JP4434560B2 - 入退場管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、セキュリティ重視の部屋などの重要施設への入退場者の入退場を管理する入退場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、顔画像、指紋画像、掌形画像、指画像、音声情報、虹彩情報などの生体情報を用いて被照合者(入退場者)があらかじめ登録されている人物か否かを照合する生体照合装置や、被照合者が所持しているIDカード(個人識別用媒体)から個人識別情報を読取り、この読取った個人識別情報を用いて当該被照合者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する照合装置を用いた入退場管理システムにおいて、たとえば、顔画像を除く、指紋画像、掌形画像、指画像、音声情報などの生体情報を用いた生体照合装置やIDカードを用いた入退場管理システムでは、照合時の成功/失敗などの入退場履歴情報を管理者用の管理サーバに転送し、入退場管理情報として管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の入退場管理システムでは、管理者が管理サーバから入退場履歴情報を検索しても、正常な入退場者であるか、不審者が意図的に侵入した行為であるのか、あるいは、いたずらによる行為であるかなど、被照合者(入退場者)との対応付けが視覚的には不可能であるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、入退場履歴情報を視覚的に確認することが可能となる入退場管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の入退場管理システムは、入退場者の施設への入退場を管理する入退場管理システムにおいて、施設の入退場部において、当該入退場部が撮影視野に入るように設置され、入退場者が前記撮影視野に入るとそれを検出して当該入退場者を追跡しながら当該入退場者の少なくとも顔画像を撮影する監視用の撮影手段と、施設の入退場部において、入退場者の顔画像を用いて当該入退場者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する顔照合手段と、前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき、そのとき前記撮影手段により撮影された当該入退場者の照合前の画像を画像記録手段に記録する第1の制御手段と、前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき前記顔照合手段を照合可能状態に制御する第2の制御手段と、この第の制御手段により照合可能状態に制御された後、前記照合手段から得られる照合結果に応じて当該入退場者の施設への入退場を制御する第の制御手段と、前記照合手段から照合結果が得られたのに基づき、前記画像記録手段に記録された当該入退場者の照合前の画像と、前記照合手段から得られる照合結果、および、前記第の制御手段による入退場者の入退場制御状態等の入退場履歴を受取り管理する入退場管理装置とを具備している。
【0006】
また、本発明の入退場管理システムは、入退場者の施設への入退場を管理する入退場管理システムにおいて、施設の入退場部において、当該入退場部が撮影視野に入るように設置され、入退場者が前記撮影視野に入るとそれを検出して当該入退場者を追跡しながら当該入退場者の少なくとも顔画像を撮影する監視用の撮影手段と、施設の入退場部において、入退場者が所持している個人識別用媒体から個人識別情報を読取り、この読取った個人識別情報を用いて当該入退場者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する照合手段と、前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき、そのとき前記撮影手段により撮影された当該入退場者の照合前の画像を画像記録手段に記録する第1の制御手段と、前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき前記照合手段を照合可能状態に制御する第の制御手段と、この第の制御手段により照合可能状態に制御された後、前記照合手段から得られる照合結果に応じて当該入退場者の施設への入退場を制御する第の制御手段と、前記照合手段から照合結果が得られたのに基づき、前記画像記録手段に記録された当該入退場者の照合前の画像と、前記照合手段から得られる照合結果、および、前記第の制御手段による入退場者の入退場制御状態等の入退場履歴を受取り管理する入退場管理装置とを具備している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では、生体情報として顔画像を用いて照合を行なう顔照合装置を用いた場合を例として説明するが、顔画像以外に、指紋画像、掌形画像、指画像、音声情報、虹彩情報などの他の生体情報を用いて照合を行なう生体照合装置(生体照合手段)であってもよい。
【0008】
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示すものである。この入退場管理システムは、たとえば、重要施設(セキュリティ重視の部屋など)への入退場管理を行なうもので、施設の入退場部(出入り口)に監視カメラを備えており、入退場者(通行者あるいは不審者等)を検出すると、カメラの視野角度を変えて入退場者を追跡し、その人物の顔画像を撮影することが可能である。
【0009】
すなわち、第1の実施の形態に係る入退場管理システムは、入退場者100を検出すると、視野角度を変えて入退場者100を追跡しながら、入退場者100の顔画像を撮影する撮影手段としての監視カメラ101、入退場者100の顔画像をカメラで撮影して、あらかじめ登録されている人物か否かを照合する生体照合装置(生体照合手段)としての顔照合装置102、監視カメラ101から入退場者100を検出したことが通知されると顔照合装置102を照合可能状態に制御し、その照合結果に応じて扉制御や監視カメラ101からの画像を記録する制御手段としての制御装置103、入退場者100の入退場履歴(顔照合結果、監視カメラ101からの画像やドア制御状態など)を管理する入退場管理装置としての入退場管理サーバ104から構成されている。
【0010】
次に、各部について詳細に説明する。
監視カメラ101は、たとえば、施設の入退場部(出入り口)において、顔照合装置102の上方付近あるいは顔照合装置102および扉付近が撮影視野に入るように、壁あるいは天井に設置されており、入退場者100が撮影視野に入ると、当該入退場者100を検出して、入退場者100の少なくとも顔画像を撮影することができるように、視野角度を自動的に変化させる(入退場者100を追跡する)ことが可能である。すなわち、監視カメラ101は、入退場者100を常に撮影視野の中心にして撮影することが可能なカメラである。また、監視カメラ101は、撮影視野内に入退場者100を検出すると、その旨を制御装置103に通知することが可能である。
なお、視野角度を自動的に変化させることができない監視カメラ(視野角度が固定の監視カメラ)の場合でも、入退場者100が撮影視野に入ると、当該入退場者100を撮影することが可能であれば、その効果は何ら変わりない。
【0011】
顔照合装置102は、たとえば、図2に示すように、入退場者100の顔画像(少なくとも顔を含んでいる画像)を撮像して入力する画像入力手段としてのカメラ201、カメラ201の右上方あるいは左上方から入退場者100の少なくとも顔に向けて一定の照度で光を照射する照明手段としての照明部202、入退場者100の個人識別情報としてのID番号(暗証番号でもよい)を入力する個人識別情報入力手段としてのテンキー部203、および、カメラ201から入力された顔画像およびテンキー部203から入力されたID番号を処理して顔画像の認識処理などを行なう処理部204から構成されている。
なお、顔照合装置102と制御装置103との通信方法は、たとえば、RS−232CやRS−422、RS−485などを用いることが可能である。
【0012】
カメラ201は、入退場者100の顔画像を撮像して入力するものであり、たとえば、CCDセンサなどの撮像素子を用いたテレビジョンカメラから構成されている。
【0013】
照明部202は、カメラ201の右上方あるいは左上方から入退場者100の少なくとも顔に向けて一定の照度で光を照射する蛍光灯などの照明器具である。図3(a)(b)に示すように、照明部202の光軸とカメラ201の光軸とのなす角度が45度で設置されているが、たとえば、30度以上60度以下のような条件で設置されていてもよい。
【0014】
すなわち、入退場者100の顔に向けて直接光を照射することで、図4に示すように、顔の部位(鼻や目など)による影を顔の片側半分(図中の斜線部分100a)に作っている。また、直接光ではなく、拡散光や間接光であっても、顔の片側半分に影が作れていれば、その効果は何ら変わりない。
【0015】
この照明部202によって、人間の顔画像の片側半分に影が作られることになるが、この影が顔の個人ごとの凹凸情報をよく表現しており、個人差が強調され、照合率が向上する。
【0016】
また、認識時の人間の顔と登録時の人間の顔とが、カメラ201との距離の違いや左右方向のずれが発生しないように、人間の立ち位置を固定したり、登録時の顔画像の大きさを丸印などで表示させるガイダンス機能を採用する場合には、顔の影の作られ方が異ならないため、より照合率が向上する。
【0017】
さらに、入退場者100の顔に照射する照明部202の照度Aルックス(lx)と、照明部202を用いないときの入退場者100の顔に照射している外光などの照度をB(lx)とすると、
A>B (1)
の関係が成り立てば、たとえば、入退場者100の後方上にある蛍光灯などの天井照明の影響を軽減できる。
【0018】
また、照明部202の照度A(lx)は、入力される顔画像が飽和状態にならないような範囲で規定される。
【0019】
なお、本実施の形態では、照明部202は、常時点灯していることを想定しているが、認識対象となる入退場者100が本装置に近づいてきたかどうかを感知し、近づいた場合のみ照明部202を点灯させてもよい。
この場合には、たとえば、赤外線センサなどの人間感知器を別途設けることにより実現可能であり、また、カメラ201からの入力画像を用いても実現可能である。さらに、監視カメラ101が入退場者100を検出した場合に限り、照明部202を点灯させてもよい。
【0020】
次に、処理部204について説明する。
処理部204は、たとえば、コンピュータによって実現可能であり、機能を動作させるために、ハードディスク、CD−ROM、MD、または、FDなどの記憶媒体に、この機能を実現するためのプログラムを記憶させておく。
【0021】
なお、以下の説明では、画像入力データ、抽出した特徴量、部分空間、部分空間を構成するための固有ベクトル、相関行列、登録の時刻、日時、場所などの状況情報、暗証番号、ID番号などの個人情報の各情報が登場してくる。そして、認識データというときは、画像入力データ、抽出した特徴量、部分空間、部分空間を構成するための固有ベクトル、相関行列、状況情報、個人情報を含んでいる。したがって、認識データは登録情報に含まれる。
【0022】
以下、処理部204の具体的な構成例について、図2を参照して詳細に説明する。処理部204は、画像入力手段としての画像入力部205、特徴量抽出手段としての特徴量抽出部206、認識手段としての認識部207、入退場者100のID番号に対応させて基準の特徴量があらかじめ登録(記憶)されている特徴量登録手段としての登録情報保持部208、認識部207の認識率が所定値以下に低下したとき、そのとき入力された顔画像から得られた特徴量を新たな基準の特徴量として登録情報保持部208へ追加登録する特徴量追加手段としての登録情報追加部209、および、テンキー部203から入力されたID番号などを処理する番号入力処理部210から構成されている。
【0023】
画像入力部205は、カメラ201から顔画像を入力し、A/D変換してデジタル化した後、特徴量抽出部206に送る。
特徴量抽出部206は、画像入力部205から得られた入退場者100の顔画像を用いて、濃淡情報あるいは部分空間情報などの特徴量を抽出するもので、たとえば、図5に示すように、顔領域検出部206A、顔部品検出部206B、および、特徴量生成部206Cからなり、以下、詳細に説明する。
【0024】
顔領域検出部206Aは、カメラ201で入力された顔画像から顔の領域を検出する。顔領域検出部206Aにおける顔領域の検出方法は、たとえば、あらかじめ用意されたテンプレートと画像中を移動させながら相関値を求めることにより、最も高い相関値をもった場所を顔領域とする。その他に、固有空間法や部分空間法を利用した顔領域抽出法などの顔領域検出手段でもよい。
【0025】
顔部品検出部206Bは、検出された顔領域の部分の中から、目、鼻の位置を検出する。その検出方法は、たとえば、文献(福井和広、山口修:「形状抽出とパターン照合の組合せによる顔特徴点抽出」、電子情報通信学会論文誌(D),vol.J80−D−II,No.8,pp2170−2177(1997))などの方法を用いてよい。
【0026】
特徴量生成部206Cは、検出された顔部品の位置を基に、顔領域を一定の大きさ、形状に切り出し、その濃淡情報を特徴量として用いる。ここでは、たとえば、mピクセル×nピクセルの領域の濃淡値をそのまま情報として用い、m×n次元の情報を特徴ベクトルとして用いる。
【0027】
また、認識部207で相互部分空間法を用いる場合には、下記に示す手順で特徴量を生成する。なお、相互部分空間法は、たとえば、文献(前田賢一、渡辺貞一:「局所的構造を導入したパターン・マッチング法」、電子情報通信学会論文誌(D),vol.J68−D,No.3,pp345−352(1985))に記載されている公知の認識方法である。
【0028】
認識方法として相互部分空間法を用いるときは、上記m×n次元の情報を特徴ベクトルとして算出した後、特徴ベクトルの相関行列(または、共分散行列)を求め、そのK−L展開による正規直交ベクトルを求めることにより、部分空間を計算する。部分空間は、固有値に対応する固有ベクトルを、固有値の大きな順にk個選び、その固有ベクトル集合を用いて表現する。
【0029】
本実施の形態では、相関行列Cdを特徴ベクトルから求め、相関行列
【数1】
Figure 0004434560
と対角化して、固有ベクトルの行列Φを求める。たとえば、入力画像を特徴量抽出部206によって処理して得られた時系列的な顔画像データから特徴ベクトルの相関行列を求め、K−L展開による正規直交ベクトルを求めることにより、部分空間を計算する。この部分空間は、人物の同定を行なうための認識辞書として利用する。たとえば、あらかじめ登録しておいて、それを辞書として登録しておけばよい。
また、後で述べるように、部分空間自身を認識を行なうための入力データとしてもよい。したがって、部分空間を算出した結果は、認識部207および登録情報保持部208に送られる。
【0030】
認識部207は、登録情報保持部208に蓄えられた認識データ(部分空間)と特徴量抽出部206で得られた特徴量(濃淡情報あるいは部分空間情報)とを照合(比較)することにより、カメラ201に写っている入退場者100が誰であるかを認識、あるいは、該当人物であるかどうかを同定する。人物を認識するためには、どの人物のデータに最も類似しているかを求めればよく、最大類似度をとるデータに対応する人物を認識結果とすればよい。
【0031】
また、カードや登録番号、暗証番号、鍵などを用いて、顔画像による認証を行なう場合には、それぞれの人物のカードや登録番号などの個人情報に対応する認識データとの類似度を計算し、設定した閾値と比較し、その閾値を越えた場合に、その人物と同定する。
【0032】
これらカードや登録番号、暗証番号、鍵など入力する手段が必要であるが、たとえば、カードならICカード、IDカード、無線カードなどを用いることで実現できる。登録番号や暗証番号を用いる場合は、キー入力手段を設ければよい。ID番号や暗証番号を用いる場合は、後述するテンキー部203および番号入力処理部210などのキー入力手段を設ければよい。
【0033】
認識の方法としては、特徴量抽出部206の情報を用いる場合は、部分空間法や複合類似度法などを用いる。
ここで、相互部分空間法について説明する。この方法では、あらかじめ蓄えられた登録情報の中の認識データも、入力されるデータも部分空間として表現され、2つの部分空間のなす「角度」を類似度として定義する。ここで入力される部分空間を入力部分空間という。
【0034】
入力データ列に対して同様に相関行列Cinを求め、
【数2】
Figure 0004434560
と対角化し、固有ベクトルΦinを求める。2つのΦin、Φdで表わされる部分空間の部分空間類似度(0.0〜1.0)を求め、それを認識するための類似度とする。
【0035】
認識部207は、図6に示すフローチャートのように動作する。まず、認識部207は、認識作業を行なうか、同定作業を行なうかによって動作が異なる(ステップST1)。同定動作を行なう場合は、まず対象とする入退場者のID番号を読込む(ステップST2)。次に、対象とするID番号に対応した登録情報(部分空間)を登録情報保持部208から読出す(ステップST3)。
【0036】
次に、上述したように、部分空間法などにより認識を行なうため、各登録情報の部分空間と、入力ベクトル(特徴量抽出部206からの固有ベクトル)、または、入力部分空間との類似度を計算する(ステップST4)。次に、その類似度をあらかじめ設定されている閾値と比較し(ステップST5,ST6)、同定結果を出力する(ステップST7)。
【0037】
認識作業を行なう場合、認識対象となる登録情報を全て登録情報保持部208から読出す(ステップST8)。そして、それぞれの登録情報との類似度を計算する(ステップST9)。次に、計算された類似度の中から最大のものを選択し(ステップST10)、それを認識結果として出力する(ステップST12)。
【0038】
なお、図6の破線で囲んだステップST11のように、最大類似度を閾値判定することによって、認識結果が正しいかどうかを検証することもできる(ステップST13)。たとえば、類似度があまりに低い場合には、どの認識対象でもないと判断することもできる。
【0039】
登録情報保持部208は、入退場者を同定するために利用する部分空間(または、相関行列など)や、登録の際の時刻、日時、場所などの状況情報などを蓄積できる。なお、画像入力データや抽出した特徴量などでもよい。
【0040】
本実施の形態では、部分空間を保持するだけでなく、部分空間を計算するための前段階の相関行列も保持する形態での説明を行なう。
登録情報保持部208は、1人の人物、または、あるID番号に対応して、1つの認識データを保持する。部分空間は、その取得された時間などの付帯情報とともに記憶される。
【0041】
次に、登録情報追加部209について説明する。登録情報追加部209は、認識部207における認識率が所定値以下に低下した場合、それを検出して、そのとき入力された顔画像から得られる認識データ(特徴量)を新たな認識データ(基準の特徴量)として登録情報保持部208に追加登録する処理を行なう。
【0042】
すなわち、登録情報追加部209は、まず、認識部207における認識率が所定値以下に低下したか否か、すなわち、この例では、たとえば、認識部207において計算された類似度が判定用基準値よりも低下したことを検出する。次に、登録情報追加部209は、計算された類似度が判定用基準値よりも低下したことを検出すると、そのときの特徴量抽出部206により抽出された特徴量を新たな基準の特徴量として登録情報保持部208に追加登録するものである。
【0043】
上記類似度低下の判定用基準値としては、あらかじめ認識データ追加判定用レベルを設定しておき、この認識データ追加判定用レベルと計算された類似度とを比較し、計算された類似度がこの認識データ追加判定用レベルよりも低下した場合に、認識データ(基準の特徴量)を追加する必要があると判定する。
【0044】
また、上記認識データ追加判定用レベル(Ladd)と認識部207における認識用閾値(Lrec)との関係は、下記式(4)を満たさなければならない。
Ladd≧Lrec (4)
このように、基準の特徴量を複数保持する理由として、ある1人の人物に対応した複数の部分空間を同時に、認識部108に渡して認識を行なうことができ、立ち位置による顔画像の変動や顔自体の変動、たとえば、髪型、眼鏡の有無、髭、化粧度合いなどの変化による類似度の低下を軽減することができるためである。
【0045】
次に、テンキー部203および番号入力処理部210について説明する。
テンキー部203は、ID番号(あるいは、暗証番号など)を用いて顔画像による認証を行なう場合に、それぞれの人物のID番号などを入力する手段であり、番号入力処理部210は、テンキー部203により入力されたID番号を処理する手段である。
【0046】
テンキー部203は、たとえば、図7(a)に示すように、カメラ201の右下に配置されており、これにより、ID番号を入力する人間の手が顔画像の入力の妨げにならないという効果がある。
なお、テンキー部203の配設位置は、図7(a)に限らない。たとえば、図7(b)に示すように、カメラ201の下側に配設されていても、あるいは、図7(c)に示すように、カメラ201の下側に各キーが一列に配設されていても、その効果は何ら変わらない。
【0047】
また、図8(a)〜(c)は、図7(a)〜(c)に対しモニタなどの表示部211を追加した場合の配設位置の関係を示している。図8に示すように、表示部211を配設することで、カメラ201にて撮影されている入退場者100の顔画像を可視表示することが可能となり、さらに、認識していない時間は何らかの情報を表示することも可能である。
【0048】
次に、入退場者100のID番号を用いて顔画像による認証を行なう場合について、テンキー部203の入力方法および番号入力処理部210の処理方法と顔画像の認識方法との関係について詳細に説明する。
たとえば、人間の顔画像がない場合には、テンキー部203により入力されたID番号を、番号入力処理部210において無効とすることで、認識部207が動作しないようにしておく。これにより、いたずらや不審者を誤認識することなく、さらに抑制の効果も生じる。
【0049】
以下、その場合の具体的な処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図9のフローチャートは、主に認識部207の処理の流れを示している。
テンキー部203によりID番号が入力されると(ステップST21)、カメラ201からの入力画像が存在するか否かを判定し(ステップST22)、入力画像(顔画像)が存在しなければステップST21に戻り、上記動作を繰り返す。すなわち、テンキー部203からID番号が入力されても、カメラ201からの入力画像が存在しない場合は、いたずらや誤動作などとみなして、入力されたID番号を無効とするものである。
【0050】
さて、ステップST22において、入力画像(顔画像)が存在すれば、テンキー部203からのID番号は有効とし、そのID番号に対応した登録情報(部分空間)を登録情報保持部208から読出す(ステップST23)。次に、部分空間法などにより認識を行なうため、各登録情報の部分空間と、入力ベクトル(特徴量抽出部206からの固有ベクトル)、または、入力部分空間との類似度を計算する(ステップST24)。
【0051】
次に、ステップST24で求めた類似度をあらかじめ設定されている閾値と比較し(ステップST25,26)、[類似度>閾値]であれば、認識結果(照合成功)を出力し(ST27)、[類似度>閾値]でなければ、認識失敗(照合失敗)を出力する(ステップST28)。
【0052】
さらに、この場合、監視カメラ201からの画像を、制御装置103の記録部110が記録し、入退場管理サーバ104に送信することができるようにしておくことで、いたずらや不審者の履歴を保存することができ、視覚的に確認することが可能となる。
【0053】
また、テンキー部203には、図10に示すように、呼出しボタン203aが設けられている。呼出しボタン203aは、認識部207の認識結果が、たとえば、図6のステップST6において、求めた類似度が閾値よりも小さかった場合に、施設内の人物を呼出す場合に使用するものである。
ここに、図10(a)は、各キーが矩形状に配設されたテンキー部203の場合を示し、図10(b)は、各キーが列状(一列)に配設されたテンキー部203の場合を示している。
【0054】
なお、本実施の形態では、入退場者100の個人識別情報としてのID番号を入力する個人識別情報入力手段としてテンキー部203を用いたが、たとえば、入退場者100が提示するIDカード(無線カードなど)からID番号などを読取るカードリーダを用いても、その効果は何ら変わらない。
【0055】
次に、制御装置103について図1を用いて詳細に説明する。
制御装置103は、監視カメラ101から入退場者100を検出したことが通知されると、顔照合装置102を照合可能状態に制御し、その照合結果に応じて、重要施設(セキュリティ重視の部屋など)やマンションのエントランスの入退場用ドア105の開閉制御を行なうとともに、監視カメラ101からの画像を記録するものであり、カメラ制御部106、照合装置制御部107、ドア制御部108、送信部109、および、画像記録手段としての記録部110によって構成されている。
【0056】
制御装置103は、図11に示すフローチャートように動作する。まず、カメラ制御部106は、監視カメラ101から入退場者100を検出したことが通知されると(ステップST31)、そのときの撮影画像を記録部110に記録する(ステップST32)。この場合の撮影画像は、1枚の静止画像でも、複数枚の連続静止画像(動画像)であってもよい。
【0057】
次に、照合装置制御部107は、顔照合装置102を照合可能状態に制御し(ステップST33)、入退場者100が顔照合装置102にて照合操作を実施し、前述したような照合判定を行なう(ステップST34)。
ドア制御部108は、照合装置制御部107から顔照合が成功したと通知されれば、入退場用ドア105を開状態に制御して、入退場者100の入場を許可する(ステップST35)。顔照合が失敗したと通知されれば、入退場用ドア105を閉状態に保持して、入退場者100の入場を拒否する(ステップST36)。
【0058】
また、このとき、照合装置制御部107は、送信部109を介して、記録部110に記録されている監視カメラ101の映像、すなわち、照合操作前の監視カメラ101の映像(静止画像あるいは動画像)を、顔照合装置102の操作履歴、すなわち、入退場履歴とともに入退場管理サーバ104に送信する(ステップST37)。なお、上記入退場履歴には、顔照合装置102の照合結果(照合成功か失敗か)、入退場用ドア105の制御状態、日付、時刻、履歴画像などが含まれているものとする。
【0059】
次に、入退場管理サーバ104について説明する。
入退場管理サーバ104は、入退場者100を検出したときの監視カメラ101の画像と、その入退場者100の顔照合装置102での照合結果(照合成功か失敗か)、入退場用ドア105の制御状態、日付、時刻、履歴画像などを制御装置103から受取り、保存しておくことにより、管理することができる。すなわち、履歴画像と監視カメラ101の画像を視覚的に確認することが可能となる。
さらに、人物の顔写真を、入退場管理サーバ104に登録されている人物データベースに保存しておくことで、履歴画像と監視カメラ101の画像および顔写真を視覚的に確認することが可能となり、入退場履歴の確認や、不審者やいたずらの確認が容易となる。
【0060】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図12は、第2の実施の形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示すものである。第2の実施の形態は、第1の実施の形態では顔照合装置(生体照合装置)を用いたが、被照合者が所持しているIDカード(個人識別用媒体)を用いる入退場管理システムである。
【0061】
第2の実施の形態に係る入退場管理システムは、第1の実施の形態と同様に、重要施設(セキュリティ重視の部屋など)への入退場管理を行なうもので、施設の入退場部(出入り口)に監視カメラを備えており、入退場者(通行者あるいは不審者等)を検出すると、カメラの視野角度を変えて入退場者を追跡し、その人物の顔画像を撮影することが可能である。
【0062】
すなわち、第2の実施の形態に係る入退場管理システムは、入退場者100を検出すると、視野角度を変えて入退場者100を追跡しながら、入退場者100の顔画像を撮影する撮影手段としての監視カメラ301、入退場者100が所有している非接触式のIDカード(たとえば、無線カード)311のデータ(個人識別情報など)を読取る読取手段としての非接触式のIDカードリーダ302、監視カメラ101から入退場者100を検出したことが通知されるとIDカードリーダ302を通信可能状態に制御し、IDカード311に記録されているカードデータを読取って照合するとともに、その照合結果に応じてドア制御や監視カメラ101からの画像を記録する制御手段としての制御装置303、入退場者100の入退場履歴(照合結果、監視カメラ101からの画像やドア制御状態など)を管理する入退場管理装置としての入退場管理サーバ304から構成されている。
【0063】
制御装置303は、監視カメラ301から入退場者100を検出したことが通知されると、IDカードリーダ302を通信可能状態に制御して、IDカード311に記録されているカードデータを読取って照合し、その照合結果に応じて、重要施設(セキュリティ重視の部屋など)やマンションのエントランスの入退場用ドア305の開閉制御を行なうとともに、監視カメラ301からの画像を記録するものであり、カメラ制御部306、リーダ制御・判別部307、ドア制御部308、送信部309、および、画像記録手段としての記録部310によって構成されている。
【0064】
なお、IDカードリーダ302およびリーダ制御・判別部307以外は、前述した第1の実施の形態のそれと同じであるので、ここでは説明を省略し、異なる部分についてだけ詳細に説明する。
リーダ制御・判別部307は以下のように動作する。まず、監視カメラ301が入退場者100を検出すると、IDカードリーダ302を通信可能状態に制御する。次に、入退場者100がIDカードリーダ302に近づき、IDカードリーダ302に対し、入退場者100が所有しているIDカード(無線カード)311をかざすと、IDカードリーダ302はIDカード311に記録されている個人識別情報などを読取る。
【0065】
次に、IDカード311から読取った個人識別情報と、あらかじめ登録されている個人識別情報とを照合し、両識別情報が一致すれば照合成功をドア制御部308に通知し、両識別情報が不一致であれば照合失敗をドア制御部308に通知する。
【0066】
ドア制御部308は、リーダ制御・判別部307から照合成功と通知されれば、入退場用ドア305を開状態に制御して、入退場者100の入場を許可する。照合失敗と通知されれば、入退場用ドア305を閉状態に保持して、入退場者100の入場を拒否する。
【0067】
また、このとき、リーダ制御・判別部307は、送信部309を介して、記録部310に記録されている監視カメラ301の映像、すなわち、照合操作前の監視カメラ301の映像(静止画像あるいは動画像)を、IDカードリーダ302の操作履歴、すなわち、入退場履歴とともに入退場管理サーバ304に送信する。なお、上記入退場履歴には、リーダ制御・判別部307の照合結果(照合成功か失敗か)、入退場用ドア305の制御状態、日付、時刻、履歴画像などが含まれているものとする。
【0068】
次に、IDカード311およびIDカードリーダ302について説明する。 IDカード311は、たとえば、本体表面に所有者に関する個人情報が印刷されたり、所持者の顔画像が印刷されている。このようなIDカード311は、表面の情報を目視してIDカード311の所有者と見比べることにより、IDカード311の所持者の正当性を確認できるようになっている。
また、IDカード311には、本体表面に磁気ストライプが設けられ、本体内部に送受信アンテナ、ICチップ、および、バックアップ用電池などが埋設されている。
【0069】
なお、IDカード311は、本実施の形態では無線カードと称される非接触式ICカードを用いているが、接触式ICカードであってもその効果は何ら変わりない。
また、IDカードリーダ302は、IDカード311に記録されている所有者に関する情報(所有者固有のカード番号、生年月日、通行区域などの個人識別情報)を非接触で読取ることが可能な無線カードリーダである。
【0070】
ここに、IDカードリーダ302およびリーダ制御・判別部307は、入退場者が所持しているIDカード311から個人識別情報を読取り、この読取った個人識別情報を用いて当該入退場者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する照合手段を構成している。
【0071】
なお、IDカード311内のICチップに当該カード所持者の顔画像をも格納しておき、IDカード311から個人識別情報を読取る際に当該顔画像を同時に読取り、入退場履歴情報とともに入退場管理サーバ304に送信して、人物データベースに保存しておくことで、履歴画像と監視カメラ101の画像および顔画像を視覚的に確認することが可能となる。
【0072】
このように、上記実施の形態によれば、生体照合装置やIDカードを用いた入退場管理システムにおいて、監視カメラを備えることで、生体照合装置を制御したり、IDカードリーダを制御したりし、さらに、IDカードリーダで読取られたIDカードに記録された情報を照合することが可能であり、生体照合装置における照合前の監視カメラの画像やIDカードリーダによるカードデータ照合前の監視カメラの画像を記録し、かつ、照合結果などの入退場履歴とともに入退場管理サーバへ送信することで、入退場履歴情報を視覚的に確認することが可能である。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、入退場履歴情報を視覚的に確認することが可能となる入退場管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示す構成図。
【図2】顔照合装置の構成を概略的に示す構成図。
【図3】照明部とカメラとの関係を示すもので、(a)図は横から見た側面図、(b)は上から見た上面図。
【図4】照明部による顔画像の例を示す図。
【図5】特徴量抽出部の構成を概略的に示すブロック図。
【図6】認識部の認識処理を説明するためのフローチャート。
【図7】テンキー部の設置例を示す正面図。
【図8】図7に対し表示部を追加した場合の配設位置の関係を示す正面図。
【図9】認識部の認識処理を説明するためのフローチャート。
【図10】テンキー部の構成を説明する平面図。
【図11】制御装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示す構成図。
【符号の説明】
100…入退場者、101,301…監視カメラ(撮像手段)、102…顔照合装置(生体照合装置、生体照合手段)、103,303…制御装置(制御手段)、104,304…入退場管理サーバ(入退場管理装置)、105,305…入退場用ドア、106,306…カメラ制御部、107…照合装置制御部、108,308…ドア制御部、109,309…送信部、110,310…記録部(画像記録手段)、201…カメラ(画像入力手段)、202…照明部(照明手段)、203…テンキー部(個人識別情報入力手段)、204…処理部、205…画像入力部(画像入力手段)、206…特徴量抽出部(特徴量抽出手段)、207…認識部(認識手段)、208…登録情報保持部(特徴量登録手段)、209…登録情報追加部(特徴量追加手段)、210…番号入力処理部、302…IDカードリーダ(照合手段)、307…リーダ制御・判別部(照合手段)、311…IDカード(個人識別媒体)。

Claims (2)

  1. 入退場者の施設への入退場を管理する入退場管理システムにおいて、
    施設の入退場部において、当該入退場部が撮影視野に入るように設置され、入退場者が前記撮影視野に入るとそれを検出して当該入退場者を追跡しながら当該入退場者の少なくとも顔画像を撮影する監視用の撮影手段(101)と、
    施設の入退場部において、入退場者の顔画像を用いて当該入退場者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する顔照合手段(102)と、
    前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき、そのとき前記撮影手段により撮影された当該入退場者の照合前の画像を画像記録手段(110)に記録する第1の制御手段(106)と、
    前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき前記顔照合手段を照合可能状態に制御する第2の制御手段(107)と、
    この第の制御手段により照合可能状態に制御された後、前記照合手段から得られる照合結果に応じて当該入退場者の施設への入退場を制御する第の制御手段(105,108)と、
    前記照合手段から照合結果が得られたのに基づき、前記画像記録手段に記録された当該入退場者の照合前の画像と、前記照合手段から得られる照合結果、および、前記第の制御手段による入退場者の入退場制御状態等の入退場履歴を受取り管理する入退場管理装置(104)と、
    を具備したことを特徴とする入退場管理システム。
  2. 入退場者の施設への入退場を管理する入退場管理システムにおいて、
    施設の入退場部において、当該入退場部が撮影視野に入るように設置され、入退場者が前記撮影視野に入るとそれを検出して当該入退場者を追跡しながら当該入退場者の少なくとも顔画像を撮影する監視用の撮影手段(301)と、
    施設の入退場部において、入退場者が所持している個人識別用媒体から個人識別情報を読取り、この読取った個人識別情報を用いて当該入退場者があらかじめ登録されている人物か否かを照合する照合手段(302,307)と、
    前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき、そのとき前記撮影手段により撮影された当該入退場者の照合前の画像を画像記録手段(310)に記録する第1の制御手段(306)と、
    前記撮影手段が入退場者を検出したのに基づき前記照合手段を照合可能状態に制御する第の制御手段(307)と、
    この第の制御手段により照合可能状態に制御された後、前記照合手段から得られる照合結果に応じて当該入退場者の施設への入退場を制御する第の制御手段(305,308)と、
    前記照合手段から照合結果が得られたのに基づき、前記画像記録手段に記録された当該入退場者の照合前の画像と、前記照合手段から得られる照合結果、および、前記第の制御手段による入退場者の入退場制御状態等の入退場履歴を受取り管理する入退場管理装置(304)と、
    を具備したことを特徴とする入退場管理システム。
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