JP4431434B2 - スプリングバランサー - Google Patents

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Description

本発明はスプリングバランサー、特に締め付けトルク管理機能を有する空気圧と電気信号を利用した工具の懸垂に好適なスプリングバランサーに関する。
従来、製品の組み立てを行う作業現場等において、工具や作業用機器等を懸垂(吊り下げ保持)するためにスプリングバランサーが用いられている。一般にスプリングバランサーは、工具や作業用機器等を吊り下げるための吊り下げワイヤを巻き付けた回転可能な回転ドラムと、ワイヤを巻き付けるための力(巻き取る方向へのトルク)をドラムに付与するスプリングとをケースに内蔵することによって構成される。
このようなスプリングバランサーによって圧縮空気を回転動力源とする空気圧工具(エアツール)を吊り下げ保持する場合には、吊り下げワイヤにエアツールを吊り下げ、別途設けたコイルホース等からエアツールに圧縮空気を供給しなければならない。このため、このコイルホース等が作業スペースにおいて煩雑となり、ホースとコードの絡み合い等が発生してしまうという問題がある。
そこでエアツールを吊り下げ保持する場合には、斯かる問題を解決したエアツール用スプリングバランサーが用いられている。エアツール用スプリングバランサーは、エアツールに圧縮空気を供給するためのホースをドラムに巻き付け、このホースにエアツールを吊り下げることによって、圧縮空気の供給とエアツールの吊り下げ保持とを兼用する構成としたものである。これにより、ホースとコードが煩雑となることがなくなるため、ホースとコードの絡み合い等の発生を解消することができる。
しかし近年、エアツールによって例えばボルトを締める際の締め付けトルク精度の向上を図り、かつボルトの締め付けトルク値、総数又は残数を表示し、超過・適正・不足をランプ表示したり、それらのデータを判定・記録する締め付けトルク管理機能を備えたエアツールが多く用いられるようになっている。この締め付けトルク管理機能を備えたエアツールは、トルク管理情報および/もしくは締め付け完了情報等の情報を電気信号として、別途備えられた作業管理コントローラへ伝達する構成のものである。このため斯かるエアツールには、回転動力である圧縮空気を供給するためのホースと、電気信号を伝達するための電気コードとが取り付けられている(本明細書中、エアツールと作業管理コントローラとの間で伝達される、エアツールの管理および/もしくは制御に関する情報を制御情報と称する)。
しかしながら、上記従来のスプリングバランサーを用いて締め付けトルク管理機能を備えたエアツールを吊り下げ保持する場合には、スプリングバランサーによってエアツールを吊り下げ、圧縮空気を供給するためのホースと電気信号を伝達するための電気コードとを張り合わせたツインホース等を別途設けて接続しなければならない。
また、上記従来のエアツール用スプリングバランサーを用いて締め付けトルク管理機能を備えたエアツールを吊り下げ保持する場合には、電気信号を伝達するためのコイルホース等を別途設けて接続しなければならない。
従っていずれの場合においても、別途設けたホースやコードが煩雑となり、作業中に隣接するエアツール間でホースやコードどうしが絡まり合う等してしまう。従って、作業スペース等の確保及び作業環境の改善を十分に図ることができず、その結果作業能率が低下してしまうという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、作業スペース等の確保及び作業環境の改善を図り、例えばボルト締め付けトルク管理機能を備えた、エアツールの懸垂に好適なスプリングバランサーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様は、
エアツールを移動自在に懸垂するスプリングバランサーにおいて、
エアツールに接続された一端と、他端を有し、エア供給源側に接続される、エアツールの駆動用エアを供給するための第1の長尺部材と、
該エアツールの制御情報を伝達するためにエアツールに接続する一端とエアツールコントローラ側に接続される他端との間に延びる第2の長尺部材と、
第1と第2の長尺部材を相互に相対運動可能にまとめて巻取るために巻取方向に付勢された巻取装置と、
巻取装置からエアツールコントローラ側に延びる第2の長尺部材の長さ部分を緩く所定回巻いた中間捨て巻部を形成した捨て巻き形成部とから成ることを特徴とするスプリングバランサーを提供する。
また本発明の第2の態様によれば、
本発明の第1の態様によるスプリングバランサーにおいて、
前記巻取装置はスプリングバランサーの固定軸に回転可能に支持され、第1と第2の長尺部材をまとめて巻き取るための回転ドラムと、該回転ドラムを巻取方向に付勢する付勢部材とから成ることが好ましい。
また本発明の第3の好ましい態様によれば、
前記第2の態様によるスプリングバランサーにおいて、
前記巻取装置は該回転ドラムを回転自在に支持し、前記固定軸に相対回転可能に支持され、前記付勢部材の一端を支持する軸部材と、該軸部材に係合して該軸部材の前記固定軸に対する回転位置を調整して前記付勢部材の巻取方向付勢力を調整する調整部材がさらに設けてあることを特徴とする。
また本発明の第4の好ましい態様によれば、
前記第1乃至3のいずれかの態様のスプリングバランサーにおいて、
前記固定軸にはエア供給源に連通する中空孔が形成されており、前記巻取装置は第1の長尺部材を気密に前記中空孔に連通させるための第1のカップリングが設けてあり、
前記捨て巻き形成部には前記第2の長尺部材を前記巻取装置に案内する第1の案内部と前記コントローラ側へ案内する第2の案内部が設けてあることを特徴とする。
また、本発明の好ましい第5の態様によれば、
前記第1の長尺部材はホースから成り、
前記第2の長尺部材は前記ホース内に通された電気コードから成り、前記第1のカップリングには、前記ホースを介して前記中空孔に導かれる前記電気コードを気密に取り出すための取り出し口が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第6の好ましい態様によるスプリングバランサーは、
請求項5に記載のスプリングバランサーにおいて、
前記中空ホースを気密にエアツールに接続する接続具をさらに有し、該接続具は前記ホース内の前記電気コードを気密に前記中空ホース外へ取り出し、エアツールに接続させるための案内部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、作業スペース等の確保及び作業環境の改善を図り、エアツールの懸垂に好適なスプリングバランサーを提供することができる。
以下、本発明の各実施形態に係るスプリングバランサーを添付図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず図7を参照して本発明に係るスプリングバランサーの全体の構成を簡単に説明した後、各部の構成について順に詳述する。図5,図6は、本発明に係るスプリングバランサーシステム(本発明に係るスプリングバランサーの使用例)を示す図である。
図5において、スプリングバランサー1は、フック3を介して例えば作業現場の天井に備えられたレール等に吊り下げられる。カップリング12には、エアツール34が逆さまに吊り下げられている。エアツール34には、圧縮空気を回転動力とし、締め付けトルク管理機能を備えた空気圧・電気工具が用いられる。
また、スプリングバランサー1の一端に設けられた圧縮空気の一次側供給部10とエアツールの制御情報の取り出し部11は、それぞれ圧縮空気供給源100と作業管理用のコントローラ101に接続されている。コントローラ101は、キーボード、ディスプレイ及びプリンタ等の入出力装置が適宜接続されている。
次に、本実施形態に係るスプリングバランサーについて説明する。図1(a),(b)は、本発明の第1実施形態に係るスプリングバランサーを示す断面図である。
本実施形態に係るスプリングバランサー1は、ボルト締め付けトルク管理機能を有するエアツールの吊り下げ保持に好適なスプリングバランサーである。
図1において本実施形態に係るスプリングバランサー1は、バランサーケース2の上部にフック3を備え、バランサーケース2内部には大径の可撓性ホース4aと、ホース4a内を長さ方向に延びる小径の電気コード4bとから成る後述の二重管ホース4が巻き付けられた回転ドラム5が収容されている。この回転ドラム5は、概ね円錐台形状で、外周面に二重管ホース4を巻き取るための螺旋溝を形成しており、バランサーケース2の中心を貫通する支持部材S1によって回転可能に支持されている。支持部材S1は、後述する支持軸6,7と円筒状の回転継手15とからなる。
フック3は、本実施形態に係るスプリングバランサー1が用いられる例えば作業現場の天井に備えられたレール等に、スプリングバランサー1自身を吊り下げるためのものである。
回転ドラム5内部には、二重管ホース4を巻き取る方向へのトルクを回転ドラム5に付与するための弾性部材を収納する空間8が形成されている。本実施形態では、この空間8に弾性部材としてスプリング18が収納されており、スプリング18の一端が回転ドラム5、もう一端が支持軸7にそれぞれ掛止されている。このようにして空間8内のスプリング18は、二重管ホース4を巻き取る方向へ回転ドラム5を付勢している。
支持軸7にはウォームホイール7aが形成されており、このウォームホイール7aに係合するように、バランサーケース2には外部より操作可能なウォーム軸9が設けられている。これによりスプリングバランサー1の使用者は、ウォーム軸9を回転させることによってスプリングの付勢する力(スプリング力)を調節することが可能であり、所望の調節位置に回転ドラム5を回り止めするように設定することができる。支持軸7はこの調節時以外にはバランサーケースに固定関係にある。
一次側供給部10は、エアツールの回転動力である圧縮空気を供給するための圧縮空気供給源100に接続されて、該圧縮空気供給源100から供給された圧縮空気をスプリングバランサー1へ導く部分である。
またエアツールの制御情報通信用の電気コード4bは、取り出し部11を介して作業管理コントローラ101に接続されて、エアツールからの制御情報を電気信号として作業管理コントローラ101へ伝達する。
ここで、圧縮空気供給源100として、エアツール34の回転動力である圧縮空気を供給する装置、作業管理コントローラ101として、エアツールからのトルク管理情報を受けて締付トルク値や総数又は残数の有無等を判断する装置が用いられている。
また、以下本実施形態に係るスプリングバランサーは、回転動力としての圧縮空気、トルク管理情報としての電気信号のようにそれぞれ空気と電気を利用する構成であるが、これに限られずミスト状の油等を利用することもできる。
図1(b)に示すように、本実施形態に係るスプリングバランサー1は、圧縮空気の一次側供給部10とエアツールの制御情報取り出し部11とを該バランサー1の一端に別々に設けた構成である。
ここで、本実施形態において用いられる二重管ホース4について説明する。図2は、本実施形態において用いられる二重管ホース4を示す断面図である。
図2において二重管ホース4は、前述の如く、大径の圧縮空気供給用ホース4aが、トルク管理信号等のエアツールの制御情報通信用の、小径の電気コード4bを内蔵することによって構成されている。
圧縮空気供給用ホース4aは、圧縮空気をエアツールに供給するためのホースであり、該ホース4aの内周面と電気コード4bの外周面との間を圧縮空気が移動する構成としている。また電気コード4bは、エアツールからのトルク管理情報或いは締め付け完了情報等のエアツールの制御情報を電気信号として、スプリングバランサーのケース側板の取り出し部11を介してコントローラ101へ通信するための電気コードである。
図1に戻り説明を続ける。二重管ホース4は、バランサーケース2の窓2aからバランサーケース2の外部へ引き出されている。窓2aは回転ドラム5の軸方向全長にわたり形成されていて、二重管ホース4のスムーズな出入りを許す(図5)。二重管ホース4の先端部分には、後述のカップリング12が取り付けられている。
また、二重管ホース4の先端部分には緩衝ゴム13が備えられており、ホース4を巻き取る際のストロークエンドにおける衝撃を緩和することができる。
バランサーケース2内には、空間8内のスプリング18が破断した際にエアツールの落下を防ぐための落下防止装置14を備えている。落下防止装置14は本発明には直接関係がないので、これ以上の説明は省略する。
回転ドラム5の大径側外周部には、該回転ドラム5に巻かれている二重管ホース4を、支持軸6に備えられた回転継手15に案内するためのガイド5aが設けられている。
次に、支持軸6に備えられた回転継手15の構造及び該回転継手15と二重管ホース4との接続方法について説明する。図3(a),(b)は、本実施形態における回転継手15及び二重管ホース4を示す拡大断面図である。
上述のように支持部材S1は、支持軸6,7と、円筒状の回転継手15とからなる。図3に示すように支持軸6,7は、それぞれバランサーケース2の一次側供給部10側とその反対側とに支持されている。そして、これら支持軸6,7はバランサーケース2の中心部にて嵌合されている。
支持軸6は、後述の軸方向に延びる空気通路17aを内部に、及びこれに連通する環状空気通路17bを外周部に備えている。円筒状の回転継手15は、その両端が環状空気通路17bをおおって支持軸6に回転可能に外嵌支持されており、回転ドラム5とともに回転するものである。
回転継手15と支持軸6との間には環状空気通路17bを間にしてOリング19が挿入されている。これにより、回転継手15と支持軸6とを密閉構造としている。
ここで、二重管ホース4と回転継手15との接続方法について説明する。回転継手15は、圧縮空気供給用ホース4aと空気通路17a,17bとの接続を可能とする開口部を形成するニップル15cを、半径方向に備えている。該ニップル15cに圧縮空気供給用ホース4aを接続する。この接続は、まず圧縮空気供給用ホース4aを、回転継手15に設けられた円筒形状のニップル15cに外嵌し、ホースクリップ20にて外周側から締め付け固定することによってなされる。こうしてホース4aは、気密にニップル15cに接続され、回転継手15の空気通路17を経て支持軸6内の空気通路17b,17aに連通する。
回転継手15には、ニップル15cと径方向反対側に、筒状の継手部材15dを一体に気密に固着しており、ニップル15cの形成する開口部と同一直線上に電気コード挿通用の開口部を形成している。
圧縮空気供給用ホース4a内に延びる電気コード4bは、ニップル15c内及び空気通路17内を通過し、継手部材15dの開口部を経て更に延びている。
筒状の継手部材15dにはコード案内用の継手22が設けてあり、筒状の継手部材15dの内周部のOリング21を締め付けて、気密に電気コード4bを案内している。電気コード4bは、ニップル15c,筒状の継手部材15d及びコード案内用の継手22に対して摺動可能にされている。
一方、一次側供給部10は支持軸6の他端に内嵌され、該支持軸6の内部に設けられた空気通路17aに接続される。またエアツールの制御情報の取り出し部を構成するグロメット11は、バランサーケース2の内部に設けられた捨て巻き形成部23を経由してバランサーケース2から取り出され、支持軸6に外嵌された回転継手15の継手22に接続される。
回転継手15によって、空気通路17及び電気コード通路22aはそれぞれ、圧縮空気供給用ホース4a及び電気コード4bに接続される。
回転継手15を通過した電気コード4bは、回転ドラムの側板5bにあけられた長穴部5cにより、回転ドラムの外側に案内される。
バランサーケース2内には、回転ドラム5の側板5bに隣接して、カラー23aが支持軸6に回転自在に外嵌されている。支持軸6上で、カラー23aの端部に隣接してフランジ23bが遊嵌されていて、これら回転ドラム5の側板5b、カラー23aおよびフランジ23bにより捨て巻き形成部23を支持軸6上に確保している。捨て巻き形成部23には、電気コード4bが所定回数巻かれており、回転ドラム5の回転により巻き締め及び巻戻しの動作が繰り返される。この時、フランジ23bは、固定側の電気コード4bにより回転せず、カラー23aのみフリー嵌合となっている。また、回転ドラムの側板5bの長穴部5cとコード保護チューブ5dを介して案内された電気コード4bは捨て巻き形成部23に所定回巻かれている。
捨て巻き形成部23のフランジ23b及びバランサーケース2の側板2bには、対向してコード保護チューブ23c及びグロメット11がそれぞれ設けてある。捨て巻き形成部23上の電気コード4bの他端側はこれらコード保護チューブ23c及びグロメット11により、軸方向にバランサーケース外へ案内されて、先端に取り付けられた接続具であるコネクタ31を介してコントローラ101に接続される。
捨て巻き形成部23上には、渦巻状にドラム回転数以上の巻き数が確保されており、回転ドラム5に二重管ホース4が巻き取られた状態で、電気コード4bは捨て巻き形成部23に大きく余裕をもって巻かれている。このようにして、電気コード4bはエアツールから回転ドラム上までは圧縮空気供給用ホース4a内を通り、そして回転継手15を経た後は、単体として所定巻き数の捨て巻きされた後、連続した一本状態でコネクタ31で終端している。
大径の圧縮空気供給用ホース4aの伸び率と、エアツールの制御情報通信用の、小径の電気コード4bの伸び率とが異なること等を考慮の上、電気コード4bは、その長さが圧縮空気供給用ホース4aの長さよりも長いものが用いられている。
このような捨て巻きの存在により、電気コード4bはホース4aに対して適宜巻き締まりによる長さの余裕があり、扱い易く、また損傷も起きにくい。
またOリング21は、制御情報通信用の電気コード4bとの材質を考慮し、低摩擦摺動性を有するものが用いられている。二重管ホース4には、回転ドラム5の回転により、該ホース4を引っ張る方向及び該ホース4を引っ張る方向とは逆の方向に力が加わる。従って、圧縮空気供給用ホース4aは伸縮することとなる。電気コード4bは、この伸縮に対応するように継手22内をスライドすることができる。従って詳細には、電気コード4bが所定の値以上の力で引っ張られた場合に、Oリング21は電気コード4bに対するシール性を保ちつつ、電気コード4bをスライドさせることができる程度の摩擦力を電気コード4bに対して負荷するものが用いられている。
回転ドラム5内側板5bに設けられた長穴部5cと、コード保護チューブ5dにより、継手22から捨て巻き形成部23までの間の電気コード4bの湾曲を規制して、電気コード4bの最小曲げ半径を確保することができる。
以上の構成により、継手22内の電気コード4bは、圧縮空気供給用ホース4aの伸び縮みに対応するように、Oリング21の摩擦力に打ち勝って伸縮スライドすることができる。これにより、スプリングバランサー1が二重管ホース4を巻き取る際に、電気コード4bは回転ドラム5の巻き取り力の影響を直接受けることがなくなる。
また、長穴部5cとコード保護チューブ5dによって、継手22から捨て巻き形成部23までの間の電気コード4bの湾曲を規制して、コードの最小曲げ半径を確保することができる。このため、電気コード4bの捨て巻き形成部23までの間の折れ、及び潰れ等を防止することができる。
次に、本実施形態において用いられるカップリング12について説明する。図4は、本実施形態において用いられるカップリング12を示す拡大断面図である。
カップリング12は、スプリングバランサー1からの二重管ホース4の圧縮空気供給用ホース4aと、エアツールの制御情報通信用の電気コード4bとを分岐し、スプリングバランサー1に取り付けられるエアツールと接続するためのものである。
カップリング12は、ホースニップル12aと、継手12bとを有し、カップリング12の内部には、圧縮空気供給用ホース4aを接続するための空気通路24が形成されている。カップリング12は、空気通路24をカップリング外部へ導くと共に、電気コード4bは空気通路24から気密に外部取り出すためのものであり、カップリング12には空気通路24を外部へ案内する接続口25aと、電気コード4bを取り出し(分岐)するためのコード取り出し口25bとが形成されている。
スプリングバランサー1から引き出され、カップリング12の上部に直接差し込まれた二重管ホース4の圧縮空気供給用ホース4aの先端は、これらホースニップル12aと継手12bとにより、カップリング12に接続され、圧縮空気供給用ホース4aが空気通路24と接続されている。圧縮空気供給用ホース4aはここで終端する。
一方、空気通路24内の電気コード4bは、ホース4aとは分離し、コード取り出し口25bを通って外部へ案内されている。コード取り出し口25bには空気通路24を密封するためのOリングが設けてある。
圧縮空気供給用ホース4aからの圧縮空気は、空気通路24へ進行する。そして空気通路24を通過した圧縮空気は、後述する如く、カップリング12の下部の接続口25aから取り出され、回転動力としてエアツール34に供給される。
また、エアツールの制御情報通信用の電気コード4bは、カップリング12に設けられた継手12bのコード取り出し口25bを通じて、カップリング外部へ導かれ、電気コード4bの先端に取り付けられた接続具であるコネクタ131を介してエアツール34の情報入出力部37に接続される。このようにしてカップリング12内の圧縮空気は、継手12b内のOリング12cにより、電気コード4bに対して密封され、電気コード4bは継手12bに対しスライドさせることもできる。
上述のように本実施形態において用いられるカップリング12は、圧縮空気供給用ホース4aが接続された空気通路24と、エアツールの制御情報通信用の電気コード4bが接続されたコード取り出し口25bとが分岐される構成である。これにより、カップリング12内における圧縮空気供給用ホース4aからの圧縮空気の有効通過断面積を適切に確保し、該圧縮空気の流量損失を最小限に抑えることができる。
図4(a)の場合、カップリング12は、この接続口25aには、T継手26が接続されている。このT継手26には、エアツールを吊り下げるためのハンガー32と、エアツールに圧縮空気を供給するためのホース47の接続具33が取り付けられている。
斯かる構成により、カップリング12にエアツールを吊り下げる際のエアツールの吊り下げ姿勢に合わせて、ハンガー32の取り付け位置と接続具33との取り付け位置とを変更することによって、エアツールの吊り下げ姿勢が限定されることがない。また図4(b)の場合、カップリング12の下部接続口25aにエア供給用ホースの接続具33を直接取り付けた様子を示す図である。
次に、本実施形態に係るスプリングバランサー1とエアツールとからなるスプリングバランサーシステム(本実施形態に係るスプリングバランサーの使用例)を説明する。図5は、本実施形態に係るスプリングバランサーシステムを示す図である。
図5において、スプリングバランサー1のフック3は、例えば作業現場の天井に備えられたレール等に吊り下げられる。またカップリング12には、エアツール34が逆さまに吊り下げられている。また、スプリングバランサー1の一端に設けられた圧縮空気の一次側供給部10とトルク管理信号等の制御情報の取り出し部のグロメット11は、それぞれ圧縮空気供給源100と作業管理コントローラ101とに接続されている。作業管理コントローラ101にはパソコンやプリンタ等の入出力装置102が接続されている(図7参照)。
エアツール34は、ボルト等を締め付けるための回転部35と、締め付けトルク検出部(不図示)とを備える。ここで締め付けトルク検出部は、回転部35の締め付けトルク情報(回転トルク情報)を検出し、該情報を電気信号として、電気コード4bを介して作業管理コントローラ101へ伝達するものである。
エアツール34の圧縮空気供給口36は、カップリング12の下部接続口25aに接続具33を介して直接接続されている。これにより、圧縮空気供給源から供給されてスプリングバランサー1を経由した圧縮空気を、圧縮空気供給用ホース4aからエアツール34に供給することができる。
また、カップリング12の継手12bを通った電気コード4bは、先端のコネクタ131を介して、エアツール34の情報入出力部37に接続されている。これにより、エアツール34からのトルク管理信号は、コネクタ131を介して電気コード4bへ伝達される。そして、電気コード4bへ伝達されたトルク管理信号等のエアツールの制御情報は、スプリングバランサー1を経由した後、作業管理コントローラ101へ伝達される。
またエアツール34の落下防止のために、カップリング12の上部ホースニップル12aに嵌合されたハンガー30と、エアツール34に設けられたハンガー39とが補助ワイヤロープ40によって連結されている。尚、補助ワイヤロープ40の替わりにチェーンによって連結してもよい。
以上のように本実施形態に係るスプリングバランサーシステムは、空気通路17a,17bと圧縮空気供給用ホース4aと空気通路24とからなる回転部駆動用の回転動力供給回路と、コントローラ101へのコネクタ31と、電気コード4bと、エアツールへのコネクタ131とからなる回転トルク情報伝達用の情報伝達回路を形成することができる。
以上より、本実施形態に係るスプリングバランサーは、締め付けトルク管理機能を備えたエアツールを吊り下げ保持し、圧縮空気供給用のホースと、エアツールの制御情報通信用の電気コードとからなる二重管ホースを巻き取ることができる。従って、電気のコードとして別途コイルホース、コード等を用いる必要がなくなる。
このため、別途コイルホース、コード等を用いた場合に問題となってしまう隣接するエアツールどうしの干渉や、用いたコイルホース、コードの作業者への干渉を回避することができる。従って、作業スペース等の確保及び作業環境の改善を十分に図ることができ、ホース、コードの寿命の向上、さらにはトルク管理の誤動作を防止することができる。その結果、組み立て作業能率の向上を達成することができる。
(第2実施形態)
図6は、本実施形態に係るスプリングバランサーシステムを示す図である。
図6においてエアツール34は、カップリング12の下部接続口25aにT継手26を取り付け、T継手26を介してハンガー32と、エアツール34のハンガー39とを連結することによって、カップリングの下部T継手26に吊り下げられている。
また、スプリングバランサー1の一端に設けられた、圧縮空気の一次側供給部10とトルク管理信号等のエアツールの制御情報取り出し部のグロメット11は、それぞれ圧縮空気供給源100と作業管理コントローラ101に接続されている。作業管理コントローラ101には、パソコンやプリンタ等の入出力装置102が接続されている(図7参照)。
T継手26の接続口28と、エアツール34の圧縮空気供給口36とは、ホース47を介して接続されている。これにより、圧縮空気供給源から供給されてスプリングバランサー1を経由した圧縮空気を、圧縮空気供給用ホース4aからエアツール34に供給することができる。
また、カップリング12の継手12bと、エアツール34の情報入出力部37とは電気コード4bを介して接続されている。これにより、エアツール34からの制御情報は、コネクタ131を介して電気コード4bへ伝達される。そして、電気コード4bへ伝達されたトルク管理信号等の制御情報は、スプリングバランサー1を経由した後、作業管理コントローラ101へ伝達することができる。
尚、圧縮空気供給用のホース47と電気コード4bは、本実施形態の如く、結束バンド或いはテーピング105により緩くまとめた状態で使用することもできる。
以上のように本実施形態に係るスプリングバランサーシステムは、圧縮空気供給用ホース47を含む回転部駆動用の回転動力供給回路を形成し、電気コード4bを含む回転トルク情報伝達用の情報伝達回路を形成することができる。
以上より、本第2実施形態に係るスプリングバランサーは、上記第1実施形態の奏する効果と同様の効果を奏することができる。また、本第2実施形態に係るスプリングバランサーは、圧縮空気の一次側供給部とトルク管理信号の取り出し部とを該バランサーの一端に併せて設けたことにより、スプリングバランサー近傍の空圧配管スペース等の確保をより図ることができる。従って、作業スペースのさらなる有効利用を図ることが可能となる。
以上、本実施形態に係るスプリングバランサーによっても、締め付けトルク管理機能を備えたエアツールを吊り下げ保持し、圧縮空気供給用のホースとエアツールの制御情報通信用の電気コードとからなる二重管ホースをまとめて巻き取ることができる。従って、作業スペース等の確保及び作業環境の改善を十分に図ることができ、ホース、コードの寿命の向上、さらにはトルク管理の誤動作を防止することができる。その結果、組み立て作業能率の向上を達成することができる。
本発明の第1実施形態に係るスプリングバランサーを示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスプリングバランサーを示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態において用いられる二重管ホースを示す断面図である。 本発明の第1実施形態における回転継手と二重管ホース部を示す拡大横断面図である。 本発明の第1実施形態における回転継手と二重管ホース部および電気コードの中間捨て巻き形成部を示す拡大軸方向断面図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態において用いられる二重管ホースをエアツールへ接続するためのカップリングを示し、エアツール用ハンガーを取り付けた場合の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態において用いられる二重管ホースをエアツールへ接続するためのカップリングを示し、エア供給用ホース接続具を直接取り付けた場合の拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスプリングバランサーシステムを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るスプリングバランサーシステムを示す図である。 本発明の第1および第2実施形態に係るスプリングバランサーの基本システムの構成の例を示す図である。
符号の説明
1 スプリングバランサー
4 二重管ホース
4a 圧縮空気供給用ホース
4b 制御情報通信用の電気コード
5 回転ドラム
5b 側板
S1 支持部材
6,7 支持軸
12 カップリング
15 回転継手
15c ニップル
17a,17b 空気通路
31,33,131 コネクタ又は接続具
32 ハンガー
34 エアツール
100 圧縮空気供給源
101 作業管理コントローラ
102 パソコン/プリンタ等の入出力装置

Claims (6)

  1. エアツールを移動自在に懸垂するスプリングバランサーにおいて、
    エアツールに接続された一端と、エア供給源側に接続される、他端を有し、エアツールの駆動用エアを供給するための第1の長尺部材と、
    該エアツールの制御情報を伝達するためにエアツールに接続する一端とエアツールコントローラ側に接続される他端との間に延びる第2の長尺部材と、
    第1と第2の長尺部材を相互に相対運動可能にまとめて巻取るために巻取方向に付勢された巻取装置と、
    巻取装置からエアツールコントローラ側に延びる第2の長尺部材の長さ部分を緩く所定回巻いた中間捨て巻部を形成した捨て巻き形成部とから成ることを特徴とするスプリングバランサー。
  2. 前記巻取装置はスプリングバランサーの固定軸に回転可能に支持され、第1と第2の長尺部材をまとめて巻き取るための回転ドラムと、該回転ドラムを巻取方向に付勢する付勢部材とから成ることを特徴とする請求項1に記載のスプリングバランサー。
  3. 前記巻取装置は該回転ドラムを回転自在に支持し、前記固定軸に相対回転可能に支持され、前記付勢部材の一端を支持する軸部材と、該軸部材に係合して該軸部材の前記固定軸に対する回転位置を調整して前記付勢部材の巻取方向付勢力を調整する調整部材がさらに設けてあることを特徴とする請求項2に記載のスプリングバランサー。
  4. 前記固定軸にはエア供給源に連通する中空孔が形成されており、前記巻取装置は第1の長尺部材を気密に前記中空孔に連通させるための第1のカップリングが設けてあり、
    前記捨て巻き形成部には前記第2の長尺部材を前記巻取装置に案内する第1の案内部と前記コントローラ側へ案内する第2の案内部が設けてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスプリングバランサー。
  5. 前記第1の長尺部材はホースから成り、
    前記第2の長尺部材は前記ホース内に通された電気コードから成り、前記第1のカップリングには、前記ホースを介して前期中空孔に導かれる前記電気コードを気密に取り出すための取り出し口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスプリングバランサー。
  6. 前記中空ホースを気密にエアツールに接続する接続具をさらに有し、該接続具は前記ホース内の前記電気コードを気密に前記中空ホース外へ取り出し、エアツールに接続させるための案内部を有していることを特徴とする請求項5に記載のスプリングバランサー。
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