JP4425945B2 - トランスポンダユニット、トランスポンダユニット制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラム - Google Patents

トランスポンダユニット、トランスポンダユニット制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、トランスポンダユニット、トランスポンダユニット制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラムに関する。
従来より、光通信ネットワークの分野において、光ファイバ1回線あたりの伝送容量を増大させることを目的として、WDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分離多重)システムが主流となっている。このWDMシステムは、波長の異なる光信号が互いに干渉しないという性質を利用したものであり、多重する波長数と同じ数のトランスポンダユニットを用いて、波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバを多重利用するものである。
そして、近年、このWDMシステムでの光通信において用いられるクライアントデータプロトコルは多種多様となっており、特定のデータプロトコルにのみ適用可能なトランスポンダではなく、各種データプロトコルに適用可能なトランスポンダが主に用いられている。例えば、既存のシステムでは、SONET/SDHが主体であったが、Giga Bit Ethernet(登録商標)(GbE)に見られるデータ系や、DV6000等にみられるVideo系などのデータプロトコルにも対応したトランスポンダが用いられるようになってきている。
ここで、従来のWDMシステムにおいて、すべてのトランスポンダは(例えば、図11においては、トランスポンダユニットA、トランスポンダユニットBおよびトランスポンダユニットC)、サポートする(用いる)データプロトコルをそれぞれ設定される必要がある。この設定は、主に人為的な作業によって行われている(図11の(1)および(2)参照)。
また、例えば、特許文献1では、SDH回線終端装置において、受信したフレームの回線種別を識別し、識別した回線種別に対応する設定データを用いて、受信したフレームを処理する技術が開示されている。具体的には、SDH回線終端装置は、SDH回線における回線種別に対応する設定データを格納する。そして、フレームを受信すると、例えば、受信したフレームのフォーマットを識別することにより、回線種別を識別する。そして、識別した回線種別に対応する設定データに基づいて、受信したフレームを処理する。
特開2004−64585号公報(第1−4頁、第2図)
ところで、上記した従来の技術においては、システムの巨大化にともない、WDMシステムが、人為的な設定ミスなしに構築されることは困難となってきており、クライアントデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することはできないという問題点があった。なお、上記した特許文献1では、回線終端装置がフレームを受信した場合にしか適用できず、トランスポンダにおいてクライアントデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することはできなかった。具体的には、トランスポンダにおいて、入力された信号は未だフレーム処理されていない信号なので、フレームのフォーマットを識別することが前提となる上記の従来技術を適用することはできず、クライアントデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することはできなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、クライアントデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能なトランスポンダユニット、トランスポンダユニット制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示するトランスポンダユニットは、一つの態様において、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットであって、任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段とを備える。
また、本願の開示するトランスポンダユニットは、一つの態様において、前記周波数指示手段は、前記発振部が出力できる周波数全てを前記発振部から順に出力させるよう指示し、前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出し、この同期する周波数帯における中心周波数を前記同期周波数として検出する
また、本願の開示するトランスポンダユニットは、一つの態様において、前記周波数指示手段は、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、前記サンプリング用周波数の値と当該変化点から変化点についての周期である変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を前記発振部から出力させるようさらに指示し、前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、前記変化点周期周波数を前記同期周波数として検出し、一致しない場合には、前記周波数指示手段によって前記変化点周期周波数の高調波を前記発振部に設定させて、入力された信号とを比較して一致する周波数であるか否かを再度判定する
また、本願の開示するトランスポンダユニットは、一つの態様において、前記フレーム処理部制御手段によってフレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視する監視手段をさらに備え、前記検出手段は、前記監視手段によってエラーがあったと判明した場合に、前記同期周波数を再度検出し、前記フレーム処理部制御手段は、前記検出手段によって再度検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する
また、本願の開示するトランスポンダユニットは、一つの態様において、前記フレーム処理部制御手段によって前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する場合に、前記同期周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させる不要処理部休止手段をさらに備える。
また、本願の開示するトランスポンダユニット制御装置は、一つの態様において、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御するトランスポンダユニット制御装置であって、任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段とを備える。
また、本願の開示するトランスポンダユニット制御方法は、一つの態様において、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニット制御方法であって、任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示工程と、前記周波数指示工程によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御工程とを含む。
また、本願の開示するトランスポンダユニット制御プログラムは、一つの態様において、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御する方法をコンピュータに実行させるトランスポンダ制御プログラムであって、任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手順と、前記周波数指示手順によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手順と、前記検出手順によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手順と、をコンピュータに実行させる。
本願の開示する一つの態様によれば、任意の周波数を発振部から出力させるよう指示し、指示されて発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期周波数を検出し、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するので、入力された信号から同期する周波数を検出して動作を制御することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
また、本願の開示する一つの態様によれば、発振部が出力できる周波数全てを発振部から順に出力させるよう指示し、指示されて発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出し、この同期する周波数帯における中心周波数を同期周波数として検出するので、対応できるすべての周波数をもれなく判定することによって同期する周波数を検出して動作を制御することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
また、本願の開示する一つの態様によれば、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、サンプリング用周波数の値と当該変化点から変化点についての周期である変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を発振部から出力させるようさらに指示し、指示されて発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、変化点周期周波数を同期周波数として検出し、一致しない場合には、周波数指示手段によって変化点周期周波数の高調波を発振部に設定させて、入力された信号とを比較して一致する周波数であるか否かを再度判定するので、入力された信号と同期する周波数を確実に検出して、動作を制御することができ、また、サンプリングした周波数におけるデータの状態(例えば、1が複数個連続している場合など)に関係なく、一致する周波数を正確に検出することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
また、本願の開示する一つの態様によれば、フレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視し、エラーがあったと判明した場合に、同期周波数を再度検出し、再度検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するので、誤検出により誤った同期周波数を検出した場合であっても、再度正確な同期周波数を検出することにより、入力された信号に基づいて動作を確実に制御することが可能である。
また、本願の開示する一つの態様によれば、同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する場合に、同期周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させるので、トランスポンダユニットの消費エネルギーを低下させることができ、エネルギー効率のよい処理を実現することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るトランスポンダユニット、トランスポンダユニット制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本実施例に係るトランスポンダユニットの概要および特徴、トランスポンダユニットの構成および処理の流れを順に説明する。
[トランスポンダユニットの概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、本実施例に係るトランスポンダユニットの概要および特徴を説明する。図1は、本実施例に係るトランスポンダユニットの概要および特徴を示す図である。
同図に示すように、実施例1に係るトランスポンダユニットは、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数(ビットレート)を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有する。より詳細には、クライアントから光信号を受信して電気変換するO/Eと、電気変換された信号を光信号に変換するE/Oと、入力されたデータからクロック抽出を行うCDR&DRV部と、フレーム処理部と、設定された周波数をCDR部に入力する発振部と、トランスポンダユニットの機能を制御するコントロールチップとを有している。
また、実施例1に係るトランスポンダユニットにおいて、フレーム処理部は、各種データプロトコルに対応する処理部を有しており、例えば、図1に示すように、SONET系データプロトコルに対応する処理部である「SONET系モニタ部」と、データ系データプロトコル(例えば、ギガビットイーサネット(登録商標)において見られるデータプロトコル)に対応する処理部である「データ系モニタ部」と、ビデオ系のデータプロトコル(DV6000などに見られるデータプロトコル)に対応する処理部である「ビデオ系モニタ部」とを有している。なお、これらの各モニタ部は、それぞれ固有のデータプロトコルに対応付けられて動作し、それぞれのデータプロトコルは、固有の周波数と対応付けられる。
そして、このような概要を有するトランスポンダユニットは、以下で説明するように、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である点に主たる特徴がある。
すなわち、実施例1に係るトランスポンダユニットは、いかなるデータプロトコルか不明である信号をクライアントから入力されると、任意の周波数(ビットレート)を発振部から出力させるよう指示する。具体的には、入力された信号に対して、発振部が出力できる周波数(ビットレート)全てを発振部から順に出力させるよう指示する。
そして、実施例1に係るトランスポンダユニットは、指示されて発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する(図1の(1)参照)。つまり、指示されて発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期(LOCK)するか否かを判定して、同期(LOCK)する周波数帯を検出し、この同期(LOCK)する周波数帯における中心周波数を同期周波数として検出する。
そして、実施例1に係るトランスポンダユニットは、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する。例えば、図1の(2)に示すように、検出された周波数に基づいてフレーム処理部やCDR&DRV部が動作するようにコントロールチップを設定し、その結果、フレーム処理部やCDR&DRV部は、図の(3)に示すように、入力された信号を、設定された周波数に基づいて処理する。より詳細には、フレーム処理部は、それぞれ固有のデータプロトコルに対応付けられて動作する処理部(モニタ部)を備え(例えば、SONET系モニタ部とデータ系モニタ部とビデオ系モニタ部となど)、指示された周波数に対応するデータプロトコルと対応付けられた処理部(モニタ部)が動作して、フレーム処理を行う。
このようなことから、実施例1に係るトランスポンダユニットは、上記した主たる特徴の如く、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
[トランスポンダユニットの構成]
次に、図2を用いて、図1に示したトランスポンダユニットの構成を説明する。図2は、トランスポンダユニットの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このトランスポンダユニット1は、クライアント側入出力部10と、クライアント側CDR&DRV部20と、クライアント側発振部30と、フレーム処理部40と、ネットワーク側CDR&DRV部50と、ネットワーク側発振部60と、ネットワーク側入出力部70と、制御部100とを備える。なお、本実施例に示すトランスポンダユニットの構成に関する説明は、本実施例に密接に関連する箇所のみを重点的に説明し、その他の構成に係る説明は、従来のトランスポンダユニットと同様であるため、省略または簡潔に行う。
クライアント側入出力部10は、クライアントから光信号を受付けて電気変換するクライアント側O/E部11と、電気信号を光変換してクライアントに出力するクライアント側E/O部とを備える。
クライアント側CDR&DRV部20は、入力された信号からクロック抽出を行うクライアント側CDR(Clock Data Recovery)部21と、その逆の処理を行うDRV(ドライブ)部22とを備える。
クライアント側発振部30は、クライアント側CDR部21に対して様々な周波数を出力する発振部であり、具体的には、後述する周波数指示部108から周波数設定部102に対して指示された周波数をクライアント側CDR部21に出力する。
ネットワーク側CDR&DRV部50は、クライアント側CDR&DRV部20と同様の機能を備え、ネットワーク側発振部60は、クライアント側発振部30と同様の機能を備え、ネットワーク側入出力部70は、クライアント側入出力部10と同様の機能を備える。
フレーム処理部40は、入力された信号についてフレーム処理を行う。具体的には、後述するフレーム処理制御部110による制御に従って、入力された信号に制御情報などを付加してフレーム構造を組む処理(フレーム付加処理)を行い、または、入力された信号からフレームを外す処理(フレーム除去処理)を行う。さらに詳細には、フレーム処理制御部110によって制御された後述する速度&周波数設定データ部106およびフレーム処理設定データ部107に設定された内容に従って(例えば、指示された周波数に対応するデータプロトコルに対応付けられたモニタ部を用いて)、フレーム処理を行う。
そして、フレーム処理部40は、本発明に密接に関連するものとしては、図2に示すように、各種データプロトコルに対応する処理部(例えば、SONET系モニタ部41と、データ系モニタ部42と、ビデオ系モニタ部43)と、OTU_OH(Optical Channel Transport Unit_Over Head)付加部44と、FEC(Forward Error Correction)付加部45と、OTU_OH除去部46と、FEC除去部47と、速度変換部48と、速度変換部49とを備える。
OTU_OH付加部44は、フレーム付加処理を行うために、OTU_OHを付加する。また、FEC付加部45は、フレーム付加処理を行うために、誤り訂正機能(FEC)を付加する。また、OTU_OH除去部46は、フレーム除去処理を行うために、OTU_OHを除去する。また、FEC除去部47は、フレーム除去処理を行うために、誤り訂正機能(FEC)を除去する。また、速度変換部48とおよび速度変換部49は、フレーム処理部40に入力された信号の速度変換を行い、例えば、電圧制御水晶発振器(VCXO(Voltage Controlled Crystal Oscillator))などで構成される。
制御部100は、制御プログラムや各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部である。本発明に密接に関連するものとしては、主に、CPU部101と、周波数設定部102と、状態監視部103と、状態記憶部104と、対応周波数記憶部105と、速度&周波数設定データ部106と、フレーム処理設定データ部107とを備える。
対応周波数記憶部105は、発振部が対応する周波数を記憶する。具体的には、クライアント側発振部30および/またはネットワーク側発振部60が出力できる周波数を全て記憶する。より詳細には、図3に示すように、クライアント側発振部30および/またはネットワーク側発振部60が出力できる最高周波数を示す「最高周波数(MHz)」と、クライアント側発振部30および/またはネットワーク側発振部60が出力できる最低周波数を示す「最高周波数(MHz)」とを「発振器対応周波数テーブル」に記憶する。
例えば、図3に示す例では、対応周波数記憶部105は、「最高周波数(MHz)」として「2666.325」を記憶し、「最低周波数(MHz)」として「621.9866」を「発振器対応周波数テーブル」に記憶する。なお、図3は、実施例1における対応周波数記憶部に記憶される対応周波数の一例を示す図である。
状態記憶部104は、後述する状態監視部103によって監視された結果を記憶する。。具体的には、図4に示すように、クライアント側発振部30からクライアント側CDR部21に出力された周波数を示す「発振部の基準周波数(MHz)」と、後述する状態監視部103によって監視された監視結果を示す「CDR状態」とを対応付けて記憶するとともに、後述する検出部109によって算出された周波数帯における中心周波数を示す「中心周波数」と、後述する検出部109によって算出された中心周波数に対する偏差(ppm)を示す「中心周波数に対する偏差(ppm)」と、後述する検出部109によって算出された周波数帯の幅を示す「周波数帯の幅」とを対応付けて記憶する。
例えば、図4に示す例では、状態記憶部104は、「発振部の基準周波数(MHz)」と「CDR状態」として、「2666.325」と「Un‐LOCK」とを対応付けて記憶し、「中心周波数」と「中心周波数に対する偏差(ppm)」と「周波数帯の幅」として、「2666.058」と「100.3729および−100.035」と「±100ppm」とを対応付けて記憶する。なお、図4は、実施例1における状態記憶部に記憶される周波数同期についての情報の一例を示すための図である。
速度&周波数設定データ部106は、後述するフレーム処理制御部110によって制御された設定を、速度変換部48と速度変換部49とネットワーク側発振部60とに対して設定する。具体的には、フレーム処理制御部110から設定すべき周波数の情報が入力され、この入力された周波数に対応する設定を、速度変換部48と速度変換部49とネットワーク側発振部60とに設定する。
フレーム処理設定データ部107は、後述するフレーム処理制御部110によって制御された設定を、フレーム処理部40に対して設定する。具体的には、フレーム処理制御部110から設定すべき周波数の情報が入力され、この入力された周波数に対応する設定をフレーム処理部40に設定する。例えば、この入力された周波数に対応するデータプロトコルを設定し、フレーム処理部40において使用すべきモニタ部(例えば、SONET系モニタ部)を設定する。
周波数設定部102は、後述する周波数指示部108によって指示された任意の周波数をクライアント側発振部30に設定する。
状態監視部103は、後述する検出部109の指示によって、クライアント側発振部30から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを監視する。具体的には、後述する検出部109の指示によって、指示されて発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出する。さらに詳細には、クライアント側発振部30から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期(LOCK)するかを監視し、「発振部の基準周波数」と「CDR状態」とを対応付けて、状態記憶部104に格納させる。
例えば、状態監視部103は、後述する検出部109の指示によって、クライアント側発振部30からの周波数が出力され(例えば、「2666.325」など)、その後、入力された信号と周波数同期(LOCK)しなかった場合には、出力された周波数(例えば、「2666.325」)と「Un‐LOCK」とを対応付けて状態記憶部104に格納させ、クライアント側発振部30から周波数が出力され(例えば、「2666.057」)、その後、入力された信号と周波数同期(LOCK)した場合には、出力された周波数(例えば、「2666.057」)と「LOCK」とを対応付けて状態記憶部104に格納させる。
CPU部101は、トランスポンダを制御する制御部であり、本発明に密接に関連するものとしては、周波数指示部108と、検出部109と、フレーム処理制御部110と、フレーム処理監視部111を備える。なお、周波数指示部108並びに周波数設定部102は、特許請求の範囲に記載の「周波数指示手段」に対応し、検出部109並びに上記した状態監視部103は、特許請求の範囲に記載の「検出手段」に対応し、フレーム処理制御部110並びに速度&周波数設定データ部106並びにフレーム処理設定データ部107は、特許請求の範囲に記載の「フレーム処理制御手段」に対応し、フレーム処理監視部111は、特許請求の範囲に記載の「監視手段」に対応する。
周波数指示部108は、任意の周波数を発振部から出力させるよう指示する。具体的には、クライアント側発振部30が出力できる周波数全てをクライアント側発振部30から順に出力させるよう指示する。さらに詳細には、対応周波数記憶部105によって記憶される「最高周波数」(または「最低周波数」)から「最低周波数」(または「最高周波数」)まで順に出力する旨を指示する。
例えば、周波数指示部108は、クライアント側O/E部に入力信号があると、対応周波数記憶部105によって記憶されている「最高周波数 2666.325」(または「最低周波数 621.9866」)を読み出し(図3参照)、クライアント側発振部30によって読み出した「最高周波数」(または「最低周波数」)から順に出力される旨を周波数設定部102に対して指示する。その結果、周波数設定部102は、クライアント側発振部30に対して周波数を設定する。そして、周波数指示部108は、クライアント側発振部30によって出力できる周波数全てが出力されていなければ、クライアント側発振部30に設定した周波数を微減(または、微増)する旨の指示を周波数設定部102に対して行う。その結果、周波数設定部102は、周波数指示部108の指示に従って、クライアント側発振部30に対して周波数を設定する。
さらに詳細には、周波数指示部108は、後述する検出部109によって周波数同期(LOCK)すると検出された場合に、クライアント側発振部30に設定した周波数を微減(または、微増)する旨の指示を周波数設定部102に対して行う。一方、周波数同期(LOCK)しないと検出された場合に、クライアント側発振部30に設定した周波数を周波数同期(LOCK)すると検出された場合よりも大きく減少(または、増加)する旨の指示を周波数設定部102に対して行う。その結果、周波数設定部102は、周波数指示部108の指示に従って、クライアント側発振部30に対して周波数を設定する。
検出部109は、指示されて発振部から出力された周波数と入力された信号との間で同期する周波数である同期周波数を検出する。具体的には、この同期する周波数帯における中心周波数を同期周波数として検出する。そして、同期する周波数帯を複数個検出した場合に、検出した複数個の周波数帯において最も幅が広い周波数帯における中心周波数を前記同期周波数として検出する。
さらに詳細には、検出部109は、状態監視部103によって状態記憶部104に格納された「発振部の基準周波数」と「CDR状態」とから同期する周波数帯を検出し、同期する周波数帯を1つ検出した場合には、この周波数帯における「中心周波数」を同期周波数として検出する。一方、同期する周波数帯を複数個検出した場合には、それぞれの同期周波数について、「中心周波数に対する偏差(ppm)」を算出して「周波数帯の幅(LOCK幅)」を算出して、算出した「周波数帯の幅(LOCK幅)」において最も大きい値を示した「中心周波数」を同期周波数として検出する。つまり、最も周波数帯の幅が広い周波数帯から同期周波数を検出する。
例えば、図4に示す例を用いて説明すると、検出部109は、状態監視部103によって状態記憶部104に格納された「発振部の基準周波数」と「CDR状態」とから同期する周波数帯(例えば、「2666.325」から「2665.79」までの周波数帯)を検出する。そして、同期する周波数帯を1つ検出した場合には、この同期する周波数帯(例えば、「2666.325」から「2665.79」までの周波数帯)における「中心周波数」(例えば、「2666.058」)を同期周波数として検出し、一方、同期する周波数帯を複数個検出した場合には(例えば、「2666.325」から「2665.79」までの周波数帯と、「622.1733」から「621.9867」までの周波数帯)、それぞれの周波数帯について、「中心周波数」(例えば、「2666.058」と「622.08」)とを算出し、それぞれについて「中心周波数に対する偏差(ppm)」を算出して「周波数帯の幅(LOCK幅)」を算出する。例えば、「中心周波数:2666.058」の場合には、「中心周波数に対する偏差(ppm):100.3729から−100.035」を算出して「周波数帯の幅(LOCK幅):±100ppm」を算出し、「中心周波数:622.08」の場合には、「中心周波数に対する偏差(ppm):149.9807から−149.981」を算出して「周波数帯の幅(LOCK幅):±150ppm」を算出する。その後、「周波数帯の幅(LOCK幅)」を比較して(例えば、「±100ppm」と「±150ppm」とを比較して)、算出した「周波数帯の幅(LOCK幅)」において最も大きい値(例えば、「±150ppm」)を示した「中心周波数」(例えば、「中心周波数:622.08」)を同期周波数として検出する。
また、検出部109は、フレーム処理部40で、後述するフレーム処理制御部110によって設定されたデータプロトコルに基づいた処理にエラーがあったと判明した場合を想定して、同期周波数を複数検出する。具体的には、同期周波数を検出する場合に、同期周波数である可能性が高い周波数である同期周波数候補を併せて検出し、エラーがあったと判明した場合に、同期周波数候補を複数検出された同期周波数として検出する。
例えば、図4に示す例を用いて説明すると、検出部109は、「中心周波数」として「2666.058」と「622.08」とを検出した場合に、それぞれの「中心周波数」と対応付けて格納している「周波数帯の幅(LOCK幅)」として「±100ppm」と「±150ppm」とを読み出して比較して、「622.08」を同期周波数として検出するとともに、「2666.058」を同期周波数候補として併せて検出する。そして、後述するフレーム処理制御部110によって検出された同期周波数である「622.08」に基づいてフレーム処理部40を動作するよう制御され、その後、フレーム処理部40における処理にエラーが生じたことが後述するフレーム処理監視部111によって監視された場合に、検出部109は、同期周波数候補(例えば、「2666.058」)を同期周波数として即座に検出する。
フレーム処理制御部110は、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する。具体的には、検出部109によって検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部40を動作させるように制御する。例えば、検出部109によって同期周波数(例えば、「622.08」など)が検出されると、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理が行われるよう、速度&周波数設定データ部106とフレーム処理設定データ部107における設定を制御する。その結果、速度&周波数設定データ部106は、フレーム処理制御部110による制御に従って、速度変換部48と速度変換部49とネットワーク側発振部60とを設定(例えば、ネットワーク側発振部60から出力する周波数を設定)し、また、フレーム処理設定データ部107は、フレーム処理制御部110による制御に従って、フレーム処理部40を設定する。例えば、フレーム処理設定データ部107は、この入力された周波数に対応するデータプロトコルを設定し、フレーム処理部40において使用すべきモニタ部(例えば、SONET系モニタ部)を設定する。
また、フレーム処理制御部110は、後述するフレーム処理監視部111によってエラーが監視された場合には、次の同期周波数候補(例えば、「2666.058」など)、に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御し、一方、次の同期周波数候補がない場合には、処理を終了する。
フレーム処理監視部111は、フレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視する。具体的には、フレーム処理制御部110によってフレーム処理部40が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視する。例えば、フレーム処理制御部110から同期周波数「622.08」が速度&周波数設定データ部106およびとフレーム処理設定データ部107に入力され、この同期周波数「622.08」に対応する設定に基づいたフレーム処理がフレーム処理部40において開始された場合に、その後、フレーム処理部40における処理にエラーが生じるか否かを監視する。
[トランスポンダユニットによる処理]
次に、図5を用いて、トランスポンダユニットによる処理を説明する。図5は、実施例1におけるスキャン法による処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、周波数指示部108は、クライアント側O/E部に入力信号があると(ステップS101肯定)、対応周波数記憶部105によって記憶されている「最高周波数」(または「最低周波数」)を読み出す(ステップS102)。そして、発振部に対して周波数を設定する(ステップS103)。つまり、周波数設定部102がクライアント側発振部30対して対応周波数記憶部105から読み出した「最高周波数」(または「最低周波数」)から順に出力する設定をするように、周波数指示部108は、周波数設定部102に対して指示する。そして、クライアント側発振部30は、設定された周波数を出力する(ステップS104)。
そして、状態監視部103は、入力された信号と周波数同期するかどうかを判定する(ステップS105)。ここで、状態監視部103は、入力された信号と周波数同期(LOCK)した場合には(ステップS105肯定)、出力された周波数(例えば、「2666.057」)と「LOCK」とを対応付けて状態記憶部104に格納する(ステップS106)。一方、状態監視部103は、入力された信号と周波数同期(LOCK)しなかった場合には(ステップS105否定)、出力された周波数(例えば、「2666.325」)と「Un‐LOCK」とを対応付けて状態記憶部104に格納する(ステップS107)。
そして、周波数指示部108は、クライアント側発振部30から出力できる周波数全てを検証されているかを判定する(ステップS108)。ここで、周波数指示部108は、周波数全てを検証されていない場合には(ステップS108否定)、つまり、周波数指示部108の指示によってクライアント側発信部30からすべての周波数が出力されていなければ、クライアント側発振部30に設定した周波数を微減(または、微増)する旨の指示を周波数設定部102に対して行う(ステップS109)。そして、検出部109は、再度設定した周波数について、検証を行う(ステップS103〜ステップS107)。
そして、周波数指示部108によってクライアント側発振部30から出力できる周波数全てを出力されて、同期する周波数帯をひとつ検出した場合には(ステップS108肯定およびステップS110肯定)、検証部109は、この周波数帯における「中心周波数」を同期周波数として検出する(ステップS111)。
そして、一方、周波数指示部108によってクライアント側発振部30から出力できる周波数全てを出力されて、同期する周波数帯を複数個検出した場合には(ステップS108肯定およびステップS110否定)、検出部109は、周波数帯の幅を算出する(ステップS112)。つまり、それぞれの同期周波数について、「中心周波数に対する偏差(ppm)」を算出して「周波数帯の幅(LOCK幅)」を算出する。そして、検出部109は、最も周波数帯の幅が広い周波数帯から同期周波数を検出する(ステップS113)。つまり、算出した「周波数帯の幅(LOCK幅)」において最も大きい値を示した「中心周波数」を同期周波数として検出する。そして、検出部109は、同期周波数を検出するとともに、同期周波数候補を検出する(ステップS114)。
そして、フレーム処理制御部110は、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する(ステップS115)。そして、フレーム処理監視部111は、フレーム処理部40でエラーがあるかどうかを監視する(ステップS116)。ここで、フレーム処理部でエラーが監視され、かつ、同期周波数候補がある場合には(ステップS116肯定およびステップS117肯定)、つまり、フレーム処理部40における処理にエラーが生じたことが後述するフレーム処理監視部111によって監視され、かつ、検出部109によって、同期周波数候補が検出されている場合には、検出部109は同期周波数候補(例えば、「2666.058」)を同期周波数として検出する(ステップS118)。
そして、フレーム処理部でエラーがない場合(ステップS116否定)、または、フレーム処理部でエラーがあり、同期周波数候補がない場合には(ステップS116肯定およびステップS117否定)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、トランスポンダユニットは、任意の周波数を発振部から出力させるよう指示し、指示されて発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期周波数を検出し、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するので、入力された信号から同期する周波数を検出して動作を制御することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
また、実施例1によれば、トランスポンダユニットは、発振部が出力できる周波数全てを発振部から順に出力させるよう指示し、指示されて発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出し、この同期する周波数帯における中心周波数を同期周波数として検出するので、対応できるすべての周波数をもれなく判定することによって同期する周波数を検出して動作を制御することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
また、実施例1によれば、トランスポンダユニットは、同期する周波数帯を複数個検出した場合に、検出した複数個の周波数帯において最も幅が広い周波数帯における中心周波数を同期周波数として検出するので、入力された信号と同期する周波数が複数検出された場合でも、その中から最も正確に同期した可能性の高い周波数を検出することが可能である。
また、実施例1によれば、トランスポンダユニットは、フレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視し、エラーがあったと判明した場合に、同期周波数を再度検出し、再度検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するので、誤検出により誤った同期周波数を検出した場合であっても、再度正確な同期周波数を検出することにより、入力された信号に基づいて動作を確実に制御することが可能である。
また、実施例1によれば、トランスポンダユニットは、同期周波数を検出する場合に、同期周波数である可能性が高い周波数である同期周波数候補を併せて検出し、エラーがあったと判明した場合に、同期周波数候補を再度検出された同期周波数として検出するので、誤検出により誤った同期周波数を検出した場合であっても、他の同期周波数候補を設定して動作を制御することにより、迅速な処理を実現することが可能である。
さて、これまで、実施例1として、対応するすべての周波数について同期するか否かを検証して同期周波数を検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入力された信号をサンプリングして同期周波数を検出してもよい。そこで、実施例2では、入力された信号をサンプリングして同期周波数を検出する場合について説明する。なお、以下では、実施例1に係るトランスポンダユニットと同様の点については、簡単に説明することにする。
[実施例2におけるトランスポンダユニットの構成]
まず最初に、図6を用いて、実施例2おけるトランスポンダユニットの構成を説明する。なお、図6は、実施例2におけるトランスポンダユニットの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このトランスポンダユニット1は、クライアント側入出力部10と、クライアント側CDR&DRV部20と、クライアント側発振部30と、フレーム処理部40と、ネットワーク側CDR&DRV部50と、ネットワーク側発振部60と、ネットワーク側入出力部70と、後述する検出部109bによるサンプリングにおいて用いられるサンプリング用周波数を出力するサンプリング用発振部80と、制御部100とを備える。
ここで、実施例1と同様の動作をするものについては、同じ番号を付して説明を省略し、以下では、サンプリング用発振部80と、周波数指示部108bと、検出部109bと、サンプリング部112と、周波数算出部113とについてのみ説明を行う。
サンプリング用発振部80は、後述する周波数指示部108bの指示によって、サンプリング部112に対してサンプリング用に設定された周波数であるサンプリング周波数を出力する。
なお、本実施例では、サンプリング用発振部80は、クライアント側発振部30および/またはネットワーク側発振部60と分散して構成する場合について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、クライアント側発振部30および/またはネットワーク側発振部60と統合して構成し、サンプリング用周波数をサンプリング部112に出力してもよい。
サンプリング部112は、後述する周波数指示部108bの指示によって、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングする。例えば、図7の(1)に示すように、後述する周波数指示部108bの指示によって、サンプリング周波数を用いて、クライアント側O/E部11によって電気変換された信号から、「0」と「1」からなるサンプリング結果(例えば、図7の(1)においては、「0,0,1,1,1,1,1,1…」)を得る。
周波数算出部113は、後述する周波数指示部108bの指示によって、サンプリング結果から変化点を識別し、サンプリング用周波数の値と当該変化点とから変化点についての周期である変化点周期周波数を算出する。
例えば、図7の(2)に示すように、周波数算出部113は、後述する周波数指示部108bの指示によって、サンプリング部112において検出された「0」と「1」からなるサンプリング結果(例えば、図7の(1)においては、「0,0,1,1,1,1,1,1…」)から、「0」から「1」へと(または、「1」から「0」へと)変化する変化点を識別し(図7の(2)矢印参照)、その後、図7の(3)に示すように、サンプリング結果(例えば、「0,0,1,1,1,1,1,1…」)とサンプリング周波数(例えば、2GHz)と変化点(例えば、16周期)とから、変化点周期周波数を算出する(例えば、2GHz/16=0.125GHz=125MHzなど)。
周波数指示部108bは、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、サンプリング用周波数の値と当該変化点とから変化点についての周期である変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を前記発振部から出力させるようさらに指示する。
例えば、周波数指示部108bは、クライアント側O/E部に入力信号があると、入力信号をサンプリング部112に入力する。そして、サンプリング用発振部80がサンプリング部112に対してサンプリング周波数を出力する旨を指示する。その結果、サンプリング用発振部80は、サンプリング部112に対して、サンプリング用周波数を出力する。そして、周波数指示部108bは、サンプリング部112に対して、入力信号をサンプリングする旨を指示する。その結果、サンプリング部112は、入力された信号をサンプリングする(図7の(1)参照)。そして、周波数指示部108bは、周波数算出部113に対して、得られたサンプリング結果から変化点を識別して変化点周期周波数を算出する旨を指示する。その結果、周波数算出部113は、得られたサンプリング結果から変化点を識別し、得られたサンプリング結果とサンプリング周波数(例えば、2GHz)と変化点(例えば、16周期)とから変化点周期周波数を算出する。つまり、サンプリング結果とサンプリング周波数と変化点とから変化点周期周波数の可能性が高い周波数を算出し、さらに、対応周波数記憶部105に記憶されている周波数情報と比較して最も近い周波数を変化点周波数として算出する。そして、周波数指示部108bは、算出した変化点周波数をクライアント側発振部30から出力させる旨を周波数設定部102に対して指示する。
また、周波数指示部108bは、後述する検出部109bによって算出した変化点周波数の高調波をクライアント側発振部30から出力させる旨の指示をうけた場合を想定して、算出した変化点周波数から高調波を同期周波数候補として算出する。
例えば、図8を用いて、周波数指示部108bによる高調波算出について説明すると、周波数指示部108bは、後述する検出部109bによる高調波を算出する旨の指示をうけると、図8の(1)に示すように、サンプリング結果(例えば、「0,0,1,1,1,1,1,1…」)とサンプリング周波数(例えば、2GHz)と変化点(例えば、16周期)とから算出した変化点周波数(例えば、125MHz)は、低周波数のビットレートであると判定する。つまり、図8に示すように、入力された信号の周期(「1」と「0」が交互に変化する周期)ではないと判定する。その結果、図8の(3)や(4)に示すように、算出した変化点周波数は「1」や「0」が複数個連続した周期を示した周波数であると判定して、同期周波数候補として高調波を算出する。つまり、例えば、図8の(3)に示す例では、「1」や「0」が2個連続した周波数であると判定して、125MHzの2倍の周波数である250MHzを算出し、図8の(4)に示す例では、「1」や「0」が3個連続した周波数であると判定して、125MHzの3倍の周波数である375MHzを算出する。
また、周波数指示部108bは、後述する検出部109bによって算出した変化点周波数の高調波をクライアント側発振部30から出力させる旨の指示をうけると、算出した高調波をクライアント側発振部30から出力させる旨を周波数設定部102に対して即座に指示する。
検出部109bは、指示されて発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、変化点周期周波数を同期周波数として検出し、一致しない場合には、周波数指示部108bによって変化点周期周波数の高調波を発振部に設定させて、入力された信号とを比較して一致する周波数であるか否かを再度判定する。
具体的には、検出部109bは、クライアント側発振部30によって変化点周期周波数(例えば、125MHz)が出力されると、入力された信号と周波数同期するか否かを判定する。そして、周波数同期する場合には、この変化点周期周波数(例えば、125MHz)を同期周波数として検出する。一方、周波数同期しない場合には、周波数指示部108bによってこの変化点周期周波数の高調波を算出させて(例えば、250MHz)、クライアント側発振部30から出力させて再度判定する。
[実施例2におけるサンプリング法による処理]
次に、図9を用いて、実施例2におけるサンプリング法による処理を説明する。図9は、実施例2におけるサンプリング法による処理を示すフローチャートである。
周波数指示部108bは、クライアント側O/E部11に入力信号があると(ステップS201肯定)、入力信号をサンプリング部112に入力する(ステップS202)。そして、サンプリングする(ステップS203)。つまり、周波数指示部108bは、サンプリング用発振部80がサンプリング部112に対してサンプリング周波数を出力する旨を指示するとともに、サンプリング部112に対して入力信号をサンプリングする旨を指示する(図7の(1)参照)。
そして、周波数指示部108bは、変化点を識別する(ステップS204)。つまり、周波数算出部113に対して、得られたサンプリング結果から変化点を識別する旨を指示する。そして、変化点周波数を算出する(ステップS205)。つまり、得られたサンプリング周波数(例えば、2GHz)と変化点(例えば、16周期)とから、変化点周期周波数を算出する旨を指示する。そして、周波数指示部108bは、同期周波数を検出するとともに、同期周波数候補をあわせて検出する。(ステップS206)。そして、周波数設定部102がクライアント側発振部30に対して検出した変化点周波数を出力する設定をするように、周波数指示部108bは、周波数設定部102に対して指示する(ステップS207)。そして、クライアント側発振部30は、設定された周波数を出力する(ステップS208)。
そして、検出部109bは、設定した周波数で周波数同期するかどうかを判定する(ステップS209)。ここで、周波数同期する場合には(ステップS209肯定)、この変化点周期周波数(例えば、125MHz)を同期周波数として検出する(ステップS211)。一方、周波数同期しない場合には(ステップS209否定)、高調波を設定して(ステップS210)、設定した周波数を出力させて周波数同期するかを判定する(ステップS208〜S209)。つまり、周波数指示部108bによってこの変化点周期周波数の高調波を算出させて(例えば、250MHz)、クライアント側発振部30から出力させて再度判定する。
そして、フレーム処理制御部110は、検出された同期周波数に基づいてフレーム処理を行い、処理を終了する。(ステップS212〜エンド)。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、トランスポンダユニットは、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、サンプリング用周波数の値と当該変化点から変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を発振部から出力させるようさらに指示し、指示されて発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、変化点周期周波数を同期周波数として検出し、一致しない場合には、周波数指示手段によって変化点周期周波数の高調波を発振部に設定させて、入力された信号と比較して一致する周波数であるか否かを再度判定するので、入力された信号と同期する周波数を確実に検出して、動作を制御することができ、また、サンプリングした周波数におけるデータの状態(例えば、1が複数個連続している場合など)に関係なく、一致する周波数を正確に検出することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業を軽減することが可能である。
ところで、これまで実施例1および2に係るトランスポンダユニットについて説明してきたが、この発明は上記した実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例3に係るトランスポンダユニットとして、異なる実施例を説明する。
例えば、実施例1および2では、常に、各種データプロトコルに対応する処理部が動作できる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入力され信号に対する設定が行われた後に、不要な処理部を休止させてもよい。
具体的には、トランスポンダユニットは、同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する場合に、同期周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させる。例えば、図2の例を用いて説明すると、入力された信号がSONET系データである場合に、フレーム処理制御部110によってSONET系データに対応する設定に基づいてフレーム処理部40を制御する場合に、SONET系データに基づいた処理に不要な処理部であるデータ系モニタ部42およびビデオ系モニタ部43を休止させる。
このように、トランスポンダユニットは、同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する場合に、同期周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させるので、トランスポンダユニットの消費エネルギーを低下させることができ、エネルギー効率のよい処理を実現することが可能である。
また、実施例1では、トランスポンダユニットは、同期周波数を検出するとともに、候補周波数候補を併せて検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エラーがあったと判明した場合に、再度はじめから同期周波数を検出してもよい。また、フレーム処理監視部111によってエラーを監視され、同期周波数候補を検出していないときに、処理を終了する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、再度はじめから同期周波数を検出してもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図1,図2,図3,図4,図6,図7,図8,図9,図10)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる(例えば、図2において、周波数設定部102と周波数指示部108を統合し、状態監視部103と検出部109を統合し、速度&周波数設定データ部106およびフレーム処理設定データ部107およびフレーム処理制御部110を統合し、トランスポンダユニット1と制御部100とを分離するなど)。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[トランスポンダユニットのプログラム]
ところで、上記実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例1に示したトランスポンダユニットと同様の機能を有するトランスポンダユニット制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。なお、図10は、実施例1におけるトランスポンダユニットのプログラムを示す図である。
同図に示すように、トランスポンダユニットは、クライアント側E/O部3001、クライアント側O/E部3002、クライアント側CDR&DRV部3003、フレーム処理部3004、ネットワーク側E/O部3005、ネットワーク側O/E部3006、ネットワーク側CDR&DRV部3007、CPU3110、ROM3111、HDD3112、RAM3113をバス3008などで接続して構成されている。
ROM3111には、上記の実施例1で示した周波数指示部108と検出部109と、フレーム処理制御部110と、フレーム処理監視部111と同様の機能を発揮する制御プログラム、つまり、図10に示すように、周波数指示プログラム3111aと、検出プログラム3111bと、フレーム処理制御プログラム3111cと、フレーム処理監視プログラム3111dと、とが予め記憶されている。なお、これらのプログラム3111a〜3111dについては、図2に示したトランスポンダユニットの各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。
そして、CPU3110が、これらのプログラム3111a〜3111dをROM3111から読み出して実行することにより、図10に示すように、各プログラム3111a〜3111dについては、周波数指示プロセス3110aと、検出プロセス3110bと、フレーム処理制御プロセス3110cと、フレーム処理監視プロセス3110dとして機能するようになる。なお、各プロセス3110a〜3110dは、図2に示した、周波数指示部108、検出部109、フレーム処理制御部110、フレーム処理監視部111にそれぞれ対応する。
そして、CPU3110は、RAM3113に格納された同期周波数データ3113aと、対応周波数データ3113bとに基づいてトランスポンダユニット制御プログラムを実行する。
なお、本実施例で説明した各プログラム3111a〜3111dについては、必ずしも最初からROMに記憶させておく必要はなく、例えばトランスポンダユニットに挿入されるメモリーカード、フレキシブルディスク、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、トランスポンダユニットの内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してトランスポンダユニットに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、トランスポンダユニットがこれらから各プログラムを読みだして実行するようにしてもよい。
(付記1)入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットであって、
任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、
前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段と、
を備えたことを特徴とするトランスポンダユニット。
(付記2)前記周波数指示手段は、前記発振部が出力できる周波数全てを前記発振部から順に出力させるよう指示し、
前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出し、この同期する周波数帯における中心周波数を前記同期周波数として検出することを特徴とする付記1に記載のトランスポンダユニット。
(付記3)前記検出手段は、前記同期する周波数帯を複数個検出した場合に、検出した複数個の周波数帯において最も幅が広い周波数帯における中心周波数を前記同期周波数として検出することを特徴とする付記2に記載のトランスポンダユニット。
(付記4)前記周波数指示手段は、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、前記サンプリング用周波数の値と当該変化点から変化点についての周期である変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を前記発振部から出力させるようさらに指示し、
前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、前記変化点周期周波数を前記同期周波数として検出し、一致しない場合には、前記周波数指示手段によって前記変化点周期周波数の高調波を前記発振部に設定させて、入力された信号とを比較して一致する周波数であるか否かを再度判定することを特徴とする付記1に記載のトランスポンダユニット。
(付記5)前記フレーム処理部制御手段によってフレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視する監視手段をさらに備え、
前記検出手段は、前記監視手段によってエラーがあったと判明した場合に、前記同期周波数を再度検出し、
前記フレーム処理部制御手段は、前記検出手段によって再度検出された同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のトランスポンダユニット。
(付記6)前記検出手段は、前記同期周波数を検出する場合に、前記同期周波数である可能性が高い周波数である同期周波数候補を併せて検出し、前記監視手段によってエラーがあったと判明した場合に、前記同期周波数候補を再度検出された同期周波数として検出することを特徴とする付記5に記載のトランスポンダユニット。
(付記7)前記フレーム処理部制御手段によって前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御する場合に、前記同期周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させる不要処理部休止手段をさらに備えたことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のトランスポンダユニット。
(付記8)入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御するトランスポンダユニット制御装置であって、
任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、
前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段と、
を備えたことを特徴とするトランスポンダユニット制御装置。
(付記9)入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御するトランスポンダユニット制御方法であって、
任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示工程と、
前記周波数指示工程によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出工程と、
前記検出工程によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御工程と、
を含んだことを特徴とするトランスポンダユニット制御方法。
(付記10)入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御する方法をコンピュータに実行させるトランスポンダユニット制御プログラムであって、
任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手順と、
前記周波数指示手順によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数である同期周波数を検出する検出手順と、
前記検出手順によって検出された前記同期周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするトランスポンダユニット制御プログラム。
以上のように、本発明に係るトランスポンダユニット、トランスポンダ制御装置、トランスポンダユニット制御方法およびトランスポンダユニット制御プログラムは、入力された信号からクロック抽出するCDR部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットに有用であり、特に、入力された信号から同期する周波数を検出して動作を制御することができ、クライアントに使用されるデータプロトコルを設定する人為的な作業軽減の実現に適する。
実施例1に係るトランスポンダユニットの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1におけるトランスポンダユニットの構成を示すブロック図である。 実施例1における対応周波数記憶部に記憶される対応周波数の一例を示す図である。 実施例1における状態記憶部に記憶される周波数同期についての情報の一例を示すための図である。 実施例1におけるスキャン法による処理を示すフローチャートである。 実施例2におけるトランスポンダユニットの構成を示すブロック図である。 実施例2におけるサンプリング法による同期周波数検出時の処理の一例を説明するための図である。 実施例2におけるサンプリング法による同期周波数検出時の処理の一例を説明するための図である。 実施例2におけるサンプリング法による処理を示すフローチャートである。 実施例1におけるトランスポンダユニットのプログラムを示す図である。 従来技術に係るトランスポンダユニットの課題を説明するための図である。
符号の説明
1 トランスポンダユニット
10 クライアント側入出力部
11 クライアント側O/E部
12 クライアント側E/O部
20 クライアント側CDR&DRV部
21 クライアント側CDR部
22 クライアント側DRV部
30 クライアント側発振部
40 フレーム処理部
41 SONETE系モニタ部
42 データ系モニタ部
43 ビデオ系モニタ部
44 OTU_OH付加部
45 FEC付加部
46 OTU_OH除去部
47 FEC除去部
48 速度変換部
49 速度変換部
50 ネットワーク側CDR&DRV部
51 ネットワーク側CDR部
52 ネットワーク側DRV部
60 ネットワーク側発振部
70 ネットワーク側入出力部
71 ネットワーク側O/E部
72 ネットワーク側E/O部
80 サンプリング用発振部
100 制御部
101 CPU部
102 周波数設定部
103 状態監視部
104 状態記憶部
105 対応周波数記憶部
106 速度&周波数設定データ部
107 フレーム処理設定データ部
108 周波数指示部
109 検出部
110 フレーム処理制御部
111 フレーム処理監視部
112 サンプリング部
113 周波数算出部

Claims (8)

  1. 入力された信号からクロック抽出するクロックデータリカバリ部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットであって、
    任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、
    前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段と、
    を備えたことを特徴とするトランスポンダユニット。
  2. 前記周波数指示手段は、前記発振部が出力できる周波数全てを前記発振部から順に出力させるよう指示し、
    前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から順に出力された周波数すべてについて入力された信号と周波数同期するか否かを判定して、同期する周波数帯を検出し、この同期する周波数帯における中心周波数を同期する周波数として検出することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダユニット。
  3. 前記周波数指示手段は、サンプリング周波数を用いて入力された信号をサンプリングし、このサンプリング結果から変化点を識別し、前記サンプリング用周波数の値と当該変化点から変化点についての周期である変化点周期周波数を算出し、この変化点周期周波数を前記発振部から出力させるようさらに指示し、
    前記検出手段は、前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された変化点周期周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定し、一致する場合には、前記変化点周期周波数を同期する周波数として検出し、一致しない場合には、前記周波数指示手段によって前記変化点周期周波数の高調波を前記発振部に設定させて、入力された信号とを比較して一致する周波数であるか否かを再度判定することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダユニット。
  4. 前記フレーム処理部制御手段によってフレーム処理部が動作を開始した後に、当該フレーム処理部による処理にエラーが生じるかどうかを監視する監視手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記監視手段によってエラーがあったと判明した場合に、同期する周波数を再度検出し、
    前記フレーム処理部制御手段は、前記検出手段によって再度検出された周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のトランスポンダユニット。
  5. 前記検出手段によって検出された前記周波数に基づいて前記フレーム処理部制御手段フレーム処理部を動作させるように制御する場合に、該周波数に基づいた処理に不要な処理部を休止させる不要処理部休止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のトランスポンダユニット。
  6. 入力された信号からクロック抽出するクロックデータリカバリ部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御するトランスポンダユニット制御装置であって、
    任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手段と、
    前記周波数指示手段によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手段と、
    を備えたことを特徴とするトランスポンダユニット制御装置。
  7. 入力された信号からクロック抽出するクロックデータリカバリ部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御するトランスポンダユニット制御方法であって、
    任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示工程と、
    前記周波数指示工程によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御工程と、
    を含んだことを特徴とするトランスポンダユニット制御方法。
  8. 入力された信号からクロック抽出するクロックデータリカバリ部に対して様々な周波数を出力できる発振部と、入力された信号についてフレーム処理を行うフレーム処理部とを有するトランスポンダユニットを制御する方法をコンピュータに実行させるトランスポンダユニット制御プログラムであって、
    任意の周波数を前記発振部から出力させるよう指示する周波数指示手順と、
    前記周波数指示手順によって指示されて前記発振部から出力された周波数と入力された信号とが周波数同期するか否かを判定して同期する周波数を検出する検出手順と、
    前記検出手順によって検出された前記周波数に基づいてフレーム処理部を動作させるように制御するフレーム処理部制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするトランスポンダユニット制御プログラム。
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