JP4442204B2 - 燃料電池発電システム - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池発電システム、特にバイオガスを原燃料として水蒸気改質した燃料ガスを利用する燃料電池発電システムに関する。
この種の燃料電池発電システムの従来例について、図3を参照しつつ説明する。
図3に示すシステムにおいて、原燃料であるバイオガス1は、昇圧ブロア15と原燃料調節弁18を介して先ず脱硫器3に送られ、配管系統や機器に悪影響を及ぼす硫黄成分が除去されてエゼクタ22に送られる。このエゼクタ22は水蒸気分離器6から改質蒸気流量調節弁20を介して供給される水蒸気を駆動流体とし、脱硫器3から送られてきた脱硫ガスを被駆動流体として、これらを混合するとともに改質器2に移送する。
移送されたガスは、改質器2において、改質触媒の触媒作用の下で、燃料電池5のオフガスのバーナーによる燃焼にさらされ加熱させられて、水素リッチなガスに改質される。
この改質ガスはCO変成器4にて一酸化炭素含有量を大幅に減らされたのち、燃料電池5のアノード極側に供給され、そこで水素を消費した後、いわゆるオフガスとなって前記のとおり改質器2において燃料ガスとして燃焼させられる。
以上の構成は、常圧りん酸型燃料電池について、たとえば非特許文献1にて公知である。
燃料電池のカソード側は酸素極(一般には空気極)であって、電池反応空気ブロワ9から空気が供給され、そこで酸素を消費された空気が、燃料電池の反応によって生成された生成水を伴って排ガス冷却器11に送られる。図3の例ではこの冷却器には改質器2における燃焼排ガスも供給されている。排ガス冷却器11の凝縮水タンク10に蓄えられた水は、回収水ポンプ12、必要な水処理を行う水処理装置13、及び給水ポンプ14を経て、水蒸気分離器6の水と共に電池冷却水循環ポンプ8に送られ、電池冷却水系7を介して燃料電池5の冷却系統(例えば、燃料電池セル間に介挿された冷却板の貫通流路)に導かれ、所定の冷却を終えた後、再び水蒸気分離器6に戻される。水処理装置13を出た水は、処理の完全を期すために再循環されている。
図3の従来例では、さらに原燃料流量計17からの流量測定値と、改質器2の燃焼温度を測定する温度センサ19からの温度測定値とを入力とする調節器21が設けられており、この調節器により、原燃料流量調節弁18の弁開度が調節される。このほかに昇圧ブロアの吐出圧Pを測定する昇圧ブロア吐出圧力計16が設けられているが、従来例においては燃料電池の運転制御には直接利用されていない。
ところで、燃料電池は、燃料の有する化学エネルギーを、機械エネルギーや熱エネルギーを経由することなく直接電気エネルギーに変換する装置であり、高いエネルギー効率が実現可能である。良く知られた燃料電池の形態としては、電解質層を挟んで一対の電極を配置し、一方の電極(アノード側)に水素を含有する燃料ガスを供給するとともに他方の電極(カソ―ド側)に酸素を含有する酸化ガスを供給するものであり、両極間で起きる電気化学反応を利用して起電力を得る。
図3に示す燃料電池5では、以下の電気化学反応が行われる。
式(1)はアノード側に於ける反応、式(2)はカソ―ド側に於ける反応を表し、燃料電池全体では式(3)に表す反応が進行する。
2→2H+ ÷2e― ………(1)
1/2O2十2H+÷2e―→H2O ………(2)
2+1/2O2→H2O ………(3)
燃料電池発電装置は、使用する電解質の種類により分類されるが、これらの燃料電池の中で、固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池等では、その電解質の性質から、二酸化炭素を含んだ酸化ガスや炭酸ガスを使用することが可能である。
通常これらの燃料電池では、空気を酸化ガスとして用い、天然ガス等の炭化水素系の原燃料を水蒸気改質して生成した水素を含むガスを燃料ガスとして用いている。
そのため、この様な燃料電池を備える燃料電池システムにおいては、図3において説明したように、改質器および一酸化炭素変成器が設けられており、この改質器および―酸化炭素変成器において原燃料の改質を行ない、燃料ガスを生成している。下記の式(4)は、改質器におけるメタンの改質反応について示したものである。
CH4+H2O→CO+3H2 (+206.14 KJ/m:吸熱反応)………(4)
式(4)に示される通り、メタンの改質反応は吸熱反応であるため、メタンに水蒸気を添加したうえで、例えば燃料電池からの燃料オフガスを燃焼させた燃焼排ガスにて粒状改質触媒を600〜700℃に保つことにより、水素に富む(以下では「水素リッチ」と称することがある。)改質ガスを生成する。
改質器を出たこの改質ガスは、改質ガス中の一酸化炭素を低減するために一酸化炭素変成器に供給され、ここで―酸化炭素は1%以下に低減される。
下記式(5)は、―酸化炭素変成器における―酸化炭素の変成反応について示す。
CO+H2O→CO2+H2 (−41.17 KJ/mol: 発熱反応)………(5)
式(5)に示されるとおり、―酸化炭素の変成反応は発熱反応であるので、変成反応温度である160〜250℃に保つためには冷却が必要となる。
上記の改質器における反応は、原燃料系から供給される原燃料を、水蒸気分離器で分離された水蒸気とともに、改質触媒下にてバーナーでの燃料オフガスの燃焼による燃焼熱により加熱して、水素に富むガスに改質して改質ガスを生成する。この水蒸気分離器からの水蒸気は、改質器に向かう原燃料と混合される。その際、元圧の低い原燃料との混合を行うために、エゼクタを使用している。このエゼクタは蒸気を駆動流体とするとともに、原燃料を被駆動流体とする。このエゼクタは、駆動蒸気量が多いほど被駆動流体を移送する能力が向上する。
一方、原燃料にバイオガスを使用する場合は、一般的に元圧が低いことが多い。このような場合は、燃料電池発電装置に入る前の原燃料系に、昇圧を目的にした昇圧ブロアを設置する。
―般的に前記に示す化学反応により発電する燃料電池発電システムにおいて、従来は都市ガスを燃料とするケースが多く、組成も基本的に安定しているので出力に応じ必要な原燃料流量は、常に安定している。
しかし、原燃料にバイオガスを用いる場合は、発生するバイオガス中のメタン濃度が、昼夜、季節およびメタン発酵設備の運転状況や操作の方法などによって変化するため、バイオガスを燃料とする燃料電池発電システムは、通常、燃料オフガスを使用している改質器の温度調節器の出力値である指令値で原燃料流量を調節している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−229941号公報(第5頁第8欄第28行以降) 東大モデルデータベースNo.tmd00012
このように、従来技術においては、メタン濃度が下がり、原燃料の発熱量が低下した場合、この組成変動を改質器の温度調節器の出力値である指令値を介してフィードバツクさせることにより原燃料を増やし、改質器から燃料電池に供給される水素量を結果的に減らすことなしに、燃料電池における水素不足、いわゆるガス欠を防止している。
もし、ガス欠が生じた場合には、燃料電池セルに電気化学的反応成分である水素が十分に供給されず、燃焼の偏在に伴ってセルに熱歪み等に基づく損傷を与える可能性がある。
ところが、バイオガスは、有機性廃棄物の嫌気性発酵で発生するため、有機性廃棄物の投入量や運転条件により、発生ガス量が大きく変動する。メタン濃度は通常は60%前後であるが、場合によっては一時的に55%以下に低下することもありうる。
このようにメタン濃度が下がった場合には、原燃料の流量を増やすことが必要となるが、原燃料流量計、原燃料流量調節弁、原燃料系配管/機器に流せる流量は、管径や容積により機械的に上限値が決まってしまうため、メタン濃度がある限度を超えて低下した場合には、原燃料の許容流量に見合った分だけ燃料電池出力を低下させなければならない。
この結果、発電電力量が減少し、必要な電力量が確保できないこと、及びバイオガス処理能力が低下し、余ったバイオガスを大気へ放出しなければならないなどの問題が発生する。
この対策として原燃料流量計、原燃料流量調節弁、原燃料系配管/機器の管径や容量をメタン濃度が下がった状態に合わせて決めると、装置が大きくなって設備コストの増加を招くなど実用上の問題が多い。
本発明は、原燃料組成の変動を、原燃料供給系の通常運転時の供給可能な流量上限でカバーしきれなくなった場合においても、燃料電池出力を所望のレベルに維持し、仮に燃料電池出力を低下させる場合においても、可能な限り高い燃料電池出力を確保することができるようにし、また極力高いメタン処理能力を確保することができるようにした燃料電池発電システムを提供しようとするものである。
上記問題を解決するために、本発明によれば、バイオガスを主とする原燃料を改質して水素に富む改質ガスを生成する改質器と、前記改質器に改質用の水蒸気と共に原燃料を圧送するエゼクタと、前記改質ガスと酸化剤とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを備えた燃料電池発電システムにおいて、バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、前記エゼクタの蒸気流量を増減させ、その際、前記メタン濃度の増減は前記改質器の温度の増減に基づいて検知し、前記メタン濃度が低下した場合、前記エゼクタの蒸気流量を増加するようにし(請求項1の発明)、原燃料を供給するためのポンプの役割を果たしているエゼクタの駆動蒸気量を増減させることにより、原燃料の供給能力を向上させる。
このエゼクタの駆動蒸気は、原燃料を改質器で水素に改質するために使われ、水蒸気とガス中の炭化水素(メタン、エタンなど)の炭素数の比率S/Cとして、改質器における改質反応に最適な蒸気量から決められている。通常のメタン濃度60%程度では、最適な蒸気量で運転し、メタン濃度が下がった場合、エゼクタ能力を向上させるため、蒸気量を増やす。この蒸気量は、改質器の温度調節器の指令値を参照することなどにより制御する。さらにメタン濃度が下がり必要な蒸気量が増加し、システムとして限界に達した場合は、燃料電池出力を下げて対応する(請求項2の発明)。
上記問題を解決するための別方法として、本発明によれば、バイオガスを主とする原燃料を改質して水素に富む改質ガスを生成する改質器と、前記原燃料を昇圧する昇圧ブロアと、前記改質器に改質用の水蒸気と共に原燃料を圧送するエゼクタと、前記改質ガスと酸化剤とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを備えた燃料電池発電システムにおいて、バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、前記昇圧ブロアの吐出圧力を増減させ、その際、前記メタン濃度の増減は前記改質器の温度の増減に基づいて検知し、前記メタン濃度が低下した場合、前記昇圧ブロアの吐出圧力を増加するようにし(請求項3の発明)、燃料電池装置へ原燃料を供給する昇圧ブロアの吐出圧力を変更し、原燃料の供給能力を向上させる。
通常の60%程度のメタン濃度では、最適なブロア吐出圧力値で運転し、メタン濃度が下がった場合、ブロア吐出圧力を増やす。この吐出圧力値は、改質器の温度調節器の指令値を参照することなどにより制御する。さらにメタン濃度が下がりブロアの吐出圧力がブロア能力の限界に達した場合は、燃料電池出力を下げて対応する(請求項4の発明)。
また、上記のエゼクタ能力の向上と、昇圧ブロアの吐出圧増加の兼用も可能である。
上記のとおり、この発明の燃料電池発電システムは、エゼクタの駆動蒸気量を調節し、移送能力を向上させる。または、昇圧ブロアの吐出圧力を制御する手段を備えるものとしたので、バイオガス中のメタン濃度が低下しても、発電出力及びメタン処理能力を維持または、極力高く保ち、安定した燃料電池発電装置の運転ができる。
図面に基づき、本発明の実施例について以下に述べる。
図1は、本発明に係る燃料電池発電システムの実施例1の概略構成を示す。
この燃料電池発電システムは、基本的にはバイオガスなどの原燃料1をアノードガス原料として発電するものであって、図3に示した従来例と同様に、燃料ガス中の硫黄成分を除去する脱硫器3と、原燃料1を水蒸気改質して水素リッチな改質ガスを生成する改質器2と、改質ガス中の一酸化炭素を低減するCO変成器4と、水素リッチな改質ガスを燃料極(アノード)に導入すると共に空気を空気極(カソ―ド)に導入し発電を行う燃料電池5と、改質器2に送る蒸気量を調節する改質蒸気流量調節弁20と、蒸気と原燃料1を混合して改質器2へ送り込む役割を果たすエゼクタ22とで主として構成される。エゼクタ22は脱硫した原燃料と蒸気とを混合する機器として多用されており、可動部がなく応答が他の機器に比べてかなり早いので、動特性は殆ど無視することが可能である。その余の機器の構成は図3に示すものと同様である。
原燃料1のメタン濃度が低下した場合、原燃料1の熱量が低下する。このため燃料電池5でメタン濃度が低下する前と同じ発電出力を得ようとすると、燃料オフガス中の熱量は低下し、改質器2の温度が低下する。これを温度センサ19で検知し、メタン濃度が低下したと判断し、メタン濃度が低下する前と同じ熱量を得るために、原燃料流量調節弁18を開き原燃料1の流量を増やす。しかし、メタン濃度が大きく低下した時は、原燃料流量調節弁18が限界に達する。ここでエゼクタ22への駆動蒸気量を調節している改質蒸気流量調節弁20を開き、蒸気量を増加させて、エゼクタ22の移送能力を上げる。
この状態においても、エゼクタ22の移送能力が限界に達した場合は、燃料電池5での発電出力を低下させて最適な出力に制御する。
図4は本発明の実施例1の制御フローを示すもので、先ず原燃料流量調節弁18の開度を上昇させ、この開度がある限界値(処理移行開始弁開度)を超えると、改質蒸気流量調節弁20の開度を増加させて、エゼクタの駆動蒸気量を増加させるが、改質蒸気流量調節弁の開度が限界に達して、なおも原燃料流量調節弁18の開度が上記の処理移行開始弁開度を越えている場合には、最後の手段として燃料電池出力を低下させる。そして、原燃料流量調節弁18の開度が限界値を下回ったら、このフローを終了する。
エゼクタ22の駆動蒸気量を増加させることは、排熱回収量が減少することになるが、発電電力量を優先させたい場合とメタン処理能力を優先させたい場合においては有効である。特にバイオガスを発生するメタン発酵プラントにおいては、―般的にメタン処理能力を優先させることが必要である。
図2は本発明の実施例2の概略構成を示す。この実施例では、実施例1で示したエゼクタの駆動蒸気量を制御する代わりに、燃料電池発電装置外にある、昇圧ブロア15の運転を制御する。すなわち、図2に示す調節器21は、操作端として昇圧ブロア15の吐出圧調整機構を持つ。
図5は本発明の実施例2の制御フローを示すもので、実施例1と同様に、先ず原燃料流量調節弁18の開度を上昇させ、この開度がある限界値(処理移行開始弁開度)を超えると、昇圧ブロアの吐出圧力を増加させて、単位時間あたりの燃料流量を増加させるが、昇圧ブロアの吐出圧力増加が限界値に達してもなお原燃料流量調節弁18の開度が上記の処理移行開始弁開度を越えている場合には、最後の手段として燃料電池出力を低下させる。そして、原燃料流量調節弁18の開度が限界値を下回ったら、このフローを終了する。
この発明の第1の実施例に係る燃料電池発電システムの概略構成図 この発明の第2の実施例に係る燃料電池発電システムの概略構成図 従来の燃料電池発電システムの概略構成図 この発明の第1の実施例における制御フロー図 この発明の第2の実施例における制御フロー図
符号の説明
1 原燃料
2 改質器
3 脱硫器
4 CO変成器
5 燃料電池
15 昇圧ブロア
21 調節器
22 エゼクタ

Claims (4)

  1. バイオガスを主とする原燃料を改質して水素に富む改質ガスを生成する改質器と、前記改質器に改質用の水蒸気と共に原燃料を圧送するエゼクタと、前記改質ガスと酸化剤とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを備えた燃料電池発電システムにおいて、
    バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、前記エゼクタの蒸気流量を増減させ、その際、前記メタン濃度の増減は前記改質器の温度の増減に基づいて検知し、前記メタン濃度が低下した場合、前記エゼクタの蒸気流量を増加することを特徴とする燃料電池発電システム。
  2. バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、まずは原燃料流量の増減を優先して行い、次にエゼクタの蒸気流量を増減し、次いで燃料電池出力を増減させることを特徴とする請求項1記載の燃料電池発電システム。
  3. バイオガスを主とする原燃料を改質して水素に富む改質ガスを生成する改質器と、前記原燃料を昇圧する昇圧ブロアと、前記改質器に改質用の水蒸気と共に原燃料を圧送するエゼクタと、前記改質ガスと酸化剤とを電気化学的に反応させて発電する燃料電池とを備えた燃料電池発電システムにおいて、バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、前記昇圧ブロアの吐出圧力を増減させ、その際、前記メタン濃度の増減は前記改質器の温度の増減に基づいて検知し、前記メタン濃度が低下した場合、前記昇圧ブロアの吐出圧力を増加することを特徴とする燃料電池発電システム。
  4. バイオガス中のメタン濃度の変化に応じて、まずは原燃料流量の増減を優先して行い、次に昇圧ブロアの吐出圧力を増減し、次いで燃料電池出力を増減させることを特徴とする請求項3記載の燃料電池発電システム。
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