JP4432443B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents

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Description

本願発明は、単一の電源電圧から正および負の電圧をそれぞれ生成して出力することのできるスイッチング電源回路に関するものである。
従来、電子機器、たとえばオーディオ機器においては、十分なダイナミックレンジと高音質とを確保するために、単一の電源電圧以外に正および負の電源電圧を必要とする場合があり、このような場合、いわゆる昇圧型のスイッチング電源回路や反転型のスイッチング電源回路を、正の電圧および負の電圧を出力する回路としてそれぞれ用いるのが一般的である。しかしながら、この構成では、正の電圧用および負の電圧用にスイッチング電源回路をそれぞれ設ける必要があるため、昇圧型のスイッチング電源回路で通常用いられるインダクタンスやスイッチング素子あるいはそれらの周辺回路が複数必要となり、コスト高になるといった問題点がある。
そこで、特許文献1に示すように、正の電圧および負の電圧をそれぞれ共通のインダクタンスを用いて出力することのできるスイッチング電源回路が提案されている。
特開平10−84672号公報
このスイッチング電源回路の構成を簡単に説明すると、図6に示すように、このスイッチング電源回路は、直流電圧Vinが入力される入力電源端子20とグランドとの間に直列に接続されたスイッチング素子21およびチョークコイル22と、スイッチング素子21をオン/オフ制御する制御回路23と、スイッチング素子21およびチョークコイル22の中点(A点)に接続された結合コンデンサ24と、結合コンデンサ24および正極の出力端子25の間に介在されたコイル26と、結合コンデンサ24およびコイル26の接続点とグランドとの間に接続されたダイオード27と、出力端子25およびグランドの間に接続されたコンデンサ28と、中点(A点)および負極の出力端子29の間に介在されたダイオード30と、出力端子29およびグランドの間に接続された平滑コンデンサ31と、この平滑コンデンサ31に並列接続された抵抗32と、によって概略構成されている。
なお、結合コンデンサ24〜平滑コンデンサ28はチョークコイル22に蓄積される直流エネルギーを出力端子25から正電圧で出力させる回路であり、ダイオード30および平滑コンデンサ31はチョークコイル22に蓄積される直流エネルギーを出力端子29から負電圧で出力させる回路である。また、抵抗32は、出力端子29の出力電圧を検出し、制御回路23に入力する回路である。制御回路23は、出力端子29の出力電圧の検出値に基づいてスイッチング素子21をオン/オフ制御する。
この構成によると、スイッチング素子21がオンになると、入力電源端子20から入力される直流電圧Vinがチョークコイル22に印加され、スイッチング素子21のオン期間にチョークコイル22に直流エネルギーが蓄積される。そして、スイッチング素子21がオフになると、チョークコイル22へのエネルギー供給が遮断され、スイッチング素子21のオフ期間にチョークコイル22に蓄積された直流エネルギーが、結合コンデンサ24〜コンデンサ28で構成される正電圧出力回路と、ダイオード30および平滑コンデンサ31からなる負電圧出力回路とに放出される。
負電圧出力回路においては、スイッチング素子21がオフ状態のときには、チョークコイル22には、A点がグランドレベルよりも低電位になる電圧が発生し、ダイオード30が導通状態となることから、チョークコイル22に蓄積されたエネルギーが平滑コンデンサ31に放出され、当該平滑コンデンサ31は、出力端子29に接続された側がマイナス電位となるように充電される。一方、スイッチング素子21がオン状態のときには、チョークコイル22には、A点がグランドレベルよりも高電位になる電圧が発生し、ダイオード30が非導通状態となることから、平滑コンデンサ31の蓄積電荷は出力端子29に放電される。以下、スイッチング素子21がオン・オフを繰り返す毎に平滑コンデンサ31の充電と放電とが繰り返されるが、平滑コンデンサ31の出力端子29に接続された側の電位は負電位に保持されるから、負極の出力端子29からはA点に生じる負電圧が平滑コンデンサ31で平滑されて出力される。
正電圧出力回路においては、スイッチング素子21がオフ状態のときには、A点がグランドレベルよりも低電位になり、ダイオード27が導通状態となることから、チョークコイル22に蓄積されたエネルギーが結合コンデンサ24に放出され、当該結合コンデンサ24は、チョークコイル26に接続された側がプラス電位となるように充電される。一方、スイッチング素子21がオン状態のときには、A点がグランドレベルよりも高電位になるため、結合コンデンサ24のチョークコイル26に接続された側のプラス電位がさらに高電位となり(すなわち、A点の正電圧が昇圧され)、この電位状態で結合コンデンサ24の蓄積された電荷がチョークコイル26と平滑コンデンサ28との直列回路で放電される。以下、スイッチング素子21がオン・オフを繰り返す毎に結合コンデンサ24の充電と放電とが繰り返されるが、結合コンデンサ24のチョークコイル26に接続された側の電位は正電位に保持されるから、正極の出力端子27からはA点に生じる正電圧が結合コンデンサ24によって昇圧され、その昇圧された正電圧がコイル26とコンデンサ28とからなるローパスフィルタで平滑されて出力される。
しかしながら、図6に示すスイッチング電源回路は、チョークコイル22に正電圧出力回路と負電圧出力回路とが並列に接続され、スイッチング素子21をオン、オフ制御することによりチョークコイル22への直流エネルギーの蓄積と放出とを繰り返した際、各エネルギー放出期間に同時に正電圧出力回路と負電圧出力回路とでそれぞれ正電圧と負電圧とが生成される構成であるので、正および負のそれぞれの電圧を個別に制御することができないといった欠点がある。そのため、正および負の電圧がそれぞれ負荷による変動を起こした場合、これらの変動を個別に抑えることができなくなる。特に、抵抗32により負側の出力電圧の検出値に基づいてスイッチング素子21のオン・オフ制御を行う構成であるため、負電圧側の負荷変動に対して出力制御がなされると、その制御内容が正側の出力電圧にも影響し、正電圧の出力値が不必要に変動することになる。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、負荷に対する正および負の電源電圧を個別にかつ安定して出力させることのできるスイッチング電源回路を提供することを、その課題とする。
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供されるスイッチング電源回路は、直流電源と、両端がそれぞれ第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子を介して前記直流電源の正極と負極とに接続され、前記直流電源から供給されるエネルギーを蓄積するインダクタと、前記第1,第2のスイッチ素子を同時にオンにした後に前記第1のスイッチ素子のみをオフにする第1のスイッチ動作と、前記第1,第2のスイッチ素子を同時にオンにした後に前記第2のスイッチ素子のみをオフにする第2のスイッチ動作とを交互に行わせる制御手段と、前記インダクタの一方端に第3のスイッチ素子を介して接続され、前記インダクタの一方端に接続された前記第1のスイッチ素子がオフになると、前記第3のスイッチ素子をオンにして前記インダクタから放出されるエネルギーを蓄積するとともに第1の出力端子から正電圧で出力する正電圧出力手段と、前記インダクタの他方端に第4のスイッチ素子を介して接続され、前記インダクタの他方端に接続された前記第2のスイッチ素子がオフになると、前記第4のスイッチ素子をオンにして前記インダクタから放出されるエネルギーを蓄積するとともに第2の出力端子から負電圧で出力する負電圧出力手段と、を備えたスイッチング電源回路であって、前記制御手段は、前記第1の出力端子から出力される正電圧と前記第2の出力端子から出力される負電圧との差電圧に基づく第1の出力電圧波形を有する第1の信号と予め定める基準波信号とを比較することによって第1のパルス信号を生成する第1のパルス信号生成手段と、前記2つの出力端子から出力される正電圧と負電圧との差電圧に基づく第2の出力電圧波形を有する第2の信号と前記基準波信号とを比較することによって前記第1のパルス信号とは異なる波形の第2のパルス信号を生成する第2のパルス信号生成手段と、を有し、前記第1のパルス信号により前記第1のスイッチ素子のオン・オフ切換を制御し、前記第2のパルス信号により前記第2のスイッチ素子のオン・オフ切換を制御することを特徴としている。
本願発明の好ましい実施の形態として、前記インダクタはチョークコイルで構成し、前記第1,第2のスイッチ素子はそれぞれ互いにタイプの異なるトランジスタで構成し、前記第3,第4のスイッチ素子はダイオードで構成し、前記正電圧出力手段及び前記負電圧出力手段はコンデンサで構成するとよい
本願発明によれば、第1,第2のスイッチ素子がオン状態になると、直流電源から供給されるエネルギーがインダクタに蓄積される。この後、第1スイッチ素子がオフ状態になった場合は、インダクタに蓄積されたエネルギーは第3のスイッチ素子を介して正電圧出力手段に放出され、当該正電圧出力手段で蓄積されるとともに第1の出力端子から正電圧で負荷に出力される。一方、第2のスイッチ素子がオフ状態になった場合は、インダクタに蓄積されたエネルギーは第4のスイッチ素子を介して負電圧出力手段に放出され、当該負電圧出力手段で蓄積されるとともに第2の出力端子から正電圧で負荷に出力される。
第1,第2ののスイッチ素子は、制御手段によりインダクタがエネルギーの蓄積およびその蓄積エネルギーの正電圧出力手段への放出とエネルギーの蓄積およびその蓄積エネルギーの負電圧出力手段への放出とを交互に繰り返すように、すなわち、第1,第2のスイッチ素子のオン・オフ状態が(オン,オン)、(オフ,オン)、(オン,オン)、(オン,オフ)の順に切り換わるようにオン・オフ制御される。したがって、正電圧出力手段による正電圧出力と負電圧出力手段による負電圧出力とが交互に繰り返されるので、実質的に第1の出力端子からの正電圧と第2の出力端子からの負電圧とが同時に出力される。また、第1,第2のスイッチ素子のオン・オフ切換の制御信号は、2つの出力端から出力される正電圧と負電圧とに基づいて生成されるので、正電圧出力端側の負荷若しくは負電圧出力端側の負荷の変動により各出力端の出力電圧が変動した場合にも、各変動に応じて第1,第2のスイッチ素子に対する制御信号を格別に生成することができ、これにより正電圧出力と負電圧出力とを独立して制御することができる。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本願発明にかかるスイッチング電源回路のブロック構成図である。このスイッチング電源回路は、入力電源PWを所定のタイミングでオン/オフ制御することにより負荷に対して正および負の電源電圧をそれぞれ出力する際、正および負の電源電圧をそれぞれ個別にかつ安定して出力させるものである。
このスイッチング電源回路は、入力電源PWから供給されるエネルギーを蓄積するエネルギー蓄積部1と、エネルギー蓄積部1から放出されたエネルギーに基づく正の電源電圧を平滑化する正電源平滑部2と、エネルギー蓄積部1から放出されたエネルギーに基づく負の電源電圧を平滑化する負電源平滑部3と、エネルギー蓄積部1におけるエネルギーの蓄積および放出を行うための第1ないし第4スイッチSW1,SW2,SW3,SW4と、第1および第2スイッチSW1,SW2を所定のタイミングでオン/オフ制御するタイミングパルス発生部4とを備えている。なお、第3,第4スイッチSW3,SW4は、エネルギー蓄積部1から蓄積エネルギーが放出される際の出力電圧の電位に応じていずれか一方がオンするようになっている。より具体的には、エネルギー蓄積部1の出力電圧が正電圧のときは第3スイッチSW3がオンになり、エネルギー蓄積部1の出力電圧が負電圧のときは第4スイッチSW4がオンになる。
エネルギー蓄積部1は、たとえばインダクタンスによって構成されており、第1,第2スイッチSW1,SW2がオン状態のとき入力電源PWに接続される。エネルギー蓄積部1は、入力電源PWに接続されることにより、入力電源PWからエネルギーが供給され、第1,第2スイッチSW1,SW2がオン状態の期間中、供給されたエネルギーを蓄積する。また、エネルギー蓄積部1は、エネルギーが蓄積された後、第2スイッチSW2のみがオン状態になると、正電源平滑部2に対して蓄積したエネルギーを正電圧で放出する。さらに、エネルギー蓄積部1は、エネルギーが蓄積された後、第1スイッチSW1のみがオン状態になると、負電源平滑部3に対して蓄積したエネルギーを負電圧で放出する。
第3,第4スイッチSW3,SW4は、たとえばダイオードからなる。第3スイッチSW3のダイオードは、アノード端子が第1スイッチSW1側となるように接続され、第4スイッチSW4のダイオードは、カソード端子が第2スイッチSW2側となるように接続される。第2スイッチSW2のみがオン状態となってエネルギー蓄積部1から正電圧が出力されると、第3スイッチSW3がオンになり、エネルギー蓄積部1の蓄積エネルギーが正電源平滑部2に放出される。また、第1スイッチSW1のみがオン状態となってエネルギー蓄積部1から負電圧が出力されると、第4スイッチSW4がオンになり、エネルギー蓄積部1の蓄積エネルギーが負電源平滑部2に放出される。
正電源平滑部2および負電源平滑部3は、たとえば平滑用コンデンサによって構成されている。正電源平滑部2は、エネルギー蓄積部1から正電圧が出力されると、その正電圧を平滑用コンデンサにより平滑化し、正の電源電圧の出力端子OUT1(以下、「正電源の出力端子OUT1」という。)から出力する。
負電源平滑部3も、正電源平滑部2と同様に、エネルギー蓄積部1から負電圧が出力されると、その負電圧を平滑用コンデンサにより平滑化し、負の電源電圧の出力端子OUT2(以下、「負電源の出力端子OUT2」という。)から出力する。
タイミングパルス発生部4は、エネルギー蓄積部1においてエネルギーを蓄積させるとき、第1,第2スイッチSW1,SW2を同時にオンさせる。タイミングパルス発生部4は、エネルギー蓄積部1にエネルギーを蓄積させた後、正電源平滑部2を介してエネルギーを放出させるとき、第1スイッチSW1のみをオフにする。また、タイミングパルス発生部4は、エネルギー蓄積部1にエネルギーを蓄積させた後、負電源平滑部3を介してエネルギーを放出させるとき、第2スイッチSW2のみをオフにする。
また、タイミングパルス発生部4は、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2にそれぞれ接続されており、両出力端子OUT1,OUT2から出力される正電圧と負電圧とを用いて第1,第2スイッチSW1,SW2のオン・オフ関係が上述した関係となるような制御信号(タイミングパルス信号)を生成する。また、タイミングパルス発生部4は、出力される正の電源電圧および負の電源電圧が負荷(図略)の影響で変動した場合、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2からそれらをフィードバックして正の電源電圧および負の電源電圧がほぼ一定電圧になるように、第1,第2スイッチSW1,SW2のオン動作の期間を制御してエネルギー蓄積部1に蓄積されるエネルギー量を調整する。
たとえば正電源の出力端子OUT1における電源電圧が低下した場合、正電源平滑部2に放出するエネルギーをエネルギー蓄積部1に蓄積させるための第1,第2スイッチSW1,SW2のオン動作の期間を長くし、エネルギー蓄積部1に蓄積されるエネルギーを増加させる。そして、タイミングパルス発生部4は、その後、第1スイッチSW1のみをオフ動作させてエネルギー蓄積部1に蓄積されたエネルギーを放出すれば、正電源の出力端子OUT1における電源電圧が上昇することになり、出力端子OUT1における電源電圧をほぼ一定に保つことができる。
図2は、第1ないし第4スイッチSW1,SW2,SW3,SW4の動作とエネルギー蓄積部1のエネルギーの蓄積/放出の動作と出力端子OUT1,OUT2の出力電圧の関係を示すタイミングチャートである。同図によると、タイミングパルス発生部4は、第1,第2スイッチSW1,SW2をオンさせることにより(期間T1参照)、入力電源PWとエネルギー蓄積部1とを接続させる。これにより、エネルギー蓄積部1において入力電源PWから供給されるエネルギーが蓄積される。
次いで、タイミングパルス発生部4は、第1スイッチSW1のみをオフさせる(期間T2参照)。これにより、エネルギー蓄積部1の第1スイッチSW1との接続端が正電圧となり、第3スイッチSW3がオン状態になって蓄積されたエネルギーが正電源平滑部2に放出される。正電源平滑部2に入力された正電圧は平滑化され、正電源の出力端子OUT1から出力される。したがって、期間T1において蓄積されたエネルギーは、正電源の出力端子OUT1から正電圧で出力されるものとなる。
次に、タイミングパルス発生部4は、第1スイッチSW1を再度オンさせることにより(期間T3参照)、入力電源PWとエネルギー蓄積部1とを接続させて、エネルギー蓄積部1においてエネルギーを蓄積させる。
次いで、タイミングパルス発生部4は、第2スイッチSW2のみをオフさせる(期間T4参照)。これにより、エネルギー蓄積部1の第2スイッチSW2との接続端が負電圧となり、第4スイッチSW4がオン状態になって蓄積されたエネルギーが負電源平滑部3に放出される。負電源平滑部3に入力された負電圧は平滑化され、負電源の出力端子OUT2から出力される。したがって、期間T3において蓄積されたエネルギーは、負電源の出力端子OUT2から負電圧で出力されるものとなる。以後、上記のスイッチング制御を1周期として同一のスイッチング制御が繰り返し継続して行われる。
この場合、タイミングパルス発生部4による第1および第2スイッチSW1,SW2のオン、オフ制御は、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2における電圧変動がフィードバックされてなされる。たとえば、正電源の出力端子OUT1において電圧変動があった場合、タイミングパルス発生部4は、第1,第2スイッチSW1,SW2の両方がオンとなる期間(エネルギー蓄積部1のエネルギーの蓄積時間)を調整する。これにより、エネルギーの蓄積時間が変化しエネルギー量が増大あるいは減少し、それにともない放出するエネルギー量も増大あるいは減少するので、それが正電源の出力端子OUT1にフィードバックされ、正電源の出力端子OUT1における電圧変動を抑制することができる。
このように、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2における電圧変動がフィードバックされ、エネルギーの蓄積時間が正の電源電圧および負の電源電圧においてそれぞれ調整される。そして、その調整された時間に基づいて、エネルギーの蓄積および放出が正の電源電圧および負の電源電圧で交互に繰り返されて行われることにより、単一の入力電源PWを基にして正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2において所定の電源電圧(たとえば±8V)が出力されることになる。したがって、正負それぞれの電源電圧を個別にかつ安定化して出力することができる。
図3は、図1に示したスイッチング電源回路のブロック構成をより具体的に示した回路である。また、図4は、タイミングパルス発生部4のより詳細な回路構成を示した図である。
図3において、インダクタンスLは、図1に示したエネルギー蓄積部4に相当している。また、平滑用コンデンサC1は正電源平滑部2に相当し、平滑用コンデンサC2は負電源平滑部3に相当している。また、第1スイッチ素子FET1および第2スイッチ素子FET2は、それぞれ図1に示した第1スイッチSW1および第2スイッチSW2に相当し、ダイオードD1およびダイオードD2は、それぞれ図1に示した第3スイッチSW3および第4スイッチSW4に相当している。
図3の回路の接続関係を説明すると、入力電源PWの正極側は、Pチャネルの第2の電界効果トランジスタ(以下、「第2スイッチ素子FET2」という)のソース端子に接続されている。なお、入力電源PWの負極側は、グランドに接続されている。第2スイッチ素子FET2のゲート端子は、タイミングパルス発生部4(詳細は図4参照)に接続されている(なお、図3では、説明の都合上、タイミングパルス発生部4が2つに分けられている)。第2スイッチ素子FET2のドレイン端子は、インダクタンスLの一端に接続されている。
インダクタンスLの一端は、ダイオードD2のカソード端子に接続されている。ダイオードD2は、逆電流防止用とされ、そのアノード端子は、平滑用コンデンサC2の一端に接続されている。また、平滑用コンデンサC2は、図1に示した負電源平滑部3に相当するものである。平滑用コンデンサC2の一端は、負電源の出力端子OUT2を介して負荷としての抵抗RL2に接続されている。なお、平滑用コンデンサC2の他端側は、グランドに接続されている。
インダクタンスLの他端は、ダイオードD1のアノード端子に接続されている。ダイオードD1のカソード端子は、平滑用コンデンサC1の一端に接続されている。また、平滑用コンデンサC1の一端は、正電源の出力端子OUT1を介して負荷としての抵抗RL1に接続されている。なお、平滑用コンデンサC1の他端側は、グランドに接続されている。
また、インダクタンスLの他端は、Nチャネルの第1の電界効果トランジスタ(以下、「第1スイッチ素子FET1」という)のドレイン端子に接続されている。第1スイッチ素子FET1のゲート端子は、タイミングパルス発生部4(詳細は図4参照)に接続されている。また、第1スイッチ素子FET1のソース端子は、グランドに接続されている。
なお、上記した第1スイッチ素子FET1および第2スイッチ素子FET2は、図1に示した第1および第2スイッチSW1,SW2に相当するものである。
次いで、図4を参照してタイミングパルス発生部4の詳細回路を説明すると、タイミングパルス発生部4は、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2における出力電圧をフィードバックして、第1スイッチ素子FET1および第2スイッチ素子FET2をオン、オフ制御するものである。
正電源の出力端子OUT1と負電源の出力端子OUT2との間には、抵抗R1,R2が直列接続されている。また、正電源の出力端子OUT1と負電源の出力端子OUT2との間には、抵抗R1,R2に対して並列に、抵抗R3,R4が直列接続されている。すなわち、抵抗R1ないし抵抗R4は、ブリッジ接続されている。
抵抗R1,R2の中点は、第1オペアンプOP1のマイナス側入力端子に接続されている。すなわち、正電源の出力端子OUT1の出力電圧をV1(>0)とし、負電源の出力
端子OUT2の出力電圧をV2(<0)とすると、Va=(V1−V2)・R1/(R1
+R2)の電圧が第1オペアンプOP1のマイナス側入力端子に入力される。第1オペアンプOP1のプラス側入力端子には、所定の基準電圧Vr1(たとえば3.5V)を出力する電源回路P1が接続されている。第1オペアンプOP1のマイナス側入力端子と出力端子との間には抵抗R5が接続され、これにより第1オペアンプOP1と抵抗R5とで差動アンプが構成されている。すなわち、第1オペアンプOP1は、電圧Vaと基準電圧Vr1との差電圧(Vr1−Va)を増幅して出力する。この出力信号(図4のS1参照)は、第2オペアンプOP2のプラス側入力端子に入力されている。
出力端子OUT1から出力される正電圧または出力端子OUT2から出力される負電圧が負荷変動により変化すると、両出力端子間の電圧を抵抗R1,R2で分圧した電圧が変動するため、第1オペアンプOP1から出力され基準電圧との差電圧も変化する。したがって、第1オペアンプOP1からなる差動アンプにより出力電圧の変動を検出している。
第2オペアンプOP2のマイナス側入力端子には、三角波発生回路10が接続されている。三角波発生回路10は、第1オペアンプOP1から出力される差電圧S1および後述する第3オペアンプOP3から出力される差電圧S2と比較するための基準信号を出力するものであり、基準信号として三角波を発生させるものである。
第2オペアンプOP2は比較器として動作し、差電圧S1が基準信号の三角波より大のとき、ハイレベルとなるパルス信号を出力する。第2オペアンプOP2の出力端子(図4のG1参照)には、図3に示した第1スイッチ素子FET1のゲート端子が接続されている。すなわち、第2オペアンプOP2は、第1スイッチ素子FET1のオン・オフ切換を制御する制御信号を出力している。
一方、抵抗R3,R4の中点は第3オペアンプOP3のマイナス側入力端子に接続されている。すなわち、Vb=(V1−V2)・R3/(R3+R4)の電圧が第3オペアンプOP3のマイナス側入力端子に入力される。第3オペアンプOP3のプラス側入力端子には、所定の基準電圧Vr2(たとえば3.5V)を出力する電源回路P2が接続されている。第3オペアンプOP3のマイナス側入力端子と出力端子との間には抵抗R6が接続され、これにより第3オペアンプOP3と抵抗R6とで差動アンプが構成されている。すなわち、第3オペアンプOP3は、電圧Vbと基準電圧Vr2との差電圧(Vr2−Vb)を増幅して出力する。この出力信号(図4のS2参照)は、第4オペアンプOP4のプラス側入力端子に入力されている。第3オペアンプOP3からなる差動アンプも第1オペアンプOP1からなる差動アンプと同様に、出力電圧の変動を検出している。
第4オペアンプOP4のマイナス側入力端子には、三角波発生回路10が接続されている。第4オペアンプOP4は比較器として動作し、差電圧S2が基準信号の三角波より大のとき、ハイレベルとなるパルス信号を出力する。第4オペアンプOP4の出力端子(図4のG2参照)には、図3に示した第2スイッチ素子FET2のゲート端子が接続されている。すなわち、第4オペアンプOP4は、第2スイッチ素子FET2のオン・オフ切換を制御する制御信号を出力している。
次に、上記のスイッチング電源回路における動作について、図5に示すタイミングチャートを参照して説明する。
まず、タイミングパルス発生部4の第1オペフンプOP1は、正電源の出力端子OUT1における電圧(図5(a) のOUT1参照)と、電源回路P1から出力される基準電圧とを比較し、その出力端子における電圧(図4のS1参照)を第2オペアンプOP2のプラス側入力端子に与える。第2オペアンプOP2では、第1オペアンプOP1の出力電圧S1と三角波発生回路10から出力される三角波Sとを比較し、その比較結果(図4のG1参照)を第1スイッチ素子FET1のゲート端子に入力する。
第2オペアンプOP2は、第1オペアンプOP1の出力電圧S1が三角波Sより大のとき、「HIGH」を出力する。また、第1オペアンプOP1の出力電圧S1が三角波Sより小のとき、「LOW」を出力する。これにより、第2スイッチ素子FET2は、図5(b) に示すように、「HIGH」の期間が「LOW」の期間より比較的長いパルス信号によってオン、オフ動作される。
一方、図4に示す第3オペアンプOP3は、負電源の出力端子OUT2における電圧(図5(a) のOUT2参照)と、電源回路P2から出力される基準電圧とを比較し、その出力端子における電圧(図4の点S2参照)を第4オペアンプOP4のプラス側入力端子に与える。第4オペアンプOP4では、第3オペアンプOP3の出力電圧S2と三角波発生回路10から出力される三角波Sとを比較し、その比較結果(図4のG2参照)を第2スイッチ素子FET2のゲート端子に入力する。
第4オペアンプOP4は、第3オペアンプOP3の出力電圧S2が三角波Sより大のとき、「HIGH」を出力する。また、第3オペアンプOP3の出力電圧S2が三角波Sより小のとき、「LOW」を出力する。これにより、第2スイッチ素子FET2は、図5(c) に示すように、「HIGH」の期間が「LOW」の期間より比較的短く、かつ第2オペアンプOP2から出力されるパルス信号に比べ、「HIGH」の期間が短いパルス信号によってオン、オフ動作される。
このように、第1スイッチ素子FET1は、第2オペアンプOP2の出力によってオン/オフ動作され、第2スイッチ素子FET2は、第4オペアンプOP4の出力によってオン/オフ動作される。この場合、第1スイッチ素子FET1および第2スイッチ素子FET2は、それぞれN−チャネルタイプおよびP−チャネルタイプとされているので、第1スイッチ素子FET1は、ゲート端子が「LOW」でオフ、「HIGH」でオンする。一方、第2スイッチ素子FET2は、ゲート端子が「LOW」でオン、「HIGH」でオフする。
ここで、両スイッチ素子FET1、FET2がオンのとき(図5の期間T1参照)、入力電源PWがエネルギー蓄積部1であるインダクタンスLに供給され、入力電源PWのエネルギーが蓄積される。このとき、インダクタンスLの両端では、図5(d) に示すように、第2スイッチ素子FET2の端子側(図4のLM参照)が第1スイッチ素子FET1の端子側(図4のLP参照)より高電位になっている。また、図5(e) は、インダクタンスLに流れる電流を示す図であるが、期間T1においては、インダクタンスLに流れる電流が序々に増加しており、すなわち、入力電源PWのエネルギーがインダクタンスLに蓄積されている。
次いで、第1スイッチ素子FET1がオフになると(図5の期間T2参照)、インダクタンスLに蓄積されていたエネルギーが放出され、それがダイオードD1を介して正電源の出力端子OUT1から負荷としての抵抗RL1に供給される。このとき、インダクタンスLの両端では、図5(d) に示すように、第1スイッチ素子FET1の端子側が第2スイッチ素子FET2の端子側がより高電位になり、ダイオードD1に対して順バイアスとなり、ダイオードD2に対して逆バイアスとなるため、インダクタンスLの蓄積エネルギーは、平滑コンデンサC1にだけ放出される。
ここで、両スイッチ素子FET1、FET2がオンになる期間T1は、タイミングパルス発生部4によって負荷の電圧変動に基づいて変化され、これにより、インダクタンスLに蓄積されるエネルギー量の増加量も変化される。すなわち、期間T2において放出されるエネルギーも負荷の電圧変動に基づいて変化されるので、正電源の出力端子OUT1に出力される電圧値をほぼ一定電圧に維持することができる。
次に、再び、両スイッチ素子FET1、FET2がオンになると(図5の期間T3参照)、入力電源PWがインダクタンスLに供給され、入力電源PWのエネルギーが蓄積される。このとき、インダクタンスLの両端では、図5(d) に示すように、第2スイッチ素子FET2の端子側が第1スイッチ素子FET1の端子側より高電位になっており、図5(e) に示すように、期間T3においては、インダクタンスLに流れる電流が序々に増加しており、すなわち、入力電源PWのエネルギーが蓄積されている。
そして、第2スイッチ素子FET2がオフになると(図5の期間T4参照)、インダクタンスLに蓄積されていたエネルギーが放出され、それがダイオードD2を介して負電源の出力端子OUT2から負荷としての抵抗RL2に供給される。このとき、インダクタンスLの両端では、図5(d) に示すように、第1スイッチ素子FET1の端子側が第2スイッチ素子FET2の端子側がより低電位になり、ダイオードD2に対して順バイアスとなり、ダイオードD1に対して逆バイアスとなるため、インダクタンスLの蓄積エネルギーは、平滑コンデンサC2にだけ放出される。
ここで、期間T3は、タイミングパルス発生部4によって負荷の電圧変動に基づいて変化され、これにより、インダクタンスLに蓄積されるエネルギー量の増加量も変化される。すなわち、期間T4において放出されるエネルギーも負荷の電圧変動に基づいて変化されるので、負電源の出力端子OUT2に出力される電圧値をほぼ一定電圧に維持することができる。
以後、上記のように、両スイッチ素子FET1、FET2は、(オン,オン)、(オフ,オン)、(オン,オン)、(オン,オフ)、(オン,オン)、(オフ,オン)…のようにオン・オフ動作が制御され、共通のインダクタンスLを用いてそのインダクタンスLの蓄積エネルギーから正電圧と負電圧とが交互に生成されるようになっているので、各電圧生成時間を制御することにより正電圧と負電圧とを独立して制御させることができる。したがって、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2から出力される電源電圧を個別にかつ安定して出力させることができる。
このように、この実施形態によれば、正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2における電圧変動がフィードバックされ、エネルギーの蓄積時間が正電圧および負電圧においてそれぞれ調整される。そして、その調整された時間に基づいて、エネルギーの放出が正電源および負電源で交互に繰り返されて行われることにより、単一の入力電源PWを基にして正電源の出力端子OUT1および負電源の出力端子OUT2において所定の電源電圧(たとえば±8V)が出力されることになる。したがって、正負それぞれの電源を個別にかつ安定して出力させることができる。
もちろん、この発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、スイッチング電源回路の構成は、上記した構成に限るものではない。
本願発明にかかるスイッチング電源回路のブロック構成図である。 第1ないし第4スイッチの動作とエネルギー蓄積部のエネルギーの蓄積/放出の動作と出力端子の出力電圧の関係を示すタイミングチャートである。 図1に示すスイッチング電源回路の詳細回路図である。 タイミングパルス発生部の詳細回路図である。 図3に示すスイッチング電源回路のタイミングチャートである。 従来のスイッチング電源回路を示す回路図である。
符号の説明
1 エネルギー蓄積部
2 正電源平滑部
3 負電源平滑部
4 タイミングパルス発生部
FET1 第1スイッチ素子
FET2 第2スイッチ素子
L インダクタンス
C1,C2 平滑コンデンサ
PW 入力電源
SW1 第1スイッチ
SW2 第2スイッチ
SW3 第3スイッチ
SW4 第4スイッチ

Claims (2)

  1. 直流電源と、
    両端がそれぞれ第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子を介して前記直流電源の正極と負極とに接続され、前記直流電源から供給されるエネルギーを蓄積するインダクタと、
    前記第1,第2のスイッチ素子を同時にオンにした後に前記第1のスイッチ素子のみをオフにする第1のスイッチ動作と、前記第1,第2のスイッチ素子を同時にオンにした後に前記第2のスイッチ素子のみをオフにする第2のスイッチ動作とを交互に行わせる制御手段と、
    前記インダクタの一方端に第3のスイッチ素子を介して接続され、前記インダクタの一方端に接続された前記第1のスイッチ素子がオフになると、前記第3のスイッチ素子をオンにして前記インダクタから放出されるエネルギーを蓄積するとともに第1の出力端子から正電圧で出力する正電圧出力手段と、
    前記インダクタの他方端に第4のスイッチ素子を介して接続され、前記インダクタの他方端に接続された前記第2のスイッチ素子がオフになると、前記第4のスイッチ素子をオンにして前記インダクタから放出されるエネルギーを蓄積するとともに第2の出力端子から負電圧で出力する負電圧出力手段と、
    を備えたスイッチング電源回路であって、
    前記制御手段は、
    前記第1の出力端子から出力される正電圧と前記第2の出力端子から出力される負電圧との差電圧に基づく第1の出力電圧波形を有する第1の信号と予め定める基準波信号とを比較することによって第1のパルス信号を生成する第1のパルス信号生成手段と、
    前記2つの出力端子から出力される正電圧と負電圧との差電圧に基づく第2の出力電圧波形を有する第2の信号と前記基準波信号とを比較することによって前記第1のパルス信号とは異なる波形の第2のパルス信号を生成する第2のパルス信号生成手段と、を有し、
    前記第1のパルス信号により前記第1のスイッチ素子のオン・オフ切換を制御し、前記第2のパルス信号により前記第2のスイッチ素子のオン・オフ切換を制御することを特徴とする、スイッチング電源回路。
  2. 前記インダクタは、チョークコイルからなり、
    前記第1,第2のスイッチ素子は、それぞれ互いにタイプの異なるトランジスタからなり、
    前記第3,第4のスイッチ素子は、ダイオードからなり、
    前記正電圧出力手段及び前記負電圧出力手段は、コンデンサからなる、請求項1に記載のスイッチング電源回路。
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