JP4443718B2 - 生体試料測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の生体試料中の特定成分を高精度で、迅速かつ容易に定量することのできる生体試料測定装置に関するもので、特に盲人や弱視者であっても容易にかつ確実に取扱い可能な生体試料測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、酵素の有する特異的触媒作用を利用した種々の生体試料測定装置(以下、「バイオセンサ」とも呼ぶ。)が開発され、臨床分野への応用が試みられるなかで、迅速にかつ精度よく測定できるバイオセンサが要望されている。
【0003】
バイオセンサの一種であるグルコースセンサを例にとると、糖尿病患者数の増加が著しい今日、血糖値を測定し管理するには、従来のように血液を遠心分離して血しょうを測定するのでは非常に煩雑な手順を要するため、全血で測定可能なグルコースセンサが要望されている。
【0004】
簡易型グルコースセンサとして、尿検査の時に使用されている検査紙と同様に、スティック状の支持体に糖(グルコース)にのみ反応する酵素と、酵素反応時または酵素反応の生成物により変化する色素とを含有する担体を設置した形態のものがある。
【0005】
従来の簡易型グルコースセンサBは、図10に示すように、グルコースセンサBに備えられたセンサ29の包装材40であるアルミパックを所定の位置まで開封し、アルミパックごとつまんだ状態で、グルコースセンサB本体のセンサを保持するコネクタ部に差し込み(ここでは図示せず)、自動的に電源が入ったことを確認した後、この担体上に血液を滴下し、一定時間後の色素の変化を目視または光学的に測定する方式である。そして、その測定結果は表示手段55に表示される。
【0006】
一方、その他の生体試料測定装置として、例えば特開昭61−294351号公報に記載されたバイオセンサがある。このバイオセンサにおける生体試料の測定方法は、センサの電極系へ所定の電圧を供給して電極間に流れる電流値を計測し、この信号をもとに試料液中の基質濃度を計算するものである。そして、この装置であれば、測定操作上きわめて簡易になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の簡易型グルコースセンサに見られる生体試料測定装置では、血液中の着色物による妨害が大きく、測定精度が低くなり、問題であった。
【0008】
また、電極系も含めて測定毎にセンサを使い捨てる構成を備えた生体試料測定装置であれば、通常その電極には、スパッタ法や蒸着法などによって製造された白金電極等の電極材料が用いられる、という点や装置全体の構成の面、等から生体試料測定装置自体が非常に高価なものにならざるを得ず、やはり問題であった。
【0009】
また、これらの生体試料測定装置における構成では、使い捨てセンサを測定装置本体のコネクタに挿入するまでの作業が困難であったり、さらにはコネクタの挿入穴が狭く、その位置もわかりにくいために、例えば目の不自由な人にとっては取扱いが非常に困難であるという欠点があった。
【0010】
そこで本発明はこのような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、血液などの生体試料中の特定成分を簡易かつ迅速、高精度に測定するための簡便なセンサを備えた、取扱容易な生体試料測定装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、本体と、前記本体内に、指を穿刺するための穿刺装置をそれぞれ備えた複数個の取り替え可能なランセットと、複数個の取り替え可能なセンサと、を備え、前記穿刺装置が指を穿刺する穿刺操作を行う穿刺操作位置と、前記指から出た体液を前記センサが採取する採取操作を行う採取操作位置と異なる位置間で移動可能なプレートを有し前記プレートは、さらに、前記穿刺操作位置における前記穿刺装置による穿刺操作、および前記採取操作位置における前記センサによる採取操作を可能とする開口部を有すること、を特徴とする。
【0014】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記プレートの移動が自動的に、又は手動により行われること、を特徴とする。
【0017】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記プレートに凹部を設けたこと、を特徴とする。
【0018】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記プレートの移動に伴い前記プレートを清掃又は消毒する清掃消毒装置を、前記プレートの移動経路上に設けたこと、を特徴とする。
【0019】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット、又は前記センサの、どちらか一方若しくは双方を一体的に取り替え可能としたこと、を特徴とする。
【0020】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセットがランセット保持部材に、前記センサがセンサ保持部材により保持されており、前記ランセット保持部材及び前記センサ保持部材が弾性部材により構成されていること、を特徴とする。
【0021】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記センサ保持部材を構成する弾性部材が、導電性を有する部材と一体的に構成されていること、を特徴とする。
【0022】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット保持部材及び前記センサ保持部材が、回転運動又は直線運動可能な可搬装置に積載されていること、を特徴とする。
【0023】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記可搬装置が、手動又は自動で作動すること、を特徴とする。
【0024】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット保持部材を積載した可搬装置と、前記センサ保持部材を積載した可搬装置とが、お互い独立して作動すること、を特徴とする。
【0025】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記プレートの動きと前記可搬装置の動きとが連動していること、を特徴とする。
【0026】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項に記載の生体試料測定装置において、前記生体試料測定装置による測定を行う毎に、新たなランセット或はセンサが使用されるように、前記可搬装置が作動すること、を特徴とする。
【0027】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット及び前記センサのどちらか一方もしくは両方を使い切ったことを告知する告知装置を設けたこと、を特徴とする。
【0028】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項1のいずれか1項に記載の生体試料測定装置において、前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を音声で知らせる音声ガイド装置を備えたこと、を特徴とする。
【0029】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項1に記載の生体試料測定装置において、前記音声ガイド装置が、前記生体試料測定装置の上面に配置されたこと、を特徴とする。
【0030】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を振動で知らせる振動ガイド装置を備えたこと、を特徴とする。
【0031】
本発明の請求項17に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を点字で知らせる点字ガイド装置を備えたこと、を特徴とする。
【0032】
本発明の請求項18に記載の生体試料測定装置では、請求項17に記載の生体試料測定装置において、前記点字ガイド装置が、前記生体試料測定装置の上面に配置されたこと、を特徴とする。
【0033】
本発明の請求項19に記載の生体試料測定装置では、請求項1ないし請求項18の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット保持装置が前記ランセットを、前記センサ保持装置が前記センサを、密封状態で保持すること、を特徴とする。
【0034】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置では、請求項19に記載の生体試料測定装置において、前記ランセット1個ずつ、及び前記センサ1個ずつ、密封状態で保持されていること、を特徴とする。
【0035】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置では、請求項2に記載の生体試料測定装置において、前記密封状態を前記ランセット又は前記センサが自ら破るように前記可搬装置が動作すること、を特徴とする。
【0036】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置では、請求項19ないし請求項2に記載の生体試料測定装置において、前記密封状態はアルミ箔により形成され、前記アルミ箔が開封したことを検知する開封検知装置を備えたこと、を特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必すしもこの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明に係る生体試料測定装置を第1の実施の形態として、図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施の形態に係る生体試料測定装置の外観を示す斜視図である。
【0038】
図1に示すように、この生体試料測定装置Aは、穿刺装置を設けたランセット53と、生体試料を採取する手段であるセンサ29と、ランセット53とセンサ29との間を往復可能であって、穿刺穴59を設けたプレート50と、プレート50を清掃、消毒する清掃消毒装置65と、採取した生体試料の測定結果等を表示する表示手段55と、測定結果等を表示以外の手段で使用者に告知する告知手段61と、生体試料測定装置Aを起動するためのスタートボタン80と、を備えている。
【0039】
生体試料測定装置Aの備えるランセット53とセンサ29は単数個であっても複数個であっても構わないが、ここでは複数個備えたものとする。複数個備わったランセット53はランセット保持部材に、センサ29はセンサ保持部材にまとめて保持されているが、ここでは、これらの保持部材は弾性部材により構成されているものとする。この状態を図3を参照しつつ説明すると、複数個のランセット53はランセット保持部材62aに、複数個のセンサ29はセンサ保持部材62bに、それぞれ保持されている。ランセット保持部材62a及びセンサ保持部材62bは、回転運動可能な可搬装置60に積載されている。
【0040】
ランセット53を保持したランセット保持部材62a及びセンサ29を保持したセンサ保持部材62bは、可搬装置60に積載された状態でトレイ72に載せられており、図1に示した扉54からトレイ72ごと生体試料測定装置A内部に挿入されることにより、ランセット53及びセンサ29が生体試料測定装置Aに装備される。また、ランセット保持部材62aとセンサ保持部材62bを積載している可搬装置60は、トレイ72ごと生体試料測定装置Aに挿入されると、可搬装置60を駆動するモータ73と接続するように構成されている。
【0041】
ランセット保持部材62a及びセンサ保持部材62bは、回転運動または直線運動が可能な可搬装置60に積載されている。なお、センサ保持部材62bを構成する弾性部材は、導電性を有する部材と一体的に構成されていることが望ましい。その理由については後述する。また、可搬装置60は、ここでは図3に示すように回転運動可能な可搬装置60となっているが、必ずしもこれに限定されるものではない。なお、可搬装置60は手動もしくは自動的に作動するが、ここではモータ73により作動するものとする。また、ランセット保持部材62aを積載した可搬装置60と、センサ保持部材62bを積載した可搬装置60は、それぞれ独立して作動するものとする。そして、プレート50の動きと可搬装置60の動きは連動していることが好ましく、さらには生体試料測定装置Aによる測定を行う毎に、ランセット53とセンサ29を新しい物に交換出来るように可搬装置60が動作することが好ましい。
【0042】
ランセット53とセンサ29は、使用開始前は包装手段71により梱包された状態で、可搬装置60に積載されたランセット保持部材62a及びセンサ保持部材62bに保持されている。そして、そのままの状態で生体試料測定装置A内部に装着されている。保持部材及び可搬装置については後でさらに詳述する。
【0043】
ランセット53及びセンサ29の梱包方法は特に限定されないが、例えばランセット53またはセンサ29を1個づつ梱包すると、それぞれのランセット53またはセンサ29の寿命を長くすることが出来て好ましい。また複数個のランセット53またはセンサ29全体を梱包すると、梱包の手間がかからないので好ましい。さらに、包装手段71としてはアルミ箔が好ましいが、これに限定するものではない。さらに、本実施の形態においては、このアルミ箔に、アルミ箔が開封したことを検知する開封検知装置を供えておくことが好ましい。なお、この開封検知装置については後述する。
【0044】
プレート50の移動は、プレート50に指を載せたまま手動で移動させるようにしてあってもよく、またボタン操作などにより自動的に移動するようにしてあってもよいが、ここでは手動で移動させるように構成されているものとする。また、プレート50は平板のままであってもよいが、ここでは指の位置決めをしやすくする為に、プレート50中央が凹部となっているものとする(特に図示はしない)。
【0045】
告知手段61及び表示手段55は、生体試料測定装置Aによる測定結果を示すが、これ以外にも、例えばランセット53やセンサ29を使い切ったことを使用者に知らせることに用いられる。なお、告知手段61に用いられる方法としては、告知内容を音声で使用者に知らせる音声ガイド装置とすることや、告知内容をアクチュエータを用いた振動で使用者に知らせる振動ガイド装置、などとすることが考えられる。また、目の不自由な使用者の為に、告知内容を点字で印字用紙に印字し、これをプリントアウトするような構成や、マイクロアクチュエータを並べて点字表示をするような構成を有する点字ガイド装置とすることも好ましい形態である。さらにこの告知手段61及び表示手段55は、生体試料測定装置Aの上面の配置されていることが好ましい。
【0046】
センサ29は、図2の分解斜視図に示すように、基板1には対極4及び測定極5が設けられており、対極4にはリード線2が、測定極5にはリード線3が、それぞれ接続されている。その他にも、基板1には絶縁層6が設けられている。さらにここで図示していないが、対極4と測定極5を覆うように、酵素及びメディエータ(電子受容体)を含有する反応層が、基板1に形成されている。基板1にはスペーサ7が載せられ、その上にカバー9が固定されている。スペーサ7には試料供給孔10が設けられており、ここから生体試料(被検液)を毛管現象により対極4及び測定極5の上に導入させる。そして生体試料(被検液)の導入とともに、センサ29内部の空気が空気孔8から排出される。なお、11は逆挿入防止突起であって、この突起により、センサの間違った方向への挿入を防止している。
【0047】
このように構成される生体試料測定装置Aによる生体試料の測定方法について、図5に示した概略断面図及び図6に示した概略断面図を参照しつつ説明する。
【0048】
まず、図5に示すように、指先をプレート50に載せる。この時プレート50は、生体試料測定装置Aの穿刺操作位置にある。次いで、スタートボタン80を押して穿刺用アクチュエータ66を作動させることにより、ランセット53を図5中、上方向に持ち上げる。すると、ランセット53の穿刺装置がプレート50に設けられた穿刺孔59を通り抜けて、プレート50に載せられた指先を穿刺する。なお、このランセット53の動作は、一回の動作で、所定の長さだけプレート50の穿孔穴59から突き出るようにセットされている。穿刺装置が指先を穿刺する穿刺操作が終了すると、穿刺用アクチュエータ66の動きにより、ランセット53は元の位置に沈み込む。
【0049】
尚、上述した穿刺操作が開始されてから完了するまでの間、不意にプレート50がスライド移動してしまわないように、図5に示するように、クランプ58がプレート50を係止している。即ち、プレート50に凸部50aを設け、この凸部50aがクランプ58と係合することにより、プレート50のスライド移動を防止している。そして、この係合は、穿刺操作が終了すると解除されるようになっている。
【0050】
穿刺操作が終了すると、指先をプレート50に載置したままの状態で、指先をプレート50から離間することなく、体液を採取して測定をする採取操作位置である、センサ29の格納されている場所までプレート50が手動或は自動的にスライド移動する。
【0051】
次いで図6に示すように、センサ29が体液を採取する操作を行う場所である採取操作位置にプレート50が至ると、再びスタートボタン80操作により、若しくは、ここでは詳述しない、また図示していないプレート50の位置検出センサ等によるプレート50の現在位置検出と連動させることで、センサ用アクチュエータ63が動作する。センサ用アクチュエータ63の動作により、センサ29が昇降動作を行い、体液の採取を行う。そして所定時間後、採取した体液を測定した結果が表示窓55に表示されると同時に、告知手段61により結果が告知される。
【0052】
上述した一連の測定動作時には、指先にランセット53で刺し傷をつけ、血液などが測定動作中に測定装置に付着してしまうため、その清掃手段を設けることが必要である。特に、穿刺アクチュエータ66周辺では、ランセット53による穿刺後の体液の滴りがプレート50の裏面側に付着した場合、これを拭き取る手段が必要となるので、本実施の形態に係る生体試料測定装置Aには、不織布や綿などの吸水性のある部材を備えた清掃消毒装置65を、図1に示した穿刺動作位置と測定動作位置との間に設けている。これにより、プレート50の移動中にその裏面の体液などの汚れを払拭できる。
【0053】
本実施の形態に係る生体試料測定装置Aにおいては、上述したように体液を採取して測定するごとに、ランセット53やセンサ29が新しい物と自動的に交換されるようになっている。以下、この交換方法について、図7及び図8を参照しつつ説明する。
【0054】
プレート50に指を載せた後、穿刺動作を開始させるためのスタートボタン80を押すことにより、穿刺アクチュエータ66にセットされたランセット53が、指載置用のプレート50上の指先に向かって移動することは上述した通りである。この動作後にランセット53が初期の位置までに戻る動作時に、ランセット53を把持する穿刺アクチュエータ66の把持が開放され、次いでランセット53が乗ったランセット保持部材62aが回転することにより、一つ隣の、まだ使用されていないランセット53が、穿刺操作位置に移動する。つまり、図7(b)に示すように、新しいランセット53が装填された状態で、穿刺操作位置まで導かれる。なお、本実施の形態では、ランセット保持部材62aは図7に示すように回転プレートの形態となっているが、例えば図4に示したように、直線上にランセット53を複数個並べられるランセット保持部材74とすることも可能である。この場合は、モータ73により例えばランセット保持部材74にラック75を形成することで、ランセット保持部材74は直線運動を行い、その上に載置されたランセット53を次々に穿刺操作位置に送り出すことが可能となる。当然、センサ保持部材62bについても同様に直線運動可能な保持部材とすることも可能である。
【0055】
また、図8に示すように、センサ29の測定時の動作もランセット53の動作と同様に、プレート50が測定位置に来たときに初めて、センサ用アクチュエータ63に把持されたセンサ29が採取操作位置へ向かって移動される。このときセンサ29に供給された体液を用いて生体試料測定装置Aによる体液の測定が開始されると同時に、センサ29の先端部は指先から離れる。
【0056】
なお、本実施の形態に係る生体試料測定装置Aにおいては、センサ29で採取した体液は、センサ29内部で酵素反応を行い、この酵素反応による微弱電流を測定することにより、目的の生体試料測定を行うように構成されている。そして、ここでは詳しくは図示しないが、センサ用アクチュエータ63には、センサ29の酵素反応による微弱電流値をモニタするための電気的な接点部を設け、さらにこの接点から測定部に情報を伝える為のリード線を設けている。この電気信号はリード線の端部から外部に流される。そしてその電気信号をモニタすることで測定動作が完了するように構成されている。
【0057】
また、ランセット53及びセンサ29を全て使い切った状態になったとき、ランセット53及びセンサ29を封止していた包装材の表面に形成されていた開封検知電極68と導通している検出電極69での電気抵抗が、包装材すべての開封検知電極68の状態がオープンであることを検出するようになっている。この検出電極69と開封検知電極68の導通状態を示したのが図9である。
【0058】
また、図9に示すようにランセット53やセンサ29は、一体的に取り替え可能なように保持、密封された状態で、かつ、個々のランセット53やセンサ29は独立した形態で包装材に収納されていることが好ましい。このようにすることで、ランセット53やセンサ29をごみやホコリなどから守ることが出来る。このときランセット保持部材62aやセンサ保持部材62bに、樹脂成型などの手段によって、個々の収納室70を形成することが出来る。このランセット保持部材62aやセンサ保持部材62bに溶着や接着により包装手段71を貼り付ける事で、所定の梱包形態をとることが可能となる。
【0059】
穿刺及び採血する機構は、センサ用アクチュエータ63或いは穿刺用アクチュエータ66により駆動されたランセット53やセンサ29自身が包装手段71を破り、直進することで行われる。また、開封後には、弾性部材からなるランセット保持部材62aやセンサ保持部材62bの復元力により、最初の位置に戻ることにより、包装部材71の中に収納されるようになっている。そして、すべてのランセット53やセンサ29は、ランセット保持部材62aやセンサ保持部材62bと共に、トレイ72から外され、交換可能となる。
【0060】
以上の実施の形態に示したように、従来のようにバイオセンサを包装材から一部出した状態で測定装置のコネクタにあるセンサ挿入位置へ入れる手順に比較して、測定ごとの装填動作をなくすことができ、また従来のセンサを装填する時の煩わしさや、労力を低減させることによって、だれにでも簡潔に使用、操作ができる生体試料測定装置とすることが出来る。
【0061】
なお、上述した実施の形態では、センサとしては血液を酵素電極部まで導く方式として毛細管現象を利用するタイプについて説明を行ったが、酵素電極部へ直接血液を滴下させるタイプのセンサを使うことでも同様の効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、ランセットとセンサに関連する機構を独立して設けることが可能となる。また、生体試料測定装置の消耗品を取り替えることが可能となり、従来のように測定のたびごとに、消耗品を取り替えるという煩わしい作業をなくし、簡単な構成でランセットやセンサの装填及び廃棄動作を行うことができる。また、ランセットにて指先を穿刺する穿刺操作位置と、指先から出た体液をセンサが採取する採取操作位置とが、生体試料測定装置内の異なる位置にて行われるので、指先へのランセットの位置決めがし易く、またセンサへの体液の点着が確実に行える。また、指先を載置したままの状態で、穿刺操作位置と採取操作位置との間を移動可能としたプレートを設けたので、生体試料測定装置から指を離すことなく操作が簡潔に出来る。また、プレートに、穿刺操作位置における穿刺装置による穿刺操作、および採取操作位置におけるセンサによる採取操作を可能とする開口部を設けたことにより、プレートに指を置くだけで、穿刺操作や採取操作の為の位置決めがしやすくなり、確実に穿刺操作や採取操作を行うことが可能となる。
【0065】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、プレートが自動的に若しくは手動で移動可能としたので、例えば老人や弱視者が本発明に係る生体試料測定装置操作を操作する場合でも、その操作が確実に出来る。
【0068】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、プレートに指を載置するための凹部を設けたことにより、指の位置決めが簡単に行うことが出来る。
【0069】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、プレートの清掃或は消毒手段がプレートの移動径路上に配置され、プレートの移動動作により、清掃或は消毒手段が接触するようにしたので、本発明に係る生体試料測定装置を使用する毎に清掃や消毒が行われ、つまり、常に清潔な状態で生体試料測定装置を使用出来る。
【0070】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット或はセンサとをそれぞれ一体的に取り替え可能なように構成したので、必要最小限の作業によって、消耗品を簡単に交換出来る。
【0071】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット或はセンサを一体的に取り替え可能なように保持した部材が弾性部材から構成されているので、ランセット或いはセンサを衝撃から保護出来る。
【0072】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、センサ保持部材を構成する弾性部材が導電性の部材と一体的に構成されているので、センサとセンサ保持部材との間を電気的に接続出来る。
【0073】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット保持部材或はセンサ保持部材が、回転運動可能又は直線運動可能な可搬装置に載置されているので、一つずつ確実にランセット或はセンサをそれらの動作する場所へ送ることが可能である。
【0074】
本発明の請求項に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット或はセンサを一体的に取り替え可能なように保持した部材を載置した移動可能な手段の移動を手動又は自動で行うので、手動とするならば、駆動のための複雑なシステムを必要とせず、簡単な構成で送ることが可能となり、自動とするならば、簡単にかつ確実に使用ずみのランセット或はセンサを移動することが出来る。
【0075】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット保持部材を積載した可搬装置と、センサ保持部材を積載した可搬装置とが、それぞれ独立して作動するので、双方の可搬装置を確実の作動させることが出来る。
【0076】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、プレートの動きと可搬装置の動きとを連動させることにより、プレートを動かすだけで、新しいランセットやセンサに自動的に交換がされるので、簡単にかつ確実に新しいランセットやセンサの利用が出来る。
【0077】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、測定を行う毎に新たなランセット或はセンサが使用されるので、所定の複数回測定を連続して行う事が出来る。
【0078】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、内蔵するランセット或はセンサを使いきったことを告知する告知手段を設けたので、例えば老人や弱視者が本発明に係る生体試料測定装置を利用する場合でも、簡単に消耗品の交換の時期を知ることが出来る。
【0079】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、操作および測定値を音声でガイドする音声ガイド装置を備えたので、老人や弱視者であっても簡単に測定動作を行える。
【0080】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、操作および測定値を音声でガイドするための音声ガイド装置が生体試料測定装置の上面に配置されたので、測定者が容易に測定結果を知ることが出来る。
【0081】
本発明の請求項1に記載の生体試料測定装置であれば、操作および測定値を振動でガイドする振動ガイド装置を備えたので、例えば老人や弱視者であっても簡単に測定動作を行うことが出来る。
【0082】
本発明の請求項17に記載の生体試料測定装置であれば、操作および測定値を点字でガイドする点字ガイド装置を備えたので、例えば目の不自由な人であっても測定動作を行うことができ、また測定結果を知ることが出来る。
【0083】
本発明の請求項18に記載の生体試料測定装置であれば、操作および測定値を点字でガイドするための点字ガイド装置が、生体試料測定装置の上面に配置されたので、弱視者や盲人が測定動作を行うことができ、測定結果を知ることが可能である。
【0084】
本発明の請求項19に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット保持装置又はセンサ保持装置がランセット或はセンサを一体的に密封しているので、ランセットやセンサがごみ、湿度などの影響を受けないようになる。
【0085】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置であれば、ランセットやセンサがランセット保持装置やセンサ保持装置内部で、独立した状態で気密状態が保たれているので、ランセット或はセンサの長寿命化が可能となる。
【0086】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット保持装置或はセンサ保持装置内において、個々のランセット或はセンサが密封手段の内部で独立して気密状態が保たれている状態で、個々の気密状態の部屋においてランセット或はセンサが変位することで、気密状態を破るようにしたので、より一層ランセット或はセンサの長寿命化が可能となる。
【0087】
本発明の請求項2に記載の生体試料測定装置であれば、ランセット或はセンサの個々の密封手段のアルミ箔が開封したことを検知する機能を持たせたので、使用済みのセンサ或はランセットの位置を測定者に知らせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生体試料測定装置の実施の形態の一例を示す外観斜視図である。
【図2】本発明に係る生体試料測定装置の実施の形態の一例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係る生体試料測定装置の穿刺部及び採血部の搭載駆動機構を示す模式図である。
【図4】本発明に係る生体試料測定装置の穿刺部及び採血部の搭載駆動機構の他の形態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る生体試料測定装置の穿刺部の機構を示す模式図である。
【図6】本発明に係る生体試料測定装置の採血部の機構を示す断面図である。
【図7】本発明に係る生体試料測定装置の穿刺手段の移動機構を示す模式図である。
【図8】本発明に係る生体試料測定装置の採血手段の移動機構を示す模式図である。
【図9】本発明に係る生体試料測定装置の採血手段及び穿刺手段の格納状態を示す模式図である。
【図10】従来の生体試料測定装置の一例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 基板
2、3 リード線
4 対極
5 測定極
6 絶縁層
7 スペーサ
8 空気孔
9 カバー
11 逆挿入防止突起
29 センサ
40 包装材
50 プレート
53 ランセット
54 扉
55 表示手段
58 クランプ
59 穿刺穴
60 可搬装置
61 告知手段
62a ランセット保持部材
62b センサ保持部材
63 センサ用アクチュエータ
65 清掃消毒装置
66 穿刺アクチュエータ
68 開封検知電極
69 検出電極
70 収納室
71 包装手段
72 トレイ
73 モータ
74 ランセット保持部材
75 ラック
80 スタートボタン

Claims (22)

  1. 本体と、
    前記本体内に、指を穿刺するための穿刺装置をそれぞれ備えた複数個の取り替え可能なランセットと、複数個の取り替え可能なセンサと、を備え、
    前記穿刺装置が指を穿刺する穿刺操作を行う穿刺操作位置と、前記指から出た体液を前記センサが採取する採取操作を行う採取操作位置と異なる位置間で移動可能なプレートを有し
    前記プレートは、さらに、前記穿刺操作位置における前記穿刺装置による穿刺操作、および前記採取操作位置における前記センサによる採取操作を可能とする開口部を有すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  2. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記プレートの移動が自動的に、又は手動により行われること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  3. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記プレートに凹部を設けたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  4. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記プレートの移動に伴い前記プレートを清掃又は消毒する清掃消毒装置を、前記プレートの移動経路上に設けたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  5. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット、又は前記センサの、どちらか一方若しくは双方を一体的に取り替え可能としたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  6. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセットがランセット保持部材に、前記センサがセンサ保持部材により保持されており、前記ランセット保持部材及び前記センサ保持部材が弾性部材により構成されていること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  7. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記センサ保持部材を構成する弾性部材が、導電性を有する部材と一体的に構成されていること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  8. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット保持部材及び前記センサ保持部材が、回転運動又は直線運動可能な可搬装置に積載されていること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  9. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記可搬装置が、手動又は自動で作動すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  10. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット保持部材を積載した可搬装置と、前記センサ保持部材を積載した可搬装置とが、お互い独立して作動すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  11. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記プレートの動きと前記可搬装置の動きとが連動していること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  12. 請求項に記載の生体試料測定装置において、
    前記生体試料測定装置による測定を行う毎に、新たなランセット或はセンサが使用されるように、前記可搬装置が作動すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  13. 請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット及び前記センサのどちらか一方もしくは両方を使い切ったことを告知する告知装置を設けたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  14. 請求項1ないし請求項1のいずれか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を音声で知らせる音声ガイド装置を備えたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  15. 請求項1に記載の生体試料測定装置において、
    前記音声ガイド装置が、前記生体試料測定装置の上面に配置されたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  16. 請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を振動で知らせる振動ガイド装置を備えたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  17. 請求項1ないし請求項1の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記生体試料測定装置の操作方法及び前記生体試料測定装置による測定結果を点字で知らせる点字ガイド装置を備えたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  18. 請求項17に記載の生体試料測定装置において、
    前記点字ガイド装置が、前記生体試料測定装置の上面に配置されたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  19. 請求項1ないし請求項18の何れか1項に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット保持装置が前記ランセットを、前記センサ保持装置が前記センサを、密封状態で保持すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  20. 請求項19に記載の生体試料測定装置において、
    前記ランセット1個ずつ、及び前記センサ1個ずつ、密封状態で保持されていること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  21. 請求項2に記載の生体試料測定装置において、
    前記密封状態を前記ランセット又は前記センサが自ら破るように前記可搬装置が動作すること、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
  22. 請求項19ないし請求項2に記載の生体試料測定装置において、
    前記密封状態はアルミ箔により形成され、前記アルミ箔が開封したことを検知する開封検知装置を備えたこと、
    を特徴とする、生体試料測定装置。
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