JP4440955B2 - 接点出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道の信号保安システム等で使用される接点出力装置に係り、特に、出力回線の混触を検出する技術に関する。
接点入力回路での混触を検出する技術には、たとえば、試験用擬似信号を発生するテスト回路を付加し、混触を検出する際には通常の接点入力回路の動作を停止させた上でテスト回路を動作させ、該テスト動作における試験用擬似信号の検知状態に基づいて混触を検出する混触検出方式が開示されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特公昭61−50351号公報
従来、接点入力回路の混触を検出する装置はあったが、接点出力回路の混触を検出する装置はなかった。そのため、装置の据え付けや改修時の出力回線接続作業で発生し得る誤接続によって電源立ち上げ時に接点出力回路を焼損してしまう場合があった。また、立ち上げ後の接点出力回路の混触を検出できないため、出力異常の原因を特定して復旧作業を効率的に進めることが難しかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、出力回線の混触を検出可能な接点出力装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]制御部と、
前記制御部によってオン/オフ制御される出力リレーと、
出力端子間に出力回線を通じて外部負荷が接続される接点出力回路と、
を有し、
前記接点出力回路は、
前記出力リレーの動作接点構成時は、前記出力端子間に出力用電源が接続され、
前記出力リレーの復旧接点構成時は、検査信号発生部の一方に第1抵抗器と第1電流センサとが直列に接続され他方に第2抵抗器が接続された回路が前記出力端子間に接続され、かつ、前記出力端子間に第2電流センサと第3抵抗器との直列回路が前記外部負荷に並列に接続される、
ように構成されており、
前記制御部は、前記出力リレーをオフ制御中に前記検査信号発生部から直列符号を前記出力回線に出力させ、このとき前記第1電流センサおよび前記第2電流センサによって検出されるセンサ出力の時系列な変化と前記直列符号との比較結果から前記出力回線の混触状態を判定する
ことを特徴とする接点出力装置。
上記発明では、出力リレーの動作接点構成時は、出力端子間に出力用電源が接続されて外部負荷が駆動される。出力リレーの復旧接点構成時には制御部に制されて検査信号発生部から出力回線に所定の直列符号が出力される。このとき、外部負荷に直列に接続された第1電流センサと、外部負荷に並列に接続された第2電流センサによって電流を検知し、制御部は、検出された各センサ出力の時系列な変化と出力回線に出力した直列符号との比較結果から出力回線の混触状態を判定する。混触がなれば、センサ出力の時系列な変化は直列符号と一致し、混触があれば、不一致になる。
[2]前記出力リレーと接点出力回路とを複数組備え、
前記制御部は、前記複数の出力リレーをすべてオフ制御中に前記複数の接点出力回路の各検査信号発生部から互いに異なる直列符号を同時に出力させて出力回線の混触状態を判定する
ことを特徴とする[1]に記載の接点出力装置。
上記発明では、2つの出力回線が混触した場合は、それぞれの出力回線に出力された直列信号が論理和されて検出される。そこで、各直列符号が、その直列符号のみ「1」であって同じビット位置の値が他のすべての直列符号で「0」となるビットを少なくとも1ビット含むことで、いずれの出力回線と混触が生じているかを「1」のビット位置によって判定可能になる。
[3]前記出力リレー毎に、その出力リレーの動作接点が構成されているか復旧接点が構成されているかを照査する接点照査回路を設け、
前記制御部は、前記出力リレーの復旧接点が構成されていることが前記接点照査回路によって確認されたことを条件に、前記検査信号発生部から前記直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の接点出力装置。
上記発明では、出力リレーの復旧接点が構成されたことを接点照査回路によって確認した上で混触の検査が行われる。
[4]前記制御部は、立ち上げ時にすべての出力リレーをオフ制御した後、前記検査信号発生部から直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定し、混触なしと判定したときは上位装置からの制御情報に基づいて前記出力リレーをオン/オフ制御し、混触ありと判定したときは前記出力リレーをオフ制御状態に維持すると共に混触ありを示す表示情報を前記上位装置に送信する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の接点出力装置。
上記発明では、装置の立ち上げ時に混触を検査することで、回路の焼損を防止することができる。
[5]前記制御部は、立ち上げ後は、前記出力リレーを上位装置からの制御情報に基づいてオフ制御している期間に前記検査信号発生部から直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定する
ことを特徴とする[4]に記載の接点出力装置。
上記発明では、立ち上げ後は、上位装置からのオフ制御時に混触検査を行うので、上位装置からの制御に支障を来たすことなく制御中に混触を検査することができる。
[6]前記出力用電源を前記検査信号発生部に兼用すると共に、前記出力用電源の前記第2抵抗器側に半導体スイッチを直列に介挿し、
前記制御部は、前記半導体スイッチをオン/オフ制御して前記直列符号を前記出力回線に出力させる
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の接点出力装置。
上記発明では、検査用電流を流すための電源を別途用意する必要がなく、装置構成が簡略化される。
本発明に係る接点出力装置によれば、出力回線の混触を検出することができ、回路の焼損防止および装置の信頼性、安全性、保全性の向上に寄与することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る接点出力装置10の構成を示している。ここでは、負荷RL1を駆動するための接点出力回路20aと、負荷RL2を駆動するための接点出力回路20bの2回路を制御する場合を例に説明する。接点出力回路の回路数は例示したものに限定されず任意数でよい。
接点出力装置10は、制御部11と、制御部11の出力するリレー制御信号a1、a2によってオン/オフ制御される電磁リレーである出力リレーRY1、RY2と、接点出力回路20a、20bとを備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などで構成される。
制御部11には図示省略した上位の電子連動装置などから制御情報fが入力されており、該制御情報fに従って出力リレーRY1、RY2をオン/オフ制御する。また、制御部11は、出力リレーRY1、RY2の制御状態のチェックや混触の判定を行い、その結果などを示す表示情報gを図示省略の電子連動装置に出力する。
制御部11は、出力リレーRY1の第3極P13の動作接点(N接点)N13および出力リレーRY2の第3極P23の動作接点N23にN接点照査出力b1を出力し、出力リレーRY1の第3極P13の復旧接点(R接点)R13および出力リレーRY2の第3極P23の復旧接点R23にR接点照査出力b2を出力する。また、出力リレーRY1の第3極P13の共通接点(C接点)C13から照査入力信号s1を、出力リレーRY2の第3極P23の共通接点C23から照査入力信号s2を入力する。これらは出力リレーRY1、RY2の接点の動作復旧を照査し確認するための接点照査回路を構成している。
接点出力回路20aは、直流電源である出力用電源Eの正極が接続される(+)電源接続端子21aと出力用電源Eの負極が接続される(−)電源接続端子22aとを備えている。また接点出力回路20aは(+)出力端子23aと(−)出力端子24aとを備え、これら出力端子23a、24aの間に負荷RL1が出力回線W、Xを介して接続されている。
(+)電源接続端子21aは半導体スイッチSW1を介して出力リレーRY1の第1極P11の動作接点N11に接続されている。出力リレーRY1の第1極P11の共通接点C11は(+)出力端子23aに接続されている。
(−)電源接続端子22aは出力リレーRY1の第2極P12の動作接点N12に接続され、出力リレーRY1の第2極P12の共通接点C12は(−)出力端子24aに接続されている。
出力リレーRY1の第1極P11の復旧接点R11は、抵抗器Rg11および電流センサCS11を介して出力リレーRY1の第2極P12の動作接点N12に接続されている。出力リレーRY1の第2極P12の復旧接点R12は抵抗器Rg12を介して出力リレーRY1の第1極P11の動作接点N11に接続されている。
(+)出力端子23aと(−)出力端子24aとの間には、電流センサCS12と抵抗器Rg13とを直列接続した回路が負荷RL1と並列になるように接続されている。
半導体スイッチSW1にはその導通(オン)、開放(オフ)を制御する制御信号としてのスイッチ制御信号d1が制御部11から入力されている。スイッチ制御信号d1が「1」(ハイレベル)のとき半導体スイッチSW1はオンになり、スイッチ制御信号d1が「0」(ローレベル)のとき半導体スイッチSW1はオフになる。また、電流センサCS11の出力するセンサ出力e11および電流センサCS12の出力するセンサ出力e12はそれぞれ制御部11に入力されている。
同様に、接点出力回路20bは、直流電源である出力用電源Eの正極が接続される(+)電源接続端子21bと出力用電源Eの負極が接続される(−)電源接続端子22bとを備えている。また、接点出力回路20bは(+)出力端子23bと(−)出力端子24bとを備え、これら出力端子23b、24bの間に負荷RL2が出力回線Y、Zを介して接続されている。
(+)電源接続端子21bは半導体スイッチSW2を介して出力リレーRY2の第1極P21の動作接点N21に接続され、出力リレーRY2の第1極P21の共通接点C21は(+)出力端子23bに接続されている。
(−)電源接続端子22bは出力リレーRY2の第2極P22の動作接点N22に接続され、出力リレーRY2の第2極P22の共通接点C22は(−)出力端子24bに接続されている。
出力リレーRY2の第1極P21の復旧接点R21は、抵抗器Rg21および電流センサCS21を介して出力リレーRY2の第2極P22の動作接点N22に接続されている。出力リレーRY2の第2極P22の復旧接点R22は抵抗器Rg22を介して出力リレーRY2の第1極P21の動作接点N21に接続されている。
(+)出力端子23bと(−)出力端子24bとの間には、電流センサCS22と抵抗器Rg23とを直列接続した回路が負荷RL2と並列になるように接続されている。
半導体スイッチSW2にはその導通(オン)、開放(オフ)を制御する制御信号としてのスイッチ制御信号d2が制御部11から入力されている。スイッチ制御信号d2が「1」(ハイレベル)のとき半導体スイッチSW2はオンになり、スイッチ制御信号d2が「0」(ローレベル)のとき半導体スイッチSW2はオフになる。また、電流センサCS21の出力するセンサ出力e21および電流センサCS22の出力するセンサ出力e22はそれぞれ制御部11に入力されている。
電流センサCS11、CS12、CS21、CS22はそれぞれ、コレクタは+5Vに接続し、エミッタは抵抗器を介して接地してあり、センサ出力e11、e12、e21、e22はエミッタと抵抗器との接続点から出力されている。電流センサCS11、CS12、CS21、CS22に電流が流れてオンするとセンサ出力e11、e12、e21、e22はハイレベル「1」(約+5V)となり、電流センサCS11、CS12、CS21、CS22に電流が流れずオフのときはセンサ出力e11、e12、e21、e22はローレベル「0」(約+0 V)になる。
電流センサCS11、CS12、CS21、CS22は双方向に電流を検知する電流センサとなっている。単方向の電流センサを使用する場合には、出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成した場合に流れる電流を検知するように極性を配置し、逆方向電流をバイパスするためのダイオードを電流センサに並列接続するように構成される。
制御部11は、上位の電子連動装置などから入力される制御情報fに応じたリレー制御信号a1、a2を出力し、該リレー制御信号a1、a2によって出力リレーRY1、RY2をオン/オフ制御し、この制御通りに出力リレーRY1、RY2の接点が作動しているか否かを接点照査回路にて照査する。すなわち、照査時に、制御部11は出力リレーRY1の第3極P13の動作接点N13と出力リレーRY2の第3極P23の動作接点N23とにN接点照査出力b1を出力すると共に、出力リレーRY1の第3極P13の復旧接点R13と出力リレーRY2の第3極P23の復旧接点R23とにR接点照査出力b2を出力する。N接点照査出力b1とR接点照査出力b2とは両者を区別可能な異なる信号であり、たとえば周波数の異なるパルス列信号などが使用される。
制御部11は、N接点照査出力b1およびR接点照査出力b2を出力した状態下で、出力リレーRY1の第3極P13の共通接点C13から制御部11に入力される接点照査入力信号s1がN接点照査出力b1とR接点照査出力b2のいずれと同じ信号であるかに基づいて、出力リレーRY1が動作接点(N接点)の構成された状態にあるか復旧接点(R接点)の構成された状態であるかを認識する。同様に、制御部11は、N接点照査出力b1およびR接点照査出力b2を出力した状態下で、出力リレーRY2の第3極P23の共通接点C23から制御部11に入力される接点照査入力信号s2がN接点照査出力b1とR接点照査出力b2のいずれと同じ信号であるかに基づいて、出力リレーRY2が動作接点(N接点)の構成された状態にあるか復旧接点(R接点)の構成された状態であるかを認識する。
なお、N接点照査出力b1とR接点照査出力b2とを排他的タイミングで出力するようにし、いずれを出力しているタイミングで接点照査入力信号s1、s2が入力されるかに基づいて、出力リレーRY1と出力リレーRY2の接点の構成状態を判別するようにされてもよい。この場合、N接点照査出力b1とR接点照査出力b2とは同一形式の信号でかまわない。
接点出力回路20a、20bにおける抵抗器Rg12、Rg22は、出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)構成時に構成される検査回路の電流値を制限して、出力回線W、X、Y、Zに混触が発生しても検査回路を焼損しないように保護する役割と、負荷RL1、RL2を動作させないようにする役割を果たす。
次に、接点出力装置10が行う混触の検査動作について説明する。
混触の検査動作は、当該装置の電源立ち上げ時、および立ち上げ後は制御情報fに基づいて出力リレーRY1、RY2をオフ制御している期間に行う。
制御部11は、立ち上げ時に、すべての出力リレーRY1、RY2をオフ制御した後、出力リレーRY1、RY2の復旧(復旧接点が構成されていること)を接点照査回路によって確認する。
復旧が確認されたら、制御部11はスイッチ制御信号d1、d2によって半導体スイッチSW1、SW2をオン/オフ制御して所定の直列符号を各出力回線へ出力させる。本実施の形態では、出力用電源Eを検査信号発生部に兼用し、半導体スイッチSW1、SW2をオン/オフ制御して直列符号を出力回線に出力させているが、別途の電源を使用する検査信号発生部を設けてもよい。
直列符号は、各接点出力回路20a、20bから対応する出力回線へ同時にかつ同じビットレートで出力される。また各接点出力回路20a、20bが出力する直列符号は互いに異なっており、その出力回線に固有なものになっている。詳細には、直列符号はそれぞれ、その直列符号のみ「1」であって同じビット位置の値が他のすべての直列符号で「0」となるビット(固有ビットと呼ぶ)を少なくとも1ビットを含み、かつ、すべての直列符号で同じビット位置の値が「0」となるビット(共通ビットと呼ぶ)を少なくとも1ビットを含むように設定される。主として、固有ビットは出力回線同士の混触状態(混触の有無および混触箇所)を判定するために使用され、共通ビットは出力用電源Eとの混触状態を判定するために使用される。
本例では、スイッチ制御信号d1に対応する直列符号として、5C2符号中の「11000」を、スイッチ制御信号d2に対応する直列符号として5C2符号中の「10100」を割り当てて、同時に同じビットレートで直列に出力する。直列符号は例示した値の符号に限定されるものではない。2回路の場合、出力用電源との混触判定を含めると最低で3ビットあればよい。
制御部11は、スイッチ制御信号d1、d2を制御して各接点出力回路20から互いに異なる直列符号を同時に同じビットレートでシリアル出力する。また、このとき電流センサCS11、CS12、CS21、CS22によって検出されるセンサ出力e11、e12、e21、e22の時系列な変化を直列符号の出力に同期して取り込み、該取り込んだ時系列な変化と直列符号との比較結果から各出力回線W、X、Y、Zでの混触状態を判定する。
詳細には、制御部11は、直列符号「11000」であるスイッチ制御信号d1と、直列符号「10100」であるスイッチ制御信号d2とを同時に同じビットレートでシリアル出力する。このとき各電流センサCS11、CS12、CS21、CS22から入力されるセンサ出力e11、e12、e21、e22の値を、スイッチ制御信号d1、d2(直列符号)の出力に同期して順次取り込み、直列符号と同じビット数のデータであるセンサ出力データを取得する。そして、スイッチ制御信号d1、d2として出力した直列符号と、センサ出力e11、e12、e21、e22から得た各センサ出力データとを比較して混触の有無を判定する。
なお、スイッチ制御信号d1として出力された直列符号をd1、スイッチ制御信号d2として出力された直列符号をd2とも標記する。また、センサ出力e11から取り込んだセンサ出力データをe11、センサ出力e12から取り込んだセンサ出力データをe12、センサ出力e21から取り込んだセンサ出力データをe21、センサ出力e22から取り込んだセンサ出力データをe22とも標記することにする。
制御部11はすべての出力回線W、X、Y、Zで混触なしと判定したときは、電子連動装置などの上位装置からの制御情報fに基づいて出力リレーRY1、RY2をオン/オフ制御して、負荷RL1、RL2を駆動する。たとえば、半導体スイッチSW1、SW2はオン制御の状態に維持し、制御情報fに基づいて出力リレーRY1、RY2をオン/オフ制御する。あるいは、出力リレーRY1、RY2をオフ制御している間は半導体スイッチSW1、SW2をオフ制御するようにしてもよい。
制御部11は、混触ありと判定したときは、出力リレーRY1、RY2をオフ制御状態に維持すると共に、混触ありを示す表示情報gを上位装置に通知する。
また、混触なく正常に立ち上げが完了した後、制御部11は、出力リレーRY1、RY2を上位装置からの制御情報fに基づいてオフ制御している期間に、半導体スイッチSW1、SW2をオン/オフ制御して先に説明した直列符号を出力回線に出力する。すなわち、制御情報fに基づく出力制御中に出力回線の混触状態を判定する。混触なしと判定したときは、そのまま制御情報fに基づく制御を継続し、混触ありと判定したときは出力リレーRY1、RY2をオフ制御状態に維持すると共に、混触ありを示す表示情報gを上位装置に通知する。
なお、混触が検出された場合には、混触の検出された接点出力回路20についてのみ、その半導体スイッチSWをオフ制御のまま維持するようにしてもよいし、いずれか1箇所でも混触が検出された場合に当該接点出力装置10の制御するすべての接点出力回路20の半導体スイッチSWをオフ制御するように構成されてもよい。
図2から図8は、本実施の形態における2つの接点出力回路20a、20bの出力回線相互間の混触のすべての組み合わせを示している。図2から図8の各図の状態で、制御部11は接点照査回路によって出力リレーRY1、RY2の復旧を確認した後、直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。図13は、図2から図8に関する混触有無判定の真理値表を示している。以下、図13の真理値表に基づいて図2から図8における混触の判定を説明する。
なお、図2から図8および後述する図9から図12では、制御部11、出力リレーRY1、RY2、接点照査回路などの記載は省略されている。また、一般に、Rg11=Rg12=Rg13=Rg21=Rg22=Rg23>>RL1=RL2としている。
図2は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、かつすべての出力回線W、X、Y、Zが正常な場合の出力回路を示している。この状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得すると、e11=d1、e12=d1、e21=d2、e22=d2となるので、「混触無」と判定する。
図3は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20aの(+)極側の出力回線がWと(−)極側の出力回線Xの間(W−X)で混触している場合を示している。制御部11はこの状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS12には電流が流れないため、電流センサCS12から得たセンサ出力データe12=「00000」となる。すなわち、e11=d1、e12≠d1、e21=d2、e22=d2で、e12=「00000」の場合は、W−Xで「混触有」と判定する。
図4は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20aの(+)極側の出力回線がWと接点出力回路20bの(+)極側の出力回線Yの間(W−Y)で混触している場合を示している。制御部11はこの状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS11、電流センサCS21には直列符号d1による電流と直列符号d2による電流が共に流れるため、センサ出力データe11=e21=「11100」となる。すなわち、e11≠d1、e12=d1、e21≠d2、e22=d2で、e11=e21=「11100」の場合は、W−Yで「混触有」と判定する。
図5は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20aの(+)極側の出力回線がWと接点出力回路20bの(−)極側の出力回線Zの間(W−Z)で混触している場合を示している。制御部11はこの状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS11、CS21、CS22には直列符号d1による電流と直列符号d2による電流が共に流れるため、センサ出力データe11=e21=e22=「11100」となる。すなわち、e11≠d1、e12=d1、e21≠d2、e22≠d2で、e11=e21=e22=「11100」の場合は、W−Zで「混触有」と判定する。
図6は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20aの(−)極側の出力回線がXと接点出力回路20bの(+)極側の出力回線Yとの間(X−Y)で混触している場合を示している。この状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS11、CS12、CS21には直列符号d1による電流と直列符号d2による電流が共に流れるため、センサ出力データe11=e12=e21=「11100」となる。すなわち、e11≠d1、e12≠d1、e21≠d2、e22=d2で、e11=e12=e21=「11100」の場合は、X−Yで「混触有」と判定する。
図7は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20aの(−)極側の出力回線がXと接点出力回路20bの(−)極側の出力回線Zとの間(X−Z)で混触している場合を示している。この状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS11、CS12、CS21、CS22には直列符号d1による電流と直列符号d2による電流が共に流れるため、センサ出力データe11=e12=e21=e22=「11100」となる。すなわち、e11≠d1、e12≠d1、e21≠d2、e22≠d2で、e11=e12=e21=e22=「11100」の場合は、X−Zで「混触有」と判定する。
図8は、リレー制御信号a1、a2がオフ制御で出力リレーRY1、RY2が復旧接点(R接点)を構成し、接点出力回路20bの(+)極側の出力回線がYと接点出力回路20bの(−)極側の出力回線Zとの間(Y−Z)で混触している場合を示している。この状態で直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。電流センサCS22には電流が流れないため、センサ出力データe22=「00000」となる。すなわち、e11=d1、e12=d1、e21=d2、e22≠d2で、e22=「00000」の場合は、Y−Zで「混触有」と判定する。
図9から図12は、リレー制御信号a1がオフ制御で出力リレーRY1が復旧接点(R接点)を構成し、出力回線W、Xのいずれかの片線が電源と混触している場合の出力回路を示している。図9から図12の各図の状態で、制御部11は接点照査回路によって出力リレーRY1、RY2の復旧を確認した後、直列符号d1、d2を出力してセンサ出力データe11、e12、e21、e22を取得する。図14は、図9から図12に関する混触有無判定の真理値表を示している。以下、図14の真理値表に基づいて図9から図12における混触の判定を説明する。
図9は、出力回線Wが電源の+Eに混触している場合を示している。電流センサCS11には直流的に電流が流れ、電流センサCS12には電流が流れないため、センサ出力データe11=「11111」、e12=「00000」となる。すなわち、e11≠d1、e12≠d1、e11=「11111」、e12=「00000」の場合は、出力回線Wと(+)Eとの間で「混触有」と判定する。
図10は、出力回線Wが電源の−Eに混触している場合を示している。電流センサCS11には電流が流れないため、センサ出力データe11=「00000」となる。すなわち、e11≠d1、e12=d1、e11=「00000」の場合は、出力回線Wと(−)Eとの間で「混触有」と判定する。
図11は、出力回線Xが電源の+Eに混触している場合を示している。電流センサCS11、CS12には直流的に電流が流れるため、センサ出力データe11=e12=「11111」となる。すなわち、e11≠d1、e12≠d1、e11=e12=「11111」の場合は、出力回線Xと(+)Eとの間で「混触有」と判定する。
図12は、出力回線Xが電源の−Eに混触している場合を示している。電流センサCS11、CS12には電流が流れないため、センサ出力データe11=e12=「00000」となる。すなわち、e11≠d1、e12≠d1、e11=e12=「00000」の場合は、出力回線Xと(−)Eとの間で「混触有」と判定する。
図13、図14に示すように、図2から図12の各ケースの真理値は互いに相違しているので、混触の有無と共に混触箇所を特定することができる。また、3回路以上でも、回路数に対応した所定の直列符号を出力し、それらの直列符号に応じた真理値表を作成して対比することにより、混触の有無および混触箇所を検出することができる。
このように、出力回線の混触の有無や混触箇所を判定することができるので、回路の焼損を防止したり、異常個所の復旧作業を効率的に進めることができる。また、抵抗器Rg11、Rg12、Rg21、Rg22により検査時の電流を制限すると共に、直列符号とセンサ出力データとの比較によって混触状態を判定するので、電流値の大小によってアナログ的に混触箇所を判定する場合に比べて検査電流を小さくしても検査精度が低下しない。このため、検査時に流す電流を少なく抑えることができ、混触ありの場合でも回路の焼損を抑止することができる。なお、直列符号の出力レートは、適切にセンサ出力データを得ることができる周波数範囲であれば任意でよい。
また、負荷RL1、RL2が極性を有する負荷の場合には、出力リレーRY1、RY2の復旧接点構成時に出力用電源Eが負荷RL1、RL2に対して逆極性で接続されるので、検査時に負荷RL1、RL2を動作させることなく混触の検査を行うことができる。このような負荷には、たとえば、フォトモスリレーなどの半導体、有極リレーがある。このほか、負荷は動作接点(N接点)を閉成するための動作電流値が混触検査のために流す電流値より大きい特性の無極リレーでもよい。なお、負荷を無極性の負荷にする場合は、復旧接点構成時(直列符号を出力する検査時)に負荷に流れる電流がその動作電流値以下になるようにすればよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、接点出力回路20aにおいて、電流センサCS12と抵抗器Rg13との直列回路を(+)出力端子23aと(−)出力端子24aとの間に接続したが、出力リレーRY1の第1極P11の復旧接点R11と出力リレーRY1の第2極P12の復旧接点R12との間に接続されてもよい。接点出力回路20bについても同様である。
また、接点出力回路20aにおいて、半導体スイッチSW1は出力リレーRY1の第2極P12の共通接点C12と(−)出力端子24aとの間に配置されてもよい。さらに電流センサCS11と抵抗器Rg11との配置は入れ替えられてもよい。接点出力回路20bについても同様である。
このほか、実施の形態では出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成したときに、出力用電源Eが動作接点構成時と逆極性で出力回線に接続されるようにし、この出力用電源Eを検査信号発生部の電源に兼用して混触検査のための電流を流すようにしたが、別途の検査用電源を設け、出力リレーRY1、RY2の動作接点構成時には出力用電源Eが出力回線に接続され、復旧接点構成時には検査用電源が出力回線に接続されるように構成されてもよい。さらに、検査用電源を制御部11から直接オン/オフ制御される検査信号発生部とし、該検査信号発生部から直列符号を出力回線に出力させるように構成されてもよい。この場合、半導体スイッチSW1、SW2は設けなくてよい。
なお、検査用電源や検査信号発生部によって直列符号を出力回線に出力させる場合であって負荷が無極性の場合には、混触検査時の電流値が負荷の動作電流値以下になるように検査用電源や検査信号発生部の出力電圧を設定すればよい。
また、負荷が無極性の場合には、検査時に出力用電源Eを逆極性に接続しなくてもよい。検査用電源や検査信号発生部を別途設ける場合も同様である。
各電流センサCS11、CS12、CS21、CS22をエミッタ接地にし、コレクタからセンサ出力e11、e12、e21、e22を得てもよい。この場合、センサ出力e11、e12、e21、e22は、図1に示す接続の場合に対して「1」と「0」とが反転した関係になる。
本発明の実施の形態に係る接点出力装置の構成を示す回路図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、すべての出力回線W、X、Y、Zが正常な場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がWとXの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がWとYの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がWとZの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がXとYの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がXとZの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1、RY2が復旧接点を構成し、出力回線がYとZの間で混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1が復旧接点を構成し、出力回線がWと電源(+)Eとが混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1が復旧接点を構成し、出力回線がWと電源(−)Eとが混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1が復旧接点を構成し、出力回線がXと電源(+)Eとが混触している場合の出力回路を示す説明図である。 出力リレーRY1が復旧接点を構成し、出力回線がXと電源(−)Eとが混触している場合の出力回路を示す説明図である。 混触判定のための真理値表を示す説明図である。 電源との混触を判定するための真理値表を示す説明図である。
符号の説明
10…接点出力装置
11…制御部
20a、20b…接点出力回路
21a、21b…(+)電源接続端子
22a、22b…(−)電源接続端子
23a、23b…(+)出力端子
24a、24b…(−)出力端子
a1、a2…リレー制御信号
b1…N接点照査出力
b2…R接点照査出力
C11…出力リレーRY1の第1極P11の共通接点
C12…出力リレーRY1の第2極P12の共通接点
C13…出力リレーRY1の第3極P13の共通接点
C21…出力リレーRY2の第1極P21の共通接点
C22…出力リレーRY2の第2極P22の共通接点
C23…出力リレーRY2の第3極P23の共通接点
CS11、CS12、CS21、CS22…電流センサ
d1、d2…スイッチ制御信号または直列符号
e11、e12、e21、e22…センサ出力またはセンサ出力データ
E…出力用電源
f…制御情報
g…表示情報
W、X、Y、Z…出力回線
N11…出力リレーRY1の第1極P11の動作接点
N12…出力リレーRY1の第2極P12の動作接点
N13…出力リレーRY1の第3極P13の動作接点
N21…出力リレーRY2の第1極P21の動作接点
N22…出力リレーRY2の第2極P22の動作接点
N23…出力リレーRY2の第3極P23の動作接点
P11…出力リレーRY1の第1極
P12…出力リレーRY1の第2極
P13…出力リレーRY1の第3極
P21…出力リレーRY2の第1極
P22…出力リレーRY2の第2極
P23…出力リレーRY2の第3極
R11…出力リレーRY1の第1極P11の復旧接点
R12…出力リレーRY1の第2極P12の復旧接点
R13…出力リレーRY1の第3極P13の復旧接点
R21…出力リレーRY2の第1極P21の復旧接点
R22…出力リレーRY2の第2極P22の復旧接点
R23…出力リレーRY2の第3極P23の復旧接点
Rg11、Rg12、Rg13、Rg21、Rg22、Rg23…抵抗器
RL1、RL2…負荷
RY1、RY2…出力リレー
S1、S2…接点照査入力信号
SW1、SW2…半導体スイッチ

Claims (6)

  1. 制御部と、
    前記制御部によってオン/オフ制御される出力リレーと、
    出力端子間に出力回線を通じて外部負荷が接続される接点出力回路と、
    を有し、
    前記接点出力回路は、
    前記出力リレーの動作接点構成時は、前記出力端子間に出力用電源が接続され、
    前記出力リレーの復旧接点構成時は、検査信号発生部の一方に第1抵抗器と第1電流センサとが直列に接続され他方に第2抵抗器が接続された回路が前記出力端子間に接続され、かつ、前記出力端子間に第2電流センサと第3抵抗器との直列回路が前記外部負荷に並列に接続される、
    ように構成されており、
    前記制御部は、前記出力リレーをオフ制御中に前記検査信号発生部から直列符号を前記出力回線に出力させ、このとき前記第1電流センサおよび前記第2電流センサによって検出されるセンサ出力の時系列な変化と前記直列符号との比較結果から前記出力回線の混触状態を判定する
    ことを特徴とする接点出力装置。
  2. 前記出力リレーと接点出力回路とを複数組備え、
    前記制御部は、前記複数の出力リレーをすべてオフ制御中に前記複数の接点出力回路の各検査信号発生部から互いに異なる直列符号を同時に出力させて出力回線の混触状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点出力装置。
  3. 前記出力リレー毎に、その出力リレーの動作接点が構成されているか復旧接点が構成されているかを照査する接点照査回路を設け、
    前記制御部は、前記出力リレーの復旧接点が構成されていることが前記接点照査回路によって確認されたことを条件に、前記検査信号発生部から前記直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の接点出力装置。
  4. 前記制御部は、立ち上げ時にすべての出力リレーをオフ制御した後、前記検査信号発生部から直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定し、混触なしと判定したときは上位装置からの制御情報に基づいて前記出力リレーをオン/オフ制御し、混触ありと判定したときは前記出力リレーをオフ制御状態に維持すると共に混触ありを示す表示情報を前記上位装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の接点出力装置。
  5. 前記制御部は、立ち上げ後は、前記出力リレーを上位装置からの制御情報に基づいてオフ制御している期間に前記検査信号発生部から直列符号を出力させて出力回線の混触状態を判定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の接点出力装置。
  6. 前記出力用電源を前記検査信号発生部に兼用すると共に、前記出力用電源の前記第2抵抗器側に半導体スイッチを直列に介挿し、
    前記制御部は、前記半導体スイッチをオン/オフ制御して前記直列符号を前記出力回線に出力させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の接点出力装置。
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