JP4422416B2 - 移動台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投光機や発電機等の重量物を積載して移動させる移動台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、重量物である投光装置等の移動を容易に行わせるために、移動台車に投光装置を載置した投光機が存在している。例えば、この投光機を積載した移動台車は、積載されている投光装置を利用する際に、投光機に備えられた伸縮支柱の伸張時に生じる重心の移動や、風や地面の影響によって投光機が転倒することを防止するためにアウトリガが備えられている。
【0003】
このアウトリガは、通常は棒状部材で形成され、この棒状部材の一端部を移動台車本体に固定し、他端部を地面方向に張出できるように構成されている。このような移動台車は、停車時や移動台車に備えた投光機等の使用時に、アウトリガを地面に接地させて、移動台車を水平状態に維持して転倒を防止している。
【0004】
また、この移動台車は、移動時に旋回方向を変更できるように、少なくとも一対のタイヤが首振り自在に構成されている。この一対のタイヤには、旋回方向を変更するためのハンドルが接続され、このハンドル操作に応じて移動台車の旋回方向を自由に変更することが出来るように構成されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−25330号公報(全頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の移動台車では、アウトリガの取付け位置によって、載置する投光機の形状や配置等が限定されてしまうという問題があり、移動台車に積載物を接地する際に積載物とアウトリガが接触しないように配置しなければならないという問題があった。
【0007】
また、投光機の未使用時は、アウトリガを移動台車に収納して保管を行うように構成されているが、安定性を保つためには、投光機の大きさに応じてアウトリガを大きくしなければならないため収納場所に苦労するという問題があった。
【0008】
さらに、移動台車の旋回方向を変更するハンドルが、投光機の伸縮支柱を昇降操作するときに邪魔になってしまうおそれがあった。
【0009】
そこで、本発明は、アウトリガの収納場所を考慮する必要がなく、かつ、簡易な構造である移動台車を提供することを目的とする。
【0010】
前記した課題を解決するために、本発明の移動台車は、水平ハンドル部と縦ハンドル部とを有する牽引用ハンドルを備えた移動台車において、前記牽引用ハンドルの下端が隣接して配置された縦ハンドル接続部材を介して前記移動台車に固定された固定部材に軸支された該移動台車のタイヤの旋回方向を変更する旋回操作接続部材に連結され、前記牽引用ハンドルの前記水平ハンドル部を接地面に対して接地可能に昇降動作するように取り付けられた前記牽引用ハンドルをアウトリガと兼用した移動台車であって、前記縦ハンドル部の下端と前記縦ハンドル接続部材の上端とは、それぞれに設けられた円盤状係合部と該円盤状係合部の係合状態を前記円盤状係合部間に設けたバネ部材の反発力を利用して解除できるように該係合状態の押圧力を調整する梃子機能を有するワンタッチレバーとを介して互に前記円盤状係合部を中心として回動可能に連結され、前記円盤状係合部は、前記縦ハンドル部の下端と前記縦ハンドル接続部材の上端とが互に隣り合って対向する面にそれぞれ対向配置して設けられ、これら円盤状係合部同士の係合面の係合状態を前記ワンタッチレバーにより係合解除させた状態で前記円盤状係合部を中心とした回動によって前記昇降動作可能となるように構成されてなり、前記旋回操作接続部材は、前記固定部材の円筒部に挿入されて軸支されていることを特徴とする。
【0011】
本発明の移動台車によれば、前記縦ハンドル部の下端と前記縦ハンドル接続部材の上端とは、それぞれに設けられた円盤状係合部と該円盤状係合部の係合状態を前記円盤状係合部間に設けたバネ部材の反発力を利用して解除できるように該係合状態の押圧力を調整する梃子機能を有するワンタッチレバーとを介して互に前記円盤状係合部を中心として回動可能に連結され、移動台車の移動時に利用する牽引用ハンドルを軸支している箇所から床面や地面等の接地面に対して昇降動作可能に構成することで、牽引用ハンドルを接地面に降下させてアウトリガとして兼用することができる。このため、牽引用ハンドルにアウトリガの機能を兼ね備えることができるため、移動台車を構成する部品点数を減らすことができ、従来アウトリガを設置していた場所を有効利用することができるとともに、アウトリガの収納場所についても考慮する必要がない。なお、牽引用ハンドルとは、操作員が移動台車を押して移動するときや、引いて移動する時に利用することができると共に、移動台車の旋回方向を変更することができるように、ステアリング機能を備えている。
【0012】
また、本発明の移動台車は、請求項1に記載の移動台車において、前記縦ハンドル接続部材は、4つの面と中空部を備えた角型部材で形成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の移動台車によれば、前記縦ハンドル接続部材は、4つの面と中空部を備えた角型部材で形成されていることで、ワンタッチレバーによって前記円盤状係合部に対する係合状態を調整するだけで簡単かつ正確に牽引用ハンドルの昇降動作を行うことができる。
【0014】
また、本発明の移動台車は、請求項2に記載の移動台車において、前記牽引用ハンドルは、L字型に形成された第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの両水平ハンドル部を略直線状に組み合わせてなり、前記第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの各縦ハンドル部の下端は、前記縦ハンドル接続部材の角型部材の互に隣り合う面に連結されており、前記第2牽引用ハンドルの縦ハンドル部の下端を前記第1牽引用ハンドルの縦ハンドル部に対して交差する方向において接地面に対して昇降動作可能となるように取り付けると共に、前記第1牽引用ハンドル及び前記第2牽引用ハンドルをアウトリガと兼用したことを特徴とする。
【0015】
本発明の移動台車によれば、移動台車を牽引するために、前記牽引用ハンドルは、L字型に形成された第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの両水平ハンドル部を略直線状に組み合わせてなり、この第1牽引用ハンドルを移動台車の接地面に対して降下させてアウトリガとして兼用すると共に、第2牽引用ハンドルを第1牽引用ハンドルに対して交差する方向に降下させてアウトリガとして兼用することができる。このため、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルを接地面の2方向に当接させるアウトリガとして利用することができ、移動台車をさらに安定した状態で維持することができる。
【0016】
なお、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの昇降動作方法は、縦ハンドル接続部材及び旋回操作接続部材の係合状態を一時的に緩め、第1牽引用ハンドルと第2牽引用ハンドルを接地面に降下させ、縦ハンドル接続部材及び旋回操作接続部材の係合状態を元に戻すことで、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルを降下させた状態で固定して、アウトリガとして兼用することができる。また、縦ハンドル接続部材及び旋回操作接続部材を独立させて備えることで、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルを交差する方向に昇降動作させることができる。
【0017】
本発明の移動台車によれば、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの下端を軸支する箇所に、第1と第2の円盤状係合部とワンタッチレバーとによる係合解除状態を調整する構成を前記角型部材の互に隣り合う面に別々に備えることで、第1牽引用ハンドルと第2牽引用ハンドルを接地面に対して交差する方向に簡単に降下させてアウトリガとして利用することができ、移動台車をさらに安定した状態で維持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る移動台車の一実施形態について、適宣図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、移動台車として4輪で構成される移動台車を用いている。また、移動台車の牽引用ハンドルが備えてある箇所を移動台車の後方とし、牽引用ハンドルで進行方向を変更できるタイヤが備わっている方向を前方とする。
【0019】
まず、本発明に係る移動台車の構成について、図面を参照して説明する。参照する図面において、図1は、実施形態の移動台車の構成を示す平面図である。図2は、移動台車に牽引用ハンドルを取り付けた状態を示す後面図である。図3は、移動台車と牽引用ハンドルの組みつけ方構造を示す分解斜視図である。図4(a)は、ワンタッチレバーを締め付けた状態を示す側面図であり、図4(b)は、ワンタッチレバーを開放した状態を示す側面図である。図5は、牽引用ハンドルを降下させた状態を示す側面図である。図6は、移動台車にバルーン型の投光機を積載した状態を示す側面図である。図7は、他の実施形態の移動台車の構成を示す平面図である。
【0020】
図1に示すように、移動台車Aは、シャーシ1と、シャーシ1に備えられた後タイヤ2,3及び前タイヤ4,5と、移動台車Aの旋回方向を変更するためのハンドル6(牽引用ハンドル)と、ハンドル6の操作に応じて前タイヤ4,5の旋回方向を変更するために用いる第1補助部材7及び第2補助部材8と、移動台車Aを停止させるためのブレーキシュー9及びブレーキペダル10を主要部品として構成されている。なお、ブレーキペダル10は、移動台車Aを停止状態に維持するものであり、操作員がブレーキペダル10を踏み込むとブレーキシュー9が後タイヤ2,3の外周面を押圧して回転不能な状態とするように構成されている。
【0021】
ここで、シャーシ1は、鋼板および型鋼などを用いて製作され、シャーシ1を支持するようにその四隅に前後のタイヤ2〜5が取り付けられている。また、後タイヤ2,3を停止させるためのブレーキペダル10と、シャーシ1にハンドル6等を固定するための固定部材11が備えられている。特に、前タイヤ4,5は、ハンドル6を操作に応じて移動台車Aの旋回方向を変更することができるように構成されている。
【0022】
ハンドル6は、図2に示すように、鋼材等を用いてT字型に成形され、このハンドル6の末端部6aに円盤状に成型された第1係合部6bが設けられている。この第1係合部6bの中心部に孔部6cが成型され、周縁には中心部から放射線状に複数の細かい係合溝6eが形成されている(図3参照)。なお、ハンドル6の長さ(高さ)を調整できるように伸縮自在に形成してもよい。
【0023】
なお、ハンドル6の旋回操作は、ハンドル6の操作が第1接続部材12及び第2接続部材14に伝達されると共に、この第2接続部材14に取り付けられている第1補助部材7が連動して前タイヤ5の旋回方向を調整できる旋回機構が構成されている。この旋回機構は、第2接続部材14とシャーシ1の長手方向に前タイヤ5の一端部と連絡されている第1補助部材7と、前タイヤ5の他端部と連絡されている連絡片8a(8b)と、前タイヤ4の車軸と連絡されている連絡片8b(8a)とをつなぐ第2補助部材8とから形成されている。これより、ハンドル6の旋回操作に応じて前タイヤ4,5の旋回方向を変更することができ、移動台車Aの旋回方向を変更することができる。
【0024】
固定部材11は、溝型形状であり、ウェブに円筒部11aが溶接されており、下面がシャーシ1上に接した状態で溶接されている。
【0025】
第1接続部材12は、鋼材等を用いて成型された4つの面と中空部を備えた角型部材で形成され、この第1接続部材12の一側面には、円盤状に成型された第2係合部12aが設けられている。この第2係合部12aには、中心部に孔部12bが成型され、周縁には中心部から放射線状に複数の細かい係合溝が形成されている。また、第1接続部材12の中空部に第2接続部材14の円筒部14bの先端を挿入した際に、ボルト等を用いて第1接続部材12と第2接続部材14を固定できるように孔部12cが形成されている。
【0026】
第2接続部材14は、細長の板状部材14aと、この板状部材14aの一部に立設した円筒部14bとで構成されている。この板状部材14aには、第1補助部材7と接合するための孔部を備え、板状部材14aの孔部と第1補助部材7の孔部を連通させてネジ14g、ワッシャ14h、ナット14iにより固定されている。また、円筒部14bの先端には第1接続部材12の孔部に対応する位置に、孔部14d,14e,14fが形成されており、さらに、前タイヤ4,5が旋回しすぎるのを防止するために、平面視でく字形状のストッパー14cが、シャーシ1の後方側面に対峙する位置に設けられている。このため、ハンドル6を旋回しすぎても、ストッパー14cの一端部がシャーシ1の後方側面に接触して、前タイヤ4,5が旋回しすぎるのを防止することができるように構成されている。
【0027】
ここで、ハンドル6、第1接続部材12、固定部材11、第2接続部材14の組付け構造について図3を用いて詳細に説明する。
【0028】
図3に示すように、第2接続部材14の筒状部材14bは、シャーシ1に溶接された固定部材11の円筒部11aに挿入されており、円筒部11aから突出した筒状部材14aの先端が、第1接続部材12の中空部に挿入されている。また、第2接続部材14に形成された孔部14d,14eと、第1接続部材12の孔部12c,12dを一致させてボルト12eとナット12fで固定されている。そして、第1接続部材12の第2係合部12aとハンドル6の第1係合部6bとは、レバー操作に応じて第1係合部6bと第2係合部12aの係合状態の押圧力を変化させることができるワンタッチレバー(クイックレリーズ)13で軸支された状態で係合されている。なお、ワンタッチレバー13で軸支された第1係合部6bと第2係合部12aの間には、ワンタッチレバー13の解除時、即ち、押圧力をなくした時に、第1係合部6bと第2係合部12aの係合状態をスムーズに解除するために、スプリング等のばね部材Sを設けている。
【0029】
なお、ワンタッチレバー13は、レバー部13aと、このレバー部13aの一端部に固定されており、他端部にネジ部13cを備えた棒部材13bで構成されている。
【0030】
このような組付け構造にすることで、図4(a)に示すように、レバー部13aの長手方向の向きを、第1接続部材12の側面と平行にすることで、ネジ部13cに取り付けられたワッシャ13d,ナット13eによってハンドル6の側面から係合部を押圧することができる。つまり、レバー部13aは、第1接続部材12の側面を、梃子の支点として棒部材13bを引き上げ、ハンドル6の第1係合部6bと第1接続部材12の第2係合部12aを押圧し、係合した状態で固定することができる。
【0031】
また、レバー部13aの向きを第1接続部材12の側面に対して垂直にすると、図4(a)に示したハンドル6の円盤部6bと第1接続部材12の円盤部12aの係合状態をばね部材Sの反発力を利用してスムーズに解除することができる。そして、図4(b)に示すように、係合状態を解除した状態で棒部材13bを中心として、ハンドル6を回転させることで接地面に対してハンドル6を降下させることができる。なお、ワンタッチレバー13を用いて、係合状態を調整することで、ハンドル6の高さや角度を自由に調整することができるため、操作員の使いやすい位置でハンドル6を使って移動台車Aを牽引することができる。
【0032】
このように構成された移動台車Aは、図5に示すように、旋回操作及び牽引操作用のハンドル6として利用することができる。停車時には、前記方法でワンタッチレバー13を操作し、ハンドル6の先端の水平部6fを降下させて接置面に当接させてアウトリガとして利用することができる。また、再度、移動台車Aを移動させる場合には、ワンタッチレバー13を操作して、ハンドル6の先端の水平部6fを上昇させて、ハンドル6が垂直となる状態に戻すことで移動台車Aを移動させることができる。この結果、ハンドル6を旋回操作及び牽引操作だけではなく、アウトリガとして兼用することができる。
【0033】
また、このように構成された移動台車Aは、例えば、図6に示すように、移動台車Aの上面に積載した発電機Vと、バルーン型の投光機L1の高さを調整する伸縮支柱Hと、この伸縮支柱Hの上部に設けられたバルーン型の投光機L1とで構成することができる。このように構成された投光装置S1は、移動台車Aの停止時にハンドル6を地面などの接地面に接地(当接)させて移動台車Aを安定させることができる。また、伸縮支柱Hの伸張時には、ハンドル6が邪魔になることがなく、移動台車Aが安定した状態で、操作員が簡単に伸縮支柱Hの伸張作業を行うことができ、移動台車Aを移動する際には、ハンドル6を操作員の扱いに適した高さに調節して移動させることができる。
【0034】
また、前記実施形態では、ハンドル6をシャーシ1の左側に設けたが、移動台車Aのハンドル6を設ける位置は特に限定するものではなく、例えば、図7に示すように、シャーシ1の固定部材11の溶接位置を変えることで、シャーシ1の中央部に変更することができる。
【0035】
また、ハンドル6の降下する方向は、移動台車Aの後方だけではなく、第1接続部材12の形状を変更することで、例えば、移動台車Aに対して斜め後方でも斜め前方でも、降下させるように構成することができる。
【0036】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、種々の変形が可能である。
【0037】
例えば、本実施の形態では、ハンドル6の水平部6fを一方向に降下させ接地面に当接させるアウトリガとしたが、ハンドル6の代わりに2つのハンドルを備え、このハンドルが2方向に降下して接地面に当接できるように構成してもよい。
【0038】
そこで、このような2方向の接地面に接地できる2つのハンドルを備えた移動台車について図面を用いて詳細に説明する。図8は、第1ハンドル及び第2ハンドルを備えた移動台車を示す構成図である視図である。図9は、さらに他の実施形態の組み付け構造を示す分解斜視図である。図10(a)は、移動台車の第1ハンドルを接地面に降下させた状態を示す側面図であり、図10(b)は、移動台車の第2ハンドルを接地面に降下させた状態を示す後面図である。
【0039】
図8に示すように、移動台車Bは、シャーシ1と、シャーシ1に備えられた後タイヤ2,3と前タイヤ4,5と、移動台車Bの旋回方向を変更するための第1ハンドル20(第1牽引用ハンドル)及び第2ハンドル21(第2牽引用ハンドル)と、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の操作に応じてタイヤ4,5の旋回方向を変更する第1補助部材7及び第2補助部材8と、移動台車Bを停止させるためのブレーキシュー9及びブレーキペダル10を主要部品として構成されている。
なお、シャーシ1、後タイヤ2,3、前タイヤ4,5、第1補助部材7及び第2補助部材8等は、前記した実施形態と同様であり詳細な説明は省略する。
【0040】
第1ハンドル20は、図8に示すように、鋼材等を用いてL字型に成形され、この第1ハンドル20の末端部分(地面側)に円盤状に成型された第1係合部20aが設けられている(図9参照)。この第1係合部20aの中心部に孔部20bが成型され、周縁には中心部から放射線状に複数の細かい係合溝が形成されている。
【0041】
また、第2ハンドル21は、第1ハンドル20と同様に、鋼材等を用いてL字型に成形され、この第2ハンドル21の末端部分(地面側)に円盤状に成型された第2係合部21aが設けられている(図9参照)。この第2係合部21aの中心部に孔部21bが成型され、周縁には中心部から放射線状に複数の細かい係合溝が形成されている。
【0042】
第1接続部材22は、図9に示すように、鋼材等を用いて成型された4つの面と中空部を備えた角型部材である。この第1接続部材22の一側面には、円盤状に成型された第3係合部22aが設けられている。この第3係合部22aには、中心部に孔部22cが成型され、周縁には中心部から放射上に複数の細かい係合溝22eが形成されている。また、第3係合部22aが設けられた面とは異なる他側面に、円盤状に成型された第4係合部22bが設けられている。この第4係合部22bには、中心部に孔部22dが成型され、周縁には中心部から放射上に複数の細かい係合溝22fが形成されている。なお、角型部材の一側面に第3係合部22aが成型され、この第3係合部22aに対して略直交状態になる一側面に第4係合部22bが成型されている。また、第1接続部材22と第2接続部材23と接続させるために、孔部22hを備えている。
【0043】
第2接続部材23は、板状部材23aと、この板状部材23aの一部に立設した円筒部23bとで構成されている。この板状部材23aには、第1補助部材7と接合するための孔部を備え、板状部材23aの孔部と第1補助部材7の孔部を連通させてネジ23g、ワッシャ23h、ナット23iにより固定されている。また、円筒部23bの先端には、第1接続部材22の孔部22c,22d,22hに対応する位置に孔部23e,23d、23fと、前タイヤ4,5が旋回しすぎるのを防止するために、平面視でく字形状のストッパーストッパー23cがシャーシ1の後方側面と対峙する位置に設けられている。
【0044】
ここで、第1ハンドル20、第2ハンドル21、第1接続部材22、固定部材11、第2接続部材23の組付け構造について図9を用いて詳細に説明する。
【0045】
図9に示すように、第2接続部材23の筒状部23bは、シャーシ1に固接された固定部材11の円筒部11aに挿入されており、円筒部11aから突出した筒状部23bの先端が第1接続部材22の中空部に挿入されている。また、第1接続部材22の孔部22c,22d,22hと第2接続部材23の孔部23e,23d、23fを一致させる。そして、ボルト22gを孔部22hから孔部23fに連通させてナット22iで固定する。
【0046】
そして、第1接続部材22の第3係合部22aと第1ハンドル20の第1係合部20aは、レバー操作に応じて第1係合部20aと第3係合部22aの係合状態の押圧力を変化させることができるワンタッチレバー(クイックレリーズ)13を、孔部20b及び孔部22cに貫通させ、軸支された状態で係合されている。なお、ワンタッチレバー13で軸支された第3係合部22aと第1係合部20aの間には、ワンタッチレバー13の解除時、即ち、押圧力をなくした時に、第3係合部22aと第1係合部20aの係合状態をスムーズに解除するために、スプリング等のばね部材Sを設けている。
【0047】
また、第1接続部材22の第4係合部22bと第2ハンドル21の第4係合部21aは、レバー操作に応じて第4係合部22bと第2係合部21aの係合状態の押圧力を変化させることができるワンタッチレバー(クイックレリーズ)13を、孔部21b及び孔部22dに貫通させ、軸支された状態で係合されている。なお、ワンタッチレバー13で軸支された第4係合部22bと第4係合部21aの間には、前記と同様にばね部材Sを設けている。
【0048】
なお、ワンタッチレバー13の操作方法は、前記実施形態で示した操作方法(図4参照)と同じであり詳細な説明は省略する。
【0049】
このように構成された移動台車Bは、旋回操作及び牽引操作用の第1ハンドル20及び第2ハンドル21として利用することができる。停車時には、図10(a),(b)に示すように、前記操作方法でワンタッチレバー13を操作し、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の先端の水平部を降下させて2方向の接地面に当節させてアウトリガとして利用することができる。なお、第1接続部材22の第3係合部22aと第4係合部22bが略直交状態で形成されているので、第1ハンドル20と第2ハンドル21は、略直交する向きで接地面に降下させることができる。
【0050】
また、再度、移動台車Bを移動させる場合には、ワンタッチレバー13を操作して、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の先端部の水平部を上昇させて、第1ハンドル20及び第2ハンドル21が垂直となる状態に戻すことで移動させることができる。この結果、第1ハンドル20及び第2ハンドル21を旋回操作及び牽引操作だけではなく、略直交状態で降下させて2方向に当接させることができるアウトリガとして兼用することができる。
【0051】
この結果、移動台車Bは、第1ハンドル20及び第2ハンドル21を旋回操作及び牽引操作だけではなく、アウトリガとして兼用することができる。また、第1ハンドル20と第2ハンドル21を略直交(交差)する方向で接地面に当接させることができるので、移動台車Bをさらに安定した状態で維持することができる。また、移動台車Bの停車時には、第1ハンドル20と第2ハンドル21を接地面に接地させるアウトリガとして利用するため、例えば、移動台車Bの上面に備えられた投光機の伸縮支柱の昇降作業や、投光機の照射方向を調整するための旋回操作等を行うときに、第1ハンドル20及び第2ハンドル21が干渉することなく、操作員が簡単に作業を遂行することができる。
【0052】
また、前記実施形態では、第1ハンドル20及び第2ハンドル21をシャーシ1の左側に設けたが、移動台車Bの第1ハンドル20及び第2ハンドル21を設ける位置は特に限定するものではなく、シャーシ1の固定部材11の溶接位置を変えることで、シャーシ1の任意の位置に変更することができる。
【0053】
また、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の長さを伸縮自在に形成して、操作員が移動台車Bを牽引しやすい位置に調整できる構成にしても同様の効果を得ることができる。なお、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の長さを長くすることで、移動台車Bの安定度を向上させることができる。特に、第2ハンドル21の長さを長くすることで、移動台車Bの横方向の安定度を高めることができる。
【0054】
また、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の降下する方向は、移動台車Bの後方や横方向だけではなく、第1接続部材22の形状を変更することで自由に降下方向を変更することができる。例えば、移動台車Bに対して左右の斜め後方に降下させるように構成することができる。また、移動台車Bの仕様用途に応じて第1接続部材22の第3係合部22aと第4係合部22bの形成位置を調整して形成することで、第1ハンドル20及び第2ハンドル21の降下する方向を、変更することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の移動台車によれば、移動台車の移動時に利用する牽引用ハンドルを、床面や地面等の接地面に対して昇降動作可能に構成することで、牽引用ハンドルとしての機能だけではなく、アウトリガとして兼用することができ、アウトリガを新たに設ける必要がなくなり、移動台車を構成する部品点数を減らすことができる。また、移動台車の停車時は、牽引用ハンドルを接地面に接地させてアウトリガとするため、例えば、移動台車に設けた伸縮支柱等を操作する際に牽引用ハンドルが邪魔になることがなく、操作性を向上させることができる。
【0056】
また、牽引用ハンドルと移動台車を軸支する箇所に係合部材を備えることで、係合部の係合状態を調整するだけで、簡単に牽引用ハンドルを接地面に対して昇降動作を簡単にさせることができ、アウトリガとして兼用することができる。
【0057】
また、移動台車を牽引するために第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルを接地面に対して昇降動作可能にすると共に、第2牽引用ハンドルを第1牽引用ハンドルに対して交差する方向に昇降動作可能となるように構成にし、アウトリガとして利用することで、接地面に対して2方向に接地させることができ移動台車を安定した状態で維持することができる。
【0058】
また、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの一端を移動台車と軸支する箇所に第1係合部材及び第2係合部材を備えることで、係合部材の係合状態を調整することで、第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルを簡単に昇降動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の移動台車の構成を示す平面図である。
【図2】移動台車に牽引用ハンドルを取り付けた状態を示す後面図である。
【図3】移動台車と牽引用ハンドルの組付け構造を示す分解斜視図である。
【図4】(a)は、ワンタッチレバーを締め付けた状態を示す側面図である。
(b)は、ワンタッチレバーを開放した状態を示す側面図である。
【図5】牽引用ハンドルを接地面に対して昇降動作を示す側面図である。
【図6】移動台車にバルーン型の投光機を積載した状態を示す側面図である。
【図7】他の実施形態の移動台車の構成を示す構成図である。
【図8】第1ハンドル及び第2ハンドルを備えた移動台車を示す構成図である。
【図9】さらに、他の実施形態の組付け構造を示す分解斜視図である。
【図10】(a)には、移動台車の第1ハンドルの接地面に対して昇降動作を示す側面図である。
(b)には、移動台車の第2ハンドルの接地面に対して昇降動作を示す後面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ シャーシ
2,3・・・ 後タイヤ
4,5 ・・・ 前タイヤ
6 ・・・ ハンドル(牽引用ハンドル)
6a ・・・ 末端部
6b ・・・ 第1係合部
6c ・・・ 孔部
6e ・・・ 係合溝
6f ・・・ 水平部
7 ・・・ 第1補助部材
8 ・・・ 第2補助部材
8a,8b ・・・ 連絡片
9 ・・・ ブレーキシュー
10 ・・・ ブレーキペダル
11 ・・・ 固定部材
11a ・・・ 円筒部
12 ・・・ 第1接続部材
12a ・・・ 第2係合部
12b〜12d ・・・ 孔部
12e ・・・ ボルト
12f ・・・ ナット
13 ・・・ ワンタッチレバー(クイックレリーズ)
13a ・・・ レバー部
13b ・・・ 棒部材
13c ・・・ ネジ部
13d ・・・ ワッシャ
13e ・・・ ナット
14 ・・・ 第2接続部材
14a ・・・ 板状部材
14b ・・・ 円筒部
14c ・・・ ストッパー
14d〜14e ・・・ 孔部
14g ・・・ ネジ
14h ・・・ ワッシャ
14i ・・・ ナット
20 ・・・ 第1ハンドル
20a ・・・ 第1係合部
20b ・・・ 孔部
21 ・・・ 第2ハンドル
21a ・・・ 第2係合部
21b ・・・ 孔部
22 ・・・ 第1接続部材
22a ・・・ 第3係合部
22b ・・・ 第4係合部
22c,22d ・・・ 孔部
22e,22f ・・・ 係合溝
22g ・・・ ボルト
22h ・・・ 孔部
22i ・・・ ナット
23 ・・・ 第2接続部材
23a ・・・ 板状部材
23b ・・・ 円筒部
23c ・・・ ストッパー
23d〜23f ・・・ 孔部
23g ・・・ ネジ
23h ・・・ ワッシャ
23i ・・・ ナット
A,B ・・・ 移動台車
H ・・・ 伸縮支柱
L1 ・・・ 投光機
S ・・・ ばね部材

Claims (3)

  1. 水平ハンドル部と縦ハンドル部とを有する牽引用ハンドルを備えた移動台車において、前記牽引用ハンドルの下端が隣接して配置された縦ハンドル接続部材を介して前記移動台車に固定された固定部材に軸支された該移動台車のタイヤの旋回方向を変更する旋回操作接続部材に連結され、前記牽引用ハンドルの前記水平ハンドル部を接地面に対して接地可能に昇降動作するように取り付けられた前記牽引用ハンドルをアウトリガと兼用した移動台車であって、
    前記縦ハンドル部の下端と前記縦ハンドル接続部材の上端とは、それぞれに設けられた円盤状係合部と該円盤状係合部の係合状態を前記円盤状係合部間に設けたバネ部材の反発力を利用して解除できるように該係合状態の押圧力を調整する梃子機能を有するワンタッチレバーとを介して互に前記円盤状係合部を中心として回動可能に連結され、
    前記円盤状係合部は、前記縦ハンドル部の下端と前記縦ハンドル接続部材の上端とが互に隣り合って対向する面にそれぞれ対向配置して設けられ、これら円盤状係合部同士の係合面の係合状態を前記ワンタッチレバーにより係合解除させた状態で前記円盤状係合部を中心とした回動によって前記昇降動作可能となるように構成されてなり、
    前記旋回操作接続部材は、前記固定部材の円筒部に挿入されて軸支されていることを特徴とする移動台車。
  2. 前記縦ハンドル接続部材は、4つの面と中空部を備えた角型部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動台車。
  3. 前記牽引用ハンドルは、L字型に形成された第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの両水平ハンドル部を略直線状に組み合わせてなり、
    前記第1牽引用ハンドル及び第2牽引用ハンドルの縦ハンドル部の各々の下端は、前記縦ハンドル接続部材の角型部材の互に隣り合う面に連結されており、
    前記第2牽引用ハンドルの縦ハンドル部の下端を前記第1牽引用ハンドルの縦ハンドル部に対して交差する方向において接地面に対して昇降動作可能となるように取り付けると共に、前記第1牽引用ハンドル及び前記第2牽引用ハンドルをアウトリガと兼用したことを特徴とする請求項2に記載の移動台車。
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