JP4431928B2 - 多段行程型シリンダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポット溶接のためのガンシリンダ等のように、シリンダに複数段の行程と、そのストロークを調整可能にすることが要求される場合に使用するのに適した多段行程型シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スポット溶接の可動側電極は、固定側電極に対して少なくとも2段の停止位置を備える必要がある。即ち、ガンシリンダには、溶接対象物を一対の電極の間に挟むときの該電極間の全開位置と、電極間に位置させた溶接対象物に一対の電極を比較的短いワーキングストロークを介して対峙させ、複数回のスポット溶接に際してのストロークをできるだけ短くするための溶接準備位置と、両電極を対象物に圧接する溶接作業位置とを取らせることが必要である。
【0003】
また、現状での溶接作業においては、更に、多種の被溶接部材に対する対応のために、そのストロークの自由度を増すことが要求されるようになり、それを実現する電動式(サーボ)溶接ガンの要求も高まっている。ただ、現状での電動式(サーボ)溶接ガンは、その価格の問題、ライン作業上での溶着事故の問題、取り扱いの難しさ等において実用レベルの問題を抱えている。
上述したような問題は、上記スポット溶接ガンシリンダばかりでなく、各種クランプ装置の加圧ユニットなど、ピストンロッドの先端に取付けたヘッドをワークに対して繰り返し押し付ける機器などにおいても散見され、それらの場合にも同様の問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明において解決しようとする課題は、基本的には、従来のスポット溶接ガン等のための流体圧シリンダに、上記問題を解決するための簡単な機構を具備させることにある。
本発明の更に具体的な課題は、対象物に対して少なくとも2段の停止位置を備え、更に、多種の被溶接部材等に対する対応のために、そのストロークの自由度を増した多段行程型シリンダを提供することにある。
本発明の他の課題は、電動式(サーボ)溶接ガンよりも安価で操作性のよい多段行程型シリンダを提供することにある。
本発明の他の課題は、溶接棒その他の工具の摩耗及び衝突音の緩和などに対応させることが可能なクッション機構を備えた多段行程型シリンダを提供することにある。
本発明の他の課題は、各ストロークの調整を電磁弁による流体の給排という遠隔的操作によって行うことができる多段行程型シリンダを提供することにある。
本発明の他の課題は、複雑に動作するピストンロッドの動作態様を検出可能にした多段行程型シリンダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の多段行程型シリンダは、流体圧駆動の主ピストンによりピストンロッドがその軸線方向に駆動される主シリンダに、該主ピストンの中間停止位置を設定する中間停止位置設定手段と、上記主ピストンの戻り位置を設定する戻り位置設定手段とを付設し、上記ピストンロッドをストロークの中間位置に停止可能にすると同時に、主ピストンの戻り位置を調整可能にした多段行程型シリンダであって、上記中間停止位置設定手段は、上記主ピストンのヘッドカバー側を摺動する停止位置設定ピストンを備え、それに連結したロッドを、上記ヘッドカバー側を貫通して外部に導出して、先端にヘッドカバー側の当接部に当接することによりピストンの停止位置を設定するストッパを設け、該ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置を可変にする可変手段を設けることにより構成し、上記戻り位置設定手段は、戻り位置設定ピストンに連結した位置設定ロッドの先端を、上記停止位置設定ピストンの背後に対向させることにより構成したことを特徴とするものである。
【0006】
本発明に係る上記多段行程型シリンダにおいては、ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置の可変手段を、該ストッパのロッドに外嵌させる孔に口部からの深さが異なる段部を設け、該段部をロッドの周面に形成した段部に当接してストッパを固定することにより、該ストッパの当接位置を変更可能なものとすることができ、あるいは、ストッパの当接部を形成するところの流体圧駆動の当接位置調節ピストンを備え、その外端面を当接部としてストッパに対面させたものとすることができる。
【0007】
また、本発明の多段行程型シリンダにおいては、主シリンダに、主ピストンの突出ストロークの終端における速度を排気側圧力室への空気圧の一時的封入によって減速するクッション機構を備え、それによって、溶接棒その他の工具の摩耗及び衝突音の緩和などに対応させることができる。
更に、本発明の多段行程型シリンダにおいては、ピストンロッドのストローク位置に応じた電気的信号を出力するストローク検出器を設け、該ストローク検出器を検出制御装置に接続し、そのストローク検出器の出力に基づいてピストンロッドの動作態様を検出することができる。
【0008】
また、上基本発明の多段行程型シリンダにおいては、停止位置設定ピストンの両側の受圧面積の差に関連し、各圧力室に供給する流体圧力の高低を考慮する必要をなくすため、上記中間停止位置設定手段に、停止位置設定ピストンの両側の圧力室に同圧の圧力流体を供給した場合における当該ピストンの停止位置が、主ピストン側にストロークした位置になるようにするためのバランス手段を付設することができる。
【0009】
上記構成を有する多段行程型シリンダは、主ピストンの流体圧駆動によりピストンロッドがその軸線方向に駆動されるものであるが、該主ピストンの中間停止位置設定手段として、主ピストンのヘッドカバー側に配設した停止位置設定ピストンにロッドを連結して該ロッドを外部に導出し、先端にヘッドカバー側の当接部に当接することによりピストンの停止位置を可変に設定するストッパを設けているので、該ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置を変え、それによって、ピストンロッドの中間停止位置を調整することができる。
【0010】
また、上記主ピストンの戻り位置を設定する戻り位置設定手段として、戻り位置設定ピストンに連結した位置設定ロッドの先端を、上記停止位置設定ピストンの背後に対向させて、主ピストンの戻り位置を設定しているので、該戻り位置設定ピストンの駆動または非駆動により、主ピストンの戻り位置を2位置に調整することができ、即ち、主シリンダの全ストロークを2段階に調整することができる。
従って、本発明によれば、対象物に対して少なくとも2段の停止位置を備え、更に、多種の被溶接部材等に対する対応のために、そのストロークの自由度を増した多段行程型シリンダを得ることができる。
【0011】
上記多段行程型シリンダのストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置の設定、即ち主ピストンの中間停止位置の設定は、該ストッパのロッドに外嵌させる孔内に設けた段部をロッドの周面の段部に当接して該ストッパをロッドに固定するに際し、上記孔内の段部の口部からの深さが異なるものの中から、適切な深さの段部を有するものを選択して用い、あるいは、ストッパの当接部を形成するところの流体圧駆動の当接位置調節ピストンを突出または復帰位置に保持させ、さらにはその両者を併用し、任意に調整することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1ないし図4は、本発明に係る多段行程型シリンダの第1実施例を示すものである。この多段行程型シリンダは、スポット溶接のためのガンシリンダ等のように、空気等の流体圧駆動のシリンダに、複数段の行程とそのストロークを調整可能にすることが要求される場合に使用するのに適し、シリンダチューブ10内をシールされた状態で摺動する主ピストン12により、該シリンダチューブ10のロッドカバー11を通してピストンロッド13がその軸線方向に駆動される主シリンダ1(図1及び図2参照)を備え、該シリンダ1に、上記主ピストン12の中間停止位置を設定する中間停止位置設定手段2と、上記主ピストン12の戻り位置を設定する戻り位置設定手段4とを付設している。
【0013】
上記中間停止位置設定手段2は、上記シリンダチューブ10内における主ピストン12のヘッドカバー14側をシール状態で摺動する停止位置設定ピストン21を備え、それに連結したロッド22を、該シリンダチューブ10のヘッドカバー14側を貫通して外部に導出し、その先端にストッパ23を取付け、該ストッパ23を、その当接部を形成するところの後述する当接位置調節ピストン31に当接させることにより、上記停止位置設定ピストン21の停止位置、即ち主ピストン12の中間停止位置を可変に設定できるように構成している。
【0014】
上記ストッパ23は、図3に明瞭に示すように、それに貫設した孔23aによりロッド22に外嵌し、該ストッパ23の孔23aの両端側において口部から異なる深さに設けた段部24のいずれかを、ロッド22の周面に形成した段部25に押し付けてナット26で固定するようにしている。図中、29はダンパーである。
従って、ナット26を取り外してロッド22に対するストッパ23の外嵌の向きを変えるだけで、ストッパ23の当接位置調節ピストン31に対する当接位置、即ち、停止位置設定ピストン21のストロークを変更することができる。図1と図3では、ロッド22に外嵌させるストッパ23の向きを変え、それによって該ピストン21のストロークを変えた状態を示している。
なお、上記ストッパ23として、孔23aの口部からの段部24の深さが異なるものを複数用意し、それらの交換によっても上記停止位置設定ピストン21のストロークを変更することができる。
【0015】
上記ストッパ23の当接部を形成するところの前記当接位置調節ピストン31は、上記ヘッドカバー14の外端側に設けた小ストロークのシリンダ状カバー32内に、前記ロッド22にシール状態で外嵌した状態で摺動するように収容し、その外端面の当接部31aを上記シリンダ状カバー32から外部に露出させて、ストッパ23に対面させている。
【0016】
上記当接位置調節ピストン31は、ヘッドカバー14における給排ブロック34に設けた当接位置調整用の給排ポート35を通して圧力室36に給排される圧力流体(圧縮空気)によって駆動され、突出位置と復帰位置との2位置を取るものであり、その結果、この当接位置調節ピストン31による位置調整と前述したストッパ23の段部24の深さ調整との組み合わせにより、前記停止位置設定ピストン21の停止位置を多段に調整することが可能になり、特に、当接位置調節ピストン31による位置調整は、給排ポート35に対する圧力流体の給排によって行うので、バルブの遠隔的操作によって行うことができる。
上記ストッパ23による停止位置設定ピストン21の停止位置を可変にするための可変手段としては、上記ストッパ23の段部24の深さを変更する手段と、当接位置調節ピストン31によりストッパ23の当接位置を変更する手段との一方のみを用いることもできるが、図示した実施例のように、その両者を併設することもできる。
【0017】
前記停止位置設定ピストン21の駆動は、ヘッドカバー14における本体ボディ41に設けた給排ポート28から該ピストン21の背後の圧力室27への圧力流体(圧縮空気)の給排によって行うものであり、該ポート28から圧力室27への圧力流体の供給によって上記停止位置設定ピストン21がストッパ23によって決まる所定の中間停止位置まで移動し、その復帰は給排ポート28から圧力流体を排出した状態で、復帰する主ピストン12に押圧されることにより行うものである。
【0018】
主ピストン12の戻り位置を設定する戻り位置設定手段4は、上記本体ボディ41内に設けたシリンダ部41a内に、戻り位置設定ピストン43をシール状態で摺動可能に配設し、該ピストン43に連結した位置設定ロッド44を、ダンパー45を介して停止位置設定ピストン21の背後に対向させることにより構成している。上記位置設定ロッド44は、停止位置設定ピストン21のロッド22にシール状態で外嵌して該ロッド22上を摺動するものである。また、上記戻り位置設定ピストン43は、ヘッドカバー14における給排ブロック34に設けた戻り位置設定用の給排ポート46(給排ポート35とは位置がずれている。)を通して当該ピストン43の駆動側圧力室47に給排される圧力流体(圧縮空気)によって駆動され、主ピストン12の全ストロークが短くなる突出位置と、該ストロークが最大になる復帰位置との2位置を取るものである。
【0019】
また、上記多段行程型シリンダにおいては、主ピストン12の突出ストロークの終端における速度を排気側圧力室54への空気圧の一時的封入によって減速するクッション機構を備えている。
即ち、前記主ピストン12にはクッションリング51を設け、ロッドカバー11に該クッションリング51が嵌入する凹部52を設けて、その口縁に、クッションリング51が凹部52に侵入したときに、該クッションリング51の周面に接して上記凹部52とシリンダチューブ10内のロッドカバー11側圧力室54との直接的な連通を遮断するクッションパッキン53を設けている。上記凹部52は、図2に示すように、主ピストン12の復帰のために圧力室54に圧縮空気を給排する給排ポート55を備え、クッションパッキン53は、該給排ポート55からの圧縮空気は圧力室54側に通過させるが、圧力室54から凹部52内への圧縮空気の流れを阻止するところの1方向シールを行うものである。
【0020】
また、図4に示すように、上記圧力室54と凹部52におけるクッションパッキン53の内側とを連通させる流路56には、主ピストン12のクッションストロークにおいて、圧力室54の圧縮空気を凹部52を通して給排ポート55に排出するための絞り弁57を設けている。圧力室54と凹部52との間は、上記絞り弁57だけではなく、クッションリング51の周面に単一または複数の溝(図示省略)を設けて、該溝を通して排出することもできる。
一方、主ピストン12の反対側の圧力室58に圧縮空気を給排する給排ポート59は、停止位置設定ピストン21に連結したロッド22の外端に設け、該ロッド22内を貫通する流路60を通して上記圧力室58に連通させている。
【0021】
このクッション機構においては、圧力室58への圧縮空気の供給により主ピストン12が駆動され、クッションリング51がクッションパッキン53内に突入すると、排気側の圧力室54から給排ポート55を通して直接的に排気する流路が遮断され、該圧力室54内の残留空気は、絞り弁57を設けた流路56あるいはクッションリング51の周面に設けた溝のみを通じて排気されることになり、それに伴って圧力室54内の圧力が高まるので、その圧力が主ピストン12に対してクッション作用を及ぼすものである。
このようなクッション機構は、溶接棒等の工具の摩耗及び衝突音の緩和など、従来の空気圧式スポット溶接ガン等のためのシリンダでは対応できていない要求に対して有効なものである。
なお、上記クッション機構を備える必要がない場合には、主ピストン12を圧縮空気によって駆動する必要はなく、任意圧力流体を利用することができる。
【0022】
また、図1に示しているように、上記ロッドカバー11には、ストローク検出器63を設けている。このストローク検出器63は、そのヘッド63aにおいてピストンロッド13上に付した磁気スケールを読み取ることにより、該ピストンロッド13のストローク位置に応じた電気的信号を出力するものである。この出力に基づいて、ピストンロッド13がどのようなストロークを行っているのかを検出することができ、それに基づいて、多段行程シリンダの動作態様ばかりでなく、対象物加圧時のピストンロッドの位置により電極の摩耗量等を把握することもできる。なお、他の測定手段によってストローク検出を行う検出器を用いても差し支えない。
【0023】
上記構成を有する多段行程型シリンダは、基本的には、主ピストン12の両側の圧力室54,58のいずれか一方に、圧縮空気等の圧力流体を供給すると同時に、他方の圧力室から圧縮空気を排出することにより、ピストンロッド13を駆動するものであり、更に具体的には、ロッド22の先端の給排ポート59から該ロッド22内の流路60を通して主シリンダ1の圧力室58に圧縮空気を供給することにより、主ピストン12と共にピストンロッド13を突出させる方向に駆動し、また、その圧力室58の圧縮空気を排出すると同時に他方の圧力室54に圧縮空気を送給することにより、主ピストン12及びピストンロッド13を復帰させるものである。
【0024】
上記主ピストン12の中間停止位置は、中間停止位置設定手段2によって設定されるものである。即ち、ヘッドカバー14に設けた給排ポート28から停止位置設定ピストン21の背後の圧力室27へ圧縮空気を供給すると、該停止位置設定ピストン21が、それに連結したロッド22の先端のストッパ23が当接位置調節ピストン31の外面の当接部31aに当接する位置まで移動して停止し、それによって停止位置設定ピストン21が主ピストン12の停止位置を設定する中間位置(図1及び図2の鎖線位置)まで移動する。
【0025】
上記停止位置設定ピストン21が停止する中間位置は、該ピストン21の停止位置を可変にする可変手段、つまり、ロッド22の先端に設けたストッパ23における、当接位置調節ピストン31の当接部31aへ当接する部分の位置、あるいは、当接位置調節ピストン31における当接部31aの位置のいずれか、またはその双方の調整により、他段階に調節することができる。
【0026】
前述したように、上記ストッパ23の位置の調節は、ナット26を取り外してロッド22に対するストッパ23の外嵌の向きを変え、あるいは、ストッパ23をその孔23aの口部からの段部24の深さが異なるものと交換することによって行うことができ、また、当接位置調節ピストン31における当接部31aの位置は、給排ブロック34に設けた給排ポート35を通して圧力室36に圧力流体を給排し、該ピストン31を突出位置または復帰位置に移動させることにより調整することができる。そして、上記両者の組み合わせにより、前記停止位置設定ピストン21の停止位置を多段に調整することが可能になる。
【0027】
このように、上記停止位置設定ピストン21が停止する中間位置を可変手段によって変えることにより、給排ポート28から圧力室27へ圧力流体を供給したときの停止位置設定ピストン21の移動位置を調整し、結果的に主ピストン12の復帰位置を調整することができる。
【0028】
また、上記主ピストン12の戻り位置、即ち、主ピストン12の全ストロークは、戻り位置設定手段4によって設定され、具体的には、給排ブロック34に設けた戻り位置設定用の給排ポート46を通して圧力室47に圧力流体を給排することにより、該戻り位置設定ピストン43に連結した位置設定ロッド44の先端を、停止位置設定ピストンの背後の2位置(戻り位置設定ピストンの駆動または非駆動位置)のいずれかに配置し、主シリンダの全ストロークを2段階に調整することができる。
【0029】
上記多段行程型シリンダにおいては、圧力室36における当接位置調節ピストン31の受圧面積を、圧力室27における停止位置設定ピストン21の受圧面積よりも大きく設定しているので、給排ポート35を通して圧力室36に圧力流体を供給すると同時に、給排ポート28から停止位置設定ピストン21の背後の圧力室27へ同圧の圧力流体を供給し、それによってストッパ23が当接位置調節ピストン31の当接部31aに当接する位置まで停止位置設定ピストン21が駆動された状態においては、当接位置調節ピストン31がストッパ23から受ける力によって押戻されることはない。
【0030】
しかしながら、給排ポート28から圧力室27へ圧力流体を供給することにより、ストッパ23が当接位置調節ピストン31の当接部31aに当接する位置まで停止位置設定ピストン21を駆動した状態において、ロッド22の端部の給排ポート59からロッド22内の流路60を通して圧力室58に同圧の圧力流体を供給すると、停止位置設定ピストン21の圧力室58側の受圧面積が圧力室27側の受圧面積よりも大きいので、停止位置設定ピストン21が圧力室58側からの力により押戻されることになる。
従って、給排ポート28から供給する流体の圧力は、給排ポート59から供給する流体の圧力よりも上記の押戻しが生じない程度に高くしておくことが必要である。また、それに伴って給排ポート35から供給する流体圧力も高める必要がある。
【0031】
図5は、上記多段行程型シリンダの動作態様の一例を示すものである。この例では、戻り位置設定ピストン43によって設定された全ストロークのストローク開始位置Aから、給排ポート28を通じて圧力室27に圧力流体を供給することにより停止位置設定ピストン21を駆動し、それにより該停止位置設定ピストン21に押圧されて主ピストン12が駆動され、該主ピストン12が中間停止位置Bに至っている。次に、主ピストン12の両側の圧力室58,54への圧力流体の交互の給排を繰り返すことにより、BC点間を往復する多点溶接等のワーキングストロークを反復し、それが終了した段階で、圧力室54へ圧力流体を供給した状態で給排ポート28から圧力室27の圧力流体を排出し、主ピストン12をもとのストローク開始位置に復帰させている。
【0032】
上記第1実施例の多段行程型シリンダにおいては、先に説明したように、停止位置設定ピストン21の両側の受圧面積の差に関連し、所要の動作を行わせるためには、各給排ポートに供給する流体の圧力の高低を調整する必要があるが、図6乃至図8に示す第2乃至第4実施例では、中間停止位置設定手段2に、各ピストンの受圧面積の調整等によりそのような圧力調整の必要をなくすためのバランス手段、即ち、停止位置設定ピストンの両側の圧力室に同圧の圧力流体を供給した場合における当該ピストンの停止位置が、主ピストン側にストロークした位置になるようにするための手段を付設している。
【0033】
まず、図6の第2実施例は、上記第1実施例のヘッドカバー14に上記バランス手段を付加したものであり、具体的には、第1実施例のシリンダ状カバー32に代えて、該ヘッドカバー14の外端側にシリンダ状カバー65を設け、該シリンダ状カバー65に、当接位置調節ピストン31内を通して突出するロッド22をシール状態で被うロッド被包筒66を付設し、該ロッド被包筒66に給排ポート67を設けて、該給排ポート67から、被包筒66の内部、及びロッド22の先端の給排ポート59を経て、圧力室58に圧縮空気を給排するように構成している。また、上記ロッド被包筒66を設けた関係で、当接位置調節ピストン31における当接部31aを形成している軸状部分の内外をシール部材によりシールしている。その他の構成は、第1実施例と変わるところがないので、第1実施例と同一の符号を付している。
【0034】
この第2実施例によれば、給排ポート28から圧力室27へ圧力流体を供給することにより、ストッパ23が当接位置調節ピストン31の当接部31aに当接する位置まで停止位置設定ピストン21を駆動した状態において、給排ポート67からロッド22の端部の給排ポート59を通して圧力室58に同圧の圧力流体を供給したとき、ロッド被包筒66内においてもロッド22に流体圧力が作用するので、停止位置設定ピストン21に対してその両側から作用する流体圧の受圧面積がほぼ均等となり、停止位置設定ピストン21が圧力室58側からの力により押戻されることはない。
【0035】
図7の第3実施例では、停止位置設定ピストン73に、主ピストン71に設けた挿入孔72及びピストンロッド13の一部を構成するパイプ74内に嵌入する突出杆75を設け、停止位置設定ピストン73に連結してヘッドカバー側の外部に導出するロッド22内の流路60を上記突出杆75に設けた孔76を通して主ピストン71と停止位置設定ピストン73との間の圧力室77に開口させると共に、上記突出杆75内の通孔78を通して前記パイプ74内に開口させ、また、上記主ピストン71の挿入孔72を通してパイプ74内に挿通した突出杆75の先端に、主ピストン71の挿通孔72の孔縁に係止する係止部材79を設けている。なお、上記突出杆75の径は停止位置設定ピストン73に連結してヘッドカバー側の外部に導出するロッド22と略同径である。
【0036】
このように構成すると、給排ポート28から停止位置設定ピストン73のヘッドカバー側圧力室27に圧力流体を供給した状態で、流路60を通して同圧の圧力流体を供給し、孔76を通して停止位置設定ピストン73の主ピストン71側の圧力室77にそれを充填すると共に、パイプ74内にもそれを充填しても、係止部材79が主ピストン71に係止しているので、圧力室77内の流体圧力が主ピストン71及び停止位置設定ピストン73を移動させる力として作用せず、単にパイプ74内の流体圧力が停止位置設定ピストン73を押戻す力として作用するのみであり、そのため、該ピストン73が押戻されることはない。
【0037】
また、図8の第4実施例では、停止位置設定ピストン83に、主ピストン81内に設けた挿入孔82に双方向シール状態で嵌入する突出杆85を設け、該突出杆85の径を、停止位置設定ピストン83に連結してヘッドカバー側の外部に導出するロッド22よりも大径とし、該ロッド22内の流路60を上記突出杆85に設けた小孔86を通して主ピストン81と停止位置設定ピストン83との間の圧力室87に開口させ、また、上記主ピストン81に設けた挿入孔82内の空間を、ピストンロッド13内の通孔88を通してロッドカバー11の凹部89に開口する給排ポート55に連通させている。
【0038】
このように構成すると、給排ポート28から停止位置設定ピストン83のヘッドカバー側圧力室27に圧力流体を供給した状態で、流路60を通して同圧の圧力流体を供給し、小孔86を通して停止位置設定ピストン83の主ピストン81側の圧力室87にそれを充填しても、停止位置設定ピストン83の圧力室87に対面する受圧面積が、他方の圧力室27に対面する受圧面積よりも小さいので、停止位置設定ピストン83が押戻されることはない。
【0039】
また、主ピストン81を復帰させるために、上記圧力室87の圧縮空気を排出させると同時に、給排ポート55からクッションパッキン53等を通して主ピストン81の復帰側圧力室54に圧縮空気を供給すると、その圧縮空気が通路88を通して主ピストン81内の挿入孔82にも充填されるが、この通路88内の圧力は、突出杆85に対してそれを押戻す方向に作用すると共に、挿入孔82内において主ピストン81に対しそれを復帰させる方向とは反対の方向にも作用し、結果的には、圧力室27に対面する停止位置設定ピストン83の受圧面積よりも、主ピストン81を復帰させる方向に作用する圧縮空気の受圧面積が小さく、そのため、この状態でも主ピストン81に作用する圧力によって停止位置設定ピストン83が押戻されることはない。
【0040】
上記第3乃至第4実施例におけるその他の構成及び作用は、第1実施例の場合と実質的にかわるところがないので、図中の主要部に第1実施例と同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
また、上述した各実施例の多段行程型シリンダは、自動車ボディやスチール家具等の溶接組立ラインのガン加圧装置ばかりでなく、各種クランプ装置の加圧ユニット、その他の中間停止を要求される各種用途のシリンダとして利用することができるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、従来のスポット溶接ガン等のための流体圧シリンダの問題点を解決した簡単な機構の多段行程型シリンダを安価に提供することができ、更に具体的には、対象物に対して少なくとも2段の停止位置を備え、しかも、多種の被溶接部材等に対する対応のためにそのストロークの自由度を増し、その結果、電動式(サーボ)溶接ガンよりも安価で操作性のよい多段行程型シリンダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多段行程型シリンダの第1実施例の全体的構成を示す部分断面図である。
【図2】上記第1実施例における図1とは異なる向きでの要部(主シリンダ)拡大縦断面図である。
【図3】上記第1実施例における要部(中間停止位置設定手段)の縦断面図である。
【図4】上記第1実施例における図2とは異なる位置での要部(クッション機構)拡大縦断面図である。
【図5】本発明に係る多段行程型シリンダの動作の態様の一例を説明するための説明図である。
【図6】上記第1実施例の多段行程型シリンダに、各給排ポートへの流体の圧力調整を不要にするバランス手段を付加した第2実施例の要部断面図である。
【図7】本発明に係る多段行程型シリンダの第3実施例の構成を示す部分半断面図である。
【図8】本発明に係る多段行程型シリンダの第4実施例の構成を示す部分半断面図である。
【符号の説明】
1 主シリンダ
2 中間停止位置設定手段
4 戻り位置設定手段
12,71,81 主ピストン
13 ピストンロッド
14 ヘッドカバー
21,73,83 停止位置設定ピストン
22 ロッド
23 ストッパ
27,58,77,87 圧力室
31 当接位置調節ピストン
31a 当接部
43 戻り位置設定ピストン
44 位置設定ロッド
23a 孔
24,25 段部
54 圧力室
63 ストローク検出器
Claims (6)
- 流体圧駆動の主ピストンによりピストンロッドがその軸線方向に駆動される主シリンダに、該主ピストンの中間停止位置を設定する中間停止位置設定手段と、上記主ピストンの戻り位置を設定する戻り位置設定手段とを付設し、上記ピストンロッドをストロークの中間位置に停止可能にすると同時に、主ピストンの戻り位置を調整可能にした多段行程型シリンダであって、
上記中間停止位置設定手段は、上記主ピストンのヘッドカバー側を摺動する停止位置設定ピストンを備え、それに連結したロッドを、上記ヘッドカバー側を貫通して外部に導出して、先端にヘッドカバー側の当接部に当接することによりピストンの停止位置を設定するストッパを設け、該ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置を可変にする可変手段を設けることにより構成し、
上記戻り位置設定手段は、戻り位置設定ピストンに連結した位置設定ロッドの先端を、上記停止位置設定ピストンの背後に対向させることにより構成した、
ことを特徴とする多段行程型シリンダ。 - ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置の可変手段を、該ストッパのロッドに外嵌させる孔に口部からの深さが異なる段部を設け、該段部をロッドの周面に形成した段部に当接してストッパを固定することにより、該ストッパの当接位置を変更可能なものとした、
ことを特徴とする請求項1に記載の多段行程型シリンダ。 - ストッパによる停止位置設定ピストンの停止位置の可変手段として、ストッパの当接部を形成するところの流体圧駆動の当接位置調節ピストンを備え、その外端面を当接部としてストッパに対面させた、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の多段行程型シリンダ。 - 主シリンダに、主ピストンの突出ストロークの終端における速度を排気側圧力室への空気圧の一時的封入によって減速するクッション機構を備えた、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の多段行程型シリンダ。 - ピストンロッドのストローク位置に応じた電気的信号を出力するストローク検出器を設け、該ストローク検出器を、その出力に基づいてピストンロッドの動作態様を検出する検出制御装置に接続した、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の多段行程型シリンダ。 - 中間停止位置設定手段に、停止位置設定ピストンの両側の圧力室に同圧の圧力流体を供給した場合における当該ピストンの停止位置が、主ピストン側にストロークした位置になるようにするためのバランス手段を付設した、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の多段行程型シリンダ。
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