JP4425521B2 - フレームレート変換装置 - Google Patents

フレームレート変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4425521B2
JP4425521B2 JP2002131221A JP2002131221A JP4425521B2 JP 4425521 B2 JP4425521 B2 JP 4425521B2 JP 2002131221 A JP2002131221 A JP 2002131221A JP 2002131221 A JP2002131221 A JP 2002131221A JP 4425521 B2 JP4425521 B2 JP 4425521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time code
frame rate
video
unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002131221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003324694A (ja
Inventor
克幸 坂庭
浩 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002131221A priority Critical patent/JP4425521B2/ja
Priority to PCT/JP2003/005564 priority patent/WO2003096691A1/ja
Priority to EP03723232A priority patent/EP1503587A1/en
Publication of JP2003324694A publication Critical patent/JP2003324694A/ja
Priority to US10/946,481 priority patent/US7298417B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4425521B2 publication Critical patent/JP4425521B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/30Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
    • G11B27/3027Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
    • G11B27/3036Time code signal
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変速フレームレート映像を所定のフレームレートへ変換する、フレームレート変換装置に関し、特にタイムコードの計算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルム映像からNTSCへの2:3プルダウン処理やNTSCからPALへの変換処理などフレームレートを変換する方法やその処理を効率的に行う方法は数々提案されている。これらの技術は変換前と変換後の映像の長さが変わらないという特徴がある。
【0003】
それに対し、変換前後で映像の長さが変化する方式、つまり変換後の映像が変換前の映像のスローや早まわしになるフレームレート変換の方式も存在する。たとえば、60フレーム/秒のフレームレートで撮影した映像を24フレーム/秒に変換することにより、なめらかな1/2。5スローを実現するシステムが提案されている。
【0004】
また、撮影者が撮影時に自由にフレームレートを変更することができる可変速フレームレート撮影カメラが提案されている。このカメラで撮影した映像はたとえば、あるシーンは60フレーム/秒で別のシーンは12フレーム/秒で記録されている。
【0005】
このカメラに対応したフレームレート変換システムも提案されており、上記の映像を24フレーム/秒に変換すると、60フレーム/秒のシーンは1/2。5スロー、12フレーム/秒のシーンは2倍速の映像に変換される。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】
このようなフレームレート変換システムでは、変換後の映像に対するタイムコードのつけ方が問題である。
フレームレートを変換することは1秒間に表示するフレーム数が変わることであるので、タイムコードを変換することは必須である。変換前後で映像の長さが変化するようなフレームレート変換では、下2桁だけではなく、すべての桁のタイムコードが変化する可能性がある。例えば、60フレーム/秒の映像の01:15:24:30のタイムコードのついたフレームを24フレーム/秒に変換する場合、変換前後で映像の長さが変わらないなら01:15:24:12がつくが、変換前後で映像の長さが変わる場合は01:15:24:XXのようなタイムコードがつくとは限らない。フレームレート変換前後で映像の長さが変わる場合のタイムコードの計算方法は確立されておらず、従来は運用に任されていた。
可変速フレームレートで撮影された映像をフレームレート変換し、その出力映像を映像素材として編集に用いる場合は、すべての映像を変換するより必要な区間のみを変換するほうが、編集作業のときに明らかなNG映像を調べる必要もなく、効率的に編集作業を進めることができる。しかし、入力映像と対応を取りながら、重複しないようなタイムコードを付けるのは手間のかかる作業である。この場合は、手作業でタイムコードをつけるより、フレームレート変換処理時に自動で新たなタイムコードを付け直すことが望ましい。
【0007】
自動化の方式として出力映像のタイムコードを0から始めることに決定すると、30フレーム/秒の00:01:00:00−00:03:59:29の入力映像と、01:01:00:00−01:03:59:29の入力映像を、24フレーム/秒に変換した場合、ともに変換後の映像の長さは00:05:00:00なので、00:00:00:00−00:04:59:23の同じタイムコードの出力映像ができてしまい、変換後のタイムコードが重複してしまう。また、出力映像から入力映像のタイムコードが類推できず、入力映像との対応も取れない。
本発明は、可変速フレームレート変換システムにおいて、入力映像と対応をとり、かつ重複がないようなタイムコードを出力映像に付ける方式を確立することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、ここではタイムコードの付け直し方法を列挙し、その特徴を述べる。
【0009】
本発明に係るフレームレート変換装置は図1に示すような構成を基本とする。
【0010】
1。タイムコード付きの入力映像からタイムコードを抜き出すタイムコード検出部103と、検出したタイムコードを入力映像のフレームレート、出力映像のフレームレートなどをもとに計算し出力映像にのせるタイムコードを求めるタイムコード計算部104と、入力映像のフレームレート変換を行うフレームレート変換部101と、出力映像のタイムコードを付け替えるタイムコード合成部102とを備えたフレームレート変換システムである。タイムコード計算部104では映像の開始点を決定し、出力映像と連動するように順次タイムコードをインクリメントする処理を行う。
【0011】
また、本システムでは図2に示すように外部入力もできる機構を備える。タイムコード入力部205にユーザが入力したタイムコードを出力映像の開始点のタイムコードに採用し、ユーザによる微調整を行う。
【0012】
2。タイムコード計算部104の処理として、入力映像の開始タイムコードを出力映像の開始タイムコードに採用する方式を備えたフレームレート変換システムである。
【0013】
3。タイムコード計算部104の処理として、タイムコード計算部104に内部カウンタを持ち、変換した順にタイムコードが連続となるようにつけなおす方式を備えたフレームレート変換システムである。
【0014】
4。まずタイムコード上の一地点にシンクポイントを設ける。このシンクポイントは常にその地点での入力映像と出力映像のタイムコードが一致しているという性質を持つ。
タイムコード計算部104の処理として、入力タイムコードとシンクポイントのフレーム数を計算し、出力映像のフレームレートと前記フレーム数からシンクポイントからタイムコード換算した場合のタイムコードを求め、シンクポイントのタイムコードをたすことで出力タイムコードを求める方式を備えたフレームレート変換システムである。つまり、TIを入力タイムコード、TOを出力タイムコード、TSをシンクポイント、FRIを入力フレームレート、FROを出力フレームレートとしたときに以下の等式が成立つようにTOを求める方式である。
TI―TS:FRI=TO−TS:FRO
5。本発明で提案するいずれかのタイムコード付け替え方式の後、24PのAフレームあわせのためにフレーム表示の部分を丸め込み、ab:cd:ef:ghというタイムコードをab:cd:ef:00に付け替える方式である。
6。本発明で提案するいずれかのタイムコード付け替え方式の後、タイムコード検出部403で検出した入力映像のタイムコードをユーザーズビット合成部で出力映像のユーザズビットに記憶させる機能を備えたフレームレート変換システムである。
7。フレームレート変更点検出部406では、フレームレート検出部405で検出した入力映像のフレームレートと、タイムコード検出部403で検出したタイムコードを入力とし、フレームレートの変更があった箇所を認識し、そのときのタイムコードとフレームレートをフレームレート変更点データとしてフレームレート変更点データ記憶部407に記憶させる。 出力区間指定部408によりユーザが指定した区間と前記フレームレート変更点データをもとに入力区間計算部409で入力映像の変換区間を求める。
この入力映像の変換区間と入力映像を入力映像選択部400に入力することで入力映像中の指定区間のみを取り出す。取り出した入力映像をフレームレート変換システムで変換をかける。この過程を図4に示す。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1から図11を用いて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は入力映像中のタイムコードを取得するタイムコード検出部103と、取得したタイムコードを入力映像のフレームレート、出力映像のフレームレートなどをもとに計算し出力映像のタイムコードを決定するタイムコード計算部104と、入力映像のフレームレート変換を行うフレームレート変換部101と、出力映像のタイムコードを付け替えるタイムコード合成部102とを備えた可変速フレームレート変換装置である。タイムコード計算部104では映像の開始点を決定し、出力映像と連動するように順次タイムコードをインクリメントする処理を行う。
【0017】
以上のように構成されたフレームレート変換装置について、以下、タイムコードの変換方式について述べる。
30フレーム/秒で撮影した映像を24フレーム/秒へ変換を行う過程を説明する。入力映像のうち00:04:00:00から00:07:59:29までと00:16:00:00から00:21:59:29までの2箇所を変換することとする。前者を▲1▼の区間、後者を▲2▼の区間と呼ぶことにする。また、簡単のためタイムコードはノンドロップフレームで計算する。
【0018】
図5は入力映像と出力映像の開始点が一致している例を示している。24フレーム/秒は30フレーム/秒に比べ、1。25倍再生時間が長くなる。このため、▲1▼区間の出力映像の長さは00:04:00:00の1。25倍で00:05:00:00になり、▲2▼区間の出力映像の長さは00:06:00:00の1。25倍で00:07:30:00になる。よって、それぞれのタイムコードは00:04:00:00から00:08:59:23と、00:16:00:00から00:23:29:23になる。
【0019】
この方法は出力映像のタイムコードが変換区間に大きく左右される反面、出力映像のタイムコードから容易に入力映像のタイムコードが推察でき、感覚的にもわかりやすいという利点がある。
【0020】
(実施の形態2)
実施形態1において、▲1▼の開始点が1フレーム早い00:03:59:29であった場合、24フレーム/秒に00:03:59:29というタイムコードは存在しないため、このタイムコードを出力映像のタイムコードとして採用することはできない。有効範囲外の開始タイムコードには00丸めを行うことで、有効範囲内にタイムコードがくるように補正する。00:03:59:29の入力映像には00:03:59:00のタイムコードをつけて、24フレーム/秒で存在しうるタイムコードに変換する。00:03:59:24から00:03:59:28に開始される場合も、同様に00:03:59:00からのタイムコードに変換する。
フィルム映像をNTSCに変換する2:3プルダウン処理において、2:3:2:3のタイミングを示すためAフレームと呼ばれるタイミングが一般的に用いられており、Aフレームではタイムコード下2桁が00と2:3:2:3の先頭が一致している。
本実施の形態のように00丸めを行うと00位置が常にAフレームになることが保障され、既存の2:3プルダウンシステムとの接続を保障することができる。
【0021】
(実施の形態3)
本実施例は実施の形態1で説明した図1の可変速フレームレート変換装置におけるタイムコード変換方式の例である。
【0022】
図6は出力映像のタイムコードが連続となるようにタイムコードを計算する例を示している。この例では開始タイムコードを00:00:00:00としている。先ほども述べたように▲1▼区間の出力区間は00:05:00:00、▲2▼区間の出力区間は00:07:30:00である。これを前から順に詰めると▲1▼区間は00:00:00:00から00:04:59:23、▲2▼区間は00:05:00:00から00:12:29:23となる。
この方式は、入出力間のタイムコードの関連性はなくなるが、出力タイムコードの一意性が保たれるという利点がある。
【0023】
(実施の形態4)
本実施例は実施の形態1で説明した図1の可変速フレームレート変換装置におけるタイムコード変換方式の例である。
【0024】
図7はシンクポイントを設けたタイムコード変換方式の図である。
シンクポイントとは常に入力映像と出力映像のタイムコードが一致しているある一地点のことである。つまり、シンクポイントを設ける変換方式では、シンクポイントからのフレーム数が変換前後で保持されることになる。
本実施例ではシンクポイントを00:00:00:00とする。30フレーム/秒の00:04:00:00でのシンクポイントからのフレーム数は7200(=4×30×60)フレームである。このフレームを24フレーム/秒にすると00:05:00:00(7200÷24÷60分)となる。先実施例で求めたとおり▲1▼区間の出力映像の長さは00:05:00:00であるので、▲1▼区間は00:05:00:00から00:09:59:23に変換される。▲2▼区間も同様の計算を行うと、00:20:00:00から00:27:29:23に変換される。
▲1▼区間の出力タイムコードから入力タイムコードを求めると、24フレーム/秒の00:05:00:00でのシンクポイントからのフレーム数は7200(=5×24×60)フレームであり、当然先ほどの例と一致する。このフレームを30フレーム/秒にすると00:04:00:00(7200÷30÷60分)となり、▲1▼区間の入力タイムコードが求まる。
本実施例では24フレーム/秒のタイムコードと30フレーム/秒のタイムコードは1対1関係であることを示したが、特定のフレームレートに限らず、入力映像が一定フレームレートの場合は、入力タイムコードと出力タイムコードが1対1関係になっていることがこの方式の特長である。
まとめると、この方式では出力タイムコードから入力タイムコードを求めることができる上、入力映像が一定フレームレートの場合は出力タイムコードの一意性も保障される。
(実施の形態5)
本実施例は実施の形態1で説明した図1の可変速フレームレート変換装置において、可変速フレームレート映像を24フレーム/秒へ変換を行う場合のタイムコード変換方式を説明する。
00:00:00:00から00:15:59:29までを30フレーム/秒で撮影し、それ以降を12フレーム/秒で撮影したものとする。変換区間の位置や名称に関しては先実施例と同様とする。
【0025】
図8は入力映像と出力映像の開始点が一致している例を示している。24フレーム/秒は30フレーム/秒に比べ、1。25倍再生時間が長くなるのに対し、12フレーム/秒に比べると、再生時間は半分になる。このため、▲1▼区間の出力映像の長さは00:04:00:00の1。25倍で00:05:00:00になり、▲2▼区間の出力映像の長さは0:06:00:00の半分の00:03:00:00になる。よって、それぞれのタイムコードは00:04:00:00から00:08:59:23と、00:16:00:00から00:18:59:23になる。
この方法は出力映像のタイムコードが変換区間に大きく左右される反面、出力映像のタイムコードから容易に入力映像のタイムコードが推察でき、感覚的にもわかりやすいという利点がある。
【0026】
(実施の形態6)
本実施例は実施の形態1で説明した図1の可変速フレームレート変換装置におけるタイムコード変換方式の例である。入力映像、変換位置は実施の形態5に準拠する。
【0027】
図9は出力映像のタイムコードが連続となるようにタイムコードを計算する例を示している。この例では開始タイムコードを00:00:00:00としている。先ほども述べたように▲1▼区間の出力区間は00:05:00:00、▲2▼区間の出力区間は00:03:00:00である。これを前から順に詰めると▲1▼区間は00:00:00:00から00:04:59:23、▲2▼区間は00:05:00:00から00:07:59:23となる。
この方式は、入出力間のタイムコードの関連性はなくなるが、出力タイムコードの一意性が保たれるという利点がある。
【0028】
(実施の形態7)
本実施例は実施の形態1で説明した図1の可変速フレームレート変換装置におけるタイムコード変換方式の例である。入力映像、変換位置は実施の形態5に準拠する。
【0029】
図10はシンクポイントが一致している例を示している。シンクポイントは00:00:00:00とする。▲2▼区間の先頭である00:16:00:00の地点でのフレームレートは12フレーム/秒であるので、これを換算式に採用するとシンクポイントからのフレーム数は11520(=12×16×60)フレームとなる。このフレームを24フレーム/秒にすると00:08:00:00(11520÷24÷60)となる。先実施例で求めたとおり▲2▼区間の出力映像の長さは00:03:00:00であるので、▲2▼区間は00:08:00:00から00:10:59:23までとなる。
▲2▼区間の先頭を逆変換すると、24フレーム/秒の00:08:00:00でのシンクポイントからのフレーム数は11520(=8×24×60)フレームであり、当然先ほどの例と一致する。このフレームを12フレーム/秒にすると00:16:00:00(11520÷12÷60分)となり、出力タイムコードから入力タイムコードを求めることができる。
可変速フレームレートの場合は1体多の写像になっているため、00:08:00:00から00:09:59:23のタイムコードが▲1▼区間、▲2▼区間で重複していることからもわかるように、出力タイムコードの一意性が保障されないという欠点がある。一方、入力のフレームレートがわかれば、出力タイムコードから入力タイムコードが求められるという特長がある。
【0030】
(実施形態8)
図3は入力映像のタイムコードを出力映像のユーザーズビットに書き込む機能を備えた可変速フレームレート変換装置のシステム図である。
開始点を一致させる方法とシンクポイントを設ける方法では、開始点と入力映像のフレームレートを用いて、出力映像から入力映像のタイムコードを計算することが可能である。しかし、この逆引き処理では入力フレームレートを出力映像に記録させなければならないうえ、変換開始点を常に管理しておく必要がある。入力映像の情報を出力映像に含めるのなら、入力映像のタイムコードを出力映像に記録させておくほうが、計算もいらず、処理も単純である。本実施例では、入力映像のタイムコードを出力映像のユーザーズビットに書き込む方法を取る。図3には図1にタイムコード検出部304で検出した入力映像のタイムコードをユーザーズビット合成部303で出力映像のユーザーズビットを書き換えるユーザーズビット合成部303が追加されている。入力映像のタイムコードは出力映像のユーザーズビットから取得する。変換処理やテープへの記録中に映像が乱れてしまったなど、再変換する必要が出たときは出力映像のユーザーズビットから入力映像のタイムコードを取得し、再変換かけることができる。
【0031】
(実施形態9)
図4は可逆的なタイムコード変換を実現する可変速フレームレート変換装置のシステム構成図である。
実施形態8により元映像と同じ区間を再変換することが可能であることを示した。しかし、可変速フレームレートの場合に出力映像のタイムコードが重なり合う、つまり出力タイムコードの一意性が保たれないという欠点があった。これはシンクポイントからのフレーム数を変換地点でのフレームレートで変換しているからである。
また、出力映像の使用区間を延ばしたいという要求に関しては実施形態8の手法では不十分である。10フレーム前から再変換をかけようとしても、この10フレーム分の入力フレームレートがわからなければ、タイムコードを計算することはできない。入力映像を巻き戻しながら10フレーム分有効フレームを数え、そこから変換をかけることが必要になる。
これらの課題を解決するためには、今までの累計をとり、シンクポイントからのフレーム数を正確に計算する必要がある。図4はこの処理を行う可変速フレームレート変換システムのシステム図である。図11はこの手法を実施形態7の図10の例に適用した例である。
フレームレート変更点検出部406はまずフレームレート変更点データ{30フレーム/秒、00:00:00:00}をフレームレート変更点データ記憶部407に送る。次に00:12:00:00の地点で30フレーム/秒から12フレーム/秒に切り替わったことを検出し、フレームレート変更点データ{12フレーム/秒、00:12:00:00}をフレームレート変更点データ記憶部407に送る。このようにフレームレートの変更の都度、フレームレート変更点データとしてフレームレートとタイムコードのペアを記憶する。タイムコード計算部404ではフレームレート変更点データをもとにタイムコードの変換が行われる。
▲2▼区間の先頭である00:16:00:00のシンクポイントからのフレーム数はフレームレート変更点データ{12フレーム/秒、00:12:00:00}に基づき、30フレーム/秒でのフレーム数21600(=12×30×60)と12フレーム/秒でのフレーム数2880(=(16−12)×12×60)をたし合わせた24480フレームとなる。このフレームを24フレーム/秒にすると00:17:00:00(24480÷24÷60分)となる。▲2▼区間の出力映像の長さは00:03:00:00であるので、▲2▼区間は00:17:00:00から00:19:59:23までとなる。
入力区間計算部409では、フレームレート変更点データを用いて、出力タイムコードから入力タイムコードを特定する。出力タイムコード00:17:00:00から入力タイムコードを求める過程を示す。まず00:17:00:00がどのフレームレートの範囲にいるかを調べる。00:17:00:00をフレーム換算し、24480で考える。30フレーム/秒の区間は0から21600までなので、ここには入らない。次の12フレーム/秒は終わりが指定されていないので、21600以降のタイムコードはここに入ると判明する。00:17:00:00の12フレーム/秒内のフレーム数は24480−21600=2880フレームである。この長さは00:04:00:00(2880÷12÷60分)に相当する。これにフレームレート変更点データ{12フレーム/秒、00:12:00:00}の00:12:00:00を加え、00:16:00:00を求める。これが、▲2▼区間の入力映像のタイムコード開始点である。終了点も同様に求めると、00:16:00:00から00:21:59:29の区間であることが判明する。
この方式は可変速フレームレートにおいても出力タイムコードの一意性が保ち、出力タイムコードから一意に入力タイムコードを特定することができる。
すべての実施の形態において、撮影時、再生時ともに任意のフレームレートで変換する場合においても本発明が有効であることは明らかである。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は可変速フレームレート映像を所定のフレームレートに変換する場合のタイムコードの付加を、人手を介さず、高速かつ効率的に作業を行うことができる。
また、出力映像から入力映像を特定することも可能であるため、再変換が可能なだけでなく、出力映像として欲しいタイムコードの箇所を変換することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレームレート変換装置の構成図
【図2】ユーザ入力を受けるフレームレート変換装置の処理図
【図3】入力映像のタイムコードを記憶するフレームレート変換装置の構成図
【図4】フレームレート変更点を記憶するフレームレート変換構成図
【図5】本発明における実施の形態1の開始点が一致するときの図
【図6】本発明における実施の形態3の連続タイムコードをつけるときの図
【図7】本発明における実施の形態4のシンクポイントを設けるときの図
【図8】本発明における実施の形態5の開始点が一致するときの図
【図9】本発明における実施の形態6の連続タイムコードをつけるときの図
【図10】本発明における実施の形態7のシンクポイントを設けるときの図
【図11】本発明における実施の形態9のフレーム変更点を使用したときの図
【符号の説明】
101 フレームレート変換部
102 タイムコード変換部
103 タイムコード検出部
104 タイムコード計算部

Claims (4)

  1. 任意のフレームレートで撮影された映像素材を変換前後で前記映像素材の長さが変わるように所定のフレームレートに変換して出力するフレームレート変換部と、入力映像のタイムコードを検出するタイムコード検出部と、前記タイムコードから出力映像のタイムコードを計算するタイムコード計算部と、前記タイムコード計算部で計算したタイムコードを前記フレームレート変換部で変換した映像信号に合成するタイムコード合成部とを具備し、前記タイムコード上の一地点にシンクポイントを設け、前記シンクポイントのタイムコードが前記入力映像と前記出力映像で一致し、前記出力映像のタイムコードはこのシンクポイントと連続するように出力することを特徴とするフレームレート変換装置。
  2. 出力映像の開始フレームのフレーム桁を00にリセットすることで00点での24PのAフレームあわせをおこなうことを特徴とする請求項記載のフレームレート変換装置。
  3. 前記タイムコード検出部で検出した入力映像のタイムコードを前記タイムコード合成部で出力される映像のユーザズビットに記憶するユーザーズビット合成部を具備することを特徴とする請求項1または2に記載のフレームレート変換装置。
  4. 入力映像のフレームレートの変化を記録するためにフレームレートの変更点を検出するフレームレート検出部と、変更点のタイムコードとフレームレートを記録するフレームレート変更点検出部と、前記フレームレート変更点検出部で検出されたフレームレート検出点データを記憶するフレームレート変更点データ記憶部と、再変換を行う出力映像区間を指定する出力区間指定部と、前記フレームレート変更点データ記憶部に記憶されたフレームレート変更点データと前記出力区間指定部で指定された出力区間から入力映像の変換区間を計算する入力区間計算部と、前記入力区間計算部で計算された入力映像変換区間に基づき入力映像中の指定区間映像を前記フレームレート変換部および前記タイムコード検出部に入力する入力映像選択部を具備することを特徴とする請求項記載のフレームレート変換装置。
JP2002131221A 2002-05-07 2002-05-07 フレームレート変換装置 Expired - Lifetime JP4425521B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002131221A JP4425521B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 フレームレート変換装置
PCT/JP2003/005564 WO2003096691A1 (fr) 2002-05-07 2003-05-01 Dispositif et procede de traitement des signaux, programme et support d'enregistrement
EP03723232A EP1503587A1 (en) 2002-05-07 2003-05-01 Signal processing device, signal processing method, program, and recording medium
US10/946,481 US7298417B2 (en) 2002-05-07 2004-09-21 Signal processing apparatus, signal processing method, program, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002131221A JP4425521B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 フレームレート変換装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009174260A Division JP5051193B2 (ja) 2009-07-27 2009-07-27 フレームレート変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003324694A JP2003324694A (ja) 2003-11-14
JP4425521B2 true JP4425521B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=29416607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002131221A Expired - Lifetime JP4425521B2 (ja) 2002-05-07 2002-05-07 フレームレート変換装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7298417B2 (ja)
EP (1) EP1503587A1 (ja)
JP (1) JP4425521B2 (ja)
WO (1) WO2003096691A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11315606B1 (en) 2019-09-25 2022-04-26 Amazon Technologies, Inc. Timecode generation and assignment

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4366277B2 (ja) * 2004-09-21 2009-11-18 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US7949229B2 (en) 2005-08-29 2011-05-24 Sony Corporation Discontinuous timeline in disc authoring
CN100461846C (zh) * 2006-07-31 2009-02-11 华为技术有限公司 一种帧频变换的方法及装置
US20080291194A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-27 Yung-Ching Lee Data transmission method applied in asynchronous display and related electronic system
US8077222B2 (en) * 2007-11-06 2011-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus to transmit moving image data
JP2012054619A (ja) * 2009-03-19 2012-03-15 Grass Valley Co Ltd 編集装置、編集方法、編集プログラム及びデータ構造
US9865205B2 (en) * 2015-01-19 2018-01-09 Himax Technologies Limited Method for transmitting data from timing controller to source driver and associated timing controller and display system
US11146608B2 (en) * 2017-07-20 2021-10-12 Disney Enterprises, Inc. Frame-accurate video seeking via web browsers

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633687A (en) * 1995-10-23 1997-05-27 C-Cube Microsystems Method and system for providing an interlaced image on an display
JPH1066036A (ja) * 1996-08-15 1998-03-06 Oki Electric Ind Co Ltd Tv方式変換装置
US6177922B1 (en) * 1997-04-15 2001-01-23 Genesis Microship, Inc. Multi-scan video timing generator for format conversion
US6034731A (en) * 1997-08-13 2000-03-07 Sarnoff Corporation MPEG frame processing method and apparatus
JP2001054066A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Toshiba Corp 復号化装置および画像表示システム並びに画像表示方法
EP1309193A4 (en) * 2000-08-10 2005-09-28 Sony Corp DEVICE AND METHOD FOR PROCESSING VIDEO SIGNALS
JP2002077797A (ja) * 2000-08-29 2002-03-15 Brother Ind Ltd 映像編集装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11315606B1 (en) 2019-09-25 2022-04-26 Amazon Technologies, Inc. Timecode generation and assignment

Also Published As

Publication number Publication date
US20050052572A1 (en) 2005-03-10
US7298417B2 (en) 2007-11-20
EP1503587A1 (en) 2005-02-02
JP2003324694A (ja) 2003-11-14
WO2003096691A1 (fr) 2003-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8482624B2 (en) Image pickup device with still picture pickup function during moving picture pickup operation
US5032918A (en) Electronic still camera
US20060132636A1 (en) Moving-image recording device for recording moving image
JP4425521B2 (ja) フレームレート変換装置
US20110184307A1 (en) system for synchronising eeg with auxiliary output, in particular video
JP2010021920A (ja) カメラシステム及びレコーダ
JP5600405B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5051193B2 (ja) フレームレート変換装置
JP2007053818A (ja) 画像記録装置
JP2012161047A (ja) 画像記録装置
JP3949431B2 (ja) 撮像装置、撮像記録装置および撮像記録システム
JP4091085B2 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP3524833B2 (ja) 画像再生装置
JP5682590B2 (ja) 撮像装置及び画像表示装置
JP4075319B2 (ja) デジタルカメラ、動画再生方法及び動画記録方法
JP4766896B2 (ja) 監視映像処理装置
JP4309984B2 (ja) 監視画像撮像記録装置及び監視画像記録方法
JP2009159314A (ja) 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法及びプログラム
JP6806577B2 (ja) 記録装置及びその制御方法及びプログラム
JP3278147B2 (ja) 画像記録装置
JP3082925B2 (ja) 画像記録装置
JP2002344886A (ja) 記録再生装置
JP4020719B2 (ja) 画像検索装置
JP2010034788A (ja) 記録再生装置
JP2004194200A (ja) データ伝送システムとデコード方法とデコード装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050113

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090727

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091209

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4425521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term