JP4432002B2 - フロントテレコンバーター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフロントテレコンバーターに関し、特に撮影レンズの焦点距離を拡大するためにその物体側に装着するテレコンバーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特開昭63−210810号公報や特開平3−59508号公報などには、ビデオカメラ用のフロントテレコンバーターが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭63−210810号公報に開示されたフロントテレコンバーターでは、レンズ枚数が比較的少なく単純な構成であるため、良好な結像性能を得ることが困難であるという不都合があった。
また、特開平3−59508公報に開示されたフロントテレコンバーターでは、アフォーカル倍率が1.46倍程度と低いため、実用的価値が低いという不都合があった。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、高いアフォーカル倍率を有し、収差発生の少ない、優れた結像性能を有するフロントテレコンバーターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では、撮影レンズの物体側に着脱自在に装着されるようになった、アフォーカル倍率が1.5より大きいフロントテレコンバーターにおいて、
前記フロントテレコンバーターは、物体側から順に、正の屈折力を有する正レンズ群GFと、負の屈折力を有する負レンズ群GRとを備え、
前記正レンズ群GFは、接合正レンズを有し、
前記負レンズ群GRは、負メニスカスレンズを有し、
前記接合正レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなり、
前記正レンズ群GFの焦点距離をfFとし、前記フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径をΦRとし、前記負レンズ群GR中の前記負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径をRaとし、前記負レンズ群GR中の前記負メニスカスレンズの像側の面の曲率半径をRbとしたとき、
2.0<fF/ΦR<10.0
−3.0<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)≦−1.480
の条件を満足することを特徴とするフロントテレコンバーターを提供する。
【0006】
本発明の好ましい態様によれば、前記フロントテレコンバーターの最も物体側には、前記接合正レンズが配置され、
前記フロントテレコンバーターの最も物体側のレンズ面の有効径をΦFとし、前記フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径をΦRとしたとき、
2.0<ΦF/ΦR<7.0
の条件を満足する。
【0007】
また、本発明の別の好ましい態様によれば、前記正レンズ群GFの焦点距離をfFとし、前記フロントテレコンバーターのアフォーカル倍率をMとし、前記正レンズ群GFと前記負レンズ群GRとの軸上間隔をDFRとしたとき、
3.0<fF・M/DFR<12.0
の条件を満足する。
【0008】
【発明の実施の形態】
まず、フロントテレコンバーターについて光学的に解説する。
本発明において、フロントコンバーターとは、対物レンズの物体側に装着されて、物体側から入射した平行光束を像側へ平行に射出する光学系をいう。この場合、フロントコンバーターのアフォーカル倍率Mは、軸上近軸光線の傾角の大きさに関し、射出側に対する入射側の比(|θout /θin|:θout は射出側の軸上近軸光線の傾角であり、θinは入射側の軸上近軸光線の傾角である)を示す。なお、本発明は、アフォーカル倍率Mが1.0よりも大きいフロントコンバーター、いわゆる望遠化の機能を有するフロントテレコンバーターに関するものである。
【0009】
具体的には、本発明のフロントテレコンバーターは、ガリレオ型光学系を構成している。すなわち、基本的には、物体側から順に、正の屈折力を有する正レンズ群GFと負の屈折力を有する負レンズ群GRとを備え、正レンズ群GFの像側焦点位置と負レンズ群GRの物体側焦点位置とを一致させている。その結果、物体側から平行に入射した光線束は、本発明のフロントテレコンバーターを介した後、像側へ平行に射出される。そこで、テレコンバーターは、アフォーカルコンバーターとも呼ばれる。
【0010】
したがって、本発明のフロントテレコンバーターのアフォーカル倍率Mは、正レンズ群GFの焦点距離をfFとし、負レンズ群GRの焦点距離をfRとすると、以下の式(a)で表される。
M=fF/|fR| (a)
なお、このアフォーカル倍率Mの物理的な意味は、上述したように、軸上近軸光線の傾角の大きさに関し、射出側に対する入射側の比(|θout /θin|)である。したがって、M=fF/|fR|=|θout /θin|の関係が成立する。
【0011】
フロントテレコンバーターの全長を短くするには、このようなガリレオ型のアフォーカルコンバーターとすることが望ましい。また、ガリレオ型のアフォーカルコンバーターでは、装着した状態においても像の姿勢が不変であるため、カメラなどの撮影レンズに装着するのに好都合である。
なお、本発明のフロントテレコンバーターのような付加的な光学系では、それ自体において収差を十分に除去しておかないと、撮影レンズに装着した状態における合成光学系(フロントテレコンバーター+撮影レンズ)での収差が劣化してしまい、結像性能が劣化してしまうので注意が必要である。
本発明は、このようなガリレオ型のアフォーカルコンバーターにおいて、収差発生の少ない、優れた結像性能を有するフロントテレコンバーターを見い出したものである。
【0012】
以下、各条件式に沿って本発明をさらに詳細に説明する。
本発明においては、以下の条件式(1)を満足する。
2.0<fF/ΦR<10.0 (1)
ここで、fFは、正レンズ群GFの焦点距離である。また、ΦRは、フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径である。
【0013】
条件式(1)は、正レンズ群GFの焦点距離fFとフロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径ΦRとの比率について適切な範囲を示すものである。
条件式(1)の上限値を上回ると、正レンズ群GFの焦点距離fFが大きくなりすぎて、その結果テレコンバーターの全長が著しく長くなるので不都合である。また、軸上色収差が過大となり、画質が著しく損なわれるので不都合である。さらに、一定以上の周辺光量を確保しようとすると、前玉径が著しく増大するので不都合である。本発明においては、アフォーカル倍率が1.5よりも大きいフロントテレコンバーターにおいてこの条件式(1)が効果的であることを見い出した。
【0014】
一方、条件式(1)の下限値を下回ると、正レンズ群GFの焦点距離fFが小さくなりすぎて、テレコンバーターで発生する球面収差が甚大となり、同様に画質が著しく損なわれるので不都合である。また、正レンズ群GFを鏡筒に組み付ける際の偏芯感度が大きくなりすぎて、製造が困難になるので不都合である。
なお、本発明の効果をさらに十分に発揮するには、条件式(1)の上限値を6.0とし、下限値を2.8とすることが好ましい。
【0015】
また、本発明においては、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズをフロントテレコンバーターの最も物体側に配置し、次の条件式(2)を満足することが望ましい。
2.0<ΦF/ΦR<7.0 (2)
ここで、ΦFは、フロントテレコンバーターの最も物体側のレンズ面、すなわち最も物体側に配置された負メニスカスレンズの物体側のレンズ面の有効径である。また、ΦRは、フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径である。
【0016】
条件式(2)は、最も物体側のレンズ面の有効径ΦFと最も像側のレンズ面の有効径ΦRとの比率について適切な範囲を示すものである。
この条件式(2)は、テレコンバーターを通る全光束の太さを規定するものであり、十分な画質を得るために必要な光束を選択的に通し且つ不要な光束をカットする意味合いから重要である。特に、画角の大きな撮影レンズや、ズームレンズのように画角の変化する撮影レンズに取り付けて使用する場合に、視野にケラレを発生させることなく周辺光量も十分に確保することができるように前玉径を十分に確保するための条件である。
【0017】
条件式(2)の上限値を上回ると、最も物体側のレンズ面の有効径ΦFが大きくなりすぎて、その結果正レンズ群GFを通る光線高さが大きくなり、収差の発生が大きくなるので好ましくない。また、迷光が入り易くなってゴーストやフレアが発生しやすくなるので好ましくない。さらに、前玉径が増大して光学系の大型化を招くだけでなく、重量が増大するので好ましくない。
一方、条件式(2)の下限値を下回ると、最も物体側のレンズ面の有効径ΦFが小さくなりすぎて、十分に周辺光量を得ることができなくなるので好ましくない。
なお、本発明の効果をさらに十分に発揮するには、条件式(2)の上限値を6.0とし、下限値を2.5とすることが好ましい。
【0018】
また、本発明では、さらに良好な結像性能を得るために、接合正レンズが物体側から順に物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせで構成されていることが好ましい。本発明のフロントテレコンバーターを撮影レンズの物体側に装着した場合、元のマスターレンズ(撮影レンズ)の色収差に対してテレコンバーターで発生する色収差が加わる。したがって、接合正レンズの上述の構成は、合成光学系(テレコンバーター+撮影レンズ)における十分な軸上色消しのために特に重要である。さらに、接合正レンズを構成する両凸レンズにより、主光線よりも下側の光線のコマ収差を十分に補正することができるため、接合正レンズの上述の構成は良好な結像性能を得る上で重要な構成要件である。
【0019】
本発明では、以上の接合正レンズの構成に加えて、以下の条件式(3)を満足することが好ましいことも見い出した。
3.0<fF・M/DFR<12.0 (3)
ここで、fFは、正レンズ群GFの焦点距離である。また、Mは、フロントテレコンバーターのアフォーカル倍率であり、先に述べたようにM>1.5が望ましい。さらに、DFRは、正レンズ群GFと負レンズ群GRとの軸上間隔(光軸に沿った空気間隔)である。
【0020】
条件式(3)の上限値を上回ると、アフォーカル倍率Mに対応した焦点距離fFが大きくなりすぎて、その結果フロントテレコンバーターの全長が大きくなるだけでなく、球面収差および軸上色収差が大きくなるので好ましくない。また、前玉径が増大する傾向となり、光学系の大型化を招くだけでなく、重量が増大するので好ましくない。
【0021】
逆に、条件式(3)の下限値を下回ると、正レンズ群GFの焦点距離fFが小さくなりすぎて、像面湾曲が大きくなるだけでなく、主光線よりも下側の光線でのコマ収差が大きくなり、画質が損なわれ易くなるので好ましくない。また、正レンズ群GFと負レンズ群GRとの軸上間隔DFRが大きくなる傾向となり、フロントテレコンバーターの全長が大きくなるので好ましくない。
なお、本発明の効果をさらに十分に発揮するには、条件式(3)の上限値を9.0とし、下限値を5.0とすることが好ましい。このとき、アフォーカル倍率Mは、1.8>Mであることが好ましい。
【0022】
また、本発明においては、負レンズ群GR中の負メニスカスレンズが、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
−3.0<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)<−0.2 (4)
ここで、Raは、負レンズ群GR中の負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径である。また、Rbは、負メニスカスレンズの像側の面の曲率半径である。なお、曲率半径とは、非球面の場合には近軸の曲率半径をいう。
【0023】
条件式(4)は、負レンズ群GR中の負メニスカスレンズのシェイプファクター(形状因子)について適切な範囲を規定している。
条件式(4)の上限値を上回ると、負メニスカスレンズのシェイプファクターが大きくなりすぎて、球面収差が正側に大きくなり、良好な結像性能を得ることができなくなるので好ましくない。また、物体側の面がフラット面に近づきすぎて、面反射によるゴーストやフレアが発生しやすくなり、画質が損なわれ易くなるので好ましくない。
【0024】
一方、条件式(4)の下限値を下回ると、負メニスカスレンズのシェイプファクターが小さくなりすぎて、その結果、球面収差が正側に大きくなり、良好な結像性能を得ることができなくなるので好ましくない。また、レンズ形状が製造困難化するので好ましくない。
なお、本発明の効果をさらに十分に発揮するには、条件式(4)の上限値を−1.0とし、下限値を−2.0とすることが好ましい。
【0025】
また、本発明において、さらに良好な結像性能を得るには、正レンズ群GFが物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを有し、以下の条件式(5)および(6)を満たすことが望ましい。
1.7<N (5)
0.2<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<5.0 (6)
ここで、Nは、負レンズ群GR中の負メニスカスレンズのd線(λ=587.6nm)に対する屈折率である。また、Rcは、正レンズ群GF中の正メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径である。また、Rdは、正メニスカスレンズの像側の面の曲率半径である。
【0026】
条件式(5)は、負レンズ群GR中の負メニスカスレンズの屈折率について適切な範囲を規定している。
条件式(5)の下限値を下回ると、負メニスカスレンズの屈折率Nが小さくなりすぎて、諸収差のうち特に像面湾曲が大きくなる傾向となり、画質が損なわれ易くなるので好ましくない。
【0027】
条件式(6)は、正レンズ群GF中の正メニスカスレンズのシェイプファクターについて適切な範囲を規定している。
条件式(6)の上限値を上回ると、正メニスカスレンズのシェイプファクターが大きくなりすぎて、その結果、主光線よりも下側の光線でのコマ収差が大きくなるので好ましくない。また、レンズ形状が製造困難化するので好ましくない。
【0028】
一方、条件式(6)の下限値を下回ると、正メニスカスレンズのシェイプファクターが小さくなりすぎて、球面収差が負側に大きくなるので好ましくない。また、物体側の面がフラット面に近づきすぎて、面反射によるゴーストやフレアが発生しやすくなり、画質が損なわれ易くなるので好ましくない。
なお、本発明の効果をさらに十分に発揮するには、条件式(6)の上限値を4.0とし、下限値を1.0とすることが好ましい。
【0029】
実際にテレコンバーターを構成する際に、更に良好な結像性能を得るには、正レンズ群GFが物体側から順に物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとから構成され、負レンズ群GRが物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成されていることが好ましい。さらに、この構成において、アフォーカル倍率Mが以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
M>1.8 (7)
【0030】
正レンズ群GFおよび負レンズ群GRに関する上述の構成は、条件式(7)を満足するように設定する場合により効果的である。これは、アフォーカル倍率Mを大きくすると諸収差のうち軸上色収差の発生量が特に大きくなるが、正レンズ群GFおよび負レンズ群GRに関して上述の構成を採用することにより良好な色収差バランスを達成することができるからである。
【0031】
接合レンズでは、正レンズのアッベ数を大きくして低分散とし、負レンズのアッベ数を小さくして高分散とすることによって、充分な軸上色消しを達成することができる。このとき、正レンズのアッベ数と負レンズのアッベ数との差Δνを30以上とすることが望ましい。また、接合正レンズを構成する負メニスカスレンズの屈折率ndは高屈折率であることが好ましく、d線に対する屈折率で1.8以上であることが好ましい。また、諸収差の補正上、接合正レンズを構成する両凸レンズの中心厚を比較的厚く構成することが好ましい。より具体的には、両凸レンズの中心厚は、正レンズ群GFと負レンズ群GRとの軸上空気間隔DFRの0.7倍よりも大きいことが好ましい。
【0032】
撮影レンズの物体側にフロントテレコンバーターを装着すると、元の撮影レンズの最短撮影距離が伸びてしまう性質がある。しかしながら、正レンズ群GFおよび負レンズ群GRのうちの少なくとも一方が光軸に沿って移動する機構を設けることにより、近距離フォーカシングが可能となるので好都合である。本発明においては、負レンズ群GRを光軸に沿って移動可能な可動レンズ群として構成することにより、比較的簡素な構造をとることができ、且つ合焦(フォーカシング)に際して全長の変化しない内部合焦方式(内焦方式)を採用することができるので好都合である。
【0033】
さらに、本発明のフロントテレコンバーターは、撮影レンズのブレを検出するブレ検出手段と、ブレ検出手段からの信号とカメラの作動シークエンスの制御を行う制御手段からの信号とに基づいて適正なブレ補正量を定めるブレ制御装置と、ブレ補正量に基づき防振レンズ群を移動させる駆動機構とを組みあわせて、防振レンズシステムを構成することもできる。この場合、本発明においては、小型の負レンズ群GRを光軸と直交する方向にシフトするように構成することが好ましい。また、負レンズ群GRの負パワー(負屈折力)の絶対値は12mmよりも大きいことが望ましい。
また、本発明のフロントテレコンバーターを構成する各レンズに対して、非球面レンズ、回折光学素子、屈折率分布型レンズ等をさらに用いることにより、さらに良好な光学性能を得ることができることは言うまでもない。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明する。
各実施例において、本発明のフロントテレコンバーターFCは、物体側から順に、正の屈折力を有する正レンズ群GFと、負の屈折力を有する負レンズ群GRとから構成されている。一方、撮影ズームレンズLは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成されている。
【0035】
各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをhとし、非球面の頂点における接平面から高さhにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(h)とし、近軸の曲率半径をrとし、円錐定数をκとし、n次の非球面係数をCn としたとき、以下の数式(b)で表される。
【数1】
S(h)=(h2 /r)/{1+(1−κ・h2 /r2 1/2
+C4 ・h4 +C6 ・h6 +C8 ・h8 +C10・h10 (b)
各実施例において、非球面には面番号の右側に*印を付している。
【0036】
〔第1実施例〕
図1は、本発明の第1実施例にかかるフロントテレコンバーターと撮影ズームレンズとからなる合成光学系のレンズ構成、および望遠端(T)から広角端(W)への変倍における撮影ズームレンズの各レンズ群の移動の様子を示す図である。
第1実施例のフロントテレコンバーターFCにおいて、正レンズ群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとから構成されている。また、負レンズ群GRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成されている。
【0037】
また、撮影ズームレンズLにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、および両凹レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの接合レンズから構成されている。
また、第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凸レンズ、両凸レンズと両凹レンズとの接合レンズ、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、および物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズから構成されている。
さらに、第3レンズ群G3は、像側の面が非球面状に形成された両凸レンズから構成されている。
【0038】
なお、フロントテレコンバーターFCと撮影ズームレンズLとの間の光路中には、保護ガラスF1が配置されている。また、撮影ズームレンズLと像面との間の光路中には、フィルターとしての2つの平行平面板F2およびF3が配置されている。
図1に示すように、望遠端(T)から広角端(W)への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少するように、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2は像側へ移動し、第3レンズ群G3は固定である。なお、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の光路中には開口絞りSが配置され、この開口絞りSは変倍に際して第2レンズ群G2と一体的に移動する。
【0039】
次の表(1)に、本発明の第1実施例の諸元の値を掲げる。表(1)において、Fは合成光学系の焦点距離を、fは撮影ズームレンズLの焦点距離をそれぞれ表している。また、表(1)のレンズ諸元において、第1カラムは物体側からのレンズ面の面番号を、第2カラムのrはレンズ面の曲率半径(非球面の場合には近軸の曲率半径)を、第3カラムのdはレンズ面の間隔を、第4カラムのνはアッベ数を、第5カラムのN(d) はd線(λ=587.6nm)に対する屈折率を、第6カラムのN(g) はg線(λ=435.8nm)に対する屈折率をそれぞれ示している。
【0040】
(表1)
(全体諸元)
F=23.38〜39.75
f=12.002〜20.403
(レンズ諸元)
r d ν N(d) N(g)
1 60.14000 2.60000 25.46 1.805180 1.847010 (GF)
2 41.56900 11.50000 64.20 1.516800 1.526670
3 -2246.40000 0.20000
4 27.64900 8.80000 64.20 1.516800 1.526670
5 63.62600 14.37523
6 86.89200 1.60000 54.67 1.729160 1.745710 (GR)
7 16.82800 4.70000
8 ∞ 1.00000 64.20 1.516800 1.526670 (F1)
9 ∞ (d9 =可変)
10 40.30582 1.30000 1.806100 1.837500 (G1)
11 9.97201 2.80000
12 -54.96217 1.10000 1.516800 1.526670
13 9.63700 3.20000 1.846660 1.894130
14 28.78133 (d14=可変)
15 ∞ 1.00000 (開口絞りS)
16 35.51097 2.00000 1.835000 1.859550 (G2)
17 -59.64727 0.15000
18 10.75338 5.90000 1.670030 1.687990
19 -15.70820 3.80000 1.846660 1.894130
20 8.29785 1.35000
21 -60.40256 1.90000 1.672700 1.699890
22 -25.83632 1.60000
23 13.54685 2.50000 1.702000 1.724320
24 188.86361 (d24=可変)
25 72.13020 1.90000 1.665470 1.680470 (G3)
26* -39.21486 1.00000
27 ∞ 3.42000 1.516800 1.526670 (F2)
28 ∞ 0.70000
29 ∞ 0.80000 1.516800 1.526670 (F3)
30 ∞ 1.71269
(非球面データ)
r κ C4
26面 -39.21486 1.00000 2.28220×10-4
6810
-1.07930×10-6 4.79260×10-8 0.00000
(変倍における可変間隔)
望遠端 広角端
F 39.75 23.38
f 20.403 12.002
d9 5.00000 8.88000
d14 3.00209 9.87081
d24 19.88842 9.14023
(条件式対応値)
fF=56.303
fR=−28.900
φF=53.4
φR=17.2
DFR=14.375
Δν=38.74
nd=1.80518
(1)fF/ΦR=3.273
(2)ΦF/ΦR=3.105
(3)fF・M/DFR=7.630
(4)(Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−1.480
(5)N=1.72916
(6)(Rd+Rc)/(Rd−Rc)=2.537
(7)M=1.948
両凸レンズの中心厚=11.5
【0041】
図2および図3は、第1実施例の諸収差図である。すなわち、図2は撮影ズームレンズの望遠端における合成光学系の諸収差図であり、図3は撮影ズームレンズの広角端における合成光学系の諸収差図である。
各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高を、dはd線(λ=587.6nm)を、gはg線(λ=435.8nm)をそれぞれ示している。また、非点収差を示す収差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。
各収差図から明らかなように、第1実施例では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
【0042】
〔第2実施例〕
図4は、本発明の第2実施例にかかるフロントテレコンバーターと撮影ズームレンズとからなる合成光学系のレンズ構成、および望遠端(T)から広角端(W)への変倍における撮影ズームレンズの各レンズ群の移動の様子を示す図である。
第2実施例のフロントテレコンバーターFCにおいて、正レンズ群GFは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとから構成されている。また、負レンズ群GRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成されている。
【0043】
また、撮影ズームレンズLは、第1実施例と全く同じ構成を有する。
さらに、第1実施例と同様に、フロントテレコンバーターFCと撮影ズームレンズLとの間の光路中には保護ガラスF1が配置され、撮影ズームレンズLと像面との間の光路中には平行平面板F2およびF3が配置されている。
【0044】
次の表(2)に、本発明の第2実施例の諸元の値を掲げる。表(2)において、Fは合成光学系の焦点距離を、fは撮影ズームレンズLの焦点距離をそれぞれ表している。また、表(2)のレンズ諸元において、第1カラムは物体側からのレンズ面の面番号を、第2カラムのrはレンズ面の曲率半径(非球面の場合には近軸の曲率半径)を、第3カラムのdはレンズ面の間隔を、第4カラムのνはアッベ数を、第5カラムのN(d) はd線(λ=587.6nm)に対する屈折率を、第6カラムのN(g) はg線(λ=435.8nm)に対する屈折率をそれぞれ示している。
【0045】
(表2)
(全体諸元)
F=23.44〜39.85
f=12.002〜20.403
(レンズ諸元)
r d ν N(d) N(g)
1 59.40527 2.50000 25.46 1.805180 1.847010 (GF)
2 42.11950 11.00000 64.20 1.516800 1.526670
3 -1164.15460 0.10000
4 27.02388 8.50000 64.20 1.516800 1.526670
5 56.02051 14.52084
6 82.42124 1.60000 49.22 1.743300 1.762140 (GR)
7 16.86499 3.20000
8 ∞ 1.00000 64.20 1.516800 1.526670 (F1)
9 ∞ (d9 =可変)
10 40.30582 1.30000 1.806100 1.837500 (G1)
11 9.97201 2.80000
12 -54.96217 1.10000 1.516800 1.526670
13 9.63700 3.20000 1.846660 1.894130
14 28.78133 (d14=可変)
15 ∞ 1.00000 (開口絞りS)
16 35.51097 2.00000 1.835000 1.859550 (G2)
17 -59.64727 0.15000
18 10.75338 5.90000 1.670030 1.687990
19 -15.70820 3.80000 1.846660 1.894130
20 8.29785 1.35000
21 -60.40256 1.90000 1.672700 1.699890
22 -25.83632 1.60000
23 13.54685 2.50000 1.702000 1.724320
24 188.86361 (d24=可変)
25 72.13020 1.90000 1.665470 1.680470 (G3)
26* -39.21486 1.00000
27 ∞ 3.42000 1.516800 1.526670 (F2)
28 ∞ 0.70000
29 ∞ 0.80000 1.516800 1.526670 (F3)
30 ∞ 1.71285
(非球面データ)
r κ C4
26面 -39.21486 1.00000 2.28220×10-4
6810
-1.07930×10-6 4.79260×10-8 0.00000
(変倍における可変間隔)
望遠端 広角端
F 39.85 23.44
f 20.403 12.002
d9 7.80057 11.68007
d14 3.00209 9.87081
d24 19.88842 9.14023
(条件式対応値)
fF=56.308
fR=−28.826
φF=52
φR=16.58
DFR=14.521
Δν=38.74
nd=1.80518
(1)fF/ΦR=3.396
(2)ΦF/ΦR=3.136
(3)fF・M/DFR=7.573
(4)(Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−1.515
(5)N=1.74330
(6)(Rd+Rc)/(Rd−Rc)=2.864
(7)M=1.953
両凸レンズの中心厚=11.0
【0046】
図5および図6は、第2実施例の諸収差図である。すなわち、図5は撮影ズームレンズの望遠端における合成光学系の諸収差図であり、図6は撮影ズームレンズの広角端における合成光学系の諸収差図である。
各収差図において、FNOはFナンバーを、Yは像高を、dはd線(λ=587.6nm)を、gはg線(λ=435.8nm)をそれぞれ示している。また、非点収差を示す収差図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。
各収差図から明らかなように、第2実施例では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能が確保されていることがわかる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、たとえばデジタルスチルカメラの物体側に装着して望遠化の機能を果たすフロントテレコンバーターであって、高いアフォーカル倍率を有し、収差発生の少ない、優れた結像性能を有するフロントテレコンバーターを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるフロントテレコンバーターと撮影ズームレンズとからなる合成光学系のレンズ構成、および望遠端(T)から広角端(W)への変倍における撮影ズームレンズの各レンズ群の移動の様子を示す図である。
【図2】第1実施例での撮影ズームレンズの望遠端における合成光学系の諸収差図である。
【図3】第1実施例での撮影ズームレンズの広角端における合成光学系の諸収差図である。
【図4】本発明の第2実施例にかかるフロントテレコンバーターと撮影ズームレンズとからなる合成光学系のレンズ構成、および望遠端(T)から広角端(W)への変倍における撮影ズームレンズの各レンズ群の移動の様子を示す図である。
【図5】第2実施例での撮影ズームレンズの望遠端における合成光学系の諸収差図である。
【図6】第2実施例での撮影ズームレンズの広角端における合成光学系の諸収差図である。
【符号の説明】
FC フロントテレコンバーター
L 撮影ズームレンズ
GF 正レンズ群
GR 負レンズ群
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
S 開口絞り

Claims (9)

  1. 撮影レンズの物体側に着脱自在に装着されるようになった、アフォーカル倍率が1.5より大きいフロントテレコンバーターにおいて、
    前記フロントテレコンバーターは、物体側から順に、正の屈折力を有する正レンズ群GFと、負の屈折力を有する負レンズ群GRとを備え、
    前記正レンズ群GFは、接合正レンズを有し、
    前記負レンズ群GRは、負メニスカスレンズを有し、
    前記接合正レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなり、
    前記正レンズ群GFの焦点距離をfFとし、前記フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径をΦRとし、前記負レンズ群GR中の前記負メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径をRaとし、前記負レンズ群GR中の前記負メニスカスレンズの像側の面の曲率半径をRbとしたとき、
    2.0<fF/ΦR<10.0
    −3.0<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)≦−1.480
    の条件を満足することを特徴とするフロントテレコンバーター。
  2. 前記フロントテレコンバーターの最も物体側には、前記接合正レンズが配置され、
    前記フロントテレコンバーターの最も物体側のレンズ面の有効径をΦFとし、前記フロントテレコンバーターの最も像側のレンズ面の有効径をΦRとしたとき、
    2.0<ΦF/ΦR<7.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のフロントテレコンバーター。
  3. 前記正レンズ群GFの焦点距離をfFとし、前記フロントテレコンバーターのアフォーカル倍率をMとし、前記正レンズ群GFと前記負レンズ群GRとの軸上間隔をDFRとしたとき、
    3.0<fF・M/DFR<12.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のフロントテレコンバーター。
  4. 前記正レンズ群GFは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズを有し、
    前記負レンズ群GR中の前記負メニスカスレンズのd線に対する屈折率をNとし、前記正レンズ群GF中の前記正メニスカスレンズの物体側の面の曲率半径をRcとし、前記正メニスカスレンズの像側の面の曲率半径をRdとしたとき、
    1.7<N
    0.2<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<5.0
    の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
  5. 前記正レンズ群GFは、物体側から順に、前記接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとから構成され、
    前記負レンズ群GRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成され、
    前記フロントテレコンバーターのアフォーカル倍率Mは、
    M>1.8
    の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
  6. 前記接合正レンズの前記両凸レンズのアッベ数と、前記接合正レンズの前記負メニスカスレンズのアッベ数との差Δνは、30以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
  7. 前記接合正レンズの前記負メニスカスレンズのd線に対する屈折率は、1.8以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
  8. 前記接合正レンズの前記両凸レンズの中心厚は、前記正レンズ群GFと前記負レンズ群GRとの軸上空気間隔DFRの0.7倍よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
  9. 前記負レンズ群GRは、光軸と直交する方向にシフトする構成であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のフロントテレコンバーター。
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