JP4438191B2 - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体に関し、特に、ユーザに対して画像と、その画像に対応した動揺を提示する装置に適用して好適な情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
観客が画像を鑑賞しているとき、その画像と合わせて、観客が座っている椅子を動揺させることにより、臨場感を盛り上げるようにした装置がある。このような装置に対して供給される椅子を動揺させるための動揺データは、画像が撮像された際に、同時に角度などを検出する加速度センサといったセンサにより得られたデータから生成されたり、撮像された映像を人が観察し、その人が動揺を予測して手作業により生成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した装置においては、センサを用いて画像撮像時に得られたデータを用いて動揺データを生成しているために、そのデータの取得作業が繁雑であった。また、動揺データを生成するためのデータと、そのデータを取得する画像は、実際に観客に対して動揺を与える際に同期させる必要があるために、画像と、その画像に対応する動揺データの組を複数取得するというのは困難であった。
【0004】
その為に、楽しめる画像と動揺は限定され、仮に選択できる場合であっても、その種類は少なく、観客の好みに対応しきれないといった課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、観客が用意した画像を、ネットワークを介して他の装置に対して送信し、その他の装置において動揺データを生成し、その動揺データをユーザに提示するようにすることにより、ユーザの好みに対応した画像と動揺を提供できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報処理装置は、ネットワークを介して画像データを入力する入力手段と、入力手段により入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、入力手段により入力された画像データと動揺データ生成手段により生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成手段と、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けてネットワークを介して他の装置に対して送信する送信手段とを備え、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0007】
他の装置の使用料金も含めて課金する課金手段と、課金手段により課金された額の内、他の装置の使用料金の分のデータを作成する作成手段とをさらに含むようにすることができる。
【0008】
請求項3に記載の情報処理方法は、入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、画像データと動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、課金する課金ステップと、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けてネットワークを介して他の装置に対する送信を制御する送信制御ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0009】
請求項4に記載の記録媒体のプログラムは、入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、画像データと動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、課金する課金ステップと、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けてネットワークを介して他の装置に対する送信を制御する送信制御ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0010】
請求項5に記載の情報処理装置は、画像データ、画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、画像データと動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データを入力する入力手段と、入力手段により入力された画像データと動揺データを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段が画像データと動揺データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、入力手段により入力されたIDを関連付けて記憶する記憶手段と、他の装置からIDが入力された場合、記憶手段に記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積手段に対して、画像データと動揺データの読み出しを指示する読み出し指示手段と、入力手段により入力された課金用データに基づいて、課金する課金手段とを含み、動揺データは、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0011】
請求項6に記載の情報処理方法は、画像データ、画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、画像データと動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データの入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理で入力が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で画像データと動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、入力制御ステップの処理で入力が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、他の装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データの読み出しを指示する読み出し指示ステップと、入力制御ステップの処理で入力が制御された課金用データに基づいて、課金する課金ステップとを含み、動揺データは、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0012】
請求項7に記録媒体のプログラムは、画像データ、画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、画像データと動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データの入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理で入力が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で画像データと動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、入力制御ステップの処理で入力が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、他の装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データの読み出しを指示する読み出し指示ステップと、入力制御ステップの処理で入力が制御された課金用データに基づいて、課金する課金ステップとを含み、動揺データは、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0013】
請求項8に記載の情報処理システムは、端末は、画像データを送信する第1の送信手段を含み、第1の情報処理装置は、第1の送信手段により送信された画像データを受信する第1の受信手段と、第1の受信手段により受信された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、第1の受信手段により受信された画像データと動揺データ生成手段により生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成手段と、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けて第2の情報処理装置に対して送信する第2の送信手段とを備え、第2の情報処理装置は、第2の送信手段により送信された画像データ、動揺データ、および、IDを受信する第2の受信手段と、第2の受信手段により受信された画像データと動揺データを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段が画像データと動揺データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、第2の受信手段により受信されたIDを関連付けて記憶する記憶手段と、提示装置からIDが入力された場合、記憶手段に記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積手段に対して、画像データと動揺データの読み出し、提示装置に対して送信する第3の送信手段とを備え、提示装置は、第3の送信手段により送信された画像データと動揺データを受信する第3の受信手段と、第3の受信手段により受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示手段とを備え、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0014】
請求項9に記載の情報処理方法は、端末の情報処理方法は、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、第1の情報処理装置の情報処理方法は、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信を制御する第1の受信制御ステップと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けて第2の情報処理装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、第2の情報処理装置の情報処理方法は、第2の送信制御ステップの処理で送信された画像データ、動揺データ、および、IDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データを読み出し、提示装置に対しての送信を制御する第3の送信制御ステップとを含み、提示装置の情報処理方法は、第3の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する第3の受信制御ステップと、第3の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0015】
請求項10に記載の記録媒体のプログラムは、端末のプログラムは、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、第1の情報処理装置のプログラムは、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信を制御する第1の受信制御ステップと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けて第2の情報処理装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、第2の情報処理装置のプログラムは、第2の送信制御ステップの処理で送信された画像データ、動揺データ、および、IDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データと動揺データを読み出し、提示装置に対しての送信を制御する第3の送信制御ステップとを含み、提示装置のプログラムは、第3の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する第3の受信制御ステップと、第3の受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0016】
請求項11に記載の情報処理装置は、ネットワークを介して入力された画像データを蓄積する蓄積手段と、画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、蓄積手段が画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、ID生成手段により生成されたIDを関連付けて記憶する記憶手段と、他の装置からIDが入力された場合、記憶手段に記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積手段から画像データを読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、読み出し手段により読み出された画像データと、動揺データ生成手段により生成された動揺データを関連付けて、他の装置に対して送信する送信手段とを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0017】
他の装置からの課金用データを基に、課金する課金手段をさらに含むようにすることができる。
【0018】
請求項13に記載の情報処理方法は、ネットワークを介して入力された画像データの蓄積を制御する蓄積制御テップと、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、ID生成ステップの処理で生成されたIDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、他の装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データを関連付けて、他の装置に対しての送信を制御する送信制御ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0019】
請求項14に記載の記録媒体のプログラムは、ネットワークを介して入力された画像データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、ID生成ステップの処理で生成されたIDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、他の装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データを関連付けて、他の装置に対しての送信を制御する送信制御ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0020】
請求項15に記載の情報処理システムは、端末は、画像データを送信する第1の送信手段を含み、情報処理装置は、第1の送信手段により送信された画像データを受信し、蓄積する蓄積手段と、画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、蓄積手段が画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、ID生成手段により生成されたIDを関連付けて記憶する記憶手段と、提示装置からIDが入力された場合、記憶手段に記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積手段から画像データを読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、読み出し手段により読み出された画像データと、動揺データ生成手段により生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対して送信する第2の送信手段とを備え、提示装置は、第2の送信手段により送信された画像データと動揺データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示手段とを備え、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0021】
前記提示装置は、情報処理装置の使用料金も含めて課金する第1の課金手段と情報処理装置が、第1の課金手段により課金された自己の装置の使用料金を請求するための課金用データを作成し、情報処理装置に対して送信する第3の送信手段とをさらに含み、前記情報処理装置は、課金用データを受信し、その課金用データに基づき、課金をする第2の課金手段をさらに含むようにすることができる。
【0022】
請求項17に記載の情報処理方法は、端末の情報処理方法は、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、情報処理装置の情報処理方法は、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信と、蓄積を制御する蓄積制御ステップと、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、ID生成ステップの処理で生成されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、提示装置の情報処理方法は、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0023】
請求項18に記載の記録媒体のプログラムは、端末のプログラムは、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、情報処理装置のプログラムは、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信と、蓄積を制御する蓄積制御ステップと、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、ID生成ステップの処理で生成されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、提示装置のプログラムは、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0024】
請求項19に記載の情報処理システムは、端末は、画像データを送信する第1の送信手段を含み、第1の情報処理装置は、第1の送信手段により送信され、第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、動揺データ生成手段より生成された動揺データ、画像データ、およびIDをそれぞれ関連付けて、第2の情報処理装置に送信する第2の送信手段とを備え、第2の情報処理装置は、第1の送信手段により送信された画像データを受信した場合、画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、ID生成手段により生成されたIDと、画像データを関連付けて第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段と、第2の送信手段により送信された画像データ、動揺データ、およびIDを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データと動揺データを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段が画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、受信手段により受信されたIDを関連付けて記憶する記憶手段と、提示装置からIDが入力された場合、記憶手段に記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積手段から画像データを読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成手段と、読み出し手段により読み出された画像データと、動揺データ生成手段により生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対して送信する第2の送信手段とを備え、提示装置は、第2の送信手段により送信された画像データと動揺データを受信する受信手段と、受信手段により受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示手段とを備え、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0025】
第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置の使用料金も含めて課金する第1の課金手段と、第1の課金手段により課金された額の内、第1の情報処理装置の使用料金の分の課金用データを作成し、第1の情報処理装置に対して送信する第3の送信手段とをさらに含み、第1の情報処理装置は、第3の送信手段により送信された課金用データを受信し、その課金用データに基づき、課金する第2の課金手段をさらに含むようにすることができる。
【0026】
請求項21に記載の情報処理方法は、端末の情報処理方法、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、第1の情報処理装置の情報処理方法は、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御され、第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データ、画像データ、およびIDをそれぞれ関連付けて、第2の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、第2の情報処理装置の情報処理方法は、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データを受信した場合、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、ID生成ステップの処理で生成されたIDと、画像データを関連付けて第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データ、動揺データ、およびIDの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、受信制御ステップの処理で受信が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理により生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対しての送信を制御する第2の送信ステップとを含み、提示装置の情報処理方法は、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含み、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0027】
請求項22に記載の記録媒体のプログラムは、端末のプログラムは、画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを含み、第1の情報処理装置のプログラムは、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御され、第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データ、画像データ、およびIDをそれぞれ関連づけて、第2の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップとを含み、第2の情報処理装置のプログラムは、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データを受信した場合、画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、ID生成ステップの処理で生成されたIDと、画像データを関連付けて第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データ、動揺データ、およびIDの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データと動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、受信制御ステップの処理で受信が制御されたIDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、提示装置からIDが入力された場合、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されたIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された画像データと、動揺データ生成ステップの処理により生成された動揺データを関連付けて、提示装置に対しての送信を制御する第2の送信ステップとを含み、提示装置のプログラムは、第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データと動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理で受信が制御された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップとを含む動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラム。
【0028】
請求項1に記載の情報処理装置、請求項3に記載の情報処理方法、および請求項4に記載の記録媒体においては、ネットワークを介して入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データが生成され、画像データと生成された動揺データの組に対応するIDが生成され、課金処理が実行され、画像データ、動揺データ、および、IDを関連付けられてネットワークを介して他の装置に対して送信される。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0029】
請求項5に記載の情報処理装置、請求項6に記載の情報処理方法、および請求項7に記載の記録媒体においては、入力された画像データと、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データが蓄積され、蓄積された画像データと動揺データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、入力されたIDが関連付けて記憶され、他の装置からIDが入力された場合、記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータが読み出され、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積されている画像データと動揺データが読み出され、入力された課金用データに基づいて課金される。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0030】
請求項8に記載の情報処理システム、請求項9に記載の情報処理方法、および請求項10に記載の記録媒体においては、端末は、画像データを送信し、第1の情報処理装置は、端末より送信された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成し、画像データと動揺データの組に対応するIDを関連付けて第2の情報処理装置に対して送信し、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置より送信された画像データ、動揺データ、および、IDを受信し、受信された画像データと動揺データを蓄積し、画像データと動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、受信されたIDを関連付けて記憶し、提示装置からIDが入力された場合、記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積されている画像データと動揺データを読み出し、提示装置に対して送信し、提示装置は、第2の情報処理装置から送信された画像データと動揺データを受信し、受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0031】
請求項11に記載の情報処理装置、請求項13に記載の情報処理方法、および請求項14に記載の記録媒体においては、ネットワークを介して入力された画像データが蓄積され、画像データに対応するIDが生成され、画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、生成されたIDが関連付けられて記憶され、他の装置からIDが入力された場合、記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータが読み出され、その読み出されたアドレスデータに基づき、蓄積されている画像データが読み出され、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データが生成され、読み出された画像データと、生成された動揺データが関連付けられて、他の装置に対して送信される。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0032】
請求項15に記載の情報処理システム、請求項17に記載の情報処理方法、および請求項18に記載の記録媒体においては、端末は、画像データを送信し、情報処理装置は、端末から送信された画像データを受信し、蓄積し、画像データに対応するIDを生成し、画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、生成されたIDを関連付けて記憶し、提示装置からIDが入力された場合、記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積されている画像データを読み出し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成し、画像データと動揺データを関連付けて、提示装置に対して送信し、提示装置は、情報処理装置から送信された画像データと動揺データを受信し、受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0033】
請求項19に記載の情報処理システム、請求項21に記載の情報処理方法、および請求項22に記載の記録媒体においては、端末は、画像データを送信し、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成し、生成された動揺データ、画像データ、およびIDをそれぞれ関連付けて、第2の情報処理装置に送信し、第2の情報処理装置は、端末からの画像データを受信した場合、画像データに対応するIDを生成し、生成されたIDと、画像データを関連付けて第1の情報処理装置に送信し、第1の情報処理装置から送信された画像データ、動揺データ、およびIDを受信し、受信された画像データと動揺データを蓄積し、画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、受信されたIDを関連付けて記憶し、提示装置からIDが入力された場合、記憶されているIDに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、蓄積さている画像データを読み出し、読み出された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成し、画像データと動揺データを関連付けて、提示装置に対して送信し、提示装置は、第2の情報処理装置からの画像データと動揺データを受信し、受信された画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を提示する。また、動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、路面の前後の傾き、路面から受ける振動、および路面の左右の傾きを、それぞれユーザに疑似体験させるための力であり、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれユーザに疑似体験させるための力である。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成を示す図である。端末1−1乃至1−N(以下、端末1−1乃至1−Nを、個々に区別する必要がない場合、単に端末1と記述する。他の装置も同様に記述する)は、例えば、家庭に設置してあるパーソナルコンピュータなどから構成される。端末1は、ネットワーク2を介して動揺データ生成装置3と接続されている。ネットワーク2は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどにより構成される。
【0035】
動揺データ生成装置3は、端末1から送信された画像データから、その画像に対応する(同期する)動揺データを生成し、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4に送信する。画像動揺制御装置4は、ネットワーク5を介して接続されている画像動揺提示装置6−1乃至6−Nを、動揺データ生成装置3から送信された動揺データに基づいて制御する。画像動揺提示装置6は、画像を提示するディスプレイと動揺を提示する椅子型の装置から構成され、例えば、ゲームセンターなどと称される場所に設置される。
【0036】
次に、個々の装置について説明する。図2は、端末1の内部構成を示す図である。端末1は、CPU(Central Processing Unit)11を内蔵している。CPU11にはバス14を介して、入出力インタフェース15が接続されている。入出力インタフェース15には、キーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部16、処理結果としての例えば音声データを出力する出力部17、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部18、ネットワーク2を介してデータを通信するモデムなどよりなる通信部19、および、磁気ディスク31乃至半導体メモリ34などのプログラム格納媒体に対してデータを読み書きするドライブ20が接続されている。
【0037】
USB(Universal Serial Bus)インタフェース21には、USBケーブル(不図示)によりデジタルビデオカメラなどと接続される。バス14には、ROM(Read Only Memory)12およびRAM(Random Access Memory)13が接続されている。
【0038】
ユーザは、端末1の記憶部18に記憶されている画像データや、USBインタフェース21に接続されているデジタルビデオカメラなどから供給される画像データを、ネットワーク2を介して動揺データ生成装置3に対して送信することができるように構成されている。詳細は後述するが、画像データが動揺データ生成装置3に対して送信される際、ユーザ(端末1)に関する個人データも送信される。
【0039】
動揺データ生成装置3は、端末1から送信された画像データを解析することにより、動揺データを生成する。図3は、動揺データ生成装置3の内部構成を示す図である。端末1から送信された画像データは、動揺データ生成装置3の入力部41に入力される。入力部41に入力された画像データは、動揺データ生成部42に出力される。動揺データ生成部42は、入力された画像データに基づく画像に対応した動揺を画像動揺提示装置6で提示させるための動揺データを生成し、出力部43に出力する。
【0040】
入力部41には、端末1から、個人データも入力される。個人データは、システムの使用料金を徴収するためのデータであり、具体的にはクレジットカードの番号などである。この個人データは、入力部41から料金徴収部44に出力される。料金徴収部44は、動揺データを生成するのに必要な、予め設定された料金を徴収するための処理を行う。
【0041】
入力部41は、ネットワーク2を介して端末1からのデータが入力されたと判断すると、ID生成部45に対してIDデータの生成を指示する信号を出力する。ID生成部45は、その指示信号に対応してIDデータを生成する。このIDデータは、入力された画像データ、その画像データから生成された動揺データとの組を、他の組と識別するために割り当てられたものである。生成されたIDデータは、出力部43に出力される。
【0042】
課金用データ生成部46は、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6の使用料金を徴収するためのデータを生成し、出力部43に出力する。出力部43は、入力された動揺データ、画像データ、IDデータ、および課金用データを、それぞれ関係付けて、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4に対して送信する。
【0043】
図4は、動揺データ生成装置3の動揺データ生成部42の内部構成を示す図である。動揺データ生成部42は、特徴情報検出部51と特徴情報処理部52から構成されている。動揺データ生成部42に入力された画像データは、特徴情報検出部51に入力され、後述する特徴情報が検出され、特徴情報処理部52に出力される。特徴情報処理部52は、入力された特徴情報から動揺データを算出する。
【0044】
図5は、特徴情報検出部51の構成を示すブロック図である。特徴情報検出部51に入力された画像データは、遅延部61により1フレーム分遅延された後フレームバッファ62−1に供給されるとともに、フレームバッファ62−2にも供給される。読み出し部63−1,63−2は、メモリ64に記憶されている所定のパターンに従って、それぞれ対応するフレームバッファ62−1,62−2から、画像データを読み出し、動きベクトル検出部65に出力する。
【0045】
動きベクトル検出部65は、供給された画像データから動きベクトルを検出し、特徴情報演算部66に出力する。特徴情報演算部66は、入力された動きベクトルから特徴情報を演算する。
【0046】
次に、図5に示した特徴情報検出部51の動作について説明する。時刻tにおいて、特徴情報検出部51に入力された画像データは、遅延部61とフレームバッファ62−2に供給される。フレームバッファ62−2は、入力された1フレーム分の画像データを記憶する。遅延部61は、画像データを1フレーム分だけ遅延するので、時刻tにおいて、フレームバッファ62−1には、時刻tより前の時刻t−1における画像データ、即ち、時刻tより1フレーム前の画像データが記憶されている。フレームメモリ62−1に記憶された時刻t−1における画像データは、読み出し部63−1により、フレームメモリ62−2に記憶された時刻tにおける画像データは、読み出し部63−2により、それぞれ読み出される。
【0047】
読み出し部63−1,63−2は、それぞれ対応するフレームバッファ62−1,62−2に記憶されている画像データのうち、メモリ64に記憶されているパターンに対応する部分の画像データを読み出す。ここで、メモリ64に記憶されているパターンについて、図6を参照して説明する。
【0048】
図6は、メモリ64に記憶されているパターンの一例を示す図である。1フレームを構成する画素のなかで、動揺に関係のない部分、例えば,図7に示したような、自動車に取り付けられたビデオカメラにより撮像された画像データの場合、自動車のボンネットの部分などは動揺に関係のない領域と考えられるので、その領域を取り除いた領域の中心に位置する画素を収束点Pとする。収束点Pを中心として上下左右に対称な位置の代表点Q、例えば、25個(収束点を含む)を設定する。各代表点Q毎に、その代表点Qが中心に位置する所定の画素数からなるブロックB、例えば、33×33画素からなる参照ブロックBを設定する。メモリ64には、このようなフレームの画面内における各代表点Qの座標と、参照ブロックBの大きさと、図示していないが、例えば、65×65画素からなる探索ブロックの大きさが、パターンとして記憶されている。
【0049】
読み出し部63−1は、フレームバッファ62−1に記憶されている時刻t−1における画像データのうち、メモリ64に記憶されている上述したパターンに対応する画素データ、すなわち、代表点Qの座標とブロックBの大きさをもとに、各参照ブロックB内の画素データを読み出し、動きベクトル検出部65に、参照ブロックのデータとして出力する。同様に、読み出し部63−2は、フレームバッファ62−2に記憶されている時刻tにおける画像データのうち、メモリ64に記憶されているパターンに対応する画素データを読み出し、動きベクトル検出部65に探索ブロックのデータとして出力する。
【0050】
動きベクトル検出部65は、入力された参照ブロックのデータと探索ブロックのデータとを用いて、ブロックマッチングを行うことにより、各代表点Qにおける動きベクトルを検出する。従って、この例の場合、25個の動きベクトルが検出される。
【0051】
なお、本実施の形態においては、動揺データを生成することを目的としているため、動きベクトルを全ての画素に対して検出する必要がないため、25個の動きベクトルだけを求めるようにしている。これにより、回路規模の削減や処理速度を向上させることができる。
【0052】
特徴情報演算部66は、動きベクトル検出部65により検出された25個の動きベクトルを用いて、時刻tのフレーム全体としての動揺の水平成分u、垂直成分v、拡大成分vzoom、および回転成分vrotの合計4成分を、以下に示す式に基づいて算出する。
水平成分u=(1/n)Σui ・・・(1)
垂直成分v=(1/n)Σvi ・・・(2)
拡大成分vzoom=(1/n)Σvzoomi/di ・・・(3)
回転成分vrot=(1/n)Σvroti/di ・・・(4)
なお、添え字のiは、代表点Qiに付けられた番号を示し、この例では1乃至25まで変化する。また、nは代表点の個数であるので、この例では25である。式(1)乃至式(4)により求められる値は、25個の動きベクトルから得られる各成分u、v、vzoom、vrotの平均値である。
【0053】
上述した各成分u、v、vzoom、vrotの関係を図8を参照して説明する。処理対象となっている代表点Qiの動きベクトルTの水平方向の成分をuiとし、垂直方向の成分をviとする。diは、収束点Pから代表点Qiまでの距離を表すスカラ量である。また、(Px,Py)は、収束点Pの座標を表し、この座標値を基準として座標(Qix,Qiy)の代表点Qiまでの距離が算出される。
【0054】
この動きベクトルTの成分(ui,vi)は、代表点Qiを原点としたときの成分である。動きベクトルTの、収束点Pと代表点Qiとを結ぶ直線と平行な方向の成分をvzoomiとし、収束点Pと代表点Qiとを結ぶ直線と直交する方向の成分をvrotiとする。また、収束点Pと代表点Qiとを結ぶ直線と動きベクトルTとがなす角度をθとする。このとき、vzoomiとvrotiは、次式に従って求められる。
vzoomi=(ui 2+vi 2)(1/2)COSθ ・・・(5)
vroti =(ui 2+vi 2)(1/2)SINθ ・・・(6)
【0055】
なお、ここでは、各成分を求めるのに25個の動きベクトルの値を平均的に用いているが、画面上における位置関係などに基づいて、各成分に重み付けをしても良い。
【0056】
特徴情報演算部66は、動きベクトル検出部65から出力された動きベクトルから、式(1)乃至式(4)を用いて、特徴情報として4成分のデータu、v、vzoom、vrotを算出する。算出された4成分のデータu、v、vzoom、vrotは、特徴情報処理部52(図4)に出力される。
【0057】
ここで、例えば、観客に対して自動車に乗っている感じを疑似体験させる場合、どのような力(動揺)を観客が座っている椅子に対して加えればよいのかを考える。自動車の椅子に加えられる力には、自動車が坂道などの勾配のある道を走っているときの路面の前後方向の傾きを表現するための力、でこぼこした道の上を走っているときの路面から受ける上下方向の振動を表現するための力、傾いた路面を走っているときの路面の左右方向の傾きを表現するための力などがある。
【0058】
これらの力は、画像を撮像したビデオカメラが搭載された自動車に対して与えられた刺激の内、画像を観察する観客の椅子に対しても物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力であり、ここでは実刺激と称する。この実刺激は、その値を積分していくと値がゼロとなるものである。
【0059】
これに対して、自動車がカーブを曲がるときの遠心力を表現する力、加速や減速のときの慣性力を表現する力、カーブ時の自動車首振りを表現する力は、積分していっても値がゼロとならないものであり、椅子の移動距離の制限、移動方向の制限などから、自動車に対して与えられた刺激と物理的意味合いが同じ形で与えることが困難な刺激であり、ここでは、代替刺激と称する。
【0060】
以下に、上述した実刺激と代替刺激に関する力、実際に観客用の椅子に対して加える動揺データの成分、並びに、上述した特徴情報演算部66により演算された4成分の関係を示す。以下に示す実刺激の内、路面の前後の傾きに対する動揺データは、動揺データ成分pitchの1つとされ、動きベクトルの垂直方向の成分のうちの低周波成分で表すことができる。ここで、路面の傾きは、遅い周期で変化すると考えられるため、低周波成分を用いている。
【0061】
傾きは、遅い周期で変化すると考えられ、また、高周波と考えられるため、路面から受ける振動に対する動揺データは、動きベクトルの垂直方向の成分のうちの高周波成分を用いている。この値は、動揺データ成分zとされる。路面の左右の傾きに対する動揺データは、動揺データ成分rollの一つとされ、図8から明らかなように、回転成分Vrotiを25個の動きベクトル分加算した値で表すことができる。カーブ時の遠心力に対する動揺データは、動揺データ成分rollの1つとされ、水平成分uで表される。
【0062】
加減速による慣性力に対する動揺データは、動揺データ成分pitchの1つとされ、拡大成分Vzoomの微分値の低周波成分で表される。なお、低周波成分としてあるのは、加減速に対しては敏感な動作は不要と考えられるからである。カーブ時の自動車の首振りに対する動揺データは、動揺データ成分yawとされ、水平成分uで表される。なお、−uとしてあるのは、カーブ時の遠心力と逆に働くためである。
【0063】
【0064】
特徴情報処理部52は、上述した関係を用いて、実際に駆動される画像動揺提示装置6に供給する動揺データを生成する。図9は、特徴情報処理部52の構成を示すブロック図である。特徴情報検出部51から出力された4成分のうち、回転成分vrotは、加算器71−1に、水平成分uは、加算器71−2と符号反転器72−1に、垂直成分vは、加算器71−3に、拡大成分vzoomは、加算器71−5と遅延器73−3に、それぞれ入力される。加算器71−1には、加算器71−1から出力されたデータが、遅延器73−1で1クロック分遅延された後、フィードバックされて入力される。同様に、加算器71−3にも、加算器71−3から出力されたデータが、遅延器73−2で1クロック分遅延された後、フィードバックされて入力される。
【0065】
遅延器73−1から出力されたデータは、加算器71−2に入力され、遅延器73−2から出力されたデータは、符号反転器72−2を介してHPF(High Pass Filter)74に出力されると共に、LPF(Low Pass Filter)75−1を介して加算器71−4にも出力される。加算器71−5に入力された拡大成分vzoomは、遅延器73−3により1クロック分遅延された拡大成分vzoomが減算され、LPF75−2を介して加算器71−4に入力される。
【0066】
次に、特徴情報処理部52が行う動揺データ成分roll、yaw、z、およびpitchの算出について説明する。特徴情報処理部52に入力された回転成分vrotは、加算器71−1に入力される。加算器71−1は、時刻tにおいて入力された回転成分vrotと、遅延器73−1より出力される1フレーム前の時刻t−1のデータとを加算する。加算器71−1は、このようにして、回転成分vrotを累積加算(積分)していくことにより、路面の左右の傾きを表現する動揺データ成分roll(Σvrot)を算出する。しかしながら、路面の左右の傾きを表現する動揺データ成分rollは、−Σvrotなので、加算器71−2は、遅延器73−1から入力されたデータの符号を反転したデータを演算に用いる。
【0067】
動揺データ成分roll(水平成分u)は、カーブ時の遠心力を表現するのにも用いられる。そこで、加算器71−2は、遅延器73−1から入力されたデータの符号を反転したデータと、水平成分uとを加算する(水平成分uから遅延器73−1の出力を減算する)ことにより、駆動部3に供給する動揺データ成分rollを算出する。
【0068】
カーブ時の自動車首振りの動揺データ成分yawは、水平成分uの値を反転することにより得られるので、特徴情報処理部52は、入力された水平成分uの値を、符号反転器72−1により、符号を反転させることに動揺データ成分yawを算出する。
【0069】
加算器71−3には、時刻tにおいて入力された垂直成分vと、遅延器73−2より出力された1フレーム前の時刻t−1の垂直成分vを加算する。このようにして、加算器71−3において、垂直成分vが累積加算(積分)される。そして、加算器71−3とと遅延器73−2により累積加算されたデータは、符号反転器72−2に入力され、符号が反転され、さらにHPF74により、高周波成分のみが取り出される。このようにして、路面から受ける振動を表現する動揺データ成分zが算出される。
【0070】
また、遅延器73−2から出力されたデータは、LPF75−1にも出力され、低周波成分が取り出される。このようにして、路面の前後の傾きを表現する動揺データ成分pitchが算出される。動揺データ成分pitchは、加減速による慣性力を表現する動揺データ成分としても用いられる。そのため、LPF75−1から出力された動揺データ成分pitchは、加算器71−4により、慣性力を表現する動揺データ成分pitchと加算される。
【0071】
慣性力を表現する動揺データ成分pitchは、特徴情報処理部52に入力された拡大成分vzoomから算出される。特徴情報処理部52に入力された拡大成分vzoomは、加算器71−5と遅延器73−3に入力される。加算器71−5には、時刻tにおいて入力された拡大成分vzoomtと、遅延器73−3により1フレーム遅延された時刻t−1における拡大成分vzoomt-1が入力される。加算器71−5は、入力された時刻tにおける拡大成分vzoomtから、時刻t−1における拡大成分vzoomt-1を減算することで、拡大成分vzoomを微分する。そして、加算器71−5から出力された値から、LPF75−2により、低周波成分が抽出されることにより、加減速による慣性力を表現する動揺データ成分pitchが算出される。
【0072】
加算器71−4により、LPF75−1から出力された値と、LPF75−2から出力された値とが加算されることにより、駆動部3に供給される動揺データ成分pitchが算出される。
【0073】
このように、動揺データを画像から得られた動きから算出するようにしたので、画像を確認することで動揺データを決定し、入力しておくといった手間を省くことが可能である。また、センサなどを用いることで動揺データを生成することがなされていない画像から動揺データを容易に生成することが可能である。
【0074】
図10は、画像動揺制御装置4の内部構成を示す図である。ネットワーク2を介して動揺データ生成装置3から送信されてきた、上述したような動揺データを含む各種のデータは、データ入力部81に入力される。データ入力部81に入力された各種のデータの内、課金用データは、課金処理部82に、画像データと動揺データは、データ蓄積部83に、IDデータは、IDデータ蓄積部84に、それぞれ出力される。
【0075】
課金処理部82は、入力された課金用データに基づき、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6の使用料金を徴収する処理を実行する。データ蓄積部83は、入力された画像データと動揺データを記憶し、それらのデータを記憶したアドレスに関するデータをIDデータ蓄積部84に出力する。IDデータ蓄積部84は、入力されたIDデータと、アドレスデータを関連付けて記憶する。
【0076】
IDデータ入力部85は、ネットワーク5を介して画像動揺提示装置6から送信されたIDデータを入力し、ID認証部86に出力する。ID認証部86は、入力されたIDデータが、IDデータ蓄積部84に蓄積されているか否かを調査し、蓄積されていると判断された場合、そのIDデータに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、データ蓄積部83に対して、データの出力指示信号を出力する。
【0077】
データ蓄積部83は、ID認証部86からの指示に従い、画像データと動揺データをデータ出力部87に出力する。データ出力部87は、入力された画像データと動揺データをネットワーク5を介して画像動揺提示装置6に対して送信する。
【0078】
図11は、画像動揺提示装置6の構成を示す図である。図11に示すように、画像動揺提示装置6は、画像を提示するディスプレイ91、動揺を提示する駆動装置92、およびデータ取得装置93から構成されている。
【0079】
ディスプレイ91は、画像動揺制御装置4からの画像データに基づく画像を提示する。同様に、駆動装置92は、画像動揺制御データ4からの動揺データに基づく動揺を観客(ユーザ)に提供する。データ取得装置93は、ネットワーク5を介して画像動揺制御装置4からの各種のデータを受信し、ディスプレイ91と駆動装置92に供給すると共に、スロット94に挿入されたカード(詳細は後述する)からデータを取得し、その取得したデータを画像動揺制御装置4に送信する。
【0080】
駆動装置92の一例を図11と図12に示す。図11は、駆動装置92の側面図であり、図12は、駆動装置92を上面から見た図である。駆動装置92は、6本のアクチュエータとしてのピストン101−1乃至101−6を備えており、これらのピストンにより台座102が支えられている。台座102には、椅子103が固定されており、この椅子103の上に観客104が座るようになされている。
【0081】
ピストン101−1乃至101−6は、それぞれの中心軸に沿って伸縮運動ができるようにされている。ピストン101−1乃至101−6が伸縮運動をすることにより、台座42が動揺し、さらに台座102に固定されている椅子103が動揺する。ピストン101−1乃至101−6を制御するための信号は、上述したように、特徴情報処理部52により生成され、供給される。
【0082】
図14は、駆動装置92による動作の具体例を示したものである。図14において、上向きの矢印は、ピストンが延びることを示し、下向きの矢印は、ピストンが縮むことを示す。
【0083】
次に、図15のフローチャートを参照して、図1に示した情報処理システムの動作について説明する。端末1は、ステップS1において、画像データをネットワーク2を介して動揺データ生成装置3に対して送信する。画像データが送信される際、課金用に用いられるデータとして個人データも合わせて送信される。個人データとは、具体的にはクレジットカード番号である。または、本実施の形態で示されるサービスを受ける場合、予め、登録しておき、指定の銀行口座などから引き落とされるようにしたときは、ユーザを一意に識別するための、例えばパスワードなどのデータであっても良い。プリペイド方式を利用することも可能である。
【0084】
どのような方式を用いても良いが、ステップS1において、画像データと共に、課金するために用いられる個人データが送信される。画像データと個人データを受信した動揺データ生成装置3は、ステップS2において、課金処理を実行する。課金処理は、動揺データ生成装置3の料金徴収部44が行うと共に、課金用データ生成部46においても行われる。
【0085】
料金徴収部44は、動揺データの生成に対する料金を徴収する。換言すれば、動揺データ生成装置3を管理する人に対して支払われる料金を徴収する。ここでは、ユーザが、後の時点で画像動揺提示装置6において、画像と、その画像に対応する動揺の提示を受けるときに、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6の使用料金(実質的には、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6の両方の使用料金だが、以下の説明においては、画像動揺制御装置4の使用料金と記述する)として新たに支払いという処理を行うようなことがないように、ステップS2の処理として動揺データ生成装置3が一括して、予め徴収してしまう。
【0086】
課金用データ生成部46は、ステップS2における課金処理として、画像動揺制御装置4の使用料金を予め徴収しているので、後の時点において、画像動揺制御装置4が、その料金を徴収できるようにするためのデータを生成する。
【0087】
ステップS3において、動揺データ生成装置3は、画像データを送信してきた端末1に対してIDデータを送信する。ここで、端末1に対して送信されるIDデータは、ID生成部45において生成されたデータであり、入力された画像データ、動揺データ生成部42において生成された動揺データ、および課金用データ生成部46により生成された課金用データとを関連付けられた組と、他の組のデータとを一意に区別が付くように割り当てられたデータである。
【0088】
動揺データ生成装置3から送信されたIDデータは、ステップS4において、端末1において受信され、記憶される。ユーザは、受信されたIDデータを、ドライブ20(図2)にセットされている例えば、磁気ディスク31に記憶させる。または、図示されていないカード状の記録媒体にIDデータを記憶させたり、ユーザ自身が紙媒体に書き込むようにしても良い。IDデータを記録させる媒体は、画像動揺提示装置6のデータ取得装置93(図11)がどのような媒体を取り扱うか(どのような形でデータを入力するか)に依存する。
【0089】
動揺データ生成装置3は、端末1に対してIDデータを送信する一方で、ステップS5において、動揺データの生成処理を実行する。動揺データは、上述したように、動揺データ生成部42において生成される。動揺データの生成が終了されると、動揺データ生成装置3は、ステップS6において、画像データ、動揺データ、課金用データ、およびIDデータを、それぞれ関連付け、画像動揺制御装置4に対して送信する。
【0090】
画像動揺制御装置4は、ステップS7において、ネットワーク2を介して動揺データ生成装置3から送信された各種のデータを受信する。そして、画像データと動揺データはデータ蓄積部83に蓄積され、IDデータは、IDデータ蓄積部84に蓄積される。IDデータがIDデータ蓄積部84に記憶される際、データ蓄積部83から、画像データと動揺データが記憶されたアドレスに関するデータが出力され、そのアドレスデータと関連付けられて蓄積される。
【0091】
課金処理部82は、ステップS8において、課金処理を実行する。この課金処理は、受信された課金用データに基づき行われる。すなわち、上述したように、動揺データ生成装置3は、ステップS2において、ユーザから、画像動揺制御装置4の使用料金を、予め徴収しているため、ステップS8においては、その既に徴収されている使用料金を、動揺データ生成装置3に対して請求し、取得する処理である。
【0092】
ステップS9において、画像動揺提示装置6にIDデータが入力される。IDデータは、例えば、端末1がステップS4において行うIDデータの記憶が、カード状の記録媒体に記録させるものである場合、そのカード状の記録媒体がデータ取得装置93のスロット94(図11)にセットされ、そのセットされた記録媒体から読み出されることにより取得される。
【0093】
その他の実施の形態とし、例えば、データ取得装置93に画像を表示するディスプレイ(不図示)を備えた場合を考える。図16に、データ取得装置93に設けられたディスプレイ上に表示される画像の一例を示す。ディスプレイは、タッチセンサパネルであり、ユーザは、画面に触れることにより指示を出すことができるようになっている。
【0094】
画面には、例えば、宣伝用の画像やユーザが提供を受ける画像が表示される画像表示部111、スロット94(図11)にセットされた記録媒体から読み出されたIDデータ、または、テンキー112を使用してユーザが入力したIDデータが表示されるID表示欄113が表示されている。ID表示欄113の下側には、動揺を体感するか否かを選択するための動揺提示指示欄114が表示されている。十字キー115は、カーソルの位置を移動させたりする際に操作される。
【0095】
このような画面を表示するディスプレイがデータ取得装置93として用いられる場合、IDデータは、上述したように、記録媒体から読み出されるようにしても良いし、テンキー113を使用してユーザが直接入力するようにしても良い。
【0096】
ステップS9において、画像動揺提示装置6にIDデータが入力されると、そのIDデータは、画像動揺制御装置4に対して送信される。画像動揺制御装置4は、ステップS10において、画像動揺提示装置6から送信されたIDデータをIDデータ入力部85により入力すると、ID認証部86により認証処理が実行される。
【0097】
ID認証部86は、入力されたIDデータと合致するIDデータが、IDデータ蓄積部84に蓄積されているか否かを調査することにより認証処理を行う。認証を行った結果、合致するIDデータが、IDデータ蓄積部84に蓄積されていると判断された場合、ステップS11に進むが、蓄積されていないと判断された場合、これ以降の処理は行われない。
【0098】
ステップS11において、認証済みのIDデータに関連付けられているアドレスデータに基づき、データ蓄積部83から画像データと動揺データが読み出され、データ出力部87より、ネットワーク5を介して画像動揺提示装置6に対して送信される。画像動揺提示装置6は、ステップS12において、画像動揺制御装置4から送信されてきた画像データに基づき画像を提示し、動揺データに基づき動揺を提示する。
【0099】
このようにして、ユーザの好みの画像において、その画像の動揺をユーザに提示することができる。また、上述した実施の形態においては、ユーザ側は、画像を送信したときに、一括して使用料金を支払うため、使用する装置毎に支払井の処理を実行しなくてならないような手間を省くことができる。また、システム側は、それぞれの装置が確実に料金の徴収が行える。
【0100】
上述した説明では、使用料金は、動揺データ生成装置3が一括して、一旦徴収するとして説明したが、それぞれの装置が、それぞれの使用料金を徴収するようにしても良い。ただし、上述した実施の形態と同様に、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6の使用料金に関しては、一緒に徴収されるものとして説明する。
【0101】
全体としてのシステム構成は、図1に示した構成と同様である。また、端末1の内部構成も図2に示した構成と同様のものを用いることが可能である。使用料金を使用した時点で徴収するようにした場合、換言すれば、動揺データ生成装置3において、画像動揺制御装置4や画像動揺提示装置6の使用料金を徴収する必要がない場合、動揺データ生成装置3の構成は、図17に示したようになる。すなわち、画像動揺制御装置4の使用料金を徴収するためのデータを生成する課金用データ生成部46が削除された構成とされる。
【0102】
また、個人データ(使用料金の支払方法に関するデータ)は、料金徴収部44と、出力部43に出力される構成とされる。従って、出力部43は、画像データ、動揺データ、個人データ、およびIDデータを、それぞれ関連付けて、画像動揺制御装置4に対して送信する。
【0103】
画像動揺制御装置4の内部構成は、図10に示した構成と同様のものが用いられる。ただし、課金処理部82において行われる課金処理は、自己の装置の利用料金と画像同様提示装置6の利用料金の徴収処理であり、予め徴収されている料金を画像動揺制御装置4に対して請求する処理ではない。
【0104】
このように、各装置毎に使用料金を徴収するようにした場合の図1に示したシステムの動作は、図15のフローチャートを参照して説明したものと基本的に同様であるので、その説明は省略する。ただし、ステップS2とステップS8において行われる課金処理は、上述したように、それぞれの装置に対して支払われる料金の徴収のための処理となる。
【0105】
ここで、例えば、ユーザは、動揺データ生成装置3において動揺データを生成させたが、その動揺データに基づく動揺を画像動揺提示装置6において体感しないといった場合が考えられる。このような場合、ユーザにとっては、予め画像動揺提示装置6の使用料金を徴収されるというのは納得いかないことである。そこで、使用料金は、使用した時点で徴収されるようしても良い。
【0106】
使用した時点で使用料金が徴収されるようにした場合、図1に示したシステム構成、図2に示した端末1の構成、図10に示した画像動揺制御装置4の構成、および、図17に示した動揺データ生成装置3の構成と、それぞれ同様の装置を用いることが可能である。そして、システムの動作としては、図15に示したフローチャートのステップ8の処理を、ステップS10とステップS11の間で行うようにすればよい。
【0107】
すなわち、画像動揺制御装置4における課金処理は、画像動揺提示装置6にIDデータが入力され、そのIDデータを受信し認証処理が完了したあとに行うようにする。このようにすれば、ユーザが実際に、画像動揺提示装置6により動揺を体感するときに、使用料金を支払うことになる。
【0108】
このようにした場合、個人データの扱い方として、まず、上述した場合と同じように、個人データが端末1から動揺データ生成装置3へ、そして、さらに画像動揺制御装置4に送信されるようにしたとき、画像動揺制御装置4においては、その受信した個人データを記憶しておき、画像動揺提示装置6からのIDデータを入力した際に、記憶している個人データを読み出して課金処理を実行するようにしても良い。
【0109】
または、個人データは、端末1から動揺データ生成装置3に対しては送信されるが、その先、画像動揺制御装置4には送信されないようにする。そして、画像動揺提示装置6にIDデータが入力される際、個人データも入力されるようにする。そして、その入力された個人データに基づいて、課金処理が実行されるようにしても良い。このようにした場合、動揺データ生成装置3に送信される個人データと、画像動揺提示装置6に入力される個人データは、異なるデータでも良い。すなわち、動揺データ生成装置3に対する使用料金の支払いは、クレジットカードで、画像動揺制御装置4に対する使用料金の支払いは、現金で、というように、それぞれの異なる支払い方法を選択することも可能である。
【0110】
上述した実施の形態においては、動揺データ生成装置3が一括して、または、動揺データ生成装置3と画像動揺データ制御装置4が、それぞれ使用料金を徴収するとして説明したが、画像動揺制御装置4が、一括して使用料金を徴収しても良い。次に、画像動揺制御装置4が、一括して使用料金を徴収する場合について説明する。
【0111】
図1に示したシステム構成において、画像動揺制御装置4が、一括して使用料金を徴収する場合、動揺データ生成装置3は、図18に示すような構成となる。端末1からネットワーク2を介して送信された画像データは、入力部121に入力される。入力された画像データは、画像データ蓄積部122に出力され、蓄積される。
【0112】
入力部121に画像データが入力されると、ID生成部123に対して、IDデータの生成が指示される。ID生成部123は、生成したIDデータを出力部124とIDデータ蓄積部125に出力する。出力部124に出力されたIDデータは、端末1に対して送信される。一方、IDデータ蓄積部125に出力されたIDデータは、蓄積される。IDデータが、IDデータ蓄積部125に蓄積される際、画像データ蓄積部122から出力された、画像データが記憶されたアドレスに関するデータと関連付けられて蓄積される。
【0113】
データ入力部126は、ネットワーク5を介して画像動揺制御装置4から送信された課金用データとIDデータを入力し、課金データを課金処理部127に、IDデータをID認証部128に、それぞれ出力する。課金処理部127は、入力された課金データを基に、自己の装置の使用料金を徴収するための処理を実行する。ID認証部128は、入力されたIDデータが、IDデータ蓄積部125に蓄積されているか否かを判断することにより認証処理を実行し、その結果、蓄積されていると判断された場合、そのIDデータに関連付けられているアドレスデータを読み出し、そのアドレスデータに従って、画像データ蓄積部122に対して、画像データの読み出しを指示する。
【0114】
画像データ蓄積部122から出力された画像データは、動揺データ生成部129と出力部124に出力される。動揺データ生成部129は、入力された画像データから動揺データを生成し、出力部124に出力する。なお、動揺データ生成部129の構成および動作は、図4乃至図9を参照して説明した構成および動作と同様である。
【0115】
出力部124は、入力された画像データと動揺データを関連付けて、ネットワーク2を介して、画像動揺制御装置4に送信する。図19は、画像動揺制御装置4の内部構成を示す図である。入力部141には、動揺データ生成装置3からネットワーク2を介して送信された画像データと動揺データが入力される。入力部141は、画像データと動揺データが入力されると、課金用データ生成部142に対して課金用データの生成を指示すると共に、入力された画像データと動揺データを出力部143に出力する。
【0116】
課金用データ生成部142は、図3に示した動揺データ生成装置3の課金用データ生成部46と基本的に同様の処理を行う。すなわち、画像動揺制御装置4が、ユーザから徴収した動揺データ生成装置3の使用料金を、動揺データ生成装置3が、後の時点において画像動揺制御装置4に対して請求できるようにするためのデータが生成される。
【0117】
IDデータ入力部144は、画像動揺提示装置6のデータ取得装置93(図11)により取得されたIDデータと、料金の支払いに関する課金データを入力する。IDデータ入力部144に入力されたIDデータは、出力部143に出力され、課金データは、課金処理部145に出力される。課金処理部145は、入力された課金データを基に、画像動揺制御装置4の使用料金を徴収する処理を実行する。
【0118】
出力部143は、入力された課金用データとIDデータを、ネットワーク2を介して動揺データ生成装置3に、画像データと動揺データを、ネットワーク5を介して画像動揺提示装置6に、それぞれ出力する。
【0119】
このような内部構成をもつ装置により構成される図1に示したシステムの動作について、図20のフローチャートを参照して説明する。ステップS21において、端末1により、動揺データ生成装置3に対して画像データの送信が行われる。画像データが送信される際、動揺データ生成装置3では、課金の処理は行われないため、個人データが送信される必要はない。
【0120】
ステップS22において、動揺データ生成装置3は、端末1から送信された画像データを、入力部121(図18)において入力すると、その入力された画像データを、画像データ蓄積部122に記憶させると共に、ID生成部123に対してIDデータの生成を指示する。ID生成部123は指示に従い、IDデータを生成し、IDデータ蓄積部125に記憶させると共に、出力部124より端末1に対して送信する。IDデータ蓄積部125は、IDデータを記憶する際、画像データ蓄積部122より、画像データが記憶されたアドレスに関するデータが供給され、そのアドレスデータをIDデータと関連付けて記憶する。
【0121】
ステップS23において、端末1は、動揺データ生成装置3から送信されIDデータを受信し、記録する。ステップS23における処理は、図15のフローチャートのステップS4のところで既に説明したように、カード状の記録媒体などに記録される。
【0122】
IDデータを取得したユーザが、画像動揺提示装置6に、そのIDデータを入力させた場合、画像動揺提示装置6は、ステップS24において、入力されたIDデータを画像動揺制御装置4に対して送信する。ユーザはIDデータを入力する際、料金の支払方法に関するデータ(課金データ)も入力する。料金の支払い方法としては、クレジットカードで支払う、銀行口座から引き落とされる、現金で支払うなどが考えられる。例えば、図21に示すような画面が、データ取得装置93のディスプレイに表示され、課金情報入力欄151にクレジットカードナンバーが入力された場合、その入力されたクレジットカードナンバーが課金データとされる。
【0123】
画像動揺提示装置6は、ステップS24において、入力されたIDデータと課金データを、画像動揺制御装置4に対して送信する。画像動揺制御装置4は、IDデータと課金データを受信すると、ステップS25において、課金処理を実行する。まず、課金データがIDデータ入力部144(図19)を介して、課金処理部145に入力され、課金処理部145において、自己の装置の使用料金と動揺データ生成装置3の使用料金を一括して徴収するための処理を実行する。課金処理が行なわれる一方で、ステップS26において、入力されたIDデータが、出力部143を介して動揺データ生成装置3に送信される。
【0124】
送信されたIDデータは、動揺データ生成装置3のデータ入力部126(図18)に入力される。データ入力部126は、入力されたIDデータを、ID認証部128に出力する。ID認証部128は、ステップS27において、入力されたIDデータが、IDデータ蓄積部125に蓄積されているか否かを調査することにより認証を行う。認証の結果、IDデータ蓄積部125に入力されたIDデータに一致するデータが蓄積されていると判断された場合、そのIDデータと関連付けられて記憶されているアドレスデータを読み出し、その読み出されたアドレスデータに従って、画像データ蓄積部122に対して、画像データの出力指示が出される。
【0125】
画像データ蓄積部122は、指示されたアドレスに記憶されている画像データを読み出し、動揺データ生成部129と出力部124に出力する。動揺データ生成部129は、ステップS28において、動揺データを生成する。生成された動揺データと画像データは、関連付けられて、ステップS29において、画像動揺制御装置4に対して送信される。画像動揺制御装置4は、ステップS30において、受信した画像データと動揺データを、そのまま、画像動揺提示装置6に送信する。画像動揺提示装置6は、ステップS31において、受信した画像データに基づく画像と、動揺データに基づく動揺を、ユーザに提示する。
【0126】
画像動揺制御装置4は、画像動揺提示装置6に対して画像データと動揺データを送信する一方で、ステップS32において、課金用データ生成部142により、動揺データ生成装置3が動揺データを生成したことに対する生成料金の徴収のための課金用データが生成される。
【0127】
動揺データ生成装置3は、データ入力部126により、送信された課金用データを受信し、課金処理部127に出力する。課金処理部127は、ステップS33において、入力された課金用データに従って、課金処理を実行する。
【0128】
このようにして、画像動揺制御装置4において、一括してシステムの使用料金を徴収するようにした場合、例えば、ネットワーク5を専用回線で構成し、外部からはアクセスできないようにすれば、画像動揺提示装置6から画像動揺制御装置4に対して課金用データという個人データの漏出を防ぐことができ、セキュリティーを高めることが可能となる。
【0129】
また、一括して徴収することにより、ユーザ側にとっては一回の操作で料金の支払いが終了するので、手間が省けるので使い勝手が向上し、システム側にとっては、料金を確実に徴収できるというメリットがある。
【0130】
上述した実施の形態において、端末1は、動揺データ生成装置3とデータの授受を行うとして説明したが、画像動揺制御装置4とデータの授受を行うようにしても良い。そのような場合について、以下に説明する。
【0131】
図1に示すようなシステム構成における動揺データ生成装置3の内部構成を図22に示す。入力部161は、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4から送信されるIDデータや画像データを入力する。入力部161に入力されたIDデータと画像データは、出力部162に出力される。画像データは、動揺データ生成部163にも出力される。動揺データ生成部163は、入力された画像データを基に、動揺データを生成し、出力部162に出力する。出力部162は、IDデータ、画像データ、および動揺データを、それぞれ関連付け、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4に出力する。
【0132】
入力部161は、画像動揺制御装置4から送信された課金用データも入力する。入力部161に入力された課金用データは、課金処理部164に出力される。課金処理部164は、入力された課金用データを用いて、動揺データの生成料金を徴収する処理を実行する。
【0133】
図23は、画像動揺制御装置4の内部構成を示す図である。ネットワーク2を介して端末1から送信された個人データや画像データは、入力部171に入力される。端末1から送信された個人データは、料金徴収部172に入力され、使用料金の徴収の処理に用いられる。入力部171に入力された画像データは、出力部173に出力される。
【0134】
入力部171は、端末1からの画像データや個人データが入力されると、ID生成部174に対してIDデータの生成の指示を出す。ID生成部174は、その指示に従い、IDデータを生成し、出力部173とIDデータ蓄積部175に出力する。出力部173は、入力された画像データとIDデータを関連付けて、動揺データ生成装置3に対して送信する。
【0135】
動揺データ生成装置3は、上述したように、受信した画像データから、動揺データを生成し、画像データ、動揺データ、およびIDデータを関連付けて画像動揺制御装置4に対して送信する。画像動揺制御装置4は、動揺データ生成装置4から送信された画像データ、動揺データ、およびIDデータを受信し、画像データと動揺データをデータ蓄積部176に蓄積させる。
【0136】
データ蓄積部176は、画像データと動揺データを蓄積する際、蓄積された画像データと動揺データとが記録されたアドレスに関するデータを、IDデータ蓄積部175に出力する。IDデータ蓄積部175は、画像データと動揺データが入力される時に関連付けられて入力されたIDデータを参照し、そのIDデータと一致する、既に蓄積されているIDデータと、アドレスデータを関連付けて蓄積する。
【0137】
入力部171は、動揺データ生成装置3から画像データ、動揺データ、およびIDデータが関連付けられたデータを入力した場合、課金用データ生成部177に課金用データの生成を指示する。課金用データ生成部177が生成する課金用データは、画像動揺制御装置4が、動揺データ生成装置3の使用料金を予め徴収するので、その徴収された使用料金を動揺データ生成装置3が徴収できるようにするためのデータである。
【0138】
データ入力部178には、ネットワーク5を介して画像動揺提示装置6から、IDデータが入力される。入力されたIDデータは、ID認証部179に出力される。ID認証部179は、入力されたIDデータが、IDデータ蓄積部175に蓄積されているか否かを調査し、蓄積されていると判断された場合、そのIDデータに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、データ蓄積部176に対して、画像データと動揺データの出力指示信号を出力する。
【0139】
データ蓄積部176は、ID認証部179からの指示に従い、画像データと動揺データを出力部173に出力する。出力部173は、入力された画像データと動揺データをネットワーク5を介して画像動揺提示装置6に対して送信する。
【0140】
次に、このような装置により構成される図1に示したシステムの動作について、図24のフローチャートを参照して説明する。ステップS41において、端末1は、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4に対して、画像データと個人データを送信する。個人データは、上述した実施の形態と同じく、クレジットカードナンバーなどの使用料金の支払いに関するデータである。
【0141】
端末1から送信された画像データと個人データは、画像動揺制御装置4の入力部171(図23)により受信される。入力部171に入力された個人データは、料金徴収部172に出力される。料金徴収部172は、ステップS42において、課金処理を実行する。料金徴収部172が行う課金処理は、画像動揺制御装置4自体の使用料金を徴収する処理である。
【0142】
入力部171は、端末1からの画像データと個人データを入力すると、ID生成部174に対してIDデータの生成の指示を出す。ID生成部174は、その指示に従い、ステップS43において、IDデータを生成し、端末1に対して出力部173より送信するとともに、IDデータ蓄積部175に蓄積させる。このIDデータについては、既に説明したように、画像データやその画像データに対応する動揺データの組を、他の画像データや動揺データの組と区別が付くように割り当てられたデータである。
【0143】
端末1は、ステップS44において、画像動揺制御装置4から送信されたIDデータを受信し、記録する。この記録については、既に説明した場合と同様である。
【0144】
画像動揺制御装置4は、端末1に対してIDデータを送信する一方で、ステップS45において、動揺データ生成装置3に対して端末1からの画像データと、生成したIDデータを関連付けて送信する。動揺データ生成装置3は、ステップS46において、入力部161(図22)により受信した画像データを動揺データ生成部163に出力し、動揺データを生成する。生成された動揺データは、ステップS47において、画像データとIDデータに関連づけられ、出力部162により、ネットワーク2を介して画像動揺制御装置4に対して送信される。
【0145】
画像動揺制御装置4は、送信された画像データ、動揺データ、およびIDデータが関連付けられたデータを受信する。ステップS48において、受信された画像データと動揺データは、データ蓄積部176に蓄積される。データ蓄積部176は、画像データと動揺データを蓄積する際、それらのデータが蓄積されたアドレスに関するデータをIDデータ蓄積部175に出力する。IDデータ蓄積部175は、そのアドレスデータを、対応するIDデータに関連付けて蓄積する。
【0146】
画像動揺制御装置4は、画像データや動揺データを記憶する一方で、ステップS49において、動揺データの生成料金を動揺データ生成装置3が徴収できるようにする課金用データを、課金用データ生成部177により生成させる。生成された課金用データは、動揺データ生成装置3に対して送信される。動揺データ生成装置3は、ステップS50において、入力部161により入力された課金データを課金処理部164に出力し、課金処理を実行する。
【0147】
一方、ステップS51において、画像動揺提示装置6に、ユーザにより、IDデータが、何らかの方法により入力されると、そのIDデータは、画像動揺制御装置4に対して送信される。画像動揺制御装置4は、ステップS52において、データ入力部178に入力されたIDデータをID認証部179に出力し、認証処理を実行する。ID認証部179は、入力されたIDデータが、IDデータ蓄積部175に蓄積されているか否かを調査し、蓄積されていると判断された場合、そのIDデータに関連付けられているアドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、データ蓄積部176に対して、データの出力指示信号を出力する。
【0148】
データ蓄積部176は、ID認証部179からの指示に従い、画像データと動揺データを出力部173に出力する。出力部173は、入力された画像データと動揺データをネットワーク5を介して画像動揺提示装置6に対して送信する。画像動揺提示装置6は、ステップS54において、画像動揺制御装置4から送信されてきた画像データに基づき画像を提示し、動揺データに基づき動揺を提示する。
【0149】
このようにして、端末1と画像動揺制御装置4がデータの授受を行い、画像動揺制御4が一括してシステムの使用料金をユーザから徴収するようにしても良い。このようにした場合においても、ユーザ側は1回の処理で使用料金を支払うことができるので、手間が省け、システム側は、確実に使用料金を徴収することが可能となる。
【0150】
上述した実施の形態においては、ネットワーク2またはネットワーク5を介して、各装置間でデータの授受を行うとして説明したが、フロッピーディスクなどの記録媒体を郵送するなどしてデータの授受を行うようにしても良い。また、上述した実施の形態においては、画像動揺制御装置4と画像動揺提示装置6を別々の装置として説明したが、一体化した装置としても良い。
【0151】
このように、本発明を用いることにより、ユーザの所望の画像と、その画像に対応する動揺を提示することが可能となる。また、使用料金は、一括して支払われるようにすることにより、ユーザ側にとっては簡便に処理を実行させることができ、システム側にとっては、確実に料金を徴収できる。
【0152】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0153】
この記録媒体は、図2に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク31(フロッピディスクを含む)、光ディスク32(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク33(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半導体メモリ34などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記憶されているROM12や記憶部18が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0154】
なお、本明細書において、媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0155】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0156】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、ユーザの好みに対応した動揺を提示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】端末1の内部構成を示す図である。
【図3】動揺データ生成装置3の内部構成を示す図である。
【図4】動揺データ生成部42の内部構成を示す図である。
【図5】特徴情報検出部51の内部構成を示す図である。
【図6】メモリ64に記憶されているパターンを示す図である。
【図7】処理される画像を説明する図である。
【図8】算出されるベクトルについて説明する図である。
【図9】特徴情報処理部52の内部構成を示す図である。
【図10】画像動揺制御装置4の内部構成を示す図である。
【図11】画像動揺提示装置6の構成を示す図である。
【図12】駆動装置92の側面図である。
【図13】駆動装置92の上面からの図である。
【図14】実刺激と代替刺激について説明する図である。
【図15】システムの動作について説明するフローチャートである。
【図16】データ取得装置93に表示される画面について説明する図である。
【図17】動揺データ生成装置3の他の内部構成を示す図である。
【図18】動揺データ生成装置3のさらに他の内部構成を示す図である。
【図19】画像動揺制御装置4の他の内部構成を示す図である。
【図20】システムの動作について説明するフローチャートである。
【図21】データ取得装置93に表示される画面について説明する図である。
【図22】動揺データ生成装置3のさらに他の内部構成を示す図である。
【図23】画像動揺制御装置4のさらに他の内部構成を示す図である。
【図24】システムの動作について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末, 2 ネットワーク, 3 動揺データ生成装置, 4 画像動揺制御装置, 5 ネットワーク, 6 画像動揺提示装置, 42 動揺データ生成部, 44 料金徴収部, 45 ID生成部, 46 課金用データ生成部, 82 課金処理部, 83 データ蓄積部, 84 IDデータ蓄積部, 85 IDデータ入力部, 86 ID認証部, 91 ディスプレイ, 92 駆動装置, 93 データ取得装置, 94 スロット
Claims (22)
- ネットワークを介して画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記入力手段により入力された前記画像データと前記動揺データ生成手段により生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成手段と、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記ネットワークを介して他の装置に対して送信する送信手段と
を備え、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理装置。 - 前記他の装置の使用料金も含めて課金する課金手段と、
前記課金手段により課金された額のうち、前記他の装置の使用料金の分のデータを作成する作成手段と
をさらに含む請求項1に記載の情報処理装置。 - 入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記画像データと前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、
課金する課金ステップと、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記ネットワークを介して他の装置に対する送信を制御する送信制御ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - 入力された画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記画像データと前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、
課金する課金ステップと、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記ネットワークを介して他の装置に対する送信を制御する送信制御ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 画像データ、前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、前記画像データと前記動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記画像データと前記動揺データを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段が前記画像データと前記動揺データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、前記入力手段により入力された前記IDを関連付けて記憶する記憶手段と、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶手段に記憶されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積手段に対して、前記画像データと前記動揺データの読み出しを指示する読み出し指示手段と、
前記入力手段により入力された前記課金用データに基づいて、課金する課金手段と
を含み、
前記動揺データは、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、
ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理装置。 - 画像データ、前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、前記画像データと前記動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データの入力を制御する入力制御ステップと、
前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で前記画像データと前記動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データの読み出しを指示する読み出し指示ステップと、
前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記課金用データに基づいて、課金する課金ステップと
を含み、
前記動揺データは、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、
ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - 画像データ、前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データ、前記画像データと前記動揺データの組に付されたID、および、課金処理に用いられる課金用データの入力を制御する入力制御ステップと、
前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で前記画像データと前記動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データの読み出しを指示する読み出し指示ステップと、
前記入力制御ステップの処理で入力が制御された前記課金用データに基づいて、課金する課金ステップと
を含み、
前記動揺データは、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データであり、
ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および提示装置から構成される情報処理システムにおいて、
前記端末は、
画像データを送信する第1の送信手段を
含み、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の送信手段により送信された前記画像データを受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記第1の受信手段により受信された前記画像データと前記動揺データ生成手段により生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成手段と、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記第2の情報処理装置に対して送信する第2の送信手段と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、
前記第2の送信手段により送信された前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段により受信された前記画像データと前記動揺データを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段が前記画像データと前記動揺データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、前記第2の受信手段により受信された前記IDを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶手段に記憶されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積手段に対して、前記画像データと前記動揺データの読み出し、前記提示装置に対して送信する第3の送信手段と
を備え、
前記提示装置は、
前記第3の送信手段により送信された前記画像データと前記動揺データを受信する第3の受信手段と、
前記第3の受信手段により受信された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示手段と
を備え、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理システム。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および提示装置から構成される情報処理システムの情報処理方法において、
前記端末の情報処理方法は、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記第1の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データの受信を制御する第1の受信制御ステップと、
前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記第2の情報処理装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信された前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、
前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データを読み出し、前記提示装置に対しての送信を制御する第3の送信制御ステップと
を含み、
前記提示装置の情報処理方法は、
前記第3の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する第3の受信制御ステップと、
前記第3の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および提示装置から構成される情報処理システムのプログラムであって、
前記端末のプログラムは、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記第1の情報処理装置のプログラムは、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データの受信を制御する第1の受信制御ステップと、
前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御するための動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データの組に対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDを関連付けて前記第2の情報処理装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置のプログラムは、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信された前記画像データ、前記動揺データ、および、前記IDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、
前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データと前記動揺データを読み出し、前記提示装置に対しての送信を制御する第3の送信制御ステップと
を含み、
前記提示装置のプログラムは、
前記第3の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する第3の受信制御ステップと、
前記第3の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - ネットワークを介して入力された画像データを蓄積する蓄積手段と、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、
前記蓄積手段が前記画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成手段により生成された前記IDを関連付けて記憶する記憶手段と、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶手段に記憶されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積手段から前記画像データを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データと、前記動揺データ生成手段により生成された前記動揺データを関連付けて、前記他の装置に対して送信する送信手段と
を備え、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理装置。 - 前記他の装置からの課金用データを基に、課金する課金手段を
さらに含む請求項11に記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して入力された画像データの蓄積を制御する蓄積制御テップと、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データを関連付けて、前記他の装置に対しての送信を制御する送信制御ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - ネットワークを介して入力された画像データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDを関連付けて記憶するための制御をする記憶制御ステップと、
他の装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データを関連付けて、前記他の装置に対しての送信を制御する送信制御ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - ネットワークを介して接続される端末、情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムにおいて、
前記端末は、
画像データを送信する第1の送信手段を
含み、
前記情報処理装置は、
前記第1の送信手段により送信された画像データを受信し、蓄積する蓄積手段と、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、
前記蓄積手段が前記画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成手段により生成された前記IDを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶手段に記憶されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積手段から前記画像データを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データと、前記動揺データ生成手段により生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対して送信する第2の送信手段と
を含み、
前記提示装置は、
前記第2の送信手段により送信された前記画像データと前記動揺データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示手段と
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理システム。 - 前記提示装置は、前記情報処理装置の使用料金も含めて課金する第1の課金手段と、
前記情報処理装置が、前記第1の課金手段により課金された自己の装置の使用料金を請求するための課金用データを作成し、前記情報処理装置に対して送信する第3の送信手段と
をさらに含み、
前記情報処理装置は、前記課金用データを受信し、その課金用データに基づき、課金をする第2の課金手段を
さらに含む請求項15に記載の情報処理システム。 - ネットワークを介して接続される端末、情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムの情報処理方法において、
前記端末の情報処理方法は、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記情報処理装置の情報処理方法は、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信と、蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記提示装置の情報処理方法は、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - ネットワークを介して接続される端末、情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムのプログラムであって、
前記端末のプログラムは、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記情報処理装置のプログラムは、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された画像データの受信と、蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理で生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対しての送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記提示装置のプログラムは、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
処理を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムにおいて、
前記端末は、
画像データを送信する第1の送信手段を
含み、
前記第1の情報処理装置は、
前記第1の送信手段により送信され、前記第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記動揺データ生成手段より生成された動揺データ、前記画像データ、および前記IDをそれぞれ関連付けて、前記第2の情報処理装置に送信する第2の送信手段と
を含み、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の送信手段により送信された前記画像データを受信した場合、前記画像データに対応するIDを生成するID生成手段と、
前記ID生成手段により生成された前記IDと、前記画像データを関連付けて前記第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段と、
前記第2の送信手段により送信された前記画像データ、動揺データ、および前記IDを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記画像データと前記動揺データを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段が前記画像データを蓄積したアドレスに関するアドレスデータと、前記受信手段により受信された前記IDを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶手段に記憶されている前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積手段から前記画像データを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成手段と、
前記読み出し手段により読み出された前記画像データと、前記動揺データ生成手段により生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対して送信する第2の送信手段と
を含み、
前記提示装置は、
前記第2の送信手段により送信された前記画像データと前記動揺データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示手段と
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理システム。 - 前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置の使用料金も含めて課金する第1の課金手段と、
前記第1の課金手段により課金された額の内、前記第1の情報処理装置の使用料金の分の課金用データを作成し、前記第1の情報処理装置に対して送信する第3の送信手段と
をさらに含み、
前記第1の情報処理装置は、前記第3の送信手段により送信された前記課金用データを受信し、その課金用データに基づき、課金する第2の課金手段を
さらに含む請求項19に記載の情報処理システム。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムの情報処理方法において、
前記端末の情報処理方法、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記第1の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御され、前記第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データ、前記画像データ、および前記IDをそれぞれ関連付けて、前記第2の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データを受信した場合、前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDと、前記画像データを関連付けて前記第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データ、動揺データ、および前記IDの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理により生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対しての送信を制御する第2の送信ステップと
を含み、
前記提示装置の情報処理方法は、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
情報処理方法。 - ネットワークを介して接続される端末、第1の情報処理装置、第2の情報処理装置、および、提示装置から構成される情報処理システムのプログラムであって、
前記端末のプログラムは、
画像データの送信を制御する第1の送信制御ステップを
含み、
前記第1の情報処理装置のプログラムは、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御され、前記第2の情報処理装置よりIDが付された画像データを受信し、その画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記動揺データ生成ステップの処理で生成された動揺データ、前記画像データ、および前記IDをそれぞれ関連付けて、前記第2の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置のプログラムは、
前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データを受信した場合、前記画像データに対応するIDを生成するID生成ステップと、
前記ID生成ステップの処理で生成された前記IDと、前記画像データを関連付けて前記第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データ、動揺データ、および前記IDの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データと前記動揺データの蓄積を制御する蓄積制御ステップと、
前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データが蓄積されたアドレスに関するアドレスデータと、前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記IDを関連付けて記憶するための制御を行う記憶制御ステップと、
前記提示装置から前記IDが入力された場合、前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記IDに関連付けられている前記アドレスデータを読み出し、その読み出したアドレスデータに基づき、前記蓄積制御ステップの処理で蓄積が制御された前記画像データの読み出しを制御する読み出し制御ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データに基づく画像に対応する動揺を制御する動揺データであり、前記画像データが撮影されたときと物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力を制御するための動揺データと、物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力を制御するための動揺データを生成する動揺データ生成ステップと、
前記読み出し制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像データと、前記動揺データ生成ステップの処理により生成された前記動揺データを関連付けて、前記提示装置に対しての送信を制御する第2の送信ステップと
を含み、
前記提示装置のプログラムは、
前記第2の送信制御ステップの処理で送信が制御された前記画像データと前記動揺データの受信を制御する受信制御ステップと、
前記受信制御ステップの処理で受信が制御された前記画像データに基づく画像と、前記動揺データに基づく動揺を提示する提示ステップと
を含み、
前記動揺データは、ユーザに対して、路面を走行している自動車に乗っている感じを疑似体験させるために、前記ユーザが座っている椅子に対して加えられる動揺のデータであり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることができる力とは、前記路面の前後の傾き、前記路面から受ける振動、および前記路面の左右の傾きを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力であり、
前記物理的意味合いが同じ形で刺激を与えることが困難な力とは、カーブ時の遠心力、加減速により慣性力、およびカーブ時の自動車の首振りを、それぞれ前記ユーザに疑似体験させるための力である
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