JP4422449B2 - レンジフード - Google Patents
レンジフード Download PDFInfo
- Publication number
- JP4422449B2 JP4422449B2 JP2003287292A JP2003287292A JP4422449B2 JP 4422449 B2 JP4422449 B2 JP 4422449B2 JP 2003287292 A JP2003287292 A JP 2003287292A JP 2003287292 A JP2003287292 A JP 2003287292A JP 4422449 B2 JP4422449 B2 JP 4422449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge path
- blower
- hood
- room
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 41
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 29
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 17
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 16
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 7
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
このレンジフードは、捕集した油煙などを排出ダクトで室外に排出しているので、室内を冷暖房している時に、その冷暖房エネルギーの一部が室外に排出され、冷暖房効率が低下する。
しかも、室内を高気密とした場合には室内の空気が室外に排出されるので、室内が負圧となることがある。
このレンジフードであれば、前述した調理時に燃焼ガスを発生する調理器具に用いるレンジフードの不具合である、冷暖房効率が低下する、室内が負圧となるがある、とのことを解消することができる。
このように、室内の常時換気のために専用の換気設備を設置することは住宅建設のコストが高くなってしまう。
すなわち、前述した調理時に燃焼ガスを発生する調理器具に用いるレンジフードは、送風機を駆動することで室内空気を室外に排出できるので、換気機能を有するが、前述の調理時に燃焼ガスを発生しない調理器具に用いるレンジフードは室内空気を室外に排出できずに換気機能を有しない。
この排出経路選択手段50は、前記第1排出経路30を連通し、かつ第2排出経路40を遮断する第1の状態と、前記第2排出経路40を連通し、かつ第1排出経路30を遮断する第2の状態を有し、換気時は第2の状態で、調理時には第1の状態となるようにし、
前記送風機20の送風能力は、排出経路選択手段50が第1の状態の時よりも第2の状態の時が小さいことを特徴とするレンジフードである。
この排出経路選択手段50は、前記第1排出経路30を連通し、かつ第2排出経路40を、前記第1排出経路30の開口面積よりもきわめて小さい開口面積だけ連通する第1の状態と、前記第2排出経路40を連通し、かつ第1排出経路30を遮断する第2の状態を有し、換気時は第2の状態で、調理時には第1の状態となるようにし、
前記送風機20の送風能力は、排出経路選択手段50が第1の状態の時よりも第2の状態の時が小さいことを特徴とするレンジフードである。
換気時には前記排出経路選択手段50を第2の状態として送風機20を駆動するので、フード10内の空気を室外に排出でき、室内の常時換気ができる。
よって、本発明に係るレンジフードは、調理時に燃焼ガスを発生しない調理器具に用いるものとして好ましいと共に、室内の常時換気として利用できる。
しかも、室内を常時換気する時の送風機20の送風能力が、調理時に油煙等を含む空気を室内に環流する時の送風能力よりも小さく、送風機駆動コストが安い。
このとき、調理時に発生した臭気の一部が室外に排出されるので、室内に伝わる臭気を低減できる。
換気時には前記排出経路選択手段50を第2の状態として送風機20を駆動するので、フード10内の空気を室外に排出でき、室内の常時換気ができる。
よって、本発明に係るレンジフードは、調理時に燃焼ガスを発生しない調理器具に用いるものとして好ましいと共に、室内の常時換気として利用できる。
しかも、室内を常時換気する時の送風機20の送風能力が、調理時に油煙等を含む空気を室内に環流する時の送風能力よりも小さく、送風機駆動コストが安い。
この場合には、送風機20の送風能力を調理時よりも小さくして消費電力を低減すると共に、騒音低減することが好ましい。
つまり、室内の常時換気時に必要とする排出空気量(換気量)は、調理時に必要とする排出空気量よりも少ないので、送風機20の送風能力を、その換気量を満足するように低減する。具体的には、前述した建築基準法で規制されている換気量自体は、調理時における排気量と比較した場合それほど多い量ではなく、室内の容積(キッチンあるいはダイニングルームを含めて)に対して一時間に0.5回以上、又は0.7回程度空気を入れ換えできる程度の換気量である。よって、換気量は排出空気量よりもきわめて少ない。
前記フード10は下面が開口した箱形状で、かつ仕切板11で下面に開口した入口側室12と出口側室13に区画され、その仕切板11にフィルター14が取付けられ、このフィルター14で入口側室12と出口側室13が連通し、調理時に発生した油煙などの油分をフィルター14で捕獲する。
前記送風機20は、ケーシング21内にファン22を回転自在に設け、そのファン22をモータ23で回転駆動するものである。
前記ケーシング21がフード10内部、例えば出口側室13内に取付けられ、このケーシング21の吸込口が出口側室13に開口し、ケーシング21の送風口がダクト24でフード10の上面板15に形成した出口16に連通している。
これによって、フード10と天井1との間の空間部2を有効利用できると共に、見栄えが良い。
この選択用バルブ55は図2に示す第1位置と図3に示す第2位置に亘って回転する。例えば、モータ56で回転する。
前記選択用バルブ55が第1位置であると入口52と第1出口53が連通し、かつ入口52と第2出口54が遮断し、第2位置であると入口52と第2出口54が連通し、かつ入口52と第1出口53が遮断する。
これによって、前述の排出経路選択手段50を形成している。
前記箱体31内には脱臭フィルター34が取付けてある。この脱臭フィルター34は通気性を有する容器34a内に脱臭剤34bを充填したもので、油煙中の臭い成分を吸収する。
前記フード10の上面板15には前述の化粧板3が取付けてあり、この化粧板3で箱体31が見えないようにしてある。この化粧板3には流出口33と対向した通気部4が形成されている。
この操作パネル60には図4に示すように、換気スイッチ61と、運転スイッチ、例えば弱運転スイッチ62、中運転スイッチ63、強運転スイッチ64等を備えている。
前記各スイッチのON、OFF信号はコントローラ65に入力され、そのコントローラ65が前記送風機20のモータ23、排出経路選択手段50のモータ56を駆動制御する。
運転スイッチを一度押すとON信号を出力し、コントローラ65は送風機20のモータ23に通電してファン22を回転すると共に、排出経路選択手段50のモータ56に通電して選択用バルブ55を第1位置として第1排出経路30を連通し、かつ第2排出経路40を遮断する。
これによって、フード10内に捕集した油煙等を含む空気が第1排出経路30から室内に環流される。
このようであるから、調理時に発生する油煙量などに応じて送風機20の送風能力(吸い込み能力)を選択できる。
これによって、フード10内の空気(つまり、室内の空気)が室外に排出され、室内を換気することができる。
つまり、換気時の風量は前述したように調理時に室内に排出する風量に比べて少ないので、換気時の送風能力を運転時(弱運転時)の送風能力よりも小さく、好ましくはきわめて小さくして送風機20の運転コストを低減する。
また、脱臭フィルター34を設けた場合には、その脱臭フィルター34に到る臭気が低減し、脱臭フィルター34の寿命が長くなる。
このようにすれば、開閉弁の開き量を調整することで第1・第2排出経路30,40の連通面積(開口面積)を簡単に調節できる。
20…送風機
22…ファン
23…モータ
30…第1排出経路
34…脱臭フィルター
40…第2排出経路
50…排出経路選択手段
56…モータ
60…操作パネル
Claims (3)
- フード10と、このフード10内の空気を吸込み送風する送風機20と、この送風機20の送風側を室内に連通する第1排出経路30と、前記送風機20の送風側を室外に連通する第2排出経路40と、排出経路選択手段50を備え、
この排出経路選択手段50は、前記第1排出経路30を連通し、かつ第2排出経路40を遮断する第1の状態と、前記第2排出経路40を連通し、かつ第1排出経路30を遮断する第2の状態を有し、換気時は第2の状態で、調理時には第1の状態となるようにし、
前記送風機20の送風能力は、排出経路選択手段50が第1の状態の時よりも第2の状態の時が小さいことを特徴とするレンジフード。 - フード10と、このフード10内の空気を吸込み送風する送風機20と、この送風機20の送風側を室内に連通する第1排出経路30と、前記送風機20の送風側を室外に連通する第2排出経路40と、排出経路選択手段50を備え、
この排出経路選択手段50は、前記第1排出経路30を連通し、かつ第2排出経路40を、前記第1排出経路30の開口面積よりもきわめて小さい開口面積だけ連通する第1の状態と、前記第2排出経路40を連通し、かつ第1排出経路30を遮断する第2の状態を有し、換気時は第2の状態で、調理時には第1の状態となるようにし、
前記送風機20の送風能力は、排出経路選択手段50が第1の状態の時よりも第2の状態の時が小さいことを特徴とするレンジフード。 - 第1排出経路30に脱臭フィルター34を設けた請求項1又は2記載のレンジフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003287292A JP4422449B2 (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003287292A JP4422449B2 (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レンジフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005055095A JP2005055095A (ja) | 2005-03-03 |
JP4422449B2 true JP4422449B2 (ja) | 2010-02-24 |
Family
ID=34366306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003287292A Expired - Lifetime JP4422449B2 (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | レンジフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4422449B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4253850B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2009-04-15 | 株式会社安川電機 | 走行装置およびロボット |
KR101170966B1 (ko) * | 2010-04-06 | 2012-08-07 | 주식회사 유디아이디 | 랙 열기를 이용한 실내온도 조절장치 및 이를 장착한 랙 |
JP2012215332A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気処理装置 |
JP5684660B2 (ja) * | 2011-07-06 | 2015-03-18 | 三菱電機株式会社 | 空気処理装置 |
JP2014115075A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 空気処理装置 |
-
2003
- 2003-08-06 JP JP2003287292A patent/JP4422449B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005055095A (ja) | 2005-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5290513B2 (ja) | 複合調理器システム | |
JPH10267291A (ja) | 電子レンジ | |
JP6245243B2 (ja) | 換気システム | |
KR100946802B1 (ko) | 렌지후드 조립체 | |
US6897420B2 (en) | Cooker having air cleaning unit | |
JP4422449B2 (ja) | レンジフード | |
EP1630478B1 (en) | Extractor hood | |
JP2004184059A (ja) | 壁掛け型電子レンジ | |
KR100702431B1 (ko) | 통합환기시스템 | |
KR20050118784A (ko) | 창문형 환기시스템 | |
KR101010472B1 (ko) | 환기장치 | |
JP4875373B2 (ja) | レンジフードファン | |
KR20060121049A (ko) | 공기조화기를 구비한 주방용 후드 | |
KR100366023B1 (ko) | 벽걸이형 전자렌지 | |
JP2002286267A (ja) | 換気装置 | |
JPH03247937A (ja) | レンジフード | |
JP3799742B2 (ja) | レンジフード | |
JP4875383B2 (ja) | レンジフードファン | |
KR20080087532A (ko) | 주방 환기 시스템 | |
KR102395958B1 (ko) | 급속 주방공기 청정 시스템 | |
KR102711246B1 (ko) | 주방 후드용 에어커튼형 배기 유도장치 | |
JPS6346334B2 (ja) | ||
JP2007093131A (ja) | レンジフ−ド | |
JP2024115656A (ja) | 調理排気浄化装置 | |
JP3879077B2 (ja) | 複室対応型浴室換気乾燥機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090513 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4422449 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151211 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |