JP4424060B2 - 過給機 - Google Patents

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Description

本発明は、過給機に係り、特に、前記ダイヤフラムシリンダに供給される流体の流体経路にチャンバーが設けられているものに関する。
従来、ピストンエンジン等に使用される過給機のコンプレッサのサージングを防ぐために、ウェイストゲートバルブを使用する技術が知られている。
なお、ウェイストゲートバルブは、コンプレッサを回転駆動するタービンの上流側から下流側へ、バイバス経路を設けると共に、前記バイパス経路中にバルブを設けた構成のものであり、前記タービンの上流側の圧力が高くなったときに、前記タービンの上流側から下流側へ流体を直接逃がし、前記タービンと前記コンプレッサの回転数が上昇することを防止し、前記コンプレッサのサージングを防止するものである。
図9は、従来の過給機のウェイストゲートバルブ100の概略構成を示す図である。
ウェイストゲートバルブ100は弁体19を備え、この弁体19は弁体支持部材33に支持されている。
また、弁体支持部材33が矢印AR51の方向に回動することによって、過給機の筐体3にあけられている貫通孔(バイパス経路)25を開閉するようになっている。
そして、図9に実線で示すPS51の位置に弁体19や弁体支持部材33が存在している状態や、図9に二点鎖線で示すPS53の位置に弁体19や弁体支持部材33が存在して、弁体19の弁座部19Aと貫通孔25周辺の平面状の弁座部25Aとの間に隙間がある状態では、前記貫通孔25は閉じられておらず、すなわち開いており、前記タービンの上流側から下流側へ排気ガス等の流体の一部が、前記タービンを通過しないで直接流れるようになっている。
一方、図9に実線で示すPS51の位置に弁体19や弁体支持部材33が存在している状態よりも、弁体19や弁体支持部材33がさらに左側に移動し、弁体19の弁座部19Aと、貫通孔25の周辺に設けられている弁座部25Aとが互いに接触すると、前記貫通孔25が閉じられて、前記タービンの上流側から下流側へ排気ガス等の流体が直接流れないようになっている。
なお、前記ウェイストゲートバルブの弁体19を移動させるために、前記弁体支持部材33を回動させるのであるが、前記弁体支持部材33は、ダイヤフラムシリンダによって回動されるようになっている。
また、前記ダイヤフラムシリンダは、前記過給機のコンプレッサの下流側の流体圧力に応じて駆動するようになっており、コンプレッサの下流側の流体圧力が所定の圧力以下のときには、前記弁体19で貫通孔25を閉じた状態を維持し、コンプレッサの下流側の流体圧力が所定の圧力を超えたときには、前記弁体支持部材33や前記弁体19が、前記貫通孔25から離反する方向に移動して、前記貫通孔25を開くようになっている。
さらに、前記ダイヤフラムシリンダの動作を円滑にするために、前記コンプレッサの下流側と前記ダイヤフラムシリンダとの間には、数十ヘルツの振動数で前記コンプレッサの下流側から前記ダイヤフラムシリンダへの圧縮空気等の流体の供給をオン・オフするバルブ(DSVバルブ)が設けられている。
なお、前記コンプレッサの下流側と前記ダイヤフラムシリンダとを接続している流体の流路の途中から、圧縮空気を間歇的に大気に逃がすように、前記DSVバルブが設けられている場合もある。
なお、前記技術に関連する文献として、たとえば特許文献1に記載のものが知られている。
特開平10−103069号公報
前記従来の過給機のウェイストゲートバルブの弁体19と、弁体支持部材33との間には、僅かな隙間が形成されている。
前記ウェイストゲートバルブの弁体19と前記弁体支持部材33との互いの係合部の形状が円筒の表面の形状に形成されているとすると、前記係合部の隙間として、半径方向の隙間GP51とスラスト方向の隙間GP53との各隙間が存在する。
前記各隙間GP51、GP53が設けられている理由は、前記弁体19の平面状の弁座部19Aと、貫通孔25周辺の平面状の弁座部25Aとを互いに面で密着させて、貫通孔25を確実に閉じることができるようにするためである。
すなわち、もしも、各隙間GP51、GP53が存在しないとすると、弁体19や弁体支持部材33の僅かな加工精度の低下や組み立て精度の低下によって、前記弁体19の平面状の弁座部19Aと、貫通孔25周辺の平面状の弁座部25Aとが互いに面で接触しなくなり、貫通孔25を確実に閉じることができないおそれが生じるからである。
そして、貫通孔25を確実に閉じることができないと、貫通孔25を閉じる必要があるときでも、僅かではあるが、タービンの上流側から下流側に、貫通孔25を通過する漏れが存在し、過給機の効率が低下することになる。
また、各隙間GP51、GP53が存在しないとすると、弁体19や弁体支持部材33の僅かな加工精度の低下や組み立て精度の低下によって、弁体19で貫通孔25を閉じる場合、弁体19が、貫通孔25周辺の平面状の弁座部25Aと点接触や線接触をし、弁体19や貫通孔25周辺の平面状の弁座部25Aが異常磨耗等をするおそれがあるからである。
ところで、前記DSVバルブを稼動させた場合、このDSVバルブによって、前記弁体支持部材33が十数ヘルツの振動数で揺動(回動)し、この揺動によって、前記弁体19と前記弁体支持部材33とが互いに衝突し、また、前記弁体19と前記筐体3とが互いに衝突し、騒音が発生するという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、ダイヤフラムシリンダを用いてウェイストゲートバルブを駆動する構成の過給機において、この過給機を稼動している場合におけるウェイストゲートバルブからの騒音の発生を抑制することができる過給機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ダイヤフラムシリンダを用いてウェイストゲートバルブを駆動する構成の過給機において、筐体に設けられ、タービンの上流側流体経路と下流側流体経路との間を互いにつないでいるウェイストゲートバルブ用貫通孔と、上記ウェイストゲートバルブ用貫通孔を開閉する弁体と、上記筐体に回動自在に設けられ、一端部側がダイヤフラムシリンダのピストンロッドの先端部側にリンク部材を介して回動自在に係合したロッド部材と、上記ロッド部材の他端部側に一体的に設けられ、一端側で上記弁体を支持する弁体支持部材と、コンプレッサの下流側の経路と、前記ダイヤフラムシリンダのシリンダハウジング内におけるベローズを堺にして前記ピストンロッドの反対側に形成された空間との間を互いにつないでいる流体流路と、前記流体流路の中間部から圧縮空気を間歇的に放出可能な流体放出手段と、前記ダイヤフラムシリンダの前記シリンダハウジング内に前記空間に隣接して設けられ、前記流体流路の端部に接続され、前記流体流路を流れる圧縮空気を蓄えることが可能であって、容積が前記空間の容積より大きく構成されたチャンバーと、前記ダイヤフラムシリンダの前記シリンダハウジング内における前記空間と前記チャンバーとの間に設けられた絞り弁と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の過給機において、前記絞り弁は、前記空間と前記チャンバーとの間の部材に設けられた小孔によって形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ダイヤフラムシリンダを用いてウェイストゲートバルブを駆動する構成の過給機において、この過給機を稼動している場合におけるウェイストゲートバルブからの騒音の発生を抑制することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る過給機1とこの過給機1が設置されているエンジンE1の概略構成を示す図である。
過給機1は、筐体3と、この筐体3の内部でたとえば流体軸受け5を介して前記筐体3に対して回転する回転軸部材7と、この回転軸部材7の一端部7A側に設けられた遠心式圧縮機(遠心式コンプレッサ)9と、前記回転軸部材7の他端部7B側に設けられたラジアルタービン11とを備えている。
過給機1は、レシプロエンジンまたはロータリエンジンに使用され、たとえば、4サイクルピストンエンジンE1から出てきた高温高圧の排気ガスG3で前記タービン11を回転駆動し、この回転によって前記圧縮機(コンプレッサ)9を回転駆動し、この圧縮機9の回転によって得られた圧縮空気G1を、前記エンジンE1に供給するようになっている。
なお、前記圧縮空気G1は、前記エンジンE1のシリンダ内での燃料の燃焼に供され、この燃焼によって前記高温高圧の排気ガス(前記タービン11を回転駆動する燃焼ガス)G3が排出されるものである。
また、過給機1には、コンプレッサ9のサージングを防止するためのウェイストゲートバルブ13が設けられている。
ここで、ウェイストゲートバルブ13の構成について詳しく説明する。
ウェイストゲートバルブ13は、コンプレッサ9によって圧縮された圧縮空気(エンジンE1に供給される前の圧縮空気)によって作動するダイヤフラムシリンダ15を備えている。このダイヤフラムシリンダ15のピストンロッド17の先端部17A側には、弁体19が設けられている。
前記筐体3には、前記過給機1のタービン11の上流側流体経路21と下流側流体経路23との間を互いにつないでいるウェイストゲートバルブ用貫通孔25が設けられていると共に、前記ピストンロッド17が矢印AR1の方向に移動して、前記ウェイストゲートバルブ用貫通孔25を、前記弁体19で開閉できるようになっている。
そして、コンプレッサ9によって圧縮された圧縮空気の圧力が所定の圧力を超えていない場合には、前記ダイヤフラムシリンダ15に設けられている圧縮バネ27により付勢されて、弁体19が貫通孔25を閉じるようになっている。
一方、コンプレッサ9によって圧縮された圧縮空気の圧力が所定の圧力を超えた場合には、前記ダイヤフラムシリンダ15により、弁体19が貫通孔25から離されて貫通孔25が開き、前記過給機1のタービン11の上流側流体経路21から下流側流体経路23へ、タービン11を通らないで、排気ガスG3が直接排出されるようになっている。
このように、排気ガスG3が直接排出されることにより、タービン11の回転速度を低下させることができ、コンプレッサ9の回転数が低下し、エンジンE1に対して過大な圧縮空気を与えることを防止することができるようになっている。
次に、ピストンロッド17の先端部17A側における弁体19の設置状態や弁体19と貫通孔25との関係等について説明する。
図2は、ピストンロッド17の先端部17A側における弁体19の設置状態や弁体19と貫通孔25との関係等について説明する図である。
筐体3には、円柱形状のロッド部材29が回動自在に設けられており、このロッド部材29の一端部(筐体3の外部の端部)側には、棒状のリンク部材31の一端部側が一体的に設けられており、前記棒状のリンク部材31の他端部側には、ピストンロッド17の先端部17A側が回動自在に係合している。換言すれば、ロッド部材29の一端部側がピストンロッド17の先端部17A側にリンク部材31を介して回動自在に係合している。
また、前記ロッド部材29の他端部(筐体3の内部の端部)側には、一端部側で弁体19を支持している弁体支持部材33が前記他端部側で一体的に設けられている。
そして、前記ピストンロッド17が、図2で示す矢印AR1の方向に移動することにより、揺動中心軸CL1を揺動中心にしてロッド部材29が揺動し、この揺動によって弁体19が貫通孔25を開閉するようになっている。
なお、前記ピストンロッド17の移動量は少なく、また、前記棒状のリンク部材31の他端部側とピストンロッド17の先端部17A側との係合部には、僅かな隙間が存在しているので、ダイヤフラムシリンダ15の本体部15Aが筐体3に一体的に固定されていても、前記ロッド部材29を揺動させることができる。
また、前記ロッド部材29の他端部側、前記弁体19、前記弁体支持部材33は、前記過給機1のタービン11の下流側流体経路23内に設けられている。
弁体支持部材33は、上述したように、前記弁体19を支持し、前記ウェイストゲートバルブ用貫通孔25を開閉するために前記ウェイストゲートバルブ用貫通孔25に対して、前記弁体19を移動させるものである。
なお、弁体支持部材33が前記弁体19を支持している形態は、従来と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、ダイヤフラムシリンダ15とこのダイヤフラムシリンダ15を駆動するための回路について説明する。
図3は、過給機1のウェイストゲートバルブ13を駆動するダイヤフラムシリンダ15を駆動する流体の回路を示す図である。
前記過給機1には、前記ダイヤフラムシリンダ15を駆動するための流体流路41が設けられている。この流体流路41は、前記過給機1のコンプレッサ9で圧縮された圧縮空気が流れる経路(前記コンプレッサ9の下流側の経路;図1参照)9Aと、前記ダイヤフラムシリンダ15のシリンダハウジング43とピストンロッド17を駆動するためのベローズ45とによって形成された空間SP1、換言すれば、図3及び図4に明確に示されるようにダイヤフラムシリンダ15のシリンダハウジング43内におけるベローズ45を堺にして前記ピストンロッドの反対側に形成された空間SP1との間を互いにつないでいる流路である。
なお、前記空間SP1に圧縮空気が流れ込むことによって、前記ピストンロッド17が、図3の左側に移動するようになっている。
前記流体流路41の端部(前記ダイヤフラムシリンダ15側における前記流体流路41の端部)には、前記ピストンロッド17を駆動するための圧縮空気であって、前記流体流路41を流れる圧縮空気を蓄えることが可能なチャンバー(空間)SP3が設けられている。
また、図3及び図4に明確に示されるように、ダイヤフラムシリンダ15のシリンダハウジング43内における空間SP1と前記チャンバーSP3との間には絞り弁47が設けられている。
前記過給機1には、前記ダイヤフラムシリンダ15のピストンロッド17の出入り動作を円滑にするために、前記チャンバーSP3と前記コンプレッサ9との間における前記流体流路41の中間部から、圧縮空気を大気に間歇的に放出可能な流体放出手段49が設けられている。
より詳しく説明すると、前記流体流路41の中間部から別の流体流路50が分岐しており、この分岐している流体流路50は、圧縮空気の流れをオン・オフすることができる電磁バルブ(DSVバルブ)52に接続されており、前記DSVバルブ52が圧縮空気の流れを、たとえば数十ヘルツの間隔でオン・オフすることにより、圧縮空気が大気に間歇的に放出されるようになっている。
なお、前記チャンバーSP3は、空間SP1に隣接し、前記シリンダハウジング43によって前記空間SP1から隔てられて設けられている。
また、前記絞り47は、前記シリンダハウジング43内における空間SP1と前記空間SP3との間に設けられた小孔51によって形成されている。
換言すれば、従来のダイヤフラムシリンダに前記チャンバーSP3がくっついた状態で一体的に設けられていると考えることができる。
前記ダイヤフラムシリンダ15についてさらに詳しく説明する。
図4は、ダイヤフラムシリンダ15の概略構成を示す断面図であり、図5は、図4におけるV部の拡大図である。
前記ダイヤフラムシリンダ15は、第1の部材53と、第2の部材55と、第3の部材57と、ダイヤフラム(ベローズ)45とを備えている。これらの各部材53、55、57は、前記シリンダハウジング43を構成しているものである。
前記第1の部材53は、一端部53Aが閉じた円筒状に形成されていると共に他端部に円環状のフランジ部53Bが形成されている。
前記第2の部材55は、一端部55Aが閉じた円筒状に形成されており、前記一端部55Aの閉じている部位には、前記小孔51が形成されており、他端部には円環状のフランジ部55Bが形成されている。
また、中心軸が前記第1の部材53の中心軸とほぼ一致した状態で、円板状の前記ベローズ45の外周部を間にして前記第1の部材53のフランジ部53Bと対向するように、前記フランジ部55Bが前記第1の部材53のフランジ部53Bに一体的に設けられている。
したがって、前記一端部の閉じている部位(前記第2の部材55の底部)55Aは、前記第1の部材53のフランジ部53Bとは離れて設けられている。なお、前記第2の部材55の筒状部位の内径と、前記第1の部材53の筒状部位の内径とはほぼ等しい。
前記第3の部材57は、一端部57Aが閉じた円筒状に形成され、この閉じている部位57Aには圧縮空気が流出入するための孔57Bが形成されている。なお、この孔57Bは、前記流体流路41に接続されている。
前記第3の部材57の円筒状の部位は、前記第2の部材55の筒状部位の外径よりも僅かに大きな内径で前記第2の部材55の筒状部位よりも長く延びて形成されている。
また、前記第3の部材57の円筒状の部位の他端部には円環状のフランジ部57Cが形成されていると共に、中心軸が前記第1の部材53の中心軸とほぼ一致した状態で、前記ベローズ45の外周部と前記第2の部材55のフランジ部55Bとを間にして前記第1の部材53のフランジ部53Bと対向するように、前記フランジ部57Cが前記第1の部材53のフランジ部53Bに一体的に設けられている。
したがって、前記一端部の閉じている部位(前記第3の部材57の底部)57Aは、前記第1の部材53のフランジ部53Bとは離れて設けられており、さらに、前記第3の部材57は、前記第2の部材55を内側に収納するように設けられている。
また、前記空間SP1は、前記ベローズ45と前記第2の部材55(シリンダハウジング43)とによって構成されており、前記空間SP3は、前記第2の部材55と前記第3の部材57とによって構成されている。
さらに説明すると、たとえば、前記第1の部材53、第2の部材55、第3の部材57は、金属で構成された薄い板状の素材に、塑性加工を施すことによって、前記各形状に形成されており、前記ベローズ45は、前記第1の部材53のフランジ部53Bよりも小さな外径を備えたゴム等の弾性体で板状に形成されており、前記第2の部材55のフランジ部55Bの外径、前記第3の部材57のフランジ部57Cの外径は、前記第1の部材53のフランジ部53Bよりも小さく形成されており、前記ベローズ45の外周部と前記第2の部材55のフランジ部55Bと前記第3の部材57のフランジ部57Cとを囲むように、前記第1の部材53のフランジ部53Bを折り曲げそしてガス漏れの無いように、図4に示す矢印AR3の方向にカシメて、前記第1の部材53と前記ベローズ45と前記第2の部材55と前記第3の部材とが一体的に固定されている。
なお、前記第1の部材53のフランジ部53Bの代わりに、前記第3の部材57のフランジ部57Cを大きくし、この大きくしたフランジ部を折り曲げそしてカシメて、前記第1の部材53と前記ベローズ45と前記第2の部材55と前記第3の部材57とを一体的に固定してもよい。
また、溶接や接着等によって、前記第1の部材53と前記ベローズ45と前記第2の部材55と前記第3の部材57とを一体的に固定してもよい。
前記ピストンロッド17は、前記第1の部材53の筒状部位の延伸方向に延びていると共に、基端部17B側が前記ダイヤフラム(ベローズ)45のほぼ中心に固定されている。
より詳しく説明すると、前記ピストンロッド17の基端部17Bは前記ダイヤフラム45を貫通し前記空間SP1内に僅かに延出しており、図5に示すように、前記ピストンロッド17の基端部17B側に設けられた第1のベローズ支持部材(前記第1の部材53の筒状部位の内径よりも小さな内径で環状に形成された支持部材)59と、この第1のベローズ支持部材59よりもさらに僅かに基端部17B側(ピストンロッド17の基端部側)に設けられた第2のベローズ支持部材(前記第2の部材55の筒状部位の内径よりも小さな内径に環状に形成された支持部材)61とによって前記ベローズ45が挟み込まれ、さらに、前記第1のベローズ支持部材59と前記第2のベローズ支持部材61が、前記ピストンロッド17の基端部17Bの近傍で前記ピストンロッド17に一体的に固定されていることによって、前記ピストンロッド17の基端部17B側が前記ベローズ45に一体的に固定されている。
また、図4に示すように、前記ピストンロッド17の先端部17A側は、前記第1の部材53の底部(前記第1の部材53の一端部の閉じている部位)53Aの中心を貫通して、前記ダイヤフラムシリンダ15の外部まで延出しており、前記ピストンロッド17の中間部が、前記第1の部材53の底部53Aに設けられたベアリング63を介して支持されており、前記ピストンロッド17が、前記第1の部材53に対して前記ピストンロッド17の長手方向に移動できるようになっている。
前記第1のベローズ支持部材59と前記第1の部材53の底部53Aとの間には、圧縮バネ27が設けられ、この圧縮バネ27によって、前記ピストンロッド17は、このピストンロッド17の基端部17B側方向に付勢されている。なお、前記ピストンロッド17は、前記圧縮バネ27の内側に存在している。
そして、前記空間SP1に圧縮空気等の圧縮された圧縮空気が供給されると、前記ベローズ45が前記第1の部材53の底部53A側に変形し、前記圧縮バネ27が圧縮され、前記ピストンロッド17が、前記第1の部材53から延出する方向に移動するようになっている。
一方、前記空間SP1に供給されている圧縮空気を除去すると、前記第1の部材53の底部53A側に変形していた前記ベローズ45が、前記圧縮バネ27の伸張により元に戻り(圧縮空気が供給されていない状態に戻り)、前記ピストンロッド17が、前記第1の部材53側へ引っ込む方向に移動するようになっている。
なお、前記圧縮バネ27を前記空間SP1内に設け、さらに、前記空間SP1における圧縮空気の圧力を、大気圧と大気圧よりも低い圧力である負圧との間で変化させ、前記ピストンロッド17を駆動するようにしてもよい。
さらに、前記圧縮バネ27の外径が、前記第1の部材53の筒状部位の内径に比べ、ずっと小さい場合には、図4に二点鎖線L1で示すように、前記第1の部材53の筒状部位のうちの底部53A側の部位の内径を、圧縮バネ27の外径に応じて小さくしてもよい。このように構成することにより、前記圧縮バネ27によって、前記第1の部材53の底部53Aに発生する曲げモーメントを小さくすることができる。
また、ダイヤフラムシリンダ15では、前記チャンバー(空間)SP3の容積が空間SP1の容積よりも大きく構成されている。
上述したように構成されたダイヤフラムシリンダによれば、空間SP1と空間SP3とが互いに隣接していると共に、前記空間SP1と前記空間SP3との間に小さな孔51が設けられているので、前記ダイヤフラムシリンダ15のピストンロッド17を周期的にシリンダハウジング43から出入りさせるべく前記空間SP3に圧力が脈動している圧縮空気を供給した場合でも、別途チャンバーを設けることなく前記空間SP3内の圧縮空気の圧力変動の幅を小さくすることができ、ピストンロッド17を緩やかに動かすことができる。
また、ダイヤフラムシリンダ15によれば、薄い板状に素材を塑性加工しカシメを行うことによって、前記ダイヤフラムシリンダ15が形成されているので、前記ダイヤフラムシリンダ15を軽量化することができると共に、前記ダイヤフラムシリンダ15を容易に製造することができる。
次に、過給機1のウェイストバルブの動作について説明する。
前記エンジンE1と過給機1とが稼動している状態では、前記コンプレッサ9の下流側の経路9Aから、前記流体流路41を通って、各空間SP3、SP1に圧縮空気が供給されている。そして、経路9Aの圧力が所定の値を超えた場合、ウェイストゲートバルブが13開き、一方、経路9Aの圧力が所定の値よりも低い場合、ウェイストゲートバルブ13が閉じる。
また、前記エンジンE1と過給機1とが稼動している状態では、前記DSVバルブ52が、たとえば数十ヘルツの振動数でオン・オフしている。
そして、前記弁体支持部材33が、たとえば数十ヘルツでしかも小さい振幅で揺動し、前記弁体19と前記弁体支持部材33とが、衝突を繰り返している。
過給機1によれば、チャンバーSP3と絞り弁47とが設けられているので、過給機1を稼動し前記DSVバルブ52をたとえば数十ヘルツで開閉している場合、前記チャンバーSP3内における圧縮空気の圧力の変動幅よりも、前記シリンダハウジング43とベローズ45とによって形成された空間SP1内における圧縮空気の圧力の変動幅が小さくなる。
したがって、前記弁体支持部材33の揺動振幅が従来よりも小さくなり、前記弁体19と前記弁体支持部材33との衝突エネルギーが小さくなり、過給機1を稼動している場合におけるウェイストゲートバルブ13からの騒音の発生を抑制することができる。
また、過給機1によれば、チャンバーSP3がダイヤフラムシリンダ15にくっついた状態で一体的に設けられているので、チャンバーSP3を別途設置する必要がなく、すなわち、ダイヤフラムシリンダ15を設置すればチャンバーSP3も同時に設置され、ウェイストゲートバルブ13(過給機1)の製作や組み立てが容易になる。
また、別途チャンバーを設けるためのスペースや設置部材(チャンバーをたとえばエンジンE1に設置するための部材)が不要になり、チャンバーを設置しやすくなる。
また、絞り弁47をシリンダハウジング43に形成された小孔51で構成してあるので、絞り弁47の構造が簡素になっている。
さらに、過給機1によれば、前記チャンバーSP3の容積が、前記シリンダハウジング43と前記ベローズ45とによって形成された空間SP1の容積よりも大きく構成されているので、DSVバルブ52の稼動による前記空間SP1内の圧縮空気の圧力変動の幅を一層小さくすることができ、騒音の発生を一層抑制することができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダ15を駆動する流体の回路を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る過給機は、DSVバルブ52の設置形態が、前記第1の実施形態に係る過給機1とは異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る過給機1と同様に構成され同様の効果を奏する。
すなわち、本発明の第2の実施形態に係る過給機では、前記コンプレッサ9の下流側の経路9A(図1参照)と前記ダイヤフラムシリンダ15との間の流体流路41の中間部に、流体の流れを間歇的にオン・オフ放出可能なDSVバルブ52が設けられている。
なお、図6に破線で示したように、流体流路41の中間部にDSVバルブ52を設ける代わりに、前記チャンバーSP3から流体を直接放出可能なようにDSVバルブ52を設けてもよい。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態にかかる過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダ67を駆動する流体の回路を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る過給機は、チャンバーSP3、絞り弁の設置形態が、前記第1の実施形態に係る過給機1とは異なり、その他の点は、前記第1の実施形態に係る過給機1と同様に構成され同様の効果を奏する。
すなわち、第3の実施形態にかかる過給機では、前記流体流路41の中間部に、チャンバーSP3が設けられており、前記シリンダハウジング43とベローズ45とによって形成された空間SP1と、前記チャンバーSP3との間の流体流路41に絞り弁65が設けられている。
なお、前記ダイヤフラムシリンダ67は、図4に示すダイヤフラムシリンダ15から、前記第3の部材57と小孔51とを取り除き、この小孔51の代わりに、前記第3の部材57に設けられている孔57Bと同様な孔(流体流路41、絞り弁65、チャンバーSP3に接続している孔)を設けた形態に構成されている。
[第4の実施形態]
図8は、本発明の第4の実施形態にかかる過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダ67を駆動する流体の回路を示す図である。
本発明の第4の実施形態に係る過給機は、チャンバーSP3、絞り弁65、DSVバルブ52の設置形態が、前記第3の実施形態に係る過給機とは異なり、その他の点は、前記第3の実施形態に係る過給機と同様に構成され同様の効果を奏する。
すなわち、本発明の第4の実施形態に係る過給機は、前記第3の実施形態に係るダイヤフラムシリンダと同様に構成されているダイヤフラムシリンダ67を備え、前記コンプレッサ9で圧縮された圧縮流体が流れる経路9Aと、前記空間SP1との間を互いにつないでいる流体流路41の中間部から、別の流体流路69が分岐している。
前記流体流路69にはチャンバーSP3が接続されており、前記チャンバーSP3と前記流体流路69の前記分岐部位との間に絞り弁65が設けられている。
また、前記チャンバーSP3から、流体を大気に間歇的に放出可能なように、DSVバルブ52が設けられている。
本発明の第1の実施形態に係る過給機とこの過給機が設置されているエンジンの概略構成を示す図である。 ダイヤフラムシリンダのピストンロッドの先端部側における弁体の設置状態や弁体と貫通孔の関係等について説明する図である。 過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダを駆動する流体の回路を示す図である。 ダイヤフラムシリンダの概略構成を示す断面図である。 図4におけるV部の拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係る過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダを駆動する流体の回路を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダを駆動する流体の回路を示す図である。 本発明の第4の実施形態にかかる過給機のウェイストゲートバルブを駆動するダイヤフラムシリンダを駆動する流体の回路を示す図である。 従来の過給機のウェイストゲートバルブの概略構成を示す図である。
符号の説明
15 ダイヤフラムシリンダ
13 ウェイストゲートバルブ
1 過給機
9 コンプレッサ
9A 経路
43 シリンダハウジング
45 ベローズ
SP1 空間
41、50 流体流路
SP3 チャンバー
47、65 絞り弁
49 流体放出手段
51 小孔
53 第1の部材
53B フランジ部
55 第2の部材
55B フランジ部
57 第3の部材
57C フランジ部

Claims (2)

  1. ダイヤフラムシリンダを用いてウェイストゲートバルブを駆動する構成の過給機において、
    筐体に設けられ、タービンの上流側流体経路と下流側流体経路との間を互いにつないでいるウェイストゲートバルブ用貫通孔と、
    上記ウェイストゲートバルブ用貫通孔を開閉する弁体と、
    上記筐体に回動自在に設けられ、一端部側がダイヤフラムシリンダのピストンロッドの先端部側にリンク部材を介して回動自在に係合したロッド部材と、
    上記ロッド部材の他端部側に一体的に設けられ、一端側で上記弁体を支持する弁体支持部材と、
    コンプレッサの下流側の経路と、前記ダイヤフラムシリンダのシリンダハウジング内におけるベローズを堺にして前記ピストンロッドの反対側に形成された空間との間を互いにつないでいる流体流路と、
    前記流体流路の中間部から圧縮空気を間歇的に放出可能な流体放出手段と、
    前記ダイヤフラムシリンダの前記シリンダハウジング内に前記空間に隣接して設けられ、前記流体流路の端部に接続され、前記流体流路を流れる圧縮空気を蓄えることが可能であって、容積が前記空間の容積より大きく構成されたチャンバーと
    前記ダイヤフラムシリンダの前記シリンダハウジング内における前記空間と前記チャンバーとの間に設けられた絞り弁とを有することを特徴とする過給機。
  2. 請求項1に記載の過給機において、
    前記絞り弁は、前記空間と前記チャンバーとの間の部材に設けられた小孔によって形成されていることを特徴とする過給機。
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