JP4436081B2 - 介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置 - Google Patents

介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体障害者や、いわゆる寝たきり老人などの起居動作に他者の介護を必要とする身体不自由者の介護入浴に用いる可搬型浴槽の脚座装置に関し、さらに詳しくは、特に、仮設置される浴槽本体の高さ位置を段階的に選択可能にした脚座装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、身体不自由者の入浴に関しては、基本的に介助者による安全で効果的な入浴介助が必要であり、また、例えば、介護入浴を介護保険に頼る場合などには、該介護入浴に伴う各種の要項かつ条件の法制化もなされている。
【0003】
一方、この種の介護入浴に適用する浴槽設備についても、一般健常者用の浴槽設備をそのままでは利用できないことから、通常では、所要各部に必要とする各入浴介助手段を配してなる可搬型の浴槽設備を用い、該可搬型浴槽設備を個々の身体不自由者が居住する居宅の浴室内等の入浴場所に持ち込み、仮設置して利用するようにしており、このため、浴槽設備自体を専用の運搬車両で搬送可能に構成させると共に、居宅内入浴場所への搬入・搬出と、該運搬車両内への搬入・搬出とを可及的容易にし、これに合わせて、身体不自由者の介護入浴を快適にし、かつ介助者による入浴介護作業の使い勝手を良好にする種々の工夫が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来から利用されているこの種の介護入浴用可搬型浴槽設備においては、専用運搬車両による搬送と入浴場所への搬入、搬出のためにそれなりの利便性を有するものではあっても、現時点では、必ずしも身体不自由者の入浴介助をなすのに効果的な装置構成の提案がなされてはおらず、種々の点で未だ改善すべき問題点を数多く有するのが実情である。
【0005】
すなわち、前記介助者に関しては、入浴介助対象者である身体不自由者の居宅などを一日当たり数個所に亘って巡回訪問し、その度毎に相当重量のある浴槽設備自体の搬入、搬出を行わなければならないので、労務軽減を意図して該浴槽設備全体を可及的に軽量化するのが肝要なほかに、入浴介助操作の一般的な特質として、介助者は入浴介助の間中、常に中腰姿勢のままでの作業の継続を強いられるという極めて過酷な条件の元におかれており、また、浴槽本体の仮設置場所についても、例えば、必要とする相応な空間的広さと良好な平坦性とが常に確保されているものとは限られないもので、例えば、該仮設置場所に完全な平坦性などは到底望むべくもなくて、多少の凹凸の存在は至極当然のことでもある。
【0006】
一方、前記入浴介助対象者である身体不自由者に関しては、自身の好みとか、介助者の希望との相乗的な関係において浴槽本体の仮設置高さにある程度までの要望があり、併せて、身体不自由者には比較的病質の方々が多く、例えば、なかには常に神経的緊張状態が持続されている人も居て、浴槽本体のたとえ僅かな不安定さの要因、この場合には、仮設置場所での微細な凹凸に伴う浴槽自体のガタツキによってすら自律神経に失調を来して混乱し、甚しいときには失神することすらもあり得るのである。
【0007】
従って、本発明の目的は、浴槽本体の仮設置される高さを複数段階の内から選択設定可能にすると共に、該仮設置状態を安定化させ得るようにした、この種の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る請求項1に記載の発明は、起居動作に他者の介護が必要な身体不自由者の介護入浴に用いる浴槽本体(70)を所要高さ位置に仮設置して保持するための介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置(10)であって、前記浴槽本体の前方端部側および前記浴槽本体の後方端部側を下から支える、水平方向の連結杆(12、22)で結合された左右1組の前後1対の各上下方向保持柱部材(11、11)、(21、21)と、前記左右の各前部上下方向保持柱部材(11,11)の下端部にそれぞれ設けられた枢支軸(32,32)によって軸支架され、かつ連結杆(33)によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされることで前記浴槽本体(70)の所要高さ位置を可変にする左右1組の各前部脚座枠部材(31,31)と、前記左右の各後部上下方向保持柱部材(21,21)の下端部にそれぞれ設けられた枢支軸(42,42)によって軸支架され、かつ連結杆(43)によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされることで前記浴槽本体(70)の所要高さ位置を可変にする左右1組の各後部脚座枠部材(41,41)と、を備え、前記各前部脚座枠部材(31,31)および前記各後部脚座枠部材(41,41)は、それぞれ不等辺の四辺形をなし、直角に連接した長さの異なる高位置保持脚座辺(34、44)と低位置保持脚座辺(35、45)の2つの辺と、前記高位置保持脚座辺(34、44)に連接した第1収納時保持脚座辺(36、46)と低位置保持脚座辺(35、45)に連接した第2収納時保持脚座辺(37、47)の2つの辺を有し、前記各前部脚座枠部材(31,31)および前記各後部脚座枠部材(41,41)は、前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と前記第2収納時保持脚座辺(37、47)の交点でもって前記枢支軸(32,32)、(42、42)に軸支架されており、
前記高位置保持脚座辺(34、44)とこれに連接した前記第1収納時保持脚座辺(36、46)および前記低位置保持脚座辺(35、45)とこれに連接した前記第2収納時保持脚座辺(37、47)の連接部分でのそれぞれの内角が直角よりも小さくなるように形成されていることを特徴としている。
【0009】
本発明の請求項1の脚座装置では、複数の各設置時保持脚座の内で、該当する適切な設置時保持脚座を枢回動選択して所要角度位置に設定させることにより、浴槽本体を適当する高さ位置に保持させて仮設置させ得る。
【0010】
本発明に係る請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置において、前記前後1対からなる左右の各上下方向保持柱部材(11、11)、(21、21)には、該対応する左右の各脚座枠部材の上下高さ寸法を微調整可能にする雄ネジと雌ネジとを組み合わせた螺進退調整可能なネジ機構による高さ微調整手段(13、13)、(23、23)を配したことを特徴としている。
【0011】
本発明の請求項2の脚座装置では、浴槽本体の仮設置高さを前後左右の各部分で微調整できるので、仮設置状態の良好な安定化が可能になる。
【0012】
本発明に係る請求項3に記載の発明は、前記請求項1または2の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置において、前記左右1組宛の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)のそれぞれの前記長さの異なる高位置保持脚座辺(34、44)と低位置保持脚座辺(35、45)の2つの辺をそれぞれ設置高さの異なる各設置時に、設置面と接する設置時保持脚座として選択し、該各設置時保持脚座の選択された何れかにより、前記仮設置される浴槽本体を異なる高さ位置に保持し得るようにしたことを特徴としている。
【0013】
本発明の請求項3の脚座装置では、前記請求項1の作用に加えて、浴槽本体の仮設置高さへの選択保持、つまりは浴槽本体を高位置で保持するように設置面と接する高位置保持脚座辺(34、44)および浴槽本体を低位置で保持するように設置面と接する低位置保持脚座辺(35、45)の選択を頗る容易かつ適切に行なって所定の保持位置を得る。
【0014】
本発明に係る請求項4に記載の発明は、前記請求項3の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置において、介護入浴用可搬型浴槽の収納時に、前記枢支軸(32,32)、(42、42)が収納面に最も近接するように前記左右1組の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)を枢回動し、前記左右1組の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)の前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と第2収納時保持脚座辺(37、47)の何れかそれぞれ収納面に接する収納時保持脚座として選択し、該収納時保持脚座の選択により、前記各設置時保持脚座を前記枢回動中心よりも前記浴槽本体側に取り込んだ状態とすることで、該浴槽本体(70)の収納に必要な高さを減じて前記浴槽本体(70)を収納対応位置に保持し得るようにしたことを特徴としている。
【0015】
本発明の請求項4の脚座装置では、非利用時での浴槽本体の保持に関して、各脚座枠部材(31、31)、(41、41)を枢回動して収納時保持脚座を選択することにより、各設置時保持脚座を該選択された収納時保持脚座の配置位置よりも浴槽本体側に取り込み、これによって浴槽本体の搬入・搬出の各移動や収納の邪魔にならないようにさせ得る。
【0016】
本発明に係る請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置において、前記各脚座枠部材(31、31)、(41、41)を枢回動させて前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と第2収納時保持脚座辺(37、47)の何れか一方を選択して前記収納時保持脚座辺とした状態で、前記各脚座枠部材(31、31)、(41、41)が仮固定可能にされていることを特徴としている。
【0017】
本発明の請求項5の脚座装置では、前記請求項4の作用に加え、各収納時保持脚座を選択位置でそれぞれに仮固定しておくことにより、浴槽本体の移動に際して該各収納時保持脚座、ひいては各脚座枠部材自体の揺れなどの動きを阻み得るのである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置の実施形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
本実施形態による介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置においては、浴槽設備の利用時、つまりは浴槽本体を設置場所に仮設置して据置く場合に、該浴槽本体の高さを高位置と低位置との2段階に設定するための各別2面の各設置時保持脚座(以下、浴槽本体を高位置に設定する保持脚座を「高位置保持脚座」、低位置に設定する保持脚座を「低位置保持脚座」とそれぞれにう)、および前記浴槽設備の非利用時、つまり、浴槽本体を搬入・搬出かつ収納等する場合に、前記各保持脚座の突出存在が周囲の邪魔にならないように片付けるための各別2の各収納時保持脚座(以下、これらの各保持脚座を「第1の収納時保持脚座」、「第2の各収納時保持脚座」ともいう)を配した態様例について述べるものとする。なお、このように浴槽本体の高さを高位置と低位置との2段階に設定するだけではなく、より高次の段階に設定してもよいことは極めて当然である。
【0020】
添付図面は、本実施形態を適用した脚座装置の概要を模式的に示すもので、図1は、前後1対の脚座装置の各高位置保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図、図2は、同各低位置保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図、図3は、同各収納時保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図である。
【0021】
また、図4は、図1における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図、図5は、図2における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図、図6は、図3における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図である。
【0022】
さらに、図7は、本実施形態による前部脚座枠部材と後部脚座枠部材との各脚座の位置取り形成態様を説明する概念説明図であり、図8は、同上高位置保持脚座を選択した場合での該保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図、図9は、同上低位置保持脚座を選択した場合での該保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図、図10は、同上収納時保持脚座を選択した場合での該収納時保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図である。
【0023】
添付各図の構成において、本脚座装置10は、可搬型介護入浴用浴槽本体70(詳細については続いて述べる)の前方端部側と後方端部側とに対して取り付けられる前後1対の各上下方向保持柱部材、ここでは、連結杆12によって相互に結合させた左右1組の各前部上下方向保持柱部材11,11、および同様に、連結杆22によって相互に結合させた左右1組の各後部上下方向保持柱部材21,21と、前記左右の各前部上下方向保持柱部材11,11の下端部相互間に枢支軸32,32によって軸支架され、かつ連結杆33によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされた左右1組の各前部脚座枠部材31,31、および同様に、前記左右の各後部上下方向保持柱部材21,21の下端部相互間に枢支軸42,42によって軸支架され、かつ連結杆43によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされた左右1組の各後部脚座枠部材41,41、つまり、ここでは、前後1対をなす左右1組の各前部脚座枠部材31,31、および左右1組の各後部脚座枠部材41,41との組合せによって構成される。
【0024】
また、前記可搬型の介護入浴用浴槽本体70としては、初期の前後2分割形式による浴槽本体を含めて種々の態様からなる浴槽本体が提供されているのであるが、本実施形態の場合、前記脚座装置10を付設する浴槽本体70は、比較的狭い左右巾で十分な前後長さに設定され、かつ所要の内容積を有して深さ方向にややすぼめられた上縁面折返し鍔部71付きの外形形状にされると共に、介護対象入浴者を入浴させるための浴槽部72、および該浴槽部72の前方にあって介護対象入浴者の頸部を支える凹状区画壁で区分された洗髪槽部73をそれぞれに形成したものを付設対象の一例とする。なお、その他の同種浴槽本体への付設も可能であるのは至極、当然のことである。
【0025】
そして、前記浴槽本体70の場合、浴槽部72と洗髪槽部73とは、構成全体が比較的強靭な樹脂材料によって全一体的に成形されていることとも相俟ち、外囲部側に擁護壁等の何らの防護措置も講じられずに下方へ向けて膨出されているので、該下方へ膨出したままの浴槽部72と洗髪槽部73との少なくとも底面側に関して、これを設置床面や収納面などから浮かせておくことにより、衝接に伴う毀損などから防護できるようにするのである。なお、ここで、後述する図7ないし図10にあって、符号74は、浴槽本体70の底面を傷付ける惧れのない下部外に仮想設定される基準線(以下、「浴槽本体底面外基準線」という)を示している。
【0026】
また、上記形態からなる浴槽本体70の場合、介護対象入浴者を介護入浴させるための仮設置による据置きに際しては、浴槽自体を水平状態に維持して保持させる必要性が要求され、かつこれに併せて、先にも述べた如く、高さ方向に複数段階の位置設定をなし得る相応の手段を有することが要望されている。そこで、本実施形態による脚座装置10では、この要望に応えるための構成を含んで可及的簡単な構造と手軽かつ容易な操作によって、前記浴槽本体70を高位置と低位置との2段階に設定可能にするため、以下のように構成したものであり、さらに必要に応じては、該当設置場所における幾分かの非平坦性に対処する高さ方向微調整を可能にする点をも考慮している。
【0027】
すなわち、前記連結杆12によって相互に結合した左右1組の各前部上下方向保持柱部材11,11は、前記浴槽本体70の上縁面をめぐる折返し鍔部71内での前方端部側に対し、それぞれの各上端部を取り付けて下方へ延長させてある。また、同様に、前記連結杆22によって相互に結合した左右1組の各後部上下方向保持柱部材21,21は、該折返し鍔部71内での方端部側に対し、それぞれの各上端部を取り付けて下方へ延長させてある。なお、この場合、これらの各上下方向保持柱部材での上端部側の取り付け部における取り付け態様については、取り付け該当部分に対応しさえすれば任意の構造であってよい。
【0028】
そして、前記各前部上下方向保持柱部材11,11、各後部上下方向保持柱部材21,21での下方へ延長されるそれぞれの各下端部は、前記各前部脚座枠部材31,31、各後部脚座枠部材41,41の各枢支部をそれぞれに構成するので、その上下方向の高さ位置は、後述するように該各脚座枠部材31,31、41,41の形態に対応して位置決めされることになるが、ここでは、取り敢えず該各下端部を前記浴槽本体底面外基準線74上に一致させてある。また、本実施形態の場合には、一つの変形例として前記各前部上下方向保持柱部材11,11、各後部上下方向保持柱部材21,21での所要該当部分、具体的には、前記連結杆12、22による結合部分よりも下方(続いて述べる各脚座枠部材側)に対して、必要に応じて高さ方向微調整手段13,13、23,23をそれぞれに設けることにより、その上下方向高さ寸法を微調整できるようにするのが好ましいもので、これによって設置場所の非平坦性、つまりは該設置面自体の比較的微小な凹凸形状などにも容易に対処させ得るのである。この場合での該各高さ方向微調整手段13,13、23,23の一例としては、例えば、雄ネジと雌ネジとを組み合わせた螺進退調整可能なネジ機構を挙げることができる。
【0029】
一方、前記各連結杆33、43によって相互に連繋結合させた左右1組宛の各前部脚座枠部材31,31、各後部脚座枠部材41,41については、先にも述べた如く、前記左右の各前部上下方向保持柱部材11,11、各後部上下方向保持柱部材21,21の各軸支部間にそれぞれ各枢支軸32,32、42,42で軸支架して左右連繋状態(但し、前記各高さ方向微調整手段13,13、23,23を付加させる変形例の場合であれば、幾分かの可撓性を与えた左右連繋状態とする)のままで枢回動可能にされており、また、該各前部脚座枠部材31,31、各後部脚座枠部材41,41には、それぞれの各枢回動角度毎に前記浴槽本体70を異なる高さ位置、この場合は、高位置と低位置との2段階に選択して保持するための各高位置保持脚座(高位置に設定するための各設置時保持脚座)34,44、各低位置保持脚座(低位置に設定するための各設置時保持脚座)35,45を形成すると共に、これらとは別個に、前記一方と他方との各収納時保持脚座36,46、37,47を形成するのである。
【0030】
続いて、前記各前部脚座枠部材31,31、および各後部脚座枠部材41,41における各高位置保持脚座34,44、および各低位置保持脚座35,45と、第1の各収納時保持脚座36,46、および第2の各収納時保持脚座37,47とのそれぞれの形成態様について、より一層具体的に説明する。
【0031】
すなわち、図7を参照して、先ず、前記前部と後部との各高位置保持脚座34,44は、前記各枢支軸32,42での枢回動中心から所要角度で放射状方向へおろした第1の仮想鉛直線、この図7の場合には、垂直におろした第1の仮想鉛直線(該前部、後部の各高位置保持脚座辺形成に用いる)34a,44aに該当する高位置相応箇所で直交して、所要の前後方向長さ範囲に振り分けて直線状に形成する。
【0032】
また、前記前部と後部との各低位置保持脚座辺35,45は、前記各枢支軸32,42での枢回動中心から前記第1の仮想鉛直線34a,44aとは異なる所要角度で放射状方向へおろした第2の仮想鉛直線、この図7の場合には、前記第1の仮想鉛直線34a,44aと直角に交わる方向へおろした垂線である第2の仮想鉛直線(該前部、後部の各低位置保持脚座辺形成に用いる)35a,45aに該当する高位置相応箇所で直交して、所要の前後方向長さ範囲に振り分けて直線状に形成する。すなわち、前記各高位置保持脚座辺34,44に対して、本各低位置保持脚座辺35,45が端部同士で直角に連接されることになる。
【0033】
そして、前記前部と後部との各収納時保持脚座辺36,46、37,47の内で、第1の各収納時保持脚座辺36,46は、前記各枢支軸32,42での枢回動中心から所要角度で放射状方向へおろした第3の仮想鉛直線、この図7の場合には、前記各高位置保持脚座辺34,44の各端部へおろした第3の仮想鉛直線(該前部、後部の一方の各収納時保持脚座辺形成に用いる)36a,46aに沿わせて直線状に形成する。すなわち、前記各高位置保持脚座辺34,44の各端部に対して、本一方の各収納時保持脚座辺36,46の各端部が連接されることになる。
【0034】
さらに、他方の各収納時保持脚座辺37,47は、前記各枢支軸32,42での枢回動中心から所要角度で放射状方向へおろした第4の仮想鉛直線、この図7の場合には、前記各低位置保持脚座辺35,45の各端部へおろした第4の仮想鉛直線(該前部、後部の他方の各収納時保持脚座辺形成に用いる)37a,47aに沿わせて直線状に形成する。すなわち、前記各低位置保持脚座辺35,45の各端部に対して、本他方の各収納時保持脚座辺37,47の各端部が連接されることになる。
【0035】
従って、上記の態様で形成される前記前部、後部の各高位置保持脚座辺34,44においては、該各高位置保持脚座辺34,44を据付けとして回動選択すると、図8に示す如く、同各高位置保持脚座辺34,44と浴槽本体底面外基準線74との高さ関係が、単一の設置高さ寸法H1に設定されることになる。すなわち、この各高位置保持脚座辺34,44を選択した場合には、該各脚座辺が仮想鉛直線の前後に振り分けた直線状に形成されているため、浴槽本体70によって負荷される荷重負担を良好に分散した状態で効果的に受支できる。そして、この結果、該浴槽本体70を極めて安定的に据置くことが可能になるものであり、このために、ここでは、該各高位置保持脚座34,44を選択した設定位置に敢て固定する必要は必ずしもない。
【0036】
また、前記前部、後部の各低位置保持脚座35,45においては、該各低位置保持脚座35,45を据付けとして回動選択すると、図9に示す如く、同各高位置保持脚座35,45と浴槽本体底面外基準線74との高さ関係が、設置高さ寸法H2=H1−ΔH(∴H2<H1)に設定されることになる。すなわち、ここでも全く同様に、この各低位置保持脚座35,45を選択した場合には、該各脚座が仮想鉛直線の前後に振り分けた直線状に形成されているため、浴槽本体70によって負荷される荷重負担を良好に分散した状態で効果的に受支できる。そして、この結果、同様に、該浴槽本体70を極めて安定的に据置くことが可能になるものであり、このため、ここでも、該各低位置保持脚座35,45を選択した設定位置に敢て固定する必要は必ずしもない。
【0037】
さらに、前部、後部の各収納時脚座36,46、37,47においては、それぞれの回動選択により、図10に示す如く、前記各高位置保持脚座34,44と各低位置保持脚座辺35,45とのそれぞれが前記各軸枢支部である各枢支軸32,32、42,42よりも上方の浴槽本体70側へそれぞれに転移されることになって、設置床面や収納面などに衝接したり、あるいは周囲の邪魔になるなどの惧れが回避される。そして、この状態では、浴槽本体70の前端部側からは、前記各前部脚座枠部材31,31の適所を指先で把持し、かつ同様に、後端部側からは、前記各後部脚座枠部材41,41の適所を指先で把持すると共に、該浴槽本体70の該当各部をそれぞれに抱え込むようにして適宜に移動させ得ることから、前記と同様に必ずしも固定しなくともよいのであるが、必要に応じては、例えば、適当する押止ボールトなどで仮固定できるようにすることにより、該浴槽本体70の移動に伴うところの、各収納時保持脚座36,46、37,47、ひいては前記各脚座枠部材31,31、41,41のふらつきや揺れなどの動きを容易に阻止できて効果的である。
【0038】
【発明の効果】
以上、実施形態によって詳述したように、本発明に係る介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置によれば、身体不自由者の介護入浴のために仮設置される浴槽本体を所要の高さ位置に選択して十分な安全性の下で容易に設定できるという頗る大きな利点があり、併せて、全体構造的にも極めて簡単で容易に構成できるなどの実用上有益な種々の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による前後1対の脚座装置の各高位置保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図である。
【図2】 同上各低位置保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図である。
【図3】 同上各収納時保持脚座を活用した場合での浴槽本体の保持態様を示す斜視図である。
【図4】 同上図1における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図である。
【図5】 同上図2における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図である。
【図6】 同上図3における前部脚座装置と後部脚座装置との対応関係を該当位置毎に浴槽本体を透かして見た斜視説明図である。
【図7】 本実施形態による前部脚座枠部材と後部脚座枠部材との各脚座の位置取り形成態様を説明する概念説明図である。
【図8】 同上高位置保持脚座を選択した場合での該保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図である。
【図9】 同上低位置保持脚座を選択した場合での該保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図である。
【図10】 同上収納時保持脚座を選択した場合での該保持脚座と浴槽本体底面外基準線との設置高さ寸法関係を示す概略図である。
【符号の説明】
10 介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置
11 左右1組の各前部上下方向保持柱部材(前部側での上下方向保持柱部材)
12 連結杆
13 高さ方向微調整手段
21 左右1組の各後部上下方向保持柱部材(後部側での上下方向保持柱部材)
22 連結杆
23 高さ方向微調整手段
31 左右1組の各前部保持枠部材
32 枢支軸
33 連結杆
34 前部の各高位置保持脚座(高位置となる前部の各設置時保持脚座
34a 第1の仮想鉛直線(前部高位置の各設置時保持脚座形成に用いる)
35 前部の各低位置保持脚座(低位置となる前部の各設置時保持脚座
35a 第2の仮想鉛直線(前部低位置の各設置時保持脚座形成に用いる)
36,37 前部の各収納時保持脚座
36a,37a 第3,第4の仮想鉛直線(前部の各収納時保持脚座形成に用いる)
41 左右1組の各後部保持枠部材
42 枢支軸
43 連結杆
44 後部の各高位置保持脚座(高位置となる後部の各設置時保持脚座
44a 第1の仮想鉛直線(後部高位置の各設置時保持脚座形成に用いる)
45 後部の各低位置保持脚座(低位置となる後部の各設置時保持脚座
45a 第2の仮想鉛直線(後部低位置の各設置時保持脚座形成に用いる)
46,47 後部の各収納時保持脚座
46a,47a 第3,第4の仮想鉛直線(後部の各収納時保持脚座形成に用いる)
70 介護入浴用浴槽本体
71 上縁面折返し鍔部
72 浴槽部
73 洗髪槽部
74 浴槽本体底面外基準線

Claims (5)

  1. 起居動作に他者の介護が必要な身体不自由者の介護入浴に用いる浴槽本体(70)を所要高さ位置に仮設置して保持するための介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置(10)であって、
    前記浴槽本体の前方端部側および前記浴槽本体の後方端部側を下から支える、水平方向の連結杆(12、22)で結合された左右1組の前後1対の各上下方向保持柱部材(11、11)、(21、21)と、
    前記左右の各前部上下方向保持柱部材(11,11)の下端部にそれぞれ設けられた枢支軸(32,32)によって軸支架され、かつ連結杆(33)によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされることで前記浴槽本体(70)の所要高さ位置を可変にする左右1組の各前部脚座枠部材(31,31)と、
    前記左右の各後部上下方向保持柱部材(21,21)の下端部にそれぞれ設けられた枢支軸(42,42)によって軸支架され、かつ連結杆(43)によって相互に連繋結合されることにより、この左右連繋状態のまま該軸支架位置で枢回動可能にされることで前記浴槽本体(70)の所要高さ位置を可変にする左右1組の各後部脚座枠部材(41,41)と、を備え、
    前記各前部脚座枠部材(31,31)および前記各後部脚座枠部材(41,41)は、それぞれ不等辺の四辺形をなし、直角に連接した長さの異なる高位置保持脚座辺(34、44)と低位置保持脚座辺(35、45)の2つの辺と、前記高位置保持脚座辺(34、44)に連接した第1収納時保持脚座辺(36、46)と低位置保持脚座辺(35、45)に連接した第2収納時保持脚座辺(37、47)の2つの辺を有し、前記各前部脚座枠部材(31,31)および前記各後部脚座枠部材(41,41)は、前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と前記第2収納時保持脚座辺(37、47)の交点でもって前記枢支軸(32,32)、(42、42)に軸支架されており、
    前記高位置保持脚座辺(34、44)とこれに連接した前記第1収納時保持脚座辺(36、46)および前記低位置保持脚座辺(35、45)とこれに連接した前記第2収納時保持脚座辺(37、47)の連接部分でのそれぞれの内角が直角よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置。
  2. 前記前後1対からなる左右の各上下方向保持柱部材(11、11)、(21、21)には、該対応する左右の各脚座枠部材の上下高さ寸法を微調整可能にする雄ネジと雌ネジとを組み合わせた螺進退調整可能なネジ機構による高さ微調整手段(13、13)、(23、23)を配したことを特徴とする請求項1に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置。
  3. 前記左右1組宛の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)のそれぞれの前記長さの異なる高位置保持脚座辺(34、44)と低位置保持脚座辺(35、45)の2つの辺をそれぞれ設置高さの異なる各設置時に、設置面と接する設置時保持脚座として選択し、該各設置時保持脚座の選択された何れかにより、前記仮設置される浴槽本体を異なる高さ位置に保持し得るようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置。
  4. 介護入浴用可搬型浴槽の収納時に、前記枢支軸(32,32)、(42、42)が収納面に最も近接するように前記左右1組の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)を枢回動し、前記左右1組の各脚座枠部材(31、31)、(41、41)の前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と第2収納時保持脚座辺(37、47)の何れかそれぞれ収納面に接する収納時保持脚座として選択し、該収納時保持脚座の選択により、前記各設置時保持脚座を前記枢回動中心よりも前記浴槽本体側に取り込んだ状態とすることで、該浴槽本体(70)の収納に必要な高さを減じて前記浴槽本体(70)を収納対応位置に保持し得るようにしたことを特徴とする請求項3に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置。
  5. 前記各脚座枠部材(31、31)、(41、41)を枢回動させて前記第1収納時保持脚座辺(36、46)と第2収納時保持脚座辺(37、47)の何れか一方を選択して前記収納時保持脚座辺とした状態で、前記各脚座枠部材(31、31)、(41、41)が仮固定可能にされていることを特徴とする請求項4に記載の介護入浴用可搬型浴槽の脚座装置。
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