JP4424673B2 - 自動適合用のパラメータ操作ルール探索方法および自動適合方法 - Google Patents
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Description
図18を参照するとまず初めにステップ100において予め定められた出力値に対するルールを探索すべき機関の運転状態における各パラメータの初期値が読込まれる。次いでステップ101では全てのパラメータ又は一部を除外したパラメータに対してパラメータの値が順次図4に示されるような規定量だけ増大および減少せしめられる。次いでステップ102では図5に示されるように各パラメータの組合せについて評価関数の値が算出される。
なお、適合目標値についてみると、本発明による実施例ではこれら出力値のうちNOx量、パティキュレート量、HC量、CO量の適合目標値はエミッションを評価するための走行モードで走行したときの積算値である総量目標値とされており、残りの出力値、即ち騒音振動、スモーク濃度の適合目標値は各適合運転状態における目標値とされている。また、総量目標値が定められているNOx量、パティキュレート量、HC量、CO量についても各適合運転状態における適合目標値が合わせて設定されている。
各パラメータの操作量を求めるに当っては、まず初めに各出力値、即ちNOx、スモーク、HCおよび騒音振動についての評価関数の値が求められる。各出力値についての評価関数の値が求められると図20に示す関係から各出力値についての適合度が求められる。各出力値についての適合度が求められるとこれら適合度を用いて図22および図23に示す後件部関数から各パラメータについての適合修正量が求められ、これら適合修正量の和の平均から次式に基づいて各パラメータの操作量が算出される。
+(NOxについての後件部関数から求められた当該パラメータに関する適合修正量
+スモークについての後件部関数から求められた当該パラメータに関する適合修正量
+HCについての後件部関数から求められた当該パラメータに関する適合修正量
+騒音振動についての後件部関数から求められた当該パラメータに関する適合修正量)
/4
コモンレール圧=前回算出されたコモンレール圧
+(図22に示されるNOxについての後件部関数から求められたコモンレール圧に関
する適合修正量
+図22に示されるスモークについての後件部関数から求められたコモンレール圧に関
する適合修正量
+図23に示されるHCについての後件部関数から求められたコモンレール圧に関する
適合修正量
+図23に示される騒音振動についての後件部関数から求められたコモンレール圧に関
する適合修正量)/4
図24を参照するとまず初めにステップ200において適合を行う複数の運転状態、即ち図2におけるマップ上の点の位置が決定される。次いでステップ201では適合を行う個々の運転状態に対して夫々複数の機関運転制御用パラメータの初期値が決定され、合わせて各パラメータの探索範囲が設定される。次いでステップ202では各出力値の適合目標値が算出される。
図25は自動車に搭載された機関本体1および電子制御ユニット20を示しており、この場合には適合を行うために車両制御用パラメータ(このパラメータは機関制御用パラメータも含む)を入力すると自動車の出力値を出力する車両モデルが使用されている。従ってこの場合、パラメータを操作したときの出力値は車両モデルを用いて算出した値が用いられる。その他の点については図24に示されるルーチンと同じルーチンを用いて適合作業が行われる。なお、この適合作業は工場出荷時又はバッテリ交換に行うこともできるし車両走行中に行うこともできる。
20,40 電子制御ユニット
Claims (14)
- 予め定められている複数の機関運転制御用パラメータの値を全てのパラメータに対して順次規定量だけ増大および減少させると共にこのときの出力値の改善度合を各パラメータの値の組合せについて夫々求め、次いで最も改善度合の高かったパラメータの値の組合せをパラメータ基準値としてパラメータの値を全てのパラメータ又は一部を除外したパラメータに対して順次規定量だけ増大および減少させると共にこのときの出力値の改善度合を各パラメータの値の組合せについて夫々求め、次いでこれを繰返すことにより出力値を改善するためのパラメータの操作方向についてのルールを探索するようにした自動適合用のパラメータ操作ルール探索方法。
- 上記パラメータは、メイン噴射時期、パイロット噴射量、パイロット噴射時期、コモンレール圧、再循環排気ガス制御弁の開度、吸気スロットル弁の開度、ターボチャージャの可変ノズルの開度の全て又はそれらのうちの一部である請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 出力値がエミッション、騒音振動、燃費の全て又はそれらのうちの一部であり、エミッションが排気ガス中のNOx量、スモーク濃度又はパティキュレート量、HC量、CO量の全て又はそれらのうちの一部である請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 目標値に対する実際の出力値の割合を表す評価関数の値から上記出力値の改善度合が判断され、その際該評価関数の値が低くなるほど出力値の改善度合が高くなったと判断される請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- パラメータの値を順次規定量だけ増大又は減少させたときに出力値が改善するパラメータの操作方向が存在するか否かを判断すると共に、各パラメータの操作方向について出力値が改善するパラメータの操作方向となる頻度を求め、該頻度に基づいてパラメータの操作方向についてのルールを探索するようにした請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 上記頻度をパラメータの操作方向が第1の方向となる第1の頻度と、パラメータの操作方向が第1の方向とは逆方向の第2の方向となる第2の頻度とに分けて求め、これら第1の頻度と第2の頻度とを比較することによりパラメータの操作方向についてのルールを探索するようにした請求項5に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 上記第1の頻度と第2の頻度との差が予め定められた頻度よりも大きいときには頻度が大きい方の方向をパラメータの操作方向とする請求項6に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- パラメータがメイン噴射時期であるときには第1の方向が遅角方向で第2の方向が進角方向であり、パラメータがコモンレール圧、再循環排気ガス制御弁の開度、吸気スロットル弁の開度又はターボチャージャの可変ノズルの開度であるときには第1の方向が増大方向であって第2の方向が減少方向である請求項6に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- パラメータの値を順次規定量だけ増大又は減少させるパラメータ値の増減作用と各パラメータの値の組合せにおける出力値の改善度合の評価とを繰返すことによってもパラメータの操作方向についてのルールを定めることができない場合には、ルール化できなかったパラメータについてパラメータの値を操作することによりパラメータの最適値を探索し、ルール化できなかったパラメータの最適値が探索しえたときには再びルール化できなかったパラメータ以外のパラメータの値を順次規定量だけ増大又は減少させるパラメータ値の増減作用と各パラメータの値の組合せにおける出力値の改善度合の評価とを繰返すことによりパラメータの操作方向についてのルールを探索するようにした請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 上記パラメータの最適値の探索を線形探索手法によって行う請求項9に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 上記線形探索手法による探索を行っても最適値が探索できないときには非線形探索手法によりパラメータの最適値の探索を行う請求項10に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 適合すべき複数の運転状態のうちの代表的な運転状態についてパラメータの操作方向についてのルールを求め、ルールの求められた代表的な運転状態以外の運転状態におけるルールは代表的な運転状態におけるルールから求められる請求項1に記載のパラメータ操作ルール探索方法。
- 請求項1に記載したパラメータ操作ルール探索方法により得られたルールを用いてパラメータの値を自動適合する自動適合方法。
- 複数の出力値に対して夫々適合目標値が定められており、適合目標値に対する出力値の割合を表す評価関数の値が各出力値について求められ、評価関数の値と出力値悪化の適合度との関係を示すファジィ推論の前件部関数が予め設定されており、該適合度と各パラメータの値の適合修正量との関係を示すファジィ推論の後件部関数が上記ルールに基づいて設定され、該後件部関数から出力値が適合目標値を満たすパラメータの値が探索される請求項13に記載の自動適合方法。
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