JP4434924B2 - 圧縮機及び給湯サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、炭酸ガス等の超臨界冷媒使用の圧縮機及び該圧縮機使用の給湯サイクル装置に関するものである。
従来の炭酸ガス冷媒使用の圧縮機で、高圧シェルタイプの圧縮機においては、基本的に吐出管は1個所しかなく、圧縮要素で圧縮された冷媒は一度密閉容器内に吐出された後電動要素部を通過して、吐出管に達する冷媒ガス流路構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、炭酸ガス冷媒使用の圧縮機で高圧シェルタイプ以外のものについては、中間圧シェル2段圧縮タイプの圧縮機が示されている。これは、冷媒導入管から下シリンダの低圧室側に吸入された低圧の冷媒ガスが圧縮されて中間圧となり、密閉容器内に吐出され、冷媒導入管から上シリンダの低圧室側に吸入され、圧縮され高温高圧の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管から外部のガスクーラに流入する(例えば、特許文献2参照)。
また、従来の給湯サイクル装置については、圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発機で構成されるものが一般的であるが、ガスクーラの構成は冷媒と水を対向流で流して熱交換する形となる。(例えば、非特許文献1参照)。
また、ガスクーラを分割する形としては、冷媒〜水の熱交換部と、冷凍機油〜水の熱交換部で分割した例が示されている。(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−262192(第4頁〜第6頁、図1) 特開2004−156539(第4頁〜第6頁、図1) 財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター編 「ノンフロン技術」オーム社、2004年2月1日、P40、図3.1.1 特開2001−304701(第2頁、第3頁、図1)
まず、従来の高圧シェルタイプの圧縮機を従来の給湯サイクル装置に使用する場合の問題点について説明する。高圧シェルタイプの圧縮機の場合、圧縮要素で冷媒を圧縮する際に圧縮室内に適量の冷凍機油を混合させて圧縮要素内のシール性を保つ必要がある。圧縮要素内で圧縮された冷媒と冷凍機油の混合体は一度密閉容器内に吐出され、電動要素部を通過して、吐出管に達するまでの間に冷媒と冷凍機油が分離され、冷凍機油をほとんど含まない冷媒ガスが吐出管より吐出される。また、冷媒ガスが電動要素部を通過する際、電動要素部で発生した熱が冷媒ガスに移動することにより電動要素部が冷却される作用もある。
通常の温度範囲においては、上記の動作により、冷媒サイクルに冷凍機油を吐出しない、電動要素部の温度上昇を防止するという効果があるが、給湯用途においては、水を所定の温度まで沸き上げる必要があるため、機能上、所定の吐出温度まで上昇させなければならない。
図9は、例えば、理想ガスクーラ(ガスクーラ出口温度=給水温度、ピンチポイント温度差=0℃)、理想蒸発機(蒸発温度=外気温、吸入SH=5deg)と断熱効率60%の圧縮機を組み合わせた時において給水温度5℃の水を90℃まで沸き上げるのに必要な吐出温度の計算値を示す。図より、外気温が低いほど吐出圧力は低く吐出温度が高くなる傾向であることがわかる。例えば、外気温度が−20℃の時には、145℃の吐出ガス温度となる。
一般に、モータの絶縁材に使用されているPET等の材料の通常使用可能限界温度は、120℃〜130℃程度であることや、その他の樹脂材料についてもこの付近の温度を上回ると、化学反応や抽出等の問題があり、高温の吐出ガスをモータ部に通過させることは圧縮機や冷媒サイクルの信頼性を損なうため、吐出ガスが高温となる低外気温時の給湯運転が困難であるという問題があった。
上記の問題については、冷媒流量に対して熱交換する水量を少なめにすることで、吐出温度を低めに抑えることも可能であるが、これは、給湯サイクル装置の効率や単位冷媒流量当たりの給湯能力を大幅に落とすことになり、所定の効率や給湯能力を得ることが困難であるという問題があった。
次に、高圧シェルタイプ以外の圧縮機として、従来の中間圧シェル2段圧縮タイプを従来の給湯サイクル装置に使用する場合について説明する。中間圧シェル2段圧縮タイプでは、第1圧縮要素と第2圧縮要素の二段階で圧縮仕事を行ない、第1圧縮要素からの吐出ガスが密閉容器内に開放されるため、電動要素の周りの温度は中間吐出温度となり、高温となる第2圧縮要素で圧縮された冷媒ガスは第2圧縮要素から密閉容器外へ直接的に吐出されるため、高圧シェルのように電動要素に高温のガスを通過させることはなく、上記の信頼性上の問題は回避できる。
しかし、中間圧二段圧縮タイプであっても、冷媒を圧縮する際に圧縮室内に適量の冷凍機油を混合させて圧縮要素内のシール性を保つことには変わりなく、圧縮要素内で圧縮された冷媒と冷凍機油の混合体は油分離手段を経ることなく密閉容器外へ吐出されることになる。冷媒回路内に多くの冷凍機油が吐出されると、ガスクーラや蒸発器での熱交換性能の低下、配管内での圧損の増加、冷媒ガスの熱が冷凍機油に移ることによる吐出温度の低下やガスクーラ内での冷媒と冷凍機油の比熱差による水加熱能力の低下等の問題があり、十分な給湯性能が得られにくいという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、低外気温で給湯運転した際に、電動要素部に高温の吐出ガスが通過することによる信頼性低下がない圧縮機を得ることを目的とする。
また、給湯サイクル装置内に多量の冷凍機油を循環させることにより、ガスクーラや蒸発器での熱交換性能の低下、配管内での圧損の増加、冷媒ガスの熱が冷凍機油に移ることによる吐出温度の低下、ガスクーラ内での冷媒と冷凍機油の比熱差による水加熱能力の低下等の問題を生じない圧縮機を得ることを目的とする。
また、ガスクーラにおける水と冷媒との熱交換効率を高め、給湯性能を改善できる圧縮機を得ることを目的とする。
また、このような圧縮機を使用することにより、信頼性の高い、熱交換効率の高いガスクーラを持つ及び/又は多量の循環油のない給湯サイクル装置を得ることを目的とする。
本発明は、密閉容器内に圧縮要素及び電動要素を有し、密閉容器に低圧側の冷媒を圧縮要素に直接導く吸入管と、圧縮要素で圧縮した高圧の冷媒を密閉容器内に放出することなく密閉容器外に吐出する吐出管と、吐出管より吐出され熱交換した後の冷媒を密閉容器内に再度導入する冷媒再導入管と、冷媒再導入管より密閉容器内に導入し電動要素を通過した後の冷媒を密閉容器外に吐出する冷媒再吐出管と、を備え、冷媒再導入管を圧縮要素と電動要素との間に取付け、冷媒再導入管は、電動要素を構成する回転子の外径よりも内側に開口した圧縮機である。
また、前記の圧縮機を有する給湯サイクル装置は、ガスクーラ内部において、給湯用の水が流通する水配管と、圧縮冷媒が流通する冷媒配管とが熱交換し、冷媒配管の冷媒により水配管の水の温度を上昇させるものであり、冷媒配管のうち、吐出管に接続する高温側冷媒配管がガスクーラの水配管の出口側と熱交換し、また、冷媒再吐出管に接続する低温側冷媒配管がガスクーラの水配管の入口側と熱交換するものである。
本発明の圧縮機は、吐出管により圧縮要素で圧縮した高圧の冷媒を密閉容器内に放出することなく密閉容器外に吐出し、圧縮機外で熱交換後に、冷媒再導入管により密閉容器内に再度導入させ、電動要素を通過した後に冷媒再吐出管より圧縮機外に吐出する。また、本発明の圧縮機は、冷媒再導入管を圧縮要素と電動要素との間に取付け、冷媒再導入管は、電動要素を構成する回転子の外径よりも内側に開口している。このため、低外気温のとき圧縮冷媒温度を高温としても、高温の吐出ガスは、電動要素を通過することがなく、電動要素を通過するのは圧縮機外で熱交換後の温度の低下した冷媒ガスであるため、電動要素の信頼性低下を防止できる。
また、本発明の圧縮機は、圧縮機外で熱交換後の温度の低下した冷媒ガスが電動要素を通過するので、電動要素の冷却効果がある。
また、本発明の圧縮機を有する給湯サイクル装置においては、冷媒ガスが、圧縮機の冷媒再導入管により密閉容器内に再度導入し、電動要素を通過後に冷媒再吐出管から吐出し、低温側冷媒配管によりガスクーラの水配管の入口側と熱交換するので、電動要素通過のときに冷凍機油が分離され、冷媒再吐出管以降の配管に出る冷凍機油は減少し、ガスクーラ、蒸発器での熱交換の低下、配管内での圧損の増加等が防止できる。
また、本発明の前記圧縮機を有する給湯サイクル装置においては、ガスクーラ内部において、圧縮機の吐出管に接続する高温側冷媒配管がガスクーラの水配管の出口側と熱交換し、また、低温側冷媒配管がガスクーラの水配管の入口側と熱交換する。高温側冷媒配管では多量の冷凍機油を含有するが、冷媒ガスは高温であり、比熱はそれほど大きくなく、冷媒ガスと冷凍機油の比熱の差が少ないため、熱交換性能への影響はほとんどないので、ガスクーラにおいて充分な熱交換性能を有する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における高圧シェルタイプの給湯用圧縮機の断面図であり、図2は、図1の給湯用圧縮機を使用した給湯サイクル装置の構成図である。
図において、10は二酸化炭素のような超臨界冷媒使用の給湯用圧縮機である。給湯用圧縮機は、密閉容器1内には、下部に冷媒を圧縮する圧縮要素2、上部に回転子3aと固定子3bとからなる電動要素3及び底部に冷凍機油を溜める油溜り8を収容する。そして、圧縮要素2は、電動要素3による回転軸の回転により冷媒を圧縮する。
また、密閉容器1には、圧縮要素2に冷凍サイクルの低圧側の冷媒を取り込む吸入管2、圧縮要素2で圧縮した冷媒を給湯圧縮機外の後述のガスクーラ20に吐出する吐出管5、ガスクーラ20から冷媒を再導入する冷媒再導入管6及び冷媒をガスクーラ20に再吐出する冷媒再吐出管7が取付けられている。
ガスクーラ20は、水配管70と、圧縮冷媒を流通させ、この水配管70の水とそれぞれ熱交換を行う後述する高温側冷媒配管80及び同じく後述する低温側冷媒配管90とから構成する。
高温側冷媒配管80は、吐出管5と冷媒再導入管6に接続する配管で、ガスクーラ20内で配管内の冷媒がガスクーラ20の水配管70の高温側の水と熱交換を行い、また、低温側冷媒配管90は、冷媒再吐出管7と膨張弁30に接続する配管で、同じくガスクーラ20内で配管内の冷媒がガスクーラ20の水配管70の低温側の水と熱交換を行う。
そして、給湯用圧縮機10、ガスクーラ20、膨張弁30及び蒸発器40を配管で接続して給湯サイクル装置を構成する。
次に、動作について説明する。
上記のように構成された給湯サイクル装置において、まず、圧縮機10の吸入管4より圧縮要素2内に低圧の冷媒ガスが導入され、圧縮要素2は電動要素3により発生した駆動力により圧縮動作を行う。その際、油溜まり8より冷凍機油を吸い上げて圧縮要素2内に供給することにより、圧縮要素2内のシール性を保ち所定の圧縮機性能を得る。その結果得られた高圧の冷媒ガスと冷凍機油の混合体は、吐出管5より密閉容器1外に吐出される。
吐出管5より吐出された高圧の冷媒ガスと冷凍機油の混合体は、高温側冷媒配管80によりガスクーラ20に入る。ガスクーラ20内では、高温側冷媒配管80内の高圧の冷媒ガス及び冷凍機油の混合体と高温側の水配管20内の水との間で熱交換が行われ、水配管20内の水温は上昇し、高温側冷媒配管80内の高圧の冷媒ガス及び冷凍機油の混合体は冷却される。熱交換後の冷却された高圧の冷媒ガス及び冷凍機油の混合体は冷媒再導入管6より給湯用圧縮機10の密閉容器1内の圧縮要素2と電動要素3の間に再導入される。
密閉容器1内に再導入された高圧の冷媒ガス及び冷凍機油の混合体は、密閉容器1内にて電動要素3を通過して密閉容器1の上部に配置された冷媒再吐出管7に達する。この際、電動要素3を通過して冷媒再吐出管7に達するまでの間に主に電動要素3を中心として構成される後述の油分離機構により高圧の冷媒ガス及び凍機油の混合体に含まれる冷凍機油が分離され、冷媒再吐出管7には冷凍機油をほとんど含まない高圧の冷媒ガスが到達する。また、電動要素3を通過する際に電動要素3にて発生した熱は冷媒ガスに移動し、冷媒ガスは温度上昇し、電動要素3に対しては冷却効果を奏し電動要素3の大幅な温度上昇を防止する。冷媒再吐出管7に到達した冷凍機油をほとんど含まない高圧の冷媒ガスは、冷媒再吐出管7より密閉容器1外に吐出される。
冷媒再吐出管7より密閉容器1外に吐出された高圧の冷媒ガスは、低温側冷媒配管90によりガスクーラ20の低温側に入り、低温側冷媒配管90内の高圧の冷媒ガスと低温側の水配管70の水との間で熱交換が行われ、低温側の水配管70内の水温は上昇し高温側の水配管70に流れ、低温側冷媒配管90内の高圧の冷媒ガスは冷却される。低温側冷媒配管90にて十分に冷却された高圧の冷媒ガスは、膨張弁30、蒸発器40を通り低圧の冷媒ガスとして給湯用圧縮機10の吸入管4より給湯用圧縮要素10に吸入される。
上記動作中での油分離について記載する。
一般に電動要素3の下側においては、冷凍機油を多量に含んだ冷媒ガスがあり、それが電動要素3を構成する回転子3aと固定子3bの間の隙間や回転子3aに構成された上下方向に連通する穴(図示せず)を通って電動要素3の下側の冷媒ガスが電動要素3の上側に上昇し、回転子3aの回転に伴う遠心力によって冷凍機油は外側に位置する固定子3bの方向に飛ばされることで分離され、回転子3aの回転中心付近に開口している冷媒再吐出管7には、冷凍機油をほとんど含まない冷媒ガスが到達することになる。また、電動要素3の上方で分離された冷凍機油は、固定子3bの外周と密閉容器1の隙間より電動要素3の下方に戻る。従って、図1のように冷媒再導入管6の密閉容器1内での開口部を、圧縮要素2と電動要素3の間で、回転子3aの外径よりも内側とすることにより、固定子3bの外周を通過して電動要素3の下側から上側に達する冷媒の流れが減少し、分離された冷凍機油が固定子3bの外周より電動要素3の下方に戻る機能を高めることで上記の油分離動作を確実に行うことができる。
上記の油分離の能力には、冷凍機油と冷媒の密度差が関係する。冷凍機油の密度は一般に800〜1000kg/m3程度であり、高圧側の冷媒の密度は、温度によって大幅に異なり、概ね100〜1000kg/m3程度となる。冷媒ガスが高温の時は密度が小さく、低温になると密度が大きく液体に近い状態となる。従来の給湯用圧縮機において、油分離を行う高圧側の冷媒ガスは、圧縮要素2から吐出された直後であるため十分に高温であり、冷媒の密度は小さく冷媒と冷凍機油との分離には有利であるが、本発明の構成においては、圧縮要素2から吐出された高圧の冷媒ガスは、ガスクーラ20の高温側冷媒配管80にて冷却されるため、油分離能力を確保するためには、ガスクーラ20の高温側冷媒配管80を経て冷媒再導入管6に戻る高圧側の冷媒ガスの温度に制限が必要となる。
図3は、冷媒ガスと冷凍機油の密度比(冷媒密度/油密度)と油循環量の関係の実験値である。図3より冷媒ガスと冷凍機油の密度比が概ね0.5以上になると、油循環量が大幅に増加する傾向があることがわかる。従って、ガスクーラ20の高温側冷媒配管80を経て冷媒再導入管6に戻る高圧の冷媒ガスの温度は、密度比が0.5以下となるように制限する必要がある。
前述のように、ガスクーラ20内の高温側冷媒配管80においては、冷媒ガス中に多量の冷凍機油を含む。ガスクーラ20内においては、高温の冷凍機油も水との熱交換を行なうが、冷凍機油の比熱が冷媒ガスの比熱に比べて小さ目となると、加熱能力低下やそれに伴う給湯効率の低下が懸念される。
図4は、冷媒ガスと冷凍機油の温度と比熱の関係を示す。図4に示すように、温度が20℃〜60℃の間で冷媒ガスの比熱が大幅に上昇することがわかる。冷媒ガス中に多量の冷凍機油を含むことによる加熱能力の低下を防止するためには、冷媒ガスの比熱が大幅に上昇する温度帯では冷媒ガス中に冷凍機油をほとんど含まない状態とする必要がある。
図5は、冷媒ガスと水の熱交換をTH線図上に表したものである。図5より冷媒ガスの比熱が急激に上昇する範囲の上限温度は、冷媒ガスと水の温度が接近するピンチポイント温度に10℃を加えた程度の温度となる。つまり、ガスクーラ20の高温側冷媒配管80の出口温度(≒冷媒再導入管温度)はピンチポイント温度よりも10℃以上高温側であれば、加熱能力の低下を防止することができる。少なくともピンチポイント温度よりも高温であれば、加熱能力の大幅な低下を防止することができる。
本実施の形態の給湯用圧縮機は、圧縮要素2より吐出された高温の冷媒ガスは、吐出管5より密閉容器1外に吐出され、ガスクーラ20内で高温側冷媒配管80にて水配管70の水との熱交換により冷却された後、冷媒再導入管6にて密閉容器1内に入るため、給湯用圧縮機10の電動要素3を通過する冷媒ガスは、圧縮要素2より吐出された温度よりも低くなるため、低外気温の運転で圧縮要素2からの吐出ガス温度が高い状態であっても、電動要素3における冷媒ガス温度は低く、電動要素3に熱的な損傷を与えることがないため、低外気温においても給湯用圧縮機10の吐出温度の高い運転が実現できるという効果がある。
また、本実施の形態の給湯用圧縮機は、冷媒再導入管6を圧縮要素2と電動要素3の間に配置したことで、電動要素3まわりにおける一般的な油分離手法により油分離することができるという効果がある。
また、本実施の形態の給湯用圧縮機は、冷媒再導入管6を回転子3aの外径よりも内側に開口させたので、油分離動作を確実に行なうことができるという効果がある。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置は、冷媒再導入管6(冷媒再導入管6に向かうガスクーラ20出口)における冷媒ガス密度を油密度の50%以下とすることにより、給湯用圧縮機10において油分離能力を確保することができる。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置は、冷媒再導入管6における冷媒ガス温度をピンチポイント温度以上とすることで、多量の冷凍機油を含んだ冷媒ガスをガスクーラ20の高温側冷媒配管80に流しても、水配管70の水を加熱する加熱能力の低下がほとんどなく、良好な性能を維持できるという効果がある。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置は、冷媒再導入管6を圧縮要素2と電動要素3の間に配置したことで、密閉容器1内に再導入された冷媒ガスは、電動要素3を通過して冷媒再吐出管7に達するため、電動要素3にて発生した熱は冷媒ガスに移動し、電動要素3を冷却する効果がある。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2を示す冷媒回路の構成を示す。実施の形態1においては、ガスクーラ20内において、低温側冷媒配管90と高温側冷媒配管80は互いにラップすることなくそれぞれ低温側の水配管70と高温側の水配管70と熱交換するように構成されていたが、本実施の形態においては低温側冷媒配管90と高温側冷媒配管80の一部をラップさせた例を示す。本実施の形態では、低温側冷媒配管90は高温側冷媒配管80の一部とラップする形となっているが、高温側冷媒配管80の全域とラップする形であってもよい。また、吐出管5と冷媒再導入管6の近傍には両者の冷媒を熱交換する冷媒−冷媒熱交換機50を配置し、吐出管5の冷媒吐出温度と冷媒再吐出管7の冷媒吐出温度の差を小さくしている。尚、冷媒―冷媒熱交換機50はなくても本構成は成立する。また、冷媒―冷媒熱交換機50は吐出管5と冷媒再吐出管7との間で熱交換してもよい。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図7は、ガスクーラ20内で、高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90とがラップしてそれぞれの冷媒が水配管70の水と熱交換することを説明するためのTH線図である。図7(a)は高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90がラップしない場合を示し、図7(b)は高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90がラップする場合を示す。尚、説明を簡単にするために、本実施の形態では冷媒―冷媒熱交換機50の効果により、ガスクーラ20の高温側冷媒配管80入口と低温側冷媒配管90入口の温度が同等となったとものとして説明する。
一般に、冷媒ガスと水の熱交換の効率は、両者の温度差が少ない方が熱交換効率はよくなるが、冷媒ガスと水の温度による比熱の変化が異なるため、たとえ電熱性能に優れたガスクーラであっても図7(a)のA、Bに示す部分では冷媒ガス温度と水温の差が生じ熱交換効率は悪化する傾向となる。図7(b)においては、冷媒ガス温度と水温の差が大きいA部において高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90がラップしている構成となるため、この部分では実質の冷媒流量が2倍となっており、TH線図上での水の傾きは2倍となる。これにより、冷媒ガスと水の温度差が小さくなり、A部の面積は減少し熱交換効率を高めることができる。これにより、ガスクーラ20の熱交換効率が改善され、給湯サイクルの効率を改善する効果がある。
しかし、上記の構成を実施するためには温度的な制約があり、低温側冷媒配管90の入口の冷媒温度は同部分の水の温度より所定温度以上高い必要がある。冷媒温度の方が低いと、熱は水から冷媒ガスに移動する形となり、ロスを生じてしまう。実際に高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90がラップする効果を得るためには、低温側冷媒配管90入口の冷媒ガス温度は同部分の水の温度より高い温度、例えば、水の沸き上げ温度以上または水の温度より5℃以上高い温度とする。
上記制約のある中で低温側冷媒配管90と高温側冷媒配管80のラップ量を大きめにするためには低温側冷媒配管90の入口温度を高める必要がある。冷媒―冷媒熱交換機50により吐出管5と冷媒再導入管6の間で熱交換するため、低温側冷媒配管90の入口温度を高めることができ、高温側冷媒配管80と低温側冷媒配管90のラップ量を大きくすることができ性能改善効果を高めることができる。
本実施の形態の給湯サイクル装置においては、ガスクーラ20内の低温側冷媒配管90は高温側冷媒配管80の一部または全部とラップする配置とするので、水配管70との熱交換効率を高めることができる。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置においては、低温側冷媒配管90のガスクーラ20入口における冷媒温度は、低温側冷媒配管の入口側と熱交換する水配管70の水温度より所定の温度以上高いようにしたので、水配管70の水から冷媒ガスへと熱が移動することがなく、熱ロスを防止できる。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置においては、吐出管5近傍の出側の高温側冷媒配管80と冷媒再導入管6近傍の入り側の高温側冷媒配管80との冷媒同士が熱交換する熱交換装置50を有するので、入り側の高温側冷媒配管80の冷媒の温度を上げることができ、ガスクーラ20において熱ロスが生じるのを防止できる。
また、本実施の形態の給湯サイクル装置においては、吐出管5近傍の出側の高温側冷媒配管80と冷媒再吐出管7近傍の出側の低温側冷媒配管90との冷媒同士が熱交換する熱交換装置50を有するので、出側の低温側冷媒配管90の冷媒の温度を上げることができ、ガスクーラ20において熱ロスが生じるのを防止できる。
発明の実施の形態3.
本発明の実施の形態2に示した、ガスクーラ20内での低温側冷媒配管90と高温側冷媒配管80とのラップする構成は、外気温が低いほど効率改善効果が大きくなるが、高外気温においては吐出管5の温度が水の沸き上げ温度に近くなり、ラップ部を設けることによりロスになるケースがある。
図8は、本実施の形態3の冷媒回路の構成を示す。図において、ガスクーラ20内で、高圧側冷媒配管80の途中から分岐し、ガスクーラ20外の冷媒再導入管6に向かう高圧側冷媒配管80に接続するバイパス配管80aを設ける。また、この接続部にバルブである切替弁80bを配置し、バイパス配管80aをバルブ操作により選択的に冷媒再導入管6と接続できるようにする。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、動作について説明する。外気温が高いときは、吐出温度がそれほど上昇せず、吐出管5の冷媒の温度と水の沸き上げ温度の差が小さくなるため、高温側冷媒配管80の出口はバイパス配管80aを選択し、高圧側配管80と低圧側配管90をラップさせることによるロスを防止する。
一方、外気温が低いときは、吐出圧力は上がらないが吐出温度は大幅に上昇する傾向があるため、高温側冷媒配管80の区間を長めに取っても高温側冷媒配管80出口部の温度は沸き上げ温度以上である。従って、高圧側配管80の長さを長くした方がよく、末端部まで冷媒を流した方が効率改善効果は大きく、また本発明の主目的である冷媒再導入管6の温度を低減する効果も大きくなる。
本実施の形態の給湯サイクル装置によれば、高温側冷媒配管80は、ガスクーラ20内において途中から分岐し、ガスクーラ20外の冷媒再導入管6に戻る高温側冷媒配管80に接続するバイパス配管80aを有し、バルブ操作によりガスクーラ20からの出口を切換えることにより、低温側冷媒配管90と高温側冷媒配管80とのラップ配置の有無を選択可能とするので、外気温の高低によりバルブ操作によりガスクーラ20からの出口を切換えラップあり、なしを選択でき、熱ロスを防止し、熱交換効率を改善できる。
本発明の実施の形態1における給湯用圧縮機の構成を示す断面図である。 図1の給湯用圧縮機を使用した給湯サイクルの構成を示す図である。 冷媒ガス密度/冷凍機油密度と油循環量との関係を示す図である。 温度と冷媒ガスの比熱及び冷凍機油の比熱とを示す図である。 冷媒と水の熱交換を示すTH線図である。 本発明の実施の形態2における給湯サイクルの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2における冷媒と水の熱交換を示すTH線図である。 本発明の実施の形態3における給湯サイクルの構成を示す図である。 水温を5℃から90℃に沸き上げるのに必要な外気温度と吐出温度との関係を示す図である。
符号の説明
1 密閉容器、2 圧縮要素、3 電動要素、3a 回転子、4 吸入管、5 吐出管、6 冷媒再導入管、7 冷媒再吐出管、10 給湯用圧縮機、20 ガスクーラ、30 膨張弁、40 蒸発器、50 熱交換装置、70 水配管、80 高温側冷媒配管、80a バイパス配管、80b バルブ、90 低温側冷媒配管。

Claims (10)

  1. 密閉容器内に圧縮要素及び電動要素を有し、前記密閉容器に、
    低圧の冷媒を前記圧縮要素に直接導く吸入管と、前記圧縮要素で圧縮した高圧の冷媒を前記密閉容器内に放出することなく前記密閉容器外に吐出する吐出管と、前記吐出管より吐出され熱交換した後の冷媒を前記密閉容器内に再度導入する冷媒再導入管と、この冷媒再導入管より前記密閉容器内に導入され前記電動要素を通過した後の冷媒を前記密閉容器外に吐出する冷媒再吐出管と、を備え
    前記冷媒再導入管を前記圧縮要素と前記電動要素との間に取付け、
    前記冷媒再導入管は、前記電動要素を構成する回転子の外径よりも内側に開口したことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記請求項1に記載の圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器等を備えた給湯サイクル装置であって、
    前記ガスクーラは、内部において、給湯用の水が流通する水配管と、圧縮冷媒が流通する冷媒配管とが熱交換し、前記冷媒配管の冷媒により前記水配管の水の温度を上昇させるものであり、
    前記冷媒配管のうち、前記吐出管に接続する高温側冷媒配管が前記ガスクーラの前記水配管の出口側と熱交換し、また、前記冷媒再吐出管に接続する低温側冷媒配管が前記ガスクーラの前記水配管の入口側と熱交換することを特徴とする給湯サイクル装置。
  3. 縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器等を備えた給湯サイクル装置であって、
    前記圧縮機は、密閉容器内に圧縮要素及び電動要素を有し、前記密閉容器に、低圧の冷媒を前記圧縮要素に直接導く吸入管と、前記圧縮要素で圧縮した高圧の冷媒を前記密閉容器内に放出することなく前記密閉容器外に吐出する吐出管と、前記吐出管より吐出され熱交換した後の冷媒を前記密閉容器内に再度導入する冷媒再導入管と、この冷媒再導入管より前記密閉容器内に導入され前記電動要素を通過した後の冷媒を前記密閉容器外に吐出する冷媒再吐出管と、を備え、
    前記ガスクーラは、内部において、給湯用の水が流通する水配管と、圧縮冷媒が流通する冷媒配管とが熱交換し、前記冷媒配管の冷媒により前記水配管の水の温度を上昇させるものであり、
    前記冷媒配管のうち、前記吐出管に接続する高温側冷媒配管が前記ガスクーラの前記水配管の出口側と熱交換し、また、前記冷媒再吐出管に接続する低温側冷媒配管が前記ガスクーラの前記水配管の入口側と熱交換することを特徴とする給湯サイクル装置。
  4. 前記高温側冷媒配管の前記ガスクーラ出口における前記冷媒の密度は、前記冷媒と共に流通する冷凍機油の冷凍機油密度の50%以下であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の給湯サイクル装置。
  5. 前記高温側冷媒配管の前記ガスクーラ出口における前記冷媒の温度は、前記冷媒と前記水の温度が最接近するピンチポイントの冷媒温度よりも高いことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の給湯サイクル装置。
  6. 前記ガスクーラの前記低温側冷媒配管は前記高温側冷媒配管の一部または全部とラップする配置とすることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかの請求項に記載の給湯サイクル装置。
  7. 前記高温側冷媒配管は、前記ガスクーラ内において途中から分岐し、前記ガスクーラ外の前記冷媒再導入管に戻る前記高温側冷媒配管に接続するバイパス配管を有し、バルブ操作により前記ガスクーラからの出口を切換えることにより、前記低温側冷媒配管と前記高温側冷媒配管とのラップ配置の有無を選択可能とすることを特徴とする請求項6に記載の給湯サイクル装置。
  8. 前記低温側冷媒配管の前記ガスクーラ入口における冷媒温度は、前記入口側の低温側冷媒配管と熱交換する水配管の水温度より所定の温度以上高いことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の給湯サイクル装置。
  9. 前記吐出管近傍の前記高温側冷媒配管と前記冷媒再導入管近傍の前記高温側冷媒配管との冷媒同士が熱交換する熱交換装置を有することを特徴とした請求項6〜請求項8のいずれかの請求項に記載の給湯サイクル装置。
  10. 前記吐出管近傍の前記高温側冷媒配管と前記冷媒再吐出管近傍の前記低温側冷媒配管との冷媒同士が熱交換する熱交換装置を有することを特徴とした請求項6〜請求項8のいずれかの請求項に記載の給湯サイクル装置。
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