JP4441673B2 - 筆こしまき - Google Patents

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Description

本発明は、新しい筆や刷毛、ブラシを下ろす際、特に糊固めされた筆の穂を指先などで目的の穂先部分をほぐす事が出来るようにし、穂の根元部の糊固めされた硬い部分は、その筆を使用して文字、線、面等を書く(描く)際にテコの応用となり、穂の弾力が強くなり安定したタッチを得ようとするものであり、特に、筆を使用する初心者や不慣れな人に、筆下ろしの時の穂のほぐし方法が容易となるほど扱いやすく、使いやすくする、筆や刷毛、ブラシ等の補助品に関するものである。
糊固めされた筆類を筆下ろしする時、筆の扱いや筆使いに不慣れな初心者は失敗が多いものであり、筆の穂の根本部は筆の種類により多少異なるが、穂のほぐし部部の10〜30%は糊固めされた硬い部分が残ると使い易いもので、特に、筆使いに不慣れな人や初心者には顕著に現れるが、筆下ろしの際、筆によって異なるが糊固めの穂の根元部の10〜30%位硬い部分を残してほぐす事が適切であるが、不慣れな人ほど勢い余って硬い部分を残さず穂全部をほぐしてしまう事が多く、どの位、穂をほぐせば最適か、或は、ほぐす時の力加減など見当がつかず筆の扱いや筆使いの難しさを物語っている。
従来は、糊固めされた筆や刷毛、ブラシの筆下ろしのための穂のほぐし方法を容易にするためと、筆使いや文字や線、面の書く時の筆運びの安定性や穂の乱れ毛を防止するため、糸、金網、植物繊維などを穂の根元部に巻いていたが、巻く方法が面倒であったり、脱着不可能であったり、高価品などのため、普及されてない。また、初心者には、どの位巻けば良いか分かり難く実用的なものではなかった。
最近には、毛筆で書写する時、墨液や水を含ませる時、穂の出寸法を自在に調節できるし、穂の根元まで水洗いが出来る(実登3003061)。しかしながら、穂先調整が自在になっていても、初心者には、どの位穂の出寸法をどの位に設定すれば良いかは経験によらないと調整が難しく、また、穂の出寸法を調整する機能も、穂の根元が十分に締められていないので、使っているうちに調整管がずれて穂の出寸法が長くなり文字の大きさや太さが変わってくるし、何回も調整していると穂の毛が損傷してくる。同様な例で軸に穂調整管を付けてた物がある(実公平06−050232)。しかしながら、この様な現象は、穂と軸との間隙があるため穂のほぐれ防止に限界があったり、穂の腰部分が十分締め付けられず筆使いの際の安定したタッチは得難く、筆扱いが難しいという欠点がある。
糊固めされた筆類の穂の糊固めされた部分のほぐし方法やほぐす範囲等は、目標に添ってほぐすことになるが、例え最適にほぐしたとしても、使用中の水分の吸い上げや使用後の墨だまりを残さないための水洗い等で水分が余分に含浸して必要以上にほぐれることになる。こうしたことは、通常、数回の筆使用で残したい穂の硬い部分(穂の出寸法の10〜30%)は無くなり、筆の水洗いでは、1〜2回でなくなることが多く、穂の根元の糊固めされた硬い部分がなくなると筆のタッチは安定性を欠くことになり、特に、筆使いでの書写、書道、絵画、着色等では初心者ほど困難を来たす欠点がある。
この出願の発明に関する先行技術文献情報としては次のものがある。
実登3003061号 実登3044002号 実公平06−050232号
解決しようとする問題点は、糊固めされた筆類、刷毛、ブラシ等を新しく下ろす際、糊固めされた穂(2)を指先や水、墨液、着色液等を含ませて必要なだけほぐす事か出来、ほぐされていない部分を長期的に確保することが出来るし、ほぐす部分の拡大も可能であり、穂(2)の出寸法も調整も可能であり、穂(2)の根元部を硬く絞められ、上手にほぐせても使用中にほぐれ部分が大きくなったり、無くなったりしないようにする為に、別には初心者でも筆使いのタッチの不安定さを解決しようとするものである。
本発明は、糊固めされた筆類の筆下ろしでの穂(2)のほぐし量、距離を目標とする文字の大きさや線、面等に応じて指先や墨液、水等で、ほぐすが、その量、距離の目安と方法を容易にし、又は、使用中に徐々に穂(2)のほぐれ量が進行しない様に、穂(2)の根元を十分に締め付けて耐水性粘着シート(1)を固目に巻き、穂(2)のほぐれ量を一定に長期的に保つようにする特徴がある。
本発明の耐水性粘着シート(1)は、糊固めされた筆穂(2)の根元部へ目標とする位置、幅、距離で容易に安価に装着できるし、脱着も簡単である。耐水性粘着シート(1)は、一枚のシートの中に数本のミシン目状のきり取り線(t1〜tn)を入れることにより、一枚のシートが複数のシートをつなぎ合わせたと同様に扱うことが出来、使用幅も必要に応じて、段々とシートにミシン状に入れられた切り取り線で目標幅分切り取っていくことにシート幅を段々狭くする事が可能である。
この事により
筆下ろしでの穂(2)のほぐす方法が目標に添って失敗なく容易にほぐすことが出来る。
筆類、刷毛、ブラシ等の穂(2)の根元部に耐水性粘着シート(1)を巻くことにより、テコの応用や杭的効果で穂(2)の弾力が強くなるため、初心者には特に使いやすく、安定したタッチの筆となる。
一枚の耐水性粘着シート(1)の幅がミシン状の切り取り線(t1〜tn)で分断可能により、毛筆類の穂(2)形状は初心者に好まれる短穂(鋒)型から上達につれての中穂型(鋒)の形状にと使い分けができる。
筆類、刷毛、ブラシ等の穂(2)の根元部に耐水性粘着シート(1)を巻くことにより、毛が内側(中央)に向く作用が生じるため毛乱れが抑制され、穂(2)がまとまりやすくなる効果がある。
刷毛、ブラシ類は、穂(2)の先端部の磨耗によって穂(2)の出寸法が短くなるにつれて、ミシン状切り取り線で耐水性粘着シート(1)を切り取って幅を狭めていけば、一定の筆圧が望まれる。
書道筆の穂(2)を墨液に浸漬する前に穂(2)の根元に図2のように軸先端と僅かに間隔をあけ、こしまき状に図1の耐水性粘着シ−ト(1)を固目に巻くが、耐水性粘着シート(1)は毛筆に密着するように、粘着剤が塗布された耐水性粘着シート(1)を固く巻いた時、或は、使用中に巻きが緩むことがないようにし、更に、穂(2)が文字の適合以上に墨液や水、絵の具などでほぐし過ぎないようにする、そして、使用中に穂(2)のほぐれが進行しないため、穂(2)の腰の固さが保持できる。
耐水性粘着シート(1)は、文字や線、面などの使用目的に適合させるため筆や刷毛、ブラシなどに応じて、穂(2)の径や長さと文字や面の太さ大きさに応じて幅や長さが何種類用意されている。また、同じ筆でも耐水性粘着シート(1)の幅を変えることによって、ほぐれ量を増やすことになり、墨液含み量を多くし、穂(2)の広がりや開きを安易にするため、文字や線、面などの太さや大きさ、面幅などが変える事が出来る特徴がある、更に、目的に応じた耐水性粘着シート(1)に取り替える時、通常、耐水性粘着シート(1)だけで巻き終いされていると、剥がす時巻き終いが分かり難いため剥がす困難を生ず、従って、穂(2)に装着した耐水性粘着シート(1)が容易に剥がされ易いように、耐水性粘着シート(1)は、図1の様に、巻き終わり側に薄厚の接着剤が塗布された耐水性粘着シート(1)幅より僅か長めの剥離端始(a1〜an)を設けた耐水性粘着シート(1)が装着されているので巻き終いが判り易くなり、同時に、爪や指で引っ掛けて容易に剥がすことが出来る。
書道筆や刷毛、ブラシなどは、初心者が一定の大きさと太さで文字や線、面などを書けるように、本考案の耐水性粘着シート(1)を穂(2)の腰に軸(3)と僅か間隔をあけて固く巻くことによって、穂(2)のほぐれが目的通りに容易に得られ、文章や線、絵などを書き続けて穂(2)のほぐれが、耐水性粘着シート(1)の装着によって大きく進行することなく安定した筆圧とタッチで文字や線、絵面などが書く事が出来る。
本発明の耐水性粘着シート(1)を巻いて楽しみを得る為に、この耐水性粘着シート(1)に縦じまのストライブや花柄、キャラクターの絵をプリントしておけば、特に、子供や、若い子にはおしゃれとして楽しみながら書道が練習出来、書道離れ復帰に貢献できる。
通常の筆類、刷毛、ブラシ等は、その使用の毛が獣毛の場合、保存方法や手入れが悪いと適温、適湿状態で毛の劣化、毛腐れが発生することがある。特に、毛と軸(3)、柄(3)との接続部に湿気が溜まり易く、穂(2)の根元部での毛の劣化や毛腐れが位置的にも多い、従って、本発明の耐水性粘着シート(1)に空気孔(5)を設け、更に、耐水性粘着シート(1)を軸(3)部より上部に隙間を開けて巻くことにより、湿気放散を助長し、著しく毛の劣化や腐蝕を防ぐことができる。
本発明のストライブをプリントした縦型剥離端始付き耐水性粘着シートの展開図。 書道筆の穂に縦型剥離端始付き耐水性粘着シートを巻く状態図。 書道筆にストライブ模様の縦型剥離端始付き耐水性粘着シートを巻いた装着図。 本発明のストライブをプリントした段違い剥離端始付き耐水性粘着シートの展開図。 書道筆の穂先に段違い剥離端始付き耐水性粘着シートを巻く状態図。 書道筆にストライブ模様の段違い剥離端始付き耐水性粘着シートの装着図。
符号の説明
1 耐水性粘着シート
2 穂
3 軸、柄
5 空気孔
a1〜an 剥離端始
t1〜tn 切り取り線

Claims (1)

  1. 耐水性粘着シートは、耐水性粘着シートを装着した筆を文字や線面などの太さや大きさ面幅などをかえる時、墨含み量を多くしたい時、新しい耐水性粘着シートに装着を替えることなく、装着中の耐水性粘着シートの幅を変えるように対応するもので、耐水性粘着シートに2段〜数段のミシン状の切り取り線を設け、更に、各切り取り線の巻き終いの片端末部に剥離に容易なように巻き終わり側に薄厚の接着剤が塗布された耐水性粘着シート幅より僅か長めの剥離端始を設けたもので、脱着が容易であると共に使用目的に応じたシート幅に簡単に変えることができる耐水性粘着シート。
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