JP2000303724A - 確認機能付き鍵保管装置 - Google Patents

確認機能付き鍵保管装置

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JP2000303724A
JP2000303724A JP11115143A JP11514399A JP2000303724A JP 2000303724 A JP2000303724 A JP 2000303724A JP 11115143 A JP11115143 A JP 11115143A JP 11514399 A JP11514399 A JP 11514399A JP 2000303724 A JP2000303724 A JP 2000303724A
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Japan
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JP11115143A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Aida
隆一 相田
Koshu Kirita
光修 桐田
Masaaki Sakurai
正明 桜井
Mitsuo Nishimura
光夫 西村
Masatoshi Namita
正俊 波多
Daisuke Otohata
大輔 乙幡
Makoto Sunaba
真 砂場
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵を取り出し入室しようとする人を室内から
事前に確認できるようにし、また悪戯を未然に防止でき
るようにした確認機能付き鍵保管装置を提供する。 【解決手段】 鍵保管装置14と呼出手段9と確認手段
10により構成され、室外に設置した鍵保管装置14と
呼出手段9を一体化すると共に確認手段10を室内に設
置し、呼出手段9と確認手段10間の応答に基づき確認
手段10を介して入室を許可できる人を確認し、入室を
許可された人だけが蓋4を開けて箱2の中の鍵3を取り
出せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は確認機能付き鍵保管
装置、特に鍵を取り出し入室しようとする人を室内から
事前に確認できるようにした確認機能付き鍵保管装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘルパーなどを依頼している
家庭では、そのヘルパーに鍵を預けることは不安であ
り、管理上も問題があることから、鍵保管装置を設置す
ることが提案された。
【0003】この鍵保管装置は、玄関などの扉の近傍に
固定した箱に鍵を取り付け、鍵を箱に入れ蓋を閉めて収
納しておき、磁気カード等のIDタグに記録されたID
番号を読み取って登録されたID番号と一致した場合に
蓋を開けて鍵を取り出せるようにしたものである。
【0004】これにより、玄関の扉や鍵をそのままの状
態にして、ヘルパーなどの他人に鍵を預けることなく、
その他人が高齢者などの家の出入りができるようにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の鍵保管
装置においては、ID番号が一致さえすれば、その蓋を
開けて鍵を取り出し、その鍵を利用して入室することが
できる。
【0006】このため、室内にいる人は、誰が入室して
来るかは、事前には全く分からず、非常に不安である。
【0007】また、従来の鍵保管装置は、一般には、室
外(例えば玄関の横)に設置してあり、そのため、その
家の人とは無関係の第三者にいたずらされるおそれがあ
る。
【0008】本発明の目的は、鍵を取り出し入室しよう
とする人を室内から事前に確認できるようにし、また悪
戯を未然に防止できるようにした確認機能付き鍵保管装
置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、図1〜図8に示すように、鍵保管装置1
4と呼出手段9と確認手段10により構成され、室外に
設置した鍵保管装置14と呼出手段9を一体化すると共
に確認手段10を室内に設置し、呼出手段9と確認手段
10間の応答に基づき確認手段10を介して入室を許可
できる人を確認し、入室を許可された人だけが蓋4を開
けて箱2の中の鍵3を取り出せるようにした。
【0010】この本発明の構成によれば、例えば呼出手
段9であるインターホン子機9と(図2)確認手段10
であるインターホン親機10との間の応答に基づき、イ
ンターホン親機10を介して入室を許可できる人を確認
できるようになり、それによって入室を許可された人だ
けが蓋4を(図1)開けて箱2の中の鍵3を取り出せ
る。
【0011】このため、鍵3を取り出し入室しようとす
る人を、上記インターホン親機10が設置してある室内
から事前に確認でき、また、そのために悪戯を未然に防
止できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態により
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の構成を示
す全体図であり、図示する確認機能付き鍵保管装置は、
鍵保管装置14と呼出手段9と確認手段10により構成
されている。
【0013】鍵保管装置14は、箱2の中に鎖5に繋が
れた鍵3を入れ、蓋4を閉めて収納しておく装置であ
り、室外、例えば玄関などの扉1の横の壁7に設置され
ている。
【0014】呼出手段9は,上記鍵保管装置14の蓋4
を開けて鍵3を取り出して入室したい人(例えばヘルパ
ー)が事前にその入室の許可を得るために、室内の人を
呼び出す手段である。
【0015】この呼出手段9は、上記鍵保管装置14と
一体化しており、一例としては、例えば図2に示すよう
なスピーカ9Aとマイク9Bと呼出スイッチ9Cを備え
た既存のインターホン子機9がある。
【0016】また、確認手段10は、上記呼出手段9と
の間の応答に基づいて、入室できる人を確認する手段で
あり、例えば図2に示すようなスピーカ10Aとマイク
10Bを備えた既存のインターホン親機10がある。
【0017】このインターホン親機10は、室内に設置
され、例えば台所の壁11など(図1)に取り付けられ
ている。
【0018】そして、図2の場合は、インターホン子機
9の呼出スイッチ9Cを鍵保管装置14のタッチスイッ
チ14B又は電源スイッチ14Cと連動させてある。
【0019】即ち、タッチスイッチ14B、又は電源ス
イッチ14Cがオンすると、鍵保管装置14からインタ
ーホン子機9へスイッチオン信号S1が送信され(図
2)、インターホン子機9の呼出スイッチ9Cが押され
たのと同じ状態になり、インターホン親機10との間で
会話ができる(図4のカッコ内)。
【0020】鍵保管装置14の箱2には、制御回路が内
蔵され、該制御回路は(図3)、制御部14Aと、タッ
チスイッチ14Bと、電源スイッチ14Cと、ID入力
部14Dと、記憶部14Eと、蓋ロック検知部14Fに
より構成されている。
【0021】制御部14Aは、本発明を実施するための
プログラム(例えば、図4に相当)を解読して判断し、
蓋ロック検知部14F等の各装置に指示を与えることに
より全体を制御する。
【0022】タッチスイッチ14Bは、鍵保管装置14
に触れたり、それをゆすったりしたかことを検知し、電
源スイッチ14Cは、鍵保管装置14の電源14Gを投
入するスイッチ、ID入力部14Dは、磁気カードなど
のIDタグ5に記録されたID番号6を入力する。
【0023】記憶部14Eは、前記ID入力部14Dを
介して入力されたID番号と、その利用時刻等の履歴を
記憶し、また、入力されたID番号6と比較対照するI
D番号を予め登録しておく。
【0024】蓋ロック検知部14Fは、蓋4の開閉機構
8に接続し、それを制御する。
【0025】即ち、蓋ロック検知部14Fは、前記ID
入力部14Dを介して入力されたID番号6が登録され
たID番号と一致した場合には、開閉機構8を作動して
蓋4のロックを解除し(図4のステップ106)、入室
を許可されたヘルパー等がその蓋4を開けて鍵3を取り
出せるようにする(図4のカッコ内)。
【0026】また、蓋ロック検知部14Fは、開閉機構
8を構成するマイクロスイッチ等により蓋4が閉まった
ことを検知した場合には、開閉機構8を作動して蓋4を
ロックする(図4のステップ107)。
【0027】以下、前記構成を備えた図2に示す装置の
動作を説明する。
【0028】(1)入室を許可するまでの動作。 図4のステップ101において、タッチスイッチ14B
がオンし、又はステップ102において、電源スイッチ
14Cがオンすると、ステップ103において、スイッ
チオン信号S1を出力する。
【0029】例えば、誰かが鍵保管装置14に(図2)
触れたりすると、タッチスイッチ14Bがオンするの
で、それを検知した制御部13Aは(図3)、スイッチ
オン信号S1を(図2)インターホン子機9に対して出
力する。
【0030】これにより、インターホン子機9の呼出ス
イッチ9Cが押されたのと同じ状態になり、インターホ
ン親機10との間で会話ができる(図4のカッコ内)。
【0031】例えば、室内にいる人は、インターホン親
機10のスピーカ10A(図2)から「ピンポーン」と
いう音がしたので、マイク10Bを介して「どちら様で
すか?」という。
【0032】すると、室外にいる人がインターホン子機
9のマイク9Bを介して「ヘルパーの××です」とい
い、その声がインターホン親機10のスピーカ10Aを
介して聞こえたので、室内にいる人は、入室を許可して
もよいと判断し、マイク10Bを介して「どうぞ」とい
う。
【0033】このように、呼出手段であるインターホン
子機9と確認手段であるインターホン親機10との間の
応答に基づいて、外にいる人が入室を許可できる人か否
かを確認できる。
【0034】従って、室内にいる人は、鍵3を(図1)
用いて入って来る人を事前に確認でき、非常に安心す
る。
【0035】(2)入室を許可した後の動作。
【0036】図4のステップ104において、ID番号
6を入力し、ステップ105において、登録したものと
照合し、ステップ106において、蓋4のロックを解除
する。
【0037】即ち、上記入室を許可されたヘルパーは、
磁気カード等のIDタグ5を(図2)鍵保管装置14の
所定の挿入口に挿入すると、そのID番号6はID入力
部14Dを介して(図3)入力されて記憶部11Eに登
録されたものと照合され、両者が一致している場合に
は、蓋ロック検知部14Fを介して蓋4のロックが解除
される。
【0038】これにより、そのヘルパーは、その蓋4を
(図1)開けて、箱2から鍵3を取り出すことができ
(図4のカッコ内)、扉1(図1)の解錠を行ってか
ら、室内に入る。
【0039】そして、ヘルパーが鍵3を箱2へ戻し、蓋
4を閉めた場合には、それを検知した蓋ロック検知部1
4Fが(図3)開閉機構8を作動し、図4のステップ1
07において、蓋4をロックし、全ての動作は終了す
る。
【0040】図5は、本発明の第2実施形態を示す全体
図であり、インターホン子機9の呼出スイッチ9Cと、
鍵保管装置14のタッチスイッチ14B又はIDタグ5
を連動させ、インターホン親機10側の電源10Fをイ
ンターホン子機9を経由して鍵保管装置14へ投入し、
また鍵保管装置14側から自動応答を可能にした場合で
ある。
【0041】鍵保管装置14の制御回路が、図3と異な
るのは、インターホン起動部14Iと音声合成部14H
とインターフェース部14Gが付加されている点と、電
源が設けられていない点である。
【0042】この構成により、タッチスイッチ14Bが
オンし(図6のステップ201)、又はIDタグ5から
ID番号6が入力されると(図6のステップ202)、
インターホン起動部14Iを介してインターホンが起動
し(図6のステップ203)、呼出スイッチ9Cが押さ
れたのと同じ状態になる。
【0043】そして、音声合成部14Hを(図5)介し
て、「どちら様ですか?」といった音声により、自動応
答が行われ(図6のステップ204)、その後は図4の
場合と同様にインターホン子機9とインターホン親機1
0との間で会話ができる(図6のカッコ内)。
【0044】また、鍵保管装置14の電源は設けられて
いず、インターフェース部14Gを(図5)介して、イ
ンターホン親機10の電源10Fが、インターホン子機
9を経由して投入される(矢印P)。
【0045】インターホン子機9は、制御部9Aを有
し、鍵保管装置14やインターホン親機10との間で信
号を授受することにより、上記自動応答などの制御動作
を行う。
【0046】インターホン親機10は、制御部10Aを
有し、解錠スイッチ10Dと表示部10Eが付加されて
いる。
【0047】解錠スイッチ10Dは、ID番号6が入力
されない場合であっても、室内の人が操作することによ
り、鍵保管装置14の蓋ロック検知部14Fを介して蓋
4を(図1)が解錠されるようになっている(図6のス
テップ205、207)。
【0048】これは、インターホン子機9とインターホ
ン親機10の間の応答により、入室を許可された人が、
IDタグ5を忘れた場合でも、室内から鍵保管装置14
の蓋4を解錠することにより、その人が鍵3を取り出せ
るようにするためである。
【0049】また、表示部10Eは、鍵保管装置14の
蓋4が(図1)開けっ放しになっている場合に、点滅す
ることにより、室内の人に蓋4を閉めるよう注意を促
す。
【0050】以下、前記構成を備えた図5に示す装置の
動作を説明する。
【0051】(1)入室を許可するまでの動作。
【0052】図6のステップ201において、タッチス
イッチ14Bがオンし、又はステップ202において、
ID番号6が入力すると、ステップ203において、イ
ンターホンを起動し、ステップ204において、音声合
成で「どちら様ですか?」を出力する。
【0053】例えば、誰かが鍵保管装置14に(図5)
触れたりすると、タッチスイッチ14Bがオンするの
で、それを検知した制御部14Aは(図5)、インター
ホン起動部14Iを介してインターホンを起動し呼出ス
イッチ9Cが押されたのと同じ状態にする。
【0054】これにより、矢印Pで示すように、インタ
ーホン親機10の電源10Fが、インターホン子機9を
経由して鍵保管装置14へ投入される。
【0055】この状態で、鍵保管装置14の制御部14
Aは(図5)、音声合成部14Hを制御することによ
り、インターホン子機9のスピーカ9Aを介して「どち
ら様ですか?」という自動応答を行い、その後は、イン
ターホン子機9とインターホン親機10との間で会話が
行われる(図6のカッコ内)。
【0056】例えば、室内にいる人は、マイク10Bを
介して「どちら様ですか?」というと、室外にいる人が
インターホン子機9のマイク9Bを介して「ヘルパーの
××です」といい、その声がインターホン親機10のス
ピーカ10Aを介して聞こえるので、室内にいる人は、
入室を許可してもよいと判断し、マイク10Bを介して
「どうぞ」という。
【0057】このように、呼出手段であるインターホン
子機9と確認手段であるインターホン親機10との間の
応答に基づいて、外にいる人が入室を許可できる人か否
かを確認できる。
【0058】従って、室内にいる人は、鍵3を(図1)
用いて入って来る人を事前に確認でき、非常に安心す
る。
【0059】(2)入室を許可した後の動作。
【0060】図6のステップ205において、解錠スイ
ッチ10Dが押されたか否かを判断し、押されたと判断
した場合には(YES)、ステップ207において、蓋
4のロックを解除する。
【0061】即ち、上記入室を許可されたヘルパーが、
磁気カード等のIDタグ5を忘れ、室内の人が解錠スイ
ッチ10Dを押した場合には、鍵保管装置14の制御部
14Aは(図5)、それを検知して蓋ロック検知部14
Fを制御し蓋4のロックが解除される。
【0062】これにより、そのヘルパーは、その蓋4を
(図1)開けて、箱2から鍵3を取り出すことができ
(図6のカッコ内)、扉1(図1)の解錠を行ってか
ら、室内に入る。
【0063】また、前記解錠スイッチ10Dが押されて
いないと判断した場合には(図6のステップ205のN
O)、ヘルパーはIDタグ5を忘れずに持参しそれを所
定の挿入口に挿入したことから、ステップ206におい
て、入力されたID番号6を照合した後、登録されたも
のと一致している場合には、ステップ207において、
上記と同様に蓋4のロックを解除する。
【0064】そして、ヘルパーが鍵3を箱2へ戻し、蓋
4を閉めた場合には、蓋ロック検知部14Fが(図5)
それを検知したことから(図6のステップ209のYE
S)開閉機構8を作動し、図6のステップ210におい
て、蓋4をロックし、全ての動作は終了する。
【0065】しかし、蓋4が開いたままの場合には(図
6のステップ209のNO)、図6のステップ208に
おいて、表示部10Eが点滅し、ステップ209に戻っ
て同じ動作を繰り返す。
【0066】即ち、蓋4が開いたままの場合には、制御
部14Aが(図5)インターホン親機10の制御部10
Aを介して、表示部10Eを点滅させ、室内の人に注意
を促す。
【0067】図7は、本発明の第3実施形態を示す図で
あり、インターホン子機9の制御部9Aを鍵保管装置1
4と共用し、鍵保管装置14の制御部14Aをインター
ホン親機10に組み込んだ場合である。
【0068】即ち、図示するように、インターホン子機
9の制御部9Aに、鍵保管装置14のタッチスイッチ1
4Bや蓋ロック検知部14Fなどを接続し、更にインタ
ーホン子機9の制御部9Aには、テレビカメラ9Eが接
続されている。
【0069】鍵保管装置14の制御部14Aは、前記し
たように、インターホン親機10に組み込み、この制御
部14Aに、音声合成部14Hなどの他、画像表示部1
0Gと画像メモリ10Hを接続した。
【0070】画像表示部10Gは、前記インターホン子
機9のテレビカメラ9Eを介して映し出された画像、例
えば鍵保管装置14に近づいた人の画像を表示する。
【0071】画像メモリ10Hは、上記テレビカメラ9
Eで撮像された人の正面の顔の画像を記憶する。
【0072】この画像メモリ10Hに記憶された人の正
面の顔の画像は、後日出力することにより、記憶部11
Eに記憶されたその人のID番号6と利用時刻と共に、
問題が発生した場合の参考資料とする。
【0073】即ち、画像メモリ10Hに記憶された人の
顔の画像が斜めであれば、後日出力しても、それが誰で
あるかは明確に特定できない場合が多い。
【0074】しかし、画像メモリ10Hに記憶された人
の顔の画像が正面であれば、出力することによりその人
を直ちに特定できる。
【0075】従って、例えば、ヘルパーなどが訪問した
場合には、介護上の問題が発生することがあり、そのよ
うな場合に、人の顔の正面の画像を記憶する上記画像メ
モリ10Hは、極めて効果がある。
【0076】以下、前記構成を備えた図7に示す装置の
動作を説明する。
【0077】(1)入室を許可するまでの動作。
【0078】図8のステップ301において、タッチス
イッチ14Bがオンし、又はステップ302において、
呼出スイッチ9Cがオンすると、ステップ303におい
て、インターホンを起動し、ステップ304において、
テレビカメラ9Eの画像を画像メモリ10Hに記憶し、
ステップ305において、音声合成で「どちら様ですか
?」を出力する。
【0079】例えば、誰かが鍵保管装置14に(図7)
触れたりすると、タッチスイッチ14Aがオンする。
【0080】従って、それをインターホン子機9の制御
部9Aを介して検知したインターホン親機10側の制御
部14Aは(図7)、再度インターホン子機9の制御部
9Aを介してインターホン起動部14Iを制御しインタ
ーホンを起動する。
【0081】これにより、インターホン子機9の呼出ス
イッチ9Cが押されたのと同じ状態になる。
【0082】そして、インターホン親機10側の制御部
14Aは(図7)、インターホン子機9の制御部9Aを
介してテレビカメラ9Eを作動させ、その人の顔の正面
の画像を画像メモリ10Hに記憶する。
【0083】次いで、インターホン親機10側の制御部
14Aは、音声合成部14Hを制御することにより、イ
ンターホン子機9のスピーカ9Bを介して「どちら様で
すか?」という自動応答を行い、その後は、インターホ
ン子機9とインターホン親機10との間で会話が行われ
る(図8のカッコ内)。
【0084】このように、呼出手段であるインターホン
子機9と確認手段であるインターホン親機10との間の
応答に基づいて、外にいる人が入室を許可できる人か否
かを確認できるので、室内にいる人は、鍵3を(図1)
用いて入って来る人を事前に確認でき、非常に安心す
る。
【0085】(2)入室を許可した後の動作。
【0086】図8のステップ306において、ID番号
6が入力されると、ステップ307において、登録した
ものと照合し、ステップ308において、履歴を記憶部
11Eに記憶し、ステップ309において、解錠信号S
2を出力し、ステップ310において、蓋4が開いたこ
とを表示する。
【0087】例えば、入室を許可されたヘルパーは、I
Dタグ5を所定の挿入口に挿入すると、ID入力部14
Dを(図7)介してID番号6が入力され、それが記憶
部11Eに登録したものと一致した場合には、そのID
番号6と利用時刻などを履歴として記憶部11Eに記憶
する。
【0088】次いで、制御部14Aが(図7)解錠信号
S2を出力すると、該解錠信号S2により、インターホ
ン子機9の制御部9Aを介して蓋ロック検知部14Fが
制御され、蓋4がロックされ、ヘルパーがそれを開く。
【0089】蓋4が開いたことは、表示部10Eに表示
され、室内の人に分かるようになっている。
【0090】そして、ヘルパーが鍵3を(図1)取り出
して(図8のカッコ内)、室内に入り所定の介護を行っ
てからその鍵3(図1)を箱2へ戻し、蓋4を閉める。
【0091】そして、図8のステップ311において、
蓋4が閉まったことを表示し、ステップ312におい
て、施錠信号S3を出力し、ステップ313において、
インターホンを停止する。
【0092】即ち、蓋4が閉まると、制御部14Aは
(図7)、それを蓋ロック検知部14Fを介して検知
し、表示部10Eにその旨を表示させると共に、施錠信
号S3を出力して、蓋ロック検知部14Fを介して蓋4
をロックし、更にインターホン起動部14Iを介してイ
ンターホンを停止させ、全ての動作は終了する。
【0093】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、呼出
手段であるインターホン子機と確認手段であるインター
ホン親機との間の応答に基づき、インターホン親機を介
して入室を許可できる人を確認できるようになり、それ
によって入室を許可された人だけが蓋を開けて箱の中の
鍵を取り出せるので、鍵を取り出し入室しようとする人
を、上記インターホン親機が設置してある室内から事前
に確認でき、また、そのために悪戯を未然に防止できる
ようになるという効果がある。
【0094】また、室内に設置したインターホン親機に
解錠スイッチを設けることにより、鍵保管装置の蓋のロ
ックを室内から解除でき、更にインターホン親機の電源
を鍵保管装置と共用したり、インターホン子機の制御部
を鍵保管装置と共用することにより、装置全体の小型化
が図れるという効果もある。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図3】図2の詳細図である。
【図4】図2の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図6】図5の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態を示す図である。
【図8】図7の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 扉 2 箱 3 鍵 4 蓋 5 IDタグ 6 ID番号 7、11 壁 8 蓋4の開閉機構 9 インターホン子機 10 インターホン親機 13 鎖 14 鍵保管装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D 361 361 9/14 9/14 J (72)発明者 桜井 正明 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 西村 光夫 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 波多 正俊 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 乙幡 大輔 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 (72)発明者 砂場 真 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 日 本信号株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA15 BB04 BB09 BB61 BB62 BB69 CC11 CC12 CC27 DD02 EE02 FF09 FF44 FF49 5C054 AA01 AA05 BA03 CC02 CE14 DA01 DA08 EA01 EA05 EA07 FF03 GA00 GB02 HA22 5K038 CC02 FF01 GG06 5K048 BA03 BA10 BA12 BA52 BA55 EA16 FB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵保管装置と呼出手段と確認手段により
    構成され、室外に設置した鍵保管装置と呼出手段を一体
    化すると共に確認手段を室内に設置し、呼出手段と確認
    手段間の応答に基づき確認手段を介して入室を許可でき
    る人を確認し、入室を許可された人だけが蓋を開けて箱
    の中の鍵を取り出せるようにしたことを特徴とする確認
    機能付き鍵保管装置。
  2. 【請求項2】 上記呼出手段がインターホン子機によ
    り、確認手段がインターホン親機によりそれぞれ構成さ
    れている請求項1記載の確認機能付き鍵保管装置。
  3. 【請求項3】 上記インターホン子機の呼出スイッチ
    と、鍵保管装置のタッチスイッチ又は電源スイッチを連
    動させた請求項2記載の確認機能付き鍵保管装置。
  4. 【請求項4】 上記インターホン子機の呼出スイッチ
    と、鍵保管装置のタッチスイッチ又はIDタグを連動さ
    せ、インターホン親機側の電源をインターホン子機を経
    由して鍵保管装置へ投入し、鍵保管装置側からの自動応
    答を可能にした請求項2記載の確認機能付き鍵保管装
    置。
  5. 【請求項5】 上記インターホン子機の制御部を鍵保管
    装置と共用し、鍵保管装置の制御部をインターホン親機
    に組み込んだ請求項2記載の確認機能付き鍵保管装置。
  6. 【請求項6】 上記インターホン親機に解錠スイッチと
    表示部が設けられ、解錠スイッチにより、室内から鍵保
    管装置の蓋のロックを解除し、表示部により、鍵保管装
    置の蓋の開閉状態を表示する請求項4又は5記載の確認
    機能付き鍵保管装置。
  7. 【請求項7】 上記インターホン子機の制御部にテレビ
    カメラが接続され、テレビカメラと協働する画像メモリ
    が、インターホン親機に組み込んだ鍵保管装置の制御部
    に接続されている請求項5記載の確認機能付き鍵保管装
    置。
JP11115143A 1999-04-22 1999-04-22 確認機能付き鍵保管装置 Pending JP2000303724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078687A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Toshiba Corp 入退場管理システム
JP2017203353A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 株式会社Ihi キーボックス
JP2019148110A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 アイホン株式会社 鍵管理システム

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