JP4433846B2 - 電子データ配信方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子書籍データのような電子データをクライアントに有料で配信する場合に適用して好適な電子データ配信方法、及びその配信を行うサーバとしての電子データ配信装置に関する。
従来、例えばユーザであるクライアントが、インターネットに接続して、電子書籍データのような電子データを有料で配信するサーバにアクセスして、必要な電子データの配信を受ける場合、サーバから指示された方法で、購入金額の精算処理を行って、電子データの配信を受けるのが一般的である。例えば、クレジットカードで支払いをする場合には、購入代金の清算を行う画面で、クレジットカード番号等の入力を行う。特許文献1には、電子書籍データをクライアント端末に配信する処理の例についての開示がある。
特表平9−506225号公報
このような有料で電子データを配信する場合には、どのユーザが配信を受ける場合であっても、配信を行う業者側が設定した同じ金額で購入することになる。即ち、予めサーバ側で個々の電子データ毎に金額が設定してあり、ユーザはその設定された金額で購入することになる。
従来から知られている、購入金額をユーザによって割り引く処理の一つとしては、例えば、電子クーポンと称される電子化された割引券をインターネットなどで特定のアドレスにアクセスされたユーザに配付する処理がある。購入時には、電子クーポン発行時に得られたコードなどを入力することで、予め決められた金額を割り引くことができる。
ところが、このような電子クーポンなどを使用した割引は、ユーザが電子クーポンなどのダウンロードを行う必要があり、手間がかかるとともに、配信を行う業者側の判断で割引を行うものではないため、常時適切なユーザに対して割引を行っているとは言えない。
従来から行われている別の割引処理としては、例えば、特定の電子データの購入を行う際に、特定のクレジットカードで支払いをした場合、代金請求時に、予め決められた割引率で割引かれた金額を請求することが行われている。この場合には、商品としての電子データを購入する際には、割引金額などの確認はできないとともに、その支払いをするクレジットカードで決められた均一な割引率でしか割引ができず、必ずしも適切な割引が行われているとは言えない。
上述した電子クーポンなどによる割引、あるいはクレジットカードなどを使用した特定の支払いを選択した場合の割引では、割引の形態が均一であり、電子データの配信(販売)の促進につながるようなより高度な割引が行えるシステムな開発が望まれていた。
本発明の目的は、電子データを有料で配信する場合に、購入金額の割引が適切かつ多彩に行えるようにすることにある。
本発明は、サーバ側で、価格を有する商品としての電子データを複数用意し、用意された複数の電子データの中の選択されたデータを所定の通信網を介してクライアントに配信する場合に、それぞれのクライアントが加入しているサービスの種類と、その種類で設定されている電子データの割引率と、割引率を重複設定する場合の上限の割引率とをサーバ側で蓄積し、クライアントからの要求で、それぞれの電子データごとに定価の価格を示した一覧表示画面を表示させるデータをクライアントに送信し、クライアントで表示された一覧表示された中から選択された電子データの購入要求をサーバが受け付けると、その要求を行ったクライアントが加入しているサービスの種類を蓄積したデータから判別し、判別した種類のサービスで設定されている、電子データの金額の割引率を蓄積したデータから判断し、判断された割引率で、選択された電子データの購入金額を計算し、その計算された電子データの購入金額を表示させる購入手続き画面のデータを、クライアントに送信するものであり、購入金額の計算を行う際に、購入要求をしたクライアントが加入しているサービスが複数あることを蓄積したデータから判断した場合に、それぞれのサービスでの割引率を重複して適用して、選択された電子データの購入金額を計算すると共に、その複数の割引を重複して行う場合の割引率の上限を、蓄積したデータから設定して、電子データの購入金額を計算して、クライアントに送信するようにしたものである。
このようにしたことで、予め用意されたサービスの種類毎に、電子データの購入金額に対する割引率を個別に設定しておくことで、電子データの購入要求を行ったクライアントが加入しているサービスの種類に応じて、電子データの購入金額の割引率を多種類設定できるようになる。そして、その設定された割引率で計算された実際の購入金額が、クライアントの購入手続き画面に表示され、割引を確認しながら購入できる。
本発明によると、電子データの購入要求を行ったクライアントが加入しているサービスの種類に応じて、電子データの購入金額の割引率を多種類設定でき、サービスの加入状況に応じた多彩な割引が可能になるとともに、その割り引かれた実際の購入金額が、クライアントの購入手続き画面に表示されるので、実際の割引金額を確認しながら購入でき、利便性が向上するとともに、ユーザへのサービス加入促進効果も有する。
この場合、購入要求をしたクライアントが加入しているサービスが複数あり、その複数のサービス毎に異なる割引率又は割引額が設定されている場合に、購入要求がある電子データについて最も高い割引率又は割引額が設定されている加入サービスを判断して、その判断した加入サービスの割引率又は割引額で電子データの購入金額を計算して、クライアントの端末に表示させることで、割引率などが異なる複数のサービスに加入している場合でも、自動的に最適な購入金額を計算して表示させることが可能になる。
また、サービス毎に、割引対象となる電子データを個別に設定し、クライアントが購入要求をした電子データが、そのクライアントが加入している複数のサービスで割引対象となっている場合に、最も高い割引率又は割引額を判断して購入金額を計算して、クライアントの端末に表示させることで、割引対象となる電子データがサービス毎に異なる場合にも対処できるようになる。
また、割引率又は割引額として、加入サービス単位で各電子データ毎に個別に設定したことで、個々の電子データ毎に、個別に適切な割引率又は割引額が設定可能になる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
本例においては、ユーザであるクライアントが所持する端末(クライアント端末)が、インターネットを経由して、電子書籍配信システムを運用しているサーバにアクセスして、そのサーバから電子書籍のデータとしての電子データの配信を受けるようにしたものである。図1は、本例のシステム構成例を示した図である。
図1に基づいてシステム構成を説明すると、電子書籍配信システムを運用している事業者が開設している電子書籍配信システム10は、サーバとして、管理ユーザサイトウェブサーバ兼バックアップ用サーバ11と、ユーザサイトウェブサーバ12と、コンテンツサーバ13と、データベースサーバ14とを備える。それぞれのサーバ11〜14は、ファイアウォール22及びルータ21を介してインターネット20に接続される構成としてあり、データベースサーバ14などの一部のサーバについては、さらにレイヤ3スイッチ23を介して接続してある。
コンテンツサーバ13には、電子書籍データを蓄積する大容量のストレージ装置15が接続してあり、データベースサーバ14には、ユーザ(クライアント)についてのデータを蓄積する大容量のストレージ装置16が接続してある。
コンテンツサーバ13が管理するストレージ装置15の記憶データとしては、本例の電子書籍配信システムで用意された、書籍を電子化した電子書籍データや、各電子書籍データに付随するデータが記憶させてある。付随するデータとしては、例えば、書籍のタイトル、著者、出版社などの書誌事項がある。また、個々の電子書籍データを配信する場合に必要な各データの販売金額についてのデータは、データベースサーバ14に記憶させてある。この販売金額は、電子書籍データのグループによっては、ユーザが加入しているサービスの種類によって割り引かれるものがあり、各電子書籍データ毎に、どのサービスに加入している場合に、割引率が何パーセントであるかのデータを記憶させてある。なお、サービスの種類の詳細については、後述する実際の購入操作で説明するが、電子書籍データを購入するためにユーザ登録した状態である、基本的なサービスに加入した状態と、購入する書籍のジャンル毎に用意されたクラブと称されるサービスに加入した状態とがある。
データベースサーバ14が管理するストレージ装置16の記憶データとしては、上述した販売金額のデータの他に、本例の電子書籍配信システムで用意された各サービスに加入しているユーザを認証するために必要なデータと、各ユーザについての各種登録情報が含まれる。
電子書籍配信システム10にユーザが直接アクセスするサーバは、ユーザサイトウェブサーバ12であり、このサーバ12が開設しているホームページにアクセスがあって、そのホームページ上で電子書籍データの配信を受けるためのユーザ操作がある場合に、データベースサーバ14に記憶されたデータに基づいてユーザを認証し、コンテンツサーバ13に接続されたストレージ装置15に記憶された電子書籍データを配信する。後述する購入金額を計算する処理についても、このユーザサイトウェブサーバ12で実行される。
管理ユーザサイトウェブサーバ兼バックアップ用サーバ11は、他サーバの各種設定の場合、コンテンツデータを投入する場合、ユーザ側からの問い合わせがあった場合にアクセスされるサーバと、バックアップ用のサーバを兼ねている。
この電子書籍配信システム10にインターネット20を介してアクセスするユーザ側の端末であるクライアント端末31としては、パーソナルコンピュータ装置などのインターネットへの接続機能を有するデータ処理端末で構成される。クライアント端末31にはディスプレイ32が接続してあり、電子書籍データの購入操作をディスプレイ32上の表示に基づいたGUI(Graphic User Interface)操作で行うようにしてある。また、本例のクライアント端末31には、電子書籍端末33が有線又は無線で接続してあり、クライアント端末31に配信された電子書籍データを、電子書籍端末33に送って、電子書籍端末33が備える表示パネルに書籍の内容を表示させるようにしてある。
なお、クライアント端末31から電子書籍端末33に電子書籍データを送る際には、メモリカードなどの記憶媒体を使用して送るようにしてもよい。また、電子書籍端末33を使用しないで、クライアント端末31に接続されたディスプレイ32を使用して、電子書籍データを表示させるようにしてもよい。さらに、電子書籍端末33そのものがインターネットへのアクセス機能を備える場合には、電子書籍端末33が直接、電子書籍配信システム10が運用するホームページにアクセスして、電子書籍データを受信してもよい。
次に、クライアント端末31からインターネット20を介して電子書籍配信システム10にアクセスする場合の処理例を、図2以降を参照して説明する。図2は、ユーザサイトウェブサーバ12で、特定の電子書籍データの購入操作があった場合に、その電子書籍データを配信(販売)する料金を計算する処理の流れを示した図である。ユーザサイトウェブサーバ12内には、ユーザがアクセスするホームページを開設しているポータルサイトがあり、そのポータルサイトで、特定の電子書籍を購入するユーザ操作(後述するバケットに電子書籍を入れる操作、等)があると、ユーザサイトウェブサーバ12内の課金計算システムに対して、課金計算要求を行う(ステップS11)。この課金計算要求を課金計算システムが受け付けると、課金計算システムはデータベースサーバ14に接続し(ステップS12)、課金計算システムでの課金計算処理が開始される(ステップS20)。
課金計算処理が開始されると、ユーザサイトウェブサーバ12は、データベースとして蓄積された情報の出力要求をデータベースサーバ14に行う(ステップS21)。ここでの情報の出力要求としては、例えば、購入を希望するユーザを識別するための情報(顧客情報)と、そのユーザが加入しているサービスを判断するための情報(加入サービス情報)と、購入を希望する電子書籍データに関するデータ(単品商品情報)と、購入を希望する電子書籍データの料金についてのデータ(単品商品料金情報)と、その電子書籍データの割引料金についてのデータ(単品商品割引情報)とがある。
このステップS21での要求に基づいて、データベースサーバ14から、購入を希望するユーザを識別するための情報の送信(ステップS22)と、そのユーザが加入しているサービスを判断するための情報の送信(ステップS23)と、購入を希望する電子書籍データに関するデータの送信(ステップS24)と、購入を希望する電子書籍データの料金についてのデータの送信(ステップS25)と、その電子書籍データの割引料金についてのデータの送信(ステップS26)とが順に行われる。
ステップS22〜S26で送られる各データとしては、例えば図3に示す情報がある。即ち、例えば図3に示すように、ユーザ情報(顧客情報)としては、顧客識別IDと、顧客個人情報IDと、パスワードと、ステータス等を有する。加入サービス情報としては、購入した顧客識別IDと、その顧客が加入しているサービス種別と、購入日時等を有する。単品商品情報としては、商品識別IDと、商品名の情報と、著者の情報と、出版社の情報等を有する。単品商品料金情報としては、商品識別IDと、商品の料金と、有効期限等を有する。単品商品割引情報としては、商品識別IDと、適応サービスの情報と、割引率の情報と、有効期間の情報等を有する。
課金計算システムでは、これらのデータに基づいて、割引きの有無を判断して、課金料金を計算し、その計算結果をポータルサイト側に送る(ステップS13)。ポータルサイトでは、アクセスのあったユーザ側に、課金料金を表示させるデータを送り、クライアント端末31に接続されたディスプレイ32などに、課金料金を表示させる処理が行われる。その後、ディスプレイ32などに表示された課金料金をユーザが確認して、購入を確定する操作があると、電子書籍を購入が確定して、決められた方法で支払い処理が行われて、電子書籍データが配信される。
なお、電子書籍を購入するユーザ操作がない状態で、購入(配信)可能な電子書籍をクライアント端末31側で表示させただけでは、割引き計算は行われず、各電子書籍の価格(定価)がそのまま表示されるだけである。
課金計算システムで課金料金を計算する際には、データベースサーバ14から送られた各データの関連を判断して、課金料金が計算される。即ち、例えば図3に関連を示すように、ユーザ情報(顧客情報)の顧客識別IDと、加入サービス情報の購入した顧客識別IDとが紐づけられ、また、加入サービス情報の加入サービス種別と、単品商品割引情報の適応サービスの情報とが紐づけられ、さらに、単品商品情報の商品識別IDと、単品商品料金情報の商品識別IDと、単品商品割引情報の商品識別IDとが紐づけられている。
これらの紐づけられた情報から、購入を行うユーザが加入しているサービスと、購入する電子書籍データに設定された商品割引情報との関連が判断されて、商品(電子書籍)の購入価格が決定される。
図4のフローチャートは、電子書籍の購入時の購入価格(料金)の計算処理の詳細を示したものである。料金の計算が開始すると、購入を希望するユーザの顧客情報と顧客識別IDを取得し(ステップST11)、さらに購入を希望する商品(電子書籍)の単品商品情報を取得して、商品識別IDを保持する(ステップST12)。そして、保持された商品識別IDから、単品商品料金情報を取得して、割引率を0%にセットする(ステップST13)。
その後、顧客識別IDに基づいて、ユーザが加入しているサービスについての情報を1つ取得し(ステップST14)、ステップST14で新たに取得したサービスがないか否か判断する(ステップST15)。この判断で新たに取得したサービスがない場合には、購入を希望する商品の価格を、〔単品商品料金情報〕×(100%-〔設定された割引率〕)とし(ステップST16)、料金計算を終了する(ステップST17)。ステップST13で割引率を0%にセットしたままで、ステップST16に移行した場合には、割引率0%で、商品に付与された価格が、そのまま購入金額になる。
そして、ステップST15で、ステップST14にて取得したサービスがあると判断した場合には、商品識別IDとステップST14で取得したサービス情報から、単品商品割引情報を取得する処理を行い(ステップST21)、単品商品割引情報があるか否か判断する(ステップST22)。ここで、加入しているサービスでの該当する商品での単品商品割引情報がない場合には、ステップST14に戻って、別のサービス情報の取得に移る。
そして、ステップST22で単品商品割引情報がある場合には、その単品商品割引情報で示される割引率が、現在セット中の割引率よりも高いか否か判断する(ステップST23)。ここで高くない場合には、ステップST14に戻って、別のサービス情報の取得に移る。
そして、ステップST23で現在セット中の割引率よりも高い場合には、割引率として、ステップST21で取得した単品商品割引情報で示される割引率を、新たな割引率としてセットし(ステップST24)、ステップST14に戻って、別のサービス情報の取得に移る。例えば、現在セットされた割引率が0%で、直前のステップST14にて取得したサービスでの該当する商品の割引率が5%である場合に、セットされる割引率を5%に更新させる。また例えば、既に5%の割引率がセットされた状態で、加入された別のサービスでは、その商品の割引率が10%である場合に、セットされる割引率を10%に更新させる。
このようにして割引率を計算することで、購入操作を行ったユーザが加入しているサービスが複数ある場合には、その複数のサービス毎に設定されている割引率の中で、最も高い割引率で、商品の購入金額が決まり、その購入金額が表示されるので、ユーザが加入しているサービスに応じた金額を確認しながら、購入操作が行える。
次に、ここまで説明した処理の実行に従って、クライアント端末31に接続されたディスプレイ32に表示される画面例について説明する。なお、以下に説明する表示画面は、電子書籍配信システム10のユーザサイトウェブサーバ12側で表示のためのデータが作成されて、クライアント側の端末に送られて、表示される画面である。
まず、クライアント端末31で、電子書籍を購入するサーバにアクセスして、最初に表示されるトップ画面の例を、図5に示す。この図5の例では、「ブックタウン」と称される電子書籍販売サイトにアクセスしたものとしてあり、そのサイトのトップ画面では、「今月のおすすめ」や「ブックタウンを体験」などの案内表示とともに、既に登録されたメンバーに対して、各サービスに移行するボタンが左端に表示されている。
具体的には、「メンバー情報」、「メンテナンス情報」、「ログアウト」などの登録情報の確認や変更などを行うボタンの他に、ユーザが加入するサービスである各クラブに移行するボタンや、クラブの一覧を表示させる「クラブトップへ」のボタン、さらに電子書籍の一覧表示や検索を行うための「ライブラリトップへ」のボタンが表示されている。
クラブとしては、例えば「文芸クラブ」、「ミステリークラブ」、「時代小説クラブ」、「ベストセラークラブ」のように、ライブラリとして用意された多数の電子書籍の中で、各クラブ毎に、そのクラブに合致するジャンルの書籍が選び出されてある。各クラブへの加入には、料金の課金などの条件を設けてもよい。また、複数のクラブに重複して加入してもよい。また、1つ1つの電子書籍が、複数のクラブで重複して選び出された書籍である場合もある。さらに、特定のクラブに加入したユーザだけが購入できる書籍を設定してもよい。
そして、特定のクラブに加入しているユーザが、そのクラブで選び出された電子書籍を購入する場合には、クラブ毎に設定した割引率で割り引かれた料金で、書籍を購入できるようにしてある。その場合、複数のクラブに重複して加入してあり、なおかつ購入する書籍が、その加入した複数のクラブで重複して選び出された書籍であるときには、加入した複数のクラブの中で、最も高い割引率を設定したクラブの割引率を適用して、購入価格を決めるのが、図4のフローチャートに示した処理である。
表示例の説明に戻ると、例えば図5に示したボタン表示の中で、「ライブラリトップへ」のボタンをクリックするユーザ操作があると、例えば図6に示した電子書籍の一覧表示画面となる。キーワードなどを入力して、表示させる電子書籍の検索を行うこともできる。この一覧表示画面では、各書籍のタイトル、著者名、出版社名、価格、サービス分類などが表示されるとともに、購入操作を行うための「バスケット」ボタンの表示が、全ての書籍の脇に表示させてある。このとき表示される書籍の価格は、各書籍につけられた定価である。
この書籍の一覧を表示させた状態で、一覧表示の中から特定の書籍を選ぶ操作、即ち特定の書籍の脇の「バスケット」ボタンをクリックするユーザ操作があると、例えば図7に示したバスケット表示画面となる。この図7の表示例は、クラブ登録をしていないユーザの場合(即ち基本的なサービスにだけ加入したユーザの場合)の表示例であり、選んだ商品(電子書籍)のコード(ID)、商品名(書籍名)、定価、提供価格、税、適用価格(提供価格と税を加算した金額)と、選んだ全ての書籍の適用価格の合計金額とを表示してある。但し、図7の例では1つしか選んでいないので適用価格と合計金額は同じになっている。この例では、クラブ登録をしていないユーザの場合の例であるので、割引率は0%であり、定価と提供価格は同じになっている。なお、税額については、定価や提供価格に含めた総額表示としてもよい。
この図7の表示をユーザが確認して、購入手続きを続ける場合には、「支払い手続き」と表示されたボタンをクリックすることで、決められた方法での支払い手続きに移行して、その支払い手続きが完了すると、購入した電子書籍データのダウンロードが行われる。
次に、クラブに加入している場合の表示例について説明すると、例えば図5に示したトップ画面が表示された状態で、各クラブの画面を選ぶボタンがクリックされたとする。ここでは、「時代小説クラブ」がクリックされたとする。このとき、例えば図8に示すような時代小説クラブの画面表示となり、そのクラブで選ばれた書籍などのクラブ加入者向けの画面となる。該当するクラブに未加入である場合には、このクラブの画面を表示させた状態で、「クラブ登録」と表示されたボタンをクリックすることで、クラブ登録の受け付けが行われる。クラブ登録の受け付けが行われると、例えば図9に示すように、クラブ登録が完了したことを示す画面が表示される。
このクラブ登録が行われているユーザが、図6に示した電子書籍の一覧表示画面から、特定の書籍を選んで、「バスケット」ボタンをクリックして購入手続きに移行すると、クラブの加入状況を考慮した料金計算が行われて、バスケット表示が行われる。即ち、例えばこのとき購入操作を行ったユーザが加入しているクラブで、5%の割引きが行われることが設定された書籍を購入操作した場合に、例えば図10に示すように、バスケット表示が行われる。図10の例は、図7の例で示した書籍と同じ書籍の購入例であり、定価から5%割引かれた285円が提供価格となり、税と適用価格についても対応して変化し、合計金額も対応して割り引かれた金額になっている。
なお、この図10に示す割引価格を表示する画面では、例えば「時代小説クラブに加入しているため5%割引となっています」等のように、割り引かれている理由を表示するようにしてもよい。或いは、図7に示すような、割引かれていない金額の表示画面で、例えば「×××クラブに加入で5%割引となります」等のように、別のサービスの加入で割り引かれることを表示するようにしてもよい。
以上説明したように、本例のように電子データを配信する際の販売価格の計算と、その計算された価格を表示させる処理として、ユーザが購入操作をするまでは、図6に示した表示例のように、定価だけが表示される。そして、ユーザが購入操作を行った場合には、そのときユーザが加入しているサービスの中で最も高い割引率が適用されて、割引価格が計算されて表示されるので、個々のユーザに適用される価格が、購入時に確認できるようになる。従って、クラブなどのサービスに加入しているユーザには、割り引かれていることを確認して購入でき、利便性が向上するとともに、ユーザへのサービス加入促進効果も有する。また、サービス毎に割引率を設定できるとともに、各サービス内の商品ごとにも個別に割引率を設定できるので、ユーザの要求や販売元の多彩な要求に、容易に対処できる効果を有する。
なお、ここまで説明した実施の形態では、電子書籍を購入して配信を受ける場合の料金計算と、その計算された料金の表示処理を行う場合について説明したが、その他の電子データを購入して、配信を受ける場合の処理にも適用可能である。例えば、音楽データのような電子データを購入して配信を受ける場合にも適用可能である。また、電子データ以外の商品を、インターネットなどを介して購入する場合にも、適用可能である。
また、上述した実施の形態では、電子書籍データの配信を受ける処理を、単に購入と述べたが、ここでの購入とは、配信されたデータが無期限に使用できる購入形態だけではなく、例えば配信を受けて一定の期間だけダウンロードした端末で使用(表示)ができるような、制限のある購入形態にも適用可能であることは勿論である。
また、上述した実施の形態では、金額の割引を行う際には、割引率を設定して販売金額を計算するようにしたが、その他の割引計算を行うようにしてもよい。例えば、1つの書籍データごとの割引金額を、加入サービスごとに設定して、その割引金額が最も高いものを計算時に適用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、複数のサービスに加入している場合の割引金額の計算処理として、最も高い割引率(割引金額)が適用されるものを、1つだけ選んで適用するようにしたが、複数のサービスに加入している場合に、それぞれのサービスに適用される割引率(割引金額)を重複して適用して、割引金額を計算するようにしてもよい。例えば、5%の割引きが適用されるサービスに2つ加入している場合に、10%割引きするようにしてもよい。但し、この複数の割引きの組み合わせを行う場合には、複数の割引きを適用する場合の上限(例えば最大で10%割引きまでに制限する等)を設定してもよい。
本発明の一実施の形態によるシステム例を示した構成図である。 本発明の一実施の形態による商品の金額決定処理例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による各情報の関連の例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による料金計算の処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(トップ画面の例)を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(書籍の一覧表示画面の例)を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(割引なしのバスケットの表示例)を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(クラブの画面の例)を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(クラブの登録画面の例)を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による電子書籍の購入画面の表示例(割引ありのバスケットの表示例)を示した説明図である。
符号の説明
10…電子書籍配信システム、11…管理ユーザサイトウェブサーバ兼バックアップ用サーバ、12…ユーザサイトウェブサーバ、13…コンテンツサーバ、14…データベースサーバ、15,16…ストレージ装置、20…インターネット、21…ルータ、22…ファイアウォール、23…レイヤ3スイッチ、31…クライアント端末、32…ディスプレイ、33…電子書籍端末

Claims (2)

  1. サーバ側で、価格を有する商品としての電子データを複数用意し、用意された複数の電子データの中の選択されたデータを所定の通信網を介してクライアントに配信する電子データ配信方法において、
    それぞれのクライアントが加入しているサービスの種類と、その種類で設定されている電子データの割引率と、前記割引率を重複設定する場合の上限の割引率とを前記サーバ側で蓄積し、
    前記クライアントからの要求で、それぞれの電子データごとに定価の価格を示した一覧表示画面を表示させるデータを前記クライアントに送信し、
    前記クライアントで表示された一覧表示された中から選択された電子データの購入要求を前記サーバが受け付けると、その要求を行ったクライアントが加入しているサービスの種類を、前記蓄積したデータから判別し、
    前記判別した種類のサービスで設定されている、前記電子データの金額の割引率を蓄積したデータから判断し、
    前記判断された割引率で、選択された電子データの購入金額を計算し、その計算された前記電子データの購入金額を表示させる購入手続き画面のデータを、前記クライアントに送信するものであり、
    前記購入金額の計算を行う際に、
    前記購入要求をしたクライアントが加入しているサービスが複数あることを前記蓄積したデータから判断した場合に、それぞれのサービスでの割引率を重複して適用して、選択された電子データの購入金額を計算すると共に、その複数の割引を重複して行う場合の割引率の上限を、前記蓄積したデータから設定する
    電子データ配信方法。
  2. 価格を有する商品としての電子データを複数蓄積した電子データ蓄積手段と、
    前記電子データの購入を希望するクライアントと通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介した通信で、購入を希望するクライアントが加入しているサービスの種類を記憶するクライアント情報記憶手段と、
    クライアントからのアクセスに基づいて前記電子データ蓄積手段が蓄積した電子データの定価を示した一覧表示画面のデータを前記通信手段から送信させ、クライアントから前記一覧表示画面から選択された電子データの購入要求を受け付けた場合に、その要求を行ったクライアントが加入しているサービスの種類を前記クライアント情報記憶手段に記憶された情報から判別し、判別した種類のサービスで設定されている、前記電子データの金額の割引率を判断し、前記判断された割引率で、選択された電子データの購入金額を計算し、その計算された前記電子データの購入金額を表示させる購入手続き画面のデータを、前記通信手段から送信する制御を行うと共に、前記購入金額の計算を行う際に、前記購入要求をしたクライアントが加入しているサービスが複数あることを前記クライアント情報記憶手段が記憶したデータから判断した場合に、それぞれのサービスでの割引率を重複して適用して、選択された電子データの購入金額を計算すると共に、その複数の割引を重複して行う場合の割引率の上限を、予めクライアント側に設定した上限の割引率に制限して計算する制御手段とを備えた
    電子データ配信装置。
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