JP4441047B2 - ゴム組成物及びそれを用いたタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム組成物及びそれを用いたタイヤに関し、さらに詳しくは、特に市場が要望する優れた雨天路面上制動性能及び氷雪路面上制動性能を有するタイヤ、並びに該タイヤのトレッド等に好適に使用できるゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に空気入りタイヤは、路面に雨水が溜まると、タイヤと路面の摩擦係数は大きく低下し、制動距離が長くなり事故の要因となるので、特に雨天路面上の制動性能に対する市場要求は近年ますます大きくなってきている。
従来より、空気入りタイヤは、タイヤ接地面における水を排除するために、排水溝が刻まれており、その溝の配置や体積によりタイヤとしての雨天路面上制動性能は大きく変わることが知られている。このため、タイヤの他の性能を考慮しながらのトレッド溝の工夫が数多くなされている。一方、氷上性能を高めた空気入りタイヤとして、特開平9−193613号公報,特開平9−216970号公報などには、トレッドゴムに水溶解性短繊維を配合したタイヤが記載されている。
しかし、これらの場合には、氷雪路面上制動性能と雨天路面上制動性能の双方を高いレベルで満足させるには不十分であり、また最近では、タイヤ走行の一層の安全面より、氷雪路面上や雨天路面上での更なる制動性能の向上が望まれるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような状況下で、市場が要求する高いレベルでの雨天路面上制動性能及び氷雪路面上制動性能(以下、氷上制動性能という)を満足する空気入りタイヤ、及び特にタイヤのトレッドゴムに有効に適用されるゴム組成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記目的を達成するために鋭意検討した結果、ガラス転移点が50℃以下の短繊維を配合したゴム組成物を用いることが有効であることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0005】
(1)すなわち、本発明は、天然ゴム又は合成ジエン系ゴムからなるゴム成分にガラス転移点が50℃以下の短繊維を配合してなることを特徴とするゴム組成物である。
(2)また本発明は、トレッド部を具備してなる空気入りタイヤにおいて、該トレッド部の少なくとも一部に用いられるゴム組成物が、天然ゴム又は合成ジエン系ゴムからなるゴム成分にガラス転移点が50℃以下の短繊維を配合したものであることを特徴とする空気入りタイヤである。ここで、トレッドが多層からなるものである場合、該ゴム組成物はトレッド最外層に配設してもよく、トレッド最内層に配設してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明のゴム組成物において、前記短繊維のガラス転移点は50℃以下であり、好ましくは40℃以下、さらに好ましくは30℃以下である。このようにガラス転移点が50℃以下の短繊維を配合することによりゴム組成物の0℃のtanδを高めることができる。その結果、短繊維配合による雨天路面上制動性能が低下を抑制することができ、同時にゴム表面では良好な排水性が得られので、雨天路面上制動性能及び氷上制動性能における制動性が大きく向上する。
また、本発明における前記短繊維の配合量は、ゴム100重量部に対して2〜30重量部であることが好ましい。2重量部未満では性能向上効果が小さく、30重量部を超えるとゴム精練時の分散不良、ゴム押し出し時の作業性不良(肌荒れ)及びタイヤトレッドのクラック発生等の不具合などが生じることがある。同様の理由から、4〜25重量部がさらに好ましい。
【0007】
本発明において、前記短繊維の長さは、タイヤ制動性能向上の観点からは一般的には長い方が好ましいが、実際にはタイヤ加硫釜中パターンによる押込みが繊維が長いほど発生し易く、またゴム精練作業性も悪化するので極端に長くはできない。従って、該繊維の長さはトレッドパターンにもよるが、1〜20mm、特に2〜10mmが好ましい。この短繊維の直径はタイヤ制動性能向上の観点からは小さい方が、同じ量を配合した際にタイヤ表面における溝本数が増え溝分散性が良くなるために好ましい。しかし繊維製造上、あまり細くすると糸切れが多発するうえ、ゴム精練作業性も悪化するので極端に細くはできない。このために10〜300μm、特に10〜100μmが好ましい。
【0008】
また、前記短繊維は、湿潤路面環境ですばやくタイヤ表面から離脱し、タイヤ表面に空隙を形成することが望ましいので、短繊維の少なくとも一部は水溶性樹脂であることが好ましく、全部が水溶性樹脂であるとさらに好ましい。また、短繊維の水溶温度は10℃以下であることが好ましく、5℃以下であるとさらに好ましい。水溶温度が10℃を超える場合には、雨天路面上での制動性能が低下することがある。特に冬場の低温路面上において高いタイヤ性能を発現させるためには、この水溶性繊維の水溶温度は10℃以下、特に5℃以下であることが好ましい。尚、ここで言う水溶温度とは、水中に2mg/デニールの荷重を吊るした繊維を入れ、約1℃からスタートし、2℃/分の割合で昇温し、溶断した時点の水温度のことである。上記の水溶性樹脂としては、例えばポリビニルアルコール樹脂が上げられる。 また、本発明のゴム組成物では、ゴム成分として、天然ゴム及びジエン系合成ゴムから選ばれた少なくとも一種からなるゴムが用いられるが、ジエン系合成ゴムとしては、従来からタイヤ用として一般的に用いられている任意のゴム、例えばスチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ポリイソプレンゴム、シス−1,4−ポリブタジエン、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、ブチルゴムなどなどが挙げられる。これらのゴムは単独または任意のブレンドとして使用することができる。
【0009】
本発明のゴム組成物においては、上記以外の配合成分には特に制約はなく、例えば補強性充填剤として、カーボンブラックを用い、さらにシリカを併用することができる。また、発泡剤、発泡助剤を加えた発泡ゴムに適用しても同様の効果が得られる。
本発明の空気入りタイヤは上述のゴム組成物をトレッド部の少なくとも一部に用いたものであり、特に少なくとも二層からなるトレッド部の最外層に用いてもよく、また最内層に用いてもよい。特に、高ブロック剛性が求められるベースゴムとして用いる場合には、乾燥路操縦安定性が向上するだけでなく、摩耗によりベースゴムが露出した際に表面繊維が溶解し、雨天路面上制動性能と氷上制動性能の低下を抑制することができる。
本発明においては、ゴム押出し工程で、水溶性短繊維を一方向に配向させることにより、その方向性を制御することができるので、製品として使用する場合に、雨天路面上制動性能や氷雪路面上制動性能を著しく向上させることが可能である。特にタイヤ周方向に前記繊維を配向させることは、接地面内のタイヤ回転方向後側への排除水性が向上するために好ましい。
【0010】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示して、本発明について具体的に説明するが、本発明はこれらによって制約されるものではない。
実施例及び比較例において用いた水溶性短繊維の製造方法、試験タイヤの製造方法、氷上制動性能の試験方法、及び雨天路面上制動性能の試験方法は下記に従って行った。
【0011】
(1)水溶性短繊維の製造方法
▲1▼サンプルA
ビニルアルコールユニットが70モル%、酢酸ビニルユニットが30モル%よりなり、重合度が600の齢化度70モル%のPVAとジメチルスルホキシド(DMSO)を混合し、100Torr以下の減圧窒素雰囲気で12時間、90℃で加熱しながら攪拌溶解し、PVAが40%のDMSO溶液を調製した。この溶液を90℃に設定した押出機より直径0.2mmのノズルを通して押し出し、2℃に保たれたアセトン/DMSO(重量比85/15)の混合液浴中に湿式紡糸し、固化させた。さらに、この紡糸繊維を、アセトン/DMSO(重量比98/2)の混合液中で延伸を行い、その後、加熱アセトン中でDMSOを抽出除去し、80℃熱風乾燥機で乾燥し、切断して短繊維を得た。得られた繊維の水溶温度は3℃で低温水溶性に優れており、また、ガラス転移温度(Tg)は54℃であった。繊維の直径は30μm、長さは3mmとした。
【0012】
▲2▼サンプルB
上記サンプルAの製造において、尿素系可塑剤を5重量%混合することにより、ガラス転移温度(Tg)が25℃のPVA短繊維を得た。
▲3▼サンプルC
上記サンプルAの製造において、尿素系可塑剤を10重量%混合することにより、ガラス転移温度(Tg)が10℃のPVA短繊維を得た。
(2)試験タイヤの製造方法
トレッドがトップ/ベースの二層構造で、タイヤサイズ205/60R15の乗用車用ラジアルタイヤを常法に従って試作した。このタイヤのトレッド構造は、ブロック中のベースゴムの高さが、全ブロック高さの50%であるキャップ/ベース構造になっている。
【0013】
(3)氷上制動性能の試験方法
タイヤを乗用車に装着して乾燥路を100km、湿潤路を10km走行し、予備慣らしを行った後、氷上平坦路を走行させ、時速20km/hrの時点でブレーキを踏んでタイヤをロックさせ、停止するまでの距離を測定した。結果は、距離の逆数を比較タイヤを100として指数表示した。なお、数値が大きいほど氷上制動性能が良いことを示す。
(4)雨天路面上制動性能の試験方法
タイヤを乗用車に装着して水深2mmのコンクリート路を走行させ、時速60km/hrの時点でブレーキを踏んでタイヤをロックさせ、停止するまでの距離を測定した。結果は、距離の逆数を比較タイヤを100として指数表示した。数値が大きいほど雨天路面上制動性能が良いことを示す。
比較例1及び実施例1〜3
これらの比較例及び実施例は、第1表記載の配合内容のゴム組成物をトップトレッドに適用したタイヤの例である。得られたタイヤについて氷上制動性能及び雨天路面上制動性能を試験した。結果を第1表に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
注)
1)ジェイエスアール(株)製 商標:#1500
2)ジェイエスアール(株)製 商標:#0120(37.5重量%油展)
3)東海カーボン(株)製 商標:シースト7H
4)TMDQ:2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物
5)IPPD:N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン
6)MBTS:ビス−(ベンゾチアゾリル−2)ジサルファイド
7)DPG:ジフェニルグアニジン
8)TBBS:N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド
9)試作品〔サンプルA(従来品):Tg=54℃、サンプルB(可塑剤5%混合):Tg=25℃、サンプルC(可塑剤10%混合):Tg=10℃〕
【0016】
上表より、実施例1〜3は、比較例1に比べて、雨天路面上制動性能及び氷上制動性能の双方が向上していることが分かる。特に、Tgが10℃の短繊維を配合した実施例3では、雨天路面上制動性能及び氷上制動性能ともにその向上が著しい。
【0017】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ガラス転移温度が50℃以下の短繊維をゴム成分に配合したゴム組成物をトレッド部に用いることにより、雨天路面上制動性能及び氷上制動性能の双方において優れたタイヤを提供することができる。
Claims (6)
- 天然ゴム又は合成ジエン系ゴムからなるゴム成分に、少なくとも一部がポリビニルアルコ−ルからなるガラス転移点が50℃以下の短繊維をゴム成分100重量部当たり2〜30重量部配合してなることを特徴とするゴム組成物。
- 前記短繊維の長さが1〜20mm、直径が10〜300μmである請求項1に記載のゴム組成物。
- 前記ポリビニルアルコ−ルの水溶温度が、10℃以下である請求項1又は2に記載のゴム組成物。
- トレッド部を具備してなる空気入りタイヤにおいて、該トレッド部の少なくとも一部に用いられるゴム組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物である空気入りタイヤ。
- 少なくとも二層からなるトレッド部を具備してなる空気入りタイヤにおいて、該トレッド部の最外層をなすゴム組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物である空気入りタイヤ。
- 少なくとも二層からなるトレッド部を具備してなる空気入りタイヤにおいて、該トレッド部の最内層をなすゴム組成物が、請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物である空気入りタイヤ。
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