JP4439280B2 - Dbf空中線装置 - Google Patents

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本発明は、レーダ装置やセンサ装置に適用可能であり、特に、捜索データレートの向上や、特殊ビーム走査等のために、周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成するDBF(Digital Beam Forming:デジタル・ビーム・形成)空中線装置や、通信等のために周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成するDBF空中線装置に関する。
周波数ダイバーシティ方式を採用するDBF空中線装置においては、マルチビームを形成するために、通常、アナログ回路で構成された受信機によりダイバーシティ周波数の分離・変換を実施し、周波数分離・変換した信号をそれぞれアナログ・デジタル変換し、デジタル回路によりビームを形成することによりマルチビームを形成している。
このようなDBF空中線装置では、一般に、1つのビームを形成するために複数のデジタル化された素子信号を用いるが、周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームとしてN周波数のビームを形成するためには、受信機の構成が複雑化すると共に、アナログ・デジタル変換器(以下、A/D変換器)以降の構成がN系統必要となり、装置規模が大きく、コストが大幅に増加していた。
図9は、周波数ダイバーシティ方式を採用し、2つの周波数に対して、ビーム形成を行うDBF空中線装置の従来例の系統図である。
ここで、図9に示すDBF空中線装置の処理内容について説明する。
まず、空間に放射されている電波をアンテナ素子1−1〜1−nにより受信し、アレー受信機2−1〜2−nで低雑音増幅された後に、受信RF信号が出力される。このとき、i番目の素子の受信RF信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
図10に示す受信機3−1の詳細な構成のように、受信機3−1では、ミキサ21−1を用いて、周波数fLO+fIF1と周波数fLO+fIF2をそれぞれ周波数fIF3に変換する。すなわち、ミキサ21−1では、ローカル信号1(周波数fLO1)及びローカル信号2(周波数fLO2)により周波数変換を行う。ミキサ21−1,22−1からの第1ビームと第2ビームの出力信号は、それぞれ以下の式で表される。
Figure 0004439280
周波数fIF3を通過させる帯域通過フィルタ23−1,23−n+1を通すことにより、fIF3の成分を抽出する。帯域通過フィルタ23−1,23−n+1からの第1ビームと第2ビームの受信IF(Intermediate Frequency:中間周波数)信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
それぞれのA/D変換器4−1,4−n+1では、上記の受信IF信号をデジタル信号に変換する。
図11に示すデジタルフィルタ5−1,5−n+1の詳細構成のように、デジタルフィルタ5−1では、遅延回路31−1によりヒルベルト変換器33−1での処理時間と同等の遅延を受信IFデータに与え、ヒルベルト変換器33−1により90°の位相差を有する複素化された受信IFデータにヒルベルト変換し、デシメータ32−1,34−1により周波数変換及びサンプリングレートの低減を行う。なお、デジタルフィルタ5の処理内容については、特許文献1及び特許文献2に詳しく記述されている。
ここで、それぞれのデジタルフィルタ5から出力されるベースバンド信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
デジタルビーム形成回路6−1,6−2では、デジタルフィルタ5−1〜5−n,5−n+1〜5−2nから出力されるベースバンド信号に対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数wを乗算して重み付けを行い、合成した信号yBEAM1(t),yBEAM2(t)がDBF空中線装置の出力となる。
Figure 0004439280
特許第2659963号 特開平8−186447号公報 特開2002−90445号公報 吉田孝監修、改訂 レーダ技術
しかしながら、従来のDBF空中線装置においては、n個のアンテナ素子に対して、n個のアレー受信機、n個の受信機が構成上必要であり、これらに加えて、2n個のA/D変換器、2n個のデジタルフィルタ、2個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であった。
このように、従来のDBF空中線装置にあっては、周波数ダイバーシティ方式によりマルチビームを形成するのに、大規模かつ高価な装置構成を必要としていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、小規模かつ安価な装置構成で周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成することができるDBF空中線装置を提供することにある。
求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、周波数ダイバーシティ方式によりマルチビームを形成するDBF空中線装置であって、複数の素子を有するアレーアンテナと、アレーアンテナの各素子から出力される複数の異なる周波数を含む入力信号を受信して複数の異なる周波数を含む中間周波数の信号に変換する複数の受信機と、各受信機からの複数の異なる周波数を含む受信中間周波数信号を量子化して複数の異なる周波数を含む受信中間周波数データに変換する複数のアナログ/デジタル変換器と、各アナログ/デジタル変換器から出力された複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを周波数毎に分離し、0°と90°の位相差を有する複素データに直交変換してベースバンドデータを出力する複数のデジタルフィルタと、各デジタルフィルタから出力されるベースバンドデータに対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数を乗算して重み付けし、周波数の異なる所望の受信ビームを形成するデジタルビーム形成回路と、を備えたことを要旨とする。
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、前記デジタルフィルタは、複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データに対し、処理時間をm分割し、第1の処理期間で第1の周波数の第1のベースバンドデータを生成し、第の処理期間で第1の周波数とは異なる第の周波数の第のベースバンドデータを生成し、前記デジタルビーム形成回路は、処理時間をn分割し、各々のベースバンドデータから第1の処理期間で第1の受信ビームを形成し、第処理期間で第nの受信ビームを形成することを要旨とする。
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、前記デジタルフィルタと前記デジタルビーム形成回路は、前記アナログ/デジタル変換器から出力された複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを記憶するメモリと、メモリから複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを入力し、第1から第mの処理期間で異なる帯域通過フィルタ処理、直交変換処理、及び受信ビーム形成処理を行い周波数の異なる受信ビームを形成するようにプログラムされたプロセッサから構成されていることを要旨とする。
本発明によれば、受信機においてN周波数分の周波数分離・変換を実施しないため、受信機の構成が簡素化できる。また、N周波数分の信号を含む中間周波数信号をアナログ・デジタル変換するため、A/D変換器がN系統ではなく1系統分で済むため、A/D変換器の数量を少なくできる。この結果、小規模かつ安価な装置構成で周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、背景技術の欄で説明した構成部分に相当する部分には、背景技術の欄で使用した符号と同じ符号を用いて説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1に係るDBF空中線装置の構成を示す図であり、従来のDBF空中線装置と構成上の相違を明確にするため、実施例1では、周波数ダイバーシティ方式を採用し、2つの周波数に対して、ビーム形成を行うものである。
図1において、アンテナ素子1−1〜1−nは、空間に放射されている電波を受信してそれぞれアレー受信機2−1〜2−nに出力する。アレー受信機2−1〜2−nは、低雑音増幅して受信RF信号をそれぞれ受信機7−1〜7−nに出力する。受信機7−1〜7−nは、ローカル信号(周波数fLO)と帯域通過フィルタにより受信IF信号に変換する。A/D変換器4−1〜4−nは、受信IF信号をデジタル信号に変換する。デジタルフィルタ8−1〜8−n,9−1〜9−nは、帯域通過フィルタ処理、ミキサ処理及び低域通過フィルタ処理及び間引き処理を実施する。
デジタルビーム形成回路6−1,6−2では、デジタルフィルタ8−1〜8−n,9−1〜9−nから出力されるベースバンド信号に対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数wを乗算して重み付けを行い、合成した信号yBEAM1(t),yBEAM2(t)がDBF空中線装置の出力となる。
実施例1では、アレー受信機と受信機とが1対1に対応する場合を示すが、複数のアレー受信機からの受信信号を合成したサブアレーに対しても受信機が複数対1に対応することで適用することは言うまでもない。また、アレー受信機がアレー送受信機に変わっても、アレー送受信機がアレー受信機に対応することで適用することは言うまでもない。
図2は、受信機7及びデジタルフィルタ8,9の詳細な構成を示す図である。
図2において、ミキサ21では、アレー受信機からのアレー受信信号に対してローカル信号(周波数fLO)26により周波数変換を行い帯域通過フィルタ27に受信IF信号を出力する。帯域通過フィルタ27では、ミキサ21から入力される受信IF信号から高周波成分を除去してIFアンプ24に出力する。IFアンプ24では、帯域通過フィルタ27から入力される受信IF信号を増幅してA/D変換器4に出力する。A/D変換器4では、IFアンプ24から入力される受信IF信号をデジタル信号に変換する。
図2において、A/D変換器4から出力された受信IFデータは帯域通過フィルタ41,51に入力されIF帯域の受信IFデータが通過してミキサ42,47に入力される。
デジタルフィルタ8,9は、同様の構成を有するので、ここではデジタルフィルタ8の構成について説明し、デジタルフィルタ9の構成についての説明を省略する。
位相発生回路46は、入力されるローカル信号(1)(周波数fLO1)43に対して、0°(同相成分)と90°(直交成分)の位相差を有するローカル信号を発生してミキサ42,47にそれぞれ出力する。
ミキサ42では、0°の位相を有するローカル信号(周波数fLO1)により、帯域通過フィルタ41からの受信IFデータに対して0°のローカル信号により周波数変換を行い低域通過フィルタ44に実成分のベースバンド信号を出力する。低域通過フィルタ44は、このベースバンド信号から高周波成分を除去して間引き回路45に出力する。間引き回路45では、低域通過フィルタ44により高周波成分が除去されたベースバンド信号のデータに対して、データを間引いて抽出される実部のベースバンド信号(I)を出力する。
ミキサ47では、90°の位相を有するローカル信号(周波数fLO1)により、帯域通過フィルタ41からの受信IFデータに対して90°のローカル信号により周波数変換を行い低域通過フィルタ48に虚成分のベースバンド信号を出力する。低域通過フィルタ48は、このベースバンド信号から高周波成分を除去して間引き回路49に出力する。間引き回路49では、帯域通過フィルタ48により高周波成分が除去されたベースバンド信号のデータに対して、データを間引いて抽出される虚部のベースバンド信号(Q)を出力する。
図1を参照して、実施例1に係るDBF空中線装置の各部での処理内容を説明する。
アンテナ素子1−1〜1−nにより、空間に放射された電波を受信し、アレー受信機2−1〜2−nで低雑音増幅された後、受信RF信号が出力される。
このとき、i番目の素子の受信RF信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
図2の受信機の詳細構成に示すように、受信機7では、受信RF信号をローカル信号26(周波数fLO)と帯域通過フィルタ27により受信IF信号に変換する。
受信IF信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
次いで、A/D変換器4では、IFアンプ24から入力される受信IF信号をデジタル信号に変換する。
(デジタルフィルタ8の動作)
次に、デジタルフィルタ8の処理内容である帯域通過フィルタ処理、ミキサ処理、低域通過フィルタ処理及び間引き処理について詳しく説明する。
まず、デジタルフィルタ8では、A/D変換器4によりデジタル化された受信IF信号に対して、第1ビーム用IF信号に対応した帯域通過フィルタ処理を施す。ここで、図3を参照して、実線により帯域通過フィルタ41の特性(一例)を示す。
この帯域通過フィルタ41は、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.10から0.15の帯域を通過させるフィルタであり、以下の伝達関数により実現することができる。
Figure 0004439280
この帯域通過フィルタ処理により、第1ビームの受信IF信号が得られる。この受信IF信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
この受信IF信号に対してミキサ42では、第1ビームの周波数に対応した複素演算のミキサ処理を施すことにより、高周波数成分を含むベースバンド信号が得られる。
Figure 0004439280
上式の処理を実部と虚部に分けると、以下のように書ける。
Figure 0004439280
低域通過フィルタ44では、上記のような高周波数成分を含むベースバンド信号に対して、更に低域通過フィルタ処理を施す。図4は、低域通過フィルタ44の特性(一例)を示す図である。
この低域通過フィルタ44は、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.00から0.05の帯域を通過させるフィルタであり、以下の伝達関数により実現できる。
Figure 0004439280
この低域通過フィルタ44では、低域通過フィルタ処理により所望のベースバンド信号が得られる。
Figure 0004439280
間引き回路45では、帯域通過フィルタ44により高周波成分が除去されたベースバンド信号のデータに対して、データを間引いて抽出される実部のベースバンド信号(I)を出力する。
なお、ミキサ42では0°のローカル信号を用いるのに対して、ミキサ47では90°のローカル信号を用いており、低域通過フィルタ48及び間引き回路49のそれぞれの処理内容は、低域通過フィルタ44及び間引き回路45のそれぞれの処理内容と同様であるので、その説明を省略する。
(デジタルフィルタ9の動作)
次に、デジタルフィルタ9の処理内容である帯域通過フィルタ処理、ミキサ処理、低域通過フィルタ処理及び間引き処理について詳しく説明する。
まず、デジタル化された受信IF信号に対して、第1ビーム用IF信号に対応した帯域通過フィルタ処理を施す。ここで、図3を参照して、破線により帯域通過フィルタ51の特性(一例)を示す。
この帯域通過フィルタ51は、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.35から0.40の帯域を通過させるフィルタであり、以下の伝達関数により実現することができる。
Figure 0004439280
帯域通過フィルタ処理により第2ビームの受信IF信号が得られる。この受信IF信号は、以下の式で表される。
Figure 0004439280
この受信IF信号に対してミキサ52では、第2ビームの周波数に対応した複素演算のミキサ処理を施すことにより高周波数成分を含むベースバンド信号が得られる。
Figure 0004439280
上記信号に対して、更に低域通過フィルタ処理を施す。図4は、低域通過フィルタ54の特性(一例)を示す図である。
この低域通過フィルタ54は、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.0から0.05の帯域を通過させるフィルタであり、以下の伝達関数により実現できる。
Figure 0004439280
この低域通過フィルタ54では、低域通過フィルタ処理により所望のベースバンド信号が得られる。
Figure 0004439280
間引き回路55では、帯域通過フィルタ54により高周波成分が除去されたベースバンド信号のデータに対して、データを間引いて抽出される実部のベースバンド信号(I)を出力する。
なお、ミキサ52では0°のローカル信号を用いるのに対して、ミキサ57では90°のローカル信号を用いており、低域通過フィルタ58及び間引き回路59のそれぞれの処理内容は、低域通過フィルタ54及び間引き回路55のそれぞれの処理内容と同様であるので、その説明を省略する。
デジタルビーム形成回路6―1では、デジタルフィルタ(1)8−1〜8−nを通過した各素子からのベースバンド信号に対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数wを乗算して重み付けを行い、合成した信号がDBF空中線装置の出力となる。
同様に、デジタルビーム形成回路6―2では、デジタルフィルタ(1)9−1〜9−nを通過した各素子からのベースバンド信号に対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数wを乗算して重み付けを行い、合成した信号がDBF空中線装置の出力となる。
Figure 0004439280
このように、アレーアンテナの各素子から出力される入力信号を受信して複数の受信機により中間周波数の信号に変換し、各受信機からの受信中間周波数信号を複数のアナログ/デジタル変換器により量子化して受信中間周波数データに変換し、各アナログ/デジタル変換器から出力された受信中間周波数データを複数のデジタルフィルタにより0°と90°の位相差を有する複素データに直交変換してベースバンドデータを出力し、各デジタルフィルタから出力されるベースバンドデータに対して、デジタルビーム形成回路により所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数を乗算して重み付けし、周波数の異なる所望の受信データを形成することで、小規模かつ安価な装置構成で周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成することができる。
なお、従来のDBF空中線装置においては、n個のアンテナ素子に対して、n個のアレー受信機、n個の受信機、2n個のA/D変換器、2n個のデジタルフィルタ、2個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であったが、実施例1では、n個のアレー受信機、n個の受信機、n個のA/D変換器、2n個のデジタルフィルタ、2個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であり、n個のA/D変換器を省くことができる。
[実施例2]
図5は本発明の実施例2に係るDBF空中線装置の構成を示す図であり、図6は受信機7及びデジタルフィルタ10の詳細な構成を示す図であり、図7は本発明の実施例2に係るDBF空中線装置の動作を示すタイムチャートである。
実施例2の特徴は、DBF空中線装置が、デジタル化された周波数分離・変換、ビーム形成などの信号処理を時分割多重処理により実現することにある。なお、デジタル化された処理内容は、第1ビームと第2ビームで異なるが、共通の入力信号xIFに対する処理であるため、時分割多重処理が可能である。
具体的には、図1に示すデジタルフィルタ8,9と第1ビーム及び第2ビームを形成するデジタルビーム形成回路6に対して与えている処理クロック(図示しない)を多重化し、時分割多重処理により実施すればよい。
図5は、この時分割多重処理を実施するための構成であり、デジタルフィルタ(1/2)10は、図1に示すデジタルフィルタ8とデジタルフィルタ9における処理を時分割多重処理により実施する。また、図5に示すデジタルビーム形成回路11は、図1に示す第1ビーム及び第2ビームを形成するデジタルビーム形成回路6の処理を時分割多重処理により実施する。
図6において、A/D変換器4には受信IF信号xIFと同一周期で変位するデータクロックが入力されており、このデータクロックは帯域通過フィルタ61とクロック発生回路63に入力される。帯域通過フィルタ61は、データクロックがハイレベルの時に実施例1に示す帯域通過フィルタ41の処理を行い、データクロックがローレベルの時に実施例1に示す帯域通過フィルタ51の処理を行う。
クロック発生回路63は、データクロックに対して2倍の周期の処理クロック65を発生し、帯域通過フィルタ61、ミキサ42,47、低域通過フィルタ44,48、間引き回路45,49に出力する。さらに、図示しないデジタルビーム形成回路11に出力される。
次に、図7を参照して、実施例2に係るDBF空中線装置の各部での処理内容を説明する。
タイミングt0〜t2では、A/D変換器4から出力されるデータクロックはハイレベルであるので、帯域通過フィルタ61は実施例1に示す帯域通過フィルタ41と同様の処理を行い、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.10から0.15の帯域を通過させるフィルタとして動作し、式(8)に示す伝達関数のフィルタを実現する。また、このとき帯域通過フィルタ61、ミキサ42,47、低域通過フィルタ44,48、間引き回路45,49も実施例1に示すフィルタ(1)と同様の処理を行い、さらに、このときデジタルビーム形成回路11では第1ビームが形成される。
タイミングt2〜t4では、A/D変換器4から出力されるデータクロックはローレベルであるので、帯域通過フィルタ61は実施例1に示す帯域通過フィルタ51と同様の処理を行い、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.35から0.40の帯域を通過させるフィルタとして動作し、式(14)に示す伝達関数のフィルタを実現する。また、このとき帯域通過フィルタ61、ミキサ42,47、低域通過フィルタ44,48、間引き回路45,49も実施例1に示すフィルタ(2)と同様の処理を行い、さらに、このときデジタルビーム形成回路11では第2ビームが形成される。
このように、デジタルフィルタは、第1の処理期間で第1の周波数の第1のベースバンドデータを生成し、第2の処理期間で第1の周波数とは異なる第2の周波数の第2のベースバンドデータを生成し、デジタルビーム形成回路は、第1の処理期間で第1のベースバンドデータから第1の受信ビームを形成し、第2処理期間で第2のベースバンドデータから第2の受信ビームを形成するので、第1の処理期間と第2の処理期間とで交互に時分割多重処理を行うことができ、小規模かつ安価な装置構成で周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成することができる。
なお、従来のDBF空中線装置においては、n個のアンテナ素子に対して、n個のアレー受信機、n個の受信機、2n個のA/D変換器、2n個のデジタルフィルタ、2個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であったが、実施例2では、n個のアレー受信機、n個の受信機、n個のA/D変換器、n個のデジタルフィルタ、1個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であり、n個のA/D変換器とn個のデジタルフィルタと1個のデジタルビーム形成回路を省くことができる。
[実施例3]
図8は本発明の実施例3に係るDBF空中線装置の構成を示す図であり、図9は本発明の実施例3に係るDBF空中線装置の動作を示すタイムチャートであり、図10は時分割多重処理部の動作を示すフローチャート(a),(b)である。
実施例3の特徴は、DBF空中線装置が、周波数分離・変換処理、ビーム形成処理などのデジタル信号処理を時分割多重処理部71とDSP(Digital Signal Processor)85により実現することにある。デジタル信号処理の内容は、第1ビームと第2ビームで異なるが、共通の受信IF信号xIFに対する処理であるため、時分割多重処理が可能である。
図1に示すデジタルフィルタ8,9による処理を時分割多重処理部71に設けられたバッファメモリとDSP(Digital Signal Processor)83を用いて行い、第1ビーム及び第2ビームを形成するデジタルビーム形成回路6−1,6−2の処理をDSP85を用いて行う。
図8において、セレクタ73は、A/D変換器4から出力される受信IF信号xIFの出力先をDSP83から出力されるセレクト信号に応じてバッファメモリ(1)75またはバッファメモリ(2)77に切り替える。バッファメモリ(1)75及びバッファメモリ(2)77は、A/D変換器4から出力されるデータクロックに応じて受信IF信号xIFを書き込み、DSP83から出力されるクロックDCK2に応じて読み出される。セレクタ81は、バッファメモリ(1)75又はバッファメモリ(2)77から入力される受信IF信号xIFの入力元をDSP83から出力されるセレクト信号に応じて切り替える。
DSP83は、デジタル信号処理専用のマイクロプロセッサであり、汎用MPU(Microprocessing Unit)と比べて、積和演算を高速に処理できるため、リアルタイム処理に適している。このDSP83は、内部に設けられたROMに記憶されている制御プログラムに従って帯域通過フィルタ処理、ミキサ処理、低域通過フィルタ処理及び間引き処理などの演算処理を行い順次に出力データをDSP85に出力する。なお、DSP83は、内部に設けられたRAMに記憶されているパラメータに基づいて固有の演算処理を行うことができる。
DSP85は、内部に設けられたROMに記憶されている制御プログラムに従ってデジタルビーム形成処理を行い順次に出力データを出力する。
次に、図9に示すタイミングチャート、図10に示すフローチャートを参照して、実施例3に係るDBF空中線装置の動作を説明する。
まず、ステップS5では、DSP83の内部RAMに対してセレクトフラグとして「1」を設定する。
次いで、ステップS10では、内部RAMに設定されているセレクトフラグを読み出し、セレクトフラグの状態を反転させた値をセレクトフラグとして内部RAMに設定する。同時に、このセレクトフラグをセレクト信号SELとしてDSP83から出力する。なお、タイミングt0〜t1において、ローレベルのセレクト信号SELがDSP83から出力する。この結果、セレクタ73,81は図8に示すように接続され、A/D変換器4から出力される受信IF信号xIFはデータクロックの出力に応じて順番にバッファメモリ(1)75に記憶される。このとき、A/D変換器4から出力されるデータクロックはDSP83のDCK1に入力されて所定量として例えば1024になるまで計数される。
次いで、ステップS20では、実施例1に示す帯域通過フィルタ41と同様の処理をステップS300で行わせるため、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.10から0.15の帯域を通過させるようにDSP83の内部RAMにパラメータ設定を行う。同時に、ミキサ42と同様の処理をステップS310で行わせるため、0°の位相を示すパラメータを内部RAMに設定する。
次いで、ステップS30では、実成分Iに関するデジタルフィルタ処理を行うため、ステップS300〜S330に記載したサブルーチン処理をコールする。
ここで、ステップS300では、DSP83は、バッファメモリ(2)77に記憶されている受信IF信号xIFを順次に読み出して上述した式(8)に基づいて帯域通過フィルタ処理を行い、その処理結果を内部RAMに記憶する。次いで、ステップS310では、ステップS300での処理結果を内部RAMから読み出して上述した式(10)に基づいてミキサ処理を行い、その処理結果を内部RAMに記憶する。次いで、ステップS320では、ステップS310での処理結果を内部RAMから読み出して上述した式(12)に基づいて低域通過フィルタ処理を行い、その処理結果を内部RAMに記憶する。次いで、ステップS330では、ステップS320での処理結果を内部RAMから読み出して間引き処理を行い、その処理結果を内部RAMに記憶する。次いで、メインルーチンのステップS40に戻る。
ステップS40では、実施例1に示すミキサ47と同様の処理をステップS310で行わせるため、90°の位相を示すパラメータを内部RAMに設定する。
次いで、ステップS50では、虚成分Qに関するデジタルフィルタ処理を行うため、ステップS310〜S330に記載したサブルーチン処理をコールする。なお、ステップS310〜S330に関するサブルーチン処理の内容は、上述したのでその説明を省略する。
次いで、タイミングt1〜t2において、ステップS70では、実施例1に示す帯域通過フィルタ51と同様の処理をステップS300で行わせるため、サンプリング周波数で正規化した周波数の0.35から0.40の帯域を通過させるようにDSP83の内部RAMにパラメータ設定を行う。同時に、ミキサ52と同様の処理をステップS310で行わせるため、0°の位相を示すパラメータを内部RAMに設定する。
次いで、ステップS80では、実成分Iに関するデジタルフィルタ処理を行うため、ステップS300〜S330に記載したサブルーチン処理をコールする。なお、ステップS300〜S330に関するサブルーチン処理の内容は、上述したのでその説明を省略する。
次いで、ステップS90では、実施例1に示すミキサ57と同様の処理をステップS310で行わせるため、90°の位相を示すパラメータを内部RAMに設定する。
次いで、ステップS100では、虚成分Qに関するデジタルフィルタ処理を行うため、ステップS310〜S330に記載したサブルーチン処理をコールする。なお、ステップS310〜S330に関するサブルーチン処理の内容は、上述したのでその説明を省略する。次いで、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。
なお、ステップS10に示す処理を繰り返す毎に、DSP83の内部RAMに記憶されているセレクトフラグが「1」→「0」→「1」→「0」というように反転して設定されるので、
このため、タイミングt2〜t4においては、ハイレベルのセレクト信号SELがDSP83から出力される。この結果、図8に示すセレクタ73,81は反転して接続され、A/D変換器4から出力される受信IF信号xIFはデータクロックの出力に応じて順番にバッファメモリ(2)77に記憶される。
このようにして、アンテナ素子1−1、受信機7−1、A/D変換器4−1、時分割多重処理部71−1での一連の処理が行われ、同時に、アンテナ素子1−i〜n、受信機7−i〜n、A/D変換器4−i〜n、時分割多重処理部71−i〜nでの一連の処理が行われる。図9に示すように、タイミングt0〜t1では第1ビームを形成するための1〜n系列のIとQのベースバンドデータの組がDSP85に入力され、タイミングt1〜t2では第2ビームを形成するための1〜n系列のIデータとQデータの組がDSP85に入力される。
DSP85では、1〜n系列のDSP83−1〜nから入力されたIとQのベースバンドデータの組に対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数wを乗算して重み付けを行い、合成したデータが、タイミングt0〜t1では第1ビームの受信出力となり、タイミングt1〜t2では第2ビームの受信出力となる。
このように、デジタルフィルタは、第1のメモリと、第2のメモリと、デジタルシグナルプロセッサから構成され、アナログ/デジタル変換器から出力された受信中間周波数データを第1の処理期間で第1のメモリに記憶し、アナログ/デジタル変換器から出力された受信中間周波数データを第2の処理期間で第2のメモリに記憶しておき、第1の処理期間で第2のメモリから受信中間周波数データを入力し、第2の処理期間で第1のメモリから受信中間周波数データを入力して、デジタルシグナルプロセッサにより第1および第2の処理期間で異なる帯域通過フィルタ処理を行い異なるベースバンドデータを出力するので、第1の処理期間と第2の処理期間とで交互に時分割多重処理を行うことができ、小規模かつ安価な装置構成で周波数ダイバーシティ方式によるマルチビームを形成することができる。
なお、従来のDBF空中線装置においては、n個のアンテナ素子に対して、n個のアレー受信機、n個の受信機、2n個のA/D変換器、2n個のデジタルフィルタ、2個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であったが、実施例3では、n個のアレー受信機、n個の受信機、n個のA/D変換器、n個のデジタルフィルタ、1個のデジタルビーム形成回路が構成上必要であり、n個のA/D変換器とn個のデジタルフィルタと1個のデジタルビーム形成回路を省くことができる。
本発明は、周波数ダイバーシティ方式によりマルチビームを形成するDBF空中線装置を用いるレーダ装置、ソナー装置、方向探知装置及び通信装置などに適用可能である。
本発明の実施例1に係るDBF空中線装置の構成を示す図である。 本発明の実施例1の受信機およびデジタルフィルタの詳細な構成を示す図である。 帯域通過フィルタの特性の一例を示す図である。 低域通過フィルタの特性の一例を示す図である。 本発明に実施例2に係るDBF空中線装置の構成を示す図である。 本発明の実施例2のデジタルフィルタの詳細構成を示す図である。 本発明の実施例2のタイムチャートを示す図である。 本発明に実施例3に係るDBF空中線装置の構成を示す図である。 本発明の実施例3のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施例3のフローチャートを示す図(a),(b)である。 従来のDBF空中線装置の構成を示す図である。 従来の受信機の詳細構成を示す図である。 従来のデジタルフィルタの詳細構成を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ素子
2 アレー受信機
4 A/D変換器
6 デジタルビーム形成回路
7 受信機
8 デジタルフィルタ(1)
9 デジタルフィルタ(2)
10 デジタルフィルタ(1/2)
11 デジタルビーム形成回路
21 ミキサ
24 IFアンプ
27 帯域フィルタ
41,51 帯域通過フィルタ
42,47,52,57 ミキサ
44,48,54,58 低域通過フィルタ
45,49,55,59 間引き回路
46,56 位相発生回路
63 クロック発生回路
73,81 セレクタ
75,77 バッファメモリ
83,85 DSP

Claims (3)

  1. 周波数ダイバーシティ方式によりマルチビームを形成するDBF空中線装置であって、
    複数の素子を有するアレーアンテナと、
    アレーアンテナの各素子から出力される複数の異なる周波数を含む入力信号を受信して複数の異なる周波数を含む中間周波数の信号に変換する複数の受信機と、
    各受信機からの複数の異なる周波数を含む受信中間周波数信号を量子化して複数の異なる周波数を含む受信中間周波数データに変換する複数のアナログ/デジタル変換器と、
    各アナログ/デジタル変換器から出力された複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを周波数毎に分離し、0°と90°の位相差を有する複素データに直交変換してベースバンドデータを出力する複数のデジタルフィルタと、
    各デジタルフィルタから出力されるベースバンドデータに対して、所望のビーム指向特性やサイドローブ特性を得るための複素係数を乗算して重み付けし、周波数の異なる所望の受信ビームを形成するデジタルビーム形成回路と、
    を備えたことを特徴とするDBF空中線装置。
  2. 前記デジタルフィルタは、
    複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データに対し、処理時間をm分割し、第1の処理期間で第1の周波数の第1のベースバンドデータを生成し、第mの処理期間で第1の周波数とは異なる第mの周波数の第mのベースバンドデータを生成し、
    前記デジタルビーム形成回路は、
    処理時間をn分割し、各々のベースバンドデータから第1の処理期間で第1の受信ビームを形成し、第n処理期間で第nの受信ビームを形成することを特徴とする請求項1記載のDBF空中線装置。
  3. 前記デジタルフィルタと前記デジタルビーム形成回路は、
    前記アナログ/デジタル変換器から出力された複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを記憶するメモリと、
    メモリから複数の異なる周波数を含む前記受信中間周波数データを入力し、第1から第mの処理期間で異なる帯域通過フィルタ処理、直交変換処理、及び受信ビーム形成処理を行い周波数の異なる受信ビームを形成するようにプログラムされたプロセッサから構成されていることを特徴とする請求項1記載のDBF空中線装置。
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