JP4428252B2 - 光無線伝送装置の光軸調整方法、光無線伝送装置、及び光無線伝送システム - Google Patents

光無線伝送装置の光軸調整方法、光無線伝送装置、及び光無線伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、データ信号等により変調された光を送信及び受信することによりデータ通信を行う光無線伝送装置の光軸調整方法、光無線伝送装置、及び光無線伝送システムに関する。
従来、光無線を用いた通信としては、リモコンに代表される「拡散型通信方式」と、高速無線LAN(Local Area Network)に代表される「狭ビーム型通信方式」とがある。
拡散型通信方式では、受発光部の各指向性を広く設定することにより、通信相手を意識することなく、或いは受発光部を大まかに通信相手に向ける程度で通信が可能である。また、反射光も利用できるため、遮蔽にも強いが、反面、受光部に達する発光パワーが弱く、周りのノイズにも影響されやすいことから、高速通信は困難である。
一方、狭ビーム型通信方式では、受発光部の指向性を狭くすることで、受光面に到達する発光パワーの減衰が抑えられ、また、受光部では外乱光等のノイズを抑えることができるため、高速無線LANに代表される高速通信に向いている。反面、発光を相手側の受光部に正確に当てる必要があり、これが技術的な課題となっている。
狭指向ビーム型通信方式において、通信相手側の受光部にビームを向ける手法として、2次元撮像素子を用い、相手装置からのガイド光(データ通信を行う前に装置間で通信路を確立するために使用する光)を撮像した結果から相手方向を特定し、これに基づいてビームを相手方向に向ける手法がある。本方式では、2次元的に相手を捜すため、高速に特定することが可能である。相手方向を特定するための手段としては、パターン認識により特定することも出来るが、相手の形状、距離等を考慮する必要があり、認識処理は複雑なものとなる。
この問題を解決するため、相手からのガイド光を点滅させ、前記点滅に同期したタイミングにて撮像後、フレーム間の差分をとるようにした光無線伝送装置の光軸調整方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−331295号公報 出願番号2003−143892
前述した従来例の光軸調整方法によると、差分データでは、フレーム間で変化のない周辺は暗くなり、ガイド光のみが抽出されるため、認識は容易となる。また、蛍光灯の点滅に同期して撮像することで、差分データでは蛍光灯のフリッカーも除去することができる。しかしながら、本従来例では、撮像素子の取り込みタイミングに正確に同期した信号でガイド光を点滅させる必要があるため、通信には不要な発光素子や、受光素子、変調回路等を付加する必要があり、装置の大規模化、コストアップにつながることになる。
その対策として、通信相手からのガイド光の点滅タイミングと撮像素子の露光タイミングとを同期させないで、フレーム間の差分をとる方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、本従来例は、次のような不都合がある。この点について、図14〜図16を参照して説明する。
図14は、従来例の光無線伝送システムの全体構成を示す。図14に示す光無線伝送システムは、端末600側に設置された撮像素子の撮像データを用いて光軸調整が可能な光無線伝送装置である子機601と、この子機601の通信相手となる天井に設置された光無線伝送装置である親機602とを有する。この内、親機602は、通信光及びガイド光を発光するLED(Light Emitting Diode)を有する発光部603と、子機601からの通信光を受光する受光素子を有する受信部604とを備える。
図15は、子機601側の撮像素子の露光タイミングと撮像素子で得られる撮像データとの関係を示すタイミングチャートを示す。
図15の例では、親機602側の時間Tの周期で点滅を繰り返す発光部603内のLEDによるガイド光の点滅タイミングに対し、子機601側の撮像素子により時間T/4周期の露光タイミングで露光が繰り返されている。その結果、時間Tの周期では、フレームNo.1(奇数フレーム)→フレームNo.2(偶数フレーム)→フレームNo.3(奇数フレーム)→フレームNo.4(偶数フレーム)の順にデータが繰り返し撮像される。
この内、2つの奇数フレームNo.1及びNo.3のデータが得られる露光タイミングでは、親機602のLEDによるガイド光点滅タイミングが点灯中又は消灯中に露光しているため、ガイド光の照射される画素は強い光を受けるか、又は光を全く受けない。一方、2つの偶数フレームNo.2及びNo.4のデータが得られる露光タイミングでは、親機602のLEDによるガイド光点滅タイミングの立ち上がり時又は立ち下がり時に露光している。このようなタイミングが生じる理由は、親機60のLEDによるガイド光の点滅タイミングと子機60の撮像素子による露光タイミングとを互いに同期させていないためである。
このため、撮像素子により蓄積される電荷の量は、図14の例では、奇数フレームNo.3>(偶数フレームNo.2及びNo.4)>奇数フレームNo.1となる。その結果、2つの奇数フレームNo.1及びNo.3の差分をとって得られる差分フレームデータの絶対値と、2つの偶数フレームNo.2及びNo.4の差分をとって得られる差分フレームデータの絶対値とに基づいて、LEDからのガイド光の方向として最適なデータが選択されることになる。
本従来例では、DC光及び蛍光灯フリッカーを除去し、容易に通信相手方向を特定することで光軸調整を実現しているが、室内における光無線伝送システムを実現する場合、人の動きを考慮する必要がある。
例えば、図15に示すように、本来、室内の窓から入る太陽光等の外乱光はDC光として差分データでは除去できるが、その光を室内の歩行者PSが遮った場合、子機60側の撮像素子ではあたかもガイド光の点滅と同様の判断することとなる。室内の照明を点灯又は消灯した瞬間の一時的点滅もこれと同様であり、相手方向判定において誤判定をする可能性がある。
図16(a)及び(b)は、窓から入射される室外光を人が遮蔽した場合のフレーム差分データのイメージ図である。図16(a)は、通常のフレーム差分データであるが、図16(b)に示すように窓から入る外乱光を歩行者PSが一時的に遮った場合、本従来例では窓からの光をLEDからのガイド光と誤認識し、その結果、ノイズ源である外乱光の方向を相手方向と誤判定する可能性がある。
本発明の目的は、装置を大規模化することなく、誤動作を最小限に抑え、正確に光軸調整を行うことができる光無線伝送装置、光無線伝送装置の光軸調整方法、及び光無線伝送システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置の送信エリア内に配置され、前記相手装置から送信されるガイド光の撮像データに基づいて光軸調整した後、前記相手装置との間で通信光の送受信を行う光無線伝送装置の光軸調整方法であって、前記相手装置から送信されたガイド光を含む映像を、前記時間Tの1/n(n:偶数)の撮像サイクルでフレーム毎に撮像するステップと、撮像された撮像データを成す複数のフレームデータの内、所定数のフレームデータである第1のフレームデータと、前記各第1のフレームデータのn/2フレーム時間後の第2のフレームデータとの差分フレームデータをフレーム毎に前記所定数分抽出するステップと、抽出された前記所定数分の差分フレームデータの絶対値それぞれ加算した加算データを得るステップと、得られた加算データをもとにピークレベルとなる撮像部の画素を検出し、検出した画素の位置データに基づいて前記画素の座標平面上の座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量とを特定するステップと、特定された前記移動方向と移動量とに基づいて光軸調整するステップとを有することを特徴とする。
前記相手装置の位置を特定するステップは、前記2次元座標で特定される位置から座標中心位置までの移動方向と移動量のデータを、座標平面上の各座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量を記述した方向テーブルから取得し、前記光軸調整するステップは、前記データに基づいて光軸調整してもよい。
請求項2に記載の発明は、時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置の送信エリア内に配置され、前記相手装置から送信されるガイド光の撮像データに基づいて光軸調整した後、前記相手装置との間で通信光の送受信を行う光無線伝送装置において、前記通信光を送信する発光部と、前記相手装置からの通信光を受光する受光部と、前記相手装置から送信されたガイド光を含む映像を、前記時間Tの1/n(n:偶数)の撮像サイクルでフレーム毎に撮像する撮像部と、前記通信光の光軸を同軸で制御する駆動手段を有する光路変更部と、前記撮像部で撮像された撮像データを成す複数のフレームデータの内、所定数のフレームデータである第1のフレームデータと、前記各第1のフレームデータのn/2フレーム時間後の第2のフレームデータとの差分フレームデータをフレーム毎に前記所定数分抽出し、抽出され前記差分フレームデータの絶対値それぞれ加算した加算データをもとにピークレベルとなる前記撮像部の画素を検出し、検出した画素の位置データに基づいて前記画素の座標平面上の座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量とを特定すると共に、前記座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量のデータを取得する信号処理部と、前記データに基づいて前記駆動手段を制御して前記通信光の光軸を調整する駆動制御部とを備えることを特徴とする。
前記信号処理部は、前記撮像部により連続して撮像されるnフレーム分の撮像データのうち、連続したn/2フレーム分の撮像データを蓄積する第1のフレームバッファと、前記撮像部により撮像されるnフレーム分の撮像データのうち、前記連続したn/2フレーム分の撮像データに続く連続したn/2フレーム分の撮像データを蓄積する第2のフレームバッファと、前記第1、第2のフレームバッファのうちで書き込み中でない方からの出力を選択するセレクタと、前記セレクタから出力される撮像データと前記撮像部からの撮像データとの差分フレームデータを抽出する抽出部と、抽出された前記差分フレームデータを複数回加算する加算部と、前記加算部により加算された前記差分フレームデータの加算データに基づいて、前記相手装置から送信されたガイド光の位置を特定する方向制御部とを備えてもよい。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光無線伝送装置と、送信エリア内に時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置とを備え、電源周期に基づいて点滅する照明光の元で使用される光無線伝送システムであって、前記相手装置は、前記照明光の点滅周期の偶数倍となる時間Tで点滅するガイド光を送信することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、撮像素子の露光タイミングとガイド光の点滅タイミングとを正確に同期させる必要がないため、同期をとるための発光素子や、受光素子、変調回路等が不要となると共に、人の動き等による見かけ上の点滅光の影響を軽減することが可能となる。したがって、装置の大規模化、コストアップを招くことなしに、正確に光軸調整を行うことが可能となる。
以下、本発明に係わる光無線伝送装置の光軸調整方法、光無線伝送装置、及び光無線伝送システムの実施の形態について説明する。以下の説明においては、子機と親機との間で送受信される光信号を「通信光」、光軸調整のために親機から送信される光信号を「ガイド光」と呼ぶ。
図1は、本実施例に係わる光無線伝送システムの全体構成図である。
図1に示す光無線伝送システムは、パソコン(PC)などの端末装置100に接続された光無線伝送装置である子機101と、子機101の通信相手となる光無線伝送装置(相手装置)である親機102とで構成される。親機102は、図示しないネットワーク幹線に接続されている。
親機102は、自機の送信エリアであるサービスエリア105内に、時間Tの周期で点滅するガイド光及びデータ信号や制御信号等により変調された通信光を送信する複数の近赤外LED103と、子機101からの通信光を受光する受光素子を有する受光部104とを備えている。
親機102は、天井に設置され、電源容量が大きい。このため、LED103には、高出力LEDが使用され、下部±45°の範囲がサービスエリア105となっている。受光部104も、同様に、下部±45°の範囲からの光を、レンズを通して受光素子に集光可能となっている。
子機101は、親機102のサービスエリア105内に、通常、複数個配置されるが、図1の例ではそのうちの一つを示している。
図2(a)及び(b)は、子機101の概略構成図であり、図2(a)は概略断面図、図2(b)は光の入出側から見たときの概略正面図(光学系の図示を省略)である。
子機101は、通信光及び通信光を送受信する送受信ユニット210と、この送受信ユニット210を垂直・水平方向に駆動する駆動ユニット211とから構成されている。
送受信ユニット210は、通信光を出射する発光素子201と、レンズ202と、入射光の一部を反射して残りを透過するハーフミラー等の光制御素子203と、通信光を集光するレンズ204と、このレンズ204で集光された通信光を受光する受光素子205とを備えている。
発光素子201から発せられた出射光は、レンズ2で任意の指向角にもつビームに成形された後、光制御素子203を透過(一部反射、以下同様)し、通信光として送信される。また親機102から出射された通信光は、光制御素子203で反射(一部透過、以下同様)され、レンズ204で集光されて受光素子205で受光される。光制御素子203を用いることにより、通信光の光軸を同軸で制御することができる。これにより、通信光が親機102に照射されたとき、親機102からの通信光も子機101の受光素子205上に照射されることになる。
発光素子201としては、例えば近赤外LD(レーザダイオード)を用いることができる。レーザダイオードは、出射光のビーム光が細く、それを更にレンズ202によって平行に近いビーム光にすることによって、出射光を高効率で光制御素子203に照射することができる。発光素子201とレンズ202は、発光部121を構成している。
受光素子205としては、例えばPD(フォトダイオード)を用いることができる。また親機の発光パワー、通信距離等に起因して受光感度が不足する場合には、より感度の高いAPD(アバランシェフォトダイオード)を用いてもよい。受光素子205とレンズ204は、受光部122を構成している。
送受信ユニット210は、2つの可動軸206、206により駆動ユニット211に回動自在に支持され、水平方向(PAN)に±45°の範囲で方向が制御される。また駆動ユニット211は、軸受け部208に取り付けられた2つの可動軸207により回動自在に支持されており、垂直方向(TILT)に±45°の範囲で方向が制御される。可動軸206及び207は、図示しない第1及び第2のモータにより回転駆動され、これにより送受信ユニット210は垂直・水平方向に駆動される。
軸受け部208の上面には、撮像部209が設置されている。この撮像部209は、親機102から送信されるガイド光を含む映像を撮像するためのCMOSセンサなどの2次元撮像素子で構成される。撮像部209は、可動しない位置であれば他の場所に設置してもよい。
撮像部209は、図3に示すように、1秒間に数百フレームの画像を取り込むことの出来る2次元撮像素子であるCMOSセンサ209Aと、90°(±45°)の方向の光をCMOSセンサ209Aの素子上に集光する集光レンズ209Bとから構成される。レンズ209Bは、不要な光をカットするため、可視光カットフィルタで形成されている。また、CMOSセンサ209Aは、n×m画素に分割されており、ここで撮像された、ガイド光を含むサービスエリア105全体の映像は電気信号に変換され、撮像データとして出力される。撮像部209からは、後述する所定の露光タイミングに従って、n×m画素で撮像された撮像データが1フレーム単位で出力される。
図4は、子機101の制御系の構成を示すブロック図であり、図2と同等の部分には同一符号を付している。
信号処理部301は、マイコンやDSP(Digital Signal Processor)等のマイクロプロセッサにより構成され、撮像部209で撮像された映像の撮像データに基づいて、親機102が送信するガイド光の照射位置を特定すると共に、特定したガイド光の照射位置と光軸の基準位置(撮像面の中心位置)とが一致するように、図2の駆動ユニット211を駆動するための移動方向と移動量のデータを取得し、相手方向情報として駆動制御部303へ供給する。
駆動制御部303は、信号処理部301から供給された相手方向情報を可動部206及び207の回転方向と回転量に対応する駆動信号に変換し、この駆動信号を第1のモータ307及び第2のモータ308に供給することにより、送受信ユニット210を垂直・水平方向に駆動する。
外部から供給されるデータ信号は、通信制御部304を介してドライバ305に渡される。ドライバ305では、データ信号を光によって伝送可能な信号に変換し、この信号に基づいて光が点滅するように発光部121を駆動して通信光を送信する。また、親機102から送信された通信光は受光部122で受光され、レシーバ306で整形された後、通信制御部304へ渡される。
次に、親機102との間で通信路を確立して通信光を送信する場合の子機101の動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、親機102のサービスエリア105内に子機101を配置して、その電源をONすることにより動作がスタートする。これに際し、信号処理部301は、通信制御部304から送られてくる、通信路が確立しているか否かを示すリンク信号を確認し、イネーブルかどうかを判断する(ステップS1)。
ここで、リンク信号がイネーブルの場合は、光軸調整の必要がないため、信号処理部301は通信制御部304に送信要求を送り、これにより発光部121から通信光を送信させる(ステップS2)。一方、リンク信号が非イネーブル(ディスエーブル)の場合(ステップS1:NO)は、信号処理部301は撮像部209に対しCMOSセンサを露光するための露光信号を出力し、撮像部209から撮像データを取得する(ステップS3)。
信号処理部301は、撮像部209で取得された撮像データに基づいて、ガイド光を検出できたかどうかを判断する(ステップS4)。ここで、ガイド光を検出できた場合(ステップS4:YES)は、ガイド光の照射位置から光軸調整時の移動方向と移動量のデータを取得し、これを相手方向情報として駆動制御部303へ渡して、モータ駆動により光軸調整を実施する(ステップS5)。この光軸調整により親機102との間で通信路が確立するリンク信号がイネーブルとなり、通信光の送信が可能となる。
また、上記ステップS4の処理にてガイド光の照射位置を特定できない場合(ステップS4:NO)は、図4に図示していない表示用LEDを点灯させて、エラー表示を行う(ステップS6)。
次に、図6〜図9を参照して、信号処理部301の構成と、撮像データに基づいてガイド光の照射位置を特定するデータ処理について説明する。
本実施例では、時間Tの周期で点滅を繰り返すガイド光の点滅タイミングに対し、CMOSセンサでは時間T/8周期で露光を繰り返し、時間Tの周期で、フレームNo.1→No.2→No.3→No.4→No.5→No.6→No.7→No.8の順に繰り返し撮像されることとする。
図6は、信号処理部301内の内部構成を示す概略ブロック図である。以下、各部の機能について説明する。
信号処理部301は、機能上、前述の撮像部209からの撮像データが入力される第1のフレームバッファ401及び第2のフレームバッファ402と、両バッファ401、402の出力側に順次接続されるセレクタ403、減算器404、絶対値演算部(以下、「ABS」)405、加算器406、差分フレームバッファ407、方向制御部408、及び方向テーブル格納部409と、これら各機能ブロック401、402、403、407及び撮像部に対しその動作を制御する各種制御信号を与えるコントローラ410とを備えている。
第1のフレームバッファ401は、撮像部209から取得したフレームNo.1からNo.8までの計8フレーム分の画像データの内、フレームNo.1からNo.4までの計4フレーム分を蓄積する。
第2のフレームバッファ402は、撮像部209から取得したフレームNo.1からNo.8までの計8フレーム分の画像データの内、フレームNo.5からNo.8までの計4フレーム分を蓄積する。
図7(a)及び(b)に第1及び第2のフレームバッファ401、402の詳細を示す。4フレームを蓄積できる各バッファ401、402では、図示のごとく、フレームNo.1とNo.5、フレームNo.2とNo.6、フレームNo.3とNo.7、フレームNo.4とNo.8がそれぞれ同じアドレス位置になるように設定されている。図中のアドレス表記は、上位2ビットが各フレーム番号に対応し、残り下位ビットが“0..000”より画素毎に1ずつ加算されていき、最終画素が“x・・xxx”となることを示している。例えば、撮像素子が128×128画素であった場合、下位ビットは14ビットにて“0000h”から“3FFFh”となる。
セレクタ403は、コントローラ410からの選択信号(Sel_Ctrl)信号により、第1のフレームバッファ401に画像データの書き込みをしているとき(第1の書き込み信号WE1がアクティブ状態にあるとき、例えば図中の例では論理Hレベルのとき)は、第2のフレームバッファ402の出力を、また第2のフレームバッファ402に書き込みをしているとき(第2の書き込み信号WE2がアクティブ状態にあるとき、例えば図中の例では論理Hレベルのとき)は、第1のフレームバッファ401の出力をそれぞれ選択し、選択されたフレームデータを減算器404に出力する。
減算器404は、セレクタ403から出力されたフレームデータと、撮像部209から取り込まれた撮像データとの差分をとり、その差分フレームデータをABS405に出力する。
ABS405は、減算器404による出力された差分フレームデータの絶対値を演算して加算器406に出力する。ここで、各フレームバッファ401、402に入力されるアドレス(address)信号は同じであるため、ABS405の出力は、フレームNo.1とNo.5との差分フレームデータの絶対値、フレームNo.2とNo.6との差分フレームデータの絶対値、フレームNo.3とNo.7との差分フレームデータの絶対値、フレームNo.4とNo.8との差分フレームデータの絶対値を繰り返すことになる。
加算器406は、ABS405からの複数の差分フレームデータの絶対値を加算するため、差分フレームバッファ407にすでに蓄積された同画素位置の差分フレームデータの絶対値と、ABS405からの差分フレームデータの絶対値とを任意の回数(本実施例では8回)加算し、差分フレームバッファ407に出力する。
差分フレームバッファ407は、図8に示すよう、1フレーム分のサイズであり、第1のフレームバッファ401、第2のフレームバッファ402に示したアドレスの上位2ビットを削除したものである。また、差分フレームバッファ407は、差分フレームデータを任意の回数(本実施例では8回)加算した後、コントローラ410からのリセット(Reset)信号により、全て「0」にクリアされ、再度蓄積を始める構成となっている。
方向制御部408は、任意の回数(本実施例では8)の差分フレームデータを加算したデータをもとに、ピークレベルとなる画素を検出した後、確定した画素の位置データに基づいて方向テーブル格納部409の方向テーブルを検索し、光軸調整時の移動方向と移動量のデータを取得する。
方向テーブルは、各画素毎に、その画素の位置データと対応するアドレスが割り付けられ、各画素の座標平面上の座標位置から座標中心位置(本実施例では、光軸の基準位置となる撮像面中心)までの移動方向(垂直、水平)と、それぞれの移動量(角度)を記述したテーブルである。したがって、確定した画素の位置データに基づいて方向テーブルを参照することにより、光軸調整時の移動方向と移動量のデータを得ることができる。ここで、方向テーブルを用いる理由は、撮像部209のCMOSセンサ上に取り付けられた集光レンズの特性上、CMOSセンサ上に撮像されたガイド光は入射角度に対してリニアに集光位置が変化しないことや製造時の取り付け誤差等があるため、ガイド光の正確な照射位置を特定するには、出荷時に補正をかける必要があるためである。
図9は、撮像部209内のCMOSセンサの露光タイミングとその撮像データとの関係を示すタイミングチャートである。図9に示すタイミングチャート上のデータD1〜D5(図6参照)は、得られた撮像データを構成する全画素のうち、ガイド光が照らされた1画素分のデータを示している。以下、得られた撮像データに基づいて、ガイド光の照射位置を確定するまでの信号処理部301によるデータ処理を説明する。
まず、図9に示すようなガイド光の点滅タイミングと撮像部209の露光タイミングの場合、通信相手である親機102側のLED103によるガイド光の点滅周期時間Tに対して、T/8の露光タイミングにて撮像部209は露光し、CMOSセンサにて撮像された画像データD1を取り込む。取り込まれた画像データD1のうち、フレームNo.1〜No.4の連続する画像データD2が第1のフレームバッファ401に順次蓄積され、フレームNo.5〜No.8の連続する画像データD3が第2のフレームバッファ402に順次蓄積されている。
ここで、LED103によるガイド光の点滅タイミングと撮像部209の露光タイミングは、同期していないため、第1のフレームバッファ401に蓄積されたフレームNo.2の画像データD2と、第2のフレームバッファ402に蓄積されたフレームNo.6の画像データD3では、ガイド光の立ち上がり又は立ち下がりタイミングにて、撮像素子の露光が原因で所望の受光レベルを得ることが出来ていない。
このため、ABS405から順次出力されるABS出力データD4、即ちフレームNo.1とNo.5との差分フレームデータの絶対値abs(1−5)、フレームNo.2とNo.6との差分フレームデータの絶対値abs(2−6)、フレームNo.3とNo.7との差分フレームデータの絶対値abs(3−7)、フレームNo.4とNo.8との差分フレームデータの絶対値abs(4−8)の内、フレームNo.2とNo.6との差分フレームデータの絶対値abs(2−6)出力時のみレベルが小さくなっている。
従って、4フレーム中3フレームでは、ガイド光が点灯(又は消灯)時に確実に撮像することが可能となる。このため、差分フレームバッファ407の出力データD5、即ち差分フレームデータの絶対値の加算データでは、相当のガイド光を得ることができるため、これを用いてガイド光の照射位置を確実に抽出することが可能となる。
図10は、従来例(図14〜図16参照)で示した様な人の動き等による見かけ上の光源の一時的点滅や電気スタンドのオン/オフ等による外乱光の一時的点滅(点滅光)が生じた場合のタイミングチャートを示す。
図10において、差分フレームバッファ407の出力データD5中の点線部は、外乱光とガイド光が同レベルの光量であると想定した場合に得られるガイド光の差分フレームデータの絶対値の加算データを示している。これによれば、ガイド光の場合(点線部)と、これと同レベルの光量のノイズ源となる外乱光の場合(実線部)とは、差分フレームデータの加算データである差分フレームバッファ407の出力データD5上で明確に相違し、これにより両者の区別が容易に可能となる。ここで、ノイズ源となる外乱光は、ガイド光との相関性はないため、加算回数を8回から増やすことで、さらに相対的にノイズ光を軽減することが可能となる。
図11(a)は、通常の場合に得られる差分フレームデータの加算データ(図9参照)による画像であり、図11(b)は、窓から入射される光(太陽光)を歩行者が一時的に遮った場合に得られる差分フレームデータの加算データ(図10参照)による画像である。これによれば、従来例で得られる画像(図16参照)と比べて、ノイズ源となる窓から入射される外乱光の光量を大幅に抑制することが可能である。
従って、本実施例によれば、CMOSセンサの露光タイミングと通信相手からのガイド光点滅タイミングとを正確に同期させる必要がないため、同期をとるための発光素子や、受光素子、変調回路等が不要となると共に、人の動き等による見かけ上の点滅光の影響を軽減することが可能となり、これにより装置の大規模化、コストアップを招くことなしに、より正確に光軸調整を行うことが可能となる。
本実施例は、室内環境において、ガイド光の検出時にノイズ源となる蛍光灯のフリッカーを除去する手法を適用したものである。本実施例の装置構成及び信号処理部301の動作は、上記実施例1と同様のためその説明を省略する。
図12(a)及び(b)は、本実施例における撮像素子の露光タイミングと撮像データとの関係を示すタイミングチャートである。
蛍光灯は、通常、AC電源の2倍の周波数で点滅を繰り返している。そのため、撮像素子に照射される蛍光灯の光は、図12(a)及び(b)に示す信号波形となる。
仮に、図12(a)に示すように、撮像素子の露光タイミングと蛍光灯の点滅周波数とに相関性がない場合は、上記実施例1と同様の信号処理を行えば、図中の斜線部で示すタイミングでの蛍光灯レベル差から分かるように、差分データでは常に蛍光灯ノイズが出力される。そのため、加算データにおいても無視できないレベルになることもある。
しかしながら、図12(b)に示すように、ガイド光の周期Tを蛍光灯の点滅周期tの4倍に設定することで、減算すべき2つのフレームデータでは、蛍光灯ノイズレベルは同等になるため、差分データにおいて蛍光灯ノイズは他の外乱光と同様にうち消すことができる。
従って、本実施例によれば、蛍光灯のフリッカーに影響されずに、ガイド光の照射位置をより正確に特定することが可能となる。なお、本実施例では、ガイド光の点滅周期である時間Tを蛍光灯の点滅周期の4倍と等しくなるように設定したが、2倍、6倍、…、n倍(nは偶数)というように偶数倍に設定することにより同様の効果を得ることができる。
本実施例は、上記実施例1の子機を構成する光無線伝送装置(図2参照)に代えて、光軸調整のためにアクチュエータを用いた光無線伝送装置を適用したものである。その他の構成及び動作は、上記実施例1と同様のためその説明を省略する。
図13は、本実施例の光無線伝送装置である子機の概略構成図である。
図13に示す子機において、送受信ユニット5は、データ信号により変調された光を出射する発光素子501と、コリメータレンズなどのレンズ502と、入射光の一部を反射し、残りを透過するハーフミラーなどの光制御素子505と、入射光を反射し且つ入出射光の光軸に対する偏光角を制御するアクチュエータ508を有する反射光学系506と、親機102から送信された通信光を集光するレンズ504と、このレンズ504で集光された通信光を受光するフォトダイオードなどの受光素子503と、本体上部に配置され図示しない親機から送信されたガイド光を含む映像を撮像する2次元撮像部507とを備えている。
発光素子501とレンズ502は、発光素子501からレンズ2を経て発せられた出射光が光制御素子505を透過(一部反射、以下同様)し、反射光学系506で反射されて通信光として送信されるように配置されている。またレンズ504と受光素子503は、親機から出射された通信光が反射光学系506で反射され、光制御素子505で反射(一部透過、以下同様)された後、レンズ504を経て受光素子503で受光されるように配置されている。これにより、通信光の光軸は光制御素子505により同軸で制御される。
送受信ユニット5において、データ信号に応じて変調された光が発光素子501から出射されると、この光はレンズ502により平行光に近いビーム光に成形され、光制御素子5−5を透過した後、反射光学系506で反射されて通信光として送信される。また、送受信ユニット5において、親機から送信された通信光は反射光学系506、光制御素子5−5でそれぞれ反射された後、レンズ5−4で集光されて受光素子503に受光される。
図13に示す送受信ユニット5では、光軸調整のための反射光学系506をアクチュエータ508で駆動するため、上記実施例1のように送受信ユニットをモータで駆動する場合に比べて、装置をより小型化することが可能となる。なお、アクチュエータ508としては電流又は電圧により動作を制御可能なものが望ましく、例えばピエゾアクチュエータや、同等に機能する他のアクチュエータを用いることができる。
本発明の実施例1に係る光無線伝送システムの全体構成図である。 光無線伝送装置である子機の概略構成図で、(a)は概略断面図、(b)は光の入出側から見たときの概略正面図である。 撮像部の構成図である。 子機の制御系の構成を示すブロック図である。 親機との間で通信路を確立して通信光を送信する場合の子機の動作を示すフローチャートである。 信号処理部の概略構成を示すブロック図である。 (a)は、第1のフレームバッファの構成図、(b)は、第2のフレームバッファの構成図である。 差分フレームバッファの構成図である。 撮像素子の露光タイミングと撮像データとの関係を示すタイミングチャートである。 一時的点滅が生じた場合の撮像素子の露光タイミングと撮像データとの関係を示すタイミングチャートである。 各差分フレームバッファに記録された撮像データ及び差分加算データの一例を示す説明図で、(a)は通常の差分フレームデータを示す図、(b)は人が光を遮断した場合の差分フレームデータを示す図である。 本発明の実施例2による露光タイミングと撮像データとの関係を示すタイミングチャートで、(a)はガイド光と蛍光灯の点滅周期に相関性がない場合のタイミングチャート、(b)はガイド光と蛍光灯の点滅周期に相関性がある場合のタイミングチャートである。 本発明の実施例3に係る子機の概略構成図である。 従来例に係わる光無線伝送システムの全体構成図である。 従来例の撮像素子の露光タイミングと撮像データとの関係を示すタイミングチャートである。 従来例の各差分フレームバッファに記録された撮像データの一例を示す説明図で、(a)は通常の差分フレームデータを示す図、(b)は人が光を遮断した場合の差分フレームデータを示す図である。
符号の説明
201 発光素子
203 光制御素子
205 受光素子
206、207 可動軸
209 撮像部
210 送受信ユニット
211 駆動ユニット
301 信号処理部
303 駆動制御部
304 通信制御部
307 第1のモータ
308 第2のモータ
401 第1のフレームバッファ
402 第2のフレームバッファ
403 セレクタ
404 減算部
405 絶対値演算部
406 加算部
407 差分フレームバッファ
408 方向制御部
409 方向テーブル格納部
410 コントローラ
121 発光部
122 受光部

Claims (3)

  1. 時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置の送信エリア内に配置され、前記相手装置から送信されるガイド光の撮像データに基づいて光軸調整した後、前記相手装置との間で通信光の送受信を行う光無線伝送装置の光軸調整方法であって、
    前記相手装置から送信されたガイド光を含む映像を、前記時間Tの1/n(n:偶数)の撮像サイクルでフレーム毎に撮像するステップと、
    撮像された撮像データを成す複数のフレームデータの内、所定数のフレームデータである第1のフレームデータと、前記各第1のフレームデータのn/2フレーム時間後の第2のフレームデータとの差分フレームデータをフレーム毎に前記所定数分抽出するステップと、
    抽出された前記所定数分の差分フレームデータの絶対値それぞれ加算した加算データを得るステップと、
    得られた加算データをもとにピークレベルとなる撮像部の画素を検出し、検出した画素の位置データに基づいて前記画素の座標平面上の座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量とを特定するステップと、
    特定された前記移動方向と移動量とに基づいて光軸調整するステップとを有することを特徴とする光無線伝送装置の光軸調整方法。
  2. 時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置の送信エリア内に配置され、前記相手装置から送信されるガイド光の撮像データに基づいて光軸調整した後、前記相手装置との間で通信光の送受信を行う光無線伝送装置において、
    前記通信光を送信する発光部と、
    前記相手装置からの通信光を受光する受光部と、
    前記相手装置から送信されたガイド光を含む映像を、前記時間Tの1/n(n:偶数)の撮像サイクルでフレーム毎に撮像する撮像部と、
    前記通信光の光軸を同軸で制御する駆動手段を有する光路変更部と、
    前記撮像部で撮像された撮像データを成す複数のフレームデータの内、所定数のフレームデータである第1のフレームデータと、前記各第1のフレームデータのn/2フレーム時間後の第2のフレームデータとの差分フレームデータをフレーム毎に前記所定数分抽出し、抽出され前記差分フレームデータの絶対値それぞれ加算した加算データをもとにピークレベルとなる前記撮像部の画素を検出し、検出した画素の位置データに基づいて前記画素の座標平面上の座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量とを特定すると共に、前記座標位置から座標中心位置までの移動方向と移動量のデータを取得する信号処理部と、
    前記データに基づいて前記駆動手段を制御して前記通信光の光軸を調整する駆動制御部とを備えることを特徴とする光無線伝送装置。
  3. 請求項2に記載の光無線伝送装置と、
    送信エリア内に時間Tの周期で点滅するガイド光を送信する相手装置とを備え、電源周期に基づいて点滅する照明光の元で使用される光無線伝送システムであって、
    前記相手装置は、前記照明光の点滅周期の偶数倍となる時間Tで点滅するガイド光を送信することを特徴とする光無線伝送システム。
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