設けられる股部4とを備えた構成とされ、パンツとしてもおむつとしても利用可能となっている。なお、この使い捨てパンツ1の説明において、左および右とは着用者から見て左手側および右手側を指すものとする。
前腹部2は、図1に示すように、全体形状としては正面視略横長矩形状であり、左前腹部2a、右前腹部2b、およびそれらの中間に位置する中前腹部2cを備えている。中前腹部2cは本発明の中間相当領域に相当している。左前腹部2aと中前腹部2cとの間には、前腹部2を上下に縦断する左破断部17aが形成され、右前腹部2bと中前腹部2cとの間には、前腹部2を上下に縦断する右破断部17bが形成されている。中前腹部2cには、図6に示すように、股部4の前股部4aとの接合部分18が形成される。接合部分18での接合は、接着剤、例えばホットメルト接着剤を用いて行われる。破断部17a,17bは、本実施形態ではミシン目により形成され、この破断部17a,17bを破断することにより、図2ないし図5に示すように、前腹部2を破断部17a,17bの部分で切り離せるようになっている。
股部4は、図4に示すように、全体形状としては展開すると前後方向に延びる略帯状の形態を有し、前股部4a、後股部4b、およびそれらの中間に位置する中股部4cを備え、主に中股部4cを中心として着用者の股間部にあてがわれる。前股部4aは、図3、図5および図6に示すように、中前腹部2cの内面側に重ね合わされた状態で接合部分18によって中前腹部2cと接合されている。後股部4bは、図4に示すように、後背部3の内面側に重ね合わされた状態で後背部3と接着固定されている。このような股部4の左縁部16aおよび右縁部16bには、脚用弾性部材40a,40bが縁部16a,16bの延設方向に伸張された状態で取り付けられている。
後背部3は、図2ないし図5に示すように、展開すると略矩形の左右下側の角を略斜めに切り落としたような形態を有し、着用者の背面側の腰回り部から臀部にかけた部分にあてがわれる。このため、この後背部3は、着用者の背面側の腰回り部に主に位置する平面視略横長帯状の腰回り部3aと、その腰回り部3aの下側に連なり着用者の臀部に主に位置する平面視略台形状の臀部3bとを備えている。腰回り部3aの上縁部13には、ウエスト用弾性部材51が左右方向に伸張された状態で取り付けられており、腰回り部3aのそれ以外の領域には、ボディ用弾性部材52が左右方向に伸張された状態で取り付けられている。後背部3の左斜め下の傾斜状の縁部15aには、脚用弾性部材53aが縁部15aに沿って伸張された状態で取り付けられており、後背部3の右斜め下の傾斜状の縁部15bには、脚用弾性部材53bが縁部15bに沿って伸張された状態で取り付けられている。これらの弾性部材51,52,53a,53bの収縮、伸張により後背部3が着用者の後背部および臀部にフィットしやすくなっている。
なお、前腹部2に設ける左右の弾性部材19a,19b、弾性部材20a,20bおよび弾性部材21a,21bについては、前記脚用弾性部材53a,53bの場合と同様に、弾性部材19a,19b,20a,20b,21a,21bを中前腹部2cを介して左右方向に連続的に前腹部2に設けた後、弾性部材19a,19b,20a,20b,21a,21bの付着片22a,22b対応位置や中前腹部2cに位置する部分について、弱化処理を施すのが好ましい。
次に、図8を参照して、使い捨てパンツ1の製造工程について説明する。すなわち、本実施形態では、図8に示すように、パンツ1を腰回りの左右の縁部で切断して展開したような構成の中間体76を、パンツ1の左右方向に複数連続的に連なった状態で形成する。この中間体76は、一方向に連続的に連なる前腹基材77と、同じく一方向に連続的に連なる後背基材78と、その前腹基材77および後背基材78の各単位区間Sごとに設けられた股部4とを備えて構成されている。そして、各単位区間Sごとに中間体76およびパンツ1の構造が形成さてゆくように構成されている。
図9は第2の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
図10は第3の実施形態を示しており、前記第2の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
Claims (3)
- 略環状に連なる前腹部および後背部と、その前腹部および後背部間に連なって設けられる股部とを備え、前記股部に吸収体が設けられ、前記前腹部における前記股部が連なる部分の左右両側に前記前腹部を破断するための左右の破断部が形成された使い捨てパンツであって、
前記左右の破断部の間に相当する前記前腹部の中間相当領域に、第1付着部が設けられると共に、前記前腹部における前記左右の破断部よりも左右方向外方側の部分に接合された左右の付着片が設けられ、
前記左右の付着片に、前記第1付着部に対して着脱される第2付着部がそれぞれ設けられ、
前記前腹部に形成された前記左右の破断部位置に対応し、かつ、前記第1付着部と重なる位置に、前腹部の内外を連通状とする開口部が形成され、
前記第1付着部と前記左右の付着片の前記第2付着部とが前記開口部を通じて着脱自在とされたことを特徴とする使い捨てパンツ。 - 請求項1に記載の使い捨てパンツにおいて、
前記前腹部の前記中間相当領域の左右の前記開口部に挟まれた部位における外面側に、前記左右の付着片の前記第2付着部が着脱可能な第3付着部が設けられていることを特徴とする使い捨てパンツ。 - 略環状に連なる前腹部および後背部と、その前腹部および後背部間に連なって設けられる股部とを備え、前記股部に吸収体を設け、前記前腹部における前記股部が連なる部分の左右両側に前記前腹部を破断するための左右の破断部を形成し、該左右の破断部の間に相当する前記前腹部の中間相当領域に第1付着部を設けると共に、前記前腹部における前記左右の破断部よりも左右方向外方側の部分に接合された左右の付着片を設け、該左右の付着片に、前記第1付着部に対して着脱される第2付着部をそれぞれ設けた使い捨てパンツにおける付着片の着脱方法であって、
前記前腹部に形成した前記左右の破断部位置に対応して、前腹部の内外を連通状とする開口部を形成し、
前記中間相当領域における前記開口部の内側に位置した部分に前記第1付着部を設け、前記開口部の外側より前記左右の付着片に設けた前記第2付着部を前記開口部を通じて前記第1付着部に着脱自在に係合させることを特徴とする使い捨てパンツにおける付着片の着脱方法。
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