JP4421245B2 - 乳幼児用シート - Google Patents

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Description

この発明は、生後0ないし9か月程度で、特に、自ら立ち上がることができない乳幼児を、シート体の上に斜めに寝かせた状態で安全に保持できる乳幼児用シートと、この乳幼児用シート等に着脱されるロッキングユニットに関するものである。
従来のシートタイプで、揺りかご状に揺動することが可能な乳幼児用シートとしては、特開2003−116680に代表されるように、設置面である床面などに、湾曲面を当接させて揺れるようにしたロッキング機構を備える乳幼児用の揺りかごとして使用される乳幼児用シートが知られている。
また、本出願人が先に提案したものとして、特開2003−102597は、パイプフレームで形成した骨組みにシート本体を配置して、骨組みが変形するようにして、所謂バウンスさせるような乳幼児用シートも知られている。
特開2003−116680 特開2003−102597
ところが、従来の乳幼児用シートでは、上記したバウンスによる揺れの機能かロッキングによる揺れの機能のいずれかの機能を備えたものか、少なくともいずれかの機能を優先させたものがほとんどである。
すなわち、乳幼児にあっては、低月齢期(月齢0ないし3,4か月程度)のころは、未だ激しい動きを行うことがほとんどないので、動力部を有さない構造のものでは、親などがシートを揺すってやる必要があり、ロッキング機構を備えたシートが必要とされる。
これに対して、高月齢期(ここでは、3,4か月程度以降)では、次第に身体が発達し、身体を自分で揺すったり、玩具を手に持って振ったりして、それまでより比較的激しく動くことができるようになると、バウンス機能により、自分の身体の動きに反応してシートが揺動することが好ましい。
しかしながら、一般に、バウンス機構で揺れを生じる機構と、ロッキング機構で揺れを生じる機構は異なるもので、一方の動きは他方を動きを妨げてしまう場合がある。
例えば、布などのシート体をフレーム構造で支持した構造の乳幼児用シート(特許文献2参照)では、少なくともフレームの一部の変形によりバウンスを生じるようにしており、このような構造を採用しつつロッキング機構を具備させようとすると、取付け部を介してロッキング機構を取付けた場合には、変形しないため、所定の剛性を有するロッキング部材によって、バウンス機構の変形が阻害されてしまう等の障害を生じることになる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、バウンスを生じるためのフレームなどの変形を妨げることなく、ロッキング機能を発揮できるようにした乳幼児用シートと、ロッキングユニットを提供することを目的としている。
上記目的は、請求項1の発明によれば、設置面から所定角度で斜めに傾斜して配置され、平行な部分を有する背もたれフレームと、前記背もたれフレームの平行部分に配置されるシート体と、前記背もたれフレームの前記平行部に対して、一体または別体にそれぞれ結合されるとともに、前記設置面に沿って、後方にそれぞれ延長された水平ロッドを備える脚部フレームと、前記水平ロッドから前記背もたれフレームの前記傾斜に適合させるように立ち上がる箇所、もしくはその近傍で、前記背もたれフレームを弾性的に支持することにより設けたバウンス部と、前記脚部フレームに対して、取付け部を介して取付けられ、前記設置面と当接する当接面が少なくとも前後方向に関して湾曲しているロッキング手段とを備えており、前記取付け部が、前記前後方向に沿って、前記バウンス部の揺動を受ける前記脚部フレームと前記ロッキング手段との相対位置を変化させるように、前記ロッキング手段に固定されているとともに、前記脚部フレームの前端付近及び後端付近でそれぞれ摺動可能に構成された摺動体を含んでいる乳幼児用シートにより、達成される。
請求項1の構成によれば、乳幼児用シートの設置面に対して、前記水平ロッドが平行に位置しており、そこから斜めの方向に位置する背もたれフレームに続く箇所近傍において、バウンス部により、この背もたれフレームが弾性的に支持されていることで、背もたれフレームに配置されるシート本体に寝た状態の乳幼児は、その姿勢で弾性的に保持されることになる。ここで、乳幼児が身体を動かすとバウンス部の機能およびフレーム各部が変形するので、上下方向への複雑な揺動を主要素とするバウンス機能を発揮できる。そして、この場合、フレームの一部である脚部フレームに取付け部を介してロッキング手段が取付けられている。この取付け部は脚部フレームとロッキング手段との相対位置を変化させるように、前後方向に摺動することができるようにされている。このため、前記バウンスの際のフレームの変形は、取付け部の前後方向の摺動により、変形できないロッキング手段の剛性による影響を受けて変形を妨げられることが防がれるので、バウンス機能を損なうことなく、ロッキング手段の構造を維持できる。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、前記ロッキング手段が、着脱機能を有した前記取付け部を備えていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、使用者である乳幼児の成長に応じて、あるいは使用条件に応じて、ロッキング手段を取り外すことができる。このため、乳幼児が成長して、バウンス機構だけでも揺れを発現させることができる大きな動きができるようになった場合には、ロッキング手段を外して使用することができるだけでなく、持ち運びや流通に便利であり、保管の場所をとらない等の利点がある。
請求項3の発明は、請求項2の構成において、前記取付け部が、前記脚部フレームに取付けられる摺動体と、前記ロッキング手段側に固定され、前記摺動体を受容して保持する受容部を備えたベース体とを有しており、前記受容部には、前記摺動体を受容した状態で、摺動体との間に所定のクリアランスが形成されていることを特徴とする。
請求項3の構成によれば、取付け部を脚部フレームに取付ける摺動体と、ロッキング手段側に取付けるベース体とに分けて、ベース体の受容部に摺動体を収容することで、着脱できるようにしている。しかも前記受容部には、前記摺動体を受容した状態で、摺動体との間に所定のクリアランスを設けるようにすることで、ロッキング手段を取付けた状態における前記取付け部の、脚部フレームに対する摺動機能を適切に確保することができる。
しかも、摺動体はフレームに対して、固定的に取付けられていないことにより、例えば、フレームの特定の箇所に孔等を形成して、そこに固定的に取付けた場合等と比較して、決まった箇所に常に負荷を与える構造を回避することができ、疲労による損傷などを適切に防止することができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成において、前記脚部フレームが、前後方向に延びる一対の非平行の前記水平ロッドを有しており、この一対の水平ロッドの間隔が、前方で大きく、後方で小さくなるようにされており、かつ前記ロッキング手段が、前後方向に延びる前記湾曲面をそれぞれ備えた一対のベース板を有していて、これらベース板が前記一対の水平ロッドにそれぞれ固定もしくは取付けられることにより、これら一対のベース板どうしの間隔が前方で大きく、後方で小さくなるようにされていることを特徴とする。
請求項4の構成によれば、脚部フレームはその前方に向かって広げられた形態とされて、前後方向に湾曲面を備えたベース板を有するロッキング手段が水平ロッドに取付けられることで、脚部フレームの前方が安定的に構成されることとなる。そのため、大きな動きができるようになった乳幼児が、ロッキング手段によって前後方向に対して揺らした場合でも、前方や斜め前方に乳幼児シートが倒れることがなく、安全に使用することができる。
しかも、乳幼児シートの前後方向に対して、ベース板が前方側がより広がるよう斜めに配置されることになり、乳幼児シートが前方に揺れた場合には、各ベース板の設置面への当接面の内側に比較的重さがかかり、乳幼児シートが後方に揺れた場合には、各ベース板の設置面への当接面の外側に比較的重さがかかることとなる。そのため、ロッキングした際に、ベース板の接地面の重量が加わる位置が揺れに従って変動することとなり、心地良い揺れを発生させることができる。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、前記ロッキング手段の前記一対のベース板には、少なくともそれぞれの前部および/または後部に、前記取付け部の前記ベース体が固定されるようになっており、これら一対のベース板のそれぞれの前部および/またはに固定された前記ベース体どうしを着脱可能な連結バーにより連結する構成としたことを特徴とする。
請求項5の構成によれば、各ベース体を連結バーで連結することで、ねじれ方向に対する剛性を高め、乳幼児用シートを構成するフレーム構造のねじれ変形を防止することができる。
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る乳幼児用シート(以下、「シート」と言う)20の全体を示す概略斜視図であり、図2はそのフレーム構造を示す概略斜視図である。
図1において、シート20は、フレーム体21に装着されることにより所定の形状に支持された、例えば布製のシート体40を備えており、シート体40の上面には、乳幼児の下半身(図示せず)の、特に、股から腰にかけての箇所を保持するのに適合した保持部80が設けられている。
保持部80は、股部81を備えて、股部81の両側には、乳幼児の両足を挿通するための貫通孔82,82が形成されており、股部81の上端は、左右方向に延長されて、後述する手段によりシート体40の両側面付近にそれぞれ接続されていて、これにより、保持部80は、全体として、パンツの一部のような形態にされていることにより、乳幼児の下半身を保持して、シート20から落ちることを防ぐようになっている。
シート20には、シート体40の上部を覆うようにして、フレームで支持された蓋い、ないしは幌60や、着脱式のフレームに支持された玩具70が取付け可能となっている。
図2は、図1のシート20のシート体40や幌60を外したフレーム体21の概略分解斜視図であり、シート20が自立するように組み立てる状態を示している。
図において、フレーム体21は、並列的に、それぞれ斜めに配置され、フレームの接続手段となる一対のコネクタ22,22と、設置面から所定角度で斜めに上方に傾斜して延びて、コネクタ22,22に支持されている傾斜ロッド25,25及び、各傾斜ロッド25,25の先端から後方に延長される水平ロッド26,26を備える一対の脚部フレーム27,27を備えている。
さらに、各コネクタ22,22から、前方に向かって斜め下方に突出する基端部28a,28aを有しており、これら基端部28a,28aと、基端部28a,28aに対して、軸回りに回動可能に取付けられるループ状に閉じられた先端部28cとにより、足受けフレーム30が構成されている。
そして、足受けフレーム30の各基端部28a,28aは、各コネクタ22,22を貫通して上方にそれぞれ延びて、各コネクタ22,22から露出した部分28b,28bを備えることにより、中間ロッド28,28を構成している。
各中間ロッド28,28の各コネクタ22,22から上方に露出した上端部分28b,28bには、2つの下端32,32が略平行に配置され、上端がループ状とされた背もたれフレーム31の各下端32,32に中間ロッド28,28の上端部分28b,28bが挿入されることで、取付けられるようになっている。
また、背もたれフレーム31に対しては、図示しない略U字状の細い幌用フレームが固定されるようになっている。
各脚部フレーム27,27の傾斜ロッド25,25は、図示されているように、前方へ向かって接地面に近づく方向である下向きの傾斜を備えており、かつ好ましくは、各コネクタ22,22から下方へ延出された箇所は、矢印C,Cに示すように、さらに外側に拡がるような広がりを備えている。この傾斜ロッド25,25の傾斜は、背もたれフレーム31の平行な部分、すなわち、背もたれフレーム31のループ上部分33を除く一対の平行なフレーム部分32a,32aの傾斜と一致している。
これに対して、足受けフレーム30の各基端部28a,28aは、先端(下端)付近が、上向きに傾斜して水平に近い状態とされている。つまり、図において、中間ロッド28及び背もたれフレーム31の有する傾斜や脚部フレーム27,27の有する前方への傾斜と比べて、接地面から離れる方向である上を向く傾斜を有しており、これにより、足受けフレーム30の先端部28cは、上方にややせりあがって、乳幼児の足が水平に近い状態に位置することになり、身体を保持しやすいようになっている。
各脚部フレーム27,27の有する水平ロッド26,26は、その端部が後方に位置するように延びており、これらの各先端には、連結用のコーナー部材34,35が固定されている。各コーナー部材34,35の間には、連結ロッド36が一端部を着脱可能にして、その両端部分を固定されるようになっている。そして、水平ロッド26,26どうしの間隔は、前端側で大きく、後端側で小さくなるようにされている。
脚部フレーム27の一部である水平ロッド26,26は、後述するロッキング手段であるロッキングユニットが取付けられるものであり、ロッキングユニットを取付けないで使用される場合には、シート20が設置もしくは置かれる床等の設置面と当接し、床等と平行に延びる部分である。
ここで、例えば、脚部フレーム27や各基端部28は、一定の強度と、変形に必要な弾性および剛性を得るために、例えば、直径8mm程度の中実なステンレスや軟鉄による丸棒状の部材で形成されている。また、背もたれフレーム31や足受けフレーム30は、軽量化や各基端部28との接合性を考慮して、例えば、中空なステンレスや軟鉄によるパイプで形成されている。
また、脚部フレームの傾斜ロッド25,25や背もたれフレーム31により形成されるシート20の傾斜角度は、10度から45度程度であることが好ましく、本実施形態では、40度とされており、乳幼児が寝かされた時の疲労が少ない。
さらに、脚部フレーム27の水平ロッド26,26と傾斜フレーム25,25は、上述したように、中実なステンレスや軟鉄による丸棒状の部材で形成され、ある程度の弾性を備えている。この実施形態では、特に、水平ロッド26,26と傾斜フレーム25,25との間に、図示するようなR状の曲折個所を設けて、バウンス部41,41としている。バウンス部41,41は、設置面に平行な水平ロッド26,26から所定の傾斜角で延びる傾斜ロッド25,25およびコネクタ22,22を介して、背もたれフレーム31の平行部32a,32aを弾性的に支持している。
このような傾斜角度と脚部フレーム27の弾性および剛性により、乳幼児が身体を動かした際に、傾斜角度が変化することで、上下方向に揺動することにより、所謂バウンス(バウンシング)機能を発揮し、あたかも大人に抱き上げられた時の動きや感覚を使用者である乳幼児に与えることができる。また、このようなバウンシングは、バウンス部41,41の働きだけではなく、バウンス部41,41の変形もしくは撓みに対応して、それに接続された各フレームの変形により可能となる。言い換えれば、このようなバウンス部41,41を設けるだけでは、理想的なバウンシングによる揺動は生成できない。このバウンス部41,41と一体もしくは別体に接続される各フレームが変形できる必要がある。この点については、後でさらに詳しく説明する。
コネクタ22は、図2で示すように、並列的に配置されて、左右に一対設けられ、同じ構造である。コネクタ22は、フレームの接続支持手段であり、例えば、合成樹脂等で成形された筒状の成形体である。
コネクタ22は、その中を中間ロッド28が貫通するとともに、傾斜ロッド25の上端部が収容されており、これらの位置が、長さ方向に中心軸の周りで回動変位することで、シート20に折り畳み機能を付与するものである。シート20は、必ずしも折り畳み機能を備えなくてもよい。このため、この折り畳み機能は、本発明に関して本質的事項ではないので、詳しい説明を省略する。
次に、ロッキング手段について説明する。ロッキング手段は、この実施形態では、例えば、図示するようなロッキングユニット50により実現される。
このロッキングユニット50は、シート20の脚部フレーム27の水平ロッド26,26に対して、取付け部である取付け部材52により取付け、取り外しがされるようになっている。すなわち、ロッキングユニット50を水平ロッドなどの脚部フレーム側に取付ける手段としは、この実施形態のように、独立した部品として、後述する取付け部材52として構成されていても、あるいは、ロッキングユニット側もしくは脚部フレーム側のいずれかに対して一体になった取付け部として構成されていてもよい。
図3は、ロッキングユニット50を上方から見た概略平面図、図4は、ロッキングユニット50の概略側面図である。
ロッキングユニット50は、ロッキング板である一対のベース板51,51を有しており、各ベース板51,51は、それぞれ取付け部材52,52を介して図2で説明した左右の水平ロッド26,26とそれぞれ着脱されるようになっている。ベース板51,51は互いに同じ形状であり、紙面の左右の方向に長い長尺の板体で、木材や合成樹脂、金属等により形成されている。
図3に示されているように、一対のベース板51,51は、その前端側の互いの間隔W1が、後端側の互いの間隔W2よりも大きくされて前方への安定性が高められており、ベース板51,51どうしは、前端付近で、後述する連結バー42により、結合されることにより、ねじれ方向の変形を防止するようになっている。なお、連結バー42は後端付近で連結されていてもよいが、前端側の間隔W1が大きくされているため、前端付近で連結されていることが好ましい。
図4に示すように、ベース板51は、接地面への当接面となるその下面が前後方向(紙面の左右の方向)に湾曲した湾曲面53とされている。湾曲面53の曲率は、ロッキングによる揺動の上下の振幅に適合させて、適宜定めることができる。ベース板51の前後の端部付近には、取付け部材52,52が設けられている。前部の取付け部材52−1と後部の取付け部材52−2は基本的には同一の構造である。
図5は、図2で説明した水平ロッド26に取付け部材52−1,52−2を介して、ロッキングユニット50を取付けた状態を示す概略側面図である。図示されているように、ベース板51の前部と後部には、それぞれベース体55,55が固定されている。これに対して、水平ロッド26には、上記各ベース体55,55と対応する摺動体43,43が取付けられている。このベース体55に摺動体43が着脱されることで、この実施形態の取付け部材52が構成されている。
図6および図7は、ベース体55の詳しい構成を示しており、図6(a)はその概略平面図、図6(b)はその概略側面図、図6(c)はその概略底面図、図7(a)はその概略断面図、図7(b)はその前方から見た概略正面図である。
図において、ベース体55−1は、図4のベース板51の前端側(紙面の右端側)に固定されるもので、後端側(紙面の左端側)に固定されるベース体55−2と略同一の構造である。
ベース体55は、例えば、合成樹脂による成形体で構成され、図4のベース板51の傾斜に適合させた傾斜を有する底板64と、この底板64の上に起立する基部63を備えている。底板64には、ベース板51に固定するためのビス孔などの固定用の手段が設けられており、後端側には、図3で説明した連結バー42の固定手段としての掛止フック66を軸止めするための軸受け65を有している(図7(a)参照)。これに関連して、底板64には、掛止フック66の回動を妨げないように、スリット64aが設けられている。このスリット64aは、基部63の一部にも連設されて、掛止フック66の倒伏により基部63の一部に掛止フック66が入り込むことができるようになっている。なお、後端側に固定されるベース体55−2には、本実施形態においては連結バー42が取付けられないため掛止フック66は設けられないが、後端側にも連結バー42を配置する場合には設けてもよい。
図6において、基部63の上部には、円筒内面に相当する受容部56が設けられており、受容部56は図において左右に貫通するとともに、上端にはスリット56aが形成されている。この受容部56は、後述する摺動体を受容するものであり、摺動体の挿脱を行うために摺動体の外径よりも大きな幅とされたスリット56aが形成されている。この受容部56の内径はJLで示されており、摺動体の当接部における外径よりも僅かに大きな内径を有し、摺動体の着脱を行いやすくされている。また、受容部56の下端付近で、基部63の両側面の外面には、図6に示すように、係合手段としての一対の凸条57,57が形成されており、この凸条57は、図6(b)に示されているように前後方向の端部が、突出した凸部57a,57aとされている。
さらに、基部63には、図6(b)に示されているように、連結バー42の端部が入り込む挿入開口もしくは挿入孔61が形成されている。さらに、この挿入孔61よりも前方(図において右方)には、後述する揺れ止め部材を設けるための軸孔62が形成されている。
図8は、脚部フレームの水平ロッドに取付けられる摺動体43を示しており、図8(a)はその概略平面図、図8(b)はその概略側面図、図8(c)はその概略正面図である。
これらの図において、摺動体43は、例えば、合成樹脂による成形体で構成されており、本体45は、所定の長さを有する筒体である。本体45の下端にはスリット44aが形成されおり、本体45の内側は、スリット44aと連通する筒体内面が水平ロッド26の受容部44とされている。この受容部44の内径ILは、後述する図11で示す水平ロッド26の外径OLよりも僅かに大きく形成され、所定のクリアランスを有するようにされている。このクリアランスは、例えば、0.3mmないし0.7mm程度である。
また、図8(b)、図8(c)に示されているように、本体45のスリット44aと反対の位置には、係合手段としての一対の掛止片47,47が起立しており、各掛止片47,47には掛止孔として、例えば、長さ方向に貫通する貫通孔46,46が形成されている。
図9は、ベース板51にベース体55を固定した前方の状態を示している。取付け部材52の一部を構成するベース体55の基部63には、揺れ止め部材71が回動自在に軸孔62を介して軸部72にて固定されている。揺れ止め部材71は、固定状態において、ベース板51の端部を超える長さを有する枠状の部材である。
図10は、ベース体55の挿入孔61に連結バー42の端部を挿入した状態を示している。ここで、連結バー42は、図14に示すように構成されている。図示されているように、連結バー42は、長尺の棒状の部材であり、前端側の間隔W1が広くなるよう斜めに配置されたベース板51に対応して両端付近がやや曲折され、各先端部には、固定用の凹部が形成されている。この実施形態では、固定用の凹部は、図示されているように、外周を取り巻く固定溝42a,42aとして構成されている。
したがって、図10に示すように、連結バー42の各端部を対応するベース体55の挿入孔61に入れて、掛止フック66を図9の矢印の方向に回動させて、図10に示すように倒伏させると、掛止フック66の掛止段部66aが図14で説明した連結バー42の固定溝42aに入り込んで、図2、図3で説明したように、連結バー42を挿入孔61から抜けないよう確実に固定することができる。
これにより、ロッキングユニット50が図3の状態に組み立てられたこととなり、図11および図12に示すように、取付け部材52を用いて脚部フレームの水平ロッド26にロッキングユニット50を取付ける。
すなわち、この場合、図5に示されているように、水平ロッド26の長さ方向の各端部において、それぞれ取付け部材55−1,55−2により取付けるが、同じ作業であるから、一方の取付けだけを説明する。
図11に示すように、水平ロッド26には、予め図8で説明した摺動体43を取付ける。この場合、図8(c)の摺動体43のスリット44aをやや広げるように変形させて、水平ロッド26を受容部44に挿入する。ここで、重要なのは、既に説明したように、受容部44の内径ILは、水平ロッド26の外径OLよりも僅かに大きく形成され、所定のクリアランスを有するようにされていることである。これにより、図11において、摺動体43は矢印Aで示される、シート20における前後の方向に摺動できるようになっている。
したがって、水平ロッド26に摺動体43を取付けたら、図11に示すように、摺動体43を矢印A方向に移動させて、ベース体55の基部63の位置まで摺動させて、その受容部56(図6(a)参照)に挿入する。図11はこの段階を示しており、次いで、摺動体43を図12に示すように矢印B方向に回動させて、各掛止片47,47の掛止孔46,46を、ベース体55の凸条57の両端部の凸部57a,57aに掛止させる。これにより、摺動体43は、ベース体55と結合されるので、ロッキングユニットは、水平ロッド26に摺動可能に取付けられることになる。
ここで、図5に示されるように、ロッキングユニット50は摺動体43を介して水平ロッド26に取付けられているが、取付け部材52の摺動幅を規制する摺動規制手段を有している。
すなわち、取付け部材52は無制限に移動するのではなく、図3の前方W1側においては、図5において右側への移動は、水平ロッド26が傾斜ロッド25に続くように曲線的に立ち上がる立ち上がり開始位置ST1で止まる。また、取付け部材52の図3の後方W2側においては、図5に示される左方への移動が、コーナー部材34の前側ST2の位置までとされている。このように、符号ST1,ST2で示すような移動に対する構造的なストッパが、摺動規制手段であり、取付け部材52は移動幅SWの範囲でのみ摺動できる。これにより、取付け部材52の無制限な移動が素子され、水平ロッド26から外れてしまうことを有効に防止している。尚、このような摺動規制手段は、水平ロッド26の所定箇所に、ストッパリング等を装着するなどして形成してもよい。
図13は、図9で説明した揺れ止め部材71の使用方法を示している。ロッキングユニットを上述のように取付けた後で、そのロッキング機能を使用しないときには、揺れ止め部材71を矢印Cの方向に回動させることにより、揺れ止め部材71の端部が設置面と当接し、ベース板51の湾曲面53は設置面から離れるので、湾曲面53の接地した部分と、揺れ止め部材71の端部の2点支持になるため、湾曲面53の機能による揺動を停止させることができる。
本実施形態は以上のように構成されており、シート20では、図2で説明したように、設置面に対しては、水平ロッド26が平行に位置しており、そこから斜めの方向に位置する背もたれフレーム31に続く箇所近傍のバウンス部41によって、この背もたれフレーム31が弾性的に支持されていることで、背もたれフレームに配置されるシート本体40に寝た状態の乳幼児(図示せず)は、その姿勢で弾性的に保持されることになる。ここで、乳幼児が身体を動かすとバウンス部41の機能およびフレームの対応する各部が変形するので、上下への不規則な揺動であるバウンス機能を発揮できる。そして、この場合、フレームの一部である水平ロッド26に取付け部材52を介してロッキングユニット50が取付けられている。この取付け部材52の摺動体43は、前後方向に所定距離を摺動することができるようにされている。このため、バウンスの際のフレームの変形は、取付け部材の前後方向の摺動により、ほとんど変形することがないベース板51の剛性の影響を受けることがないので、ロッキングユニット50を取付けたことが、その動きを妨げることなく、バウンス機能を適切に発揮できる。かくして、バウンスを生じるためのフレームなどの変形を妨げることなく、ロッキング機能を発揮できるようにした乳幼児用シート20を得ることができる。
すなわち、シート20のロッキングユニット50の取付け部材52は、脚部フレームに取付けられる摺動体43と、この摺動体43を受容して保持する受容部56を備えたベース体55とを有している。この摺動体43の内側と水平ロッド26との間に所定のクリアランスが形成されているので、ロッキングユニット50を取付けた状態における取付け部材52の摺動機能を適切に確保することができる。
しかも、摺動体43はフレームに対して、固定的に取付けられていないことにより、例えば、フレームの特定の箇所に孔等を形成して、そこに固定的に取付けた場合等と比較して、決まった箇所に常に負荷を与える構造を回避することができ、疲労による損傷などを適切に防止することができる。
また、本実施形態のシート20においては、ロッキングユニット50は、フレーム体21に対して着脱できるので、使用者である乳幼児の成長に応じて、あるいは使用条件に応じて、ロッキング手段を取り外すことができる。このため、発達段階に応じた選択可能な使用を行えるだけでなく、持ち運びや流通に便利であり、保管の場所をとらない等の利点がある。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、フレームの種類と本数は、実施形態の場合よりも多くしたり、減らしたりできるし、より短いフレームに分割できるようにしてもよい。
ロッキングユニット50は、シート体21のような構成に限らず、他の構成のシートに適用することができることは言うまでもない。
また、傾斜ロッド25,25が背もたれフレーム31と一体に形成されて、背もたれフレーム31の傾斜ロッド25,25と水平ロッド26,26とがなす角度を変更できるようにし、しかもその角度変化を停止させた位置で、弾性的に支持するようにすることで、変形により角度が変わるようにしてバウンス部を構成してもよい。
その他にも、水平ロッド26の外径OLと摺動体43の内径IL間のクリアランスによって摺動可能に構成するのではなく、摺動体43を水平ロッド26に摺動不能に固定し、摺動体43とベース体55の摺動幅を規制する摺動規制手段を設け、摺動体43の外径と受容部56の内径JLにクリアランスを設けることで摺動可能に構成してもよい。
上述の実施形態における各構成は、必要により、その一部を省略したり、他の構成と入れ換えて、ことなる構成の組み合わせのもとで実施されてもよい。
本発明による乳幼児用シートの実施形態の概略斜視図。 図1の乳幼児用シートのフレーム体を示す概略分解斜視図。 図1の乳幼児用シートに取付け可能なロッキングユニットの概略平面図。 図3のロッキングユニットの概略側面図。 脚部フレームにロッキングユニットを固定した状態を拡大して示す概略側面図。 取付け部材のベース体を示す図。 取付け部材のベース体を示す図 取付け部材の摺動体を示す図。 ベース板に取付け部材のベース体を固定した状態を示す概略斜視図。 ベース体に連結バーを挿入した状態を示す概略斜視図。 水平ロッドに摺動体を取付け、摺動体をベース体に受容させた状態を示す概略斜視図。 摺動体をベース体に掛止させる様子を示す概略斜視図。 揺れ止め部材を使用する様子を示す概略斜視図。 連結バーの構成を示す概略平面図。
符号の説明
20・・・乳幼児用シート、21・・・フレーム体、22,22・・・コネクタ、25・・・傾斜ロッド、26・・・水平ロッド、27・・・脚部フレーム、30・・・足受けフレーム、31・・・背もたれフレーム、40・・・シート体、41・・・バウンス部、42・・・連結バー、43・・・摺動体、44・・・受容部、47,47・・・掛止片、50・・・ロッキングユニット(ロッキング手段)、51・・・ベース板、52・・・取付け部材、55・・・ベース体、56・・・受容部。

Claims (5)

  1. 設置面から所定角度で斜めに傾斜して配置され、平行な部分を有する背もたれフレームと、
    前記背もたれフレームの平行部分に配置されるシート体と、
    前記背もたれフレームの前記平行部に対して、一体または別体にそれぞれ結合されるとともに、前記設置面に沿って、後方にそれぞれ延長された水平ロッドを備える脚部フレームと、
    前記水平ロッドから前記背もたれフレームの前記傾斜に適合させるように立ち上がる箇所、もしくはその近傍で、前記背もたれフレームを弾性的に支持することにより設けたバウンス部と、
    前記脚部フレームに対して、取付け部を介して取付けられ、前記設置面と当接する当接面が少なくとも前後方向に関して湾曲しているロッキング手段と
    を備えており、
    前記取付け部が、前記前後方向に沿って、前記バウンス部の揺動を受ける前記脚部フレームと前記ロッキング手段との相対位置を変化させるように、前記ロッキング手段に固定されているとともに、前記脚部フレームの前端付近及び後端付近でそれぞれ摺動可能に構成された摺動体を含んでいる
    ことを特徴とする乳幼児用シート。
  2. 前記ロッキング手段が、前記脚部フレームに対して、着脱機能を有した前記取付け部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の乳幼児用シート。
  3. 前記取付け部が、前記脚部フレームに取付けられる摺動体と、前記ロッキング手段側に固定され、前記摺動体を受容して保持する受容部を備えたベース体とを有しており、前記受容部には、前記摺動体を受容した状態で、摺動体との間に所定のクリアランスが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の乳幼児用シート。
  4. 前記脚部フレームが、前後方向に延びる一対の非平行の前記水平ロッドを有しており、この一対の水平ロッドの間隔が、前方で大きく、後方で小さくなるようにされており、かつ前記ロッキング手段が、前後方向に延びる前記湾曲面をそれぞれ備えた一対のベース板を有していて、これらベース板が前記一対の水平ロッドにそれぞれ固定もしくは取付けられることにより、これら一対のベース板どうしの間隔が前方で大きく、後方で小さくなるようにされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の乳幼児用シート。
  5. 前記ロッキング手段の前記一対のベース板には、少なくともそれぞれの前部および/または後部に、前記取付け部の前記ベース体が固定されるようになっており、これら一対のベース板のそれぞれの前部および/または後部に固定された前記ベース体どうしを着脱可能な連結バーにより連結する構成としたことを特徴とする請求項4に記載の乳幼児用シート。
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