JP4439115B2 - 密封性を維持しつつ2つのチャンバを連通する装置 - Google Patents
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Description
(発明の背景)
本発明は、各々が外部媒体、例えば大気に対して密封されている第一のチャンバと第二のチャンバとを接続手段を介して連通させ、両チャンバが連通されている事実にもかかわらず、前記媒体に対して密封性を保たなければならない装置に関する。結果として、連通を確実にする装置は、逆向きに操作される間も、前記の外部媒体に対して、2つのチャンバの間に作られた通路の密封性を保持するように設計されている。
【0002】
本説明の目的および添付クレームの解釈のために、「密封」または「密封された」との表現は、二つの媒体を分離している壁の全てが、一つ以上の関連する物質、例えば、いわゆる汚染物質の前記壁を通しての移動を防止または制限するという特性を意味するものと理解されるべきである。
【0003】
「汚染物質」または「汚染」との表現は、所与の媒体中に、ある物質が排除されるかまたは限られた量または濃度のままでとどまらなければならないという特性を意味するものと理解されるべきである。これらは、例えば病原体、汚染物質、生物学的製剤等であるが、いかなる流体媒体の懸濁液中にもみられるような単純な固体、液体またはガス状粒子も含まれる。
【0004】
より詳しくは、以下の記載に限定されないが、本発明は、外部媒体に由来し副次粒子を含む如何なる汚染をも避けるまたは制限されることを要する医学または生物学タイプへの適用に関して説明される。例をあげると、チャンバの一方が固定され、そのチャンバは、例えば、清潔なまたは無菌の部屋からなり、さらに、使い捨てチャンバのように、もう一方のチャンバが取り外し可能で、移送されるべき一つ以上の対象物または充填物を含んでいる場合に、連通装置が接続された位置にあるとき、結果的に二つのチャンバの間に作られた通路、即ち、取り外し可能なチャンバから固定チャンバの間の通路を介して、例えばクリーンルームの中で行われる製造または生産に必要とされる構成要素または製品を固定チャンバに供給したり、または逆に前記ルームから廃棄物や製品を排出したりする。
【0005】
(先行技術の説明)
二つのチャンバ間を密封された状態で連通する様々な装置が既に提案され、現在、市場で入手可能である。
【0006】
かくて、必要に応じて参照されるフランス公開番号2 721 289によれば、そのような装置は、
第一のチャンバと同じ側に、シートとシャッターとの間に密封用ガスケットを備えて、第一の取り外し可能なシャッター要素のためのシートを形成する第一のフランジを含む第一の遮断部材と、
第二のチャンバと同じ側に、シートとシャッターとの間に密封用ガスケットを備えて、第二の取り外し可能なシャッター要素のためのシートを形成する第二のフランジを含む第二の遮断部材と、
汚染され易い周辺の連続した外側の臨界線を確定し、二つのフランジの間を密封接続する手段と、汚染され易く外側の臨界線と近接する周辺の連続した内側の臨界線を確定し、二つのシャッター要素を密封接続する手段と、
可撓性で密封されたバッグの内側によって画成され、その開口の境界部が密封するように対応する遮断部材のフランジに接続されているチャンバの一つとを備えている。
【0007】
当業者が熟知している通り、「臨界線」という表現は、連通するようにされた二つのチャンバにおいて外部媒体からの残留汚濁との狭間にできる線を意味するものと解釈されている。接続されている間またはその後も、この線は、二つのチャンバの間にできた通路に存在する空気または流体と接触しやすいか、または前記通路を通る製品と接触しやすく、結果的にそれらを汚染し易い。
【0008】
(発明の要約)
先に定義された装置に対して、本発明は、接続する前に汚染を除去することなく、さらには、その構造または操作のいずれかに関しても用いられる接続手段をこれ以上複雑にすることなく、臨界線による汚染の可能性を制限することを企図している。
【0009】
本発明によれば、可撓性バッグは、接続手段が接続されていない位置にある時、閉塞端に対する反対側の端部において、対応する遮断部材の大半を保護するために、閉塞、密封されているが、開放可能なエンベロープを確定し、対応する遮断部材のフランジを越えて連続的に延伸し、そして、密封した状態で保護エンベロープの内側から前記バッグの内側を分離するために前記対応するフランジに接続された環状ストリップを備えたバンドを含んでいる。
【0010】
「連続的に」という用語は、可撓性バッグの壁が、一方を主要部分を構成するバッグの本体とし、他方を保護エンベロープを形成するバンドとした場合に、その間に必要とされる外部媒体に対する密封に関して連続するという特徴を意味するものと理解されるべきである。この連続性は、様々な方法で得ることができる。すなわち、材料の連続性によっても得られるし、バッグ本体とバンドとの間の溶着または密封接合によっても得られる。
【0011】
本発明によれば、可撓性バッグの遮断部材と同じ側に存在する臨界線の成分は、他の遮断部材と接続する前は保護エンベロープによって十分に防護されている。
【0012】
本発明の解決手段によって、可撓性バッグの内側に該当するチャンバのより長期にわたる密封性を提供することが出来る。なぜならば、対応する遮断部材のフランジに関する前記バッグの密閉性は、外部媒体に対する前記バッグの密閉性とは既に関係がないからである。このことは、もちろん、保護エンベロープの内側とバッグの内側とが同じ圧力、例えば真空下であるということが考察されると真実である。このような観点から、以前に規定されたような追加のバンドを備えた可撓性バッグは、機能的な観点から見れば、例えば両端、即ち、対応する遮断部材のそれぞれの側が溶着されたような、一つの閉塞されたシースにすぎない。本発明によれば、それは可撓性バッグであり、対応する遮断部材と充填物の両方に、従前に規定したような使い捨てアセンブリの保管期間に亘り、密封性を提供するのは閉塞されたシースの形態の前述のような可撓性バッグのみである。
【0013】
本発明による解決法は、他の遮断部材(例えば、固定されたチャンバと同じ側にある)や密封された可撓性バッグと接続されるように設計された遮断部材と組み合わせた、またはそれを含む使い捨てアセンブリを取り扱う際に発生する恐れのある汚染についてもさらに制限することを可能にする。
以下のようなことがおこる。
【0014】
開放後、保護エンベロープは、対応する遮断部材のシャッターの前面部に手が接触することなく、手で取り除くことができる。
【0015】
さらに、保護エンベロープは、遮断部材、特にそのシャッターがエンベロープの開放前には汚染されていない状態であったことをユーザーに保証する。
【0016】
図2によれば、本発明による装置10は、第一のチャンバ1と第二のチャンバ2との間の連通をもたらすことを可能とする。
【0017】
第一のチャンバ1は、例えばクリーンルームからなり、その内部に、例えば図1において参照番号14によって特定されるような、特にゴム栓のような構成要素をばらばらの状態で補給することを必要とするある製造品が存する。この第一のチャンバは、例えば通常の大気中の大気のような空気からなる外部媒体3に対して密封された隔壁55により表されており、この第一のチャンバは、それ自体外部媒体3よりもわずかに高いか低い圧力における無菌または汚染されていない雰囲気下にあるものと理解される。
第二のチャンバ2は、例えば真空下で密封された可撓性バッグ15の内側で画成される。バッグ15は、遮断部材42を前記バッグと機能的に組み合わせた取り外し可能な使い捨てアセンブリに属しており、バッグ15は、チャンバ1に向かって移送される少なくとも一つの対象物14または充填物を備え、この充填物それ自体は無菌または汚染されていない。
【0018】
(好ましい実施例の説明)
機能的には、且つ以下の説明が示すとおり、本発明による装置10は外部媒体3に対する密封性を確保しつつ、チャンバ1および2の間の連通を確立することができる。
【0019】
この装置は、
固定された第一のチャンバ1と同じ側における第一の遮断部材41であって、それ自体が、シート51aと取り外し可能な要素71との間に密封ガスケット81を備えて、第一の取り外し可能なシャッター要素71のためのシート51aを形成する第一のフランジ51を備える第一の遮断部材41と、
取り外し可能な使い捨ての第二のチャンバ2と同じ側における第二の遮断部材42であって、、シート52aと取り外し可能な要素72との間に密封ガスケット82を備えて、第二の取り外し可能なシャッター要素72のためのシート52aを形成する第二のフランジ52を備える第二の遮断部材42と、
を備えている。
【0020】
遮断部材41および42は、密封されるが復元可能な方法で一緒に連結されるようにデザインされている。即ち、
第一の遮断部材41は、フランジ51に形成されたボア51bによって雌部を形成し、第二の遮断部材42は雄部を形成する。フランジ52をボア51bに嵌合させることにより、これらの実施例の様々な可能性として与えられた点線により示されたロック手段57は、第二の遮断部材42が第一の遮断部材41にロックされることを許容する。
【0021】
電磁石型または吸引型の固定手段が、図示されていないが、2つのシャッター要素71および72が互いに向き合う2つの前面部71aおよび72aを介して共に固定されることを許容する。第一の密封ガスケット81はまた、二つのシャッター要素71および72の間に連続した周囲のシールをもたらすべく作用し、それらのそれぞれの前面部の汚染を密封するように閉じ込める。
【0022】
図2に示される通り、フランジ51および52の間の強力な接触は、第二の密封ガスケット82によって密封され、二つのガスケット81および82は互いに隣り合って配置され、それぞれの内側および外側のリップによって互いに接触する。
【0023】
図2が示すように、接続された位置では、一方でシート51aと52aとが、例えば一つの同じ截頭円錐形のシートを形成し、他方でシャッター要素71と72とが截頭円錐形の支持表面を備える一つの同じシャッターを形成する。これは、固定されたチャンバ1の内側または外側にいる操作者が該シャッターを一体ものとして取り扱うことができることを意味する。それにもかかわらず、シャッター要素72と第二の遮断部材42のフランジ52とを共にロックする手段58が設けられているので、操作者は、まず最初に、手段58がロック解除されていることを確認する必要がある。
【0024】
特別の予防措置が取られない場合には、遮断部材41および42の接続およびその後のシャッター71/72の開放により、チャンバ1および2の間の通路内に、2つの臨界線がもたらされる。即ち、一方は外側で、フランジ51/52と同じ側で第二の密封ガスケット82のリップに対応し、さらに、他方は内側で、シャッター要素71/72と同じ側で第一の密封ガスケット81のリップに対応する。
【0025】
本発明による解決手段は、これらの臨界線による汚染を最小限にすることができる。
【0026】
本発明によれば、特に図1に示めされている通り、連通装置10が接続されていない位置においては、可撓性バッグ15は、その閉塞された端部15cに対して反対側の端部において、平らな形状でそれ自体が折り返えされたバンド15dを備える。このバンド15dは、バッグ15の主要部分15eをフランジ52を越えて連続的に延伸し、その結果、溶着または密封手段15fによって密封されるように閉じられたエンベロープ12を確定するが、これは操作者によって開くことができる。このエンベロープは、対応する遮断部材42のほとんど、つまり、先に説明された可撓性バッグ15の遮断部材の全てではないにしろ、そのほとんどを保護する。バンド15dは、フランジ52、より詳しくは該フランジ上に形成された小さなカラー52bに接続されたストリップ15gを備えている。この目的のために、ストリップ15gは、熱収縮、スエットオンまたは弾性体等の外側締付けカラー90により、小さなカラー52bに対して緊密に保持されている。
【0027】
図1が示すように、ストリップ15gは、それ自体が折り返され、間に可撓性ガスケットまたは弾性材料91を捕捉する外側フランク15g1と内側フランク15g2を確定している。ストリップ15gとフランジ52との間の接続により、バッグ15の内側を密封して保護エンベロープ12の内側から分離することが可能である。
【0028】
接続する前は、遮断部材42の各側面において、保護エンベロープ12の内側とバッグ15の内側とが、例えば同じ値の部分真空下にある。保護エンベロープ12は、2つの遮断部材41および42を接続する前または接続時に開放することができる。
【0029】
図1および2に示されるように、可撓性バッグ15は外側のバッグであり、出来ればそれ自体が密封されている内側の可撓性バッグ16を備えるかまたはこれを含み、内側のバッグの壁は、そのほとんどの部分が、外側のバッグ15の壁と共通しているか又は別でもよい。固定されたチャンバ1に向けて移送されるべき充填物または対象物14が見いだされるのは、この内側のバッグ16内である。該内側の可撓性バッグ16は、遮断部材42を有する端部に対して反対側の端部となる端部16bによって、外側の可撓性バッグ15の閉塞端15cに接続されてもよいし、接続されなくてもよい。図1が示すように、内側の可撓性バッグ16は、それ自体に折り返えされたスリーブ16aを備え、これにより、バッグ16を閉じる手段を形成する。接続する前に、図1に示される通り、外側の可撓性バッグ15と内側の可撓性バッグ16は、例えば、ともに真空下におかれていることが理解される。
【0030】
図1および2に示される通り、可撓性バッグ15のバンド15dは、部分真空下において、一方の側で前記バッグ15の事実上の開口15aに接続し、他方の側で折り返し部分15hと向かい合う遮断部材42の背面に押しつけられた折り返し部分15hを確定する、比較的平坦な形状を有している。この配置により2つの付加的効果が得られる。即ち、
接続後、シャッター71/72を開放する前に、前記シャッターの背面(即ち、チャンバ2と同じ側の面)は、必然的に折り返し部分15hのすみずみまで外部媒体の圧力を受ける。これは、チャンバ1および2の間の圧力差を考慮すると、シャッター71/72を開放するために加えられるべき力を制限する。
【0031】
この平坦な形状により、例えば、重力のもとで充填物14を移送するためにシャッター71/72が一旦解放されたら、バッグ15の大半がチャンバ1に関してより容易に向けられることをさらに許容するヒンジまたはボールジョイントを構成する。
【図面の簡単な説明】
本発明が、添付の図面を参照しつつ、例をあげて説明される。
【図1】 最初に真空下に置かれていたある外部パッケージから取り出されたばかりの、本発明による使い捨てアセンブリの断面線図である。
【図2】 本発明による連通する装置の断面線図であり、図1に記載されたアセンブリが一部を形成している。この装置は、本発明による装置の2つのシャッター要素を一緒に堅固に連結することにより構成されたシャッターが内方に開く前の、接続された位置で記載されている。
Claims (12)
- 各々が外部媒体(3)に関して密封された第一のチャンバ(1)と第二のチャンバ(2)との間を接続手段を介して連通し、上記二つのチャンバの間に作られた通路の外部媒体に対する密封性を維持する装置(10)であって、前記接続手段は、第一のチャンバ(1)と同じ側において、シートとシャッターとの間に密封ガスケット(81)を備え、第一の取り外し可能なシャッター要素(71)に対してシートを形成する第一のフランジ(51)を備えた第一の遮断部材(41)と、第二のチャンバと同じ側において、シートとシャッターとの間に密封ガスケット(82)を備え、第二の取り外し可能なシャッター要素(72)に対してシートを形成する第二のフランジ(52)を備えた第二の遮断部材(42)と、汚染されやすい外側の臨界線を確定し2つのフランジ(51および52)の間を密封接続する手段と、この外側の臨界線に隣接して、汚染されやすい内側の臨界線を確定し2つのシャッター要素(71および72)を密封接続する手段と、を備え、チャンバの一つ(2)は可撓性であって密封されたバッグ(15)の内側によって画成され、バッグの開口の境界部が密封された状態で対応するフランジ(52)に接続されている装置において、接続手段が接続されていない位置にあるとき、可撓性バッグ(15)は、閉塞端部(15c)に対する反対側の端部において、対応する遮断部材(42)を保護するために閉塞(15f)且つ密封されるが開放可能なエンベロープ(12)を確定し、対応するフランジ(52)を越えて連続的に延伸し、および前記バッグ(15)の内側を保護エンベロープ(12)の内側から密封して分離するように対応するフランジ(52)に接続されたストリップ(15g)を備えるバンド(15d)を備えることを特徴とする装置。
- 可撓性バッグのストリップのポイント(15g)が、カラー(90)によって対応するフランジ(52)に対して固く保持されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- ストリップ(15g)は折り返された形態にされ、ガスケット(91)または可撓性材料を間に捕捉する外側フランク(15g1)と内側フランク(15g2)とを確定していることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 対応する遮断部材(42)の各側において、保護エンベロープ(12)の内側とバッグ(15)の内側とが、例えば同じ値の、部分真空下にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- チャンバの片方(1)が固定され、可撓性バッグ(15)の内側によって画成されたもう一方のチャンバ(2)は、取り外し可能な例えば使い捨て容器であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 可撓性バッグ(15)は、接続手段が接続された位置のとき、前記取り外し可能なチャンバ(2)から固定されたチャンバ(1)までの連通通路を介して移送される、少なくとも一つの対象物(14)または充填物を備えていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 可撓性バッグは外側のバッグであり、充填物または対象物が入れられ外側のバッグ(15)から分離され密封された内側の可撓性バッグ(16)を備えることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 内側の可撓性バッグ(16)は、遮断部材(42)を有する端部の反対側の端部である端部(16b)を介して、外側の可撓性バッグ(15)に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 内側の可撓性バッグ(16)は、それ自体に折り返されることにより閉塞手段を形成するスリーブ(16a)を備え、外側の可撓性バッグ(15)は部分真空下にあることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 内側の可撓性バッグ(16)もまた部分真空状態にあることを特徴とする請求項9記載の装置。
- 可撓性バッグ(15)のバンド(15d)は、部分真空下で、比較的平らな形状を有し、一方の側でバッグ(15)の事実上の開口(15a)と接続し、他方の側で対応する遮断部材(42)の対向する面に対して押しつけられている折り返し部分(15h)を確定することを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 他の遮断部材(41)と接続されるように設計された遮断部材(42)と可撓性であって密封されたバッグ(15)とを組み合わせた使い捨てアセンブリであって、前記遮断部材と前記バッグがさらに請求項1ないし11の少なくとも一つの特徴に該当する使い捨てアセンブリ。
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