JP4434453B2 - 管内作業装置の管内挿入用案内具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管径方向の一方向に沿う移動で、管周壁に形成してある貫通孔を通して管内に挿入自在な案内部材を、管径方向の一方向に沿う押し込み操作で前記貫通孔から管内に入り込む管内作業装置の前方にその案内面が位置するように、管内に装着自在に形成し、前記管内作業装置が前記貫通孔を通して管内に入り込むに伴って、その管内作業装置を前記案内面に接当させて、前記管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に変更する管内作業装置の管内挿入用案内具に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記管内作業装置の管内挿入用案内具( 以下、単に管内挿入用案内具という) は、管径方向の一方向に沿う移動で、管周壁の貫通孔を通して管内に挿入自在な案内部材を設けてあるので、案内部材の管内への装着作業を簡便化できる利点がある。
従来の管内挿入用案内具は、管径方向の一方向に沿う移動で貫通孔を通過できる一定形状の案内部材を設けているために、その案内面も一定形状に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この為、案内部材を管内に装着した状態で管軸方向に延出できる案内面の長さが、最大でも貫通孔の略直径以下に制限されるので、案内面の管内作業装置との接当による案内長さが短く、管内作業装置と案内面との接当が管内作業装置の進行方向を充分に変更しきれないうちに解除されたときは、管内作業装置が管内面に管径方向から押し付けられて、管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に円滑に変更しにくい欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に円滑に変更できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の特徴構成は、管径方向の一方向に沿う移動で、管周壁に形成してある貫通孔を通して管内に挿入自在な案内部材を、管径方向の一方向に沿う押し込み操作で前記貫通孔から管内に入り込む管内作業装置の前方にその案内面が位置するように、管内に装着自在に形成し、
前記管内作業装置が前記貫通孔を通して管内に入り込むに伴って、その管内作業装置を前記案内面に接当させて、前記管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に変更する管内作業装置の管内挿入用案内具であって、
前記案内部材を、管径方向の一方向に沿う移動で前記貫通孔を通して管内に挿入可能な挿入姿勢と、管内に装着した状態で前記案内面が管の奧側に入り込む装着姿勢とに姿勢変更自在に設け、
前記挿入姿勢及び前記装着姿勢の両姿勢において、前記案内部材の案内面は前記管内作業装置を前記管の奥側に案内する案内面として作動可能に設け、
前記案内部材の管内への挿入に伴って挿入先端側の前記管周壁に接当する接当部材を設け、当該接当部材が前記管周壁に接当して、前記案内部材の管径方向の一方向における移動を規制し、
前記案内部材が、前記接当部材と係合する規制片を有し、前記規制片が、前記接当部材に係合して前記案内部材の前記装着姿勢における揺動範囲を規制する点にある。
〔作用〕
案内部材を、管径方向の一方向に沿う移動で、管周壁に形成してある貫通孔を通して管内に挿入するときは、その案内部材を管径方向の一方向に沿う移動で貫通孔を通して管内に挿入可能な挿入姿勢で挿入し、管内に挿入した案内部材を管内に装着するときは、その案内部材を管内に装着した状態で案内面が管の奧側に入り込む装着姿勢に姿勢変更することができる。
また、接当部材が、案内部材の管内への挿入に伴って、挿入先端側の管周壁に接当するので、案内部材の管径方向の一方向における移動を規制することができる。
さらには、案内部材に接当部材と係合する規制片が設けられ、その規制片が接当部材に係合して案内部材の装着姿勢における揺動範囲を規制することができる。
〔効果〕
案内部材を管内に装着した状態で管軸方向に延出できる案内面の長さが、貫通孔の略直径以下に制限されないので、案内面の管内作業装置との接当による案内長さを従来よりも長くすることができ、管内作業装置と案内面との接当を管内作業装置の進行方向を充分に変更してから解除できるので、管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に円滑に変更できる。
【0005】
請求項2記載の発明の特徴構成は、前記案内部材を前記挿入姿勢に復帰するように付勢して、管内への挿入に伴う管内面との接当で、付勢力に抗して前記装着姿勢に変更するように構成してある点にある。
〔作用〕
案内部材を管内に装着するときは、案内部材を挿入姿勢で管内に挿入するに伴う案内部材の管内面との接当で、案内部材の姿勢を付勢力に抗して装着姿勢に変更することができ、管内に装着していた案内部材を管内から取り出すときは、案内部材を管内から取り出すに伴う案内部材と管内面との接当解除で、案内部材の姿勢を挿入姿勢に復帰させることができる。
〔効果〕
案内部材を管径方向の一方向に移動させる操作で、挿入姿勢と装着姿勢とにタイミング良く簡便に変更することができる。
【0006】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔参考例〕
図1は、都市ガス供給用の円筒状のポリエチレン樹脂製ガス管C内に溜まった水を管外に抽水するために、管内作業装置としての抽水装置Bを、ガス管Cに熱融着して連通接続してある分岐管継手Dを通して、ガス管C内に挿入する管内作業装置の管内挿入装置Aを示し、この管内挿入装置Aに、本発明に係る管内作業装置の管内挿入用案内具22を設けてある。
【0007】
前記抽水装置Bは、略円柱形状に形成してある管内撮影用カメラ1と、その前方に設けた抽水ヘッド2とを備え、抽水ヘッド2は、可撓性を備えた吸水管3の先端に球形の吸水部4を接続して構成してあり、抽水装置Bをガス管C内で押し引き移動させるために可撓性を備えた長尺体としてのポリエチレン樹脂製の抽水ホース5をカメラ1の後端側に連結し、カメラ1で撮影した画像データを管外に送信するカメラケーブルを抽水ホース5内に挿通してある。
【0008】
そして、図7に示すように、ドラム7に巻き付けてある抽水ホース5のガス管C内への手動による押し引き操作で、ガス管C内の抽水装置Bを移動させて、カメラ1で撮影した画像をテレビモニタ8で見ながら、管内に溜まっている水Wを発見すると、抽水ヘッド2の吸水部4をその溜まっている水Wの中に入り込ませ、ポンプPの駆動でその水Wを吸水して、抽水ホース5を通して管外に排出するように構成してある。
【0009】
前記分岐管継手Dは、分岐工事の際に管周壁に分岐用孔( 貫通孔) 9を穿孔する為に設けられていてガス管Cに分岐用孔9を通して管径方向から連通している作業用円筒体10と、作業用円筒体10の途中にガス管Cの管軸方向に沿って連通する分岐管接続用円筒体11とを備え、分岐管接続用円筒体11に分岐管Eを接続し、通常はキャップ12で気密に塞いである作業用円筒体10の開口部に、管内挿入装置Aを接続固定してある。
【0010】
前記管内挿入装置Aは、抽水装置Bを、抽水ホース5を外部に突出させた状態で、一端側から気密に収容可能な収容室13を形成している筒状のケーシング14と、収容室13の他端側に連通して、その収容室13に収容してある抽水装置Bを作業用円筒体10を通して管径方向からガス管C内に挿入可能な挿入用通路15とを設け、挿入用通路15に切り換え具16を設けて、その挿入用通路15を、収容室13とガス管C内とを連通する連通状態と、その連通を遮断する遮断状態とに切り換え自在に設けてある。
【0011】
前記切り換え具16は、挿入用通路15を形成する通路用円筒体17に、シャッター板18を、挿入用通路15を塞ぐ塞ぎ位置と挿入用通路15から引退する引退位置とに亘って、手動で押し引き操作自在に設けて構成してあり、通路用円筒体17の一端側にケーシング14を同芯状にねじ込み固定し、他端側を作業用円筒体10に同芯状にねじ込み固定して、シャッター板18を引退位置に引き出して連通状態に切り換え、シャッター板18を塞ぎ位置に押し込んで遮断状態に切り換えるように構成してある。
【0012】
前記ケーシング14は、抽水装置Bを収容する小径の作業装置用円筒体19の一端側に、抽水ホース5との隙間をスポンジ20で塞いで収容室13内を気密に保持する大径の密封用円筒体21を、筒軸方向に相対摺動自在に気密に外嵌するとともに、作業装置用円筒体19の他端側に、管内挿入用案内具22を収容する大径の案内具用円筒体23を、筒軸方向に相対摺動自在に気密に外嵌し、案内具用円筒体23を通路用円筒体17の一端側に同芯状にねじ込み固定して、抽水装置Bの挿入用通路15への押し込み方向、つまり、ケーシング14の筒軸芯X方向に沿って伸縮操作自在に設けてある。
【0013】
前記管内挿入用案内具22は、抽水ホース5による管径方向の一方向に沿う押し込み操作で、抽水装置Bが挿入用通路15を通して分岐用孔9からガス管C内に入り込むに伴って、その抽水装置Bの先端側、つまり、吸水部4を案内面24に接当させて、抽水装置Bのガス管C内での進行方向を管軸芯Y方向に変更するするもので、図2に示すように、作業装置用円筒体19の挿入用通路15側端部に一体形成してある固定案内板31と、固定案内板31の下端側に揺動自在に連結してある揺動案内板32とを備えた案内部材33を設けて、ケーシング14の収縮操作で、つまり、管径方向の一方向に沿う移動で、分岐用孔9を通してガス管C内に挿入自在に設けてある。
【0014】
前記固定案内板31を、下端( 先端) 側が内向きに湾曲し、かつ、下端側が径が小さい略半割円筒形の樋状に形成して、その内面を固定案内面34に構成し、揺動案内板32を、全長に亘って内向きに湾曲し、かつ、下端( 先端) 側ほど径が小さくなる略半割円筒形の樋状に形成して、その内面を揺動案内面35に構成してある。
【0015】
そして、固定案内板31の下端側と揺動案内板32の上端側とをそれらの外面側に設けたヒンジ部材36で連結して、図2( イ) に示すように、案内部材33が管径方向の一方向に沿う移動で分岐用孔9を通してガス管C内に挿入可能な挿入姿勢に復帰するように揺動案内板32を自重付勢し、揺動案内板32の上端側端面37の寸法形状を固定案内板31の下端側端面38の寸法形状と同じにして、図2( ロ) に示すように、ガス管C内に装着した状態で、揺動案内板32の上端側端面37と固定案内板31の下端側端面38とが接当して、固定案内面34と揺動案内面35とが一連に繋がった案内面24がガス管Cの奧側に入り込む装着姿勢に姿勢変更自在に設けてある。
【0016】
また、固定案内板31の外面側に、管内挿入用案内具22のガス管C内への挿入に伴ってガス管内面に接当する接当部材40を溶接固定して、管内挿入用案内具22のガス管C内への挿入量を規制できるようにしてある。
【0017】
そして、管内挿入用案内具22を案内具用円筒体23の内側に収容し、作業装置用円筒体19の外周部にハンドル25を固定して、管内挿入用案内具22をケーシング14の外側から筒軸芯X周りで回動操作自在に設け、ハンドル25や作業装置用円筒体19に案内面24の向きを示す印などを設けて、ハンドル25の操作で、案内面24が所望の向きになるように、管内挿入用案内具22を回動操作自在に設けてある。
【0018】
以下に、上記管内挿入装置Aを使用して、ガス管C内にガスが充満している活管状態で、そのガス管C内に抽水装置Bを挿入する方法を説明する。
図3に示すように、作業用円筒体10を略垂直方向に沿わせてガス管Cに接続固定してある分岐管継手Dを、切り換え具16を予め入れてあるビニール製の袋である安全バッグ26で覆い、その安全バッグ26に設けた孔から安全バッグ26中に入れた手27で、作業用円筒体10の開口部を塞いでいるキャップ12を外し、シャッター板18を塞ぎ位置に移動させてある切り換え具16の通路用円筒体17を、ゴム製シールリング28を挟んで、作業用円筒体10にねじ込み固定する。
【0019】
次に、安全バッグ26を撤去して、図4に示すように、密封用円筒体21を通して作業装置用筒体19の内側に抽水装置Bを挿入して伸長させてあるケーシング14の案内具用円筒体23を、ゴム製シールリング29を挟んで、切り換え具16の通路用円筒体17にねじ込んで、ケーシング14を略垂直に固定し、密封用円筒体21と抽水ホース5との隙間をスポンジ20で塞いで、収容室13とガス管C内との連通を遮断する遮断状態で、抽水装置Bを管内挿入用案内具22と共に収容室13に気密に収容する。
【0020】
次に、図5に示すように、切り換え具16を収容室13とガス管C内とを挿入用通路15を通して連通する連通状態に切り換えて、ケーシング14をガス管C側に収縮させ、そのケーシング14の収縮に伴って、作業装置用円筒体19の先端部が挿入用通路15と作業用円筒体10とを通してガス管C側に入り込む。
【0021】
そして、図6に示すように、接当部材40がガス管内面に接当するまで作業装置用円筒体19を入り込ませることにより、管内挿入用案内具22が、揺動案内板32のガス管内面との接当で、揺動案内板32の自重による付勢力に抗して揺動して、装着姿勢に変更されて、後続して分岐用孔9からガス管C内に入り込む抽水装置Bの前方に案内面24が位置するようにガス管C内に装着される。
【0022】
次に、図6に示すように、管内挿入用案内具22が装着姿勢に保持されるようにケーシング14を収縮させたまま、収容室13の外部に突出している抽水ホース5による手動の押し込み操作で抽水装置Bをガス管C内に押し込むに伴って、その抽水装置Bが管内挿入用案内具22の案内面24に接当して、ガス管C内への進行方向が、案内面24に対向する管軸芯Y方向に変更される。
【0023】
そして、図7に示すように、ケーシング14を収縮状態に保持したまま、抽水装置Bをガス管C内の一方の側で押し引き移動させて、そのガス管C内の抽水装置Bによる抽水作業を行い、抽水作業が終了すると、収容室13の外部に突出している抽水ホース5による手動の引き込み操作で、収縮状態に保持しているケーシング14の作業装置用筒体19の内側に抽水装置Bを入り込ませ、ケーシング14を伸長させて管内挿入用案内具22を挿入姿勢に復帰させた状態で、図5中に仮想線で示すように、その管内挿入用案内具22をハンドル25で180度回動させて、前述と同様の挿入方法で、抽水装置Bをガス管C内の他方の側に進入させて、そのガス管C内の抽水装置Bによる抽水作業を行う。
【0024】
左右のガス管C内での抽水作業が終了すると、抽水ホース5による引き込み操作で、収縮状態に保持しているケーシング14の作業装置用筒体19の内側に抽水装置Bを入り込ませた後、管内挿入用案内具22が案内具用円筒体23の内側に入り込むようにケーシング14を伸長させ、切り換え具16を遮断状態に切り換えて、挿入時とは逆の手順で、管内挿入装置Aを分岐管継手Dから外し、作業用円筒体10の開口部をキャップ12で気密に塞ぐ。
【0025】
〔第1実施形態〕
管内挿入用案内具22は、図8に示すように、作業装置用円筒体19の挿入用通路15側端部の左右両側に接当部材40を一体固定し、この接当部材40の内側に案内部材33を横軸周りで揺動自在に支持し、ネジリコイルバネ39で図8(イ)に示す挿入姿勢に復帰するように付勢し、ガス管C内への挿入に伴う管内面との接当で、図8(ロ)に示すように、ネジリコイルバネ39の付勢力に抗して装着姿勢に変更するように構成してある。
【0026】
前記案内部材33は、作業装置用円筒体19と略同径で、かつ、下端側が管軸方向に湾曲する略半割筒形の樋状に形成して、その内面を案内面24に構成し、図8(イ)に示すように、案内部材33の上端面41と作業装置用円筒体19の下端面42との接当で挿入姿勢に保持し、ガス管C内への挿入に伴って装着姿勢に円滑に変更できるように、案内部材33の下端側左右両側にローラ43を設け、図8(ロ)に示すように、管内挿入用案内具22を接当部材40が管内面に接当するまで挿入することにより、付勢力に抗して装着姿勢に変更し、接当部材40との係合で案内部材33の揺動範囲を規制する規制片44を一体に設けてある。
その他の構成や使用方法は参考例と同様であるので、その説明は省略する。
【0027】
〔その他の実施形態〕
1.本発明による管内作業装置の管内挿入用案内具は、管内撮影用のカメラやガスバッグなどの管内作業装置を管内に挿入するときに使用するものであっても良い。
2.本発明による管内作業装置の管内挿入用案内具は、管内作業装置の管内挿入装置とは別に、単独で管内に装着するものであっても良い。
3.本発明による管内作業装置の管内挿入用案内具は、水道管や下水道管などの液体用の管内に管内作業装置を挿入するときに使用するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例を示す管内挿入装置の断面図
【図2】 参考例を示す管内挿入用案内具の縦断側面図
【図3】 参考例を示す管内挿入用案内具の使用説明図
【図4】 参考例を示す管内挿入用案内具の使用説明図
【図5】 参考例を示す管内挿入用案内具の使用説明図
【図6】 参考例を示す管内挿入用案内具の使用説明図
【図7】 抽水作業の説明図
【図8】 第1実施形態を示す管内挿入用案内具の説明図
【符号の説明】
9 貫通孔
24 案内面
33 案内部材
B 管内作業装置
C 管
Y 管軸
Claims (2)
- 管径方向の一方向に沿う移動で、管周壁に形成してある貫通孔を通して管内に挿入自在な案内部材を、管径方向の一方向に沿う押し込み操作で前記貫通孔から管内に入り込む管内作業装置の前方にその案内面が位置するように、管内に装着自在に形成し、
前記管内作業装置が前記貫通孔を通して管内に入り込むに伴って、その管内作業装置を前記案内面に接当させて、前記管内作業装置の管内での進行方向を管軸方向に変更する管内作業装置の管内挿入用案内具であって、
前記案内部材を、管径方向の一方向に沿う移動で前記貫通孔を通して管内に挿入可能な挿入姿勢と、管内に装着した状態で前記案内面が管の奧側に入り込む装着姿勢とに姿勢変更自在に設け、
前記挿入姿勢及び前記装着姿勢の両姿勢において、前記案内部材の案内面は前記管内作業装置を前記管の奥側に案内する案内面として作動可能に設け、
前記案内部材の管内への挿入に伴って挿入先端側の前記管周壁に接当する接当部材を設け、当該接当部材が前記管周壁に接当して、前記案内部材の管径方向の一方向における移動を規制し、
前記案内部材が、前記接当部材と係合する規制片を有し、前記規制片が、前記接当部材に係合して前記案内部材の前記装着姿勢における揺動範囲を規制する管内作業装置の管内挿入用案内具。 - 前記案内部材を前記挿入姿勢に復帰するように付勢して、管内への挿入に伴う管内面との接当で、付勢力に抗して前記装着姿勢に変更するように構成してある請求項1記載の管内作業装置の管内挿入用案内具。
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